JP7049482B2 - 像ブレ補正装置、レンズ装置、撮像装置 - Google Patents

像ブレ補正装置、レンズ装置、撮像装置 Download PDF

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Description


本発明は、像ブレ補正装置、レンズ装置、撮像装置に関する。

撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子を備えた撮像装置、又はこのような撮像装置に装着して用いられるレンズ装置には、装置が振動することによって生じる撮像画像のぶれ(以下、像ブレという)を補正するための像ブレ補正機能を有するものがある。

例えばレンズ装置では、レンズ装置に搭載された加速度センサ又は角速度センサ等の動き検出センサからの情報に基づいて装置の振動を検出し、検出した振動を打ち消すように、撮像光学系に含まれる補正用レンズを光軸に垂直な面内において移動させることによって像ブレ補正を行っている。

また、撮像装置では、撮像装置に搭載された加速度センサ又は角速度センサ等の動き検出センサからの情報に基づいて装置の振動を検出し、検出した振動を打ち消すように、撮像光学系に含まれる補正用レンズと撮像素子の一方又は両方を光軸に垂直な面内において移動させることによって像ブレ補正を行っている。

特許文献1~3には、2つの可動部材の動きによってレンズの光軸を移動させることによって像ブレ補正を行う装置が記載されている。

特開2000-075335号公報 特開2000-258813号公報 特開2012-008312号公報

2つの可動部材によって補正用レンズ又は撮像素子を二次元状に移動させて像ブレを補正するためには、この2つの可動部材のうちの一方は固定部材によって支持されて一方向に自在に移動でき、この2つの可動部材のうちの他方は、この一方の可動部材によって支持されてこの一方向に直交する方向に自在に移動できる構成とするのが一般的である。このような構成では、2つの可動部材の各々の移動をガイドするためのガイド軸と、2つの可動部材の少なくとも一方に固定されて2つの可動部材を移動させるための推進力を生成する駆動用コイル又は駆動用磁石とが互いに干渉しないように配置する必要がある。

特に、撮像素子又は撮像光学系のサイズが大きくなると、それに合わせて可動部材の重量も大きくなる。このように、可動部材の重量が大きくなると、その可動部材を移動させるための推進力を確保するために、駆動用コイルと駆動用磁石の光軸方向の厚みを大きくする必要がある。また、可動部材の光軸方向への共振を避けるためには、光軸方向における可動部材の重心と、推進力発生源とを一致させる必要がある。これらの要件を満たそうとすると、駆動用コイル又は駆動用磁石は、可動部材の表面から一方側に突出する構成となる場合がある。また、駆動用コイルと駆動用磁石との距離を小さくして推進力を高めようとする場合にも、駆動用コイル又は駆動用磁石は、可動部材の表面から一方側に突出する構成となる場合がある。これらの場合には、駆動用コイル又は駆動用磁石の突出部分とガイド軸等との干渉を避ける必要が生じるため、像ブレ補正装置の設計自由度が低下する。特許文献1-3では、駆動用コイル又は駆動用磁石が可動部材から突出し得る場合における課題の認識はなされていない。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、設計自由度を向上させて小型化又は軽量化等を実現することを可能にする像ブレ補正装置と、これを備えるレンズ装置と、このレンズ装置を備える撮像装置と、を提供することを目的とする。

本発明の像ブレ補正装置は、撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正する像ブレ補正装置であって、固定部材と、第一方向に移動自在な状態にて上記固定部材に支持された第一可動部材と、上記第一方向と交差する第二方向に移動自在な状態にて上記第一可動部材に支持された第二可動部材と、上記第二可動部材に固定された上記撮像素子、又は、上記第二可動部材に固定された上記撮像光学系に含まれる補正用レンズと、上記第一可動部材を上記第一方向に移動させるための推進力を生成する第一コイル及び第一磁石と、上記第二可動部材を上記第二方向に移動させるための推進力を生成する第二コイル及び第二磁石と、を備え、上記第一可動部材と上記第二可動部材のうち、上記第一方向及び上記第二方向に垂直な第三方向において上記固定部材からの距離が相対的に遠いものを遠方可動部材とし、上記固定部材からの距離が相対的に近いものを近方可動部材とし、上記第一コイル又は上記第一磁石を第一駆動素子とし、上記第二コイル又は上記第二磁石を第二駆動素子とし、上記第三方向において、上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の上記固定部材側と反対側における面を上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の第一の面とし、上記第三方向において、上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の上記固定部材側における面を上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の第二の面とし、上記第一駆動素子と上記第二駆動素子の一方は、上記第一の面よりも上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の上記固定部材側に設けられ、上記第一駆動素子と上記第二駆動素子の他方は、上記第二の面よりも上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の上記固定部材側と反対側に設けられているものである。

本発明の像ブレ補正装置は、撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正する像ブレ補正装置であって、固定部材と、第一方向に移動自在な状態にて上記固定部材に支持された第一可動部材と、上記第一方向と交差する第二方向に移動自在な状態にて上記第一可動部材に支持され、且つ、上記第一方向及び上記第二方向に垂直な第三方向における上記第一可動部材よりも上記固定部材側と反対側に配置された第二可動部材と、上記第二可動部材に固定された上記撮像素子、又は、上記第二可動部材に固定された上記撮像光学系に含まれる補正用レンズと、上記第一可動部材を上記第一方向に移動させるための推進力を生成する第一コイル及び第一磁石と、上記第二可動部材を上記第二方向に移動させるための推進力を生成する第二コイル及び第二磁石と、を備え、上記第一コイル又は上記第一磁石を第一駆動素子とし、上記第二コイル又は上記第二磁石を第二駆動素子とし、上記第三方向において、上記第二可動部材の上記固定部材側と反対側における面を上記第二可動部材の第一の面とし、上記第三方向において、上記第二可動部材の上記固定部材側における面を上記第二可動部材の第二の面とし、上記第一駆動素子は、上記第一の面よりも上記第二可動部材の上記固定部材側に設けられ、上記第二駆動素子は、上記第二の面よりも上記第二可動部材の上記固定部材側と反対側に設けられているものである。

本発明の像ブレ補正装置は、撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正する像ブレ補正装置であって、固定部材と、第一方向に移動自在な状態にて上記固定部材に支持された第一可動部材と、上記第一方向と交差する第二方向に移動自在な状態にて上記第一可動部材に支持され、且つ、上記第一方向及び上記第二方向に垂直な第三方向における上記第一可動部材よりも上記固定部材側に配置された第二可動部材と、上記第二可動部材に固定された上記撮像素子、又は、上記第二可動部材に固定された上記撮像光学系に含まれる補正用レンズと、上記第一可動部材を上記第一方向に移動させるための推進力を生成する第一コイル及び第一磁石と、上記第二可動部材を上記第二方向に移動させるための推進力を生成する第二コイル及び第二磁石と、を備え、上記第一コイル又は上記第一磁石を第一駆動素子とし、上記第二コイル又は上記第二磁石を第二駆動素子とし、上記第三方向において、上記第二可動部材の上記固定部材側における面を上記第二可動部材の第二の面とし、上記第三方向において、上記第二可動部材の上記固定部材側と反対側における面を上記第二可動部材の第一の面とし、上記第一駆動素子は、上記第二の面よりも上記第二可動部材の上記固定部材側と反対側に設けられ、上記第二駆動素子は、上記第一の面よりも上記第二可動部材の上記固定部材側に設けられているものである。

本発明のレンズ装置は、上記像ブレ補正装置を備えるものである。

本発明の撮像装置は、上記レンズ装置と、上記レンズ装置を通して被写体を撮像する撮像素子と、を備えるものである。

本発明によれば、設計自由度を向上させて小型化又は軽量化等を実現することを可能にする像ブレ補正装置と、これを備えるレンズ装置と、このレンズ装置を備える撮像装置と、を提供することができる。

本発明の像ブレ補正装置の一実施形態である像ブレ補正装置100の概略構成を模式的に示す分解斜視図である。 図1の像ブレ補正装置100を対向ベース40側から方向Zに見た平面模式図である。 図1の像ブレ補正装置100における対向ベース40を第二可動部材30側から方向Zに見た平面模式図である。 図2に示す像ブレ補正装置100を方向Xの一方の方向Bから見た側面模式図である。 図4の構成の変形例を示す図である。 図1の像ブレ補正装置100の第一変形例を示す、図2に対応する図である。 図6に示す像ブレ補正装置100を方向Xの一方の方向Bから見た側面模式図である。 図1の像ブレ補正装置100の第二変形例を示す、図2に対応する図である。 図1の像ブレ補正装置100の第三変形例を示す、図2に対応する図である。 図9に示す像ブレ補正装置100を方向Xの一方の方向Bから見た側面模式図である。 図1の像ブレ補正装置100の第四変形例を示す、図4に対応する図である。 図1の像ブレ補正装置100の第五変形例を示す、図4に対応する図である。 図1の像ブレ補正装置100の第六変形例を示す、図4に対応する図である。 図1の像ブレ補正装置100の第七変形例を示す、図4に対応する図である。 本発明の像ブレ補正装置の一実施形態である像ブレ補正装置200の概略構成を模式的に示す分解斜視図である。 図15の像ブレ補正装置200を対向ベース40A側から方向Zに見た平面模式図である。 図15の像ブレ補正装置200における対向ベース40Aを第一可動部材60側から方向Zに見た平面模式図である。 図16に示す像ブレ補正装置200を方向Xの一方の方向BBから見た側面模式図である。 図15の像ブレ補正装置200の第一変形例を示す、図16に対応する図である。 図19に示す像ブレ補正装置200を方向Xの一方の方向BBから見た側面模式図である。 図15の像ブレ補正装置200の第二変形例を示す、図16に対応する図である。 図21に示す像ブレ補正装置200を方向Xの一方の方向BBから見た側面模式図である。 図15の像ブレ補正装置200の第三変形例を示す、図16に対応する図である。 図15の像ブレ補正装置200の第四変形例を示す、図18に対応する図である。 図15の像ブレ補正装置200の第五変形例を示す、図18に対応する図である。

以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。

(第一実施形態の像ブレ補正装置の全体構成)

図1は、本発明の像ブレ補正装置の一実施形態である像ブレ補正装置100の概略構成を模式的に示す分解斜視図である。

像ブレ補正装置100は、フォーカスレンズと絞り等を含む撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正するものであり、撮像光学系を含むレンズ装置、又は、撮像光学系を含むレンズ装置を通して被写体を撮像する撮像素子を有する撮像装置に搭載されて使用される。

像ブレ補正装置100は、固定部材10と、第一可動部材20と、第二可動部材30と、対向ベース40と、を備える。固定部材10、第一可動部材20、第二可動部材30、及び対向ベース40は、この順番にて、撮像光学系の光軸方向である方向Zに沿って配置されている。

固定部材10は、撮像光学系の光軸上に開口を有する図1の例では円環板状の部材である。固定部材10の開口には、撮像光学系の一部であるレンズ11が固定されている。なお、固定部材10におけるレンズ11が省略されてもよい。

第一可動部材20は、方向Zに垂直な方向Xに移動自在な状態にて固定部材10によって支持されている。第一可動部材20は、撮像光学系の光軸上に開口21を有する図1の例では矩形平板状の部材である。

第二可動部材30は、方向Z及び方向Xに垂直な方向Yに移動自在な状態にて第一可動部材20によって支持されている。第二可動部材30は、撮像光学系の光軸上に開口を有する図1の例では矩形平板状の部材である。第二可動部材30の開口には、撮像光学系の一部である補正用レンズ31が固定されている。

対向ベース40は、固定部材10に対して第一可動部材20及び第二可動部材30を介して対向する部材であり、撮像光学系の光軸上に開口41を有する図1の例では円環板状の部材である。なお、固定部材10、第一可動部材20、第二可動部材30、及び対向ベース40の各々の形状又は大きさは、図示したものに限らず、任意の形状又は大きさとすることができる。

像ブレ補正装置100は、例えば、対向ベース40の開口41から入射した被写体光を、補正用レンズ31、開口21、及びレンズ11の順に通過させて図示省略の撮像素子に導くものである。像ブレ補正装置100は、例えば、固定部材10のレンズ11に入射した被写体光を、開口21、補正用レンズ31、及び開口41の順に通過させて図示省略の撮像素子に導くものであってもよい。

像ブレ補正装置100においては、方向Xが第一方向を構成し、方向Yが第二方向を構成し、方向Zが第三方向を構成し、第一可動部材20が近方可動部材を構成し、第二可動部材30が遠方可動部材を構成し、対向ベース40が対向固定部材を構成する。

(第一実施形態の像ブレ補正装置における固定部材、第一可動部材、第二可動部材、対向ベースの詳細構成)

図2は、図1の像ブレ補正装置100を対向ベース40側から方向Zに見た平面模式図である。図2において対向ベース40の図示は省略されている。

図3は、図1の像ブレ補正装置100における対向ベース40を第二可動部材30側から方向Zに見た平面模式図である。図3には、固定部材10に設けられている構成要素(後述の第一磁石M1と第二ヨークY2)の位置が破線にて示されている。

図4は、図2に示す像ブレ補正装置100を方向Xの一方の方向Bから見た側面模式図である。図4において、図2に示す構成要素のうち、後述の軸受部22,32、係合部23,33、及び第二ガイド部材24,25の図示は省略されている。

以下では、図2において紙面奥側から手前側に向かう方向(図4において固定部材10から対向ベース40に向かう方向)を上方向といい、この上方向の反対方向を下方向という。

図2及び図4に示すように、固定部材10には、第一可動部材20の方向Xへの移動をガイドするための第一ガイド部材12,13が固定されている。第一ガイド部材12,13は、それぞれ、方向Xに延びる例えば円柱状の部材であり、固定部材10の上方側の面に、この面から離間する状態にて固定されている。第一ガイド部材12,13は、図2の例では、固定部材10のレンズ11(図2では図示省略)を挟んで、方向Yに離間して配置されている。

図2に示すように、第一可動部材20には、第一ガイド部材12が挿通された筒状の2つの軸受部22と、第一ガイド部材13に係合する浮き上がり防止用の2つの係合部23と、が設けられている。第一可動部材20は、2つの軸受部22が第一ガイド部材12に対して摺動することで、方向Xに移動するように構成されている。

図2及び図4に示すように、第一可動部材20の上方側の第一の面20aには、第二可動部材30の方向Yへの移動をガイドするための第二ガイド部材24,25(図4では図示省略)が固定されている。

第二ガイド部材24,25は、それぞれ、方向Yに延びる例えば円柱状の部材であり、第一可動部材20の第一の面20aに、この第一の面20aから離間する状態にて固定されている。第二ガイド部材24,25は、図2の例では、第一可動部材20の開口21を挟んで、方向Xに離間して配置されている。

図2に示すように、第二可動部材30には、第二ガイド部材24が挿通された筒状の2つの軸受部32と、第二ガイド部材25に係合する浮き上がり防止用の2つの係合部33と、が設けられている。第二可動部材30は、2つの軸受部32が第二ガイド部材24に対して摺動することによって、方向Yに移動するように構成されている。

図2及び図4に示すように、第二可動部材30の下方側の第二の面30bには、第一可動部材20を方向Xに移動させるための推進力を生成する第一コイルC1が形成されている。

第一コイルC1は、第二ガイド部材25と重なる領域に対して補正用レンズ31側と反対側の位置に配置されている。第一コイルC1の上方側の端部と、第二可動部材30の第二の面30bとは、方向Zの位置が同じとなっている。つまり、第一コイルC1は、第二の面30bから下方向に突出している。

図2及び図4に示すように、第二可動部材30の上方側の第一の面30aには、第二可動部材30を方向Yに移動させるための推進力を生成する第二コイルC2が形成されている。

第二コイルC2は、第一ガイド部材13に対して開口21側と反対側の位置に配置されている。第二コイルC2の下方側の端部と、第二可動部材30の第一の面30aとは、方向Zの位置が同じとなっている。つまり、第二コイルC2は、第一の面30aから上方向に突出している。

なお、第一コイルC1の上方側の端部の方向Zの位置は、第一の面30aの方向Zの位置よりも下にあればよい。また、第二コイルC2の下方側の端部の方向Zの位置は、第二の面30bの方向Zの位置よりも上にあればよい。例えば、第一コイルC1と第二コイルC2は、それぞれ、図5に示すように一部が第二可動部材30に埋設された構成であってもよい。

図5において、第一コイルC1の上方側の端部は、第二可動部材30の第三方向における固定部材側と反対側の第一の面、すなわち、第二可動部材30の上方側の第一の面30aよりも固定部材側に配置されている。また、第二コイルC2の下方側の端部は、第二可動部材30の第三方向における固定部材側の第二の面、すなわち、第二可動部材30の第二の面30bよりも固定部材側と反対側に設置されている。

このように、第一コイルC1と第二コイルC2が第二可動部材30から突出する部分を持つ構成とすることで、第二可動部材30の方向Zの厚みを小さくして軽量化を実現しながら、第一可動部材20を方向Xに移動させるための推進力と、第二可動部材30を方向Yに移動させるための推進力を高めることができる。また、第一コイルC1と第二コイルC2が第二可動部材30から突出する部分を持つ構成とすることで、第二可動部材30の光軸方向における重心と、第一コイルC1と第二コイルC2において生じる推進力発生源とを一致させることが容易となり、第二可動部材30の光軸方向への共振を抑制することが出来る。

図2から図4に示すように、固定部材10の上方側の面には、第一コイルC1と対向する位置に、第一可動部材20を方向Xに移動させるための推進力を生成する第一磁石M1が設けられている。また、対向ベース40の下方側の面には、第一磁石M1と重なる位置に、第一磁石M1の磁束漏れを抑制するための第一ヨークY1が設けられている。

図2から図4に示すように、対向ベース40の下方側の面には、第二コイルC2と対向する位置に、第二可動部材30を方向Yに移動させるための推進力を生成する第二磁石M2が設けられている。また、固定部材10の上方側の面には、第二磁石M2と重なる位置に、第二磁石M2の磁束漏れを抑制するための第二ヨークY2が設けられている。

第一コイルC1と第一磁石M1と第一ヨークY1によって、第一可動部材20を駆動するボイスコイルモータXVCMが構成され、第二コイルC2と第二磁石M2と第二ヨークY2によって、第二可動部材30を駆動するボイスコイルモータYVCMが構成されている。

第二コイルC2に電流が流れると、第二可動部材30は第二ガイド部材24,25に対して摺動しながら方向Yに移動する。第一コイルC1に電流が流れると、第二可動部材30に対して第二ガイド部材24,25を介して連結されている第一可動部材20が第一ガイド部材12,13に対して摺動しながら方向Xに移動する。

このように、第一コイルC1と第二コイルC2への通電によって、補正用レンズ31が方向Xと方向Yに移動することで、像ブレの補正が行われる。

像ブレ補正装置100においては、第一コイルC1が第一駆動素子を構成し、第二コイルC2が第二駆動素子を構成する。

(第一実施形態の像ブレ補正装置の効果)

以上のように構成された像ブレ補正装置100では、第二可動部材30の第一の面30aよりも下側に第一コイルC1が配置され、第二可動部材30の第二の面30bよりも上側に第二コイルC2が配置されている。

この構成により、例えば、第二コイルC2と第一ガイド部材13との干渉を避ける必要がなくなるため、設計自由度を向上させることができる。この結果、小型化と軽量化が可能になる。

また、例えば、図4において、第二可動部材30の第一の面30aにおける第一コイルC1の背面に第一ヨークY1を配置することも可能となり、第一コイルC1の方向Zの厚みを多少小さくしても十分な推進力を得ることが可能となる。

また、像ブレ補正装置100は、図4において、第一コイルC1を第一の面30aに形成して第一ヨークY1を第一磁石M1に変更し、第二コイルC2を第二の面30bに形成して第二ヨークY2を第二磁石M2に変更した構成も可能である。この構成によれば、第一コイルC1と第二ガイド部材25との干渉を避ける必要がなくなるため、設計自由度を向上させることができる。この結果、小型化と軽量化が可能になる。

(第一実施形態の像ブレ補正装置の第一変形例)

図6は、図1の像ブレ補正装置100の第一変形例を示す、図2に対応する図である。図7は、図6に示す像ブレ補正装置100を方向Xの一方の方向Bから見た側面模式図である。図6及び図7において図1から図4と同じ構成要素には同一符号が付されてある。

図6及び図7に示す第一変形例の像ブレ補正装置100は、第一可動部材20の方向Xの幅が大きくされた点、第一コイルC1の配置場所が第一可動部材20の下方側の第二の面20bに変更された点、第二可動部材30の方向Xの幅が小さくされた点を除いては、図2及び図4と同じ構成である。

なお、図6及び図7に示す像ブレ補正装置100において、第一コイルC1の一部が第一可動部材20に埋設され、第二コイルC2の一部が第二可動部材30に埋設された構成であってもよい。

この第一変形例の像ブレ補正装置100によれば、第一コイルC1が第一可動部材20の第二の面20bに設けられているため、第二可動部材30における第一コイルC1のためのスペースが不要となって、第二可動部材30の小型化と軽量化が可能となる。第二可動部材30には重量のある補正用レンズ31が搭載されているため、この第二可動部材30の軽量化が可能になることで、特に第二コイルC2の厚みを小さくしても十分な推進力を得ることができる。

また、第一コイルC1が第一可動部材20の第二の面20bにあることで、第二ガイド部材25と第一コイルC1との干渉を避ける必要がなくなり、設計自由度を向上させることができる。この結果、小型化と軽量化が可能になる。

(第一実施形態の像ブレ補正装置の第二変形例)

図8は、図1の像ブレ補正装置100の第二変形例を示す、図2に対応する図である。図8において図1から図4と同じ構成要素には同一符号が付されてある。図8に示す第二変形例の像ブレ補正装置100は、光軸方向から見て第一磁石M1及び第一コイルC1の位置が第二ガイド部材25と重なる位置に変更された点と、第一可動部材20の方向Xの幅が短くされた点と、を除いては、図6と同じ構成である。

この第二変形例の像ブレ補正装置100では、光軸方向から見て第一コイルC1が第二ガイド部材25と重なる位置に形成されている。このため、第一可動部材20の方向Xの幅を小さくすることができ、第一変形例の像ブレ補正装置100よりも小型化と軽量化が可能となる。

(第一実施形態の像ブレ補正装置の第三変形例)

図9は、図1の像ブレ補正装置100の第三変形例を示す、図2に対応する図である。図10は、図9に示す像ブレ補正装置100を方向Xの一方の方向Bから見た側面模式図である。図9及び図10において図1から図4と同じ構成要素には同一符号が付されてある。

図9及び10に示す第三変形例の像ブレ補正装置100は、第一ガイド部材13の位置が右側に移動された点、図9の平面視の方向Xにおける第一ガイド部材13の隣の位置に第二コイルC2、第二磁石M2、及び第二ヨークY2が移動された点、及び第二可動部材30の方向Yの幅が小さくされた点と、を除いては、図8と同じ構成である。

この第三変形例の像ブレ補正装置100によれば、方向Zから見た状態において、第二コイルC2と第一ガイド部材13とが方向Xに並んで配置されることで、第二可動部材30の方向Yの幅を小さくすることができる。この結果、第二変形例の像ブレ補正装置100よりも小型化と軽量化が可能となる。

なお、第一ガイド部材13は、第一可動部材20の方向Zへの浮き上がりを防止するためのものである。このため、第一ガイド部材13の長さは、第一ガイド部材12よりも短くすることができる。そのため、図9に示すように、第二コイルC2と第一ガイド部材13とを方向Xに並べて配置することが可能となる。

(第一実施形態の像ブレ補正装置の第四変形例)

図11は、図1の像ブレ補正装置100の第四変形例を示す、図4に対応する図である。図11において図1から図4と同じ構成要素には同一符号が付されてある。図11に示す第四変形例の像ブレ補正装置100は、第二ヨークY2が第二可動部材30の第二の面30bにおける第二コイルC2の背面に固定された点を除いては、図10と同じ構成である。

この第四変形例の像ブレ補正装置100によれば、第二ヨークY2と第二磁石M2との距離を小さくすることができ、第二可動部材30を移動させるための推進力を高めることができる。または、第二コイルC2の方向Zの厚みを小さくしても、この推進力を充分に得ることができ、装置の小型化と軽量化が可能になる。

(第一実施形態の像ブレ補正装置の第五変形例)

図12は、図1の像ブレ補正装置100の第五変形例を示す、図4に対応する図である。図12において図1から図4と同じ構成要素には同一符号が付されてある。図12に示す第五変形例の像ブレ補正装置100は、第二ヨークY2が第一可動部材20の第一の面20aにおける第二コイルC2と対向する位置に固定された点を除いては、図10と同じ構成である。

この第五変形例の像ブレ補正装置100によれば、第二ヨークY2と第二磁石M2との距離を小さくすることができ、第二可動部材30を移動させるための推進力を高めることができる。または、第二コイルC2の方向Zの厚みを小さくしても、この推進力を充分に得ることができ、装置の小型化と軽量化が可能になる。

(第一実施形態の像ブレ補正装置の第六変形例)

図13は、図1の像ブレ補正装置100の第六変形例を示す、図4に対応する図である。図13において図1から図4と同じ構成要素には同一符号が付されてある。図13に示す第六変形例の像ブレ補正装置100は、第二磁石M2と対向ベース40の間に第二ヨークY22が追加された点、第一磁石M1と固定部材10の間に第一ヨークY11が追加された点を除いては、図4と同じ構成である。

この第六変形例の像ブレ補正装置100によれば、ボイスコイルモータXVCM,YVCMの推進力を更に高めることができる。または、第一コイルC1と第二コイルC2の方向Zの厚みを小さくしても、この推進力を充分に得ることができ、装置の小型化と軽量化が可能になる。

なお、この第六変形例のように第一ヨークY11と第二ヨークY22を追加する構成は、第一変形例から第五変形例の像ブレ補正装置にも適用可能である。

(第一実施形態の像ブレ補正装置の第七変形例)

図14は、図1の像ブレ補正装置100の第七変形例を示す、図4に対応する図である。図14において図1から図4と同じ構成要素には同一符号が付されてある。図14に示す第七変形例の像ブレ補正装置100は、第二ヨークY22と対向ベース40の間に高さ調整部材H1が追加された点、第一ヨークY11と固定部材10の間に高さ調整部材H2が追加された点を除いては、図13と同じ構成である。

この第七変形例の像ブレ補正装置100によれば、高さ調整部材H1,H2によって、第一磁石M1と第一コイルC1との距離と、第二磁石M2と第二コイルC2との距離を近づけることができる。このため、ボイスコイルモータXVCM,YVCMの推進力を更に高めることができる。または、第一コイルC1と第二コイルC2の方向Zの厚みを小さくしても、この推進力を充分に得ることができ、装置の小型化と軽量化が可能になる。高さ調整部材H1,H2として樹脂などの軽い素材を用いることで、装置の更なる軽量化が可能となる。

なお、この第七変形例のように第一ヨークY11、第二ヨークY22、及び高さ調整部材H1,H2を追加する構成は、第一変形例から第五変形例の像ブレ補正装置にも適用可能である。

以上の像ブレ補正装置100において、第一コイルC1と第一磁石M1との位置が逆となり、第二コイルC2と第二磁石M2との位置が逆となる構成としてもよい。この構成においては、第一磁石M1が第一駆動素子を構成し、第二磁石M2が第二駆動素子を構成する。

(第二実施形態の像ブレ補正装置の全体構成)

図15は、本発明の像ブレ補正装置の一実施形態である像ブレ補正装置200の概略構成を模式的に示す分解斜視図である。

像ブレ補正装置200は、フォーカスレンズと絞り等を含む撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正するものであり、撮像光学系を含むレンズ装置、又は、撮像光学系を含むレンズ装置を通して被写体を撮像する撮像素子を有する撮像装置に搭載されて使用される。

像ブレ補正装置200は、固定部材10Aと、第二可動部材50と、第一可動部材60と、対向ベース40Aと、を備える。固定部材10A、第二可動部材50、第一可動部材60、及び対向ベース40Aは、この順番にて、撮像光学系の光軸方向である方向Zに沿って配置されている。

固定部材10Aは、撮像光学系の光軸上に開口を有する図15の例では円環板状の部材である。固定部材10Aの開口には、撮像光学系の一部であるレンズ11Aが固定されている。なお、固定部材10Aのレンズ11Aは必須ではなく、省略されてもよい。

第一可動部材60は、方向Zに垂直な方向Yに移動自在な状態にて固定部材10Aによって支持されている。第一可動部材60は、撮像光学系の光軸上に開口61を有する図15の例では矩形平板状の部材である。

第二可動部材50は、方向Z及び方向Yに垂直な方向Xに移動自在な状態にて第一可動部材60によって支持されている。第二可動部材50は、撮像光学系の光軸上に開口を有する図15の例では矩形平板状の部材である。第二可動部材50の開口には、撮像光学系の一部である補正用レンズ51が固定されている。

対向ベース40Aは、固定部材10Aに対して第一可動部材60及び第二可動部材50を介して対向する部材であり、撮像光学系の光軸上に開口41Aを有する図15の例では円環板状の部材である。

像ブレ補正装置200は、例えば、対向ベース40Aの開口41Aから入射した被写体光を、開口61、補正用レンズ51、及びレンズ11の順に通過させて図示省略の撮像素子に導くものである。像ブレ補正装置200は、例えば、固定部材10Aのレンズ11Aに入射した被写体光を、補正用レンズ51、開口61、及び開口41Aの順に通過させて図示省略の撮像素子に導くものであってもよい。

像ブレ補正装置200においては、方向Xが第二方向を構成し、方向Yが第一方向を構成し、方向Zが第三方向を構成し、第二可動部材50が近方可動部材を構成し、第一可動部材60が遠方可動部材を構成し、対向ベース40Aが対向固定部材を構成する。

(第二実施形態の像ブレ補正装置における固定部材、第一可動部材、第二可動部材、対向ベースの詳細構成)

図16は、図15の像ブレ補正装置200を対向ベース40A側から方向Zに見た平面模式図である。図16において対向ベース40Aの図示は省略されている。

図17は、図15の像ブレ補正装置200における対向ベース40Aを第一可動部材60側から方向Zに見た平面模式図である。図17には、固定部材10Aに設けられている構成要素(後述の第二磁石m2と第一ヨークy1)の位置が破線にて示されている。

図18は、図16に示す像ブレ補正装置200を方向Xの一方の方向BBから見た側面模式図である。図18において、図16に示す構成要素のうち、後述の軸受部52,62、第一ガイド部材14,15、係合部53,63の図示は省略されている。

以下では、図16において紙面奥側から手前側に向かう方向(図18において固定部材10Aから対向ベース40Aに向かう方向)を上方向といい、この上方向の反対方向を下方向という。

図16及び図18に示すように、固定部材10Aには、第一可動部材60の方向Yへの移動をガイドするための第一ガイド部材14,15が固定されている。

第一ガイド部材14,15は、それぞれ、方向Yに延びる例えば円柱状の部材であり、固定部材10Aの上方側の面に、この面から離間する状態にて固定されている。第一ガイド部材14,15は、図16の例では、固定部材10Aのレンズ11A(図16では図示省略)を挟んで、方向Xに離間して配置されている。

図16に示すように、第一可動部材60には、第一ガイド部材14が挿通された筒状の2つの軸受部62と、第一ガイド部材15に係合する浮き上がり防止用の2つの係合部63と、が設けられている。第一可動部材60は、2つの軸受部62が第一ガイド部材14に対して摺動することで、方向Yに移動するように構成されている。

図16及び図18に示すように、第一可動部材60の下方側の第二の面60bには、第二可動部材50の方向Xへの移動をガイドするための第二ガイド部材64,65が固定されている。

第二ガイド部材64,65は、それぞれ、方向Xに延びる例えば円柱状の部材であり、第一可動部材60の第二の面60bに、この第二の面60bから離間する状態にて固定されている。第二ガイド部材64,65は、図16の例では、第一可動部材60の開口61を挟んで、方向Yに離間して配置されている。

図16に示すように、第二可動部材50には、第二ガイド部材64が挿通された筒状の2つの軸受部52と、第二ガイド部材65に係合する浮き上がり防止用の2つの係合部53と、が設けられている。第二可動部材50は、2つの軸受部52が第二ガイド部材64に対して摺動することで、方向Xに移動するように構成されている。

図16及び図18に示すように、第二可動部材50の下方側の第二の面50bには、第二可動部材50を方向Xに移動させるための推進力を生成する第二コイルc2が形成されている。

第二コイルc2は、第一ガイド部材15と補正用レンズ51との間に配置されている。第二コイルc2の上方側の端部と、第二可動部材50の第二の面50bとは、方向Zの位置が同じとなっている。つまり、第二コイルc2は、第二の面50bから下方向に突出している。

図16及び図18に示すように、第二可動部材30の上方側の第一の面50aには、第一可動部材60を方向Yに移動させるための推進力を生成する第一コイルc1が形成されている。

第一コイルc1は、第二ガイド部材65に対して開口61側と反対側の位置に配置されている。第一コイルc1の下方側の端部と、第二可動部材50の第一の面50aとは、方向Zの位置が同じとなっている。つまり、第一コイルc1は、第一の面50aから上方向に突出している。

なお、第二コイルc2の上方側の端部の方向Zの位置は、第一の面50aの方向Zの位置よりも下にあればよい。また、第一コイルc1の下方側の端部の方向Zの位置は、第二の面50bの方向Zの位置よりも上にあればよい。例えば、第一コイルc1と第二コイルc2は、それぞれ、図5に例示されるように、一部が第二可動部材50に埋設された構成であってもよい。

このように、第一コイルc1と第二コイルc2が第二可動部材50から突出する部分を持つ構成とすることで、第二可動部材50の方向Zの厚みを小さくして軽量化を実現しながら、第一可動部材60を方向Yに移動させるための推進力と、第二可動部材50を方向Xに移動させるための推進力を高めることができる。

図16から図18に示すように、固定部材10Aの上方側の面には、第二コイルc2と対向する位置に、第二可動部材50を方向Xに移動させるための推進力を生成する第二磁石m2が設けられている。また、対向ベース40Aの下方側の面には、第二磁石m2と重なる位置に、第二磁石m2の磁束漏れを抑制するための第二ヨークy2が設けられている。

図16から図18に示すように、対向ベース40Aの下方側の面には、第一コイルc1と対向する位置に、第一可動部材60を方向Yに移動させるための推進力を生成する第一磁石m1が設けられている。また、固定部材10Aの上方側の面には、第一磁石m1と重なる位置に、第一磁石m1の磁束漏れを抑制するための第一ヨークy1が設けられている。

第一コイルc1と第一磁石m1と第一ヨークy1によって、第一可動部材60を駆動するボイスコイルモータYVCMが構成され、第二コイルc2と第二磁石m2と第二ヨークy2によって、第二可動部材50を駆動するボイスコイルモータXVCMが構成されている。

第二コイルc2に電流が流れると、第二可動部材50は第二ガイド部材64,65に対して摺動しながら方向Xに移動する。第一コイルc1に電流が流れると、第二可動部材50に対して第二ガイド部材64,65を介して連結されている第一可動部材60が第一ガイド部材14,15に対して摺動しながら方向Yに移動する。このように、第一コイルc1と第二コイルc2への通電によって、補正用レンズ51が方向Xと方向Yに移動することで、像ブレの補正が行われる。

像ブレ補正装置200においては、第一コイルc1が第一駆動素子を構成し、第二コイルc2が第二駆動素子を構成する。

(第二実施形態の像ブレ補正装置の効果)

以上のように構成された像ブレ補正装置200では、第二可動部材50の第一の面50aよりも下側に第二コイルc2が配置され、第二可動部材50の第二の面50bよりも上側に第一コイルc1が配置されている。

この構成により、例えば、第二コイルc2と第二ガイド部材64,65との干渉を避ける必要がなくなるため、設計自由度を向上させることができる。この結果、小型化と軽量化が可能になる。

また、例えば、図18において、第二可動部材50の第二の面50bにおける第一コイルc1の背面に第一ヨークy1を配置することも可能となり、第一コイルc1の方向Zの厚みを多少小さくしても十分な推進力を得ることが可能となり、装置を軽量化することができる。

また、像ブレ補正装置200は、図18において、第二コイルc2を第一の面50aに形成して第二ヨークy2を第二磁石m2に変更し、第一コイルc1を第二の面50bに形成して第一ヨークy1を第一磁石m1に変更した構成も可能である。この構成によれば、第一コイルc1と第二ガイド部材65との干渉を避ける必要がなくなるため、設計自由度を向上させることができる。この結果、小型化と軽量化が可能になる。

(第二実施形態の像ブレ補正装置の第一変形例)

図19は、図15の像ブレ補正装置200の第一変形例を示す、図16に対応する図である。図20は、図19に示す像ブレ補正装置200を方向Xの一方の方向BBから見た側面模式図である。図19及び図20において図15から図18と同じ構成要素には同一符号が付されてある。

図19及び図20に示す第一変形例の像ブレ補正装置200は、第一可動部材60の方向Yの幅が大きくされた点、第一コイルc1の配置場所が第一可動部材60の上方側の第一の面60aに変更された点、第二可動部材50の方向Yの幅が小さくされた点を除いては、図16及び図18と同じ構成である。

なお、図19及び図20に示す像ブレ補正装置200において、第一コイルc1の一部が第一可動部材60に埋設され、第二コイルc2の一部が第二可動部材50に埋設された構成であってもよい。

この第一変形例の像ブレ補正装置200によれば、第一コイルc1が第一可動部材60の第一の面60aに設けられているため、第二可動部材50における第一コイルc1のためのスペースが不要となって、第二可動部材50の小型化と軽量化が可能となる。第二可動部材50には重量のある補正用レンズ51が搭載されているため、この第二可動部材50の軽量化が可能になることで、特に第二コイルc2の厚みを小さくしても十分な推進力を得ることができる。

また、第一コイルc1が第一可動部材60の第一の面60aにあることで、第二ガイド部材65と第一コイルc1との干渉を避ける必要がなくなり、設計自由度を向上させることができる。この結果、装置の小型化と軽量化が可能となる。

(第二実施形態の像ブレ補正装置の第二変形例)

図21は、図15の像ブレ補正装置200の第二変形例を示す、図16に対応する図である。図22は、図21に示す像ブレ補正装置200を方向Xの一方の方向BBから見た側面模式図である。図21及び図22において図15から図18と同じ構成要素には同一符号が付されてある。

図21及び図22に示す第二変形例の像ブレ補正装置200は、第一磁石m1、第一ヨークy1、及び第一コイルc1の位置が、方向Zから見て第二ガイド部材65と重なる位置に変更された点と、第一可動部材60の方向Yの幅が短くされた点と、を除いては、図19と同じ構成である。

この第二変形例の像ブレ補正装置200によれば、第一コイルc1が第二ガイド部材65と重なる位置に形成されているため、第一可動部材60の方向Yの幅を小さくすることができ、第一変形例の像ブレ補正装置200よりも小型化と軽量化が可能となる。

(第二実施形態の像ブレ補正装置の第三変形例)

図23は、図15の像ブレ補正装置200の第三変形例を示す、図16に対応する図である。図23において図15から図18と同じ構成要素には同一符号が付されてある。

図23に示す第三変形例の像ブレ補正装置200は、方向Yにおける第二コイルc2、第二磁石m2、及び第二ヨークy2の隣の位置に、第一ガイド部材15が移動された点と、第一可動部材60及び第二可動部材50の形状が一部変更された点と、を除いては、図21と同じ構成である。

この第三変形例の像ブレ補正装置200によれば、方向Zから見た状態において、第二コイルc2と第一ガイド部材15とが方向Yに並んで配置されることで、第一可動部材60及び第二可動部材50を小さくすることができる。この結果、第二変形例の像ブレ補正装置200よりも小型化と軽量化が可能となる。

なお、第一ガイド部材15は、第一可動部材60の方向Zへの浮き上がりを防止するためのものである。このため、第一ガイド部材15の長さは、第一ガイド部材14よりも短くすることができる。そのため、図23に示すように、第二コイルc2と第一ガイド部材15とを方向Yに並べて配置することが可能となる。

(第二実施形態の像ブレ補正装置の第四変形例)

図24は、図15の像ブレ補正装置200の第四変形例を示す、図18に対応する図である。図24において図15から図18と同じ構成要素には同一符号が付されてある。図24に示す第四変形例の像ブレ補正装置200は、第二ヨークy2が第二可動部材50の上方側の第一の面50aにおける第二コイルc2の背面に固定された点を除いては、図22と同じ構成である。

この第四変形例の像ブレ補正装置200によれば、第二ヨークy2と第二磁石m2との距離を小さくすることができ、第二可動部材50を移動させるための推進力を高めることができる。または、第二コイルc2の方向Zの厚みを小さくしても、この推進力を充分に得ることができ、装置の小型化と軽量化が可能になる。

(第二実施形態の像ブレ補正装置の第五変形例)

図25は、図15の像ブレ補正装置200の第五変形例を示す、図18に対応する図である。図25において図15から図18と同じ構成要素には同一符号が付されてある。図25に示す第五変形例の像ブレ補正装置200は、第二ヨークy2が第一可動部材60の下方側の第二の面60bにおける第二コイルc2と対向する位置に固定された点を除いては、図22と同じ構成である。

この第五変形例の像ブレ補正装置200によれば、第二ヨークy2と第二磁石m2との距離を小さくすることができ、第二可動部材50を移動させるための推進力を高めることができる。または、第二コイルc2の方向Zの厚みを小さくしても、この推進力を充分に得ることができ、装置の小型化と軽量化が可能になる。

第二実施形態の像ブレ補正装置200と、その第一変形例から第五変形例の像ブレ補正装置200のいずれにおいても、図13と図14に示した構成を適用可能である。つまり、第一磁石m1と対向ベース40Aの間にヨークを追加したり、このヨークと対向ベース40Aの間に高さ調整部材を追加したり、第二磁石m2と固定部材10Aの間にヨークを追加したり、このヨークと固定部材10Aの間に高さ調整部材を追加したりすることができる。

以上の像ブレ補正装置200において、第一コイルc1と第一磁石m1との位置が逆となり、第二コイルc2と第二磁石m2との位置が逆となる構成としてもよい。この構成においては、第一磁石m1が第一駆動素子を構成し、第二磁石m2が第二駆動素子を構成する。

また、像ブレ補正装置100と像ブレ補正装置200は、補正用レンズを動かすことで像ブレを補正するものとしたが、上述してきた補正用レンズ31と補正用レンズ51をそれぞれ撮像素子に変更することによって、撮像素子を動かすことで像ブレを補正する像ブレ補正装置を実現することも可能である。

以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。

(1)

撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正する像ブレ補正装置であって、

固定部材と、

第一方向に移動自在な状態にて上記固定部材に支持された第一可動部材と、

上記第一方向と交差する第二方向に移動自在な状態にて上記第一可動部材に支持された第二可動部材と、

上記第二可動部材に固定された上記撮像素子、又は、上記第二可動部材に固定された上記撮像光学系に含まれる補正用レンズと、

上記第一可動部材を上記第一方向に移動させるための推進力を生成する第一コイル及び第一磁石と、

上記第二可動部材を上記第二方向に移動させるための推進力を生成する第二コイル及び第二磁石と、を備え、

上記第一可動部材と上記第二可動部材のうち、上記第一方向及び上記第二方向に垂直な第三方向において上記固定部材からの距離が相対的に遠いものを遠方可動部材とし、上記固定部材からの距離が相対的に近いものを近方可動部材とし、

上記第一コイル又は上記第一磁石を第一駆動素子とし、上記第二コイル又は上記第二磁石を第二駆動素子とし、

上記第三方向において、上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の上記固定部材側と反対側における面を上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の第一の面とし、

上記第三方向において、上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の上記固定部材側における面を上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の第二の面とし、

上記第一駆動素子と上記第二駆動素子の一方は、上記第一の面よりも上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の上記固定部材側に設けられ、

上記第一駆動素子と上記第二駆動素子の他方は、上記第二の面よりも上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の上記固定部材側と反対側に設けられている像ブレ補正装置。

(2)

(1)記載の像ブレ補正装置であって、

上記第一駆動素子と上記第二駆動素子は、それぞれ、上記遠方可動部材又は上記近方可動部材に固定されている像ブレ補正装置。

(3)

(2)記載の像ブレ補正装置であって、

上記第一駆動素子と上記第二駆動素子の上記一方は、上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の上記第二の面から突出する部分を有する像ブレ補正装置。

(4)

(2)又は(3)記載の像ブレ補正装置であって、

上記第一駆動素子と上記第二駆動素子の上記他方は、上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の上記第一の面から突出する部分を有する像ブレ補正装置。

(5)

(2)から(4)のいずれか1項記載の像ブレ補正装置であって、

上記固定部材に対して上記遠方可動部材と上記近方可動部材を挟んで対向する対向固定部材を備え、

上記第一コイルと上記第二コイルが、上記遠方可動部材又は上記近方可動部材に固定され、

上記固定部材又は上記対向固定部材における上記第一コイルと対向する位置に上記第一磁石が固定され、

上記対向固定部材又は上記固定部材における上記第二コイルと対向する位置に上記第二磁石が固定されている像ブレ補正装置。

(6)

(1)記載の像ブレ補正装置であって、

上記第一駆動素子と上記第二駆動素子の一方は、上記近方可動部材に固定され、且つ、上記近方可動部材の上記第一の面よりも上記固定部材側に設けられており、

上記第一駆動素子と上記第二駆動素子の他方は、上記遠方可動部材に固定され、且つ、上記遠方可動部材の上記第二の面よりも上記固定部材側と反対側に設けられている像ブレ補正装置。

(7)

(6)記載の像ブレ補正装置であって、

上記第一駆動素子と上記第二駆動素子の上記一方は、上記近方可動部材の上記第二の面から突出する部分を有する像ブレ補正装置。

(8)

(6)又は(7)記載の像ブレ補正装置であって、

上記第一駆動素子と上記第二駆動素子の上記他方は、上記遠方可動部材の上記第一の面から突出する部分を有する像ブレ補正装置。

(9)

(6)から(8)のいずれか1つに記載の像ブレ補正装置であって、

上記近方可動部材の上記第一の面、又は、上記遠方可動部材の上記第二の面には、上記遠方可動部材又は上記近方可動部材の移動をガイドするためのガイド部材が固定され、

上記第三方向に見た状態において、上記ガイド部材の一部と、上記第一駆動素子とが重なる像ブレ補正装置。

(10)

(6)から(9)のいずれか1つに記載の像ブレ補正装置であって、

上記固定部材には、上記第一可動部材の上記第一方向への移動をガイドするための上記第一方向に延びる2つの第一ガイド部材が固定され、

上記第三方向に見た状態において、上記2つの第一ガイド部材の一方と、上記第二駆動素子とが、上記第一方向に並んで配置される像ブレ補正装置。

(11)

(10)記載の像ブレ補正装置であって、

上記第一コイルが、上記近方可動部材に固定され、

上記第二コイルが、上記遠方可動部材に固定され、

上記固定部材における上記第一コイルと対向する位置に上記第一磁石が固定され、

上記第二コイルに対して上記近方可動部材側と反対側にて対向する位置に上記第二磁石が固定されている像ブレ補正装置。

(12)

(11)記載の像ブレ補正装置であって、

上記遠方可動部材における上記第二コイルの背面、或いは、上記近方可動部材の上記第一の面における上記第二コイルに対向する位置に、上記第二磁石の磁束漏れを防ぐためのヨークが固定される像ブレ補正装置。

(13)

(10)記載の像ブレ補正装置であって、

上記第二コイルが、上記近方可動部材に固定され、

上記第一コイルが、上記遠方可動部材に固定され、

上記固定部材における上記第二コイルと対向する位置に上記第二磁石が固定され、

上記第一コイルに対して上記近方可動部材側と反対側にて対向する位置に上記第一磁石が固定されている像ブレ補正装置。

(14)

(13)記載の像ブレ補正装置であって、

上記近方可動部材における上記第二コイルの背面、或いは、上記遠方可動部材の上記第二の面における上記第二コイルと対向する位置に、上記第二磁石の磁束漏れを防ぐためのヨークが固定される像ブレ補正装置。

(15)

撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正する像ブレ補正装置であって、

固定部材と、

第一方向に移動自在な状態にて上記固定部材に支持された第一可動部材と、

上記第一方向と交差する第二方向に移動自在な状態にて上記第一可動部材に支持され、且つ、上記第一方向及び上記第二方向に垂直な第三方向における上記第一可動部材よりも上記固定部材側と反対側に配置された第二可動部材と、

上記第二可動部材に固定された上記撮像素子、又は、上記第二可動部材に固定された上記撮像光学系に含まれる補正用レンズと、

上記第一可動部材を上記第一方向に移動させるための推進力を生成する第一コイル及び第一磁石と、

上記第二可動部材を上記第二方向に移動させるための推進力を生成する第二コイル及び第二磁石と、を備え、

上記第一コイル又は上記第一磁石を第一駆動素子とし、上記第二コイル又は上記第二磁石を第二駆動素子とし、

上記第三方向において、上記第二可動部材の上記固定部材側と反対側における面を上記第二可動部材の第一の面とし、

上記第三方向において、上記第二可動部材の上記固定部材側における面を上記第二可動部材の第二の面とし、

上記第一駆動素子は、上記第一の面よりも上記第二可動部材の上記固定部材側に設けられ、

上記第二駆動素子は、上記第二の面よりも上記第二可動部材の上記固定部材側と反対側に設けられている像ブレ補正装置。

(16)

撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正する像ブレ補正装置であって、

固定部材と、

第一方向に移動自在な状態にて上記固定部材に支持された第一可動部材と、

上記第一方向と交差する第二方向に移動自在な状態にて上記第一可動部材に支持され、且つ、上記第一方向及び上記第二方向に垂直な第三方向における上記第一可動部材よりも上記固定部材側に配置された第二可動部材と、

上記第二可動部材に固定された上記撮像素子、又は、上記第二可動部材に固定された上記撮像光学系に含まれる補正用レンズと、

上記第一可動部材を上記第一方向に移動させるための推進力を生成する第一コイル及び第一磁石と、

上記第二可動部材を上記第二方向に移動させるための推進力を生成する第二コイル及び第二磁石と、を備え、

上記第一コイル又は上記第一磁石を第一駆動素子とし、上記第二コイル又は上記第二磁石を第二駆動素子とし、

上記第三方向において、上記第二可動部材の上記固定部材側における面を上記第二可動部材の第二の面とし、

上記第三方向において、上記第二可動部材の上記固定部材側と反対側における面を上記第二可動部材の第一の面とし、

上記第一駆動素子は、上記第二の面よりも上記第二可動部材の上記固定部材側と反対側に設けられ、

上記第二駆動素子は、上記第一の面よりも上記第二可動部材の上記固定部材側に設けられている像ブレ補正装置。

(17)

(15)又は(16)記載の像ブレ補正装置であって、

上記第一駆動素子は、上記第一可動部材に固定され、

上記第二駆動素子は、上記第二可動部材に固定されている像ブレ補正装置。

(18)

(1)から(17)のいずれか1つに記載の像ブレ補正装置を備えるレンズ装置。

(19)

(18)記載のレンズ装置と、上記レンズ装置を通して被写体を撮像する撮像素子と、を備える撮像装置。

本発明は、特に業務用カメラ又はデジタルカメラ等に適用して利便性が高く、有効である。

100、200 像ブレ補正装置

10、10A 固定部材

11、11A レンズ

20、60 第一可動部材

20a、30a、50a、60a 第一の面

20b、30b、50b、60b 第二の面

21、61 開口

30、50 第二可動部材

31、51 補正用レンズ

40、40A 対向ベース

41、41A 開口

12、13、14、15 第一ガイド部材

24、25、64、65 第二ガイド部材

22、32、52、62 軸受部

23、33、53、63 係合部

M1、m1 第一磁石

C1、c1 第一コイル

Y1、Y11、y1 第一ヨーク

M2、m2 第二磁石

C2、c2 第二コイル

Y2、Y22、y2 第二ヨーク

H1、H2 高さ調整部材

Claims (19)


  1. 撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正する像ブレ補正装置であって、

    固定部材と、

    第一方向に移動自在な状態にて前記固定部材に支持された第一可動部材と、

    前記第一方向と交差する第二方向に移動自在な状態にて前記第一可動部材に支持された第二可動部材と、

    前記第二可動部材に固定された前記撮像素子、又は、前記第二可動部材に固定された前記撮像光学系に含まれる補正用レンズと、

    前記第一可動部材を前記第一方向に移動させるための推進力を生成する第一コイル及び第一磁石と、

    前記第二可動部材を前記第二方向に移動させるための推進力を生成する第二コイル及び第二磁石と、を備え、

    前記第一可動部材と前記第二可動部材のうち、前記第一方向及び前記第二方向に垂直な第三方向において前記固定部材からの距離が相対的に遠いものを遠方可動部材とし、前記固定部材からの距離が相対的に近いものを近方可動部材とし、

    前記第一コイル又は前記第一磁石を第一駆動素子とし、前記第二コイル又は前記第二磁石を第二駆動素子とし、

    前記第三方向において、前記遠方可動部材又は前記近方可動部材の前記固定部材側と反対側における面を前記遠方可動部材又は前記近方可動部材の第一の面とし、

    前記第三方向において、前記遠方可動部材又は前記近方可動部材の前記固定部材側における面を前記遠方可動部材又は前記近方可動部材の第二の面とし、

    前記第一駆動素子と前記第二駆動素子の一方は、前記第一の面よりも前記遠方可動部材又は前記近方可動部材の前記固定部材側に設けられ、

    前記第一駆動素子と前記第二駆動素子の他方は、前記第二の面よりも前記遠方可動部材又は前記近方可動部材の前記固定部材側と反対側に設けられている像ブレ補正装置。

  2. 請求項1記載の像ブレ補正装置であって、

    前記第一駆動素子と前記第二駆動素子は、それぞれ、前記遠方可動部材又は前記近方可動部材に固定されている像ブレ補正装置。

  3. 請求項2記載の像ブレ補正装置であって、

    前記第一駆動素子と前記第二駆動素子の前記一方は、前記遠方可動部材又は前記近方可動部材の前記第二の面から突出する部分を有する像ブレ補正装置。

  4. 請求項2又は3記載の像ブレ補正装置であって、

    前記第一駆動素子と前記第二駆動素子の前記他方は、前記遠方可動部材又は前記近方可動部材の前記第一の面から突出する部分を有する像ブレ補正装置。

  5. 請求項2から4のいずれか1項記載の像ブレ補正装置であって、

    前記固定部材に対して前記遠方可動部材と前記近方可動部材を挟んで対向する対向固定部材を備え、

    前記第一コイルと前記第二コイルが、前記遠方可動部材又は前記近方可動部材に固定され、

    前記固定部材又は前記対向固定部材における前記第一コイルと対向する位置に前記第一磁石が固定され、

    前記対向固定部材又は前記固定部材における前記第二コイルと対向する位置に前記第二磁石が固定されている像ブレ補正装置。

  6. 請求項1記載の像ブレ補正装置であって、

    前記第一駆動素子と前記第二駆動素子の一方は、前記近方可動部材に固定され、且つ、前記近方可動部材の前記第一の面よりも前記固定部材側に設けられており、

    前記第一駆動素子と前記第二駆動素子の他方は、前記遠方可動部材に固定され、且つ、前記遠方可動部材の前記第二の面よりも前記固定部材側と反対側に設けられている像ブレ補正装置。

  7. 請求項6記載の像ブレ補正装置であって、

    前記第一駆動素子と前記第二駆動素子の前記一方は、前記近方可動部材の前記第二の面から突出する部分を有する像ブレ補正装置。

  8. 請求項6又は7記載の像ブレ補正装置であって、

    前記第一駆動素子と前記第二駆動素子の前記他方は、前記遠方可動部材の前記第一の面から突出する部分を有する像ブレ補正装置。

  9. 請求項6から8のいずれか1項記載の像ブレ補正装置であって、

    前記近方可動部材の前記第一の面、又は、前記遠方可動部材の前記第二の面には、前記遠方可動部材又は前記近方可動部材の移動をガイドするためのガイド部材が固定され、

    前記第三方向に見た状態において、前記ガイド部材の一部と前記第一駆動素子とが重なる像ブレ補正装置。

  10. 請求項6から9のいずれか1項記載の像ブレ補正装置であって、

    前記固定部材には、前記第一可動部材の前記第一方向への移動をガイドするための前記第一方向に延びる2つの第一ガイド部材が固定され、

    前記第三方向に見た状態において、前記2つの第一ガイド部材の一方と、前記第二駆動素子とが、前記第一方向に並んで配置される像ブレ補正装置。

  11. 請求項10記載の像ブレ補正装置であって、

    前記第一コイルが、前記近方可動部材に固定され、

    前記第二コイルが、前記遠方可動部材に固定され、

    前記固定部材における前記第一コイルと対向する位置に前記第一磁石が固定され、

    前記第二コイルに対して前記近方可動部材側と反対側にて対向する位置に前記第二磁石が固定されている像ブレ補正装置。

  12. 請求項11記載の像ブレ補正装置であって、

    前記遠方可動部材における前記第二コイルの背面、或いは、前記近方可動部材の前記第一の面における前記第二コイルに対向する位置に、前記第二磁石の磁束漏れを防ぐためのヨークが固定される像ブレ補正装置。

  13. 請求項10記載の像ブレ補正装置であって、

    前記第二コイルが、前記近方可動部材に固定され、

    前記第一コイルが、前記遠方可動部材に固定され、

    前記固定部材における前記第二コイルと対向する位置に前記第二磁石が固定され、

    前記第一コイルに対して前記近方可動部材側と反対側にて対向する位置に前記第一磁石が固定されている像ブレ補正装置。

  14. 請求項13記載の像ブレ補正装置であって、

    前記近方可動部材における前記第二コイルの背面、或いは、前記遠方可動部材の前記第二の面における前記第二コイルと対向する位置に、前記第二磁石の磁束漏れを防ぐためのヨークが固定される像ブレ補正装置。

  15. 撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正する像ブレ補正装置であって、

    固定部材と、

    第一方向に移動自在な状態にて前記固定部材に支持された第一可動部材と、

    前記第一方向と交差する第二方向に移動自在な状態にて前記第一可動部材に支持され、且つ、前記第一方向及び前記第二方向に垂直な第三方向における前記第一可動部材よりも前記固定部材側と反対側に配置された第二可動部材と、

    前記第二可動部材に固定された前記撮像素子、又は、前記第二可動部材に固定された前記撮像光学系に含まれる補正用レンズと、

    前記第一可動部材を前記第一方向に移動させるための推進力を生成する第一コイル及び第一磁石と、

    前記第二可動部材を前記第二方向に移動させるための推進力を生成する第二コイル及び第二磁石と、を備え、

    前記第一コイル又は前記第一磁石を第一駆動素子とし、前記第二コイル又は前記第二磁石を第二駆動素子とし、

    前記第三方向において、前記第二可動部材の前記固定部材側と反対側における面を前記第二可動部材の第一の面とし、

    前記第三方向において、前記第二可動部材の前記固定部材側における面を前記第二可動部材の第二の面とし、

    前記第一駆動素子は、前記第一の面よりも前記第二可動部材の前記固定部材側に設けられ、

    前記第二駆動素子は、前記第二の面よりも前記第二可動部材の前記固定部材側と反対側に設けられている像ブレ補正装置。

  16. 撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子により撮像される撮像画像のブレを補正する像ブレ補正装置であって、

    固定部材と、

    第一方向に移動自在な状態にて前記固定部材に支持された第一可動部材と、

    前記第一方向と交差する第二方向に移動自在な状態にて前記第一可動部材に支持され、且つ、前記第一方向及び前記第二方向に垂直な第三方向における前記第一可動部材よりも前記固定部材側に配置された第二可動部材と、

    前記第二可動部材に固定された前記撮像素子、又は、前記第二可動部材に固定された前記撮像光学系に含まれる補正用レンズと、

    前記第一可動部材を前記第一方向に移動させるための推進力を生成する第一コイル及び第一磁石と、

    前記第二可動部材を前記第二方向に移動させるための推進力を生成する第二コイル及び第二磁石と、を備え、

    前記第一コイル又は前記第一磁石を第一駆動素子とし、前記第二コイル又は前記第二磁石を第二駆動素子とし、

    前記第三方向において、前記第二可動部材の前記固定部材側における面を前記第二可動部材の第二の面とし、

    前記第三方向において、前記第二可動部材の前記固定部材側と反対側における面を前記第二可動部材の第一の面とし、

    前記第一駆動素子は、前記第二の面よりも前記第二可動部材の前記固定部材側と反対側に設けられ、

    前記第二駆動素子は、前記第一の面よりも前記第二可動部材の前記固定部材側に設けられている像ブレ補正装置。

  17. 請求項15又は16記載の像ブレ補正装置であって、

    前記第一駆動素子は、前記第一可動部材に固定され、

    前記第二駆動素子は、前記第二可動部材に固定されている像ブレ補正装置。

  18. 請求項1から17のいずれか1項記載の像ブレ補正装置を備えるレンズ装置。

  19. 請求項18記載のレンズ装置と、前記レンズ装置を通して被写体を撮像する撮像素子と、を備える撮像装置。
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