JP6069025B2 - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6069025B2
JP6069025B2 JP2013033735A JP2013033735A JP6069025B2 JP 6069025 B2 JP6069025 B2 JP 6069025B2 JP 2013033735 A JP2013033735 A JP 2013033735A JP 2013033735 A JP2013033735 A JP 2013033735A JP 6069025 B2 JP6069025 B2 JP 6069025B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
core wire
fitted
waterproof connector
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013033735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014164890A (ja
Inventor
佳美 松井
佳美 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2013033735A priority Critical patent/JP6069025B2/ja
Priority to US14/185,441 priority patent/US20140242852A1/en
Priority to CN201410060207.8A priority patent/CN104009322A/zh
Publication of JP2014164890A publication Critical patent/JP2014164890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6069025B2 publication Critical patent/JP6069025B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/521Sealing between contact members and housing, e.g. sealing insert
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/10Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation
    • H01R4/18Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
    • H01R4/183Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section
    • H01R4/184Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section comprising a U-shaped wire-receiving portion
    • H01R4/185Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section comprising a U-shaped wire-receiving portion combined with a U-shaped insulation-receiving portion

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

本発明は、防水コネクタに関する。
図12は下記特許文献1に記載の防水コネクタの断面図である。この防水コネクタは、コネクタハウジング110と、該コネクタハウジング110内に装着された電線190付きの雌端子金具130と、該雌端子金具130の電線190との連結部133に装着される樹脂製の止め部170と、電線190の外周に被嵌されるゴム栓180と、止め部170とゴム栓180との間に充填される封止材160とを備えた構成である。止め部170は、連結部133の周囲に樹脂材をモールド被覆して構成されている。
特開2012−59624号公報
ところが、特許文献1のコネクタは、止め部170を形成するのに必要なインサート成形装置、及びコネクタハウジング内に封止材を充填する封止材充填装置が必要であり、製造工程が煩雑になるという問題があった。また、製造工程が煩雑になるので防水コネクタの生産性が低いという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、防水構造の形成が容易で、生産性を高めることができる防水コネクタを提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1) 筒状の本体部と、前記本体部の後方に配置され電線の芯線に圧着される芯線圧着部と、前記芯線圧着部の後方に配置され前記電線の絶縁被覆に圧着される絶縁被覆圧着部と、を備えた端子金具と、
前記端子金具を収容する端子収容部を有するコネクタハウジングと、
前記電線の前記絶縁被覆に被嵌され、前記端子収容部に圧入されるゴム栓と、
を備えた防水コネクタであって、
前記芯線圧着部に被嵌される樹脂製又はゴム製のキャップを更に備え
前記キャップは、後方側及び下側に開放すると共に、前記芯線圧着部に被嵌される凹部と、前記凹部の前方であって前記芯線圧着部の前端及び前記芯線の先端より前方に位置して前記キャップの前方側を閉じる壁部と、を備え、
前記キャップの上面は、前方に向かって下降する第1傾斜面に形成され、
前記コネクタハウジングの前記端子収容部における前記キャップの上面に対向する面は、前方に向かって下降すると共に前記第1傾斜面に対面接触する第2傾斜面に形成されたことを特徴とする防水コネクタ。
(2) 前記キャップは、水膨張性ゴム材で形成されたことを特徴とする上記(1)に記載の防水コネクタ。
(3) 前記キャップは、前記コネクタハウジングに形成されたスタビライザ用通路を挿通する脚部を有することを特徴とする上記(1)に記載の防水コネクタ。
上記(1)の構成によれば、端子金具の芯線圧着部に被嵌されるキャップを備えたことにより、端子金具はコネクタハウジング内でキャップにより覆われるので、コネクタハウジングの先端開口部から水が浸入しても、浸入した水はキャップにより確実にせき止められる。従って、確実な防水効果が得られる。そして、端子金具の芯線圧着部は確実に防水されるので、芯線圧着部における電食を確実に防止することができる。しかも、芯線圧着部に被嵌されるキャップという簡単な部品を追加するだけでよいので、防水構造の形成が容易であり、防水コネクタの生産性を高めることができる。
上記(2)の構成によれば、キャップが水膨張性ゴム材で形成されるので、コネクタハウジング内に浸入した水がキャップに接すると、キャップは水を含んで膨張する。これによりコネクタハウジング内面及び端子との圧接力が高まり、防水性が向上する。また、キャップを高精度で形成せずに小さめに形成しても、キャップは浸入した水を含んで膨張してコネクタハウジング内面及び端子と確実に圧接するので、確実な防水性が得られる。
上記(3)の構成によれば、キャップが、コネクタハウジングのスタビライザ用通路を挿通する脚部を有するので、従来のコネクタハウジングの構成を利用してキャップをコネクタハウジング内に安定して確実に挿入して装着することができる。
本発明による防水コネクタによれば、芯線圧着部における確実な防水構造を簡単な構成で実現でき、しかも防水コネクタの生産性を向上させることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1(a)は本発明に係る防水コネクタの一実施形態の縦断面図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、図1(c)は図1(a)のB−B断面図である。 図2(a)は端子金具にゴム栓とキャップを装着した状態の側面図、図2(b)は図2(a)のC−C断面図、D−D断面図、E−E断面図であり、図2(b)の上段は端子がある状態の断面図、図2(b)の下段は端子がない状態の断面図である。 図3はキャップの斜視図である。 図4はゴム栓の斜視図である。 図5は端子金具にゴム栓とキャップを装着した状態の斜視図である。 図6は本発明に係る防水コネクタの第2実施形態の縦断面図である。 図7は第2実施形態のキャップの斜視図である。 図8は第2実施形態のゴム栓の斜視図である。 図9は本発明に係る防水コネクタの第3実施形態の縦断面図である。 図10は第3実施形態のキャップの斜視図である。 図11は第3実施形態のゴム栓の斜視図である。 図12は従来の防水コネクタの断面図である。
以下、本発明に係る防水コネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において、端子金具の先端側を前方側とし、端子金具の電線接続側を後方側とする。
図1(a)は本発明に係る防水コネクタの一実施形態の縦断面図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、図1(c)は図1(a)のB−B断面図、図2(a)は端子金具にゴム栓とキャップを装着した状態の側面図、図2(b)は図2(a)のC−C断面図、D−D断面図、E−E断面図であり、図2(b)の上段は端子がある状態の断面図、図2(b)の下段は端子がない状態の断面図、図3はキャップの斜視図、図4はゴム栓の斜視図、図5は端子金具にゴム栓とキャップを装着した状態の斜視図である。
[第1実施形態]
防水コネクタ10は、筒状の本体部22と、本体部22の後方に配置され電線30の芯線32に圧着される芯線圧着部24と、芯線圧着部24の後方に配置され電線30の絶縁被覆34に圧着される絶縁被覆圧着部26と、を備えた雌端子金具20と、雌端子金具20を収容する端子収容部12を有するコネクタハウジング14と、電線30の絶縁被覆34に被嵌され、端子収容部12に圧入されるゴム栓40と、芯線圧着部24に被嵌される樹脂製又はゴム製のキャップ50とを備えている。
コネクタハウジング14には端子収容部12が形成され、端子収容部12には、電線30を接続した雌端子金具20が収容されている。雌端子金具20には、芯線圧着部24に被嵌されたキャップ50と、絶縁被覆圧着部26に被嵌されたゴム栓40とが装着されている。
キャップ50及びゴム栓40は、図5に示すように電線30と接続された雌端子金具20に被嵌されて装着され、コネクタハウジング14の端子収容部12に挿入される。
図3に示すように、キャップ50は、後方側及び下側に開放して芯線圧着部24と略同形状の凹部54と、前方側の壁部52とを有する形状である。キャップ50の両側壁55は芯線圧着部24よりも下方に延びて脚部56が形成されている。また、キャップ50の上部の外形は端子収容部12における芯線圧着部24に対向する内周面の形状と略同形状である。
図1に示すように、キャップ50の上面50aは、先端に向かって下降した傾斜面に形成されている。また、コネクタハウジング14の端子収容部12のキャップ50に対向する面も同様な傾斜面12aに形成されている。これにより、雌端子金具20を端子収容部12に挿入するに従って、キャップ50は下方に向かう力を受け、芯線圧着部24と良好に圧接される。
図2に示すように、キャップ50の前方側は壁部52により閉じた構成であり、壁部52の下面が雌端子金具20の底面23に接するようになっている。壁部52には、芯線圧着部24の芯線32が載置されていない部分の両側壁24bが挿通する一対のスリット52aが形成されている。これにより、脚部56は外方に向けて撓み変形することができる。そして、キャップ50は、凹部54内に芯線圧着部24が収まるように芯線圧着部24に上から被嵌される。
図2(b)のE−E断面は、芯線加締め片24aにより芯線32を加締めた部分である。図2(b)のD−D断面は、芯線32を加締めた部分よりも前方側で加締め片24aが存在しない部分である。図2(b)のC−C断面は、芯線32が載置されていない部分である。すなわち、芯線32の先端は、D−D断面とC−C断面との間に位置しており、コネクタ前方側に露呈していない。これにより、コネクタ前方から浸入した水が、雌端子金具20の底面23上を伝って芯線32に達することがない。従って、芯線圧着部24における電食を確実に防止することができる。
図4に示すように、ゴム栓40は、絶縁被覆圧着部26が圧入される穴42を有する。また、図1及び図4に示すように、ゴム栓40の前方側は切欠44により周方向に複数に分割されている。ゴム栓40の両側壁45にもキャップ50と同様の脚部46が形成されている。ゴム栓40の前方側が切欠44により複数に分割されていることにより、分割された部分43が独立に変形可能であり、絶縁被覆圧着部26を確実に保持することができる。
ゴム栓40は、端子収容部12の大きさよりもわずかに大きい外形に形成され、雌端子金具20を端子収容部12に挿入する際に、ゴム栓40は端子収容部12の内周面に圧接される。これにより、コネクタ後端側の防水性が得られる。また、ゴム栓40の後端側は、端子収容部12内に圧入される部分よりも大きな外形を有する段付き形状になっている。段付き形状を形成する後端側の部分47は、端子収容部12よりも外形が大きく、端子収容部12とゴム栓40との境界が外部に露出しないようになっている。これにより、コネクタ後端側の防水性が更に高まっている。
なお、ゴム栓40は、上記のような段付き形状でなくてもよく、ストレートな形状であってもよい。また、ゴム栓40は、端子収容部12の大きさと略同一であってもよい。
防水コネクタ10に雌端子金具20を装着するには、キャップ50及びゴム栓40を装着した雌端子金具20をコネクタハウジング14の後方側から端子収容部12に挿入する。コネクタハウジング14には、雌端子金具20に形成されたスタビライザ27が移動するための溝(図示せず)が形成されている。そして、スタビライザ27を溝内に入れて雌端子金具20を挿入するに従って、キャップ50及びゴム栓40も端子収容部12内に移動する。このとき、キャップ50の脚部56は、スタビライザ27用の溝内を通るようになっているので、キャップ50は安定して移動することができる。そして、キャップ50は端子収容部12の内面上部の傾斜面12aに案内されて下方への力を受けることで、芯線圧着部24に圧接される。また、ゴム栓40は、端子収容部12内に圧入される。雌端子金具20の先端部20aが端子収容部12内の先端受け部12bに当接することで、雌端子金具20の装着が完了する。
キャップ50は、樹脂又はゴムにより成形される。キャップ50を樹脂で成形する場合、コネクタハウジング14と同じ材料を用いることができる。
また、キャップ50をゴムで成形する場合、水膨張性ゴムシール材を用いることができる。水膨張性ゴムシール材としては、王子ゴム化成株式会社製アクアケル(商品名)を用いることができる。
キャップ50を水膨張製ゴムシール材で成形した場合、成形精度が高精度でなく小さめに成形してもよい。その理由は、キャップ50が端子収容部12内に装着されたときに、雌端子金具20との間にわずかな隙間があっても、外部から浸入した水がキャップ50の前方側の壁部52に接触すると、キャップ50が膨張して雌端子金具20との隙間が無くなるからである。
上記第1実施形態によれば、雌端子金具20の芯線圧着部24に被嵌されるキャップ50を備えたことにより、芯線圧着部24への浸水を確実に防止でき、芯線圧着部24における電食を確実に防止することができる。しかも、キャップ50という簡単な部品を追加するだけでよいので、防水コネクタ10の生産性が向上する。
[第2実施形態]
次に、図6〜図8を参照して、本発明に係る防水コネクタの第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態が第1実施形態と異なるのは、防水コネクタ10Aが二重係止構成である点と、キャップ50A及びゴム栓40Aの形状が異なる点である。従って、第1実施形態と同じ構成については同符号を付して説明を省略或いは簡略する。
第2実施形態の防水コネクタ10Aは、すべての雌端子金具20をコネクタハウジング14に装着した後に、二重係止部材16をコネクタハウジング14の二重係止穴17に装着して雌端子金具20の抜脱防止を確実にするものである。
図6に示すように、端子収容部12の上面には、下方に向けて張り出した突部12cが形成されている。一方、図7に示すように、キャップ50Aの上面にはこの突部12cが挿通する溝57が形成されている。雌端子金具20の芯線圧着部24に被嵌されたキャップ50Aを端子収容部12内に挿入する際、キャップ50Aの上面に形成された溝57内を端子収容部12の突部12cが挿通することで、キャップ50Aが良好に案内される。
図8に示すように、ゴム栓40Aには、第1実施形態のような脚部46が形成されていない。
上記第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
[第3実施形態]
次に、図9〜図11を参照して、本発明に係る防水コネクタの第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態が第1実施形態と異なるのは、防水コネクタ10Bが二重係止構成である点と、キャップ50B及びゴム栓40Bの形状が異なる点である。従って、第1実施形態と同じ構成については同符号を付して説明を省略或いは簡略する。
第3実施形態の防水コネクタ10Bも、すべての雌端子金具20をコネクタハウジングに装着した後に、二重係止部材16をコネクタハウジング14の二重係止穴17に装着して雌端子金具20の抜脱防止を確実にするものである。
第3実施形態のキャップ50Bは、第1実施形態及び第2実施形態のキャップ50,50Aよりも脚部56だけが前後方向に長く形成されている。そして、キャップ50Bは、絶縁被覆圧着部26と芯線圧着部24の両方に被嵌される形状に形成されている。
上記第3実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
更に、第3実施形態によれば、キャップ50Bにより芯線圧着部24と絶縁被覆圧着部26との両方を確実に防水することができ、芯線32の電食を確実に防止することができる。
また、図10に示すように、キャップ50Bの一部は階段形状になっている。また、図11に示すようにゴム栓40Bの一部も階段形状になっている。これにより、コネクタハウジング14内に装着されたキャップ50B及びゴム栓40Bの捻れを防止することができ、防水性が低下することがない。
また、図11に示すように、ゴム栓40Bには2つのリブ48が形成されているので、端子収容部12に対する密着性が向上する。
コネクタハウジング14の二重係止穴17の部分に芯線圧着部24が位置しているので、二重係止構造部分から芯線圧着部24に水が浸入するおそれがある。しかし、二重係止部構造部分でも芯線圧着部24はキャップ50Bが被嵌しているので、芯線圧着部24への浸水を確実に防止することができ、芯線圧着部24における電食を確実に防止することができる。
二重係止部材16が備えられるコネクタでは、端子収容部12に水が浸入し易いが、キャップ50A、50Bで効果的に止水できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、端子金具は雄端子金具であってもよい。
ここで、上述した本発明に係る防水コネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 筒状の本体部(22)と、前記本体部(22)の後方に配置され電線(30)の芯線(32)に圧着される芯線圧着部(24)と、前記芯線圧着部(24)の後方に配置され前記電線(30)の絶縁被覆(34)に圧着される絶縁被覆圧着部(26)と、を備えた端子金具(20)と、
前記端子金具(20)を収容する端子収容部(12)を有するコネクタハウジング(14)と、
前記電線(30)の前記絶縁被覆(34)に被嵌され、前記端子収容部(12)に圧入されるゴム栓(40)と、
を備えた防水コネクタ(10)であって、
前記芯線圧着部(24)に被嵌される樹脂製又はゴム製のキャップ(50)を更に備えたことを特徴とする防水コネクタ(10)。
[2] 前記キャップ(50)は、水膨張性ゴム材で形成されたことを特徴とする上記[1]に記載の防水コネクタ(10)。
[3] 前記キャップ(50)は、前記コネクタハウジング(14)に形成されたスタビライザ用通路を挿通する脚部(56)を有することを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の防水コネクタ。
10、10A、10B 防水コネクタ
12 端子収容部
12a 傾斜面
14 コネクタハウジング
16 二重係止部材
17 二重係止穴
20 雌端子金具
22 本体部
24 芯線圧着部
24a 芯線加締め片
24b 側壁
26 絶縁被覆圧着部
27 スタビライザ
30 電線
32 芯線
34 絶縁被覆
40、40A、40B ゴム栓
42 穴
44 切欠
45 側壁
47 後端側の部分
50、50A、50B キャップ
50a 上面
52a スリット
54 凹部
55 側壁
56 脚部

Claims (3)

  1. 筒状の本体部と、前記本体部の後方に配置され電線の芯線に圧着される芯線圧着部と、前記芯線圧着部の後方に配置され前記電線の絶縁被覆に圧着される絶縁被覆圧着部と、を備えた端子金具と、
    前記端子金具を収容する端子収容部を有するコネクタハウジングと、
    前記電線の前記絶縁被覆に被嵌され、前記端子収容部に圧入されるゴム栓と、
    を備えた防水コネクタであって、
    前記芯線圧着部に被嵌される樹脂製又はゴム製のキャップを更に備え
    前記キャップは、後方側及び下側に開放すると共に、前記芯線圧着部に被嵌される凹部と、前記凹部の前方であって前記芯線圧着部の前端及び前記芯線の先端より前方に位置して前記キャップの前方側を閉じる壁部と、を備え、
    前記キャップの上面は、前方に向かって下降する第1傾斜面に形成され、
    前記コネクタハウジングの前記端子収容部における前記キャップの上面に対向する面は、前方に向かって下降すると共に前記第1傾斜面に対面接触する第2傾斜面に形成されたことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記キャップは、水膨張性ゴム材で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記キャップは、前記コネクタハウジングに形成されたスタビライザ用通路を挿通する脚部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の防水コネクタ。
JP2013033735A 2013-02-22 2013-02-22 防水コネクタ Expired - Fee Related JP6069025B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013033735A JP6069025B2 (ja) 2013-02-22 2013-02-22 防水コネクタ
US14/185,441 US20140242852A1 (en) 2013-02-22 2014-02-20 Waterproof connector
CN201410060207.8A CN104009322A (zh) 2013-02-22 2014-02-21 防水连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013033735A JP6069025B2 (ja) 2013-02-22 2013-02-22 防水コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014164890A JP2014164890A (ja) 2014-09-08
JP6069025B2 true JP6069025B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=51369883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013033735A Expired - Fee Related JP6069025B2 (ja) 2013-02-22 2013-02-22 防水コネクタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20140242852A1 (ja)
JP (1) JP6069025B2 (ja)
CN (1) CN104009322A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012252900A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Yazaki Corp 接続端子及び接続端子の製造方法
JP5603524B1 (ja) * 2013-02-23 2014-10-08 古河電気工業株式会社 圧着端子、圧着端子の製造方法、電線接続構造体、及び電線接続構造体の製造方法
WO2017118240A1 (zh) * 2016-01-06 2017-07-13 林小军 一种防水插座
DE102016212332B4 (de) * 2016-07-06 2022-10-06 Neuroloop GmbH Implantierbarer, elektromechanischer Steckverbinder
DE112018000476B4 (de) * 2017-01-23 2023-06-15 Molex, Llc Elektrischer Anschlusskontakt und Verbinderanordnung damit
DE102017122591A1 (de) 2017-09-28 2019-03-28 Te Connectivity Germany Gmbh Elektrische Verbindungseinrichtung und Dichtanordnung für einen elektrischen Verbinder sowie Verfahren zu deren Herstellung
CN109361096B (zh) * 2018-10-29 2020-07-28 番禺得意精密电子工业有限公司 线缆连接器
JP2020095840A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 矢崎総業株式会社 電線付き端子及びコネクタ
JP7079219B2 (ja) * 2019-03-20 2022-06-01 古河電気工業株式会社 端子挿入済みコネクタ、その製造方法及びコネクタ付きワイヤハーネス
JP7060641B2 (ja) * 2020-03-26 2022-04-26 矢崎総業株式会社 端子付き電線の製造装置及び端子付き電線の製造方法
CN112993650B (zh) * 2021-02-06 2022-06-21 湖北云万光电子科技有限公司 一种带poe网络传输单颗防水连接器

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532433A (en) * 1991-11-13 1996-07-02 Yazaki Corporation Waterproof-type terminal connection structure and method of producing same
US5667406A (en) * 1994-07-27 1997-09-16 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Waterproof seal for connector and method for forming same
CA2315694C (en) * 1997-12-22 2006-10-03 Pirelli Cavi E Sistemi S.P.A. Electrical cable having a semiconductive water-blocking expanded layer
US6059594A (en) * 1998-10-30 2000-05-09 The Whitaker Corporation Sealed electrical connector
JP2001136645A (ja) * 1999-11-01 2001-05-18 Sanyo Engineering Kk ケーブル保護管用止水栓及びその止水方法
JP2003173839A (ja) * 2001-12-04 2003-06-20 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk コネクタ
JP2005317498A (ja) * 2004-04-02 2005-11-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ
CN101888757A (zh) * 2009-05-15 2010-11-17 佛山市顺德区汉达精密电子科技有限公司 电子装置的防水组件及其防水门
JP4831505B1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-07 山一電機株式会社 ケーブル用コネクタの防水構造、それを用いたプラグコネクタ、ソケットコネクタ、および、ケーブル用コネクタ
JP5601107B2 (ja) * 2010-09-10 2014-10-08 住友電装株式会社 コネクタ
JP5710996B2 (ja) * 2011-02-04 2015-04-30 矢崎総業株式会社 電線と端子の接続構造およびその製造方法
JP5712673B2 (ja) * 2011-02-28 2015-05-07 住友電装株式会社 端子金具
JP2012252900A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Yazaki Corp 接続端子及び接続端子の製造方法
JP2013045576A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Yazaki Corp コネクタ端子
JP5882643B2 (ja) * 2011-09-12 2016-03-09 矢崎総業株式会社 コネクタ端子

Also Published As

Publication number Publication date
US20140242852A1 (en) 2014-08-28
CN104009322A (zh) 2014-08-27
JP2014164890A (ja) 2014-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6069025B2 (ja) 防水コネクタ
JP5704021B2 (ja) ゴム栓及び防水コネクタ
JP6195165B2 (ja) コネクタ
WO2013145670A1 (en) Terminal crimped wire
EP2602881A1 (en) Anti-corrosion structure for wire connection section
JP6154106B2 (ja) 電線端末接続部の樹脂モールド方法及び樹脂モールド用の金型
US20130288542A1 (en) Connector
JP2010257759A (ja) 端子金具
JP5601107B2 (ja) コネクタ
US10135173B2 (en) Cover unit with rubber plug and connector
JPWO2010029803A1 (ja) 端子金具及び端子金具付き電線
JP2018085228A (ja) コネクタ
WO2015068674A1 (ja) コネクタの止水構造
US20210194172A1 (en) Connector
JP2010062028A (ja) ゴム栓及び防水コネクタ
JP5440437B2 (ja) 電線の端末構造
JP2015065039A (ja) コネクタ
JP6438675B2 (ja) コネクタの防水構造
JP5787918B2 (ja) 圧着端子および圧着端子を用いたワイヤハーネス
KR20150119811A (ko) 고무 마개 고정 구조
JP2006252888A (ja) コネクタ及び保護栓
TWI705625B (zh) 連接器以及連接器組件
JP2009110685A (ja) 防水コネクタ
JP5104651B2 (ja) コネクタ
JP2019220251A (ja) 多芯電線の防水構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150122

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6069025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees