JP7056267B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関する。
インバータ等の電力変換装置として、複数の半導体モジュールと、コンデンサと、これらを電気的に接続する一対のバスバーとを備えたものがある(特許文献1参照)。特許文献1に記載された電力変換装置においては、バスバーを短くしてインダクタンスの低減を図る旨が記載されている。また、バスバーは、複数のパワー端子に向って分岐して延びる部位(以下において、適宜、枝部という)を有する。そして、正極バスバーの枝部と負極バスバーの枝部とが交互に並んでいる。
特許第5403089号公報
しかしながら、正極バスバーの枝部と負極バスバーの枝部とが交互に並んでいる配置では、必ずしもインダクタンスの低減を図ることができない。
スイッチング回路部における同じ相の半導体モジュールに接続される正極バスバーの枝部と負極バスバーの枝部とが隣り合って配置されていると、双方の枝部には、互いに逆向きの電流が流れるため、相互インダクタンスの影響により、インダクタンスの低減を図ることができる。
ところが、スイッチング回路部における互いに異なる相の半導体モジュールに接続される枝部同士の場合、必ずしも逆向きの電流が流れるわけではない。それゆえ、互いに異なる相の正極バスバーの枝部と負極バスバーの枝部とが隣り合って配置されている部分においては、インダクタンスの低減を図ることが困難となる。
ここで、上記のように、正極バスバーの枝部と負極バスバーの枝部とが交互に並んでいる場合、互いに異なる相の正極バスバーの枝部と負極バスバーの枝部とが隣り合う部分が生じることとなる。そうすると、この部分においては、インダクタンスの低減を図ることが困難となる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、インダクタンスを効果的に低減することができる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、複数の半導体モジュール(2)を備えたスイッチング回路部(20)と、
上記スイッチング回路部に電気的に接続されたコンデンサ(3)と、
上記スイッチング回路部と上記コンデンサとを電気的に接続する第1バスバー(41)及び第2バスバー(42)と、を有し、
上記スイッチング回路部は、互いに並列接続された少なくとも一対の上記半導体モジュールからなる並列モジュール群(2B)を有し、
上記第1バスバーは、第1本体板部(411)と、該第1本体板部から分岐すると共に互いに同じ方向に延設された複数の第1枝部(412)とを有し、
上記第2バスバーは、第2本体板部(421)と、該第2本体板部から分岐すると共に互いに同じ方向に延設された複数の第2枝部(422)とを有し、
上記第1本体板部と上記第2本体板部とは、互いに対向配置されており、
上記第1枝部と上記第2枝部とは、互いに同じ方向に延設されており、
上記第1枝部及び上記第2枝部の一方と他方とは、それぞれ上記半導体モジュールの正極パワー端子(21P)と負極パワー端子(21N)とに接続され、
上記並列モジュール群における一対の上記半導体モジュールのパワー端子(21)にそれぞれ接続される一対の上記第1枝部は、上記第1本体板部からそれぞれ突出しており、
上記第2枝部は、上記第2本体板部から上記第1枝部の先端よりも先端側へ突出した突出部(423)と、該突出部の先端部において上記並列モジュール群を構成する一対の上記半導体モジュールの上記パワー端子にそれぞれ接続される一対の端子接続部(424)と、を有し、
同一の上記並列モジュール群に接続される一対の上記第1枝部と1本の上記第2枝部とは、上記第1枝部の並び方向(X)及び突出方向(Y)の双方に直交する方向(Z)から見たとき、一対の上記第1枝部の間に、1本の上記第2枝部の上記突出部が配置される状態で、互いに隣り合って配設されている、電力変換装置(1)にある。
上記電力変換装置において、同一の上記並列モジュール群に接続される一対の上記第1枝部と上記第2枝部とは、第1枝部の並び方向及び突出方向の双方に直交する方向から見たとき、一対の第1枝部の間に、第2枝部の突出部が配置される状態で、互いに隣り合って配設されている。それゆえ、第2枝部の突出部の両側に、第2枝部の突出部と逆向きの電流が流れる第1枝部が、それぞれ配置される。その結果、第2枝部は、両側から第1枝部との間の相互インダクタンスの影響を受け、インダクタンスを効果的に低減することができる。
そして、第2枝部の突出部は、第1枝部よりも先端側へ突出している。つまり、第2枝部は、第1枝部よりも長くなりやすい。それゆえ、第2枝部の方が、第1枝部に比べて自己インダクタンスが大きくなりやすい。このように、比較的自己インダクタンスが大きくなりやすい方の第2枝部に対して、上記の配置によるインダクタンスの低減を図ることで、第1バスバー及び第2バスバーの全体のインダクタンスを効果的に低減することができる。
以上のごとく、上記態様によれば、インダクタンスを効果的に低減することができる電力変換装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、電力変換装置の平面説明図。 実施形態1における、並列モジュール群と第1バスバー及び第2バスバーとを示す、平面説明図。 図1のIII-III線矢視断面相当の、コンデンサ、第1バスバー及び第2バスバーの断面説明図。 図1のIV-IV線矢視断面相当の、第1枝部及び第2枝部の断面説明図。 図2のV-V線矢視断面相当の図であり、第2枝部と並列モジュール群のパワー端子との接続部の断面説明図。 図1のVI-VI線矢視断面相当の、スイッチング回路部及び第2バスバーの断面説明図。 実施形態1における、電力変換装置の回路図。 実施形態1における、第1枝部及び第2枝部に流れる電流の向きを示す平面説明図。 実施形態1における、第1枝部及び第2枝部に流れる電流の向きを示す断面説明図。 図8のX-X線矢視断面相当の図であり、パワー端子及び第2枝部に流れる電流の向きを示す断面説明図。 比較形態における、並列モジュール群と第1バスバー及び第2バスバーとを示す、平面説明図。 比較形態における、一つの並列モジュール群と第1バスバー及び第2バスバーとコンデンサを含む等価回路図。 実施形態1における、一つの並列モジュール群と第1バスバー及び第2バスバーとコンデンサを含む等価回路図。 実施形態2における、並列モジュール群と第1バスバー及び第2バスバーとを示す、平面説明図。 図14のXV-XV線矢視断面相当の図であり、第2枝部と並列モジュール群のパワー端子との接続部の断面説明図。 実施形態2における、互いに接続される前の状態の、スイッチング回路部と第2バスバーとの断面説明図。 実施形態3における、並列モジュール群と第1バスバー及び第2バスバーとを示す、平面説明図。 図17のXVIII-XVIII線矢視断面相当の図であり、第2枝部と並列モジュール群のパワー端子との接続部の断面説明図。
(実施形態1)
電力変換装置に係る実施形態について、図1~図10を参照して説明する。
本実施形態の電力変換装置1は、図1に示すごとく、スイッチング回路部20と、コンデンサ3と、第1バスバー41及び第2バスバー42と、を有する。
スイッチング回路部20は、複数の半導体モジュール2を備えている。コンデンサ3は、スイッチング回路部20に電気的に接続されている。第1バスバー41及び第2バスバー42は、スイッチング回路部20とコンデンサ3とを電気的に接続する。
スイッチング回路部20は、互いに並列接続された少なくとも一対の半導体モジュール2からなる並列モジュール群2Bを有する。
図1、図2に示すごとく、第1バスバー41は、第1本体板部411と、第1本体板部411から分岐すると共に互いに同じ方向に延設された複数の第1枝部412とを有する。
第2バスバー42は、第2本体板部421と、第2本体板部421から分岐すると共に互いに同じ方向に延設された複数の第2枝部422とを有する。
図1~図3に示すごとく、第1本体板部411と第2本体板部421とは、互いに対向配置されている。
第1枝部412と第2枝部422とは、互いに同じ方向に延設されている。
第1枝部412及び第2枝部422の一方と他方とは、それぞれ半導体モジュール2の正極パワー端子21Pと負極パワー端子21Nとに接続される。本形態においては、第1枝部412が正極パワー端子21Pに接続され、第2枝部422が負極パワー端子21Nに接続される。
図1、図2に示すごとく、並列モジュール群2Bにおける一対の半導体モジュール2のパワー端子21にそれぞれ接続される一対の第1枝部412は、第1本体板部411からそれぞれ突出している。
第2枝部422は、突出部423と、一対の端子接続部424と、を有する。突出部423は、第2本体板部421から第1枝部412の先端よりも先端側へ突出している。一対の端子接続部424は、突出部423の先端部において並列モジュール群2Bを構成する一対の半導体モジュール2のパワー端子21にそれぞれ接続される。
ここで、第1枝部412の先端、突出部423の先端等の表現は、これらの突出方向における突出側の先端、すなわち第1本体板部411等と反対側の端縁を表す。
また、パワー端子21は、正極パワー端子21P及び負極パワー端子21Nの上位概念である。したがって、単にパワー端子21というときは、正極パワー端子21P又は負極パワー端子21N、或いは双方を指すことがあり、適宜、他の記載との矛盾が生じないように解釈される。
図2に示すごとく、同一の並列モジュール群2Bに接続される一対の第1枝部412と第2枝部422とは、第1枝部412の並び方向及び突出方向の双方に直交する方向から見たとき、一対の第1枝部412の間に、第2枝部422の突出部423が配置される状態で、互いに隣り合って配設されている。
なお、第1本体板部411からの第1枝部412の突出方向を、適宜、Y方向という。第2本体板部421からの第2枝部422の突出方向も、Y方向となる。また、複数の第1枝部412の並び方向は、Y方向に直交する。この方向を、適宜、X方向という。そして、X方向とY方向との双方に直交する方向を、適宜、Z方向という。本形態において、第1本体板部411と第2本体板部421との対向方向は、Z方向となる。
また、本形態においては、図4に示すごとく、第1枝部412と第2枝部の突出部423とは、互いにZ方向にずれた状態で配列されている。そして、X方向から見て、第1枝部412と突出部423とが、重ならないような位置関係となっている。
ただし、X方向から見て、第1枝部412と突出部423とが、重なるような配置とすることもできる。なお、同一の相を構成する2つの第1枝部412同士の距離よりも、第1枝部412と突出部423との間の距離が短くなるように、配置されていることが好ましい。
本形態において、電力変換装置1は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載されて、直流電力と交流電力との間の電力変換を行うよう構成された、インバータとすることができる。
図1に示すごとく、電力変換装置1は、ケース11内に、スイッチング回路部20と、コンデンサ3とを収容している。スイッチング回路部20とコンデンサ3とは、第1本体板部411からの第1枝部412の突出方向に並んで配置されている。
図3に示すごとく、コンデンサ3は、コンデンサ素子31をコンデンサケース32内において封止樹脂33にて封止してなる。そして、第1バスバー41及び第2バスバー42は、コンデンサ素子31の互いに反対側の電極に接続されている。本形態においては、第1バスバー41及び第2バスバー42は、コンデンサケース32に充填された封止樹脂33内において、コンデンサ素子31と接続されている。そして、第1バスバー41及び第2バスバー42は、封止樹脂33からY方向におけるスイッチング回路部20側に突出している。
第1バスバー41の第1本体板部411と、第2バスバー42の第2本体板部421とが、互いに厚み方向(すなわちZ方向)に重なり合った状態で、封止樹脂33のポッティング面331から、Y方向に突出している。第1本体板部411と第2本体板部421との間には、両者の電気的絶縁を図る絶縁層43が介在している。そして、第1本体板部411及び第2本体板部421における、コンデンサ3と反対側の端部において、複数の第1枝部412及び複数の第2枝部422が分岐している。
図2、図5に示すごとく、並列モジュール群2Bを構成する一対の半導体モジュール2は、第2枝部422の一対の端子接続部424に接続されるパワー端子21同士を、第1枝部412と第2枝部422との配列方向(すなわちX方向)に並べて配置してなる。第2枝部422における一対の端子接続部424を繋ぐ連結部425は、一対の端子接続部424に接続されるパワー端子21同士の間の空間に配置されている。
連結部425は、並列モジュール群4Bを構成する一対の半導体モジュール2の積層方向(すなわち、X方向)に沿って形成されている。
上述の連結部425は、その主面をZ方向に向けている。
第1バスバー41も、第2バスバー42も、それぞれ金属板を切り曲げすることにより、形成されている。図2に示すごとく、第1バスバー41は、第1枝部412の主面が、X方向を向くように、形成されている。すなわち、第1枝部412の主面は、第1本体板部411の主面に対して略直角である。なお、図2等は、第1バスバー41及び第2バスバー42の形状、特に第1本体板部411と第1枝部412との継ぎ目部分や、第2本体板部421と第2枝部422との継ぎ目部分の形状は、簡略化してある。
図2~図4に示すごとく、第2バスバー42は、第2枝部422の突出部423の主面が、X方向を向くように、形成されている。ただし、図2に示すごとく、突出部423は、第1枝部412よりも先端側において、厚み方向、すなわちX方向に傾斜した傾斜部423aを有する。第2枝部422は、この傾斜部423aの先端部から、さらにY方向に延びている。そして、第2枝部422の先端部において、一対の端子接続部424が形成されている。一対の端子接続部424のうちの一方は、第2枝部422の先端部と連続して平板部を構成している。この平板部の主面は、X方向を向いている。一対の端子接続部424のうちの他方も、主面がX方向を向いている。
図2、図5に示すごとく、一対の端子接続部424は、互いの主面をX方向に対向配置させている。一対の端子接続部424は、Z方向の端縁において、連結部425によって、互いに連結されている。本形態においては、一対の端子接続部424は、Z方向におけるモジュール本体部22に近い側の端縁において、連結部425にて連結されている。
そして、一対の端子接続部424における、互いに反対側の主面に、パワー端子21がそれぞれ面接触する状態で、接続される。パワー端子21と端子接続部424とは、Z方向の先端部付近において、レーザ溶接等によって溶接されている。図5に、溶接部12を示す。
本形態においては、図1、図6に示すごとく、スイッチング回路部20が、3つの並列モジュール群2Bに属する6個の半導体モジュール2を含む、複数の半導体モジュール2を、X方向に積層してなる。複数の半導体モジュール2は、図示を省略した冷却管と共に、積層することもできる。並列モジュール群2Bに属しない半導体モジュール2も、並列モジュール群2Bを構成する半導体モジュール2と、基本的には同じ構造を有する。
図5、図6に示すごとく、各半導体モジュール2は、スイッチング素子を内蔵したモジュール本体部22から、Z方向に、パワー端子21を突出してなる。パワー端子21としては、正極パワー端子21Pと負極パワー端子21Nとを有する。本形態において、モジュール本体部22には、図7に示すごとく、互いに直列接続された2つの上アームスイッチング素子2u及び下アームスイッチング素子2dが内蔵されている。上アームスイッチング素子2uは、その高電位側の電極が正極パワー端子22Pに電気的に接続され、下アームスイッチング素子2dは、その低電位側の電極が負極パワー端子22Nに電気的に接続されている。
半導体モジュール2は、上アームスイッチング素子2uと下アームスイッチング素子2dとの接続点に、電気的に接続された中間端子210を有する。図2に示すごとく、中間端子210も、モジュール本体部22からパワー端子21と同じ方向に突出している。
3つの並列モジュール群2Bを構成する6個の半導体モジュール2は、図7に示すごとく、中間端子210を介して三相交流の回転電機MG2に接続される。半導体モジュール2の中間端子210は、並列モジュール群2Bごとに、それぞれ、回転電機MG2の異なる電極に接続される。
すなわち、一つの並列モジュール群2Bにおける半導体モジュール2の中間端子210は、回転電機MG2のU相電極に接続される。他の一つの並列モジュール群2Bにおける半導体モジュール2の中間端子210は、回転電機MG2のV相電極に接続される。さらに他の一つの並列モジュール群2Bにおける半導体モジュール2の中間端子210は、回転電機MG2のW相電極に接続される。それゆえ、3つの並列モジュール群2Bは、インバータ回路における、互いに異なる相を構成している。
図2に示すごとく、スイッチング回路部20の各半導体モジュール2は、Y方向に、正極パワー端子21P、負極パワー端子21N、中間端子210を、この順に並べて配置してなる。
図7に示すごとく、並列モジュール群2Bに属さない複数の半導体モジュール2は、他の回転電機MG1に接続されるものと、昇圧回路101を構成するものとがある。具体的には、3個の半導体モジュール2が、他の回転電機MG1の互いに異なる電極に接続され、2個の半導体モジュール2が、昇圧回路101を構成する。
図1、図6に示すごとく、並列モジュール群2Bを構成する半導体モジュール2は、X方向における一方側に集中して配置されている。これに伴い、並列モジュール群2Bに接続される第1枝部412及び第2枝部422は、X方向における一方側に集中して配置されている。
ただし、並列モジュール群2Bを構成する半導体モジュール2以外の半導体モジュール2については、特に限定されるものではなく、また、これらに接続されるバスバーの形状や配置等についても、特に限定されるものではない。さらに言えば、並列モジュール群2Bを構成する半導体モジュール2以外の半導体モジュール2が存在しない電力変換装置を構成することもできる。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
上記電力変換装置1において、同一の並列モジュール群2Bに接続される一対の第1枝部412と第2枝部422とは、Z方向から見て、一対の第1枝部412の間に、第2枝部422の突出部423が配置される状態で、互いに隣り合って配設されている。それゆえ、図8、図9に示すごとく、第2枝部422の突出部423の両側に、第2枝部422の突出部423と逆向きの電流iが流れる第1枝部412が、それぞれ配置される。その結果、第2枝部422は、両側から第1枝部412との間の相互インダクタンスの影響を受け、インダクタンスを効果的に低減することができる。
そして、第2枝部422の突出部413は、第1枝部412よりも先端側へ突出している。つまり、第2枝部422は、第1枝部412よりも長い。それゆえ、第2枝部422の方が、第1枝部412に比べて自己インダクタンスが大きくなりやすい。このように、比較的自己インダクタンスが大きくなりやすい方の第2枝部422に対して、上記の配置によるインダクタンスの低減を図ることで、第1バスバー41及び第2バスバー42の全体のインダクタンスを効果的に低減することができる。
第2枝部422における連結部425が、一対の端子接続部424に接続されるパワー端子21同士の間の空間に配置されている。これにより、一対のパワー端子21の間の電流経路を短くすることができ、連結部425における自己インダクタンスを低減することができる。
また、連結部425は、一対の端子接続部424を、Z方向における、パワー端子21の基端側において連結している。それゆえ、図10に示すごとく、Z方向において、溶接部12から遠い側の端縁において、端子接続部424に連結部425が設けてあることとなる。これにより、突出部423から遠い側の端子接続部424と、これに接続されたパワー端子21とにおいて、溶接部12を介して折り返される電流経路が形成される。これにより、パワー端子21と端子接続部424との間の電流iの向きがZ方向において逆向きとなる。その結果、相互インダクタンスの効果を得ることで、第2バスバー42のインダクタンスを効果的に低減することができる。
連結部425は、X方向に沿う方向に形成されている。これにより、一対の端子接続部424を極力短距離で接続することができる。その結果、連結部425の自己インダクタンスを極力低減し、第2バスバー42のインダクタンスを効果的に低減することができる。
以上のごとく、本実施形態によれば、インダクタンスを効果的に低減することができる電力変換装置を提供することができる。
(比較形態1)
本比較形態においては、図11に示すごとく、各第2枝部922が有する端子接続部924が一つのみであり、Z方向から見て、第1枝部412と第2枝部922とが、X方向に交互に並んでいる形態である。その他の構成は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本形態においては、並列モジュール群2Bに接続される第2枝部922が2本存在することとなる。そして、2本のうちの一本の第2枝部922aは、X方向において、同相の第1枝部412の間に配置されることとなるが、他の一本の第2枝部922bは、他の相の第1枝部412と隣り合うこととなる。
他の相の第1枝部412は、当該相の第2枝部422bに対して、必ずしも逆向きの電流が流れるわけではない。すなわち、ある瞬間において流れる電流の向きが、当該相における第2枝部922bと、他の相における第1枝部412とでは、必ずしも逆向きとなるわけではない。そうすると、他の相に隣り合う第2枝部922bにおけるインダクタンス低減の効果が得られないだけでなく、場合によっては、インダクタンスが高くなってしまうこともあり得る。すなわち、隣り合う他の相の第1枝部412に流れる電流によって、第2枝部922bが影響を受け、インダクタンスが高くなることも考えられる。
また、同じ相の第1枝部412の間に配された第2枝部922aは、相互インダクタンスの影響によって、インダクタンスの低減が図られる。これに対して、他の相の第1枝部412に隣り合う第2枝部922bは、上述のように、インダクタンスの低減が図られない。そうすると、図12に示すごとく、互いに並列接続された2つの半導体モジュール2(すなわち、互いに並列接続された2組の「上アームスイッチング素子2uと下アームスイッチング素子2dとの直列体」)をそれぞれ通る電流経路の間において、インダクタンスのアンバランスが生じることとなる。
すなわち、第2枝部922bに接続された半導体モジュール2を通る電流経路の方が、第2枝部922aに接続された半導体モジュール2を通る電流経路よりも、インダクタンスが高くなってしまう。図12は、一つの並列モジュール群と第1バスバー及び第2バスバーとコンデンサを含む等価回路を示す。同図において、La、Lbは、それぞれ第2枝部922aにおけるインダクタンスと、第2枝部922bにおけるインダクタンスとを表す。そして、インダクタンスLaよりも、インダクタンスLbが大きい。
そうすると、インダクタンスの高い方の半導体モジュール2に合わせて、スイッチング速度等が律速されることとなり、電力変換装置の効率を向上させ難くなる等の問題が生じやすい。
これに対して、実施形態1に示した電力変換装置1においては、上述のように、互いに並列接続された2つの半導体モジュール2に接続された第2枝部422のインダクタンスを低減することができる。図13は、実施形態1の電力変換装置1における、一つの並列モジュール群と第1バスバー及び第2バスバーとコンデンサを含む等価回路を示す。そして、同図において、L0は、第2枝部422のインダクタンスを表す。このインダクタンスL0を、上述のように、低減することができる。
しかも、同じ相の第2枝部422は、一本に集約されている。そのため、第2枝部422のインダクタンスに起因して、2つの半導体モジュール2(すなわち、互いに並列接続された2組の「上アームスイッチング素子2uと下アームスイッチング素子2dとの直列体」)をそれぞれ通る電流経路の間におけるインダクタンスのアンバランスが生じることを抑制することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図14、図15に示すごとく、第2枝部422の一対の端子接続部424が、X方向における同じ側の面においてパワー端子21と接続されている、電力変換装置1の形態である。
すなわち、第1枝部412と第2枝部422との配列方向における同じ側の面において、一対の端子接続部424がそれぞれパワー端子21と接続されている。
第2枝部422における一対の端子接続部424を繋ぐ連結部425は、パワー端子21における第2本体板部421と反対側に配置されている。すなわち、図14に示すごとく、連結部425は、Y方向における端子接続部424の先端において、一対の端子接続部424を連結している。
一対の端子接続部424のうちの一方は、実施形態1と同様に、突出部423の先端部と連続して平板部を構成している。本形態においては、連結部425が、一方の端子接続部424の先端からX方向に屈曲して形成されている。すなわち、連結部425の主面は、Y方向を向いている。そして、連結部425は、Y方向において、パワー端子21に対して第2本体板部421から遠い側に配置される。そして、連結部425における、突出部423から遠い側の端部から、Y方向における第2本体板部421側に向って折り返されて、他方の端子接続部424が形成されている。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
本形態においては、第2枝部422の一対の端子接続部424が、X方向における同じ側の面においてパワー端子21と接続されている。それゆえ、積層配置された半導体モジュール2のパワー端子21に対する、第2枝部422の端子接続部424の位置決めを容易にすることができる。
すなわち、端子接続にあたっては、まず、図16に示すごとく、複数のパワー端子21と複数の端子接続部424とが、X方向に交互に並ぶように、半導体モジュール2の積層体に対して第2バスバー42を配置することとなる。それゆえ、隣り合うパワー端子21の間に複数の端子接続部424を配置する等の必要がないため、半導体モジュール2の積層体に対する第2バスバー42を配置が容易となる。そして、半導体モジュール2の積層体に対して第2バスバー42をX方向に移動させることで、端子接続部424とパワー端子21との位置決めが容易にできる。
また、例えば、パワー端子21と端子接続部424とを溶接等する際には、まず、互いに対向配置したパワー端子21と端子接続部424とを、チャック治具にて挟み込む(図示略)。このとき、複数対のパワー端子21及び端子接続部424を、連動する複数のチャック治具にてそれぞれ挟み込む場合、パワー端子21と端子接続部424との配置関係が揃っていることで、チャック治具の構造が複雑になることを防ぐことができる。
また、連結部425は、パワー端子21における第2本体板部421と反対側に配置されている。これにより、第2枝部422の構成を簡素化して、製造コストを低減することができる。すなわち、連結部425を上記の配置とすることで、第2枝部422における複数の屈曲部を、Z方向の軸の周りの屈曲とすることができる。つまり、第2枝部422の突出部423に対して、その板厚方向(すなわちX方向)及び突出方向(すなわちY方向)の双方に直交する方向(すなわちZ方向)の軸を中心とした屈曲とすることができる。
これにより、第2本体板部421を形成する際、第2本体板部421から突出させた長尺の分岐部を、その長手方向の複数箇所において、二次元的に屈曲させることで、容易に、連結部425及び一対の端子接続部424を形成することができる。そして、曲げ加工する前の状態の第2バスバー42の形状(すなわち、第2バスバー42の展開形状)を簡素化することができる。その結果、材料歩留まりも向上させることができ、また、製造も容易となる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態3)
本実施形態は、図17、図18に示すごとく、第2枝部422の一対の端子接続部424を、突出部423に対してX方向の両側に配置した形態である。
第2枝部422の突出部423は、第2本体板部421から、Y方向に突出している。そして、突出部423の先端部において、一対の連結部425が、突出部423からX方向の両側へそれぞれ延びている。一対の連結部425におけるX方向の端縁に、端子接続部424が形成されている。
一対の端子接続部424の主面は、X方向を向いている。突出部423の主面も、X方向を向いている。突出部423と一対の端子接続部424とのそれぞれの間隔は、互いに同等としてある。つまり、一対の連結部425のX方向長さは、同等としてある。連結部425の主面は、Z方向を向いている。
本形態において、第2枝部422は、突出部423の板厚の中心を通る平面であって、X方向に直交する平面を中心とした、略面対称形状を有する。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
本形態においては、並列モジュール群2Bにおける2つの半導体モジュール2をそれぞれ通る電流経路のインダクタンスの偏りを、一層低減することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
なお、上記実施形態3の変形例として、例えば、連結部425の主面方向をY方向として、Y方向における第2本体板部421と反対側の端縁において、突出部423と端子接続部424とを連結する構成とすることもできる。
上記実施形態においては、第1バスバー41を正極側のバスバーとし、第2バスバー42を負極側のバスバーとした形態を示したが、第1バスバー41と第2バスバー42の極性は、逆にすることもできる。
上記実施形態においては、半導体モジュールとして、2つのスイッチング素子を内蔵したものを用いた形態を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、4つ以上のスイッチング素子を内蔵した半導体モジュールを用いてもよい。また、スイッチング素子を一つ内蔵した半導体モジュールを用いることもできる。この場合、例えば2つの半導体モジュールを互いに直列接続して、一方を上アーム側、他方を下アーム側とすることが考えられる。そして、上下アームの一対の半導体モジュールの直列体を2組、並列接続して、並列モジュール群を構成することが考えられる。
これらの場合も、上記実施形態を適宜変形することで、同様の作用効果を得ることができる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1 電力変換装置
2 半導体モジュール
20 スイッチング回路部
2B 並列モジュール群
3 コンデンサ
41 第1バスバー
411 第1本体板部
412 第1枝部
42 第2バスバー
421 第2本体板部
422 第2枝部
423 突出部
424 端子接続部

Claims (5)

  1. 複数の半導体モジュール(2)を備えたスイッチング回路部(20)と、
    上記スイッチング回路部に電気的に接続されたコンデンサ(3)と、
    上記スイッチング回路部と上記コンデンサとを電気的に接続する第1バスバー(41)及び第2バスバー(42)と、を有し、
    上記スイッチング回路部は、互いに並列接続された少なくとも一対の上記半導体モジュールからなる並列モジュール群(2B)を有し、
    上記第1バスバーは、第1本体板部(411)と、該第1本体板部から分岐すると共に互いに同じ方向に延設された複数の第1枝部(412)とを有し、
    上記第2バスバーは、第2本体板部(421)と、該第2本体板部から分岐すると共に互いに同じ方向に延設された複数の第2枝部(422)とを有し、
    上記第1本体板部と上記第2本体板部とは、互いに対向配置されており、
    上記第1枝部と上記第2枝部とは、互いに同じ方向に延設されており、
    上記第1枝部及び上記第2枝部の一方と他方とは、それぞれ上記半導体モジュールの正極パワー端子(21P)と負極パワー端子(21N)とに接続され、
    上記並列モジュール群における一対の上記半導体モジュールのパワー端子(21)にそれぞれ接続される一対の上記第1枝部は、上記第1本体板部からそれぞれ突出しており、
    上記第2枝部は、上記第2本体板部から上記第1枝部の先端よりも先端側へ突出した突出部(423)と、該突出部の先端部において上記並列モジュール群を構成する一対の上記半導体モジュールの上記パワー端子にそれぞれ接続される一対の端子接続部(424)と、を有し、
    同一の上記並列モジュール群に接続される一対の上記第1枝部と1本の上記第2枝部とは、上記第1枝部の並び方向(X)及び突出方向(Y)の双方に直交する方向(Z)から見たとき、一対の上記第1枝部の間に、1本の上記第2枝部の上記突出部が配置される状態で、互いに隣り合って配設されている、電力変換装置(1)。
  2. 上記並列モジュール群を構成する一対の上記半導体モジュールは、上記第2枝部の一対の上記端子接続部に接続される上記パワー端子同士を、上記第1枝部と上記第2枝部との配列方向に並べて配置してなり、上記第2枝部における上記一対の端子接続部を繋ぐ連結部(425)は、一対の上記端子接続部に接続される上記パワー端子同士の間の空間に配置されている、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 上記連結部は、上記並列モジュール群を構成する一対の上記半導体モジュールの積層方向に沿って形成されている、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 上記並列モジュール群を構成する一対の上記半導体モジュールは、上記第2枝部の一対の上記端子接続部に接続される上記パワー端子同士を、上記第1枝部と上記第2枝部との配列方向に並べて配置してなり、上記第2枝部の一対の上記端子接続部は、上記配列方向における同じ側の面において、上記パワー端子と接続されている、請求項1に記載の電力変換装置。
  5. 上記第2枝部における上記一対の端子接続部を繋ぐ連結部(425)は、上記パワー端子における上記第2本体板部と反対側に配置されている、請求項4に記載の電力変換装置。
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