JP7043273B2 - 車載器、合流支援装置、及び合流支援システム - Google Patents

車載器、合流支援装置、及び合流支援システム Download PDF

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Description

本発明は、車載器、合流支援装置、及び合流支援システムに関するものである。
高速道路等における合流区間において、合流車線を走行する車両(以下、合流車両)は、本線を走行する車両(以下、本線車両)の位置及び速度を確認しながら本線に合流する必要がある。
このような合流区間における運転操作を支援するシステムとして、例えば特許文献1には、合流車両及び本線車両それぞれが合流区間に到達する時刻を予測し、合流区間において合流車両と本線車両とが衝突する危険性がある場合、本線車両に対し車線変更を促すシステムが開示されている。
特開2017-97457号公報
しかしながら、従来のシステムでは、本線車両に対し衝突の危険性を認識させることはできるものの、合流車両に対し本線車両がどの位置を走行しているか認識させることができない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、スムーズで安全な合流を支援することのできる車載器、合流支援装置、及び合流支援システムを提供することを目的とする。
本発明の第一態様は、合流車両に搭載される車載器であって、本線に合流する合流車線において、前記合流車両が前記本線と前記合流車線との合流開始地点よりも上流側に設定された通信区間内にいるときに、前記本線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された車両検知地点と前記合流開始地点との間の合流前区間を走行する本線車両の速度及び位置に関する情報が登録された追跡情報を受信する通信手段と、前記追跡情報を用いて、前記合流車両が本線に合流可能か否かを判定する合流判定手段と、前記合流車両が前記本線に合流不可能であると判定された場合に、前記合流車両に対して前記合流開始地点よりも上流側に停止することを促す案内情報を通知する通知手段とを具備する車載器である。
上記構成を備える車載器によれば、合流車両が合流車線に設定された通信区間内にいるときに、本線において合流開始地点近くを走行している本線車両の速度や位置に関する情報が登録された追跡情報を取得することができる。これにより、合流車両に本線を走行している本線車両の位置や速度を認識させることが可能となる。そして、この追跡情報に基づいて本線に合流が可能か否かを判定し、合流が不可能な場合には合流車両に対して合流開始地点よりも上流側に停止することを促す案内情報を通知するので、無理な合流を回避でき、安全かつスムーズな合流を支援することが可能となる。
上記車載器において、前記合流判定手段は、前記追跡情報に登録されている複数の本線車両同士の車間距離を算出し、前記車間距離毎に、前記車間距離を形成する後続車両の速度に基づいて前記車間距離の閾値を算出し、各前記車間距離を該車間距離に対応する前記閾値と比較し、前記閾値以上の前記車間距離が存在しなかった場合に、合流不可能と判定することとしてもよい。
上記構成を備える車載器によれば、車間距離を形成している後続車両の速度に基づいて各車間距離の閾値を演算し、各車間距離とその車間距離に対応する閾値とを比較することで、合流に十分な車両間隔があるか否かを判定する。後続車両の速度が速いほど、合流時に車両同士の間に入ることが難しくなるので、後続車両の速度に応じた閾値を用いることで余裕のある判定が可能となり、合流時における安全性を高めることが可能となる。
上記車載器において、前記合流判定手段は、前記追跡情報に登録されている前記本線車両のなかに、前記合流前区間の法定速度から決定される所定の設定速度以上で走行している前記本線車両が存在する場合に合流不可能と判定することとしてもよい。
設定速度以上の速度で走行している本線車両については、センサ等の関係から検出精度が低下するおそれがある。このように、本線車両の正確な情報が得られない場合に合流不可能と判定し、合流車両に停止を促さないと無理な合流につながる。したがって、上記構成を備える車載器によれば、設定速度以上で走行している本線車両がいる場合には、合流不可能と判定することで、合流時における安全性を確保することが可能となる。
上記車載器において、前記合流判定手段は、前記閾値以上の前記車間距離が存在し、かつ、前記設定速度以上で走行している前記本線車両が存在しない場合に、合流可能であると判定することとしてもよい。
上記構成を備える車載器によれば、閾値以上の車間距離が存在し、かつ、設定速度以上で走行している本線車両が存在しない場合に合流可能であると判断するので、合流時における安全性を高めることが可能となる。
上記車載器において、前記通知手段は、前記合流車両が停止している場合に、前記合流判定手段によって合流可能であると判定されると、走行開始を促す案内情報を通知することとしてもよい。
上記構成を備える車載器によれば、合流車線に停止している合流車両がある場合に、その合流車両の合流が可能であると判定された場合には、合流車両に対して走行開始を促す案内情報を通知するので、無駄な待ち時間が少なくスムーズな合流を実現させることが可能となる。
本発明の第二態様は、本線に合流車線が合流する合流開始地点と、前記本線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された車両検知地点との間の合流前区間を走行する本線車両の速度及び位置に関する情報が登録された追跡情報を作成する登録処理手段と、前記追跡情報を送信する通信手段とを備える合流支援装置と、前記合流支援装置から送信された前記追跡情報を受信する上記いずれかの車載器とを具備する合流支援システムである。
本発明の第三態様は、本線に合流車線が合流する合流開始地点と、前記本線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された車両検知地点との間の合流前区間を走行する本線車両の速度及び位置に関する情報が登録された追跡情報を作成する登録処理手段と、前記追跡情報を用いて、前記合流車線を走行する合流車両が本線に合流可能か否かを判定する合流判定手段と、前記合流車両が前記本線に合流不可能であると判定された場合に、前記合流車線と前記本線との合流開始地点よりも上流側で前記合流車両を停止させるための合流支援情報を送信する通信手段とを具備する合流支援装置である。
上記構成を備える合流支援装置によれば、本線において合流開始地点近くを走行している本線車両の速度や位置に関する情報が登録された追跡情報に基づいて、合流車両が本線に合流が可能か否かを判定し、合流が不可能な場合には合流車両を停止させるための合流支援情報を合流車両に送信するので、無理な合流を回避でき、安全かつスムーズな合流を支援することが可能となる。
上記合流支援装置において、前記合流判定手段は、前記合流車両が前記合流車線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された通信区間内に進入したことが検知された場合に、前記追跡情報を用いて、前記合流車両が本線に合流可能か否かを判定することとしてもよい。
上記構成を備える合流支援装置によれば、合流車両が合流車線において合流開始地点よりも上流側に設置された通信区間内に進入したことが検知された場合に、追跡情報を用いて合流車両が本線に合流可能か否かが判定されるので、合流までに十分な余裕をもって判定を行うことが可能となる。
上記合流支援装置は、合流開始地点よりも上流側の前記合流車線の路側に、前記合流車線に沿って設置された複数の誘導手段と、前記合流車両が前記本線に合流可能であると判定された場合に、前記合流車線における合流地点を決定する合流シナリオ作成手段と、前記本線における前記合流地点の移動に連動して前記誘導手段を制御する誘導制御手段とを更に備えていてもよい。
上記構成を備える合流支援装置によれば、合流地点の移動に合わせて対応する誘導手段が制御されるので、合流車両に対して合流地点の位置を相対的に通知することが可能となる。これにより、誘導手段を通じて合流車両を誘導することが可能となり、合流車両のスムーズで安全な合流を支援することが可能となる。
本発明の第四態様は、上記いずれかの合流支援装置と、前記合流支援装置から送信された前記合流支援情報を受信する車載器とを具備する合流支援システムである。
本発明の第五態様は、本線に合流車線が合流する合流開始地点と、前記本線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された車両検知地点との間の合流前区間を走行する本線車両の速度及び位置に関する情報が登録された追跡情報を用いて、合流車両が本線に合流可能か否かを判定する工程と、前記合流車両が前記本線に合流不可能であると判定された場合に、前記合流車線において、前記合流開始地点よりも上流側に停止することを促すための情報を作成する工程とを有する合流支援方法である。
本発明の第六態様は、本線に合流車線が合流する合流開始地点と、前記本線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された車両検知地点との間の合流前区間を走行する本線車両の速度及び位置に関する情報が登録された追跡情報を用いて、合流車両が本線に合流可能か否かを判定する処理と、前記合流車両が前記本線に合流不可能であると判定された場合に、前記合流車線において、前記合流開始地点よりも上流側に停止することを促すための情報を作成する処理とをコンピュータに実行させるための合流支援プログラムである。
本発明によれば、スムーズで安全な合流を支援することができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る合流支援システムの全体構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る制御装置のハードウェア構成を示した図である。 本発明の第1実施形態に係る制御装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る追跡リストの一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る車載器の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る合流判定処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る合流判定処理における密集走行判定処理について説明するための図である。 合流判定処理において合流可能と判定された場合に、表示部に表示される画面例を示した図である。 合流判定処理において合流不可能と判定された場合に、表示部に表示される画面例を示した図である。 合流車両を停止区間で停止させることなく、スムーズに合流させることができた場合の本線車両及び合流車両の走行例を示した図である。 合流車両を停止区間で停止させ、その後、合流可能と判定されることによって走行を再開して所定の合流地点に合流した場合の本線車両及び合流車両の走行例を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る制御装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る車載器の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る合流支援装置の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る制御装置の機能構成を示すブロック図である。
〔第1実施形態〕
以下に、本発明の第1実施形態に係る合車載器、合流支援装置、及び合流支援システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る合流支援システム1の全体構成を示す図である。図1に示すように、合流支援システム1は、合流支援装置10と、高速道路等の道路の本線S1に合流する合流車線S2を走行する合流車両Jに搭載される車載器20とを備えている。
本線S1は、合流車線S2に隣接する第1車線S1aと、第1車線S1aを挟んで合流車線S2とは反対側に位置する第2車線S1bとを有している。なお、本線S1が備える車線数についてはこの例に限定されず、1つ以上の車線を有していればよい。
本線S1には、合流車線S2が合流を開始する合流開始地点B、合流車線S2の合流が終了する合流終了地点Cが仮想的に設定されている。更に、本線S1において、合流開始地点Bから所定距離(例えば200m~300m)上流側には、本線車両Hを検知するための車両検知地点Aが仮想的に設定されている。以下の説明において、車両検知地点Aから合流開始地点Bまでの区間を合流前区間X1、合流開始地点Bから合流終了地点Cまでを合流区間とする。
また、合流車線S2には、合流開始地点Bから所定距離上流側において合流車両への合流支援を行うための通信区間X3が設けられている。通信区間X3において、通信開始地点αから通信終了地点βまでの距離は、約40m~80mに設定されている。更に、通信区間X3の通信終了地点β付近には、合流車両Jの本線S1への合流が不可能な場合に、合流車両Jを一時的に待機させる停止区間X4が設けられている。更に、合流車線S2において、通信終了地点βから合流開始地点Bの区間は、合流車両Jの本線S1への合流を調整する合流調整区間X5とされている。この合流調整区間X5は、停止区間X4に停止していた車両Jが走行を開始し、その後、所定の速度及び所定の加速度で走行を行って合流開始地点Bに到達したときに、本線S1の法定速度から決まる所定の速度に達することのできる距離に設されている。合流調整区間X5の距離は、例えば、約60mに設定されている。
合流支援装置10は、制御装置11、車両検知器12、及び路側無線機16a、16bを主な構成として備えている。合流支援装置10は、例えば、本線S1に合流車線S2が合流する合流地点付近に設置され、合流車両Jの本線S1への合流を支援する。
制御装置11は、合流支援装置10の全体の動作を司る演算処理装置である。制御装置11は、車両検知器12から出力された各種情報に基づいて本線S1を走行する本線車両Hに関する追跡リストを作成し、合流車両Jに提供する。なお、制御装置11の詳細については後述する。
車両検知器12は、例えば、本線S1において、車両検知地点A付近に設けられ、車両検知地点Aを通過する本線車両Hを検知する。
車両検知器12は、例えば、第1レーザスキャナ12A及び第2レーザスキャナ12Bを備えている。第1レーザスキャナ12A及び第2レーザスキャナ12Bは、図1に示すように、例えばL字形状の支柱により、本線S1の路面上空に設置される。
第1レーザスキャナ12Aは、本線S1の上空から、車両検知地点Aよりも距離W1(例えば3m~5m)だけ車線方向上流側の位置である検知開始地点PAに向かってレーザ光を投光する。また、第1レーザスキャナ12Aは、レーザ光の投光角度を微小角度ずつ変化させながら複数回投光することにより、車線幅方向に沿ってレーザ光を走査する。
第2レーザスキャナ12Bは、本線S1の上空から、車両検知地点Aに向かってレーザ光を投光する。また、第2レーザスキャナ12Bは、第1レーザスキャナ12Aと同様の仕組みにより、車線方向に沿ってレーザ光を走査する。
第1レーザスキャナ12A及び第2レーザスキャナ12Bは、レーザ光の反射光を検知して、反射位置までの距離を計測する。これにより、第1レーザスキャナ12A及び第2レーザスキャナ12Bは、本線車両Hが車両検知地点Aに進入したことを検知するとともに、当該本線車両Hの走行車線及び当該本線車両Hの車両諸元を特定することができる。車両諸元とは、本線車両Hの外観上、構造上の特徴を示す情報であり、例えば、車幅、車長、車高等の情報である。
更に、車両検知器12は、第1レーザスキャナ12Aが本線車両Hを検知した時刻、すなわち、本線車両Hの車頭が検知開始地点PAに到達した時刻、及び、第2レーザスキャナ12Bが本線車両Hを検知した時刻、すなわち、本線車両Hの車頭が車両検知地点Aに到達した時刻との時間差と、検知開始地点PAから車両検知地点Aまでの距離W1とにより、本線車両Hの車両検知地点A到達時点の速度を算出する。車両検知器12は、第1レーザスキャナ12A及び第2レーザスキャナ12Bにより取得された本線車両Hの検知時刻(車両検知地点Aへの到達時刻)、本線車両Hの走行車線、車両諸元、及び本線車両Hの速度を含む検知情報を制御装置11に出力する。
なお、図1において、車両検知器12は、本線S1の第1車線S1aの路側に設置されているが、この態様に限定されない。例えば、車両検知器12は、本線S1の第2車線S1bの路側に設置されていてもよい。また、車両検知器12は、合流前区間において複数台設置されてもよい。車両検知器12を複数台設置することで、本線車両Hの速度を細やかに取得することができ、より正確な合流支援を行うことが可能となる。
更に、合流開始地点Bにも車両検知器12を設置することで、合流開始地点Bを通過した本線車両Hを認識することができる。また、車両検知器12の構成は上記構成に限定されるものではなく、少なくとも本線S1を走行する本線車両Hの速度を把握できる機能を有していればよい。また、車両検知器12はカメラを搭載していてもよい。
合流車線S2において、通信区間X3の通信開始地点α付近には、通信区間X3に到達した合流車両Jと通信を行うための路側無線機16aが設置されている。また、通信区間X3の通信終了地点β付近には、停止区間X4に停止している合流車両Jや通信区間X3から合流調整区間X5へ移動する合流車両Jと通信を行うための路側無線機16bが設置されている。
なお、図1では2台の路側無線機16a、16bを設置している場合を例示しているが、路側無線機は3台以上設置されていてもよい。この場合、路側無線機は通信区間X3の距離方向に間隔をあけて設置される。
合流車両Jは、車載器50を搭載している。なお、合流車両Jは、運転者がハンドル、アクセル、及びブレーキを操作して運転を行う手動運転車両であってもよいし、自動運転が可能な自動運転車両であってもよい。
次に、上述した制御装置11について詳しく説明する。
図2は、制御装置11のハードウェア構成を示した図である。図2に示すように、制御装置11は、コンピュータシステムであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)31、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置32、ROM(Read Only
Memory)等の補助記憶装置33、外部記憶装置35にアクセスするためのインターフェース34等を備えている。そして、後述する各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で補助記憶装置33に記憶されており、このプログラムをCPU31が主記憶装置32に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、補助記憶装置33に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。なお、補助記憶装置33に代えて外部記憶装置35にプログラムが記憶されていてもよい。
また、当該プログラムは、後述する各種機能の一部を実現するためのものであってもよい。更に、当該プログラムは、後述する各種機能を補助記憶装置に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。また、補助記憶装置33は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
図3は、本実施形態に係る制御装置11の機能構成を示す図である。図3に示すように、制御装置11は、登録処理部21及び通信部24を主な構成として備えている。
登録処理部21は、本線車両Hの検知時刻、本線車両Hの走行車線、車両諸元、及び本線車両Hの速度を含む検知情報を車両検知器12から受信すると、これらの情報を追跡リストに登録する。
図4に追跡リストの一例を示す。追跡リストには、車両検知地点Aを通過した本線車両Hに関する情報が車両別に登録される。具体的には、追跡リストには、車両IDに関連付けられて、本線車両Hが車両検知地点Aに到達した時刻を示す「検知時刻」と、本線車両Hの車両検知地点A到達時点の速度を示す「速度」と、本線車両Hの「車両諸元(例えば、車長)」とが検知情報に基づいて登録される。
また、登録処理部21は、上記検知情報を用いて「合流開始地点Bへの到達予測時刻」、「合流終了地点Cへの到達予測時刻」を演算し、この演算結果を追跡リストに登録する。なお、「合流開始地点Bへの到達予測時刻」及び「合流終了地点Cへの到達予測時刻」は、本線車両Hが一定速度で走行することを前提として算出される。
追跡リストは、例えば、本線S1の車線別に作成される。即ち、本実施形態に係る登録処理部21は、車両検知器12によって検知された「本線車両Hの位置(車線)」に基づいて、当該本線車両Hに係る情報を第1車線S1aまたは第2車線S1bの追跡リストに登録する。なお、合流車線S2に隣接する第1車線S1aの追跡リストのみを生成、更新することとしてもよい。
登録処理部21は、車両検知器12から検知情報を受信する度に、追跡リストへの登録を行う。また、登録処理部21は、合流終了地点Cの到達予測時刻が現在時刻を過ぎた車両ID、すなわち、既に合流終了地点Cを通過してしまった本線車両Hに関する情報を追跡リストから削除する。これにより、追跡リストには、車両検知地点Aから合流終了地点Cまでの区間を走行している本線車両Hのみがリストアップされることとなり、合流車両Jの合流支援に不要な情報を排除することが可能となる。
通信部24は、登録処理部21によって作成された追跡リストを路側無線機16a、16bを介して合流車両Jに送信する。
次に、本実施形態に係る車載器50について図面を参照して説明する。図5は、車載器50の機能構成を示すブロック図である。図5に示すように車載器50は、通信部51、制御部52、及び表示部53を主な構成として備えている。
通信部51は、路側無線機16a、16bと通信を行う。例えば、通信部51は路側無線機16a、16bを介して送信される追跡リストを受信する。
制御部52は、上述した制御装置11と同様に、コンピュータであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置、ROM(Read Only Memory)等の補助記憶装置、外部記憶装置にアクセスするためのインターフェース等を備えている。そして、後述する各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラム(合流支援プログラム)の形式で補助記憶装置33に記憶されており、このプログラムをCPUが主記憶装置に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、補助記憶装置に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。なお、補助記憶装置に代えて外部記憶装置にプログラムが記憶されていてもよい。また、当該プログラム(例えば、合流支援プログラム)は、後述する各種機能の一部を実現するためのものであってもよい。更に、当該プログラムは、後述する各種機能を補助記憶装置に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。補助記憶装置の一例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等が挙げられる。
制御部52は、合流判定部61、合流シナリオ作成部62、及び案内情報作成部63を主な構成として備えている。
合流判定部61は、追跡リストを用いて、合流車両Jが本線S1に合流可能か否かを判定する。例えば、通信部51によって追跡リストが受信されると、合流判定部61は、合流判定処理を実行する。
以下、図6を参照して合流判定処理の処理手順について説明する。図6は本実施形態に係る合流判定処理の手順を示したフローチャートである。
なお、以下の処理において、本線車両Hはいずれも速度一定で合流前区間X1及び合流区間X2を走行することを前提としている。
まず、合流判定部61は、追跡リストを用いて、T秒後の各本線車両Hの推定位置Pを演算する(SA1)。ここで、T秒は、例えば、合流車両Jが所定の速度及び所定の加速度で走行したときに通信開始地点αから合流開始地点Bに到達するまでの時間に設定されている。また、このT秒は、停止区間X4に停止していた合流車両Jが走行を開始して所定の速度及び所定の加速度で走行したときに、合流開始地点Bに到達するまでの時間よりも長い時間に設定されている。
各本線車両Hの推定位置Pは、以下の(1)式で算出される。ここで、推定位置Pは、車両検知地点Aからの走行距離と同意である。
P=V*T+P0 (1)
(1)式において、Vは本線車両Hの速度、P0は合流車両Jが通信開始地点αに到達した時刻t0における本線車両Hの推定位置である。
次に、算出した推定位置Pが合流前区間X1に存在する本線車両を抽出する(SA2)。すなわち、追跡リストに登録されている複数の本線車両のうち、合流車両Jの合流に関係する本線車両Hのみを抽出する。
続いて、抽出した本線車両Hのうち、速度超過の車両が存在するか否かを判定する(SA3)。具体的には、合流判定部61は、ステップSA2で抽出した本線車両Hのうち、設定速度以上で走行している本線車両Hがあるか否かを判定する。ここで、設定速度は、合流前区間X1の法定速度から決定され、例えば、法定速度に所定の速度余裕を持たせた値に設定される。例えば、合流前区間X1の法定速度が60km/hである場合、設定速度は20km/hの余裕を加算した、80km/hに設定される。
この結果、肯定判定の場合には(ステップSA3:YES)、合流不可能と判定し(SA9)、合流不可能である旨を出力し(SA10)、ステップSA1に戻る。
一方、ステップSA3において、設定速度以上で走行している本線車両がなかった場合には(SA3:NO)、続いて、密集走行判定処理を行う(SA4~SA6)。密集走行判定処理では、まず、ステップSA2で抽出した本線車両Hの車間距離を演算する(SA4)。これは、本線車両Hの推定位置Pの差分を算出することで演算できる。また、車間距離を演算する際には、合流開始地点Bに本線車両Hが存在すると仮定して車間距離を演算する。すなわち、合流前区間の先頭を走行している本線車両Hと合流開始地点Bとの間の距離も車間距離とみなして、この車間距離についても演算する。
続いて、車間距離毎に閾値を演算する(SA5)。例えば、閾値は各車間距離を形成する後続車両の速度に基づいて算出する。例えば、後続車両の速度に所定秒数(例えば、2秒)を乗算することにより閾値を算出する。そして、各車間距離を当該車間距離に対応する閾値と比較し、閾値以上の車間距離が存在するか否かを判定する(SA6)。この結果、閾値以上の車間距離が存在しなければ密集走行と判定する(SA6:NO)。この場合、ステップSA9において合流不可能と判定し(SA9)、合流不可能である旨を出力し(SA10)、ステップSA1に戻る。
一方、ステップSA6において、閾値以上の車間距離が存在していた場合には(SA6:YES)、密集走行ではないと判定し、合流可能と判定する(SA7)。そして、合流可能である旨を出力し(SA8)、当該処理を終了する。
このように、合流判定処理では、速度超過の本線車両が存在せず、かつ、密集走行でないと判断されるまで、合流不可能と判定し、上述した判断処理を繰り返し行うこととなる。
合流シナリオ作成部62は、合流判定部61によって合流可能であると判定された場合に、合流車両Jの合流シナリオを作成する。すなわち、合流判定部61において算出された各種情報を利用し、本線車両Hの走行位置から合流車両Jが合流するタイミングを決定する。
例えば、図4のステップSA6において、閾値以上であると判定された車間距離のうち、最も合流開始地点Bに近い車間距離を特定し、その車間距離の中央を合流車両Jの合流地点として決定し、その合流地点及び合流タイミングを案内情報作成部63に出力する。更に、合流シナリオ作成部62は、決定した合流地点に合流できるような合流車両Jの速度を所定のルールに従って演算し、その速度情報についても案内情報作成部63に出力することとしてもよい。
案内情報作成部63は、例えば、上述した合流判定部61によって合流不可能であると判定された場合には、合流不可能な旨及び合流可能になるまで合流車両Jを停止区間X4に停止させるための案内情報を作成し、表示部53に表示させる。これにより、表示部53を確認した合流車両Jの運転手は、現時点での合流が不可能なことを認識できると共に、合流車両Jを停止区間X4に一時的に停止させ、合流のタイミングを待つことができる。
一方、上述した合流判定部61によって合流可能であると判定された場合には、案内情報作成部63は、合流可能な旨及び合流シナリオ作成部62によって決定された合流地点の情報に基づいて合流支援を行うための案内情報を作成し、表示部53に表示させる。なお、本実施形態では、表示部53に案内情報を表示させることにより合流支援を行うが、これに加えて、または、これに代えて、例えば、スピーカから音声によって案内情報を通知するようにしてもよい。
表示部53は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であり、案内情報作成部63によって作成された案内情報を表示画面に表示させることにより、合流支援に関する情報を報知し、運転手による本線S1への合流を支援する。例えば、表示部53は、合流判定部61によって合流不可能であると判定された場合に、合流車両(J)に対して合流開始地点Bよりも上流側、本実施形態では、停止区間X4に停止することを促す案内情報を通知する。
次に、上記構成を備える合流支援システム1の動作について説明する。
まず、本線S1の第1車線S1aに設けられている車両検知器12によって本線車両が検知されると、その車両に関する検知情報が車両検知器12から制御装置11に送信される。これにより、制御装置11の登録処理部21は、車両検知器12から受信した情報に基づいて追跡リストを更新する。これにより、追跡リストには、本線S1において設定されている合流前区間X1及び合流区間X2を走行している本線車両の情報(検知時間、速度、車長等)が登録される。
制御装置11の通信部24は、所定の時間間隔で最新の追跡リストを路側無線機16a、16bに送信する。これにより、追跡リストが路側無線機16a、16bを介して通信区間に存在する合流車両Jに向けて送信される。
合流車線S2において、合流車両Jが通信開始地点αに到達すると、合流車両Jの車載器50の通信部51は、路側無線機16aから送信された追跡リストを受信する。受信した追跡リストは制御部52に出力される。制御部52の合流判定部61は、追跡リストを用いて図6に示した合流判定処理を実行する。
具体的には、合流判定部61は、まず、追跡リストを用いて、T秒後の各本線車両Hの推定位置Pを演算する(SA1)。
次に、算出した推定位置が合流前区間X1に存在する本線車両を抽出する(SA2)。この結果、例えば、図7に示すように、本線車両H1~H3の推定位置がいずれも合流前区間X1に存在していたと仮定すると、本線車両H1~H3が抽出される。
次に、抽出した本線車両H1~H3のうち、速度が設定速度を超えている本線車両があるか否かを判定する(SA3)。この結果、本線車両H1~H3の速度はいずれも設定速度以下であると仮定すると、否定判定となり、ステップSA4に進む。
ステップSA4では、特定した本線車両の車間距離を演算する。例えば、図7に示すように、3つの本線車両H1~H3がステップSA2において抽出された場合、各車間距離を演算する。この結果、例えば、合流開始地点Bと本線車両H1との車間距離がL1、本線車両H1と本線車両H2との車間距離がL2、本線車両H2と本線車両H3との車間距離がL3として算出される。
続いて、ステップSA5では、車間距離毎に閾値を算出する。具体的には、車間距離を形成している後続車両の速度に基づいて閾値を算出する。これにより、車間距離L1については本線車両H1の速度V1に基づいて閾値L1thが、車間距離L2については本線車両H2の速度V2に基づいて閾値L2thが、車間距離L3については本線車両H3の速度V3に基づいて閾値L3thが算出される。例えば、閾値は構造車両の速度に所定時間(例えば、2秒)を乗じることによって算出される。
続くステップSA6では、各車間距離L1、L2、3Lと各車間距離の閾値L1th、L2th、L3thとを比較し、閾値以上の車間距離が存在するか否かを判定する。この結果、L1<L1th、L2>L2th、L3<L3thであった場合、車間距離L2については閾値以上であるので、密集走行なしと判定され(SA6:YES)、ステップSA7において合流可能と判定する。
そして、合流可能である旨が合流シナリオ作成部62に出力される。
合流シナリオ作成部62は、合流判定部61から合流可能である旨の情報が入力されると、閾値以上の車間距離であると判定された車間距離L2を特定し、その車間距離L2の中央を合流車両Jの合流地点として決定し、その合流地点に合流するための合流タイミングを案内情報作成部63に出力する。
案内情報作成部63は、合流シナリオ作成部62から合流可能である旨及び合流シナリオが入力されると、合流シナリオ作成部62からの合流シナリオに基づいて本線車両H1とH2との間に合流するための速度情報や合流タイミングを示す案内情報を作成し、表示部53に表示させる。これにより、表示部53には、例えば、図8に示すように、合流車線S2と本線S1とが示された画面に、本線S1を走行する車両H1~H3の推定位置及び合流車両Jが合流する合流地点GPを示した画面が表示されるとともに、合流可能である旨および合流地点GPで合流するための目標速度等がメッセージとして表示される。合流車両Jの運転手は表示部53の表示を確認しながらアクセル等を操作することにより、本線車両H1とH2との間に合流するよう運転を行う。
なお、上述した合流判定処理において、本線車両H1~H3のいずれかが設定速度を超える速度で走行している場合や(SA3:YES)、上記車間距離L1~L3がいずれも閾値未満であった場合には(SA6:NO)、合流判定部61によって合流不可能であると判定される。この場合には、案内情報作成部63は、現時点での合流は不可能であるから停止区間で一時的に待機する旨の案内情報を作成し、表示部53に表示させる。
これにより、例えば、表示部53の表示画面には、図9に示すように、合流車線S2と本線S1とが示された画面に、本線S1を走行する車両Hの推定位置及び合流車両Jを停止させる停止区間X4を示した画面、及び合流可能となるまで待機する旨のメッセージが表示される。
合流車両Jが停止区間X4に停止されている期間において、車載器50の通信部51は路側無線機16bから所定時間間隔で送信される最新の追跡リストを随時受信する。合流判定部61は、最新の追跡リストを用いて上記合流判定処理を繰り返し行う。そして、合流可能と判定した場合には、その旨を合流シナリオ作成部62に出力する。これにより、上述したように、合流のタイミングに関する情報が表示部53を通じて運転手に通知されることとなる。
図10は、合流車両Jを停止区間X4で停止させることなく、スムーズに合流させることができた場合の本線車両及び合流車両の走行例を示した図、図11は、合流車両Jを停止区間X4で停止させ、その後、合流可能と判定されることによって走行を再開して所定の合流地点に合流した場合の本線車両及び合流車両の走行例を示した図である。
図10、11において、横軸は時間、縦軸は位置、換言すると、車両検知地点Aからの走行距離を示している。また、図10、11において各軌跡が幅を持って示されているのは車長を考慮しているからである。また、図10、11において、X3は通信区間X3、X2は合流区間X2を示している。
以上説明してきたように、本実施形態に係る合流支援システム1によれば、合流支援装置10から合流前区間X1を走行している本線車両Hの情報が登録された追跡リストを所定の時間間隔で送信するので、合流車両Jはこの追跡リストを解析することで、本線車両Hの位置や速度を認識することができる。そして、追跡リストの情報を用いることで、自車が合流可能か否かを判定することが可能となる。そして、合流可能でないと判定した場合には、合流開始地点Bよりも所定距離上流側に設けられた停止区間X4において一時的に車両を停止させるので、無理な合流を回避し、安全かつスムーズな合流を支援することが可能となる。
更に、合流支援システム1によれば、車間距離を形成している後続車両の速度に基づいて各車間距離の閾値を演算し、各車間距離とその車間距離に対応する閾値とを比較することで、合流に十分な車間距離が確保されているか否かを判定する。後続車両の速度が速いほど、合流時における危険性が増すので、後続車両の速度に応じた閾値を用いることで安全サイドに立った車間距離の判定が可能となり、合流時における安全性を高めることが可能となる。
また、合流支援システム1によれば、設定速度以上で走行している本線車両が追跡情報に登録されている場合には、合流不可能と判断する。設定速度以上の高速で走行している車両については、車両検知器12による車両検知精度(例えば、速度や車長の検出精度)が低下するおそれがある。このように、本線車両の正確な情報が得られない場合に合流を許可してしまうと衝突等の危険性がある。したがって、設定速度以上で走行している本線車両がいる場合には、その本線車両が合流開始地点Bを通り過ぎるまで合流不可能と判定することで、合流時における安全性を確保することが可能となる。
また、合流支援システム1によれば、閾値以上の車間距離が存在し、かつ、設定速度以上で走行している本線車両が存在しない場合に合流可能であると判断するので、合流時における安全性を高めることが可能となる。
また、合流支援システム1によれば、停止区間に停止している車両がある場合に、その車両の合流が可能であると判定された場合には、車両の走行を開始させる案内情報を通知するので、無駄時間が少なくスムーズな合流を実現させることが可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係る車載器、合流支援装置、及び合流支援システムについて図面を参照して説明する。
上述した第1実施形態では、車載器50において合流可能か否かを判定していたが、本実施形態では、車載器50に代えて制御装置11で合流可能か否かを判定する点が第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付し説明を省略し、異なる構成について主に説明する。
図12は本実施形態に係る制御装置11´の機能構成を示した図、図13は本実施形態に係る車載器50´の機能構成を示した図である。図12に示すように、制御装置11´は、合流判定部22及び合流シナリオ作成部23を備えている。この合流判定部22及び合流シナリオ作成部23は、基本的には第1実施形態において車載器50が備えていた合流判定部61及び合流シナリオ作成部62の機能と同様である。
また、図13に示すように、車載器50´において、合流判定部61及び合流シナリオ作成部62が省略され、制御部52´は案内情報作成部63の機能のみを有している。
このような構成を備える合流支援システムにおいては、制御装置11´の合流判定部22が合流車両Jの合流可否を判定する。ここで、合流判定部22は、合流車両Jが通信開始地点αに到達したことが検知された場合に、合流判定処理を行う。合流車両Jが通信開始地点αに到達したか否かは、例えば、路側無線機16aと車載器50´との通信が確立された場合に、合流車両Jが通信開始地点αに到達したと判断して、その旨の情報を路側無線機16aから制御装置11´に送信することとしても良い。また、上記例に限定されず、例えば、車両検知器12のように、レーザスキャナ等を路側無線機16aに搭載することで、合流車両Jの通信開始地点αへの到達を検知することとしても良い。
合流判定部22は、合流判定処理において合流可能と判定した場合には、その旨の情報を合流シナリオ作成部23に出力する。また、合流不可能と判定した場合には、その旨の情報を通信部24に出力するとともに、合流可能と判定するまで、合流判定処理を引き続き繰り返し行う。
合流シナリオ作成部23は、上述した合流シナリオ作成部62と同様に、合流車両Jの合流地点や速度等を決定し、その情報を通信部24に出力する。
通信部24は、合流判定部22によって合流可能であると判定された場合には、合流可能である旨の情報と共に、合流シナリオ作成部23によって決定された合流シナリオ、例えば、合流地点及び合流タイミングを合流車両Jに送信する。また、通信部24は、合流判定部22によって合流不可能であると判定された場合に、合流車両Jを停止区間X4内で一時的に停止させる合流支援情報を合流車両Jに送信する。
通信部24から出力された合流支援情報は、路側無線機16a、16bを介して合流車両Jに送信される。
合流車両Jの車載器50´の通信部51は合流支援情報を受信すると、受信した合流支援情報を制御部52´に出力する。制御部52´の案内情報作成部63は、合流可能である旨の合流支援情報を受信した場合には、その合流支援情報に含まれている合流シナリオに基づいて合流地点GPや速度等を示す案内情報を作成し、表示部53に表示させる。これにより、表示部53には、例えば、図8に示すような表示画面が表示される。一方、案内情報作成部63は、合流不可能である旨の合流支援情報を受信した場合には、現時点での合流は不可能であるから停止区間で一時的に待機する旨の案内情報を作成し、表示部53に表示させる。これにより、図9に示すような表示画面が表示される。
以上説明してきたように、本実施形態に係る合流支援システムによれば、制御装置11´において合流車両Jの合流の可否が判定され、その結果に応じた合流支援情報が車載器50´に送信される。このように、制御装置11´において合流の可否を判定することとしても、上述した第1実施形態と同様に、合流車両Jのスムーズで安全な合流を支援することが可能となる。
なお、本実施形態では、合流車両Jが通信開始地点αに到達したときに制御装置11´の合流判定部22が合流判定処理を実行することとしたが、この例に限定されず、例えば、合流判定部22は合流車両Jの存在にかかわらず、合流判定処理を所定の時間間隔(例えば、100ms)で継続的に繰り返し実行することとしてもよい。このように、所定の時間間隔で繰り返し処理を実行することで、合流車両Jが出現したときに遅延なく円滑に合流支援情報を提供することが可能となる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係る合流支援システムについて図面を参照して説明する。上述した第2実施形態では、合流車両Jが搭載する車載器50´に対して通信部24が合流支援情報を送信し、車載器50´が案内情報を通知する態様としたが、本実施形態では、車載器50´に代えて導光灯(誘導手段)によって合流支援を行う点が上記第2実施形態と異なる。以下、第2実施形態と同一の構成については同一の符号を付し説明を省略し、異なる構成について主に説明する。
図14は、本実施形態に係る導光灯(通知手段)70の設置例を示した図である。図14に示すように、合流開始地点Bよりも上流側の合流車線S2の路側には、合流車線S2に沿って複数の導光灯70が間隔をあけて設置されている。各導光灯70は、例えば、複数のLEDから構成されている。導光灯70の点灯及び消灯の制御は、例えば、制御装置11a(図15参照)によって行われる。なお、導光灯70は連続的に設置されていてもよく、点灯位置が移動するような態様とされていてもよい。
例えば、制御装置11aは、図15に示すように、合流シナリオ作成部23によって作成された合流シナリオに基づいて、導光灯70の点灯を制御する導光灯制御部25を備えている。具体的には、制御装置11aの導光灯制御部25は、合流シナリオ作成部23によって決定された合流地点GPと合流開始地点Bとの距離L5を算出し、合流開始地点Bから距離L5離れた位置に最も近い導光灯70を特定し、特定した導光灯70を点灯させる。上記処理を繰り返し行うことにより、合流地点GPが合流開始地点Bに近づくにつれ、点灯する導光灯70も合流開始地点Bに近づくこととなる。
本実施形態に係る合流支援システムによれば、合流地点GPの移動に合わせて、合流開始地点Bからほぼ同じ距離に設置されている導光灯70を点灯させるので、合流車両Jに対して合流地点GPの位置を相対的に通知することが可能となる。これにより、導光灯70の点灯を通じて合流車両Jを誘導することが可能となり、合流車両Jのスムーズで安全な合流を支援することが可能となる。
また、本実施形態に係る合流支援システムによれば、主に導光灯によって合流車両Jの合流支援を行うので、例えば、車載器50´を搭載しない合流車両に対しても合流支援を行うことが可能となる。
なお、本実施形態において、合流車線S2の路側または上方に道路情報板等の表示装置80(図14参照)を設置し、この表示装置80に合流車両Jの合流を支援する情報を表示させることとしてもよい。例えば、制御装置11aの合流判定部22によって合流が不可能であると判定された場合には、表示装置80に合流車両Jの停止を促す情報や停止位置の情報を表示させることとしてもよい。また、合流車線S2に停止している車両Jが存在する場合において、制御装置11aの合流判定部22によって合流が可能であると判定された場合には、走行開始を促す情報を表示させることとしてもよい。また、例えば、表示装置80は、第2実施形態において制御装置11´の通信部24が送信していた合流支援情報を受信し、受信した合流支援情報を表示させることとしてもよい。また、表示装置は、合流車両Jの目標速度等を表示させることとしてもよい。
また、本実施形態では、制御装置11aが導光灯70を制御する導光灯制御部25を備えることとしたが、これに代えて、導光灯70を制御するための専用の導光灯制御装置(図示略)を設け、この導光灯制御装置に上述した導光灯制御部25の機能を持たせてもよい。この場合、制御装置からは合流シナリオ作成部23によって決定された合流地点GP等の情報が導光灯制御装置に送信され、導光灯制御装置は受信した合流地点GP等の情報に基づいて導光灯70を制御する。
また、本実施形態では、車載器50´に案内情報を表示させる代わりに、導光灯70によって合流車両Jの誘導を行うこととしたが、例えば、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせ、車載器50´に案内情報を表示させるととともに、導光灯70によっても合流車両Jの誘導を行うこととしてもよい。
以上、本発明について実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記実施形態で説明した合流判定処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
例えば、上述の各実施形態では、通信区間内に停止区間X4を設けていたが、停止区間X4の設置位置については、この例に限定されず、通信区間X3の区間外に設けられていてもよい。
1 合流支援システム
10 合流支援装置
11、11´ 制御装置
12 車両検知器
16a、16b 路側無線機
21 登録処理部
22、61 合流判定部
23、62 合流シナリオ作成部
24 通信部
50 車載器
51 通信部
52 制御部
53 表示部
63 案内情報作成部
A 車両検知地点
B 合流開始地点
C 合流終了地点
H 本線車両
J 合流車両
S1 本線
S1a 第1車線
S1b 第2車線
S2 合流車線
X1 合流前区間
X2 合流区間
X3 通信区間
X4 停止区間
X5 合流調整区間
α 通信開始地点
β 通信終了地点

Claims (11)

  1. 合流車両に搭載される車載器であって、
    本線に合流する合流車線において、前記合流車両が前記本線と前記合流車線との合流開始地点よりも上流側に設定された通信区間内にいるときに、前記本線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された車両検知地点と前記合流開始地点との間の合流前区間を走行する本線車両の速度及び位置に関する情報が登録された追跡情報を受信する通信手段と、
    前記追跡情報を用いて、前記合流車両が本線に合流可能か否かを判定する合流判定手段と、
    前記合流車両が前記本線に合流不可能であると判定された場合に、前記合流車両に対して前記合流開始地点よりも上流側に停止することを促す案内情報を通知する通知手段と
    を具備し、
    前記合流判定手段は、
    前記追跡情報に登録されている複数の本線車両同士の車間距離を算出し、
    前記車間距離毎に、前記車間距離を形成する後続車両の速度に基づいて前記車間距離の閾値を算出し、
    各前記車間距離を該車間距離に対応する前記閾値と比較し、
    前記閾値以上の前記車間距離が存在しなかった場合に、合流不可能と判定する車載器。
  2. 前記合流判定手段は、前記追跡情報に登録されている前記本線車両のなかに、前記合流前区間の法定速度から決定される所定の設定速度以上で走行している前記本線車両が存在する場合に合流不可能と判定する請求項1に記載の車載器。
  3. 前記合流判定手段は、前記閾値以上の前記車間距離が存在し、かつ、前記設定速度以上で走行している前記本線車両が存在しない場合に、合流可能であると判定する請求項2に記載の車載器。
  4. 前記通知手段は、前記合流車両が停止している場合に、前記合流判定手段によって合流可能であると判定されると、走行開始を促す案内情報を通知する請求項3に記載の車載器。
  5. 本線に合流車線が合流する合流開始地点と、前記本線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された車両検知地点との間の合流前区間を走行する本線車両の速度及び位置に関する情報が登録された追跡情報を作成する登録処理手段と、
    前記追跡情報を送信する通信手段と
    を備える合流支援装置と、
    前記合流支援装置から送信された前記追跡情報を受信する請求項1から4のいずれかに記載の車載器と
    を具備する合流支援システム。
  6. 本線に合流車線が合流する合流開始地点と、前記本線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された車両検知地点との間の合流前区間を走行する本線車両の速度及び位置に関する情報が登録された追跡情報を作成する登録処理手段と、
    前記追跡情報を用いて、前記合流車線を走行する合流車両が本線に合流可能か否かを判定する合流判定手段と、
    前記合流車両が前記本線に合流不可能であると判定された場合に、前記合流車線と前記本線との合流開始地点よりも上流側で前記合流車両を停止させるための合流支援情報を送信する通信手段と
    を具備し、
    前記合流判定手段は、
    前記追跡情報に登録されている複数の本線車両同士の車間距離を算出し、
    前記車間距離毎に、前記車間距離を形成する後続車両の速度に基づいて前記車間距離の閾値を算出し、
    各前記車間距離を該車間距離に対応する前記閾値と比較し、
    前記閾値以上の前記車間距離が存在しなかった場合に、合流不可能と判定する合流支援装置。
  7. 前記合流判定手段は、前記合流車両が前記合流車線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された通信区間内に進入したことが検知された場合に、前記追跡情報を用いて、前記合流車両が本線に合流可能か否かを判定する請求項6に記載の合流支援装置。
  8. 前記合流開始地点よりも上流側の前記合流車線の路側に、前記合流車線に沿って設置された複数の誘導手段と、
    前記合流車両が前記本線に合流可能であると判定された場合に、前記合流車線における合流地点を決定する合流シナリオ作成手段と、
    前記本線における前記合流地点の移動に連動して前記誘導手段を制御する誘導制御手段と
    を具備する請求項6または7に記載の合流支援装置。
  9. 請求項6または7に記載の合流支援装置と、
    前記合流支援装置から送信された前記合流支援情報を受信する車載器と
    を具備する合流支援システム。
  10. コンピュータが、
    本線に合流車線が合流する合流開始地点と、前記本線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された車両検知地点との間の合流前区間を走行する本線車両の速度及び位置に関する情報が登録された追跡情報を用いて、合流車両が本線に合流可能か否かを判定する合流判定工程と、
    前記合流車両が前記本線に合流不可能であると判定された場合に、前記合流車線において、前記合流開始地点よりも上流側に停止することを促すための情報を作成する工程と
    実行し
    前記合流判定工程は、
    前記追跡情報に登録されている複数の本線車両同士の車間距離を算出する工程と、
    前記車間距離毎に、前記車間距離を形成する後続車両の速度に基づいて前記車間距離の閾値を算出する工程と、
    各前記車間距離を該車間距離に対応する前記閾値と比較する工程と、
    前記閾値以上の前記車間距離が存在しなかった場合に、合流不可能と判定する工程と
    を含む合流支援方法。
  11. コンピュータに、
    本線に合流車線が合流する合流開始地点と、前記本線において前記合流開始地点よりも上流側に設定された車両検知地点との間の合流前区間を走行する本線車両の速度及び位置に関する情報が登録された追跡情報を用いて、合流車両が本線に合流可能か否かを判定する合流判定処理と、
    前記合流車両が前記本線に合流不可能であると判定された場合に、前記合流車線において、前記合流開始地点よりも上流側に停止することを促すための情報を作成する処理と
    を実行させるための合流支援プログラムであって、
    前記合流判定処理は、
    前記追跡情報に登録されている複数の本線車両同士の車間距離を算出する処理と、
    前記車間距離毎に、前記車間距離を形成する後続車両の速度に基づいて前記車間距離の閾値を算出する処理と、
    各前記車間距離を該車間距離に対応する前記閾値と比較する処理と、
    前記閾値以上の前記車間距離が存在しなかった場合に、合流不可能と判定する処理と
    を含む合流支援プログラム。
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