JP7051961B2 - 作業機の油圧システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ、バックホー等の作業機の油圧システムに関するものである。
従来、ロードセンシングを備えた作業機として特許文献1に示されているものがある。
特許文献1の作業機は、作動油を吐出する油圧ポンプと、複数の油圧アクチュエータと、 油圧アクチュエータを制御する複数の制御弁とを備えている。油圧ポンプの近傍には、リリーフ弁(メインリリーフ弁)が設けられている。作業機は、ロードセンシングシステムが備えられている。
特開2007-10044号公報
さて、ロードセンシングシステムを備えた作業機において、エネルギー損失を抑制しつつ、油圧ポンプからの吐出量を適宜、低下させることが望まれている。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、油圧ポンプから吐出した作動油の流量を低下させる圧力を変更することが可能な作業機の油圧システムを提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下の通りである。
作業機の油圧システムは、複数の油圧アクチュエータと、作動油を吐出する油圧ポンプと、前記油圧アクチュエータの作動を制御する複数の制御弁と、前記油圧アクチュエータの作動時の最高負荷圧が作用可能な第1油路と、前記油圧ポンプの吐出圧が作用可能な第2油路と、前記油圧アクチュエータの作動時の最高負荷圧と前記油圧ポンプの吐出圧との差圧が一定となるように前記油圧ポンプを制御するロードセンシングシステムと、前記第1油路の圧力を変更可能な変更部と、制御信号を出力する制御装置と、を備え、前記変更部は、前記第1油路に接続され且つ作動油を排出する第3油路と、前記第3油路に設けられ且つ設定圧が固定である第1リリーフ弁と、前記第1リリーフ弁とは別に前記第3油路に設けられ且つ前記第1リリーフ弁の設定圧よりも低い設定圧に設定され且つ当該設定圧
が可変である第2リリーフ弁と、前記第3油路を開放又は遮断して、前記第2リリーフ弁に作動油を流さない第1位置と、前記第2リリーフ弁に作動油を流す第2位置と、に切り換える切換弁と、を有し、前記制御装置は、前記切換弁の前記第1位置及び前記第2位置の切り換えを指示する第1の制御信号を前記切換弁に出力し、前記第2リリーフ弁の設定圧に対応する第2の制御信号を前記第2リリーフ弁に出力し、前記切換弁は、前記制御装置が出力した第1の制御信号で前記第1位置及び前記第2位置に切換可能であり、前記第2リリーフ弁は、前記制御装置が出力した第2の制御信号に対応する設定圧に変更する
前記変更部は、前記第1油路に接続され且つ作動油を排出する第3油路と、前記第3油路に設けられた可変リリーフ弁とを有する。
前記ロードセンシングシステムは、前記油圧ポンプの斜板を制御する斜板制御部と、前記第1油路に接続され且つ第1油路の作動油の圧力と前記吐出圧との差圧が一定となるように前記斜板制御部を作動させる流量補償弁とを有し、前記制御弁は、作動油の方向を切り換える方向切換弁を有し、前記第1油路には、前記流量補償弁及び前記第3油路が接続されている。
前記変更部は、前記第1油路に接続され且つ作動油を排出する第3油路と、前記第3油路に設けられた第1リリーフ弁と、前記第1リリーフ弁とは別に前記第3油路に設けられ且つ前記第1リリーフ弁の設定圧よりも低い設定圧に設定された第2リリーフ弁とを有している。
前記変更部は、前記第3油路を開放又は遮断可能な切換弁を有している。
作業機の油圧システムは、前記第1油路において、前記方向切換弁と前記流量補償弁と
の間に設けられた絞り部を備え、前記変更部は、前記第1油路において、前記絞り部と前記流量補償弁との間に接続されている。
前記ロードセンシングシステムは、前記油圧ポンプの斜板を制御する斜板制御部と、前記第1油路に接続され且つ第1油路の作動油の圧力と前記吐出圧との差圧が一定となるように前記斜板制御部を作動させる流量補償弁とを有し、前記制御弁は、作動油の方向を切り換える方向切換弁を有し、前記第1油路には、前記流量補償弁が接続されており、前記第3油路は、前記第1油路であって前記流量補償弁と前記方向切換弁との区間に接続された第1排出油路と、前記第1油路であって前記第1排出油路が接続する接続部と前記流量補償弁との区間に接続された第2排出油路とを含み、前記第1リリーフ弁は、前記第1排出油路に設けられ、前記第2リリーフ弁及び前記切換弁は、第2排出油路に設けられている。
前記ロードセンシングシステムは、前記油圧ポンプの斜板を制御する斜板制御部と、前記第1油路に接続され且つ第1油路の作動油の圧力と前記吐出圧との差圧が一定となるように前記斜板制御部を作動させる流量補償弁とを有し、前記制御弁は、作動油の方向を切り換える方向切換弁を有し、前記第1油路には、前記流量補償弁が接続されており、前記第3油路は、前記第1油路であって前記流量補償弁と前記方向切換弁との区間に接続された第1排出油路と、前記第1油路であって前記第1排出油路が接続する接続部と前記流量補償弁との区間に接続された第2排出油路とを含み、前記第1リリーフ弁は、前記第2排出油路に設けられ、前記第2リリーフ弁及び前記切換弁は、第1排出油路に設けられている。
作業機の油圧システムは、前記方向切換弁と前記第3油路との間に設けられた絞り部を備えている。
本発明によれば、油圧ポンプから吐出した作動油の流量を低下させる圧力を変更することができる。
油圧システムの概略図である。 油圧システムの第1の変形例を示す図である。 本発明に係る作業機の一例であるトラックローダを示す側面図である。 キャビンを上昇させた状態のトラックローダの一部を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図3は、本発明に係る作業機の側面図を示している。図3では、作業機の一例として、コンパクトトラックローダを示している。但し、本発明に係る作業機はコンパクトトラックローダアリーダに限定されず、例えば、スキッドステアリーダ等の他の種類のローダ作業機であってもよい。また、ローダ作業機以外の作業機であってもよい。
作業機1は、図3,4に示すように、作業機1は、機体2と、キャビン3と、作業装置4と、走行装置5とを備えている。本発明の実施形態において、作業機1の運転席8に着座した運転者の前側(図3の左側)を前方、運転者の後側(図3の右側)を後方、運転者の左側(図3の手前側)を左方、運転者の右側(図3の奥側)を右方として説明する。また、前後の方向に直交する方向である水平方向を機体幅方向として説明する。機体2の中央部から右部或いは左部へ向かう方向を機体外方として説明する。言い換えれば、機体外方とは、機体幅方向であって、機体2から離れる方向である。機体外方とは反対の方向を、機体内方として説明する。言い換えれば、機体内方とは、機体幅方向であって、機体2
に近づく方向である。
キャビン3は、機体2に搭載されている。このキャビン3には運転席8が設けられている。作業装置4は機体2に装着されている。走行装置5は、機体2の外側に設けられている。機体2の後部には、原動機23が設けられている。原動機23は、例えば、ディーゼルエンジンである。原動機23は、電動機であってもよいし、ディーゼルエンジンと電動機との両方を備えていてもよく限定されない。
作業装置4は、ブーム10と、作業具11と、リフトリンク12と、制御リンク13と、ブームシリンダ14と、バケットシリンダ15とを有している。
ブーム10は、キャビン3の側方に上下揺動自在に設けられている。作業具11は、例えば、バケットであって、当該バケット11は、ブーム10の先端部(前端部)に上下揺動自在に設けられている。リフトリンク12及び制御リンク13は、ブーム10が上下揺動自在となるように、ブーム10の基部(後部)を支持している。ブームシリンダ14は、伸縮することによりブーム10を昇降させる。バケットシリンダ15は、伸縮することによりバケット11を揺動させる。
リフトリンク12、制御リンク13及びブームシリンダ14は、ブーム10に対応して機体2の側方に設けられている。
リフトリンク12は、ブーム10の基部の後部に、縦向きに設けられている。このリフトリンク12の上部(一端側)は、ブーム10の基部の後部寄りに枢支軸16(第1枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。また、リフトリンク12の下部(他端側)は、機体2の後部寄りに枢支軸17(第2枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第2枢支軸17は、第1枢支軸16の下方に設けられている。
ブームシリンダ14の上部は、枢支軸18(第3枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第3枢支軸18は、ブーム10の基部であって、当該基部の前部に設けられている。ブームシリンダ14の下部は、枢支軸19(第4枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第4枢支軸19は、機体2の後部の下部寄りであって第3枢支軸18の下方に設けられている。
制御リンク13は、リフトリンク12の前方に設けられている。この制御リンク13の一端は、枢支軸20(第5枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第5枢支軸20は、機体2であって、リフトリンク12の前方に対応する位置に設けられている。制御リンク13の他端は、枢支軸21(第6枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第6枢支軸21は、ブーム10であって、第2枢支軸17の前方で且つ第2枢支軸17の上方に設けられている。
ブームシリンダ14を伸縮することにより、リフトリンク12及び制御リンク13によってブーム10の基部が支持されながら、ブーム10が第1枢支軸16回りに上下揺動し、ブーム10の先端部が昇降する。制御リンク13は、ブーム10の上下揺動に伴って第5枢支軸20回りに上下揺動する。リフトリンク12は、制御リンク13の上下揺動に伴って第2枢支軸17回りに前後揺動する。
ブーム10の前部には、バケット11の代わりに別の作業具が装着可能とされている。別の作業具としては、例えば、油圧圧砕機、油圧ブレーカ、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノウブロア等のアタッチメント(予備アタッチメント)である。
ブーム10の前部には、接続部材24が設けられている。接続部材24は、予備アタッチメントに装備された油圧機器と、ブーム10に設けられたパイプ等の第1管材とを接続
する装置である。具体的には、接続部材24の一端には、第1管材が接続可能で、他端には、予備アタッチメントの油圧機器に接続された第2管材が接続可能である。これにより、第1管材を流れる作動油は、第2管材を通過して油圧機器に供給される。
バケットシリンダ15は、ブーム10の前部寄りにそれぞれ配置されている。バケットシリンダ15を伸縮することで、バケット11が揺動される。
走行装置5は、本実施形態ではクローラ型(セミクローラ型を含む)の走行装置が採用されている。なお、前輪及び後輪を有する車輪型の走行装置を採用してもよい。
次に、本発明に係る作業機の油圧システムについて説明する。
油圧システムは、ブーム10、バケット11、予備アタッチメント等を作動させるシステムであって、図1に示すように、複数の制御弁30と、第1油圧ポンプP1と、第2油圧ポンプP2とを備えている。
第1油圧ポンプP1は、作動油を吐出するポンプであって、斜板形可変容量アキシャルポンプ(可変容量ポンプ)である。第2油圧ポンプP2は、作動油を吐出するポンプであって、定容量ポンプである。第1油圧ポンプP1から吐出した作動油は、主に油圧アクチュエータを操作するのに用いられる。第2油圧ポンプP2から吐出した作動油は、主に制御用、信号用の作動油である。制御用、信号用の作動油のことをパイロット油といい、パイロット油の圧力のことをパイロット圧ということがある。
第1油圧ポンプP1には、作動油が通過する油路(第4油路)44が設けられている。第4油路44には、油圧アクチュエータを制御する複数の制御弁30が接続されている。油圧アクチュエータは、作動油によって作動する機器であって、例えば、油圧シリンダ、油圧モータ等である。
複数の制御弁30は、第1制御弁30A、第2制御弁30B、第3制御弁30Cである。第1制御弁30Aは、ブーム10を作動させる油圧シリンダ(ブームシリンダ)14を制御する弁である。第2制御弁30Bは、バケット11を作動する油圧シリンダ(バケットシリンダ)15を制御する弁である。第3制御弁30Cは、油圧圧砕機、油圧ブレーカ、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノウブロア等の予備アタッチメントに装着された油圧機器(油圧シリンダ、油圧モータ)を制御する弁である。
第1制御弁30Aは、方向切換弁50Aと、圧力補償弁51Aとを有している。方向切換弁50Aは、中立位置、第1位置、第2位置とに切換可能な直動スプール形3位置切換弁である。方向切換弁50Aには、油路を介してブームシリンダ14が接続されている。方向切換弁50Aと圧力補償弁51Aとは、油路を介して接続されている。圧力補償弁51Aは、方向切換弁50Aの前後差圧(スプールの前後差圧)を一定に保つ弁である。方向切換弁50Aから出力した作動油は、方向切換弁50Aを通過してブームシリンダ14に至る。
第2制御弁30Bは、方向切換弁50Bと、圧力補償弁51Bとを有している。方向切換弁50Bは、中立位置、第1位置、第2位置とに切換可能な直動スプール形3位置切換弁である。方向切換弁50Bには、油路を介してバケットシリンダ15が接続されている。方向切換弁50Bと圧力補償弁51Bとは、油路を介して接続されている。圧力補償弁51Bは、方向切換弁50Bの前後差圧(スプールの前後差圧)を一定に保つ弁である。方向切換弁50Bから出力した作動油は、方向切換弁50Bを通過してバケットシリンダ15に至る。
第3制御弁30Cは、方向切換弁50Cと、圧力補償弁51Cとを有している。方向切換弁50Cは、中立位置、第1位置、第2位置とに切換可能な直動スプール形3位置切換
弁である。方向切換弁50Cには、油路及び接続部材24を介して予備アタッチメントの油圧機器が接続されている。方向切換弁50Cと圧力補償弁51Cとは、油路を介して接続されている。圧力補償弁51Cは、方向切換弁50Cの前後差圧(スプールの前後差圧)を一定に保つ弁である。方向切換弁50Cから出力した作動油は、方向切換弁50Cを通過して予備アタッチメントの油圧機器に至る。
ブーム10、バケット11の操作は、運転席8の周囲に設けられた操作部材(例えば、操作レバー)60によって行うことができる。操作レバー60は、中立位置から、前後、左右、斜め方向に傾動可能に支持されている。操作レバー60の下部には、複数のパイロット弁61A、61B、61C、61Dが設けられている。複数のパイロット弁61A、61B、61C、61Dは、第2油圧ポンプP2に接続されている。パイロット弁61A、61B、61C、61Dは、操作レバー60の操作に応じて出力する作動油(パイロット油)が変化する。
パイロット弁61Aと方向切換弁50Aの一方の受圧部とは、油路62aにより接続されている。パイロット弁61Bと方向切換弁50Aの他方の受圧部とは、油路62bにより接続されている。パイロット弁61Cと方向切換弁50Bの一方の受圧部とは、油路62cにより接続されている。パイロット弁61Dと方向切換弁50Bの他方の受圧部とは、油路62dにより接続されている。
操作レバー60を前側に傾動させると、パイロット弁61Aが操作されて当該パイロット弁61Aから出力されるパイロット油のパイロット圧が設定される。このパイロット圧は、方向切換弁50Aの一方の受圧部に作用する。方向切換弁50Aが切り換わり、ブームシリンダ14が収縮することによりブーム10は下降する。
操作レバー60を後側に傾動させると、パイロット弁61Bが操作されて当該パイロット弁61Bから出力されるパイロット油のパイロット圧が設定される。このパイロット圧は、方向切換弁50Aの他方の受圧部に作用する。方向切換弁50Aが切り換わり、ブームシリンダ14が伸長して、ブーム10は上昇する。
操作レバー60を右側に傾動させると、パイロット弁61Cが操作されて当該パイロット弁61Cから出力されるパイロット油のパイロット圧が設定される。このパイロット圧は、方向切換弁50Bの一方の受圧部に作用する。方向切換弁50Bが切り換わり、バケットシリンダ15は伸長して、バケット11がダンプ動作する。
操作レバー60を左側に傾動させると、パイロット弁61Dが操作され当該パイロット弁61Dから出力されるパイロット油のパイロット圧が設定される。このパイロット圧は、方向切換弁50Bの他方の受圧部に作用する。方向切換弁50Bが切り換わり、バケットシリンダ15は収縮して、バケット11がスクイ動作する。
予備アクチュエータの油圧機器は、複数の比例弁63によって操作される。比例弁63は、励磁によって開度が変更可能な電磁弁である。複数の比例弁63は、第1比例弁63Aと、第2比例弁63Bである。第1比例弁63A及び第2比例弁63Bには、第2油圧ポンプP2からの作動油が供給される。第1比例弁63Aと、方向切換弁50の一方の受圧部とは、油路64aにより接続されている。第2比例弁63Bと、方向切換弁50の他方の受圧部とは、油路64bにより接続されている。
比例弁63(第1比例弁63Aと、第2比例弁63B)の励磁等は、制御装置65で行う。制御装置65は、CPU等から構成されている。制御装置65には、操作部材66が接続されている。制御装置65には、操作部材66の操作量(例えば、スライド量、揺動量等)が入力される。操作部材66は、例えば、揺動自在なシーソ型スイッチ、スライド自在なスライド型スイッチ、或いは、押圧自在なプッシュ型スイッチで構成されている。
例えば、操作部材66を一方に操作すると、制御装置65は、第1比例弁63Aのソレノイドを励磁する。第1比例弁63Aは、ソレノイドの励磁によって開き、方向切換弁50の一方の受圧部に所定のパイロット圧が作用する。パイロット圧の作用によって方向切換弁50が切り換わり、予備アクチュエータの油圧機器に第1油圧ポンプP1から吐出した作動油が作用する。また、操作部材66を他方に操作すると、制御装置65は、第2比例弁63Bのソレノイドを励磁する。第2比例弁63Bは、ソレノイドの励磁によって開き、方向切換弁50の他方の受圧部に所定のパイロット圧が作用する。パイロット圧の作用によって方向切換弁50が切り換わり、予備アクチュエータの油圧機器に第1油圧ポンプP1から吐出した作動油が作用する。
以上によれば、第1制御弁30A(方向切換弁50A)によってブーム10を操作することができる。第2制御弁30B(方向切換弁50B)によってバケット11を操作することができる。第3制御弁30C(方向切換弁50C)によって予備アクチュエータを操作することができる。
作業機の油圧システムは、ロードセンシングシステムを備えている。ロードセンシングシステムを説明する。ロードセンシングシステムは、油圧アクチュエータの作動時の最高負荷圧と第1油圧ポンプP1の吐出圧との差圧が一定となるように第1油圧ポンプP1を制御する(第1油圧ポンプP1の吐出量を制御する)システムである。ロードセンシングシステムは、第1油路41と、第2油路42と、流量補償弁80、斜板制御部81とを有している。
第1油路41(PLS油路ということがある)には、複数の制御弁30が接続されている。第1油路41は、複数の制御弁30が作動したときの最高負荷圧が作用可能な油路である。第1油路41には、絞り部47が設けられている。第1油路41には、複数の制御弁(セクション)から最高負荷圧を検出するための逆止弁が設けられている。なお、この実施形態では、第1油路41には、逆止弁が設けられているが、高圧選択弁であってもよい。
第1油路41には、第1制御弁30Aの圧力補償弁51A、第2制御弁30Bの圧力補償弁51B、第3制御弁30Cの圧力補償弁51Cが接続される。なお、この実施形態における油圧システムでは、制御弁30のスプールの後に圧力補償弁が接続されたアフターオリフィス型であるが、制御弁30のスプールの前に圧力補償弁が接続されたビフォーオリフィス型であってもよい。
第1制御弁30Aに対応するブームシリンダ14の負荷圧、第2制御弁30Bに対応するバケットシリンダ15の負荷圧、第2制御弁30Cに対応する予備アクチュエータの油圧機器の負荷圧のうち、最も負荷圧が高い圧力(複数の制御弁30の負荷圧のうち最高負荷圧である「PLS信号圧」)が第1油路41に作用する。
また、第1油路41は、流量補償弁80にも接続されていて、PLS信号圧が流量補償弁80に伝達される。第2油路42(PPS油路ということがある)は、第1油圧ポンプP1の吐出側と流量補償弁80を接続し、第1油圧ポンプP1の作動油の吐出圧である「PPS信号圧」が作用可能である。第1油圧ポンプP1の作動油の吐出圧は、流量補償弁80に伝達される。
斜板制御部81は、圧力によって移動するピストンと、ピストンを収容する収容部と、ピストンに連結したロッドとを有する装置である。収容部の一端側は流量補償弁80に接続され、他端側は第1油圧ポンプP1の吐出側に接続されている。斜板制御部81のロッド(移動部)は、第1油圧ポンプP1の斜板に接続され、当該ロッドの伸縮によって斜板の角度が変更可能である。
流量補償弁80は、PLS信号圧及びPPS信号圧に基づいて斜板制御部81を制御可能な弁である。流量補償弁80は、PPS信号圧とPLS信号圧との圧力差(第1差圧)が予め定められた圧力となるように、斜板制御部81の一端側に圧力をかける。つまり、流量補償弁80は、PPS信号圧-PLS信号圧との差圧(第1差圧)が一定となるように、斜板制御部81の他端側のロッドを伸縮させる。
以上のように、ロードセンシングシステムでは、第1差圧が一定となるように斜板の角度を変更するため、負荷圧に関わらず第1油圧ポンプP1の吐出量を調整することができる。
なお、油圧システムは、アンロード弁36を備えている。アンロード弁36は、第4油路44から分岐した分岐油路が接続されている。アンロード弁36は、第1油路44の分岐油路の作動油を作動油タンク22へ排出する第1位置36aと、分岐油路を遮断する第2位置36bとに切換可能である。アンロード弁36の切換圧は、油圧ポンプP1の吐出圧と流量補償弁80に導入される作動油の圧力との差が第1差圧よりも高く設定されている。アンロード弁36に作用する作動油の圧力が切換圧よりも高くなると、アンロード弁36は、第1位置36aに切り換わる。この実施形態の油圧システムでは、アンロード弁36を備えているが、アンロード弁36は無くてもよい。
油圧システムは、第1油路41(PLS油路)の圧力を変更可能な変更部35を有している。変更部35は、第1油路41の圧力、即ち、第1油路41に作用した最高負荷圧を低下させることができる。したがって、変更部35によって、流量補償弁80に入力されるPLS信号圧を低くすることにより、第1油圧ポンプP1の斜板の角度を、作動油が低下させる方向に戻すことができる。本発明では、第1油路41の圧力が上昇し、第1油路41に設けられたリリーフ弁等の変更部35が作動すると、当該変更部35から作動油が排出される。その結果、第1油路41(PLS油路)に設けられた逆止弁等や第1油路41を流れる流量が増加し、第1油路41の中途部(径が小さく絞りに相当する箇所)或いは逆止弁等に圧損が生じる。この圧損が第1差圧を超えると、第1油圧ポンプP1の斜板が、作動油の吐出量を減らす方向に働く。本発明では、第1油圧ポンプP1の斜板の角度を戻すことができるため、第1油圧ポンプP1から吐出した作動油の流量を任意に設定することができる。
詳しくは、変更部35は、第3油路43と、可変リリーフ弁52とを有している。第3油路43は、第1油路41に接続され且つ作動油を排出する油路である。詳しくは、第1油路41は、絞り部47と流量補償弁80との区間41aと、圧力補償弁51と絞り部47との区間41bとを含んでおり、区間41aに第3油路43の一端が接続されている。第3油路43の他端は、作動油タンク22に接続されている。第3油路43の他端は、第1油圧ポンプP1、第2油圧ポンプP2の吸込部に接続されていても、その他の部分に接続されていてもよい。
可変リリーフ弁52は、第3油路43の中途部に設けられ、設定圧を変更可能である。可変リリーフ弁52は、パイロット油(パイロット圧)で設定圧が変更可能なパイロット式可変リリーフ弁、電気信号(制御信号)で設定圧が変更可能な電磁式可変リリーフ弁、手動で設定圧が設定可能な手動式可変リリーフ弁等である。例えば、運転席8の周囲には可変リリーフ弁52の設定圧を変更する部材(変更部材)が設けられている。オペレータが変更部材を操作することによって、可変リリーフ弁52の設定圧を任意に変更することができる。
なお、図1に示すように、制御装置65と可変リリーフ弁52とを接続して、制御装置65の制御信号(電気信号)に基づいて、可変リリーフ弁52の設定圧を変更してもよい
。例えば、制御装置65に原動機23の回転数(例えば、エンジン回転数)を検出する回転センサを設ける。回転センサで検出した実際のエンジン回転数(実エンジン回転数)と目標のエンジン回転数(目標エンジン回転数)との差に基づいて、制御装置65が可変リリーフ弁52の設定圧を演算する。制御装置65は、演算した可変リリーフ弁52の設定圧に対応する制御信号を可変リリーフ弁52に出力する。可変リリーフ弁52の設定圧は、制御装置65の制御信号に基づいて設定される。
或いは、制御装置65に作動油の温度を検出する温度センサを設ける。温度センサで検出した作動油の温度に基づいて、制御装置65が可変リリーフ弁52の設定圧を演算する。制御装置65は、演算した可変リリーフ弁52の設定圧に対応する制御信号を可変リリーフ弁52に出力する。温度センサは、作動油の温度を検出するセンサに代えて、水温を検出するセンサ、エンジンオイルの温度を検出するセンサ、外気温を検出するセンサのいずれであってもよい。この場合、制御装置65は、温度センサで検出した値に基づいて、可変リリーフ弁52の設定圧を演算すると共に、可変リリーフ弁52の設定圧を設定する。
或いは、制御装置65に、パワーモード、省燃費モード、エアコンの作動の有無、走行中の有無、アタッチメントの作動の有無などの運転モードを設定するスイッチを設ける。制御装置65は、運転モードに応じて可変リリーフ弁52の設定圧を演算と共に、可変リリーフ弁52の設定圧を設定する。或いは、制御装置65に、作業機に装着された予備アクチュエータの種類を入力する。制御装置65は、予備アクチュエータの種類に応じて可変リリーフ弁52の設定圧を演算と共に、可変リリーフ弁52の設定圧を設定する。
以上のように、第1油路41において、第3油路43を設けたうえで、当該第3油路43に可変リリーフ弁52を設けることによって、第1油路41の絞り部47と流量補償弁80との区間41aの圧力を可変することができる。即ち、可変リリーフ弁52によって、第1油路41(PLS油路)の区間41aの圧力を低下させることができる。なお、絞り部47は、絞り(オリフィス)であってもよいし、パイプ等の管材の一部を他の部分に比べて径を小さくすることで構成してもよいし、その他の部品等で構成してもよい。
図2は、油圧システムの第1の変形例(変更部の変形例)を示している。図2を用いて第1の変形例について説明する。
変更部35は、第3油路43と、第1リリーフ弁56と、第2リリーフ弁57と、切換弁58とを有している。第3油路43は、第1排出油路43aと、第2排出油路43bとを有している。第1排出油路43aは、第1油路41において、圧力補償弁51Cの下流側に接続された油路である。第1排出油路43aは、作動油タンク22等に接続されている。第2排出油路43bは、第1油路41において、当該第1油路41と第1排出油路43aとの接続部59aと、流量補償弁80との区間41cに接続された油路である。第2排出油路43bは、作動油タンク22等に接続されている。第1排出油路43a及び第2排出油路43bは、作動油タンク22の代わりに、第1油圧ポンプP1、第2油圧ポンプP2の吸込部に接続されていても、その他の部分に接続されていてもよい。
第1リリーフ弁56は、第3油路43であって、第1排出油路43aの中途部に設けられている。第2リリーフ弁57は、第1リリーフ弁56とは別に第3油路43に接続されている。第2リリーフ弁57は、第2排出油路43bの中途部に設けられている。第2リリーフ弁57は、第1リリーフ弁56の設定圧よりも低い設定圧に設定されている。即ち、第2の変形例の油圧システムでは、設定圧が高い第1リリーフ弁(高圧リリーフ弁)56と、設定圧が低い第2リリーフ弁(低圧リリーフ弁)57とを有している。なお、第1リリーフ弁56及び第2リリーフ弁57は、設定圧が可変である可変リリーフ弁であっても、設定圧が固定であるリリーフ弁であってもよい。第1リリーフ弁56及び第2リリー
フ弁57を可変リリーフ弁で構成した場合も、第2リリーフ弁57は、第1リリーフ弁56の設定圧よりも低い設定圧に設定される。また、制御弁30(方向切換弁50)と第3油路43(第1排出油路43a、第2排出油路43b)との間には、絞り部47が設けられている。
切換弁58は、第3油路43を開放又は遮断可能な弁である。切換弁58は、第2排出油路43bの中途部であって第2リリーフ弁57の上流側に設けられている。即ち、切換弁58は、第2排出油路43bにおいて、当該第2排出油路43bと第1油路41との接続部59bと第2リリーフ弁57との区間に設けられている。切換弁58は、第1位置58aと、第2位置58bとに切換可能な二位置切換弁である。切換弁58の切換は、手動操作、作動油圧力(パイロット圧)、電気信号(制御信号)で行う。手動操作の場合は、切換弁58には揺動自在な操作レバー等が連結されており、操作レバーを動かすことによって、切換弁58を切り換える。電気信号の場合は、切換弁58のソレノイドに、上述した制御装置65を接続する。
例えば、制御装置65は、実エンジン回転数と目標エンジンとの差に基づいて、制御装置65は、第2リリーフ弁(低圧リリーフ弁)57を用いるか否かを判断する。制御装置65は、第2リリーフ弁(低圧リリーフ弁)57を用いる場合、切換弁58に制御信号を出力して、切換弁58を第1位置58aから第2位置58bに切り換える。制御装置65による切換弁58の第2位置58bへの切換は、エンジン回転数の他、第1実施形態で示したように、温度センサの値(作動油の温度、水温、エンジンオイルの温度、外気温度)のいずれに基づいて行ってもよい。また、制御装置65は、運転モード(パワーモード、省燃費モード、エアコンの作動の有無、走行中の有無、アタッチメントの作動の有無)に基づいて、切換弁58の第2位置58bへの切換を行ってもよい。或いは、制御装置65は、予備アクチュエータの種類に基づいて、切換弁58の第2位置58bへの切換を行ってもよい。
以上、第1変形例によれば、切換弁58を第2位置58bに切り換えることにより第1油路44に作用した最高負荷圧を低下させたり、切換弁58を第1位置58aに切り換えることより最高負荷圧を保持する。即ち、第1油圧ポンプP1の流量を低下させることができる最高負荷圧を切換弁58を切り換えることによって、可変にしている。つまり、必要に応じて、第1リリーフ弁56及び第2リリーフ弁57を作動させることにより、第1油圧ポンプP1から吐出する流量を調整することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 作業機
23 原動機
24 操作部材
30 制御弁
30A 第1制御弁
30B 第2制御弁
30C 第3制御弁
35 変更部
36 アンロード弁
41 第1油路
42 第2油路
43 第3油路
43a 第1排出油路
43b 第2排出油路
44 第4油路
52 可変リリーフ弁
56 第1リリーフ弁
57 第2リリーフ弁
58 切換弁
66 操作部材
80 流量補償弁
81 斜板制御部

Claims (7)

  1. 複数の油圧アクチュエータと、
    作動油を吐出する油圧ポンプと、
    前記油圧アクチュエータの作動を制御する複数の制御弁と、
    前記油圧アクチュエータの作動時の最高負荷圧が作用可能な第1油路と、
    前記油圧ポンプの吐出圧が作用可能な第2油路と、
    前記油圧アクチュエータの作動時の最高負荷圧と前記油圧ポンプの吐出圧との差圧が一定となるように前記油圧ポンプを制御するロードセンシングシステムと、
    前記第1油路の圧力を変更可能な変更部と、
    制御信号を出力する制御装置と、
    を備え、
    前記変更部は、前記第1油路に接続され且つ作動油を排出する第3油路と、前記第3油路に設けられ且つ設定圧が固定である第1リリーフ弁と、前記第1リリーフ弁とは別に前記第3油路に設けられ且つ前記第1リリーフ弁の設定圧よりも低い設定圧に設定され且つ当該設定圧が可変である第2リリーフ弁と、前記第3油路を開放又は遮断して、前記第2リリーフ弁に作動油を流さない第1位置と、前記第2リリーフ弁に作動油を流す第2位置と、に切り換える切換弁と、を有し、
    前記制御装置は、前記切換弁の前記第1位置及び前記第2位置の切り換えを指示する第1の制御信号を前記切換弁に出力し、前記第2リリーフ弁の設定圧に対応する第2の制御信号を前記第2リリーフ弁に出力し、
    前記切換弁は、前記制御装置が出力した第1の制御信号で前記第1位置及び前記第2位置に切換可能であり、
    前記第2リリーフ弁は、前記制御装置が出力した第2の制御信号に対応する設定圧に変更する作業機の油圧システム。
  2. 原動機の回転数を検出する回転センサを備え、
    前記制御装置は、前記回転センサが検出した実エンジン回転数と、目標エンジン回転数の差に基づいて、前記切換弁の位置を切り換える請求項1に記載の作業機の油圧システム。
  3. 作動油の温度、水温、エンジンオイルの温度、又は外気温を検出する温度センサを備え、
    前記制御装置は、前記温度センサが検出した温度に基づいて前記切換弁の位置を切り換える請求項1に記載の作業機の油圧システム。
  4. 前記制御装置は、複数のモードに切り換え可能であり、前記複数のモードに応じて前記切換弁の位置を切り換える請求項1に記載の作業機の油圧システム。
  5. 前記ロードセンシングシステムは、前記油圧ポンプの斜板を制御する斜板制御部と、前記第1油路に接続され且つ第1油路の作動油の圧力と前記吐出圧との差圧が一定となるように前記斜板制御部を作動させる流量補償弁とを有し、
    前記制御弁は、作動油の方向を切り換える方向切換弁を有し、
    前記第1油路には、前記流量補償弁が接続されており、
    前記第3油路は、前記第1油路であって前記流量補償弁と前記方向切換弁との区間に接続された第1排出油路と、前記第1油路であって前記第1排出油路が接続する接続部と前記流量補償弁との区間に接続された第2排出油路とを含み、
    前記第1リリーフ弁は、前記第1排出油路に設けられ、前記第2リリーフ弁及び前記切換弁は、第2排出油路に設けられている請求項1~4のいずれか1項に記載の作業機の油圧システム。
  6. 前記ロードセンシングシステムは、前記油圧ポンプの斜板を制御する斜板制御部と、前記第1油路に接続され且つ第1油路の作動油の圧力と前記吐出圧との差圧が一定となるように前記斜板制御部を作動させる流量補償弁とを有し、
    前記制御弁は、作動油の方向を切り換える方向切換弁を有し、
    前記第1油路には、前記流量補償弁が接続されており、
    前記第3油路は、前記第1油路であって前記流量補償弁と前記方向切換弁との区間に接続された第1排出油路と、前記第1油路であって前記第1排出油路が接続する接続部と前記流量補償弁との区間に接続された第2排出油路とを含み、
    前記第1リリーフ弁は、前記第2排出油路に設けられ、前記第2リリーフ弁及び前記切換弁は、第1排出油路に設けられている請求項1~4のいずれか1項に記載の作業機の油圧システム。
  7. 前記方向切換弁と前記第3油路との間に設けられた絞り部を備えている請求項5又は6に記載の作業機の油圧システム。
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