JP7044593B2 - 水電解装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水を電気分解して酸素と水素を発生させる水電解装置に関する。
水電解装置は、水を電気分解して水素(及び酸素)を発生させるものとして周知であり、得られた水素は、例えば、燃料電池に供給されて燃料ガスとして用いられる。
一層具体的には、水電解装置は、固体高分子からなる電解質膜の一面にアノード電極触媒層が形成され、他の一面にカソード電極触媒層が形成された電解質膜・電極構造体を有する。電解質膜・電極構造体は、アノード電極触媒層及びカソード電極触媒層の外方にそれぞれ配設される給電体に挟まれる。給電体を介して電解質膜・電極構造体に電力が供給されると、アノード電極触媒層にて水が電気分解され、これにより水素イオン(プロトン)と酸素が生成される。この中のプロトンは、電解質膜を透過してカソード電極触媒層に移動し、電子と結合して水素に変化する。その一方で、アノード電極触媒層にて生成された酸素は、余剰の水とともに水電解装置から排出される。
ここで、カソード電極触媒層で発生した水素を、アノード電極触媒層で生成された酸素に比して高圧なものとして得る場合がある。この水電解装置ではカソード側の内圧が大きくなるため、カソード側に、水素が漏洩することを防止するためのシール部材(例えば、Oリング)と、その外方からシール部材を囲繞する耐圧部材とが設けられる。
さらに、特許文献1に示されるように、電解質膜が損傷することを回避するための絶縁性補強部材が設けられることもある。この場合、絶縁性補強部材は薄膜からなり、耐圧部材に接着される。
特許第6091012号公報
本発明は上記の従来技術に関連してなされたもので、電解質膜やシール部材が破損することを一層有効に回避し得る水電解装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、アノード側セパレータと、
カソード側セパレータと、
アノード電極触媒層とカソード電極触媒層が電解質膜に設けられることで構成され、アノード側セパレータとカソード側セパレータとの間に位置する電解質膜・電極構造体と、
カソード側セパレータと電解質膜・電極構造体とで挟持され、カソード電極触媒層を囲繞するシール部材と、
シール部材を外方から囲繞する耐圧部材と、
を有する水電解装置であって、
耐圧部材の、電解質膜・電極構造体に臨む第1端面と、カソード側セパレータに臨む第2端面に凹凸が形成され、
且つ耐圧部材と電解質膜・電極構造体との間に介挿された絶縁体をさらに有することを特徴とする。
すなわち、本発明においては、耐圧部材の第1端面及び第2端面を所定の面粗度となるように粗面化している。このため、第1端面は、絶縁体に対し、面接触ではなく、凸部の先端のみを介する複数の点接触で当接する。第2端面も同様に、カソード側セパレータに対して複数の点接触で当接する。従って、絶縁体と耐圧部材との間、耐圧部材とカソード側セパレータとの間に若干のクリアランスが形成される。
シール部材の内周側のカソードで高圧の水素が生成されると、シール部材の外周側(耐圧部材)は常圧であるため、シール部材の内部を透過した水素や、電解質膜を透過した水素が絶縁体と耐圧部材の第1端面との間、第2端面とカソード側セパレータとの間に水素が進入することがあり得る。しかしながら、本発明では、上記したように当該箇所にクリアランスを形成するようにしている。このため、水素の生成を停止した後にカソードを脱圧したとき、クリアランスに進入した水素が速やかに排出される。
その結果、高圧の水素が絶縁体と第1端面との間、第2端面とカソード側セパレータとの間に滞留することが防止されるので、シール部材の内周側と外周側に差圧が生じることが回避される。従って、この差圧に起因してシール部材が絶縁体と耐圧部材との間、耐圧部材とカソード側セパレータとの間に噛み込むことや、シール部材が電解質膜・電極構造体側に押圧されてシール部材と電解質膜・電極構造体との間に間隙が形成されることが回避される。これにより、電解質膜やシール部材が損傷することを有効に回避することができる。
耐圧部材の第1端面、すなわち、絶縁体に対して点接触する端面の面粗度は、最大高さが1.5~13.0μmの範囲内となるように設定することが好ましい。この場合、水素の排出が容易となるとともに、シール部材が絶縁体と耐圧部材との間に噛み込むことを防止することが容易となる。
また、シール部材と耐圧部材との間に、シール部材からの押圧を受けて電解質膜・電極構造体に圧力を付与する面圧付与部材を介在することが好ましい。この面圧付与部材は、水素の生成中、シール部材からの押圧を受ける。このため、
電解質膜・電極構造体を押さえ付ける力(面圧)に変換する。従って、水素の生成・生成停止に伴ってシール部材が圧縮又は伸縮する際、電解質膜・電極構体が位置ズレを起こすことが有効に防止される。
しかも、水素の生成時にはシール部材の外周壁が面圧付与部材に当接して圧縮されるので、該シール部材の外周壁が絶縁体と耐圧部材の間に噛み込まれることが有効に防止される。
以上の構成において、絶縁体は、耐圧部材と電解質膜・電極構造体に対して接着されていないことが好ましい。接着を行う場合、前記凹凸、ひいてはクリアランスが接着剤で充填される可能性がある。このような状態では、水素を排出することが容易でなくなるからである。
本発明によれば、シール部材を外周側から囲繞する耐圧部材の、電解質膜・電極構造体に臨む第1端面と、カソード側セパレータに臨む第2端面に凹凸を形成するようにしている。このため、絶縁体と耐圧部材との間、耐圧部材とカソード側セパレータとの間にシール部材が噛み込んだり、シール部材が耐圧部材から離間したりすることが回避される。これにより、電解質膜やシール部材が損傷することを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る差圧式高圧水電解装置(水電解装置)の概略全体斜視図である。 図1の差圧式高圧水電解装置を構成する高圧水電解セルの分解斜視図である。 図2中のIII-III線矢視断面図である。 高圧水電解セルの要部拡大断面図である。 大Oリング(シール部材)に高圧水素の押圧力が作用した状態を示す要部拡大断面図である。 最大高さが0.4μmである凹凸を形成したときの、積層体内の圧力(水素圧)と該積層体外での水素濃度の経時変化を示したグラフである。 最大高さが1.68μmである凹凸を形成したときの、積層体内の圧力と該積層体外での水素濃度の経時変化を示したグラフである。 最大高さが8.0μmである凹凸を形成したときの、積層体内の圧力と該積層体外での水素濃度の経時変化を示したグラフである。
以下、本発明に係る水電解装置につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る差圧式高圧水電解装置10(水電解装置)の概略全体斜視図である。この差圧式高圧水電解装置10は、複数の高圧水電解セル12が積層された積層体14を備える。なお、図1では高圧水電解セル12を鉛直方向(矢印A方向)に沿って積層しているが、水平方向(矢印B方向)に沿って積層するようにしてもよい。
積層体14の積層方向一端(上端)には、いずれも略円盤形状をなすターミナルプレート16a、絶縁プレート18a及びエンドプレート20aが、下方から上方に向かってこの順序で配設される。積層体14の積層方向他端(下端)にも同様に、いずれも略円盤形状をなすターミナルプレート16b、絶縁プレート18b及びエンドプレート20bが、上方から下方に向かってこの順序で配設される。
差圧式高圧水電解装置10は、矢印A方向に延在する4本のタイロッド22を介してエンドプレート20a、20b間が一体的に締め付け保持され、積層方向に締結される。なお、差圧式高圧水電解装置10は、エンドプレート20a、20bを端板として含む箱状ケーシング(図示せず)により一体的に保持される構成を採用してもよい。また、差圧式高圧水電解装置10は、全体として略円柱体形状を有しているが、立方体形状等の種々の形状に設定可能である。
ターミナルプレート16a、16bの側部には、端子部24a、24bが外方に突出して設けられる。端子部24a、24bには、導線26a、26bを介して電解電源28が電気的に接続される。
図2及び図3に示すように、高圧水電解セル12は、略円盤状の電解質膜・電極構造体30と、該電解質膜・電極構造体30を挟持するアノード側セパレータ32及びカソード側セパレータ34とを備える。アノード側セパレータ32とカソード側セパレータ34との間には、略円環形状をなす樹脂枠部材36が配置される。樹脂枠部材36の中空内部には、電解質膜・電極構造体30等が収容される。
樹脂枠部材36の上開口底部、下開口底部には、シール部材37a、37bが設けられる。アノード側セパレータ32、カソード側セパレータ34は、これらシール部材37a、37bのそれぞれを介して樹脂枠部材36の上開口底部、下開口底部を閉塞する。
樹脂枠部材36の直径方向一端には、積層方向(矢印A方向)に互いに連通して、水(純水)を供給するための水供給連通孔38aが設けられる。また、樹脂枠部材36の直径方向他端には、反応により生成された酸素及び未反応の水(混合流体)を排出するための水排出連通孔38bが設けられる。
図1に示すように、積層方向の最下方に配置される樹脂枠部材36の側部には、水供給連通孔38aに連通する水供給口39aが接続される。また、積層方向の最上方に配置される樹脂枠部材36の側部には、水排出連通孔38bに連通する水排出口39bが接続される。
高圧水電解セル12の中央部には、電解領域の略中央を貫通して積層方向に互いに連通する高圧水素連通孔38cが設けられる(図2及び図3参照)。高圧水素連通孔38cは、反応により生成され、同じく反応により生成された酸素よりも高圧(例えば、1MPa~80MPa)な水素を排出する。
アノード側セパレータ32及びカソード側セパレータ34は、略円盤状を有するとともに、例えば、カーボン部材等で構成される。アノード側セパレータ32及びカソード側セパレータ34は、その他、鋼板、ステンレス鋼板、チタン板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、又はその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板をプレス成形することで得るようにしてもよい。あるいは、切削加工した後に防食用の表面処理を施して構成してもよい。
電解質膜・電極構造体30は、略リング形状をなす固体高分子膜からなる電解質膜40を備える。電解質膜40は、リング形状を有する電解用のアノード給電体42及びカソード給電体44により挟持される。電解質膜40は、例えば、炭化水素(HC)系の膜又はフッ素系の固体高分子膜により構成される。
電解質膜40の一方の面には、リング形状を有するアノード電極触媒層42aが設けられる。電解質膜40の他方の面には、リング形状を有するカソード電極触媒層44aが形成される。アノード電極触媒層42aとしては、例えば、Ru(ルテニウム)系触媒が使用され、カソード電極触媒層44aとしては、例えば、白金触媒が使用される。電解質膜40、アノード電極触媒層42a、カソード電極触媒層44aの略中央部には、高圧水素連通孔38cが形成される。
アノード給電体42及びカソード給電体44は、例えば、球状アトマイズチタン粉末の焼結体(多孔質導電体)により構成される。アノード給電体42及びカソード給電体44は、研削加工後にエッチング処理される平滑表面部を設けるとともに、空隙率が10%~50%、より好ましくは20%~40%の範囲内に設定される。アノード給電体42の外周縁部には、枠部42eが嵌め込まれる。枠部42eは、アノード給電体42よりも緻密に構成する。なお、アノード給電体42の外周部を緻密に構成することにより、前記外周縁部を枠部42eとすることもできる。
樹脂枠部材36の中空内部とアノード側セパレータ32により、アノード給電体42が収容されるアノード室45anが形成される。一方、樹脂枠部材36の中空内部とカソード側セパレータ34により、カソード給電体44が収容されるカソード室45caが形成される。
アノード側セパレータ32とアノード給電体42との間(アノード室45an)には、水流路部材46が介装されるとともに、前記アノード給電体42とアノード電極触媒層42aとの間には、保護シート部材48が介装される。図2に示すように、水流路部材46は略円板形状を有し、外周部には、略180°の位相差で入口突起部46a及び出口突起部46bが形成される。
入口突起部46aには、水供給連通孔38aに連通する供給連結路50aが形成される。この供給連結路50aは、水流路50bに連通する(図3参照)。さらに、水流路50bには複数個の孔部50cが連通し、該孔部50cは、アノード給電体42に向かって開口する。一方、出口突起部46bには、水流路50bに連通する排出連結路50dが形成され、この排出連結路50dは水排出連通孔38bに連通する。
保護シート部材48は、その内周がアノード給電体42及びカソード給電体44の内周よりも内方に配置されるとともに、その外周位置が電解質膜40、アノード給電体42及び水流路部材46の外周位置と同一位置に設定される。また、保護シート部材48は、アノード電極触媒層42aの積層方向に対向する範囲(電解領域)に設けられる複数の貫通孔48aを有するとともに、電解領域の外方に枠部48bを有する。枠部48bには、例えば、長方形状の孔部(図示せず)が形成される。
アノード側セパレータ32と電解質膜40との間には、高圧水素連通孔38cを囲繞する連通孔部材52が配置される。連通孔部材52は略円柱形状をなし、軸方向両端には、リング状に切り欠かれた形状のシール室52a、52bが設けられる。シール室52a、52bには、高圧水素連通孔38cを周回してシールするシール部材(小Oリング)54a、54bが配置される。連通孔部材52の電解質膜40に対向する端面には、保護シート部材48が配置される溝部52sが形成される。
シール室52a、52bと高圧水素連通孔38cとの間には、円筒形状の多孔質部材56が配設される。多孔質部材56の中央部には、高圧水素連通孔38cが形成される。多孔質部材56は、アノード側セパレータ32と電解質膜40との間に介装される。多孔質部材56は、セラミック製多孔質体、樹脂製多孔質体又はセラミックと樹脂との混合材料製多孔質体で形成されるが、その他、種々の材料を用いてもよい。
図2及び図3に示すように、カソード室45caには、カソード給電体44を電解質膜40側に指向して押圧する荷重付与機構58が配置される。この荷重付与機構58は、弾性部材、例えば、板ばね60を含んで構成され、該板ばね60は、金属製の板ばねホルダ(シム部材)62を介してカソード給電体44に荷重を付与する。なお、弾性部材としては、板ばね60の他、皿ばねやコイルスプリング等を使用することができる。
カソード給電体44と板ばねホルダ62との間には、導電シート66が配置される。導電シート66は、例えば、チタン、SUS又は鉄等の金属シートにより構成されるとともに、リング形状を有し、カソード給電体44と略同一の直径に設定される。
カソード給電体44の中央部には、導電シート66と電解質膜40との間に位置して絶縁部材、例えば、樹脂シート68が配置される。樹脂シート68は、カソード給電体44の内周面に嵌合する。樹脂シート68は、カソード給電体44と略同一の厚さに設定される。樹脂シート68としては、例えば、PEN(ポリエチレンナフタレート)やポリイミドフィルム等が使用される。
樹脂シート68とカソード側セパレータ34との間には、連通孔部材70が配置される。連通孔部材70は円筒形状を有し、中央部に高圧水素連通孔38cが形成される。連通孔部材70の軸方向一端には、カソード室45caと高圧水素連通孔38cとを連通する水素排出通路71が形成される。
カソード室45caには、カソード給電体44、板ばねホルダ62及び導電シート66の外周を周回する大Oリング72(シール部材)が配置される。この大Oリング72の外周には、該大Oリング72よりも高硬度な耐圧部材74が配置される。耐圧部材74は、略リング形状を有するとともに、外周部が樹脂枠部材36の内周部に嵌合する。
大Oリング72の断面は、真円ないし楕円に近い。従って、図3に示すように、大Oリング72とカソード電極触媒層44aとの間に空隙76が生じる。後述するように、カソード電極触媒層44aで発生した水素は、この空隙76に進入する。
大Oリング72と耐圧部材74の間には、面圧付与部材としてのバックアップリング78が介装される。要部拡大断面図である図4から諒解されるように、バックアップリング78は、径方向に沿う断面が略三角形をなし、大Oリング72と耐圧部材74の下半分との間に形成される略三角形状の空隙を埋める。このような形状をなすバックアップリング78は、電解質膜・電極構造体30に当接する第1当接面80aと、耐圧部材74に当接する第2当接面80bと、大Oリング72に当接する第3当接面80cとを有する。以下、第1当接面80aをなす辺、第2当接面80bをなす辺、第3当接面80cをなす辺を、それぞれ、第1辺82a、第2辺82b、第3辺82cと表記する。この中の第1辺82aが底辺となり、且つ第3辺82cが第1辺82aと第2辺82bの双方に連なる斜辺となることで、バックアップリング78の径方向断面が略三角形となる。
バックアップリング78は、摩擦係数が低い材料からなることが好ましい。このような材料の好適な一例としては、ポテトラフルオロエチレン樹脂が挙げられる。
耐圧部材74の、電解質膜・電極構造体30を臨む下面(第1端面)と、カソード側セパレータ34を臨む上面(第2端面)には、粗面化処理が施されている。このため、下面及び上面は平滑ではなく、凹部90及び凸部92を含む凹凸が形成されている。下面及び上面の面粗度は、最大高さ(Rz)が1.5~13.0μmの範囲内となるように設定することが好ましい。なお、一層好適な面粗度は、最大高さ(Rz)が1.5~8.0μmの範囲内である。
電解質膜・電極構造体30を構成する電解質膜40と耐圧部材74との間には、絶縁体としての絶縁性円環体94が介挿される。換言すれば、絶縁性円環体94は、電解質膜40と耐圧部材74との間に挟み込まれる。なお、絶縁性円環体94は、例えば、樹脂シート68と同様にPENやポリイミドフィルム等から構成される。
従来技術では、耐圧部材74と絶縁体(絶縁性円環体94)は接着剤によって接着される。これに対し、本実施の形態では、絶縁性円環体94は耐圧部材74に対して接着されていない。また、その他の接合手法によって接合されてもおらず、単に接触するのみである。
本実施の形態に係る差圧式高圧水電解装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果について、該差圧式高圧水電解装置10の動作との関係で説明する。
水の電気分解を開始するに際しては、図1に示すように、水供給口39aから水供給連通孔38aに水が供給されるとともに、ターミナルプレート16a、16bの端子部24a、24bに導線26a、26bを介して電解電源28からの電力が付与される。このため、図3に示すように、各高圧水電解セル12では、水供給連通孔38aから供給連結路50aを通って水流路部材46の水流路50bに水が供給される。水は、複数個の孔部50cからアノード給電体42に供給され、多孔質体である該アノード給電体42内に移動する。
水は、さらに、貫通孔48aを通過してアノード電極触媒層42aに到達する。このアノード電極触媒層42aにて水が電気分解され、プロトン、電子及び酸素が生成される陽極反応が生起される。この中のプロトンは電解質膜40を透過してカソード電極触媒層44a側に移動し、電子と結合する陰極反応を起こす。その結果、気相としての水素が得られる。
水素は、カソード給電体44の内部の水素流路に沿ってカソード室45caに流動し、さらに、水素排出通路71から高圧水素連通孔38cに排出される。水素は、水供給連通孔38aよりも高圧に維持された状態で、高圧水素連通孔38cを流れて差圧式高圧水電解装置10の外部に取り出し可能となる。一方、陽極反応により生成した酸素と未反応の水とは、水排出連通孔38bから水排出口39bを介して差圧式高圧水電解装置10の外部に排出される。
カソード電極触媒層44aで発生した水素の一部は、空隙76に進入する。空隙76及びカソード室45caに進入した水素が上記したように高圧であるため、各高圧水電解セル12では、大Oリング72の内方が高圧、外方が低圧となる。このため、図5に示すように、大Oリング72に対し、該大Oリング72を耐圧部材74側に押し付けるように移動させ且つ圧縮させる押圧力Fが作用する。バックアップリング78は、この押圧力Fを受ける。
すなわち、バックアップリング78は、大Oリング72に当接した第3当接面80cが、大Oリング72によって押圧される。第3当接面80cをなす第3辺82cが斜辺であるので、大Oリング72の押圧力Fは、第3辺82cに略直交する方向に沿って作用する。押圧力Fは、さらに、第1辺82a、第2辺82bのそれぞれに略直交する方向に分配される。このため、第1辺82a(第1当接面80a)は電解質膜40を分配力f1で押圧し、第2辺82b(第2当接面80b)は分配力f2で耐圧部材74を押圧する。このように、大Oリング72の拡径に伴って生じる押圧力Fは、バックアップリング78によって、電解質膜40を保護シート部材48に押し付ける力f1に変換される。
このように、バックアップリング78の内方側に空隙76が形成されることにより、水素の圧力が大Oリング72に確実に伝達される。その結果として、大Oリング72の押圧力Fがバックアップリング78の第1当接面80aを介して電解質膜40に伝達されるので、バックアップリング78から電解質膜・電極構造体30に面圧(分配力f2)が付与される。従って、電解質膜・電極構造体30が保護シート部材48に強力に押し付けられる。すなわち、電解質膜40が保護シート部材48に指向して押圧される。
この押圧により、電解質膜・電極構造体30が保護シート部材48に対して位置ズレを起こすことが困難となる。従って、大Oリング72が移動したとしても、これに伴って電解質膜40が引っ張られることが回避される。このため、該電解質膜40に皺が発生する懸念が払拭される。
加えて、大Oリング72がバックアップリング78に堰き止められた状態で圧縮されるため、大Oリング72の外周壁の一部が電解質膜40ないし絶縁性円環体94と耐圧部材74との間に噛み込むことが防止される。
ここで、大Oリング72の内周側(カソード)では高圧の水素が発生しており、常圧である外周側(耐圧部材74)との差圧が大きい。このため、カソード電極触媒層44aで発生して大Oリング72の内部を透過した水素や、電解質膜40を透過した水素が耐圧部材74側に進行し、絶縁性円環体94と耐圧部材74の下面との間や、耐圧部材74の上面とカソード側セパレータ34との間に進入して滞留する可能性がある。
電気分解を停止するべく差圧式高圧水電解装置10の運転を停止するに際しては、低圧(常圧)側のアノード室45anと高圧側のカソード室45caとの差圧を解消させるために、カソード室45caに脱圧(減圧)処理が施される。上記したように、絶縁性円環体94と耐圧部材74との間、耐圧部材74とカソード側セパレータ34との間に水素が滞留していると、大Oリング72の内周側が低圧、外周側が高圧となるために差圧が生じる。
この差圧に基づいて大Oリング72が内周側に押圧されると、該大Oリング72が耐圧部材74から離間したり、絶縁性円環体94ないし電解質膜40と耐圧部材74との間、耐圧部材74とカソード側セパレータ34との間に噛み込んだりすることがあり得る。その結果として、電解質膜40や大Oリング72が破損する懸念がある。
しかしながら、本実施の形態では、先ず、耐圧部材74の下面及び上面に対して粗面化処理を施し、凹部90及び凸部92を含む凹凸を形成している。このため、絶縁性円環体94と耐圧部材74の下面との間、耐圧部材74の上面とカソード側セパレータ34との間は、面接触ではなく、凸部92の先端を介した複数の点接触で当接している。換言すれば、凸部92の先端以外は、絶縁性円環体94又は耐圧部材74から離間している。この離間により、絶縁性円環体94と耐圧部材74の下面との間、耐圧部材74の上面とカソード側セパレータ34との間に、クリアランスがそれぞれ形成される。
耐圧部材74の下面及び上面の面粗度は、好ましくは最大高さ(Rz)が1.5~13.0μmの範囲内となるように設定される。最大高さが1.5μm未満では十分なクリアランスを形成することが容易でなくなる。また、13.0μmを超えると、上記の水素生成時に大Oリング72が押圧力Fを受けて耐圧部材74に押し付けられた際、耐圧部材74とカソード側セパレータ34との間に大Oリング72が噛み込む懸念がある。一層好適な最大高さ(Rz)は、1.5~8.0μmの範囲内である。
しかも、本実施の形態では、絶縁性円環体94を耐圧部材74に対して当接させるのみとし、接着はしていない。このため、接着剤が前記クリアランスを充填することもない。
従って、水素が、絶縁性円環体94と耐圧部材74の下面との間、耐圧部材74の上面とカソード側セパレータ34との間に進入した場合、カソードに脱圧が施されると、水素は、前記クリアランスを介して流通することが可能である。すなわち、耐圧部材74の下面及び上面に凹部90及び凸部92(凹凸)を設ける粗面化処理を施したことにより、絶縁性円環体94と耐圧部材74の下面との間、耐圧部材74の上面とカソード側セパレータ34との間に進入した水素が速やかに排出される。
換言すれば、脱圧後に水素が滞留することが防止される。従って、大Oリング72の内周側と外周側に差圧が生じることが回避される。これにより、大Oリング72の内周側と外周側との差圧に起因して電解質膜40や大Oリング72が破損する懸念が払拭される。
図6~図8は、それぞれ、最大高さが0.4μm、1.68μm、8.0μmであるときの積層体14内の圧力(水素圧)と、積層体14外での水素濃度の経時変化を示したグラフである。図6においては積層体14内の圧力の下降に伴って水素濃度もなだらかに下降しているのに対し、図7及び図8においては脱圧時に水素濃度が瞬間的に上昇していることが分かる。このことは、図7及び図8では、絶縁性円環体94と耐圧部材74の下面との間、耐圧部材74の上面とカソード側セパレータ34との間に進入していた水素が排出されているのに対し、図6では滞留したままであることを表している。
すなわち、図6と、図7及び図8とを対比すれば、耐圧部材74の下面及び上面に、所定の面粗度となるように粗面化加工を施すことにより、カソードの脱圧後に、絶縁性円環体94と耐圧部材74との間、耐圧部材74とカソード側セパレータ34との間に水素が滞留することを防止し得ることが明らかである。
なお、脱圧により、バックアップリング78の内方と外方が同圧となる。このために大Oリング72が上記の押圧力Fから解放されるので、該大Oリング72が伸長して元の形状に戻るとともに、元の位置に移動する。
このときにも、バックアップリング78の第当接面80が絶縁性円環体94に当接している状態が継続されている。従って、上記と同様に電解質膜・電極構造体30が保護シート部材48に対して位置ズレを起こすことは困難であり、大Oリング72の移動に伴って電解質膜40が引っ張られることが回避される。すなわち、該電解質膜40に皺が発生する懸念が払拭される。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、バックアップリング78を用いる必要は特にない。
10…差圧式高圧水電解装置 12…高圧水電解セル
14…積層体 28…電解電源
30…電解質膜・電極構造体 32…アノード側セパレータ
34…カソード側セパレータ 36…樹脂枠部材
37a、37b…シール部材 38a…水供給連通孔
38b…水排出連通孔 38c…高圧水素連通孔
39a…水供給口 39b…水排出口
40…電解質膜 42…アノード給電体
42a…アノード電極触媒層 44…カソード給電体
44a…カソード電極触媒層 45an…アノード室
45ca…カソード室 46…水流路部材
52、70…連通孔部材 52a、52b…シール室
56…多孔質部材 58…荷重付与機構
60…板ばね 62…板ばねホルダ
71…水素排出通路 72…大Oリング
74…耐圧部材 76…空隙
78…バックアップリング 80a…第1当接面
80b…第2当接面 80c…第3当接面
82a…第1辺 82b…第2辺
82c…第3辺 90…凹部
92…凸部 94…絶縁性円環体

Claims (2)

  1. アノード側セパレータと、
    カソード側セパレータと、
    アノード電極触媒層とカソード電極触媒層が電解質膜に設けられることで構成され、前記アノード側セパレータと前記カソード側セパレータとの間に位置する電解質膜・電極構造体と、
    前記カソード側セパレータと前記電解質膜・電極構造体とで挟持され、前記カソード電極触媒層を囲繞するシール部材と、
    前記シール部材を外方から囲繞する耐圧部材と、
    を有する水電解装置であって、
    前記耐圧部材の、前記電解質膜・電極構造体に臨む第1端面と、前記カソード側セパレータに臨む第2端面に凹凸が形成され、
    前記第1端面及び前記第2端面の面粗度は、最大高さで1.5~13.0μmであり、
    且つ前記耐圧部材と前記電解質膜・電極構造体との間に介挿された絶縁体をさらに有し、
    前記絶縁体は、前記耐圧部材と前記電解質膜・電極構造体に対して接着されていないことを特徴とする水電解装置。
  2. 請求項1記載の水電解装置において、前記シール部材と前記耐圧部材との間に介在し、前記シール部材からの押圧を受けて前記電解質膜・電極構造体に圧力を付与する面圧付与部材をさらに有することを特徴とする水電解装置。
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