JP7050391B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電力変換装置に関する。
電力変換装置の保守点検時等には、電力変換装置の運転を停止して行う必要がある。電力変換装置は、大きな静電容量を有するコンデンサを備えていることが多く、運転の停止後に、安全に保守点検作業等を行うには、このコンデンサに蓄えられた電荷を十分に放電させる必要がある。
電力変換装置の変換器には、扱う電力や入出力の電圧の範囲等に応じて、さまざまな形式のものが用いられ、あるいは提案されている。自己消弧形の半導体スイッチング素子を用いることによって小型化をはかりつつ、大容量化を実現することができる電力変換方式として、モジュラーマルチレベルコンバータ(Modular Multilevel Converter、MMC)の実用化が進められている。
MMC方式の電力変換器では、多数の単位変換器をカスケード接続して、各相のアームを構成する。単位変換器を含むモジュールが接地電位に対して高電位にあるため、各単位変換器を主回路として、制御電源を生成し、単位変換器を動作させている。
MMC方式の電力変換器では、単位変換器ごとに大容量のコンデンサを有しており、運転停止時に安全な電圧まで、各コンデンサの両端の電圧が低下していることを確認する必要がある。
高電圧の単位変換器に地上から電源を供給して、コンデンサの電圧が安全な範囲となったかどうかを確認する監視装置を設けることは困難である。各コンデンサに直接接続してコンデンサの電圧を確認する方法が現実的である。
そこで、半導体発光素子(LED)等の発光素子をコンデンサの両端に接続して、発光の有無によりコンデンサ電圧の低下を確認する方法が考えられる。この方法では、コンデンサの電圧が高い場合には、多数の発光素子を直列接続する必要がある。1つの発光素子が故障して開放状態になると、すべての発光素子が消灯してしまい、コンデンサの電圧が安全範囲に低下して消灯したのか、故障によって消灯したのか判断することができない。
特開平11-4534号公報
実施形態は、発光素子が故障してもコンデンサの電圧を確実に監視できる電力変換装置を提供する。
実施形態に係る電力変換装置は、コンデンサと、前記コンデンサの電荷を放電するように設けられた放電回路と、前記コンデンサに並列に接続されたコンデンサ電圧監視回路と、を含む主回路を含む電力変換器を備える。前記コンデンサ電圧監視回路は、直列に接続された複数の第1発光素子を含む第1直列回路と、前記第1直列回路に並列に接続され、直列に接続された複数の第2発光素子を含む第2直列回路と、を含む。前記第1発光素子が発光する電流が流れたときの前記第1直列回路の両端の電圧の大きさは、前記第2発光素子が発光する電流が流れたときの前記第2直列回路の両端の電圧の大きさと異なる。前記コンデンサ電圧監視回路は、前記第1直列回路および前記第2直列回路をそれぞれ含む複数のブロックを有する。前記複数のブロックは、直列に接続されて前記コンデンサに並列に接続される。前記コンデンサの両端電圧は、前記電力変換器の通常の動作時に1000V以上に充電される。
本実施形態では、発光素子が故障してもコンデンサの電圧を確実に監視できる電力変換装置が実現される。
第1の実施形態に係る電力変換装置を例示するブロック図である。 図2(a)および図2(b)は、第1の実施形態の電力変換装置の一部を例示する模式的な回路図である。 第1の実施形態の電力変換装置の動作を説明するための模式図である。 第1の実施形態の電力変換装置の使用方法を説明するための模式図である。 図5(a)~図5(d)は、比較例の電力変換装置を例示するブロック図である。 図6(a)および図6(b)は、第2の実施形態の電力変換装置の一部を例示する模式的な回路図である。 図7(a)および図7(b)は、第3の実施形態の電力変換装置の一部を例示する模式的な回路図である。 図8(a)および図8(b)は、第4の実施形態の電力変換装置の一部を例示する模式的な回路図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る電力変換装置を例示するブロック図である。
図1に示すように、電力変換装置10は、電力変換器20を備える。電力変換器20は、端子21a~21cを介して、交流回路1に接続される。交流回路1は、たとえば交流電源、交流送電線および交流負荷等を含むことができる。交流回路1は、たとえば交流の電力系統である。この例のように、電力変換装置10は、変圧器2を介して、交流回路1に接続されてもよい。電力変換器20は、端子21d,21eを介して、直流回路3に接続される。直流回路3は、たとえば直流電源、直流送電線および直流負荷等を含むことができる。直流回路3は、たとえば直流送電線であり、直流送電線の他端には、交流と直流とを相互に変換することができる電力変換装置が接続されることができる。
電力変換器20は、交流回路1の各相に対応したアーム22を含む。アーム22は、端子21d,21e間で直列に接続されレグを形成する。
端子21d,21e間で直列に接続されるアーム22には、変圧器25がそれぞれ直列に接続されている。変圧器25に代えてバッファリアクトルを接続してもよい。
アーム22は、カスケードに接続された単位変換器30を含む。単位変換器30は、アーム22あたりM台接続されている。Mは1でもよいが、好ましくは、Mは2以上の整数である。
図2(a)および図2(b)は、本実施形態の電力変換装置の一部を例示する模式的な回路図である。
図2(a)に示すように、単位変換器30は、主回路32と、コンデンサ電圧監視回路34と、を含む。単位変換器30は、端子31a,31bを含む。単位変換器30は、端子31a,31bによって、他の単位変換器30等と接続される。
主回路32は、スイッチング素子32aと、ダイオード32bと、コンデンサ32cと、抵抗器32dと、を含む。2つのスイッチング素子32aは、直列に接続されている。2つのダイオード32bは、2つのスイッチング素子32aにそれぞれ逆並列に接続されている。コンデンサ32cは、スイッチング素子32aの直列回路に並列に接続されている。抵抗器32dは、コンデンサ32cに並列に接続されている。
なお、抵抗器32dは、コンデンサ32cに実質的に並列に接続されていればよく、たとえば、2つに分割されて2つのスイッチング素子32aにそれぞれ並列に接続されていてもよい。
単位変換器30は、主回路32およびコンデンサ電圧監視回路34のほか、図示しない制御回路やゲート駆動回路等を含んでいる。単位変換器30では、図示しない制御装置によって生成された制御信号を制御回路で受信する。制御回路およびゲート駆動回路は、受信した制御信号にもとづいて、スイッチング素子32aのためのゲート駆動信号を生成し、スイッチング素子32aをオンオフしてコンデンサ32cを充放電し、コンデンサ32cの両端の電圧(以下、コンデンサ電圧という)を制御する。
なお、MMCでは、多くの場合、単位変換器30の制御回路およびゲート駆動回路等の動作のための電力の給電は、コンデンサ32cに蓄積された電力を用いて行われる。
コンデンサ電圧監視回路34は、主回路32のコンデンサ32cの両方の端子に接続されている。つまり、コンデンサ電圧監視回路34は、コンデンサ32cに並列に接続されており、抵抗器32d、制御回路等(放電回路)とともに、コンデンサ32cに蓄積された電荷の放電経路となる。
コンデンサ電圧監視回路34は、発光素子35と、抵抗器36と、を含む。発光素子35および抵抗器36は、直列に接続されており、コンデンサ32cからの電力供給により電流が流れて、発光素子35が点灯する。抵抗器36は、発光素子35に流れる電流を制限し設定する。
コンデンサ電圧監視回路34は、複数のブロックを含み、各ブロックは直列に接続されている。この例では、N個のブロックが接続されている。直列に接続されたブロックは、抵抗器36を介して、コンデンサ32cの両方の端子に接続されている。
各ブロックは、2つの直列回路を含んでいる。2つの直列回路は並列に接続されている。この例では、一方の直列回路は直列接続された2個の発光素子35を含み、他方の直列回路は直列接続された3個の発光素子35を含んでいる。
電力変換装置10の運転が停止されると、コンデンサ電圧は、抵抗器32d、制御回路およびコンデンサ電圧監視回路34等による放電によって、継続的に低下する。コンデンサ電圧が低下することによって、発光素子35は消灯する。本実施形態では、発光素子が消灯するときのコンデンサ電圧は、保守点検等の際に安全に作業できる程度の値に設定され、たとえば50V程度である。
この実施形態では、複数の発光素子35は、ほぼ同じ電流電圧特性(以下、単に特性ともいう)を有する。同じ特性とは、ほぼ同一の順電流を流したときに、ほぼ等しい順電圧を出力し、ほぼ等しい明るさで発光することをいう。
なお、2つの直列回路に含まれる発光素子35の個数は、上述の例に限られず、一方が1個、他方が2個であったり、一方が3個、他方が4個であったりしてもよいし、後述するように、一方の直列回路が2個、他方の直列回路が4個の発光素子35を含むようにしてもよい。一方の直列回路に電流が流れたときのその直列回路の両端の電圧の大きさが、他方の直列回路に電流が流れたときのその直列回路の両端の電圧の大きさよりも十分低ければよい。
本実施形態の電力変換装置10の動作について、説明する。
図2(a)および図2(b)には、コンデンサ32cおよびコンデンサ電圧監視回路34による閉回路の電流経路も示されている。
図2(a)には、すべての発光素子35が健全な状態の場合のコンデンサ32cおよびコンデンサ電圧監視回路34による閉回路の電流経路が太実線の矢印で示されている。
この例では、各発光素子35の特性はほぼ等しく、順電圧Vfはほぼ等しいので、コンデンサ電圧が十分高い場合には、発光素子35の直列数の少ない方の直列回路では、発光素子35が点灯し、発光素子35の直列数の多い方の直列回路では、発光素子35は消灯する。つまり、コンデンサ32cの一方の端子から流出した電流は、抵抗器36を介して、各ブロックの発光素子35の数の少ない方の直列回路を流れて、コンデンサ32cの他方の端子に流入する。
図2(b)には、N個のブロックのうち、2番目のブロックであるブロック2の直列回路の2個の発光素子35のうち1つが故障し、開放状態となった場合の電流経路が太実線の矢印で示されている。図では、×印を付けた発光素子35が故障しているものとする。図2(b)に示すように、直列接続された発光素子35の数の少ない方の直列回路で、1つの発光素子35が故障して開放状態となると、この直列回路の全体は、コンデンサ32cとの接続が遮断される。
一方、発光素子35の数の多い方の直列回路のすべての発光素子35は導通可能である。そのため、ブロック2以外の各ブロックにおいては、発光素子35の数の少ない方の直列回路に電流が流れ、ブロック2においては、発光素子35の数の多い方の直列回路に電流が流れる。したがって、コンデンサ32cおよびコンデンサ電圧監視回路34による閉回路の電流経路は維持され、発光素子35は点灯することができる。
図3は、本実施形態の電力変換装置の動作を説明するための模式図である。
図3には、n個の発光素子35が直列に接続された場合の特性グラフが太い実線で表されている。n+1個の発光素子35を直列に接続された場合の特性グラフが一点鎖線で表されている。グラフの横軸はn個の発光素子(LED)35の順電圧であり、グラフの縦軸は発光素子(LED)35に流れる順電流である。この場合のLED順電圧は、n個の発光素子35の直列回路の両端の電圧である。図3には、抵抗値Rを有する抵抗器36が発光素子35に直列に接続された場合の負荷線が破線および二点鎖線で示されている。破線の負荷線は発光素子35がn個直列に接続された場合であり、二点鎖線は発光素子35がn+1個直列に接続された場合を表している。
図3に示すように、1つあたりの発光素子35の順電圧をVfとすると、発光素子35がn個直列接続された場合には、太実線のように、順電圧がVf1=Vf×nとなるまでは、発光素子35は遮断状態である。順電圧がVf1を超えた後には、発光素子35は導通し、順電流が流れる。発光素子35は、順電流が流れることで、発光して、順電流に応じて明るさも増大する。なお、発光素子35は、動作抵抗を有するため、図示のように、順電流が大きいほど順電圧が増大する。
破線の負荷線において、LED順電流軸と交わる電流は、発光素子35が短絡状態のときに抵抗器36に流れる電流を表している。この負荷線の傾きは、(-)1/Rである。この負荷線と発光素子35の特性曲線とが交わる点が動作点OP1である。動作点OP1における電圧は、電力変換器20が通常の運転をしているときのコンデンサ電圧に応じて決定される。
電力変換器20の運転停止によりコンデンサ電圧が低下するにしたがい、破線の負荷線は平行移動し、Vf1で電圧軸に交わるときに、発光素子35は消灯する。
図2(b)を用いて説明したように、発光素子35の数の少ない方の直列回路の発光素子35が開放された場合には、図3の一点鎖線の特性曲線となる。一点鎖線の特性曲線では、Vf2=Vf×(n+1)以上で発光素子35が導通し、順電流の増大とともに明るさも増大する。
発光素子35の少ない方の直列回路の発光素子35が故障して、発光素子35の多い方の直列回路に電流が流れる場合には、動作点はOP2に移動する。動作点OP2における電圧は、発光素子35の数が多くなった分、増大し、動作点OP2における電流は、LED順電圧が増大した分、低下する。動作点は、コンデンサ電圧の低下とともに一点鎖線の特性曲線に沿って下方へ移動し、順電圧がVf2となったところで発光素子35は消灯する。
このように、並列に接続された発光素子35の直列回路において、発光素子35の直列数をそれぞれで異ならせることによって、一方の発光素子35の故障に対して、他方の発光素子35で電流経路を冗長化することができる。電流経路を冗長化することによって、発光素子35の故障による消灯を回避して、発光素子35の消灯がコンデンサ電圧の十分な低下であることを判定することができる。
図4は、本実施形態の電力変換装置の使用方法を説明するための模式図である。
図4に示すように、電力変換装置の電力変換器20は、変電所等の床面Eに絶縁架台50を介して、設置される。絶縁架台50は、絶縁性の材料によって構成されており、電力変換器20の各単位変換器(図ではモジュールと表記)30は、床面Eから電気的に絶縁されている。
各単位変換器30は、絶縁架台50上を図示しない絶縁性の柱状部材等により床面Eから上方に積み上げられるように配置される。コンデンサ電圧監視回路は、単位変換器30の外周面近傍に設けられ、発光素子35は、単位変換器30の外周面から外側を向くように配置されている。したがって、発光素子35の点灯状態あるいは消灯状態は、外部から視認することができる。
直流送電等の基幹電力系統に用いられるMMCでは、単位変換器30のコンデンサ電圧は、数1000Vにもおよび、電力変換器20が入出力する電圧は、数10kV~数100kVに達する場合がある。そのため、電力変換器20の通常の運転時においては、作業者Wが接近すると放電して作業者Wが感電するおそれがある。作業者Wが運転中に電力変換器20に近づけないように、電力変換器20から距離L1離れたところに防護フェンスFが設けられている。距離L1は、電力変換器20の扱う電圧等にもとづいて決定され、高圧の直流送電設備等では、数10mにおよぶ場合もある。
通常の運転時にコンデンサ電圧が数1000Vとなる場合には、運転停止後、相当の時間が経過し、数100V程度まで経過した後、作業者Wは、防護フェンスFよりも電力変換器20に接近することができる。作業者Wは、距離L1よりも短い距離L2まで電力変換器20に接近することができる。コンデンサ電圧が数100Vの場合には、たとえばL2は、1m程度とすることができる。
コンデンサ電圧が数1000Vから数100Vに低下すると、発光素子35に流れる電流も通常運転時の1/10程度に低下する。そのため、発光素子35の明るさも低下するので、発光の有無を確認するのには、作業者Wは、電力変換器20に十分接近して発光素子35を視認する必要がある。
作業者Wが電力変換器20の保守点検等に安全に作業するためには、コンデンサ電圧は50V程度まで低下する必要がある。コンデンサ電圧が数100Vから50V程度まで低下すると、発光素子35に流れる電流もさらに低下し、作業者Wは、単位変換器30ごとの発光素子35のより接近する必要がある。
そこで、作業者Wは、安全接近が可能な距離L2まで近づくことができる電圧まで低下した後には、この例のように、リフタLF等を用いて、上方の単位変換器30に対応する発光素子35に十分接近して発光有無を視認する。十分接近した上で発光素子35の発光有無を視認して、発光素子35の消灯が確認された場合には、作業者Wは、コンデンサ電圧が50V程度に低下したと判断する。
発光素子35の消灯が確認された単位変換器30から点検作業等を開始してもよいし、すべての発光素子35の消灯が確認された後に、点検作業等を開始するようにしてもよい。
本実施形態の電力変換装置10の効果について、比較例の電力変換装置と比較しつつ説明する。
図5(a)~図5(d)は、比較例の電力変換装置を例示するブロック図である。
図5(a)および図5(b)は、1つの直列回路に複数の発光素子35が直列接続されている場合である。
図5(a)に示すように、比較例の電力変換装置の単位変換器130aは、コンデンサ電圧監視回路134aを含む。コンデンサ電圧監視回路134aは、主回路32のコンデンサ32cに抵抗器32dとともに並列に接続されている。
このコンデンサ電圧監視回路134aは、直列に接続された複数の発光素子35を有する。すべての発光素子35が健全である場合には、コンデンサ電圧、抵抗器36の抵抗値および発光素子35の直列数に応じて電流が流れ、発光素子35は発光し、コンデンサ電圧が低下すると、電流が遮断されて発光素子35は消灯する。
図5(b)に示すように、発光素子35の直列回路中の1つの発光素子35が故障して開放状態となると、コンデンサ電圧監視回路134a自体が解放され、コンデンサ32cから切り離される。そのため、発光素子35は、コンデンサ電圧によらずに消灯する。コンデンサ32cが高いコンデンサ電圧を維持しているにもかかわらず、発光素子35が消灯したことをもって、コンデンサ電圧が安全電圧以下に低下したと判断して、保守点検作業を実施すると、作業者が危険な状態にさらされることとなる。
図5(c)および図5(d)では、コンデンサ電圧監視回路134bは、冗長化のために並列に接続された2つの直列回路を含む。2つの直列回路は、同じ数の発光素子35がそれぞれ直列に接続されている。発光素子35は、すべて同じ特性を有しており、ほぼ同じ順電流を流したときにほぼ同じ順電圧を出力する。
図5(c)に示すように、並列に接続された2つの直列回路の発光素子35は、すべてほぼ同じ順電圧を有しているので、コンデンサ32cの一方の端子から流出した電流は、抵抗器36に流入した後、2つの直列回路に分流する。つまり、1つの直列回路に流れる順電流は、分流することによって抵抗器36を流れる電流のほぼ1/2となる。
上述したように、数1000Vから50V程度の範囲で発光素子35の発光有無を視認できる程度とするためには、消灯直前の視認できる限界近くで、コンデンサ電圧が50V程度に達するようにする必要がある。そのため、この比較例の場合では、2つの直列回路に分流する分だけ、通常動作時の順電流を大きくなるように設定する必要がある。したがって、この比較例の場合には、コンデンサ電圧監視回路134bでの消費電力が増大することとなる。
本実施形態では、コンデンサ電圧監視回路34は、2つの直列回路を含み、これら2つの直列回路が並列接続され、それぞれの直列回路で異なる直列個数の発光素子35を含んでいる。そのため、コンデンサ32cを流出した電流は、分流することなく、2つの直列回路のうち発光素子35の直列個数の少ない方の直列回路に流れる。そのため、コンデンサ電圧がたとえば50V程度近くに低下した場合でも、点灯状態を維持することができる。
直列個数の少ない方の直列回路の発光素子35が故障した場合には、これに並列に接続された直列回路に電流が流れることによって、発光素子35の点灯状態を維持することができる。
コンデンサ電圧監視回路34では、ブロックを直列に接続することによって、各ブロックは、ブロック数に応じて分圧されたコンデンサ電圧を監視することができる。2つの直列回路は、分圧されたより低い電圧間に接続されるので、それぞれの発光素子35の直列数を異ならせた場合に、導通時の順電圧の差を大きくすることができる。そのため、2つの直列回路に電流が分流して発光素子35の明るさが低下するのを防止することができる。
発光素子35の直列回路をブロックに分割することによって、たとえば1つのブロックを1つの基板にモジュールのように回路を形成することができる。発光素子35の故障時等に交換作業をブロック単位で行うことができ、迅速な修繕を行うことができる。
(第2の実施形態)
並列に接続された2つの直列回路は、一方に2個の発光素子35を含み、他方に3個の発光素子35を含む場合に限らない。
図6(a)および図6(b)は、本実施形態の電力変換装置の一部を例示する模式的な回路図である。
本実施形態では、直列数の少ない一方の直列回路の発光素子35の直列数は2個であり、直列数の多い他方の直列回路の発光素子35の直列は4個である。
図6(a)に示すように、単位変換器230は、上述の他の実施形態とは異なるコンデンサ電圧監視回路234を含む。このコンデンサ電圧監視回路234は、複数のブロックを含み、これらのブロックは直列に接続されている。ブロックは、並列に接続された2つの直列回路を含む。一方の直列回路は、2個の発光素子35を含み、他方の直列回路は、4個の発光素子35を含んでいる。
すべての発光素子35が健全な場合には、図の太実線の矢印のように、発光素子35の直列数の少ない方の直列回路に電流が流れて、発光素子35が点灯する。
図6(b)に示すように、ブロック2の直列回路のうち、発光素子35の数の少ない直列回路の発光素子35が故障により開放された場合には、電流は、ブロック2の発光素子35の数の多い方の直列回路に流れる。そのため、コンデンサ32cから流出する電流は、コンデンサ電圧監視回路234に流れ続けて、発光素子35は点灯状態を維持することができる。
一方の直列回路は2個に限らず、他方の直列回路は3個(第1の実施形態)、4個(第2の実施形態)に限らない。2つの直列回路に含まれる発光素子35の特性が同じ場合には、発光素子35の直列数を異ならせることによって、電流経路の冗長化をはかることができる。
(第3の実施形態)
並列に接続される直列回路に含まれる発光素子の直列数を異ならせる場合に限らず、発光素子の導通時の直列回路の両端の電圧を異ならせるようにしてもよい。
図7(a)および図7(b)は、本実施形態の電力変換装置の一部を例示する模式的な回路図である。
図7(a)に示すように、単位変換器330は、上述の他の実施形態とは異なるコンデンサ電圧監視回路334を含む。コンデンサ電圧監視回路334は、複数のブロックを含み、これらのブロックは直列に接続されている。ブロックは、並列に接続された2つの直列回路を含む。一方の直列回路は、2個の発光素子35を含み、他方の直列回路は、2個の発光素子335を含んでいる。ここで、発光素子335は、発光素子35よりも高い順電圧を有している。
発光素子35,335の順電圧の大きさの差は、大きい方が好ましい。たとえば、発光素子35,335は異なる種類の半導体発光ダイオードである。異なる種類とは、たとえば、発光素子を構成する半導体材料の組成が異なっている場合である。たとえば、順電圧が低い方の発光素子35は、一般的な赤色発光ダイオードで、順電圧は2V程度である。順電圧が高い方の発光素子335は、一般的な白色ダイオードで、順電圧は3.5V~4V程度である。異なる種類の半導体発光ダイオードに限らず、同じ種類の半導体発光ダイオードであっても、順電圧が低めのものと高めのものとをあらかじめ選別して使い分けてもよい。
図7(b)に示すように、ブロック2の直列回路のうち、順電圧が低い方の発光素子35が故障により開放された場合には、電流は、ブロック2の順電圧が高い方の発光素子335に流れる。そのため、コンデンサ32cから流出する電流は、コンデンサ電圧監視回路334に流れ続けて、発光素子35,335は点灯状態を維持することができる。
一方の直列回路に電流が流れたときの両端の電圧と、他方の直列回路に電流が流れたときの両端の電圧との間に十分な差があれば、コンデンサ32cから流出した電流が2つの直列回路に分流することがないので、発光素子35,335を十分な明るさで発光させることができる。
図8(a)および図8(b)は、第4の実施形態の電力変換装置の一部を例示する模式的な回路図である。
図8(a)に示すように、単位変換器430は、上述の他の実施形態とは異なるコンデンサ電圧監視回路434を含む。コンデンサ電圧監視回路434は、複数のブロックを含み、これらのブロックは直列に接続されている。ブロックは、並列に接続された2つの直列回路を含む。一方の直列回路は、2個の発光素子35を含み、他方の直列回路は、2個の発光素子35およびインピーダンス素子435を含んでいる。ここで、2つの直列回路において、それぞれの発光素子35は、同じ数でもよいし、異なっていてもよい。発光素子35の数が異なる場合には、好ましくは、インピーダンス素子435が含まれる直列回路の発光素子35の数が、インピーダンス素子435が含まれない直列回路の発光素子35の数よりも多い。
インピーダンス素子435は、たとえば整流器(ダイオード)や、定電圧ダイオード(ツェナーダイオード)、ダイアック等の非線形半導体素子である。インピーダンス素子435は、電流が流れたときに、直列回路の両端の電圧が他方の側の直列回路の両端の電圧よりも高くなればよいので、非線形素子に限らず、線形素子であってもよい。インピーダンス素子435は、たとえば抵抗器であり、抵抗器36の抵抗値よりも十分小さい抵抗値を有する。
図8(b)に示すように、ブロック2の直列回路のうち、インピーダンス素子435がない方の直列回路の発光素子35が故障により開放された場合には、電流は、ブロック2のインピーダンス素子435がある方の直列回路に流れる。そのため、コンデンサ32cから流出する電流は、コンデンサ電圧監視回路434に流れ続けて、発光素子35は点灯状態を維持することができる。
この実施形態では、2つの直列回路のそれぞれに電流が流れたときに発生する直列回路の両端の電圧の大きさが十分相違していればよいので、2つの直列回路の両方にインピーダンス素子を挿入し、発光素子35の数を適切に調整してもよい。
上述した各実施形態において、2つの直列回路において、一方の直列回路に含まれる発光素子と他方の直列回路に含まれる発光素子とで、異なる発光色としてもよい。いずれかの直列回路の発光素子が点灯しているときの発光色によって、どちらの直列回路の発光素子が点灯しているかを識別することができる。たとえば、点灯している発光素子の発光色によって、導通時の両端の電圧が低い方の直列回路の発光素子が故障していることを事前に認識することができるので、次の定期保守点検時等に故障した発光素子を交換することができ、確実なコンデンサ電圧監視を実現することができる。
上述の各実施形態では、それぞれ単独の場合に限らず、複数の実施形態の要素を組み合わせてもよい。たとえば、2つの直列回路の発光素子の直列数を異ならせるとともに、発光素子の特性も異ならせるようにしてもよい。さらに、いずれかの直列回路あるいは両方の直列回路にインピーダンス素子を挿入してもよい。
上述の各実施形態では、1つのブロックは、並列に接続された2つの直列回路を含むものとしたが、3つ以上の直列回路を並列に接続するようにしてもよい。並列数を増やすことによって、冗長度が高まり、よりメンテナンスフリーに近づけることができる。ただし、並列に接続される直列回路の両端の電圧は、直列回路に電流が流れたときに十分相違している必要がある。
上述の各実施形態では、MMCの各単位変換器に適用されるのが好ましいが、適用される変換器は、MMCに限らず、コンデンサを有する主回路を有する電力変換器であってももちろんかまわない。
以上説明した実施形態によれば、発光素子が故障してもコンデンサの電圧を確実に監視できる電力変換装置を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 交流回路、2 変圧器、3 直流回路、10 電力変換装置、20 電力変換器、22 アーム、30,230,330,430 単位変換器、32 主回路、32a スイッチング素子、32b ダイオード、32c コンデンサ、32d 抵抗器、34,234,334,434 コンデンサ電圧監視回路、35,335 発光素子、36 抵抗器、435 インピーダンス素子

Claims (5)

  1. コンデンサと、前記コンデンサの電荷を放電するように設けられた放電回路と、前記コンデンサに並列に接続されたコンデンサ電圧監視回路と、を含む主回路を含む電力変換器を備え、
    前記コンデンサ電圧監視回路は、
    直列に接続された複数の第1発光素子を含む第1直列回路と、
    前記第1直列回路に並列に接続され、直列に接続された複数の第2発光素子を含む第2直列回路と、
    を含み、
    前記第1発光素子が発光する電流が流れたときの前記第1直列回路の両端の電圧の大きさは、前記第2発光素子が発光する電流が流れたときの前記第2直列回路の両端の電圧の大きさと異なり、
    前記コンデンサ電圧監視回路は、前記第1直列回路および前記第2直列回路をそれぞれ含む複数のブロックを有し、
    前記複数のブロックは、直列に接続されて前記コンデンサに並列に接続され、
    前記コンデンサの両端電圧は、前記電力変換器の通常の動作時に1000V以上に充電される電力変換装置。
  2. 前記第1発光素子および前記第2発光素子は、同一の電流電圧特性を有し、
    前記第1発光素子の直列数は、前記第2発光素子の直列数と異なる請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記第1発光素子は、前記第2発光素子とは異なる電流電圧特性を有する請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記第1直列回路または前記第2直列回路の少なくともいずれかは、前記第1発光素子および前記第2発光素子と電流電圧特性の異なるインピーダンス素子を含む請求項1~3のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  5. 前記電力変換器は、カスケード接続された複数の前記主回路を含む請求項1~のいずれか1つに記載の電力変換装置。
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