JP7059532B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体吐出装置に関する。
従来から、様々な構成の液体吐出装置が使用されている。このような液体吐出装置のうち、例えば、布帛のような媒体に対して、インクなどの液体を吐出して媒体に画像を形成することに先立って、前処理液を媒体に付与することが可能な液体吐出装置が使用されている。
例えば、特許文献1には、インクを吐出して記録媒体(媒体)に画像を形成可能な画像形成用吐出部としての吐出部と、前処理液を媒体に付与することが可能な前処理部とを備えた記録装置(液体吐出装置)が開示されている。
特開2015-183339号公報
例えば布帛のような媒体などには毛羽などが有る場合が有り、前処理液を媒体に付与した後であって媒体に画像を形成する前に、媒体を均すことが好ましい場合がある。
特許文献1に開示される記録装置は、均し部を備えており、前処理液を媒体に付与した後であって媒体に画像を形成する前に媒体を均すことが可能な構成となっている。
一方、装置の大型化を抑制することがユーザーから要求されている。しかしながら、特許文献1に開示される記録装置は、吐出部(画像形成用の吐出部)と前処理部(前処理液の付与部)と均し部とが各々別々に構成されているため、装置の大型化を抑制することが困難な場合があった。
そこで、本発明は、前処理液が付与された媒体を効率的な装置構成で均すことを目的にする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持される前記媒体に前処理液を吐出可能な第1吐出部と、前記第1吐出部を保持する第1保持部と、に前記第1保持部に設けられ、前記媒体における前記前処理液が吐出された吐出領域に接触する均し位置と前記吐出領域に接触しない非均し位置とに変位可能な均し部と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、均し部が、前処理液を媒体に付与可能な第1吐出部を保持する第1保持部に設けられるので、前処理液が付与された媒体を効率的な装置構成で均すことができる。
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様において、前記第1保持部は、走査方向に沿って往復移動可能に構成され、前記第1吐出部は、前記第1保持部の往復移動に伴って前記前処理液を吐出するように構成され、前記均し部は、前記第1吐出部と共に移動するように前記第1保持部に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、第1吐出部を走査方向に往復移動させながら前処理液を吐出する構成において、第1吐出部の保持部(第1保持部)に均し部が設けられている。このため、例えばマルチパスで前処理液を吐出する構成とすることなどにより、媒体(吐出領域)に対する第1保持部の往復移動回数(すなわち、均し部による均し回数)を増やすことができ、効果的に媒体を均すことができる。
本発明の第3の態様の液体吐出装置は、前記第2の態様において、前記均し部は、前記第1吐出部よりも前記走査方向における一方側に設けられる第1均し部と、前記第1吐出部よりも前記走査方向における他方側に設けられる第2均し部と、を含むことを特徴とする。
本態様によれば、第1吐出部よりも走査方向における一方側に設けられる第1均し部と第1吐出部よりも走査方向における他方側に設けられる第2均し部とを含むので、これら複数の均し部を用いて効果的に媒体を均すことができる。
本発明の第4の態様の液体吐出装置は、前記第3の態様において、前記均し部は、前記第1吐出部が前記走査方向における前記一方側から前記他方側に向けて移動する際は、前記第1均し部を均し位置とし、かつ、前記第2均し部を非均し位置とし、前記第1吐出部が前記走査方向における前記他方側から前記一方側に向けて移動する際は、前記第2均し部を前記均し位置とし、かつ、前記第1均し部を前記非均し位置とするように構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、走査方向における第1保持部の往復移動において、移動方向の後方側の均し部を均し位置とし、かつ、移動方向の前方側の均し部を非均し位置とする。移動方向の後方側の均し部で媒体を均す場合は、移動方向の前方側の均し部で媒体を均す場合に比べて、均し部と媒体との望ましくない干渉(例えば、均し部が媒体に引っ掛かかり、第1保持部の往復移動に影響を与えることや媒体に皺を発生させることなど)を抑制することができる。
本発明の第5の態様の液体吐出装置は、前記第2から第4のいずれか1つの態様において、前記第1保持部は、前記媒体の所定箇所に対して、前記均し部と共に前記走査方向に沿って複数回移動するように構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、媒体の所定箇所に対して、第1保持部及び均し部が走査方向に沿って複数回移動するように構成されているので、媒体(吐出領域)に対する第1保持部の往復移動回数(すなわち、均し部による均し回数)を増やすことができ、効果的に媒体を均すことができる。
本発明の第6の態様の液体吐出装置は、前記第2から第5のいずれか1つの態様において、画像形成用液体を吐出可能な第2吐出部と、前記第2吐出部を保持し、前記走査方向に沿う方向に往復移動可能な第2保持部と、を備え、前記第1保持部の往復移動及び前記第2保持部の往復移動において、前記第1保持部の移動開始タイミング及び停止タイミングと前記第2保持部の移動開始タイミング及び停止タイミングとが合うことを特徴とする。
本態様によれば、第1保持部の往復移動及び第2保持部の往復移動において、第1保持部の移動開始タイミング及び停止タイミングと第2保持部の移動開始タイミング及び停止タイミングとが合う。このため、例えば、第1保持部及び第2保持部の停止時に媒体を搬送し、第1保持部及び第2保持部の移動時(吐出時)に媒体の搬送を停止する構成などにおいて、第1保持部及び第2保持部の駆動タイミング並びに媒体の搬送タイミングの制御を簡単にすることができる。
本発明の第7の態様の液体吐出装置は、前記第6の態様において、前記第1保持部の移動方向と前記画像形成用保持部の移動方向とが反対となることを特徴とする。
本態様によれば、第1保持部の移動方向と第2保持部の移動方向とが反対となる(第1保持部と第2保持部とが互い違いに移動する)ので、第1保持部及び第2保持部の移動に伴って走査方向における液体吐出装置の重量バランスが大きく偏るということを抑制できる。
本発明の第8の態様の液体吐出装置は、前記第2から第4のいずれか1つの態様において、画像形成用液体を吐出可能な第2吐出部を有し、前記走査方向に沿う方向に往復移動可能な第2保持部を備え、前記第1保持部の往復移動及び前記第2保持部の往復移動において、前記第1保持部の往復速度と前記第2保持部の往復速度とは異なることを特徴とする。
本態様によれば、第1保持部の往復移動及び第2保持部の往復移動において、第1保持部の往復速度と第2保持部の往復速度とは異なる。このため、例えば、第1保持部の往復速度を第2保持部の往復速度よりも速めることにより、十分な量の前処理液の付与及び十分な均しを行うことができる。また、例えば、第2保持部の往復速度を第1保持部の往復速度よりも速めることにより、十分な量の画像形成用液体の付与を行うことができる。
なお、「第1保持部の往復速度と第2保持部の往復速度とは異なる」とは、第1保持部及び第2保持部の移動速度が異なる場合のほか、第1保持部及び第2保持部の移動速度が同じであって第1保持部及び第2保持部の停止時間(一方向への移動から他方向への移動に移るまでの時間)が異なる場合なども含む意味である。
本発明の第9の態様の液体吐出装置は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記吐出領域に画像形成用液体を吐出可能な第2吐出部を備え、前記第1保持部は、前記第2吐出部を保持し、前記均し部は、前記第2吐出部が前記画像形成用液体を吐出する際は、前記非均し位置に位置するように構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、第1保持部が、前処理液を吐出する第1吐出部に加えて画像形成用液体を吐出する第2吐出部も保持するので、第2吐出部用の保持部を別途設ける必要性を無くすことができる。また、均し部は第2吐出部が画像形成用液体を吐出する際は非均し位置に位置するので、画像形成中に均し部が吐出領域に付与された画像形成用液体に接触して、画像品質が低下するということを抑制できる。
本発明の第10の態様の液体吐出装置は、前記第1から第9のいずれか1つの態様において、前記均し部は、前記均し位置に位置する際に前記媒体と接触する接触部材と、前記接触部材と前記第1保持部とを接続するアーム部材と、を有し、前記アーム部材が前記第1保持部に対して揺動することによって、前記均し位置と前記非均し位置とに変位することを特徴とする。
本態様によれば、均し部は、接触部材とアーム部材とを有し、アーム部材が第1保持部に対して揺動することによって均し位置と非均し位置とに変位するので、アーム部材を揺動することによって均し位置と非均し位置とに簡単に変位させることができる。
本発明の第11の態様の液体吐出装置は、前記第1から第10のいずれか1つの態様において、前記均し部を洗浄する洗浄部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、均し部を洗浄する洗浄部を備えるので、均し部に付着した汚れなどを除去することができる。
本発明の実施例1に係る印刷装置を表す概略斜視図。 本発明の実施例1に係る印刷装置を表す概略正面図。 本発明の実施例1に係る印刷装置を表す概略平面図。 本発明の実施例1に係る印刷装置のブロック図。 本発明の実施例1に係る印刷装置の要部を表す概略正面図。 本発明の実施例1に係る印刷装置の要部を表す概略正面図。 本発明の実施例1に係る印刷装置の要部を表す概略正面図。 本発明の実施例2に係る印刷装置の要部を表す概略正面図。 本発明の実施例3に係る印刷装置を表す概略斜視図。
以下に、本発明の一実施例に係る液体吐出装置としての印刷装置1について、添付図面を参照して詳細に説明する。
[実施例1](図1~図7)
図1は本実施例に係る印刷装置1の概略斜視図であり、媒体支持ユニット2が印刷開始位置にある状態を表している。また、図2は本実施例の印刷装置1の概略正面図である。そして、図3は本実施例の印刷装置1の概略平面図であり、媒体支持ユニット2が媒体のセット位置にある状態を表している。なお、図1から図3のいずれも、一部の構成部材を簡略化して表している。
本実施例の印刷装置1は、媒体支持ユニット2を備えている。媒体支持ユニット2は、支持部としてのトレイ4を備えており、トレイ4は、媒体M(図5及び図6参照)を支持する支持面8を有している。そして、媒体支持ユニット2は、媒体Mをトレイ4の支持面8で支持した状態でトレイ移動方向Aに移動する。
また、印刷装置1は、トレイ4に支持された媒体Mをトレイ移動方向Aに搬送する媒体搬送部3を備えている。トレイ移動方向Aは、方向A1と、方向A1と反対方向の方向A2と、を含む方向である。
また、媒体支持ユニット2はステージ5に着脱可能に載置されている。ここで、媒体支持ユニット2のステージ5に対する着脱方向Cは、本実施例の印刷装置1では鉛直方向である。媒体支持ユニット2は、レバー9を回転させることにより、ステージ5と共に着脱方向Cに沿う方向(鉛直方向)に移動する。なお、図2で表されるように、レバー9は、アーム部11に設けられている。また、媒体Mとしては、テキスタイル(織物、布等)、紙、塩化ビニル樹脂など、種々の素材のものを用いることができる。
また、本実施例の印刷装置1は、媒体Mに画像を形成することに先立って、前処理液を画像の形成領域(インクの吐出領域)などに付与し、さらに、前処理液が付与された領域を均すことが可能な構成になっている。
具体的には、印刷装置1の本体内部には、前処理液を吐出可能な吐出部(第1吐出部)としての前処理液ヘッド12が設けられた、第1保持部としてのキャリッジ10が備えられている。前処理液とは、画像を形成するための画像形成用液体を媒体Mに付与する前に、媒体Mに付与される液体である。前処理液は、媒体Mに画像形成用液体を定着させやすくする目的などで使用される。本実施例の印刷装置1は、キャリッジ10を走査方向Bに往復移動させながら、前処理液ヘッド12からトレイ4に支持された媒体Mに液体(前処理液)を吐出させることが可能な構成になっている。また、キャリッジ10には、前処理液が付与された領域を均すことが可能な均し部13が設けられている。
なお、本実施例の印刷装置1の要部であるキャリッジ10についての詳細は後述する。
また、印刷装置1の本体内部には、画像形成用液体の一例としてのインクを、不図示のノズルから吐出して、媒体Mに印刷を行う(画像を形成する)ことが可能な画像形成用吐出部(第2吐出部)としての印刷ヘッド7が備えられている。そして、本実施例の印刷装置1は、印刷ヘッド7を保持する第2保持部としてのキャリッジ6をトレイ移動方向Aと交差する走査方向Bに往復移動させることで、印刷ヘッド7を走査方向Bに往復移動させながら、印刷ヘッド7からトレイ4に支持された媒体Mにインクを吐出させて所望の画像を形成する。
本実施例の印刷装置1は、図1の手前側(左下方向)がトレイ4への媒体Mのセット位置である(図3参照)。そして、図1の奥側(右上方向)の印刷開始位置まで、トレイ移動方向Aのうちの方向A1に媒体Mをセットしたトレイ4を移動した後、トレイ移動方向Aのうちの方向A2にトレイ4を移動しながら印刷を行う。
なお、図1及び図3においては、キャリッジ10は走査方向Bにおける往方向B1に移動し、キャリッジ6は走査方向Bにおける復方向B2に移動している状態が表されている。
次に、本実施例の印刷装置1における電気的な構成について説明する。
図4は、本実施例の印刷装置1のブロック図である。
制御部25には、印刷装置1の全体の制御を司るCPU26が設けられている。CPU26は、システムバス27を介して、CPU26が実行する各種制御プログラム等を格納したROM28と、データを一時的に格納可能なRAM29と、に接続されている。
また、CPU26は、システムバス27を介して、印刷ヘッド7及び前処理液ヘッド12を駆動するためのヘッド駆動部30と接続されている。
また、CPU26は、システムバス27を介して、モーター駆動部31と接続されている。そして、モーター駆動部31は、印刷ヘッド7が設けられたキャリッジ6及び前処理液ヘッド12が設けられたキャリッジ10を走査方向Bに移動させるためのキャリッジモーター32、媒体Mを搬送するため(トレイ4をトレイ移動方向Aに移動するため)の搬送モーター33、詳細は後述する均し部13の構成部材であるアーム部材15を揺動させるためのアーム部材モーター34、詳細は後述する回転部17(図7参照)を回転させるための回転部モーター38と接続されている。
さらに、CPU26は、システムバス27を介して、入出力部35と接続されている。そして、入出力部35は、PC36と接続されている。
次に、本実施例の印刷装置1の要部であるキャリッジ10について説明する。
ここで、図5~図7は、本実施例の印刷装置1のキャリッジ10を表す概略正面図である。このうち、図5は、第1の均しモードで駆動した場合の、キャリッジ10に設けられる2つの均し部13の配置を表している。また、図6は、第2の均しモードで駆動した場合の、キャリッジ10に設けられる2つの均し部13の配置を表している。
なお、図5においては、キャリッジ10が走査方向Bのうちの往方向B1に移動する際の均し部13の配置(図5中の左側に表されるキャリッジ10)と、キャリッジ10が走査方向Bのうちの復方向B2に移動する際の均し部13の配置(図5中の右側に表されるキャリッジ10)と、の両方が記載されている。このため、図5においてはキャリッジ10が2つ表されているが、図1及び図3で表されるように実際の本実施例の印刷装置1にはキャリッジ10は1つしか設けられていない。
図5及び図6で表されるように、本実施例のキャリッジ10は、走査方向Bにおける前処理液ヘッド12の両側に均し部13(第1均し部13a及び第2均し部13b)を備えている。そして、均し部13は、媒体Mに接触して該媒体Mを均すことができる構成になっている。
詳細には、本実施例の印刷装置1は、媒体Mを支持するトレイ4と、トレイ4に支持される媒体Mに前処理液を吐出可能な前処理液ヘッド12と、前処理液ヘッド12を保持する第1保持部であるキャリッジ10と、を備えており、さらに、図5及び図6で表されるように、第1保持部であるキャリッジ10に設けられ、媒体Mにおける前処理液が吐出された吐出領域Rに接触する均し位置P1と吐出領域Rに接触しない非均し位置P2とに変位可能な均し部13を備えている。
本実施例の印刷装置1は、均し部13が、前処理液を媒体Mに付与可能な前処理液ヘッド12を保持するキャリッジ10に設けられるので、前処理液が付与された媒体Mを効率的な装置構成で均すことができるようになっている。
ここで、本実施例の均し部13は、均し位置P1に位置する際に媒体Mと接触する接触部材14と、接触部材14とキャリッジ10とを接続するアーム部材15と、を有し、アーム部材15が揺動支点16を基準にキャリッジ10に対して回転方向Dに沿って揺動することによって、均し位置P1と非均し位置P2とに変位することが可能な構成である。
このように、本実施例の均し部13は、接触部材14とアーム部材15とを有し、アーム部材15がキャリッジ10に対して揺動することによって均し位置P1と非均し位置P2とに変位するので、アーム部材15を揺動することによって均し位置P1と非均し位置P2とに簡単に変位させることができる。
なお、本実施例の均し部13は、制御部25がキャリッジ10の内部に設けられたアーム部材モーター34を駆動することにより均し位置P1と非均し位置P2とに揺動可能な構成となっているが、このような構成に限定されない。
また、本実施例の接触部材14は自重により媒体Mに接触する(媒体Mを加圧する)ローラーである。ローラーは、アーム部材15に対して回転可能に構成されている。そのため、均し部13を均し位置P1に位置させた状態でキャリッジ10を走査方向Bに移動させると、ローラーが回転しながら媒体Mを均す構成となっている。なお、接触部材14の構成については特に限定は無く、ローラー以外の部材を用いてもよい。
また、上記のように、本実施例の印刷装置1においては、キャリッジ10は走査方向Bに沿って往復移動可能に構成され、前処理液ヘッド12はキャリッジ10の往復移動に伴って前処理液を吐出するように構成されている。そして、図5及び図6で表されるように、均し部13は、前処理液ヘッド12と共に移動するようにキャリッジ10に設けられている。
このため、本実施例の印刷装置1は、例えばマルチパスで前処理液を吐出することにより、媒体M(吐出領域R)に対するキャリッジ10の往復移動回数(すなわち、均し部13による均し回数)を増やすことができ、効果的に媒体Mを均すことができる構成になっている。なお、マルチパスとは、媒体Mの所定箇所に対してキャリッジ10を走査方向Bに沿って複数回往復させながら前処理液ヘッド12から液体を吐出する方法のことである。
また、詳細には、図5~図7で表されるように、本実施例の均し部13は、前処理液ヘッド12よりも走査方向Bにおける一方側に設けられる第1均し部13aと、前処理液ヘッド12部よりも走査方向Bにおける他方側に設けられる第2均し部13bと、を含んでいる。
このため、本実施例の印刷装置1は、これら複数の均し部13(第1均し部13a及び第2均し部13b)を用いて効果的に媒体Mを均すことができる構成になっている。
なお、本実施例の印刷装置1においては、制御部25の制御により、均し部13は、図5で表されるように、前処理液ヘッド12が走査方向Bにおける一方側から他方側に向けて移動する際(往方向B1に移動する際)は、第1均し部13aを均し位置P1とし、かつ、第2均し部13bを非均し位置P2とし、前処理液ヘッド12が走査方向Bにおける他方側から一方側に向けて移動する際(復方向B2に移動する際)は、第2均し部13bを均し位置P1とし、かつ、第1均し部13aを非均し位置P2とするように構成されている。
このため、本実施例の印刷装置1は、前処理液ヘッド12の移動方向の後方側の均し部13(往方向B1に移動する際の第1均し部13a、復方向B2に移動する際の第2均し部13b)で媒体Mを均す場合は、前処理液ヘッド12の移動方向の前方側の均し部13(往方向B1に移動する際の第2均し部13b、復方向B2に移動する際の第1均し部13a)で媒体Mを均す場合に比べて、均し部13と媒体Mとの望ましくない干渉を抑制することができる構成になっている。
例えば、前処理液ヘッド12の移動方向の前方側の均し部13で媒体Mを均す場合、使用する媒体Mの種類などによっては、図6で表すように、前方側の均し部13が媒体Mに引っ掛かかり、キャリッジ10の往復移動に影響を与えたり、媒体Mに皺Wを発生させたりするおそれがある。
ただし、本実施例の印刷装置1は、均し部13が引っ掛かかり難く、かつ、均しづらい媒体Mを使用する場合などにおいて、図6で表すように、前処理液ヘッド12の移動方向の後方側の均し部13と共に前処理液ヘッド12の移動方向の前方側の均し部13を用いて媒体Mを均すことも可能に構成されている。
また、本実施例の印刷装置1は、制御部25の制御により、吐出領域Rに対してマルチパス(媒体Mの所定箇所に対してキャリッジ10を走査方向Bに沿って複数回往復させながら前処理液ヘッド12から液体を吐出する方法)で前処理液を吐出可能に構成されている。言い換えれば、キャリッジ10は、媒体Mの所定箇所に対して、均し部13と共に走査方向Bに沿って複数回移動するように構成されている。
このため、本実施例の印刷装置1は、媒体M(吐出領域R)の所定箇所に対して、キャリッジ10及び均し部13が走査方向Bに沿って複数回移動するように構成されているので、キャリッジ10の往復移動回数(すなわち、均し部13による均し回数)を増やすことができ、効果的に媒体Mを均すことができる構成になっている。
また、上記のように、本実施例の印刷装置1は、画像形成用液体であるインクを吐出可能な第2吐出部としての印刷ヘッド7と、印刷ヘッド7を保持し、走査方向Bに沿う方向に往復移動可能な第2保持部としてのキャリッジ6と、を備えている。そして、制御部25の制御により、キャリッジ10の往復移動及びキャリッジ6の往復移動において、キャリッジ10の移動開始タイミング及び停止タイミングとキャリッジ6の移動開始タイミング及び停止タイミングとが合うように構成されている。
本実施例の印刷装置1は、キャリッジ10及びキャリッジ6の停止時に媒体Mをトレイ移動方向Aに沿って所定量搬送し、キャリッジ10及びキャリッジ6の移動時(吐出時)に媒体Mの搬送を停止する(キャリッジ10及びキャリッジ6の移動と媒体Mの搬送とを交互に行う)構成になっているが、上記のような構成となっていることで、キャリッジ10及びキャリッジ6の駆動タイミング並びに媒体Mの搬送タイミングの制御を簡単にすることができている。
なお、「キャリッジ10の移動開始タイミング及び停止タイミングとキャリッジ6の移動開始タイミング及び停止タイミングとが合う」とは、キャリッジ10とキャリッジ6とで、移動及び停止の実質的なタイミングの差がほとんどなければよい意味であり、多少のタイミングの差がある場合も含む意味である。
さらに詳細には、本実施例の印刷装置1においては、キャリッジ10の移動方向とキャリッジ6の移動方向とが反対となる(キャリッジ10とキャリッジ6とが互い違いに移動する)ように構成されている。すなわち、キャリッジ10が往方向B1に移動する際はキャリッジ6が復方向B2に移動し、キャリッジ10が走査方向Bにおける一方側で停止したときはキャリッジ6が走査方向Bにおける他方側で停止し、キャリッジ10が復方向B2に移動する際はキャリッジ6が往方向B1に移動するよう構成されている。
このように、本実施例の印刷装置1においては、キャリッジ10の移動方向とキャリッジ6の移動方向とが反対となるので、キャリッジ10及びキャリッジ6の移動に伴って走査方向Bにおける印刷装置1の重量バランスが大きく偏るということを抑制している。
ただし、キャリッジ10の往復速度とキャリッジ6の往復速度とを異ならせてもよい。キャリッジ10の往復速度とキャリッジ6の往復速度とを異ならせることで、例えば、キャリッジ10の往復速度をキャリッジ6の往復速度よりも速めることにより、十分な量の前処理液の付与及び十分な均しを行うことができる。また、例えば、キャリッジ6の往復速度をキャリッジ10の往復速度よりも速めることにより、十分な量のインクの付与を行うことができる。
なお、「キャリッジ10の往復速度とキャリッジ6の往復速度とを異ならせる」とは、キャリッジ10及びキャリッジ6の移動速度を異ならせる場合のほか、キャリッジ10及びキャリッジ6の移動速度が同じであってキャリッジ10及びキャリッジ6の停止時間(一方向への移動から他方向への移動に移るまでの時間)を異ならせる場合なども含む意味である。
また、本実施例の印刷装置1は、均し部13を洗浄する洗浄部19を備えている。このため、本実施例の印刷装置1は、均し部13に付着した汚れなどを除去することができる構成になっている。
詳細には、図7で表されるように、本実施例の印刷装置1は、ホームポジション(キャリッジ10を駆動しないときの待機位置)に、洗浄部19(第1均し部13aに対応する第1洗浄部19a、第2均し部13bに対応する第2洗浄部19b)を備えている。洗浄部19は、接触部材14(ローラー)に接触し回転方向Dに回転することで接触部材14を回転させる回転部17と、回転部17によって回転させられる接触部材14に接触するブラシ18と、を有している。
ここで、本実施例の洗浄部19は、トレイ移動方向Aに沿って移動することが可能な構成となっている。洗浄部19は、均し部13を洗浄する時にはホームポジションに進入するように移動し、均し部13を洗浄しない時にはホームポジションから退出するように移動する。このため、キャリッジ10の走査方向Bにおける往復移動時に洗浄部19が邪魔にならないような構成になっている。ただし、洗浄部19の構成には特に限定は無い。
なお、印刷装置1のホームポジションには、前処理液ヘッド12をキャッピングすることが可能なキャップ20が設けられている。図7は、前処理液ヘッド12がキャップ20にキャッピングされている状態を表している。
なお、本実施例の均し部13は、上記のように、接触部材14とキャリッジ10とを接続するアーム部材15と、を有し、アーム部材15が揺動支点16を基準にキャリッジ10に対して回転方向Dに揺動することによって、均し位置P1と非均し位置P2とに変位することが可能な構成である。ただし、このような構成に限定されない。
以下に、実施例1の均し部13とは別の構成の均し部13を有する印刷装置1の実施例について説明する。
[実施例2](図8)
図8は、本実施例の印刷装置1の要部であるキャリッジ10を表す概略正面図である。なお、上記実施例1と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の印刷装置1は、キャリッジ10における均し部13の構成以外は、実施例1の印刷装置1と同様の構成である。
図8で表されるように、本実施例の均し部13は、第1均し部13cと第2均し部13dとで構成されている。第1均し部13c及び第2均し部13dは何れも、ローラー状の接触部材22と、ローラー状の接触部材22の取付け部23と、接触部材22ごと取付け部23を着脱方向C(鉛直方向)に沿って移動可能な移動部24と、を備えている。移動部24が接触部材22を下降させることにより均し部13(接触部材22)を均し位置P1に位置させ、移動部24が接触部材22を上昇させることにより均し部13(接触部材22)を非均し位置P2に位置させる構成になっている。
また、上記の実施例1及び実施例2の印刷装置1は、上記のように、前処理液ヘッド12と印刷ヘッド7とが別のキャリッジに設けられる構成である。具体的には、前処理液ヘッド12はキャリッジ10(第1保持部)に設けられ、印刷ヘッド7はキャリッジ6(第2保持部)に設けられる。ただし、このような構成に限定されない。
以下に、前処理液ヘッド12と印刷ヘッド7とが同じキャリッジ37(第1保持部)に設けられる構成である印刷装置1の実施例について説明する。
[実施例3](図9)
図9は、本実施例の印刷装置1の概略斜視図である。なお、上記実施例1及び実施例2と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の印刷装置1は、前処理液ヘッド12と印刷ヘッド7とが同じキャリッジ37に設けられることに関する以外の構成は、実施例1の印刷装置1と同様の構成である。そして、実施例1の印刷装置1の均し部13と本実施例の印刷装置1の均し部13とは同様の構成である。
図9で表されるように、本実施例の印刷装置1においては、キャリッジ37は走査方向Bに往復移動可能である。そして、キャリッジ37は、前処理液ヘッド12と印刷ヘッド7との両方を保持している。さらに、キャリッジ37には、均し部13(第1均し部13a及び第2均し部13b)が設けられている。
そして、均し部13は、第1均し部13a及び第2均し部13b共に、印刷ヘッド7がインクを吐出する際は、制御部25の制御により、非均し位置P2に位置するように構成されている。
このように、本実施例の印刷装置1は、キャリッジ37が、前処理液を吐出する第1吐出部(前処理液ヘッド12)に加えて画像形成用液体を吐出する吐出部(印刷ヘッド7)も保持するので、画像形成用液体を吐出する吐出部用の保持部を別途設ける必要性を無くしている。また、本実施例の印刷装置1においては、均し部13は印刷ヘッド7がインクを吐出する際は非均し位置P2に位置するので、画像形成中に均し部13が吐出領域Rに付与されたインクに接触して、画像品質が低下するということを抑制できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
1…印刷装置(液体吐出装置)、2…媒体支持ユニット、3…媒体搬送部、
4…トレイ(支持部)、5…ステージ、6…キャリッジ(第2保持部)、
7…印刷ヘッド(第2吐出部)、8…支持面、9…レバー、
10…キャリッジ(第1保持部)、11…アーム部、
12…前処理液ヘッド(第1吐出部)、13…均し部、13a…第1均し部、
13b…第2均し部、13c…第1均し部、13d…第2均し部、14…接触部材、
15…アーム部材、16…揺動支点、17…回転部、18…ブラシ、19…洗浄部、
19a…第1洗浄部、19b…第2洗浄部、20…キャップ、
22…接触部材、23…取付け部、24…移動部、25…制御部、
26…CPU、27…システムバス、28…ROM、29…RAM、
30…ヘッド駆動部、31…モーター駆動部、32…キャリッジモーター、
33…搬送モーター、34…アーム部材モーター、35…入出力部、36…PC、
37…キャリッジ、38…回転部モーター、M…媒体、P1…均し位置、
P2…非均し位置、R…吐出領域

Claims (8)

  1. 媒体を支持する支持部と、
    前記支持部に支持される前記媒体に前処理液を吐出可能な第1吐出部と、
    前記第1吐出部を保持し、走査方向に沿って往復移動可能な第1保持部と、
    前記第1保持部に設けられ、前記媒体における前記前処理液が吐出された吐出領域に接触する均し位置と前記吐出領域に接触しない非均し位置とに変位可能な均し部と、を備え、
    前記第1吐出部は、前記第1保持部の往復移動に伴って前記前処理液を吐出するように構成され、
    前記均し部は、
    前記第1吐出部と共に移動するように前記第1保持部に設けられ、
    前記第1吐出部よりも前記走査方向における一方側に設けられる第1均部と、前記第1吐出部よりも前記走査方向における他方側に設けられる第2均し部と、を含み、
    前記第1吐出部が前記走査方向における前記一方側から前記他方側に向けて移動する際は、前記第1均し部を均し位置とし、かつ、前記第2均し部を非均し位置とし、
    前記第1吐出部が前記走査方向における前記他方側から前記一方側に向けて移動する際は、前記第2均し部を前記均し位置とし、かつ、前記第1均し部を前記非均し位置とするように構成されていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置において、
    前記第1保持部は、前記媒体の所定箇所に対して、前記均し部と共に前記走査方向に沿って複数回移動するように構成されていることを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項1または2に記載の液体吐出装置において、
    画像形成用液体を吐出可能な第2吐出部と、
    前記第2吐出部を保持し、前記走査方向に沿う方向に往復移動可能な第2保持部と、を
    備え、
    前記第1保持部の往復移動及び前記第2保持部の往復移動において、前記第1保持部の移動開始タイミング及び停止タイミングと前記第2保持部の移動開始タイミング及び停止タイミングとが合うことを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項3に記載の液体吐出装置において、
    前記第1保持部の移動方向と前記第2保持部の移動方向とが反対となることを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項1に記載の液体吐出装置において、
    画像形成用液体を吐出可能な第2吐出部を有し、前記走査方向に沿う方向に往復移動可能な第2保持部を備え、
    前記第1保持部の往復移動及び前記第2保持部の往復移動において、前記第1保持部の往復速度と前記第2保持部の往復速度とは異なることを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項1または2に記載の液体吐出装置において、
    前記吐出領域に画像形成用液体を吐出可能な第2吐出部を備え、
    前記第1保持部は、前記第2吐出部を保持し、
    前記均し部は、前記第2吐出部が前記画像形成用液体を吐出する際は、前記非均し位置に位置するように構成されていることを特徴とする液体吐出装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記均し部は、
    前記均し位置に位置する際に前記媒体と接触する接触部材と、前記接触部材と前記第1保持部とを接続するアーム部材と、を有し、
    前記アーム部材が前記第1保持部に対して揺動することによって、前記均し位置と前記非均し位置とに変位することを特徴とする液体吐出装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記均し部を洗浄する洗浄部を備えることを特徴とする液体吐出装置。
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