JP7047648B2 - 建設機械のロック装置及びロック装置の位置決め方法 - Google Patents
建設機械のロック装置及びロック装置の位置決め方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7047648B2 JP7047648B2 JP2018140615A JP2018140615A JP7047648B2 JP 7047648 B2 JP7047648 B2 JP 7047648B2 JP 2018140615 A JP2018140615 A JP 2018140615A JP 2018140615 A JP2018140615 A JP 2018140615A JP 7047648 B2 JP7047648 B2 JP 7047648B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- striker
- side positioning
- latch
- hole
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
前記係合爪に係合する被係合部が設けられ、前記上部旋回体に対して位置調整可能に取り付けられたストライカ部材とを備え、
前記ラッチ部材又は前記開閉カバーには、前記開閉カバーの厚み方向に貫通するラッチ側位置決め孔が形成され、
前記ストライカ部材には、前記係合爪が前記被係合部に対して所定の係合状態で係合するときに、前記ラッチ側位置決め孔から見て中心が略一致する位置にストライカ側位置決め孔が形成されていることを特徴とするものである。
前記ラッチ側位置決め孔の孔径と、前記ストライカ側位置決め孔の孔径とは、略同じ大きさであることを特徴とするものである。
前記ストライカ部材は、前記上部旋回体に対してボルト締結されるように構成されており、
前記ラッチ部材には、開閉カバーを閉じたままの状態で、前記ストライカ側位置決め孔及びボルト締結のための第1締結ボルトを目視可能で、かつ前記第1締結ボルトを締結可能にするアクセス用貫通孔が形成されている。
前記ストライカ部材は、前記第1締結ボルトに加え、前記アクセス用貫通孔から締結できない第2締結ボルトで前記上部旋回体に対してボルト締結されるように構成されている。
前記アクセス用貫通孔は、目隠しキャップで着脱可能に覆われている。
前記ロック装置は、係合爪が設けられて前記開閉カバーに取り付けられたラッチ部材と、該係合爪に係合する被係合部が設けられたストライカ部材とを備え、
前記ラッチ部材には、前記開閉カバーの厚み方向に貫通するラッチ側位置決め孔が形成され、
前記ストライカ部材には、前記係合爪が前記被係合部に対して所定の係合状態で係合するときに、前記ラッチ側位置決め孔から見て中心が略一致する位置にストライカ側位置決め孔が形成されており、
前記ストライカ部材を、前記上部旋回体に対して位置調整可能に仮止めする工程と、
前記開閉カバーを閉じ、前記ラッチ側位置決め孔から棒状の位置決め治具を挿通させて前記ストライカ側位置決め孔に差し込むことで、前記ストライカ部材を位置調整して、該ラッチ側位置決め孔と該ストライカ側位置決め孔との中心位置を略一致させる工程と、
前記開閉カバーを開き、前記ストライカ部材を位置調整後の位置で前記上部旋回体に固定する工程とを備えたことを特徴とするものである。
前記方法は、
前記ストライカ部材を、前記上部旋回体に対して位置調整可能に仮止めする工程と、
前記開閉カバーを閉じ、前記アクセス用貫通孔を通して前記ラッチ側位置決め孔から棒状の位置決め治具を挿通させて前記ストライカ側位置決め孔に差し込むことで、前記ストライカ部材を位置調整して、該ラッチ側位置決め孔と該ストライカ側位置決め孔との中心位置を略一致させる工程と、
前記開閉カバーを閉じたままの状態で、前記アクセス用貫通孔を通して前記第1締結ボルトを締結することにより、前記ストライカ部材を位置調整後の位置で前記上部旋回体に固定する工程とを含む。
図1に示すように、建設機械10は、クローラ式の下部走行体11と、旋回ベアリング12と、旋回ベアリング12を介して旋回可能に支持される上部旋回体13とを備えている。
図5には、ラッチ側位置決め孔46とストライカ側位置決め孔34との中心が略一致していない状態の例として、ストライカ部材31が本来の取付位置よりも後方に位置しており、係合軸32に対して係合爪43が浅く引っ掛かっている状態を示している。
図7~図11は本発明の実施形態2を示し、ストライカの固定構造等が異なる点で上記実施形態1と異なる。なお、本実施形態では、図1~図6と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態では、まず、目隠しキャップ149を外してアクセス用貫通孔148を露出させた状態で、ストライカ部材131を前側支柱123の取付ブラケット123aに締結している第1及び第2締結ボルト132,133を緩めた仮止め状態とし、ストライカ部材131を前後方向に位置調整可能としておく。
13 上部旋回体
22 開口部
25 開閉カバー
30 ロック装置
31 ストライカ部材
32 係合軸(被係合部)
34 ストライカ側位置決め孔
40 ラッチ部材
43 係合爪
46 ラッチ側位置決め孔
50 位置決め治具
110 建設機械
122 開口部
123 前側支柱
123a 取付ブラケット
123b 第1ネジ孔
123c 第2ネジ孔
123d 治具挿通孔
125 開閉カバー
130 ロック装置
131 ストライカ部材
131a 被係合部
131b 第1ボルト挿通孔
131b,131c ボルト挿通孔
131c 第2ボルト挿通孔
132 第1締結ボルト
133 第2締結ボルト
134 ストライカ側位置決め孔
140 ラッチ部材
146 ラッチ側位置決め孔
147 位置決め用ブラケット
148 アクセス用貫通孔
149 目隠しキャップ
150 鍵部
Claims (7)
- 上部旋回体に形成された開口部を開閉可能な開閉カバーを閉じ位置でロックするための建設機械のロック装置であって、
係合爪が設けられ、前記開閉カバーに取り付けられたラッチ部材と、
前記係合爪に係合する被係合部が設けられ、前記上部旋回体に対して位置調整可能に取り付けられたストライカ部材とを備え、
前記ラッチ部材又は前記開閉カバーには、前記開閉カバーの厚み方向に貫通するラッチ側位置決め孔が形成され、
前記ストライカ部材には、前記係合爪が前記被係合部に対して所定の係合状態で係合するときに、前記ラッチ側位置決め孔から見て中心が略一致する位置にストライカ側位置決め孔が形成されている
ことを特徴とする建設機械のロック装置。 - 請求項1において、
前記ラッチ側位置決め孔の孔径と、前記ストライカ側位置決め孔の孔径とは、略同じ大きさである
ことを特徴とする建設機械のロック装置。 - 請求項1において、
前記ストライカ部材は、前記上部旋回体に対してボルト締結されるように構成されており、
前記ラッチ部材には開閉カバーを閉じたままの状態で、前記ストライカ側位置決め孔及びボルト締結のための第1締結ボルトを目視可能で、かつ前記第1締結ボルトを締結可能にするアクセス用貫通孔が形成されている
ことを特徴とする建設機械のロック装置。 - 請求項3において、
前記ストライカ部材は、前記第1締結ボルトに加え、前記アクセス用貫通孔から締結できない第2締結ボルトで前記上部旋回体に対してボルト締結されるように構成されている
ことを特徴とする建設機械のロック装置。 - 請求項3又は4において、
前記アクセス用貫通孔は、目隠しキャップで着脱可能に覆われている
ことを特徴とする建設機械のロック装置。 - 上部旋回体に形成された開口部を開閉可能な開閉カバーを閉じ位置でロックするための建設機械のロック装置の位置決め方法であって、
前記ロック装置は、係合爪が設けられて前記開閉カバーに取り付けられたラッチ部材と、該係合爪に係合する被係合部が設けられたストライカ部材とを備え、
前記ラッチ部材には、前記開閉カバーの厚み方向に貫通するラッチ側位置決め孔が形成され、
前記ストライカ部材には、前記係合爪が前記被係合部に対して所定の係合状態で係合するときに、前記ラッチ側位置決め孔から見て中心が略一致する位置にストライカ側位置決め孔が形成されており、
前記ストライカ部材を、前記上部旋回体に対して位置調整可能に仮止めする工程と、
前記開閉カバーを閉じ、前記ラッチ側位置決め孔から棒状の位置決め治具を挿通させて前記ストライカ側位置決め孔に差し込むことで、前記ストライカ部材を位置調整して、該ラッチ側位置決め孔と該ストライカ側位置決め孔との中心位置を略一致させる工程と、
前記開閉カバーを開き、前記ストライカ部材を位置調整後の位置で前記上部旋回体に固定する工程とを含む
ことを特徴とするロック装置の位置決め方法。 - 請求項3~5のいずれか1つに記載の建設機械のロック装置の位置決めをする方法において、
前記ストライカ部材を、前記上部旋回体に対して位置調整可能に仮止めする工程と、
前記開閉カバーを閉じ、前記アクセス用貫通孔を通して前記ラッチ側位置決め孔から棒状の位置決め治具を挿通させて前記ストライカ側位置決め孔に差し込むことで、前記ストライカ部材を位置調整して、該ラッチ側位置決め孔と該ストライカ側位置決め孔との中心位置を略一致させる工程と、
前記開閉カバーを閉じたままの状態で、前記アクセス用貫通孔を通して前記第1締結ボルトを締結することにより、前記ストライカ部材を位置調整後の位置で前記上部旋回体に固定する工程とを含む
ことを特徴とするロック装置の位置決め方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017181286 | 2017-09-21 | ||
JP2017181286 | 2017-09-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019056292A JP2019056292A (ja) | 2019-04-11 |
JP7047648B2 true JP7047648B2 (ja) | 2022-04-05 |
Family
ID=66107320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018140615A Active JP7047648B2 (ja) | 2017-09-21 | 2018-07-26 | 建設機械のロック装置及びロック装置の位置決め方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7047648B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002321651A (ja) | 2001-04-26 | 2002-11-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の開閉扉ロック装置 |
JP2007169926A (ja) | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Komatsu Ltd | 外装カバーの取付構造およびこれを備えたホイルローダ |
JP2016223122A (ja) | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2672057B2 (ja) * | 1992-07-13 | 1997-11-05 | クボタハウス株式会社 | 2部材の連結方法 |
JPH10138161A (ja) * | 1996-11-09 | 1998-05-26 | Sekisui House Ltd | ボルト挿入工具 |
JP3840328B2 (ja) * | 1997-09-25 | 2006-11-01 | シーケーディ株式会社 | ガス供給ユニットにおけるモジュールの取付方法及びその取付用治具 |
-
2018
- 2018-07-26 JP JP2018140615A patent/JP7047648B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002321651A (ja) | 2001-04-26 | 2002-11-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の開閉扉ロック装置 |
JP2007169926A (ja) | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Komatsu Ltd | 外装カバーの取付構造およびこれを備えたホイルローダ |
JP2016223122A (ja) | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019056292A (ja) | 2019-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5600050B2 (ja) | 建設機械のサイドカメラ取付構造 | |
JP6919975B2 (ja) | 作業機械のキャブ抜止構造 | |
JP5132924B2 (ja) | 後方監視カメラの取付構造 | |
JP4747082B2 (ja) | 車両用フードロック装置 | |
JP2014047462A (ja) | 建設機械の電装品取付構造 | |
JP5827762B1 (ja) | 作業車両および運転員保護ガード | |
JP7047648B2 (ja) | 建設機械のロック装置及びロック装置の位置決め方法 | |
JP4775317B2 (ja) | 建設機械のヘッドガード装置 | |
US11173962B2 (en) | Tractor hood lock unit | |
JP2011178279A (ja) | 車両用ドアの遮蔽部材組付構造、及び遮蔽部材組付方法 | |
JP2010265674A (ja) | 作業機 | |
JP5427230B2 (ja) | ドアロック機構取付用治具 | |
JP2018009369A (ja) | 建設機械のドアロック解除装置 | |
JP2000309944A (ja) | 建設機械の工具収容部 | |
JP6423842B2 (ja) | 車両用フェンダー構造 | |
JP2021091349A (ja) | 車両のフードロック用ストライカ取付け構造 | |
JP2006306330A (ja) | シフトレバー装置の組付け構造及び組付け方法 | |
JP4272098B2 (ja) | アウトサイドハンドルとドアラッチとの結合構造 | |
JP6860717B2 (ja) | トラクタ | |
JP6565982B2 (ja) | 建設機械 | |
JP2000072045A (ja) | 建設機械の機械室側部開閉カバーの固定構造 | |
JP2001163268A (ja) | エンジン搭載機器の外装カバー装置 | |
JP6562048B2 (ja) | 建設機械 | |
JP2009197985A (ja) | ケーブル連結構造及びこれを備えたドアラッチ装置 | |
JP6303860B2 (ja) | 作業機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220210 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220307 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7047648 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |