JP7060641B2 - 端子付き電線の製造装置及び端子付き電線の製造方法 - Google Patents

端子付き電線の製造装置及び端子付き電線の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、端子付き電線の製造装置及び端子付き電線の製造方法に関する。
端部に端子が接続された端子付き電線の製造装置として、選択された品番の端子を切断位置にて切断して供給する端子供給部と、切断された端子を所定の圧着位置まで移動する端子移送部と、選択された品番の端子の圧着形状に対応する圧着型により、圧着位置に位置する端子と電線の端部とを挟み込んで圧着接続する圧着部と、を備えるものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2014-220214号公報 特開2014-220215号公報
ところで、端部に端子が接続された端子付き電線は、コネクタを構成するハウジングを端子に組付けて用いられることがある。この端子へのハウジングの組付け作業は煩雑であり多大な手間を要する。特に、例えばイーサネット(登録商標)で使用されるシールド電線のように、多芯であったりハウジングとともにインピーダンス整合をとるための整合部品が組付けられる高周波電線では、組付け作業がより煩雑となる。このため、端子へのパーツの組付け作業を自動化し、作業者の負担を軽減させることが望まれている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パーツの組付け作業を自動化して作業者への負担を軽減させることが可能な端子付き電線の製造装置及び端子付き電線の製造方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る端子付き電線の製造装置及び端子付き電線の製造方法は、下記(1)~(6)を特徴としている。
(1) シースの端部から引き出された複数の芯線に端子が装着された電線に対して、前記端子が収容されるハウジング及び前記芯線を覆う整合部品を装着する端子付き電線の製造装置であって、
前記ハウジングを一つずつ整列させて送り出すハウジング用のパーツフィーダと、
前記整合部品を一つずつ整列させて送り出す整合部品用のパーツフィーダと、
前記パーツフィーダから送り出される前記ハウジング及び前記整合部品をそれぞれ受け取るパーツ受取部と、
前記パーツ受取部の前記ハウジング及び前記整合部品を把持機構部で把持してパーツ組付部へ移送し、前記パーツ組付部に前記ハウジング及び前記整合部品を整列させて配設するパーツ移送機構と、
前記電線の端部を前記パーツ組付部へ送り込む電線送り込み機構と、
前記パーツ組付部に送り込まれた前記電線の端部における前記芯線部分に前記整合部品を装着させるとともに、前記端子を前記ハウジングに形成された端子収容室へ挿し込ませて前記ハウジングを装着させるパーツ組付機構と、
を備える、
ことを特徴とする端子付き電線の製造装置。
(2) 前記把持機構部は、前記ハウジングまたは前記整合部品を一対のアームで挟んで把持する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の端子付き電線の製造装置。
(3) 前記把持機構部は、前記ハウジングまたは前記整合部品を吸着して把持する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の端子付き電線の製造装置。
(4) 前記パーツ受取部は、前記ハウジングまたは前記整合部品を保持した状態で回動し、前記ハウジングまたは前記整合部品を反転させる反転機能を有するパーツ受取機構を備える、
ことを特徴とする上記(1)~(3)のいずれかに記載の端子付き電線の製造装置。
(5) 前記整合部品は、互いに組み付けられる一対の分割体により構成され、
前記パーツ組付機構は、前記電線の前記芯線部分を挟んで前記分割体を組付けることにより、前記芯線部分に前記整合部品を装着させる、
ことを特徴とする上記(1)~(4)のいずれかに記載の端子付き電線の製造装置。
(6) シースの端部から引き出された複数の芯線に端子が装着された電線に対して、前記端子が収容されるハウジング及び前記芯線を覆う整合部品を装着する端子付き電線の製造方法であって、
前記ハウジング及び前記整合部品をパーツ受取部へ一つずつ整列させて送り出し、
前記パーツ受取部の前記ハウジング及び前記整合部品を把持してパーツ組付部へ移送し、前記パーツ組付部に前記ハウジング及び前記整合部品を整列させて配設し、
前記電線の端部を前記パーツ組付部へ送り込み、前記パーツ組付部に整列させて配設した前記整合部品を前記芯線部分に装着させるとともに、前記端子を前記ハウジングに形成された端子収容室へ挿し込んで前記ハウジングを装着させる、
ことを特徴とする端子付き電線の製造方法。
上記(1)の構成の端子付電線の製造装置によれば、パーツフィーダによってパーツ受取部へ一つずつ整列されて送り出されたハウジング及び整合部品がパーツ移送機構によってパーツ組付部へ移送されて整列されて配設される。その後、電線送り込み機構によって送り込まれる電線に対して、パーツ組付機構が芯線部分に整合部品を装着させるとともに、端子をハウジングの端子収容室へ挿し込ませる。これにより、電線の端部にハウジング及び整合部品が装着された端子付き電線を得ることができる。
このように、端子が装着された複数の芯線を有する電線に対して、整合部品及びハウジングを装着する煩雑で多大な手間を要するパーツ組付け作業を自動化することにより、作業者への負担を軽減させることができる。
上記(2)の構成の端子付電線の製造装置によれば、一対のアームでハウジングまたは整合部品を挟んで把持する把持機構部を備えたパーツ移送機構によって、ハウジングまたは整合部品をパーツ受取部からパーツ組付部へ円滑に移送させることができる。
上記(3)の構成の端子付電線の製造装置によれば、ハウジングまたは整合部品を吸着して把持する把持機構部を備えたパーツ移送機構によって、ハウジングまたは整合部品をパーツ受取部からパーツ組付部へ円滑に移送させることができる。
上記(4)の構成の端子付電線の製造装置によれば、パーツ受取機構によってパーツ受取部のハウジングまたは整合部品を反転させることができる。これにより、パーツフィーダから逆向きで送り出されたハウジングまたは整合部品の向きを反転させて揃えることができる。
上記(5)の構成の端子付電線の製造装置によれば、パーツ組付機構が電線の芯線部分を挟んで分割体を組付けることにより、芯線部分に整合部品を円滑に装着させることができる。
上記(6)の構成の端子付電線の製造方法によれば、ハウジング及び整合部品をパーツ受取部へ一つずつ整列させて送り出し、パーツ受取部のハウジング及び整合部品を把持してパーツ組付部へ移送し、パーツ組付部にハウジング及び整合部品を整列させて配設する。その後、電線の端部をパーツ組付部へ送り込み、パーツ組付部に整列させて配設した整合部品を芯線部分に装着させるとともに、端子をハウジングに形成された端子収容室へ挿し込んでハウジングを装着させる。これにより、端子が装着された複数の芯線を有する電線に対して、整合部品及びハウジングを円滑に装着することができる。
本発明によれば、パーツの組付け作業を自動化して作業者への負担を軽減させることが可能な端子付き電線の製造装置及び端子付き電線の製造方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、製造する端子付き電線を示す図であって、図1(a)は端部における斜視図、図1(b)は端部における分解斜視図である。 図2は、本実施形態に係る端子付き電線の製造装置のパーツフィーダの斜視図である。 図3は、パーツ受取部の斜視図である。 図4は、パーツ受取機構の斜視図である。 図5は、パーツ受取機構の一部を断面視したパーツ押上げ機構の側面図である。 図6は、パーツ移送機構に設けられた把持機構部の斜視図である。 図7は、把持機構部によるパーツの受渡動作を示す図であって、図7(a)及び図7(b)は、それぞれ断面図である。 図8は、パーツ組付機構の斜視図である。 図9は、パーツ組付機構におけるパーツ配置工程を示す図であって、図9(a)及び図9(b)は、それぞれパーツ組付部における斜視図である。 図10は、パーツ組付機構における電線配置工程を示す図であって、図10(a)及び図10(b)は、それぞれパーツ組付部における斜視図である。 図11は、パーツ組付機構におけるパーツ組付工程を示す図であって、図11(a)及び図11(b)は、それぞれパーツ組付部における斜視図である。 図12は、製造する端子付き電線の他の例を示す分解斜視図である。 図13は、変形例に係るパーツ組付機構の斜視図である。 図14は、変形例に係るパーツ組付機構におけるパーツ配置工程を示す図であって、図14(a)及び図14(b)は、それぞれパーツ組付部における斜視図である。 図15は、パーツ組付機構におけるパーツ組付工程を示す図であって、図15(a)及び図15(b)は、それぞれパーツ組付部における斜視図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
まず、製造する端子付き電線について説明する。
図1は、製造する端子付き電線を示す図であって、図1(a)は端部における斜視図、図1(b)は端部における分解斜視図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、製造する端子付き電線1は、電線2と、ハウジング3と、整合部品4とを有しており、電線2には、先端側からハウジング3及び整合部品4が順に装着されている。端子付き電線1は、例えば車載用のイーサネット(登録商標)で使用される。
電線2は、例えば、高周波電線であり、2本の芯線5を有している。これらの芯線5は、導電性金属材料からなる導体を絶縁性樹脂材料からなる外被で覆った絶縁電線である。これらの芯線5は、束ねられてシース6によって覆われて1本の電線2となっている。
電線2は、端部において、シース6から芯線5が露出されている。これらの芯線5は、その端部において、導体が露出されており、この導体が露出された芯線5の端部に端子7が装着されている。端子7は、銅または銅合金等の導電性金属材料から形成されており、芯線5に加締められて圧着固定されている。
ハウジング3は、絶縁性樹脂材料から成形されたもので、芯線5に装着された端子7が後端側から挿し込まれて収容される端子収容室8を有している。ハウジング3は、相手側ハウジング(図示略)に接合されるもので、このハウジング3を相手側ハウジングに接合させることで、端子収容室8に収容された端子7が相手側ハウジングに設けられた相手側端子(図示略)に接続される。このハウジング3には、その後端における表裏に、係合溝9が形成されている。
整合部品4は、一対の整合部品分割体(分割体)10A,10Bから構成されたもので、これらの整合部品分割体10A,10Bを互いに組み付けることで整合部品4となる。整合部品分割体10A,10Bには、その組付け側に溝部11が形成されており、この溝部11に芯線5が配設される。この整合部品4は、電線2におけるシース6から露出された芯線5に装着される。この整合部品4は、電線2の芯線5に装着され、これらの芯線5のインピーダンス整合をとる部品である。この整合部品4には、先端側に一対の係合突起(不図示)が形成されており、これらの係合突起は、ハウジング3に形成された係合溝9に係合される。
次に、上記の端子付き電線1を製造する製造装置について説明する。
図2は、本実施形態に係る端子付き電線の製造装置のパーツフィーダの斜視図である。
図2に示すように、製造装置100は、3つのパーツフィーダ21A,21B,21Cを有している。この製造装置100は、電線2の端部に、ハウジング3及び一対の整合部品分割体10A,10Bからなる整合部品4を組付けて端子付き電線1とする。パーツフィーダ21Aには、複数のハウジング3が収容される。また、パーツフィーダ21Bには、複数の整合部品分割体10Aが収容され、パーツフィーダ21Cには、複数の整合部品分割体10Bが収容される。それぞれのパーツフィーダ21A,21B,21Cには、それぞれ搬送レール22が設けられている。これらの搬送レール22は、同一方向へ向かって水平に配置されている。各パーツフィーダ21A,21B,21Cは、内部に収容されたハウジング3、整合部品分割体10A,10Bを一つずつ整列させて搬送レール22へ送り込む。これにより、ハウジング3、整合部品分割体10A,10Bは、搬送レール22の下流側へ搬送される。これらの搬送レール22の下流端には、それぞれの部品を受け取るパーツ受取部23が設けられている。
次に、パーツ受取部23について説明する。なお、各パーツ受取部23は、略同一構成であるので、ハウジング3のパーツ受取部23を例示して説明する。
図3は、パーツ受取部の斜視図である。図4は、パーツ受取機構の斜視図である。
図3及び図4に示すように、パーツ受取部23は、パーツ受取機構31を有している。このパーツ受取機構31は、アクチュエータ32と、受取板33と、一対のスライド板34とを有している。
アクチュエータ32は、その端面に、回動部35を有している。この回動部35は、水平軸線を中心に回動する。また、アクチュエータ32は、回動部35に、一対のスライド部36を有している。これらのスライド部36は、回動部35の軸線を挟んで対向位置に設けられ、それぞれ進退可能となっている。
受取板33は、アクチュエータ32の回動部35の中心に固定されており、スライド板34は、それぞれアクチュエータ32のスライド部36に固定されている。スライド板34は、受取板33の両面に重ね合わされており、スライド部36が進退されることで、受取板33に沿ってスライドされる。
受取板33は、その先端近傍に、ハウジング3が収容される収容窓部41を有しており、この収容窓部41は、スライドするスライド板34によって開閉される。また、スライド板34には、収容窓部41に収容されるハウジング3の外形よりも小さい貫通孔42が形成されている。この貫通孔42は、スライド板34が収容窓部41を閉鎖した状態で、収容窓部41と連通する。
パーツ受取機構31の受取板33は、その収容窓部41が搬送レール22の下流端に配置される。このとき、パーツ受取機構31は、受取板33に対して、下方側のスライド板34が突出され、上方側のスライド板34が引き込まれる。これにより、搬送レール22を搬送されるハウジング3は、搬送レール22の下流端から受取板33の収容窓部41へ上方から収容されて下方側のスライド板34で支持される。
また、パーツ受取機構31は、パーツ反転機能を有している。例えば、搬送レール22からパーツ受取部23へ送り込まれるハウジング3が正規の向きと逆に送り込まれる場合がある。この場合、パーツ受取機構31は、収容窓部41に逆向きのハウジング3が収容されると、上方側のスライド板34が突出され、収容窓部41の上部が閉じられる。続いて、アクチュエータ32の回動部35が180°回動し、回動によって下方から上方に配置されたスライド板34が引き込まれる。これにより、収容窓部41に逆向きで収容されたハウジング3が正規の向きに直される。
図5は、パーツ受取機構の一部を断面視したパーツ押上げ機構の側面図である。
図5に示すように、パーツ受取部23には、パーツ受取機構31の下方に、パーツ押上げ機構51を有している。パーツ押上げ機構51は、上方へ突出する押上げピン52を有しており、この押上ピン52は、上下に昇降される。この押上ピン52は、その断面形状が、パーツ受取機構31のスライド板34に形成された貫通孔42よりも小さい外形とされており、上昇されることで、上方に配置されたスライド板34の貫通孔42へ挿通される。この押上ピン52には、その上端に係合凸部53が形成されている。ハウジング3には、その外面に、係合凹部54が形成されており、押上ピン52は、係合凸部53がハウジング3に形成された係合凹部54に係合可能となっている。これにより、押上ピン52が上昇すると、この押上ピン52の上端がスライド板34の貫通孔42に挿し込まれ、収容窓部41に収容されたハウジング3に当接し、係合凸部53がハウジング3の係合凹部54に係合する。また、この押上ピン52には、その中心に吸引孔(図示略)が形成されており、上端に係合したハウジング3が吸引孔で吸引されて吸着される。そして、収容窓部41に収容されたハウジング3は、上昇する押上ピン52によって押し上げられ、パーツ受取機構31の受取板33の上方の受渡位置に配置される。
このように、パーツ受取部23では、パーツ受取機構31によって搬送レール22から送り込まれるハウジング3が受け取られ、さらに、パーツ押上げ機構51によって受渡位置に配置される。なお、ハウジング3以外の部品である整合部品分割体10A,10Bについても、同様に、搬送レール22からパーツ受取機構31に送り込まれて受け取られ、さらに、パーツ押上げ機構51によって受渡位置に配置される。また、整合部品分割体10A,10Bの外面にも係合凹部54が形成されており、パーツ押上げ機構51の押上げピン52に形成された係合凸部53が整合部品分割体10A,10Bの係合凹部54に係合する。
図6は、パーツ移送機構に設けられた把持機構部の斜視図である。
図6に示すように、製造装置100は、パーツ移送機構61を備えている。パーツ移送機構61は、二つの把持機構部62,63を備えている。このパーツ移送機構61の把持機構部62,63は、パーツ受取部23と、後述するパーツ組付部72との間で移動される。それぞれの把持機構部62,63は、互いに近接及び離間する一対のアーム64を有している。一方の把持機構部62は、ハウジング用であり、アーム64でハウジング3を挟んで把持可能となっている。また、他方の把持機構部63は、整合部品用であり、アーム64で下側の整合部品分割体10Aを挟んで把持可能となっている。一方のハウジング用の把持機構部62のアーム64のアーム長は、他方の整合部品用の把持機構部63のアーム64のアーム長より長くなっている。
一方のハウジング用の把持機構部62は、パーツ受取部23でハウジング3をアーム64によって把持してパーツ組付部72へ移送する。他方の整合部品用の把持機構部63は、パーツ受取部23で下側の整合部品分割体10Aをアーム64によって把持してパーツ組付部72へ移送する。
ここで、パーツ移送機構61の把持機構部62,63によるパーツ受取部23でのパーツの受渡動作について説明する。
図7は、把持機構部によるパーツの受渡動作を示す図であって、図7(a)及び図7(b)は、それぞれ断面図である。
図7(a)に示すように、パーツ受取部23においてハウジング3を受け取る際に、把持機構部62は、アーム64がパーツ受取機構31の受取板33における収容窓部41の上部の受渡位置に配置される。受取板33の上部に配置された各アーム64は、それぞれハウジング3を収容している収容窓部41の縁部に沿って配置される。この状態で、図7(b)に示すように、パーツ押上げ機構51の押上げピン52が上昇し、収容窓部41内のハウジング3が押上げピン52によって受渡位置に押し上げられる。すると、把持機構部62のアーム64が互いに近接する方向へ移動し、これらのアーム64によってハウジング3が挟まれて把持される。これにより、パーツ受取部23において、ハウジング3がパーツ移送機構61の把持機構部62に受け渡される。
同様に、整合部品用の把持機構部63も、受渡位置に押し上げられる下側の整合部品分割体10Aをアーム64で挟んで把持する。これにより、パーツ受取部23において、下側の整合部品分割体10Aがパーツ移送機構61の把持機構部63に受け渡される。
パーツ移送機構61の把持機構部62,63は、それぞれハウジング3及び整合部品分割体10Aを把持した状態でパーツ組付部72へ移動する。これにより、ハウジング3及び整合部品分割体10Aがパーツ受取部23からパーツ組付部72へ移送される。
図8は、パーツ組付機構の斜視図である。
図8に示すように、製造装置100は、パーツ組付機構71を備えており、このパーツ組付機構71にパーツ組付部72が設けられている。
パーツ組付部72は、その上部に、ハウジング載置部73及び整合部品載置部74を有している。ハウジング載置部73及び整合部品載置部74は、パーツ組付機構71の前後方向に沿って一列に配列されている。ハウジング載置部73には、ハウジング3が載置可能とされ、整合部品載置部74には、下側の整合部品分割体10Aが載置可能となっている。ハウジング載置部73は、整合部品載置部74との配列方向に延在されており、このハウジング載置部73に載置されるハウジング3は、整合部品載置部74から離れた離間位置と整合部品載置部74に近接した近接位置との間でスライド可能とされる。これらのハウジング載置部73及び整合部品載置部74には、吸引パイプ75が接続されている。ハウジング載置部73及び整合部品載置部74に載置されたハウジング3及び下側の整合部品分割体10Aは、吸引パイプ75で吸引され、それぞれハウジング載置部73及び整合部品載置部74に保持される。
また、パーツ組付部72は、スライドブロック77を有している。このスライドブロック77は、ハウジング載置部73における整合部品載置部74と反対側に配置されており、整合部品載置部74へ向かってスライドする。このスライドブロック77は、整合部品載置部74へ向かってスライドすることにより、ハウジング載置部73における離間位置に載置されたハウジング3を整合部品載置部74側の近接位置へ押し込む。
パーツ組付機構71には、パーツ組付部72の上方に、パーツ押えブロック81が昇降可能に設けられている。このパーツ押えブロック81は、パーツ押え部82を有している。このパーツ押え部82には、吸引パイプ83が接続されている。このパーツ押え部82は、パーツ受取部23において、上側の整合部品分割体10Bを吸引パイプ83で吸引して吸着する。このように、このパーツ押えブロック81のパーツ押え部82は、整合部品分割体10Bを把持する把持機構部となっている。また、このパーツ押え部82は、パーツ押えブロック81が下降することにより、吸着した上側の整合部品分割体10Bを、パーツ組付部72の整合部品載置部74に載置された下側の整合部品分割体10Aに押し付ける。これにより、パーツ組付部72の整合部品載置部74において、下側の整合部品分割体10Aと上側の整合部品分割体10Bとが組付けられて整合部品4とされる。
次に、パーツ組付機構71によって、電線2の端部にハウジング3及び一対の整合部品分割体10A,10Bからなる整合部品4を組付ける各工程を説明する。
図9は、パーツ組付機構におけるパーツ配置工程を示す図であって、図9(a)及び図9(b)は、それぞれパーツ組付部における斜視図である。図10は、パーツ組付機構における電線配置工程を示す図であって、図10(a)及び図10(b)は、それぞれパーツ組付部における斜視図である。図11は、パーツ組付機構におけるパーツ組付工程を示す図であって、図11(a)及び図11(b)は、それぞれパーツ組付部における斜視図である。
(パーツ配置工程)
パーツ移送機構61の把持機構部62が、パーツ受取部23においてハウジング3をアーム64で把持して受け取り、このハウジング3をパーツ組付機構71のパーツ組付部72へ移送させる。そして、図9(a)に示すように、把持機構部62がパーツ組付部72のハウジング載置部73における整合部品載置部74から離れた離間位置にハウジング3を載置させる。
パーツ移送機構61の把持機構部63が、パーツ受取部23において下側の整合部品分割体10Aをアーム64で把持して受け取り、この整合部品分割体10Aをパーツ組付部72へ移送させる。そして、図9(b)に示すように、把持機構部63がパーツ組付機構71のパーツ組付部72の整合部品載置部74に整合部品分割体10Aを載置させる。また、パーツ組付機構71のパーツ押え部82が、パーツ受取部23において、上側の整合部品分割体10Bを吸引して吸着する。
上記のパーツ配置工程において、把持機構部62のアーム64のアーム長が、把持機構部63のアーム64のアーム長よりも長いので、ハウジング3を整合部品載置部74よりも奥に設けられたハウジング載置部73の離間位置へ無理なく載置させることができる。
(電線配置工程)
図10(a)に示すように、パーツ組付機構71にハウジング3及び整合部品分割体10A,10Bが配置されると、図10(b)に示すように、パーツ組付機構71のパーツ組付部72の手前に設けられた電線送り込み機構91が電線2をパーツ組付部72へ向かって送り込む。
電線送り込み機構91は、電線2の端部近傍を把持する一対の開閉可能な把持爪92を有している。電線送り込み機構91は、把持爪92を閉じることにより、電線2を挟んで把持する。把持爪92は、パーツ組付部72に対して近接及び離間する方向へ移動可能となっている。
この電線送り込み機構91は、電線2を把持した把持爪92をパーツ組付部72へ向かって移動させる。これにより、把持爪92に把持された電線2は、その端部で露出された芯線5及び芯線5に装着された端子7がパーツ組付部72に配置される。具体的には、各芯線5が下側の整合部品分割体10Aの溝部11に配置され、各端子7の先端がハウジング3の端子収容室8の後端位置に配置される。
(パーツ組付工程)
図11(a)に示すように、パーツ組付機構71のパーツ押えブロック81が下降する。これにより、パーツ押え部82に吸着されている上側の整合部品分割体10Bがパーツ組付部72の整合部品載置部74に載置されて芯線5が溝部11に配置された下側の整合部品分割体10Aに押し付けられる。これにより、下側の整合部品分割体10Aと上側の整合部品分割体10Bとが組付けられて整合部品4とされ、電線2の芯線5に整合部品4が装着される。
図11(b)に示すように、パーツ組付機構71のスライドブロック77が整合部品載置部74へ向かってスライドする。これにより、ハウジング載置部73における離間位置に載置されたハウジング3が整合部品載置部74側の近接位置へ押し込まれる。すると、ハウジング3の端子収容室8へ端子7が挿し込まれて収容される。また、ハウジング3の係合溝9に整合部品4の係合突起が係合し、ハウジング3と整合部品4とが組付けられる。
これにより、電線2の端部にハウジング3及び整合部品4が先端側から順に装着された端子付き電線1とされる。その後、パーツ押えブロック81が上昇するとともに、電線送り込み機構91の把持爪92がパーツ組付部72から離間して開き、端子付き電線1が取り出される。
以上、説明したように、本実施形態に係る端子付き電線1の製造装置100によれば、電線送り込み機構91によって送り込まれる電線2に対して、パーツ組付機構71が芯線5部分に整合部品4を装着させるとともに、端子7をハウジング3の端子収容室8へ挿し込ませる。これにより、電線2の端部にハウジング3及び整合部品4が装着された端子付き電線1を得ることができる。
このように、端子7が装着された複数の芯線5を有する電線2に対して、整合部品4及びハウジング3を装着する煩雑で多大な手間を要するパーツ組付け作業を自動化することにより、作業者への負担を軽減させることができる。
また、一対のアーム64でハウジング3または整合部品分割体10Aを挟んで把持する把持機構部62,63を備えたパーツ移送機構61によって、ハウジング3または整合部品分割体10Aをパーツ受取部23からパーツ組付部72へ円滑に移送させることができる。整合部品分割体10Bを吸着して把持するパーツ押え部82によって整合部品分割体10Bをパーツ受取部23からパーツ組付部72へ円滑に移送させることができる。
しかも、パーツ受取機構31によってパーツ受取部23のハウジング3または整合部品分割体10A,10Bを反転させることができる。これにより、パーツフィーダ21A,21B,21Cから逆向きで送り出されたハウジング3または整合部品分割体10A,10Bの向きを反転させて揃えることができる。
次に、変形例について説明する。なお、上記実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図12は、製造する端子付き電線の他の例を示す分解斜視図である。図13は、変形例に係るパーツ組付機構の斜視図である。
図12に示すように、変形例では、一体型の整合部品4を電線2に装着した端子付き電線1Aを製造する。
図13に示すように、この端子付き電線1Aを製造するために電線2にハウジング3及び整合部品4を組付けるパーツ組付機構71は、吸引パイプ83が接続されていないパーツ押え部82を有するパーツ押えブロック81を備えている。
次に、このパーツ組付機構71を用いて電線2にハウジング3及び整合部品4を組付ける場合について説明する。
図14は、変形例に係るパーツ組付機構におけるパーツ配置工程を示す図であって、図14(a)及び図14(b)は、それぞれパーツ組付部における斜視図である。図15は、パーツ組付機構におけるパーツ組付工程を示す図であって、図15(a)及び図15(b)は、それぞれパーツ組付部における斜視図である。
図14(a)に示すように、パーツ移送機構61は、把持機構部62がハウジング3を把持してパーツ組付機構71のパーツ組付部72へ移送させ、パーツ組付部72のハウジング載置部73における整合部品載置部74から離れた離間位置にハウジング3を載置させる。
次に、図14(b)に示すように、パーツ移送機構61は、把持機構部63が一体型の整合部品4を把持してパーツ組付機構71のパーツ組付部72へ移送させ、パーツ組付部72の整合部品載置部74に整合部品4を載置させる。パーツ組付機構71では、整合部品載置部74に整合部品4が載置されると、パーツ押えブロック81が下降し、パーツ押え部82によって整合部品4が保持される。
次に、図15(a)に示すように、電線送り込み機構91が、電線2を把持した把持爪92をパーツ組付部72へ向かって移動させる。これにより、把持爪92に把持された電線2は、端子7が整合部品4に通され、その先端がハウジング3の端子収容室8の後端位置に配置される。これにより、整合部品4に芯線5が挿通され、芯線5の部分に整合部品4が装着された状態となる。
その後、図15(b)に示すように、パーツ組付機構71のスライドブロック77が整合部品載置部74へ向かってスライドし、ハウジング載置部73における離間位置に載置されたハウジング3が整合部品載置部74側の近接位置へ押し込まれる。これにより、ハウジング3の端子収容室8へ端子7が挿し込まれて収容され、ハウジング3の係合溝9に整合部品4の係合突起が係合し、ハウジング3と整合部品4とが組付けられる。
これにより、電線2の端部にハウジング3及び一体型の整合部品4が先端側から順に装着された端子付き電線1Aとされる。その後、パーツ押えブロック81が上昇するとともに、電線送り込み機構91の把持爪92がパーツ組付部72から離間して開き、端子付き電線1Aが取り出される。
この変形例の場合も、電線送り込み機構91によって送り込まれる電線2に対して、パーツ組付機構71が芯線5部分に整合部品4を装着させるとともに、端子7をハウジング3の端子収容室8へ挿し込ませる。これにより、電線2の端部にハウジング3及び整合部品4が装着された端子付き電線1Aを得ることができる。
このように、端子7が装着された複数の芯線5を有する電線2に対して、整合部品4及びハウジング3を装着する煩雑で多大な手間を要するパーツ組付け作業を自動化することにより、作業者への負担を軽減させることができる。
なお、変形例では、電線2の芯線5に一体型の整合部品4及びハウジング3の2つの部品を装着するので、2つのパーツフィーダ21を備えた構成となる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、2本の芯線5を束ねた2芯の電線2を有する端子付き電線1,1Aを製造する場合を例示したが、芯線5の本数は2本に限らず、例えば、4本の芯線5を束ねた4芯の電線2を備えたものでもよい。この場合、例えば、ハウジング3の端子収容室8及び整合部品4の溝部11が上下2段になるものの、端子付き電線の製造装置の構成及び動作は、上記実施形態と同様に実現できる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る端子付き電線の製造装置及び端子付き電線の製造方法の特徴をそれぞれ以下[1]~[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] シース(6)の端部から引き出された複数の芯線(5)に端子(7)が装着された電線(2)に対して、前記端子(7)が収容されるハウジング(3)及び前記芯線(5)を覆う整合部品(4)を装着する端子付き電線(1,1A)の製造装置(100)であって、
前記ハウジング(3)を一つずつ整列させて送り出すハウジング用のパーツフィーダ(21A)と、
前記整合部品(4,整合部品分割体10A,10B)を一つずつ整列させて送り出す整合部品用のパーツフィーダ(21B,21C)と、
前記パーツフィーダ(21A,21B,21C)から送り出される前記ハウジング(3)及び前記整合部品(4,整合部品分割体10A,10B)をそれぞれ受け取るパーツ受取部(23)と、
前記パーツ受取部(23)の前記ハウジング(3)及び前記整合部品(4,整合部品分割体10A,10B)を把持機構部(62,63,パーツ押え部82)で把持してパーツ組付部(72)へ移送し、前記パーツ組付部(72)に前記ハウジング(3)及び前記整合部品(4,整合部品分割体10A)を整列させて配設するパーツ移送機構(61)と、
前記電線(2)の端部を前記パーツ組付部(72)へ送り込む電線送り込み機構(91)と、
前記パーツ組付部(72)に送り込まれた前記電線(2)の端部における前記芯線(5)部分に前記整合部品(4,整合部品分割体10A,10B)を装着させるとともに、前記端子(7)を前記ハウジング(3)に形成された端子収容室(8)へ挿し込ませて前記ハウジング(3)を装着させるパーツ組付機構(71)と、
を備える、
ことを特徴とする端子付き電線の製造装置。
[2] 前記把持機構部(62,63)は、前記ハウジング(3)または前記整合部品(4,整合部品分割体10A)を一対のアーム(64)で挟んで把持する、
ことを特徴とする上記[1]に記載の端子付き電線の製造装置。
[3] 前記把持機構部(パーツ押え部82)は、前記ハウジング(3)または前記整合部品(整合部品分割体10B)を吸着して把持する、
ことを特徴とする上記[1]に記載の端子付き電線の製造装置。
[4] 前記パーツ受取部(23)は、前記ハウジング(3)または前記整合部品(4,整合部品分割体10A,10B)を保持した状態で回動し、前記ハウジング(3)または前記整合部品(4,整合部品分割体10A,10B)を反転させる反転機能を有するパーツ受取機構(31)を備える、
ことを特徴とする上記[1]~[3]のいずれかに記載の端子付き電線の製造装置。
[5] 前記整合部品(4)は、互いに組み付けられる一対の分割体(整合部品分割体10A,10B)により構成され、
前記パーツ組付機構(71)は、前記電線(2)の前記芯線(5)部分を挟んで前記分割体(整合部品分割体10A,10B)を組付けることにより、前記芯線(5)部分に前記整合部品(4)を装着させる、
ことを特徴とする上記[1]~[4]のいずれかに記載の端子付き電線の製造装置。
[6] シース(6)の端部から引き出された複数の芯線(5)に端子(7)が装着された電線(2)に対して、前記端子(7)が収容されるハウジング(3)及び前記芯線(5)を覆う整合部品(4)を装着する端子付き電線(1,1A)の製造方法であって、
前記ハウジング(3)及び前記整合部品(4,整合部品分割体10A,10B)をパーツ受取部(23)へ一つずつ整列させて送り出し、
前記パーツ受取部(23)の前記ハウジング(3)及び前記整合部品(4,整合部品分割体10A,10B)を把持してパーツ組付部(72)へ移送し、前記パーツ組付部(72)に前記ハウジング(3)及び前記整合部品(4,整合部品分割体10A)を整列させて配設し、
前記電線(2)の端部を前記パーツ組付部(72)へ送り込み、前記パーツ組付部(72)に整列させて配設した前記整合部品(4,整合部品分割体10A,10B)を前記芯線(5)部分に装着させるとともに、前記端子(7)を前記ハウジング(3)に形成された端子収容室(8)へ挿し込んで前記ハウジング(3)を装着させる、
ことを特徴とする端子付き電線の製造方法。
1,1A 端子付き電線
2 電線
3 ハウジング
4 整合部品
5 芯線
6 シース
7 端子
8 端子収容室
10A,10B 整合部品分割体(分割体)
21A,21B,21C パーツフィーダ
23 パーツ受取部
31 パーツ受取機構
61 パーツ移送機構
62,63 把持機構部
64 アーム
71 パーツ組付機構
72 パーツ組付部
82 パーツ押え部(把持機構部)
91 電線送り込み機構
100 製造装置

Claims (6)

  1. シースの端部から引き出された複数の芯線に端子が装着された電線に対して、前記端子が収容されるハウジング及び前記芯線を覆う整合部品を装着する端子付き電線の製造装置であって、
    前記ハウジングを一つずつ整列させて送り出すハウジング用のパーツフィーダと、
    前記整合部品を一つずつ整列させて送り出す整合部品用のパーツフィーダと、
    前記パーツフィーダから送り出される前記ハウジング及び前記整合部品をそれぞれ受け取るパーツ受取部と、
    前記パーツ受取部の前記ハウジング及び前記整合部品を把持機構部で把持してパーツ組付部へ移送し、前記パーツ組付部に前記ハウジング及び前記整合部品を整列させて配設するパーツ移送機構と、
    前記電線の端部を前記パーツ組付部へ送り込む電線送り込み機構と、
    前記パーツ組付部に送り込まれた前記電線の端部における前記芯線部分に前記整合部品を装着させるとともに、前記端子を前記ハウジングに形成された端子収容室へ挿し込ませて前記ハウジングを装着させるパーツ組付機構と、
    を備える、
    ことを特徴とする端子付き電線の製造装置。
  2. 前記把持機構部は、前記ハウジングまたは前記整合部品を一対のアームで挟んで把持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子付き電線の製造装置。
  3. 前記把持機構部は、前記ハウジングまたは前記整合部品を吸着して把持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子付き電線の製造装置。
  4. 前記パーツ受取部は、前記ハウジングまたは前記整合部品を保持した状態で回動し、前記ハウジングまたは前記整合部品を反転させる反転機能を有するパーツ受取機構を備える、
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の端子付き電線の製造装置。
  5. 前記整合部品は、互いに組み付けられる一対の分割体により構成され、
    前記パーツ組付機構は、前記電線の前記芯線部分を挟んで前記分割体を組付けることにより、前記芯線部分に前記整合部品を装着させる、
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の端子付き電線の製造装置。
  6. シースの端部から引き出された複数の芯線に端子が装着された電線に対して、前記端子が収容されるハウジング及び前記芯線を覆う整合部品を装着する端子付き電線の製造方法であって、
    前記ハウジング及び前記整合部品をパーツ受取部へ一つずつ整列させて送り出し、
    前記パーツ受取部の前記ハウジング及び前記整合部品を把持してパーツ組付部へ移送し、前記パーツ組付部に前記ハウジング及び前記整合部品を整列させて配設し、
    前記電線の端部を前記パーツ組付部へ送り込み、前記パーツ組付部に整列させて配設した前記整合部品を前記芯線部分に装着させるとともに、前記端子を前記ハウジングに形成された端子収容室へ挿し込んで前記ハウジングを装着させる、
    ことを特徴とする端子付き電線の製造方法。
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