JP2017003934A - 駆動装置 - Google Patents

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Eiichi Ito
栄一 伊藤
三澤 昌幸
Masayuki Misawa
昌幸 三澤
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Abstract

【課題】2つのアクチュエータで移動要素を移動平面上でX,Y,θの各方向に移動制御することを可能にした駆動装置を提供する。
【解決手段】移動要素(撮像素子IS,可動支持体1)をX,Y,θ移動するための一対のアクチュエータ4R,4Lを備える。アクチュエータ4R,4Lは、磁界を形成する磁石21R,21Lと、磁界内に配設され、通電されたときに電磁力による移動力が発生される駆動コイル11R,11Lを備える。アクチュエータ4R,4Lは所定の方向に対向配置され、駆動コイル11R,11Lは通電されたときに当該所定の方向に対して斜め方向の移動力が発生される。駆動コイル11R,11Lに発生する移動力を合成した移動力で移動要素を移動制御することにより、X,Y,θの各方向への移動制御が実現できる。
【選択図】 図3

Description

本発明はデジタルカメラ等の光学機器に設けられ、光学要素を移動制御するために用いて好適な駆動装置に関し、特にボイスコイルモータ(VCM)を駆動用のアクチュエータとする駆動装置に関するものである。
光学機器、なかでもデジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置では、手振れ撮像による画像品質の低下を防止するために、手振れの発生時に撮像素子あるいはレンズ等の光学要素を光軸方向と直交する平面上でX方向、Y方向、θ方向(光軸回り方向)に移動させる手振れ防止機構を設けたものがある。このような手振れ防止機構では光学要素を移動制御する際の駆動用のアクチュエータとしてボイスコイルモータ(VCM)が用いられることが多い。例えば、特許文献1,2はいずれも永久磁石とコイルとで構成されるVCMによって光学要素を光軸方向と直交する方向に移動制御する技術が提案されている。
特許文献1は、光学要素をX,Y,θ方向に移動制御するためのアクチュエータとして、X方向に移動制御する2つのXアクチュエータと、Y方向に移動制御する1つ又は2つのYアクチュエータを備えた構成である。同様に、特許文献2は、X方向に移動制御する2つのXアクチュエータと、Y方向に移動制御する2つのYアクチュエータを備えた構成である。いずれも、XアクチュエータとYアクチュエータの移動制御方向を制御することにより、光学要素をX,Y,θ方向に移動制御することが可能とされている。
特開2005−352113号公報 特開2008−225135号公報
特許文献1,2は、いずれも各アクチュエータが光学要素をX方向又はY方向のいずれかの方向にのみ移動制御する構成であるため、特に光学要素をθ方向に移動制御するためには、特許文献1のように少なくとも3つのアクチュエータが必要とされている。また、光学要素をθ方向に移動制御する際の制御の容易性や迅速性を高めるためには特許文献2のように4つのアクチュエータを備えることが必要とされている。このように、特許文献1,2は3つあるいは4つのアクチュエータが必要であるので、例えば光学要素として撮像素子を移動制御する際には、撮像素子の周囲に3つあるいは4つのアクチュエータを配設する必要があり、撮像素子ないしはこれを含む撮像装置の小型化を図る上での障害になっている。
本発明の目的は、移動要素を移動する際におけるX,Y,θの各方向の移動制御を2つのアクチュエータで構成した駆動装置を提供するものである。
本発明の駆動装置は、磁界を形成するための磁石と、磁界内に配設され、通電されたときに電磁力による移動力が発生される駆動コイルを備えた一対のアクチュータを備えており、この一対のアクチュエータにより移動要素を駆動する駆動装置である。一対のアクチュエータは所定の方向に沿って配置され、駆動コイルは通電されたときに当該所定の方向に対して斜め方向の移動力が発生される構成であることを特徴とする。
本発明の好ましい形態として、駆動コイルは、磁界の領域内に配設され、かつ所定の方向に対して斜め方向に延長された線部を含んでいる。すなわち、アクチュエータはそれぞれ一体的に構成された一対の駆動コイルを備えており、各コイルの線部は互いに反対の斜め方向に延長されている。例えば、一対の駆動コイルの各線部は、所定の方向に対して互いに反対方向に45度の斜め方向に延長されることが好ましい。
本発明は、一対の駆動コイルは平行四辺形に形成され、それぞれの斜辺となる線部が互いに反対の斜め方向に延長される。この場合において、駆動コイルは、平行辺となる線部が磁界の領域から外れた位置に配置されるようにする。また、駆動コイルは、線部の一部、例えば平行辺となる線部が磁気シールドカバーで被覆される。
本発明の駆動装置は、例えば、光学機器の光軸と垂直な面上でX方向、Y方向および光軸回りのθ方向に移動される光学要素と、光軸を挟んで所定の方向に沿って配置され、光学要素を各方向に移動させる一対のアクチュエータとを備えており、一対のアクチュエータは、磁界を形成するための磁石と、磁界内に配設されて通電されたときに電磁力による移動力が発生される駆動コイルを備えており、駆動コイルは通電されたときに所定の方向に対して互いに反対の斜め方向の移動力が発生される一対のコイルで構成され、一対のアクチュエータのそれぞれ少なくとも1つの駆動コイルに発生する移動力の合成移動力で光学要素を移動させる構成である。
本発明が適用される機器は、例えば撮像装置であり、移動要素は駆動コイルを一体に支持した可動支持板と、当該可動支持板に支持された撮像素子または撮像レンズで構成されている。その上で、一対のアクチュエータの各一対の駆動コイルに通流する電流を制御するための制御回路を備え、制御回路は撮像装置に生じる振動を検出し、検出した振動を相殺するように移動要素を移動制御するように構成する。この場合には、一対のアクチュエータは磁界の領域内に配置されて移動要素に一体的に支持されているホール素子を備え、当該ホール素子の検出出力に基づいて当該移動要素の位置を検出する構成とすることが好ましい。
本発明によれば、2つのアクチュエータのそれぞれにおいて発生する移動力を合成することによって移動要素をX,Y,θ方向に移動制御することができるので、移動要素を駆動するための駆動装置の構成が簡易化できる。
本発明を手振れ防止装置に適用したカメラの概念構成を示す概略斜視図。 手振れ防止装置をカメラ後方側から見た分解斜視図。 手振れ防止装置の(a)背面図、(b)B−B線断面図、(c)C−C線断面図。 駆動コイル対をカメラ後方側から見た分解図。 制御回路を含む手振れ防止装置の回路構成図。 撮像素子をY方向に移動制御する作用を説明する模式図と背面図。 撮像素子をY方向に高速移動制御する作用を説明する模式図。 撮像素子をX方向に移動制御する作用を説明する模式図と背面図。 撮像素子をθ方向に移動制御する作用を説明する模式図と背面図。 磁気シールドカバーを備えるアクチュエータの図3と同様の図。 Y位置センサを備えるアクチュエータの背面図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の駆動装置をスチルカメラやムービーカメラ(ビデオカメラ)等のカメラCAMのカメラボディ内に内装される撮像素子ISの手振れ防止装置SRに適用した実施形態の概略斜視図である。この手振れ防止装置SRは、撮像時にカメラに発生する手振れ等によってカメラが振動されたときに、この振動を相殺するように撮像素子ISをカメラのレンズ光軸Oxと垂直な平面上でX方向とY方向、さらにθ方向に移動制御させる構成とされている。ここで、X方向とY方向はそれぞれカメラを通常の姿勢に保持したときの水平方向と鉛直方向である。また、θ方向は、レンズ光軸Oxを中心とした回転方向である。そして、この手振れ防止装置SRでは、撮像素子ISをX方向、Y方向およびθ方向に移動制御するためのアクチュエータとして、前記撮像素子ISを左右に挟んで配置され、それぞれVCM(ボイスコイルモータ)で構成される2つのアクチュエータ4R,4Lを備えている。なお、以降において左右方向はカメラCAMの後方から見た方向を示している。
図2は前記手振れ防止装置SRをカメラCMの後方から見た部分分解斜視図である。前記撮像素子ISは、CCDあるいはCMOS等の半導体撮像素子で構成されており、その撮像面をカメラCAMの前方に向け、かつレンズ光軸Oxと垂直な立面方向に向けた状態で可動支持体1に支持されている。この可動支持体1は本発明における移動要素であり、横長の矩形の平板状に形成されており、前記撮像素子ISはこの可動支持体1の前面のほぼ中央に配置され、当該可動支持体1に一体化された状態に支持されている。
前記可動支持体1をレンズ光軸Oxの方向に挟んだ前後位置、すなわち前記可動支持体1の前面と後面に対してそれぞれ微細な間隙をおいて対向された位置には、強磁性体材料の板材で形成された一対のヨーク2,3が配設されている。これらのヨーク2,3について、便宜的に可動支持体1の前面に対向されているヨーク2を磁石側ヨークと称し、可動支持体1の後面に対向されているヨーク3をコイル側ヨークと称する。これら磁石側ヨーク2とコイル側ヨーク3は概ね前記可動支持体1と同じ形状の板部材として形成されているが、前記磁石側ヨーク2は前記撮像素子ISの撮像面を露呈するための開口窓2aを有する矩形枠状に形成されている。前記コイル側ヨーク3は単に平板状であってもよいが、ここではアクチュエータ4R,4Lに対向する部分をY方向に延びる帯状とするために、全体が矩形の枠状に形成されている。これら磁石側ヨーク2とコイル側ヨーク3は、それぞれ前記カメラCAMの内部に固定支持されている。
その上で、前記両ヨーク2,3にはそれぞれの内面、すなわち前記可動支持体1に対向する側の面の複数箇所に転動ボールを配設したベアリング機構が設けられている。このベアリング機構については、既に知られている構造であるので図示は省略するが、前記磁石側ヨーク2とコイル側ヨーク3の複数のベアリング機構は、それぞれ同数でかつレンズ光軸Oxの方向に対向配置されている。そして、各ヨーク2,3の各ベアリング機構の各転動ボールは、前記可動支持体1をレンズ光軸Oxの方向に挟持するように、当該可動支持体1の前面と後面にそれぞれ当接されている。これにより、可動支持体1は両ヨーク2,3によりレンズ光軸方向に挟持された状態で、かつ転動ボールの転動によって両ヨーク2,3に対してX方向,Y方向およびθ方向に移動することが可能とされている。
図3(a)は前記手振れ補正装置SRをカメラ後方から見た背面図であり、図3(b)と(c)はそれぞれ図3(a)のB−B線、C−C線に沿って切断した左側のアクチュエータ4Lの断面図である。図2と図3を参照して、前記磁石側ヨーク2の後面、すなわち前記可動支持体1に対向する側の面には、前記開口窓2aの左右にそれぞれ対をなす2組の駆動永久磁石対21R,21Lが配設され、磁石側ヨーク2に固定支持されている。2組の駆動永久磁石対21R,21Lはそれぞれ矩形小片状をした対をなす永久磁石MNとNSで構成されており、各永久磁石MN,MSはそれぞれY方向に微小の間隔をおいて配設されている。
一方、前記可動支持体1には、前記2つの永久磁石対21R,21Lに対してレンズ光軸Oxを左右に挟んで対向位置された2つの駆動コイル対11R,11Lが配設され、可動支持体1に一体的に支持されている。これら2つの駆動コイル対11R,11Lはそれぞれカメラ前後方向の寸法(厚み寸法)が小さく、当該カメラ前後方向から見たときに概ね平行四辺形となるように導線が巻回された2つのコイルで構成されている。
すなわち、図3(b),(c)は左側のアクチュエータ4Lの駆動コイル対11Lを示しており、駆動コイル対11Lは第1コイルLL1と第2コイルLL2で構成されている。図4はこれら第1コイルLL1と第2コイルLL2のみを示す図であり、前記可動支持体1の前記撮像素子ISの左右位置にそれぞれ貫通された開口12内にレンズ光軸Oxの方向に重ねられた状態で可動支持体1の厚み方向に埋設された状態で配設されている。右側の駆動コイル対11Rも同様であり、第1コイルRL1と第2コイルRL2で構成されている。
前記コイル側ヨーク3は、左右に配置された左右枠部31R,31Lがそれぞれ前記駆動コイル対11R,11Lに対してレンズ光軸Oxの方向に対向配置されている。換言すれば、これら左右枠部31R,31Lはレンズ光軸Oxの方向に前記駆動コイル対11R,11Lを挟んで前記永久磁石対21R,21Lに対向配置されていることになる。
以上の構成により、各永久磁石対21R,21Lと、これに対向配置された各駆動コイル対11R,11Lは、それぞれ磁石側ヨーク2とコイル側ヨーク3と協働して動作されるVCMからなるアクチュエータ4R,4Lとして構成されることになる。すなわち、可動支持体1には左右位置にそれぞれ前記した2つのアクチュエータ4R,4Lが構成されることになり、これら2つのアクチュエータ4R,4Lにより可動支持体1がX方向、Y方向およびθ方向に移動制御されることになる。
前記2つのアクチュエータ4R,4Lの詳細を説明する。図3(a)に示したように、前記各駆動永久磁石対21R,21Lでは、対をなす2つの永久磁石MN,MSの磁極面が互いに反対方向に向けられており、図3(a)において上側に配置されている永久磁石MNはS極が前記磁石側ヨーク2に接した状態で固定され、N極がカメラの後方(紙面の表面側)に向けられている。図3(a)の下側に配置されている永久磁石MSはN極が前記磁石側ヨークに接した状態で固定され、S極がカメラの後方に向けられている。
このように構成されていることにより、各駆動永久磁石対21R,21Lは、永久磁石MN−磁石側ヨーク2−永久磁石MS−コイル側ヨーク3の左右枠部31をループ状に結ぶ磁気回路が構成される。この磁気回路により、各駆動永久磁石対21R,21Lにおいては、各永久磁石対MN,MSおよび磁石側ヨーク2と、コイル側ヨーク3の左右枠部31R,31Lとのそれぞれのレンズ光軸Ox方向の微小間隔内に、レンズ光軸Oxに沿った前後方向に向けられ、かつ互いに方向が異なる磁力線による磁界(磁場)がY方向に並んで形成されることになる。すなわち、図3(a)においては、上側の永久磁石MNでは紙面に垂直な上向きの磁力線の磁界が形成され、下側の永久磁石MSでは紙面に垂直な下向きの磁力線の磁界が形成される。
一方、前記駆動コイル対11R,11Lを構成している第1コイルRL1,LL1と第2コイルRL2,ll2は、図3(a)に示したように、それぞれレンズ光軸Oxの方向から見た形状が平行四辺形となるように巻回された構成である。例えば、図4に示した左側の駆動コイル対11Lにおいては、第1コイルLL1はX方向両側の側線部sa,sbがY方向に沿って延長され、上線部u1と下線部d1がX方向に対して45度の角度で右上がりの斜線部となる平行四辺形に巻回されている。また、第2コイルLL2は両側線部sa,sbがY方向に沿って延長され、上線部u2と下線部d2がX方向に対して45度の角度で左上がりの斜線部となる平行四辺形に巻回されている。
そして、これら第1コイルLL1と第2コイルLL2は、それぞれの左右の側線部sa,sbがY方向に延びる直線上に位置されるが、永久磁石対21Lによって形成されている磁界の影響を受けないように磁界領域の外側に配置される。一方、第1コイルLL1と第2コイルLL2の各上線部u1,u2と各下線部d1,d2はそれぞれ永久磁石対21Lによって形成されている2つの磁界、すなわちレンズ光軸Oxに沿って互いに反対方向に磁力線が向けられている各磁界の領域内に配置されている。また、各上線部u1,u2と下線部d1,d2は互いにX字型に交差する状態に配置される。そして、第1コイルLL1と第2コイルLL2は、前記したようにレンズ光軸Oxの方向に重なるようにして前記可動支持体1に一体的に支持されている。
図3(a)に示した右側の駆動コイル対11Rについても同様である。ここで、後述する動作説明を分かり易くするために、図3(a)における右側の駆動コイル対11Rの第1コイルRL1と第2コイルRL2をそれぞれ右第1コイルと右第2コイルと称し、左側の駆動コイル対11Lの第1コイルLL1と第2コイルLL2をそれぞれ左第1コイルと左第2コイルと称する。
前記2つのアクチュエータ4R,4Lの各駆動コイル対11R,11L、すなわち左右の第1コイルRL1,LL1と第2コイルRL2,LL2は、図5に示すように、制御回路100により通電が制御される。この制御回路100は手振れ防止の制御回路であり、カメラに生じるX軸(カメラ水平軸)角速度、Y軸(カメラ鉛直軸)角速度、Z軸(カメラ光軸)角速度を検出するためのXジャイロGx、YジャイロGy、ZジャイロGzが接続されている。これらジャイロGx,Gy,Gzは既に知られているのでここでは詳細についての説明は省略する。
また、前記各第1コイルRL1,LL1と第2のコイルRL2,LL2への通電をフィードバック制御するために可動支持体1のX方向の移動位置を検出するX位置センサSxと、X方向に異なる2つの位置におけるそれぞれのY方向の移動位置を検出するY1位置センサSy1およびY2位置センサSy2が接続されている。また、位置センサSx,Sy1,Sy2はホール素子を用いたセンサであり、このセンサによる位置検出の原理等についても既に知られているのでその詳細については説明を省略する。
前記制御回路100は、各ジャイロGx,Gy,Gzで検出した角速度からカメラCAMのXYZ方向の姿勢変化を検出し、この変化を相殺するように各位置センサSx,Sy1,Sy2で検出した可動支持体1、すなわち撮像素子ISの移動位置を参照して前記した右第1コイルRL1、右第2コイルRL2、左第1コイルLL1、左第2コイルLL2に供給する電流の大きさと通流方向を制御する。これにより、各コイルRL1,RL2,LL1,LL2と、各駆動永久磁石対21R,21Lにより形成された磁界とで生じる電磁力によって可動支持体1、すなわち撮像素子ISのXYθ位置を所定の位置に制御し、手振れを防止する。
以上の構成の2つのアクチュエータ4R,4Lによる可動支持体1の手振れ防止での移動制御を説明する。カメラCAMでの撮像時に手振れが生じると、X,Y,Zの各ジャイロGx,Gy,Gzは手振れによる振動、すなわちX,Y,Zの各軸角速度を検出して制御回路100に入力する。同時にX,Y1,Y2の各位置センサSx,Sy1,Sy2は可動支持体1のX,Y1,Y2の各位置を検出して制御回路100に入力する。制御回路100は入力された角速度からカメラCAMのXYθ位置変動を演算し、入力されたX,Y1,Y2位置がXYθ位置変動を相殺する位置となるように可動支持体1を移動制御する制御信号、すなわち左右の各第1コイルRL1,LL1と第2コイルRL2,LL2に通流する制御電流を生成し、この生成した制御電流をこれらのコイルに通流する。
各コイルRL1,RL2,LL1,LL2には、通流された制御電流により自身が存在している磁界との間で生じる移動力(ローレンツ力:フレミングの左手の法則による電磁力)が発生する。そして、各コイルRL1,RL2,LL1,LL2に発生した移動力はそれぞれ可動支持体1を移動させる駆動力となり、これらの移動力を合成した合成移動力によって可動支持体1をXYθ方向に移動する。これにより、カメラCAMに生じる手振れによるXYθ位置変動を相殺した位置に可動支持体1および撮像素子ISを移動制御することができ、手振れを防止する。
図6は可動支持体1をY方向に移動する際の2つのアクチュエータ4R,4Lの作用を説明する図であり、(a)は模式図、(b)は図3(a)に対応する背面図である。ここでは可動支持体1をY正方向(図6の上方向)に移動する状態を示しており、左第2コイルLL2にccw(反時計回り)方向の電流を通流し、右第1コイルRL1にccw方向の電流を通流する。左第1コイルLL1と右第2コイルRL2には電流を通流しない。左第2コイルLL2では、永久磁石対21Lによる磁界と、この磁界の領域に配置された上線部u2および下線部d2との間で発生するローレンツ力により、図6の右斜め上方に向けた移動力F1が発生する。一方、右第1コイルRL1では、永久磁石対21Rによる磁界と、この磁界の領域に配置された上線部u1および下線部d1との間で発生するローレンツ力により、図6の左斜め上方に向けた移動力F2が発生する。
これにより、左第2コイルLL2に発生する移動力F1と、右第1コイルRL1に発生する移動力F2が合成されてY上方向、すなわちY正方向の合成移動力が形成され、図6(b)に示すように、可動支持体1はY正方向に移動されることになる。このときX方向については左第2コイルLL2と右第1コイルRL1の移動力F1,F2が相殺されるため可動支持体1がX方向に移動されることはない。なお、左右の第1コイルと第2コイルの左右の側線部sa,sbは磁界の領域内に配置されていないので、これら左右の側線部sa,sbにおいて移動力が発生することはない。
このとき、図7に示すように、さらに左第1コイルLL1にccw方向の電流を通流して左斜め上方に向けた移動力F3を発生させ、また右第2コイルRL2にccw方向の電流を通流して右斜め上方に向けた移動力F4を発生させ、これらの移動力F1〜F4を合成してY正方向の合成移動力を発生させるようにしてもよい。したがって、4つのコイルRL1,RL2,LL1,LL2に発生する移動力F1〜F4を全て合成することで、より大きな合成移動力を発生させ、可動支持体1を高速にY方向に移動制御することが可能になる。例えば、カメラのレリーズボタンの半押し時に、2つのアクチュエータ4R,4Lに最大の移動力を発生させたいような場合に適用できる。
可動支持体をY負方向(図の下方向)に移動する場合には、各コイルRL1,LL1,RL2,LL2に対してY正方向に移動したときと反対方向に電流を通流すればよい。すなわち左第2コイルLL2にcw(時計回り)方向の電流を通流し、右第1コイルRL1にcw方向の電流を通流すればよい。あるいは、または同時に、左第1コイルLL1にcw方向の電流を通流し、右第2コイルRL2にcw方向の電流を通流すればよい。
なお、Y正方向あるいはY負方向に移動する際においては、前記した電流制御に代えて、左第2コイルLL2と右第1コイルRL1には電流を通流せず、左第1コイルLL1と右第2コイルRL2に電流を通流し、これらに発生する移動力のみで可動支持体1を移動させるようにしてもよい。
図8(a)は可動支持体1をX方向に移動する際の2つのアクチュエータ4R,4Lの作用を説明する模式図であり、図8(b)は図6(a)と同様の図である。ここでは可動支持体1をX正方向(図の右方向)に移動する状態を示しており、左第1コイルLL1にはcw方向の電流を、左第2コイルLL2にはccw方向の電流を通流する。右第1コイルRL1にはcw方向の電流を、右第2コイルRL2にはccw方向の電流を通流する。左第1コイルLL1と左第2コイルLL2では、永久磁石対21Lによる磁界と、この磁界の領域に配置された上線部u1,u2および下線部d1,d2との間で発生するローレンツ力により、図8の右斜め下方に向けた移動力F5と右斜め上方に向けた移動力F6が発生する。一方、右第1コイルRL1と右第2コイルRL2では、永久磁石対21Rによる磁界と、この磁界の領域に配置された上線部u1,u2および下線部d1,d2との間で発生するローレンツ力により、図8の右斜め下方に向けた移動力F5と右斜め上方に向けた移動力F6が発生する。
これにより、左右の各コイルLL1,LL2,RL1,RL2に発生する移動力F5と移動力F6が合成されてX右方向、すなわちX正方向の合成移動力が形成され、可動支持体1および撮像素子ISはX正方向に移動されることになる。Y方向については各コイルLL1,LL2,RL1,RL2の移動力F5,F6が相殺されるため可動支持体1がY方向に移動されることはない。このとき、左右の各第1コイルLL1,RL1と第2コイルLL2,RL2の左右の側線部sa,sbは磁界領域に配置されていないので、これら左右の側線部sa,sbにおいて移動力が発生することはない。
可動支持体1をX負方向(図の左方向)に移動する場合には、各コイルRL1,LL1,RL2,LL2に対してX正方向の場合と反対方向に電流を通流すればよい。すなわち、左第1コイルLL1にccw方向の電流を通流し、左第2コイルLL2にcw方向の電流を通流し、右第1コイルRL1にccw方向の電流を通流し、右第2コイルRL2にcw方向の電流を通流すればよい。
図9(a)は可動支持体1をθ方向に移動する際の2つのアクチュエータ4R,4Lの作用を説明する模式図であり、図8(b)は図6(a)と同様の図である。ここでは可動支持体1をθccw正方向(図の反時計回り方向)に移動する状態を示しており、左第1コイルLL1にはcw方向の電流を通流し、右第1コイルRL1にはccw方向の電流を通流する。左第2コイルLL2と右第2コイルRL2には電流を通流しない。左第1コイルLL1では、永久磁石対21Lによる磁界と、この磁界の領域に配置された上線部u1および下線部d1との間で発生するローレンツ力により、図の右斜め下方に向けた移動力F7が発生する。一方、右第1コイルRL1では、永久磁石対21Rによる磁界と、この磁界の領域に配置された上線部u1および下線部d1との間で発生するローレンツ力により、図の左斜め上方に向けた移動力F8が発生する。
これにより、これら左第1コイルLL1に発生する移動力F7と、右第1コイルRL1に発生する移動力F8がレンズ光軸Oxに対して同じ円周接線方向に作用し、結果として移動力F7,F8によってθccw方向、すなわち反時計回り方向の合成移動力が形成され、可動支持体1および撮像素子ISは反時計回り方向に移動されることになる。このときX方向とY方向については各コイルLL1,RL1の移動力F7,F8が相殺されるため可動支持体1がX方向とY方向に移動されることはない。左第1コイルLL1と右第1コイルRL1の左右の側線部sa,sbは磁界領域に配置されていないので、これら左右の側線部sa,sbにおいて移動力が発生することはない。
なお、左第2コイルLL2にcw方向の電流を通流して左斜め下方に向けた移動力を発生させ、また右第2コイルRL2にccw方向の電流を通流して右斜め上方に向けた移動力を発生させ、これらの移動力を合成してθccw方向の合成移動力を発生させるようにしてもよい。
可動支持体1をθcw方向(図の時計回り方向)に移動する場合には、各コイルRL1,LL1,RL2,LL2に対してθccw方向の場合とは反対方向に電流を通流すればよい。すなわち左第1コイルLL1にccw方向の電流を通流し、右第1コイルRL1にcw方向の電流を通流すればよい。あるいは、左第2コイルLL2にccw方向の電流を通流し、右第2コイルRL2にcw方向の電流を通流すればよい。
前記実施形態では、4つのコイルRL1,LL1,RL2,LL2の左右の側線部sa,sbを永久磁石対21R,21Lで形成される磁界の領域に配置しないようにすることによって左右の側線部sa,sbにおいてローレンス力を発生させないようにしている。そのため、各コイルRL1,LL1,RL2,LL2、さらに言えば左右のコイル対11R,11Lの左右方向の寸法、すなわちX方向の寸法は永久磁石対21R,21LのX方向の寸法よりも大きくなり、アクチュエータ4R,4Lの小型化を図る上での障害になっている。
そこで、この実施形態の変形例では、図10に示すように、各コイルの左右の側線部sa,sbに磁気シールドカバー5を配設し、磁界の影響を受けないように構成している。図10(a),(b),(c)は図3と同様の図であり、金属板を断面がコ字状をした筒状に加工した磁気シールドカバー5を形成し、この磁気シールドカバー5を各コイルRL1,LL1,RL2,LL2の左右の側線部sa,sbに被せている。
これにより、左右の側線部sa,sbは永久磁石対21R,21Lの磁界領域に配置されても、磁気シールドカバー5の磁気遮断効果によって磁界の影響を受けなくなり、各コイルRL1,LL1,RL2,LL2に電流が通流されたときにも左右の側線部sa,sbにおいてローレンツ力が発生することはなく、各コイルRL1,LL1,RL2,LL2の上線部u1,u2と下線部d1,d2で発生するローレンツ力による移動力に影響を与えず、可動支持体1および撮像素子ISのXYθ方向の適切な移動制御が実現できる。また、これにより、各コイル対11R,11LのX方向の寸法を永久磁石対21R,21LのX方向の寸法よりも小さくすることができ、コイル対11R,11Lの小型化、ないしはアクチュエータ4R,4Lの小型化が実現できる。
実施形態の変形例として、図11に示すように、2つのアクチュエータ4R,4LにそれぞれY位置センサ、すなわち右側のアクチュエータ4RにY1位置センサSy1を配設し、左側のアクチュエータ4LにY2位置センサSy2を配設してもよい。すなわち、各アクチュエータ4R,4Lの各永久磁石対21R,21Lの各永久磁石MNとMSのY方向の中間位置に位置センサSy1,Sy2としてのホール素子を配置し、このホール素子を可動支持体1に支持させている。このホール素子からなるY1位置センサSy1とY2位置センサSy2は永久磁石対21R,21Lで形成される磁界の磁束変化を検出して出力電流を変化させることで永久磁石対21R,21Lに対する自身の位置、すなわち永久磁石対21R,21Lを構成しているY方向に配列されている永久磁石MN,MSの配列方向であるY方向に沿った可動支持体1の位置を検出することが可能とされている。
したがって、可動支持体1がY方向に移動したときに、右側のアクチュエータ4Rに設けたY1位置センサSy1でY方向のY1位置を検出し、左側のアクチュエータ4Lに設けたY2位置センサSy2でY方向のY2位置を検出する。これにより、Y1位置とY2位置の変化を検出すれば可動支持体1がY方向に移動したことが検出でき、その際にY1位置とY2位置を比較すれば、Y方向の傾き、すなわちθ方向も検出できる。例えば、Y1=Y2のときには可動支持体1は水平状態を保ってY方向に移動したことが検出できる。Y1≠Y2のときには可動支持体1は傾いたこと、すなわちθ方向に移動したことが検出できる。
このようにY1位置センサSy1とY2位置センサSy2を2つのアクチュエータ4R,4Lにそれぞれ一体的に設けることで、ホール素子を利用した位置センサに必要とされる永久磁石をアクチュエータ4R,4Lの永久磁石対21R,21Lで兼用することができ、Y1位置センサSy1とY2位置センサSy2をそれぞれ独立して配設する場合に比較して手振れ防止装置SRの構成が簡易化できる。
実施形態では、各アクチュエータを構成する第1と第2のコイルの形状を平行四辺形に形成しているが、ローレンツ力を発生させる第1のコイルの線部と第2のコイルの線部が互いに直交する方向に延長されていればよい。したがって、1つの脚が互いに直交する対称形状の台形に形成してもよく、さらには1つの辺が互いに直交する三角形、あるいはその他の多角形に形成してもよい。いずれの場合も、ローレンツ力を発生させる線部以外の線部は磁界の領域から外す位置に配置し、あるいは磁気シールドカバーで被覆するようにすることが好ましい。
実施形態は2つのアクチュエータをX方向に沿って配置しているが、光軸を挟んだ対称位置に配置されていればよい。したがって、2つのアクチュエータをY方向に沿って配置した構成としてもよい。この場合には、Y方向の配置スペースを低減するために、各アクチュエータの永久磁石対は対をなす永久磁石をX方向に沿って配置する構成としてもよい。
以上の実施形態は本発明の駆動装置を手振れ防止装置に適用しているが、光学機器に設けられて移動制御される他の光学要素を駆動するための駆動装置として適用することも可能である。例えば、カメラのレンズ鏡筒内に配設され、レンズ光学系を構成する一部のレンズをレンズ光軸と直交する面上でXYθ方向に移動させる手振れ防止装置の駆動装置として構成することが可能である。また、光学機器以外の機器において移動要素をXYθ方向に移動制御する駆動装置として適用できることは言うまでもない。
1 可動支持体(移動要素)
2 磁石側ヨーク
3 コイル側ヨーク
4R,4L アクチュエータ(VCM:ボイスコイルモータ)
5 磁気シールドカバー
100 制御回路
11R,11L 駆動コイル対
21R,21L 永久磁石対
RL1,LL1 第1コイル
RL2,RL2 第2コイル
SR 手振れ防止装置
IS 撮像素子
CAM カメラ
MN,MS 永久磁石
Gx,Gy,Gz ジャイロセンサ
Sx,Sy1,Sy2 位置センサ

Claims (14)

  1. 磁界を形成するための磁石と、前記磁界内に配設され、通電されたときに電磁力による移動力が発生される駆動コイルを備えた一対のアクチュータを備え、このアクチュエータにより移動要素を駆動する駆動装置であって、前記一対のアクチュエータは所定の方向に沿って配置され、前記駆動コイルは通電されたときに前記所定の方向に対して斜め方向の移動力が発生される構成であることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記駆動コイルは、前記磁界の領域内に配設され、かつ所定の方向に対して斜め方向に延長された線部を含んでいる請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記アクチュエータはそれぞれ一体的に構成された一対の駆動コイルを備え、各コイルの前記線部は互いに反対の斜め方向に延長されている請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記一対の駆動コイルの各線部は、前記所定の方向に対して互いに反対方向に45度の斜め方向に延長されている請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記一対の駆動コイルは平行四辺形に形成され、それぞれの斜辺となる線部が互いに反対の斜め方向に延長されている請求項4に記載の駆動装置。
  6. 前記駆動コイルは、平行辺となる線部が前記磁界の領域から外れた位置に配置される請求項5に記載の駆動装置。
  7. 前記駆動コイルは、一部が磁気シールドカバーで被覆されている請求項1ないし6のいずれかに記載の駆動装置。
  8. 前記駆動コイルは前記平行辺となる線部が磁気シールドカバーで被覆されている請求項6に記載の駆動装置。
  9. 前記一対のアクチュエータの各一対の駆動コイルのうち、選択した駆動コイルあるいは全ての駆動コイルに通流する電流の方向を制御して各駆動コイルに発生する移動力を制御する請求項1ないし8のいずれかに記載の駆動装置。
  10. 前記一対のアクチュエータの各駆動コイルは前記移動要素に一体的に支持されており、当該移動要素は前記各駆動コイルに発生する移動力の合成移動力によって移動平面内においてX方向、Y方向および光軸回りのθ方向に移動される請求項9に記載の駆動装置。
  11. 光学機器の光軸と垂直な面上でX方向、Y方向および光軸回りのθ方向に移動される光学要素と、前記光軸を挟んで所定の方向に沿って配置され、前記光学要素を前記各方向に移動させる一対のアクチュエータとを備える光学機器の駆動装置であって、前記一対のアクチュエータは、磁界を形成するための磁石と、前記磁界内に配設され、通電されたときに電磁力による移動力が発生される駆動コイルを備えており、前記駆動コイルは通電されたときに前記所定の方向に対して互いに反対の斜め方向の移動力が発生される一対のコイルで構成され、前記一対のアクチュエータのそれぞれ少なくとも1つの駆動コイルに発生する移動力の合成移動力で前記光学要素を移動させることを特徴とする駆動装置。
  12. 前記光学機器は撮像装置であり、前記光学要素は、前記駆動コイルを一体に支持した可動支持板と、当該可動支持板に支持された撮像素子または撮像レンズで構成されている請求項11に記載の駆動装置。
  13. 前記一対のアクチュエータの各一対の駆動コイルに通流する電流を制御するための制御回路を備え、前記制御回路は前記撮像装置に生じる振動を検出し、検出した振動を相殺するように前記光学要素を移動制御する請求項12に記載の駆動装置。
  14. 前記一対のアクチュエータは前記磁界の領域内に配置されて前記光学要素に一体的に支持されているホール素子を備え、当該ホール素子の検出出力に基づいて当該光学要素の位置を検出する請求項10ないし12のいずれかに記載の駆動装置。


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