JP7052921B2 - 受光素子モジュール - Google Patents

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Description

本開示は、受光素子モジュールに関するものである。
受光素子モジュールは、例えば斜めに切断した端面をもつ光ファイバと、光ファイバから出た光を集光するためのレンズと、レンズによって集光された光を受光するための受光素子チップとを含む。光ファイバの傾斜端面の最下点をS、最上点をTとし、ファイバ端面からの斜め出射角をα、受光素子チップとレンズ中心の距離をLとしたとき、チップ中心Oをレンズ中心Hよりもファイバ端面の最下点Sの方向にLtanαだけ軸直角方向にずらし、ファイバ中心Qをレンズ中心よりもファイバ端面の最下点Sと反対の方向に軸直角方向よりずらした受光素子モジュールが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10-274728号公報
近年、通信速度の高速化により、受光素子の受光径が10μm程度と小さくなってきている。それに伴い、導光体の出力端、例えば光ファイバから出た光をより強く集光して、受光素子への集光径を小さくする必要があった。
しかしながら、特許文献1の技術では、レンズの光軸に対して受光素子の中心(光学中心位置又は光軸位置)のオフセット量を大きくすることにより、導光体の出力端への反射戻り光を抑制することはできるが、1軸のみずらしているため、オフセット量による光学収差の影響により、受光素子への集光径が大きくなるという課題があった。すなわち、受光素子への結合光量が低下してしまうという課題があった。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、導光体の出力端への反射戻り光を抑制するとともに、受光素子への結合光量を向上できる受光素子モジュールを提供することを目的とする。
本開示にかかる受光素子モジュールは、導光体における出力端の、最上点から最下点に向かう方向に傾斜した出力端面から出射された光を集光する第1のレンズと、第1のレンズによって集光された光を受光する受光素子と、を備え、出力端における最上点及び最下点はそれぞれ、第1のレンズの光軸方向において、受光素子に最も遠い点及び受光素子に最も近い点であり、出力端面における最上点及び最下点を、第1のレンズの光軸に垂直な平面にそれぞれ投影し、投影されたそれぞれの点を結んだ方向を第1軸とし、第1軸及び第1のレンズと直交する軸を第2軸とし、さらに第1軸方向のうち出力端面における最上点の側をプラス側、最下点の側をマイナス側としたとき、受光素子は、平面において、出力端面から出射される光束の強度中心が到着する位置であって、第1のレンズの光学中心に対して第1軸方向のマイナス側及び第2軸方向にずらした側に配置され、受光素子の光学中心に対する配置位置は、受光素子の第1軸方向における第1のオフセット量と、受光素子の第2軸方向における第2のオフセット量との相関により得られ導光体から出射され、第1のレンズに入射する光束に対する、受光素子への結合光量の相対値が0.995以上となる領域であって、かつ第1のオフセット量と、第2のオフセット量との相関により得られ導光体から出射され、第1のレンズに入射する光束に対する、出力端への反射戻り光の相対値0.2未満となる領域に含まれるものである。

本開示によれば、導光体の出力端への反射戻り光を抑制するとともに、受光素子への結合光量を向上できる。
実施の形態1にかかる受光素子モジュールの概略断面図。 実施の形態1にかかる受光素子の概略構成図。 実施の形態1にかかる受光素子モジュールを説明する模式図。 実施の形態1にかかる光学部品の概略構成図。 実施の形態1にかかる受光素子モジュールの模式図。 実施の形態1にかかるレンズの光学特性と焦点での入射角度との関係を示す図。 実施の形態1にかかるレンズ1の強度中心の入射角に対する光学収差量を示す関係図。 実施の形態1にかかる受光素子の配置位置に対する結合光量を示す関係図。 実施の形態1にかかる受光素子の配置位置に対する反射戻り光を示す関係図。 実施の形態1にかかる受光素子の配置位置と、結合光量及び反射戻り光とを示す関係図。 実施の形態2にかかる受光素子モジュールを示す概略構成図。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる受光素子モジュールの概略断面図である。受光素子モジュール100は、集光機能を有する第1のレンズ(以下、「レンズ1」という)、及びレンズ1で集光された光を受光する受光部20を有する受光素子2を備える。受光素子モジュール100は、さらに、受光素子2上に一体に形成され、集光機能を有した第2のレンズ(以下、「レンズ3」という)、レンズ1を固定するキャップ4、及びキャップ4が組み付けられる台座であるステム5を備える。レンズ3は、レンズ1によって集光された光を集光する。
レンズ1は、レンズ固定用のキャップ4に組み付けられ、固定される。レンズ1が固定されたキャップ4が、ステム5に組み付けられることによって、レンズ1はステム5上の所定の位置に配置される。
レンズ1は、導光体における出力端(例えば光ファイバ6)から出射された光束200を集光する。光束200は、光ファイバ6から出射された光束のうち、強度分布のピークである強度中心に該当する光201(図1には図示せず)を中心に広がる光束を示す。
光ファイバ6は、受光素子2により反射した光束200が光ファイバ6に入射し、光ファイバ6内を伝搬しないように、出力端面が斜めに研磨されたものが使用される。すなわち、光ファイバ6の出力端面は、レンズ1の光軸に垂直な平面に対し、傾斜している。すなわち、光ファイバ6の出力端面は、受光素子2から最も離れた最上点及び最も近い最下点に向かう方向に傾斜している。
受光素子モジュール100と光ファイバ6との相対位置は、光ファイバ6から出射された光束200が受光素子2に効率よく結合するよう、別途調整及び固定されて使用される。その詳細は後述する。以下、受光素子モジュール100及び光ファイバ6を合わせて光学部品と記す場合がある。
図2は、実施の形態1にかかる受光素子の概略構成図である。光ファイバ6から出射された光束200は、レンズ3へ向かって進行し、レンズ3に集光される。レンズ3でさらに集光された光束200は、受光素子2内の受光部20へ向かって進行する。受光部20は、光束200が受光部20上で最小集光径となるように、すなわちレンズ1及びレンズ3で集光され、受光部20へ入射する光束200のスポット径が最小となるように、受光素子2内に配置される。
受光部20は、受光した光束200を電気に変換するフォトダイオードを有する。受光部20は、光束200を伝送したい通信データに変調することによって、通信データの電気信号を得ることができる。
図3は、実施の形態1にかかる受光素子モジュールを説明する模式図である。図3に示す受光素子モジュールは、レンズ1の光軸上に光ファイバ6が配置される。
レンズ1の光学的な中心をレンズ1の光学中心10という。また、光学中心10を通り、レンズ1の光軸に垂直な面を光学的光軸面という。図3に示すように、レンズ1の光軸上に光ファイバ6が配置された場合、光束200の集光点、すなわち、受光素子2はレンズ1の光軸上に配置される。
ここで、光ファイバ6の出力端面の最上点及び最下点を、レンズ1の光軸に垂直な平面、例えば光学的光軸面にそれぞれに投影し、投影されたそれぞれの点を結んだ方向を第1軸(以下、「X軸」という)とする。また、X軸及びレンズ1の光軸に直交する軸を第2軸(以下、「Y軸」という)とする。
X軸及びY軸の交点を、レンズ1の光学中心10と一致させた場合、Z軸はレンズ1の光軸と一致する。また、XY平面は、レンズ1の光学的光軸面となる。
図3のX軸において、光ファイバ6の出力端面の最上点側を+X軸方向、最下点側を-X軸方向とする。また、Z軸において、光ファイバ6が設置されている方向を+Z軸方向、受光素子2が設置されている方向を-Z軸方向とする。
光ファイバ6の出力端面の最上点は+X軸側、最下点は-X軸側に位置していることから、光ファイバ6の出力端面は、+X軸方向から-X軸方向に向かう方向に傾斜している。すなわち、光ファイバ6の出力端面は、-X軸方向に傾斜しているといえる。そのため、光201は、レンズ1の光学中心10に対して-X軸側に進行した後、受光素子2へ入射する。ここで、光203は、光ファイバ6から出射された光束のうち、レンズの開口部11に入射する光束を示す。光ファイバ6から出射された光束において、レンズ1の開口部11に入射した光203は、レンズ1で集光され、受光素子2へ入射するが、開口部11外に出射された光は、レンズ1で集光されないため、受光素子2へも入射しない。
レンズ1の光軸上に光ファイバ6が配置された場合、レンズ1によって発生する光学収差は最も小さくなるため、受光素子2での集光径が最も小さくなる。すなわち、レンズ1の光軸及び光ファイバ6を一致させた場合、受光素子2に対する光束200の結合が最良となる。ここで、光学収差とは、レンズ1で集光された光203が、受光素子2に入射する際に1点に集束せず、歪んだりぼやけたりすることを指す。
一方、受光素子2及び受光部20の少なくともいずれかが平面で形成されている場合、光201は、受光素子2に対して角度θ1で入射し、角度θ1で反射する。このことから、光201が入射する時の角度θ1が小さいと、反射した時の光201の角度θ1も小さくなる。これにより、反射した光201は、レンズ1の開口部11に進行し、レンズ1で集光され、光通信の送信装置として用いられる半導体レーザ側に反射戻り光として導光されてしまう。
このような反射戻り光を抑制するため、受光素子2に対する光201の入射角θ1を大きくすることにより、受光素子2で反射された光201の出射角θ1を大きくし、光ファイバ6に到達する光束200を最小限とする。
図4は、実施の形態1にかかる光学部品の概略構成図であり、図4(a)は、光学部品の配置を示す概略斜視図、図4(b)は、光学部品の配置を示す概略上面図である。
図4(b)の矢印αは、光ファイバ6の傾斜方向を示す。上述のように、光ファイバ6の出力端面は-X軸方向に傾斜している。光ファイバ6から出射された光束200は、光ファイバ6の出力端面の傾斜に従って、-X軸方向へ出射される。点Pは、レンズ1の光学的光軸面と光201との交点である。
受光素子2は、レンズ1の光軸と垂直な平面において、光学中心10に対し、X軸方向にdX1、Y軸方向にdY1ずらして配置される。dX1及びdY1は、それぞれ受光素子2のオフセット量である。すなわち、図4(b)において、受光素子2の位置ベクトルDのX成分がdX1、Y成分がdY1である。また、光ファイバ6から出射された光201が到達する座標が、dX1及びdY1とも言える。
上述のように、光ファイバ6の出力端面の傾斜に従って、-X軸方向へ出射された光束200は、レンズ1で集光され、受光素子2へ進行する。そして、光学中心10に対し、X軸方向にdX1、Y軸方向にdY1ずらして配置された受光素子2に入射し、受光部20で受光される。
図5は、実施の形態1にかかる受光素子モジュールの模式図であり、図5(a)は、図4(a)をY軸方向から見た図、図5(b)は、図4(a)をX軸方向から見た図である。受光素子モジュール100において、受光素子2は、光学中心10に対して-X軸方向dX1、-Y軸方向にdY1ずらして配置される。
図5(a)に示すように、光軸202は光学中心10を通る。光201は、光ファイバ6が-X軸方向に傾斜しているため、光学中心10に対して-X軸方向に出射される。光201は、角度θ1(x)で受光素子2に入射し、角度θ1(x)で反射する。受光素子2で反射した光201、すなわち反射戻り光は、開口部11の外側を通るため、光ファイバ6へ入射しない。光203は、レンズ1の開口部11に入射する光束を示す。
レンズ1の開口部11の外側に出射された光204は、レンズ1に集光されない。そのため、-X軸側の光204の領域は、光201に近く光強度も大きいが、受光素子2には入射しない。
受光素子2を、光学中心10に対してオフセット量dX1及びdY1ずらして配置することにより、光ファイバ6への反射戻り光を抑制するとともに、受光素子2への結合光量を向上させることはできるが、オフセット量の合計、すなわちdX1及びdY1の合計を大きくしすぎると、光204の領域が大きくなるため、光量を損失し、受光素子2への結合光量が小さくなる。ここで、結合光量とは、光ファイバ6から出射された光のうち、レンズ1で集光され、受光素子2へ入射した光の光量を指す。
図5(b)も図5(a)と同様に、光軸202は光学中心10を通る。光201は、光学中心10に対して+Y軸側に出射され、角度θ1(y)で受光素子2に入射し、角度θ1(y)で反射する。
図6は、実施の形態1にかかるレンズの光学特性と焦点での入射角度との関係を示す図である。点Cは、光ファイバ6の出射点(光点)を示し、点Dは、レンズ1の焦点を示す。光205は、光軸を光軸202とする点Cから出射された光束内の、任意の光線を示す。光205は、出射角θ2の光線である。レンズ1の光学中心10は、Z軸と、Z軸に垂直な任意の軸との交点と一致する。Z軸に垂直な任意の軸は、レンズ1の光学的光軸面と一致する。
レンズ1の光学的光軸面から点Cまでの高さをa、レンズ1の光軸から点Cまでをa’とする。a’は点Cのずれ量、すなわち光ファイバ6のオフセット量である。また、光学的光軸面から点Dまでの高さをb、レンズ1の光学中心10から点Dまでをb’とする。b’は点Dのずれ量、すなわち受光素子2のオフセット量である。a/bは、光学特性、すなわち光学倍率である。
受光素子2に対して、光205は角度θ3で入射する。光205は、受光素子2によって角度θ3で反射する。受光素子2によって反射した光205は、反射戻り光である。受光素子2で反射した光205が、レンズ1の開口部11に入射すると、レンズ1によって集光され、光ファイバ6へ入射する。
そこで、受光素子モジュール100では、光205を強度中心である光201としたとき、反射戻り光がレンズ1の開口部11より外側の領域を通るように角度θ3を設定する。この条件を満たす角度θ3となるように、a、a’、b、及びb’を求め、受光素子2を配置する。
図5(a)、図5(b)、及び図6で説明したように、光ファイバ6の出力端面からレンズ1の開口部11の外側に出射される光204を減らすとともに、受光素子2又は受光部20で反射した光201がレンズ1の開口部11に入射しない角度θ3となるように、受光素子2のオフセット量dX1及びdY1を設定する。
図7は、実施の形態1にかかるレンズ1の強度中心の入射角に対する光学収差量を示す関係図であり、縦軸は光学収差量、横軸はX軸に対する光201の入射角を示す。光学収差量は、受光素子2に対する光203の集光径として、X軸に対する光の入射角は、オフセット量dX1と同義として扱うことができる。
図7に示すように、X軸に対する光201の入射角が大きくなるほど、すなわち受光素子2のdX1が大きくなるほど、光学収差量、すなわち集光径は2次関数的に大きくなる。例えば、図7において、入射角が4°の場合、光学収差量は約0.3波長であるが、入射角が8°の場合、光学収差量は約0.9波長となる。受光素子2に対する集光径が大きくなるほど結合光量が少なくなることから、オフセット量dX1が大きくなるほど、受光素子2への結合光量が少なくなる。
図8は、実施の形態1にかかる受光素子の配置位置に対する結合光量を示す関係図であり、縦軸はX軸、横軸はY軸を示す。図8中に図示しないが、X軸及びY軸のそれぞれ0mmとなる位置は、レンズ1の光学中心10である。図8は、出力端面の傾斜が0.6°の光ファイバ6を用いた時のシミュレーション結果の一例である。
図8において、A1領域の結合光量は0.995-1(各光学部品の表面反射光量を除き、光203がすべて受光部20で受光された場合の結合光量を1としたときの相対値、以下同様)、A2領域からA1領域を除いた領域、すなわちA1領域外側のドーナツ状の領域の結合光量は0.99―0.995、A3領域からA2領域を除いた領域、すなわちA2領域外側のドーナツ状の領域の結合光量は0.985―0.99、図8におけるA3領域の外側の領域の結合光量は0.98―0.985である。
図8において、例えばレンズ1の光学中心10に対して受光素子2をX軸方向に-0.22mm、Y軸方向に0.1mmずらして配置した場合、受光素子モジュール100の結合光量は0.995-1である。
図5(a)で説明したように、光ファイバ6から出射された光201は-X軸方向に向かっているため、図8に示すように、結合光量が最も大きい領域は-X軸方向にずれる。また、楕円の+X軸側(図中の上半分)に比べて、楕円の-X軸側(図中の下半分)の方が横に伸びた形状である。すなわち、楕円の+X軸側の曲率と比較して、-X軸側の曲率のほうが緩やかであり、+X軸側と-X軸側とで非対称な彗星形状となる。
このことから、受光素子2を-X軸側にずらした場合は、+X軸側にずらした場合と比較して、結合光量が低下しやすいことがわかる。また、受光素子2をX軸側にずらした場合は、Y軸側にずらした場合と比較して、結合光量が低下しやすいことがわかる。
ここで、図8において、+X軸方向に向かうにつれて結合光量が減少しているのは、オフセット量が大きくなることによって、光201側の光204の領域が大きくなり、光量を損失しているためである。また、-X軸方向に向かうにつれて結合光量が減少しているのは、光学収差の影響で、受光素子2に入射した光203にぼやけ、歪み等が生じたため、受光部20で受光する光203の光量が減少したためある。
±Y軸側で結合光量が減少している領域は、光204による光量の損失及び光学収差の影響によるものである。
図7から、レンズ1の光学中心10に対して、受光素子2をX軸方向のみにずらした場合、受光素子2への結合光量が2次関数的に少なくなることから、X軸方向のみにずらしただけでは、反射戻り光の抑制を維持したまま、受光素子2への結合光量を向上させることは難しいことがわかった。
また、図8において、受光素子2のオフセット量dX1を0.26とした場合、すなわちレンズ1の光学中心10に対して受光素子2を-X軸方向にのみ0.26mmずらした場合、結合光量は0.98-0.985である。一方、オフセット量の合計が同じであっても、オフセット量dX1を0.16、dY1を0.1とした場合、結合光量は0.995-1である。
図7及び図8から、必要なオフセット量の合計が一定の場合、X軸方向のみにずらした場合よりも、X軸方向及びY軸両方にずらした場合のほうが、光学収差量の合計が比較的小さくなり、受光素子2への結合光量も向上できる。
したがって、受光素子2を、光学中心10に対してX軸方向及びY軸方向両方にずらすことにより、受光素子2への集光径の拡大を抑えつつ、すなわち、高い結合光量を維持しつつ、光ファイバ6から出射された光203のレンズ1の光学中心10に対するオフセット量の合計を大きくすることができる。
図9は、実施の形態1にかかる受光素子の配置位置に対する反射戻り光を示す関係図であり、縦軸はX軸、横軸はY軸を示す。図9中に図示しないが、X軸及びY軸のそれぞれ0mmとなる位置は、レンズ1の光学中心10である。図8と同様に、出力端面の傾斜が0.6°の光ファイバ6を用いた時のシミュレーション結果の一例である。
図9において、B1領域の反射戻り光は0.8―1(光ファイバ6に反射戻り光がなかった場合を0としたときの、光203に対する反射戻り光の相対値、以下同様)、B2領域からB1領域を除いた領域、すなわちB1領域外側のドーナツ状の領域の反射戻り光は0.6―0.8、B3領域からB2領域を除いた領域、すなわちB2領域外側のドーナツ状の領域の反射戻り光は0.4―0.6、B4領域からB3領域を除いた領域、すなわちB3領域外側のドーナツ状の領域の反射戻り光は0.2―0.4、図9におけるB4領域外側の領域の反射戻り光は0-0.2である。
図9において、例えばレンズ1の光学中心10に対して受光素子2をX軸方向に-0.28mm、Y軸方向に0.1mmずらして配置した場合、受光素子モジュール100の反射戻り光の相対値は0.8―1である。
反射戻り光の多い領域は、レンズ1の光学中心10に対して-X軸方向にずれる。ただし、結合光量と異なり、+X軸方向と-X軸方向とで対称な形状となっている。
図10は、実施の形態1にかかる受光素子の配置位置と、結合光量及び反射戻り光とを示す関係図であり、図8及び図9を重ねた図である。縦軸はX軸、横軸はY軸を示す。X軸及びY軸の交点は、レンズ1の光学中心10である。
図10において、図8におけるA1領域の内側、及び図9におけるB4領域の外側である領域400は、受光素子2への結合光量がより大きく、光ファイバ6への反射戻り光がより少なくなる領域を示している。
すなわち、領域400で示された位置となるようにオフセット量dX1及びdY1の値を選択し、受光素子2を当該位置に配置すれば、受光素子2へのより高い結合光量が得られるとともに、光ファイバ6へのより低い反射戻り光とできる。
このように、導光体における光ファイバ6の傾斜した出力端面から出射された光を集光するレンズ1と、レンズ1によって集光された光を受光する受光素子2と、を備え、出力端面において受光素子2から最も離れた点及び最も近い点を、レンズ1の光軸に垂直な平面にそれぞれに投影し、投影されたそれぞれの点を結んだ方向を第1軸とし、第1軸及びレンズ1の光軸と直交する軸を第2軸としたとき、受光素子2は、レンズ1の光学中心10に対して第1軸方向及び第2軸方向にずらした位置に配置されるものである。
上述の構成により、光ファイバ6への反射戻り光を抑制するとともに、受光素子2への結合光量を向上できる。
実施の形態2.
図11は、実施の形態2にかかる受光素子モジュールを示す概略構成図であり、実施の形態1と同じ符号を付けたものは、同一又は対応する構成を示している。受光素子モジュール110は、複数のレンズ1、ステム5上に配置された複数の受光素子2、コリメータレンズ7、及び分波器8を備える。受光素子モジュール110は、例えば多波長受光素子モジュールであり、4つの波長の光が混合された光通信に用いられる。
コリメータレンズ7は、光ファイバ6から出射された光束200を、コリメータ光300に変換する。
分波器8は、コリメータ光300を波長ごと、例えば4つの波長の光210a、210b、210c、210d(以下、合わせて「光210」という)に分離する。
受光素子モジュール110は、分波器8によって分離された光210ごとに、複数のレンズ1及び複数の受光素子2を備える。図11では、4つの波長に分離されるため、レンズ1及び受光素子2はそれぞれ4つずつ配置される。
実施の形態1と同様に、光210aの強度中心を示す光211(図11には図示せず)が到達する座標を、レンズ1aの光学中心10a(図11には図示せず)に対してX軸方向にdX3a、Y軸方向にdY3aずらして、受光素子2aを配置すればよい。受光素子2b~dも同様である。複数の受光素子2a~dは、ステム5上に配置される。
このように、受光素子モジュール110は、光ファイバ6の出力端面から出射された光束200が入射し、光束200をコリメータ光300に変換するコリメータレンズ7と、コリメータ光300が入射し、コリメータ光300を波長の異なる複数の光210に分離させる分波器8と、をさらに備え、複数のレンズ1は、分離された複数の光210をそれぞれ波長毎に集光し、複数の受光素子2は、レンズ1によって集光された光210を受光するものである。
上述の構成により、分波器8によって分離された光210のそれぞれに対して、光ファイバ6への反射戻り光を抑制するとともに、受光素子2への結合光量を向上できる。
なお、本開示において、受光素子モジュール100、110に、構成要素として光ファイバ6を含んでもよい。その場合、光ファイバ6は受光素子モジュール100、110の入光部と呼んでもよい。入光部は、導光体の端部を構成し、傾斜した出力端面を有するものである。受光素子モジュール100、110の入光部としての光ファイバ6は、光通信等に用いられる導光体本体と必ずしも一体でなくてよく、設置された状態において光学的に接着されていれば、別体でもよい。
また、受光素子モジュール100、110に入光部を備えず、入光部の出力端面を所定の向き及び位置に固定するための固定部のみを備える構成でもよいが、入光部の傾斜端面の位置決め精度の観点からは、入光部を含めてパッケージされるのがより好ましい。
また、導光部の出力端を光ファイバ6とする例を示したが、これに限られず、半導体レーザ等、光ファイバ6と同様の機能を有するものを出力端としてもよい。
また、レンズ1の光学中心10に対して、受光素子2を-X軸方向及び-Y軸方向にずらして配置し、それに伴い光ファイバ6を+X軸方向及び+Y軸方向にずらした例を示したが、例えば、受光素子2を-X軸方向及び+Y軸方向にずらすとともに、光ファイバ6を+X軸方向及び-Y軸方向にずらして配置してもよい。すなわち、レンズ1の光学中心10を原点とする受光素子2の位置ベクトルが、XY平面において傾斜方向成分だけでなく傾斜方向の直交方向成分を有するように受光素子2を配置すればよい。
また、レンズ1、3を備えることにより、光203の集光パワーをレンズ1、3に分割させ、レンズ1の光学的光軸面に対する光学収差の影響を分割させることができるが、レンズ1だけで光学収差による影響、例えば受光素子2への結合光量の低下及び光ファイバ6への反射戻り光量のバランスがとれる場合は、レンズ3を省略することも可能である。しかしながら、集光パワーを分割することにより、オフセット量に対する光学収差の影響を小さくできるため、レンズ1及び受光素子2の間にレンズ3を有する構成の方がより好ましい。
また、レンズ1、3の少なくともいずれかを、球面レンズとしてもよい。レンズ1、3の曲面形状を加工し、光学収差を補正するものとすることによって、光学収差の影響を小さくできるが、加工が難しくなりコストがかかる。しかしながら、受光素子モジュール100、110は、受光素子2の配置によって光学収差の影響による結合光量の低下を抑制しつつ、反射戻り光を低減できるため、加工を施していない球面レンズであってもよく、コストダウンが図れる。
また、レンズ3を備える場合、受光素子2をレンズ3の光学中心に対して、X軸方向及びY軸方向にずらして配置してもよい。X軸方向のオフセット量をdX2、Y軸方向のオフセット量をdY2とした時、レンズ3における領域400を求め、オフセット量dX2及びdY2の値を選択すればよい。ただし、dX2及びdY2によるオフセット量が誤差の範囲内である場合には、製造の容易さを優先して受光素子2の中心位置の直上にレンズ3を配置すればよい。
また、レンズ3のオフセット量dX2又はdY2の一方のみによって反射戻り光が十分抑制される場合は、もう一方を0とした方が光学収差量は最小限に抑えられる。すなわち、レンズ3の光学中心は、受光素子2の中心位置に対し、X軸方向及び前Y軸方向の少なくともいずれかにずらして配置すればよい。
また、レンズ1のオフセット量dX1及びdY1によって、反射戻り光が十分抑制される場合、レンズ3のオフセット量dX2及びdY2は、それぞれ0とした方が光学収差量は最小限に抑えられる。すなわち、レンズ3の光学中心は、受光素子2の中心位置と一致させて配置すればよい。
また、レンズ3は、受光素子2上に直接形成されることに限定されず、別体であっても良い。ただし、構造が複雑化するため、例えば、別体で作製したレンズ3を受光素子2上に接着する形態とするほうが良い。
また、レンズ3を有する場合には、レンズ3の集光特性を加味して、オフセット量dX1及びdY1設定し、受光素子2を配置してもよい。
また、キャップ4及びステム5を別体とする例を示したが、一体であってもよい。
また、ステム5に光ファイバ6の出力端面の傾斜方向を示す切り欠きを形成すれば、ステム5上に受光素子2が配置されていない状態でも、光ファイバ6の設置方向を確認できる。
1、3 レンズ、2 受光素子、4 キャップ、5 ステム、6 光ファイバ、
7 コリメータレンズ、8 分波器、10 光学中心、11 開口部、20 受光部、
100、110 受光素子モジュール、200 光束、
201、203、210、211 光、202 光軸、300 コリメータ光、
400 領域。

Claims (10)

  1. 導光体における出力端の、最上点から最下点に向かう方向に傾斜した出力端面から出射された光を集光する第1のレンズと、
    前記第1のレンズによって集光された光を受光する受光素子と、を備え、
    前記出力端における前記最上点及び前記最下点はそれぞれ、前記第1のレンズの光軸方向において、前記受光素子に最も遠い点及び前記受光素子に最も近い点であり、
    前記出力端面における前記最上点及び前記最下点を、前記第1のレンズの光軸に垂直な平面にそれぞれ投影し、投影されたそれぞれの点を結んだ方向を第1軸とし、前記第1軸及び前記第1のレンズと直交する軸を第2軸とし、さらに前記第1軸方向のうち前記出力端面における前記最上点の側をプラス側、前記最下点の側をマイナス側としたとき、
    前記受光素子は、前記平面において、前記出力端面から出射される光束の強度中心が到着する位置であって、前記第1のレンズの光学中心に対して前記第1軸方向のマイナス側及び前記第2軸方向にずらした側に配置され、
    前記受光素子の前記光学中心に対する配置位置は、前記受光素子の前記第1軸方向における第1のオフセット量と、前記受光素子の前記第2軸方向における第2のオフセット量との相関により得られ前記導光体から出射され、前記第1のレンズに入射する光束に対する、前記受光素子への結合光量の相対値が0.995以上となる領域であって、かつ前記第1のオフセット量と、前記第2のオフセット量との相関により得られ前記導光体から出射され、前記第1のレンズに入射する光束に対する、前記出力端への反射戻り光の相対値0.2未満となる領域に含まれる、
    受光素子モジュール。
  2. 前記第1のレンズは、球面レンズである、
    請求項1に記載の受光素子モジュール。
  3. 前記受光素子の受光径が10μm以下である、
    請求項1又は請求項2に記載の受光素子モジュール。
  4. 前記第1のレンズ及び前記受光素子の間に、前記第1のレンズによって集光された光を集光する第2のレンズを備える、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の受光素子モジュール。
  5. 前記受光素子は、前記第1のレンズ及び前記第2のレンズによって集光された光束のスポット径が当該受光素子上において最小となる位置に配置される、
    請求項4に記載の受光素子モジュール。
  6. 前記第2のレンズは、前記受光素子上に一体に形成される、
    請求項4又は請求項5に記載の受光素子モジュール。
  7. 前記第2のレンズの光学中心は、前記受光素子の中心位置に対し、前記第1軸及び前記第2軸の少なくともいずれかにずらして配置される、
    請求項4~6のいずれか一項に記載の受光素子モジュール。
  8. 前記第2のレンズの光学中心は、前記受光素子の中心位置と一致させて配置される、
    請求項4~6のいずれか一項に記載の受光素子モジュール。
  9. 前記導光体における出力端であり、傾斜した前記出力端面を有する入光部を備える、
    請求項1~8のいずれか一項に記載の受光素子モジュール。
  10. 前記出力端面から出射された光をコリメータ光に変換するコリメータレンズと、
    前記コリメータ光を波長の異なる複数の光に分離させる分波器と、
    を備え、
    前記第1のレンズおよび前記受光素子は、分離された前記複数の光のそれぞれに対応して複数設けられ、
    複数の前記第1のレンズは、分離された前記複数の光をそれぞれ波長毎に集光し、
    複数の前記受光素子は、対応する前記第1のレンズによって集光された光をそれぞれ受光し、
    複数の前記受光素子はそれぞれ、前記平面において、分離後の光束の強度中心が到着する位置であって、対応する前記第1のレンズの光学中心に対して前記第1軸方向のマイナス側及び前記第2軸方向にずらした位置に配置され、
    複数の前記受光素子のそれぞれの配置位置は、前記第1のオフセット量と、前記第2のオフセット量との相関により得られ前記導光体から出射され、前記第1のレンズに入射する光束に対する、前記受光素子への結合光量の相対値が0.995以上となる領域であって、かつ前記第1のオフセット量と、前記第2のオフセット量との相関により得られ前記導光体から出射され、前記第1のレンズに入射する光束に対する、前記出力端への反射戻り光の相対値0.2未満となる領域に含まれる、
    請求項1~9のいずれか一項に記載の受光素子モジュール。
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