JP7042696B2 - Deck erection method - Google Patents
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Description
本発明は、橋梁における床版の架設方法、すなわち、橋軸方向に延びる主桁上にその延在方向に並べて鉄筋入りプレキャストコンクリート製の床版を設置する方法に関する。 The present invention relates to a method of erection of a deck in a bridge, that is, a method of installing a precast concrete deck with reinforcing bars side by side in the extending direction on a main girder extending in the direction of the bridge axis.
床版を架設する方法としては、特許文献１に示されているように、（１）床版を先方から架設し、順次手前側へ後退しつつ架設する方法と、（２）床版を手前側から架設し、順次先方へ前進しつつ架設する方法とがある。いずれの方法を採るかは現場の状況などによる。
As a method of erection of the floor slab, as shown in
後者の方法、すなわち、床版を手前側から架設し、順次先方へ前進しつつ架設する方法を採る場合、設置用の床版を運搬する架設機は、設置済みの床版上を走行、すなわち、設置済みの床版上に敷設したレール上を走行することになる。従って、床版の設置に先立って、レールを敷設する必要がある。 In the latter method, that is, when the floor slab is erected from the front side and then erected while advancing to the other side in sequence, the erection machine that carries the floor slab for installation runs on the installed floor slab, that is, , It will run on the rail laid on the installed floor slab. Therefore, it is necessary to lay the rails prior to the installation of the deck.
しかしながら、床版の設置に先立ってレールを敷設する方式とすると、作業が二重となり、作業効率が悪化する。 However, if the rail is laid prior to the installation of the floor slab, the work is duplicated and the work efficiency deteriorates.
本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、床版を手前側から架設し、順次先方へ前進しつつ架設する方法を採る場合に、１つの架設機で、床版とレールの運搬を行い、床版の設置とレールの敷設とを同時進行させることができる、床版架設方法を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of such an actual situation, and when a method of erection of a floor slab from the front side and erection while sequentially advancing to the other side is adopted, one erection machine can be used for the floor slab and the rail. It is an object to provide a floor slab erection method capable of transporting and simultaneously proceeding with the installation of a floor slab and the laying of rails.
上記の課題を解決するために、本発明の一態様は、橋軸方向に延在する主桁上にその延在方向に並べてプレキャストコンクリート製の床版を設置する、橋梁における床版架設方法であって、
設置済みの床版の上方に敷設されたレール上を走行する架設機の前進移動により、設置用の床版とレールとを一緒に運搬し、
最新に設置された床版に隣接する床版設置位置に、前記運搬した床版を設置し、
床版設置後に、前記運搬したレールを敷設済みのレールに連ねて敷設し、
レール敷設後に、前記架設機を敷設済みのレール上を移動させることを特徴とする。
また、別の態様は、橋軸方向に延在する主桁上にその延在方向に並べてプレキャストコンクリート製の床版を設置する、橋梁における床版架設方法であって、
設置済みの床版の上方に敷設されたレール上を前進移動させて設置用の床版とレールとを一緒に運搬し、
最新に設置された床版に隣接する床版設置位置に、前記運搬した床版を設置し、
床版設置後に、前記運搬したレールを敷設済みのレールに連ねて敷設することを特徴とする。
In order to solve the above problems, one aspect of the present invention is a method of erection of a deck in a bridge, in which precast concrete decks are installed side by side in the extending direction on a main girder extending in the direction of the bridge axis . There,
By moving the erection machine forward on the rail laid above the installed floor slab, the floor slab for installation and the rail are transported together .
Install the transported floor slab at the floor slab installation position adjacent to the latest installed floor slab.
After installing the deck, lay the transported rails in line with the already laid rails.
After laying the rail, the erection machine is moved on the already laid rail.
Another aspect is a method of erection of a deck in a bridge, in which precast concrete decks are installed side by side in the extending direction on a main girder extending in the direction of the bridge axis.
Move forward on the rail laid above the installed floor slab to carry the installation floor slab and rail together.
Install the transported floor slab at the floor slab installation position adjacent to the latest installed floor slab.
After the floor slab is installed, the transported rail is laid in a row on the already laid rail.
本発明の一態様によれば、１つの架設機で床版とレールの運搬を行い、床版の設置とレールの敷設とを同時進行させることが可能になり、作業効率を改善できるという効果が得られる。 According to one aspect of the present invention, it is possible to transport the floor slab and the rail with one erection machine, and to simultaneously proceed with the installation of the floor slab and the laying of the rail, which has the effect of improving work efficiency. can get.
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図１は本発明に係る床版架設方法の第１実施形態のステップ１～４を示し、図２は同上第１実施形態のステップ５～７を示している。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail.
FIG. 1 shows
尚、図１及び図２中の「[1]STEP1」～「[1]STEP7」は、第１実施形態のステップ１～７であることを示している。同様に、後述する図５及び図６中の「[2]STEP1」～「[2]STEP7」は、第２実施形態のステップ１～７であることを示し、後述する図９及び図１０中の「[3]STEP1」～「[3]STEP7」は、第３実施形態のステップ１～７であることを示し、後述する図１１及び図１２中の「[4]STEP1」～「[4]STEP8」は、第４実施形態のステップ１～８であることを示している。
It should be noted that "[1] STEP1" to "[1] STEP7" in FIGS. 1 and 2 indicate
また、図３は図１（その[1]STEP1）のＡ矢視図に相当する正面図、図４は図３のＢ矢視図に相当する平面図である。 Further, FIG. 3 is a front view corresponding to the arrow A view of FIG. 1 ([1] STEP1), and FIG. 4 is a plan view corresponding to the arrow B view of FIG.
橋梁の主桁（橋桁）１は、Ｈ形鋼などにより構成されて橋軸方向に延在している。主桁１はまた、図３及び図４からわかるように、本実施形態では、４列構成である。
The main girder (bridge girder) 1 of the bridge is made of H-shaped steel or the like and extends in the direction of the bridge axis. As can be seen from FIGS. 3 and 4, the
床版２（２Ａ、２Ｂ、２Ｃ、２Ｄ、・・・）は、架設機１０により１枚ずつ運搬され、主桁１の上に、主桁１の延在方向に並べられて、設置され、これにより路面を構成する。尚、床版２については、設置順に２Ａ、２Ｂ、２Ｃ、２Ｄ、・・・と記してある。
The floor slabs 2 (2A, 2B, 2C, 2D, ...) Are transported one by one by the
図１では、床版設置の施工方向は左から右方向であり、左側には、主桁１の上に設置済みの床版２Ａ、２Ｂ、２Ｃがあり、次に設置する床版２Ｄ（架設機１０により運搬された設置用の床版２Ｄ）は、最新に設置された床版２Ｃに隣接する床版設置位置Ｘに設置されることになる。尚、架設機１０が施工方向に進むことを前進といい、施工方向と反対方向に移動することを後退という。
In FIG. 1, the construction direction of the floor slab installation is from left to right, and on the left side, there are the
本実施形態において、床版２（２Ａ、２Ｂ、２Ｃ、２Ｄ、・・・）は、鉄筋入りプレキャストコンクリート製であり、その短辺を橋軸方向に沿わせ、長辺を橋軸直角方向に沿わせて、設置する。床版２の橋軸方向（前後方向）の長さは例えば略２ｍ、橋軸直角方向（橋幅方向）の長さは例えば略１０ｍである。
In the present embodiment, the floor slab 2 (2A, 2B, 2C, 2D, ...) Is made of precast concrete with reinforcing bars, its short side is along the bridge axis direction, and its long side is in the direction perpendicular to the bridge axis. Install alongside. The length of the
橋軸方向（前後方向）に隣り合う床版２（例えば２Ａと２Ｂ）は、３０～４０ｃｍ程度の隙間（ｓ）をあけて設置される。各床版２からは、この隙間に向かって、鉄筋（定着用の継手）２０が突出している。尚、この隙間には、床版２の設置後に、間詰めコンクリート（モルタル）が打設される。
The floor slabs 2 (for example, 2A and 2B) adjacent to each other in the bridge axis direction (front-back direction) are installed with a gap (s) of about 30 to 40 cm. Reinforcing bars (joints for fixing) 20 project from each
架設機１０は、左側図外の資材置き場から、１枚ずつ、設置用の床版２（例えば２Ｄ）をホイストクレーン等により吊り上げて運搬するもので、前後の脚にそれぞれ車輪１１、１２を有し、レール５（５Ａ、５Ｂ、５Ｃ、・・・）上を走行する。
The
レール５は、床版２の配設ピッチと同じ長さに分割されている標準レール５Ａ、５Ｂ、５Ｃ、・・・をつなぎ合わせて使用し、各レール５Ａ、５Ｂ、５Ｃ、・・・は、設置済みの床版２Ａ、２Ｂ、２Ｃ、・・・上に設置される。従って、レール５についても、床版２Ａ、２Ｂ、２Ｃ、・・・に対応させて、５Ａ、５Ｂ、５Ｃ、・・・と記してある。
尚、レールとして、鋼材に代えて、アルミ材を使用すると、重量を略１／３に抑え、作業効率を改善することができる。
The rail 5 is used by connecting
If an aluminum material is used as the rail instead of the steel material, the weight can be suppressed to about 1/3 and the work efficiency can be improved.
レール５（５Ａ、５Ｂ、５Ｃ、５Ｄ、・・・）も、架設機１０により１組ずつ（左右一対ずつ）運搬され、設置済みの床版２上に、設置される。
従って、架設機１０は、設置用の床版２（例えば２Ｄ）を運搬し、運搬した床版２Ｄを主桁１上に設置すると共に、設置用のレール５（例えば５Ｄ）を運搬し、運搬したレール５Ｄを設置した床版２Ｄ上に設置する。詳しくは、床版２Ｄ上へのレール５Ｄの設置に際し、レール５Ｄを、若干後側にずらして、床版２Ｄ及び２Ｃ上に設置する。
The rails 5 (5A, 5B, 5C, 5D, ...) Are also transported one set at a time (one pair on each side) by the
Therefore, the
架設機１０はまた、前側車輪１１より前方に補助脚と共に昇降可能な補助車輪１３を有し、補助車輪１３は主桁１上を走行可能である。前側車輪１１についても前側の脚と共に昇降可能としてある。
The
次に図１及び図２をステップ順に参照して床版架設方法の第１実施形態について説明する。 Next, a first embodiment of the floor slab erection method will be described with reference to FIGS. 1 and 2 in step order.
ステップ１の作業開始前の状態について説明する。
床版設置位置Ｘより左側には、主桁１上に床版２（２Ａ、２Ｂ、２Ｃ）が設置済みである。そして、設置済みの床版２（２Ａ、２Ｂ、２Ｃ）１上に、レール５（５Ａ、５Ｂ、５Ｃ）が敷設されている。
The state before the start of the work in
On the left side of the floor slab installation position X, the floor slab 2 (2A, 2B, 2C) has already been installed on the
ステップ１では、架設機１０は、左側図外の資材置き場から、設置用の床版２Ｄ、及び、レール５Ｄを受取り、これらをホイストクレーン等により吊り上げて運搬する。
そして、架設機１０は、レール５Ａ、５Ｂ、５Ｃ上を走行し、前側車輪１１がレール５Ｃ上に、後側車輪１２がレール５Ｂ上に位置する。このとき、前側車輪１１より前方の補助車輪１３は、レール５Ｃの先端より前側で、主桁１の上方に位置している。
In
The
ステップ２では、前側の補助車輪１３を支持している脚部を伸長させて、前側の補助車輪１３を降下させ、主桁１上に接地させる。補助車輪１３の接地後、前側車輪１１を支持している脚部と共に、前側車輪１１を上昇させて格納する。これにより、架設機１０は、前側の補助車輪１３と後側車輪１２とで支持される。
In
ステップ３では、架設機１０を前進させる。すなわち、前側の補助車輪１３を主桁１上を走行させ、後側車輪１２をレール５Ｂ、５Ｃ上を走行させる。これにより、架設機１０は床版設置位置Ｘを跨ぐ。
In
ステップ４では、架設機１０から設置用の床版２Ｄを主桁１上に降下させる。これにより、床版２Ｄを設置済みの床版２Ｃに対し正規のピッチとなる位置に設置する。
In
ステップ５では、架設機１０から設置用のレール５Ｄを設置した床版２Ｄ上（詳しくは若干後側にずらして床版２Ｄ及び２Ｃ上）に降下させる。これにより、設置済みのレール５Ｃにつなげる形で、レール５Ｄを設置する。
In step 5, the
ステップ６では、架設機１０の前側車輪１１が今回設置したレール５Ｄの上方にくる位置まで、架設機１０を後退させる。
次いで、前側車輪１１を支持している脚部を伸長させて、前側車輪１１を降下させ、レール５Ｄ上に接地させる。前側車輪１１の接地後、前側の補助車輪１３を支持している脚部と共に、前側の補助車輪１３を上昇させて格納する。これにより、架設機１０は、前側車輪１１と後側車輪１２とで支持される。
In
Next, the leg portion supporting the
ステップ７では、架設機１０を後退させる。すなわち、前後の車輪１１、１２をレール５Ｄ、５Ｃ、５Ｂ、５Ａ上を走行させる。これにより、架設機１０は、左側図外の資材置き場へ、次に設置する床版、及び、レールを受取りに行く。
以降は、ステップ１に戻り、床版架設作業を繰り返す。
In
After that, the process returns to step 1 and the floor slab erection work is repeated.
本実施形態によれば、設置済みの床版２Ａ、２Ｂ、２Ｃの上方に敷設されたレール５Ａ、５Ｂ、５Ｃ上を走行する架設機１０の前進移動により、設置用の床版２Ｄとレール５Ｄとを運搬し、最新に設置された床版２Ｃに隣接する床版設置位置Ｘに、前記運搬した床版２Ｄを設置し、床版設置後に、前記運搬したレール５Ｄを敷設済みのレール５Ｃに連ねて敷設し、レール敷設後に、架設機１０を設置用の床版とレールとの受取りのために敷設済みのレール上を後退移動させることを特徴とする。これにより、１つの架設機１０で床版とレールの運搬を行い、床版の設置とレールの敷設とを同時進行させることができ、作業効率を改善することができる。
According to the present embodiment, the
また、本実施形態によれば、架設機１０は、レール上を走行する前側車輪１１及び後側車輪１２と、前側車輪１１より前方に昇降可能に設けられて主桁１上を走行可能な前側補助車輪１３とを備え、架設機１０は、床版設置時に、前側補助車輪１３を主桁１上に載せ、後側車輪１２をレール上に載せて、床版設置位置を跨ぐことを特徴とする。このような架設機１０を用いることで、床版設置位置より前方にレールを先行して敷設することなく、床版架設作業を行うことができる。
Further, according to the present embodiment, the
また、本実施形態によれば、レール５は、設置済みの床版２上に直接敷設されることを特徴とする。このようなレール支持構造を採用することで、レール敷設作業を簡素化することができる。
Further, according to the present embodiment, the rail 5 is characterized in that it is laid directly on the installed
次に本発明の第２実施形態について図５～図８により説明する。尚、第２実施形態において、第１実施形態と対応する要素には同一符号を付して説明を簡略化する。 Next, the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 5 to 8. In the second embodiment, the same reference numerals are given to the elements corresponding to the first embodiment to simplify the description.
図５は本発明に係る床版架設方法の第２実施形態のステップ１～４を示し、図６は同上第２実施形態のステップ５～７を示している。
また、図７は図５（その[2]STEP1）のＡ矢視図に相当する正面図、図８は図７のＢ矢視図に相当する平面図である。
FIG. 5 shows
Further, FIG. 7 is a front view corresponding to the arrow A view of FIG. 5 (No. [2] STEP1), and FIG. 8 is a plan view corresponding to the arrow B view of FIG.
第１実施形態では、レール５（５Ａ、５Ｂ、５Ｃ）は、設置済みの床版２（２Ａ、２Ｂ、２Ｃ）上に直接敷設される。
しかしながら、設置直後の床版は、未完成状態である。鉄筋入りプレキャストコンクリート製の床版は、床版間に予め定められた隙間をあけて設置し、この隙間には、両床版から鉄筋（定着用の継手）が突出している。従って、この隙間に間詰めコンクリート（モルタル）を打設することで、完成する。
このため、床版の設置直後に、未完成状態の床版に架設機の荷重をかけることが好ましくない場合がある。
In the first embodiment, the rail 5 (5A, 5B, 5C) is laid directly on the installed deck 2 (2A, 2B, 2C).
However, the floor slab immediately after installation is in an unfinished state. The precast concrete deck with reinforcing bars is installed with a predetermined gap between the decks, and the reinforcing bars (joints for fixing) protrude from both decks in this gap. Therefore, it is completed by placing padded concrete (mortar) in this gap.
For this reason, it may not be preferable to apply the load of the erection machine to the unfinished floor slab immediately after the floor slab is installed.
そこで、第２実施形態では、レールの支持構造を工夫することで、設置済みの床版に架設機の荷重をかけることなく、架設機を走行させることができるようにする。このため、レール５（５Ａ、５Ｂ、５Ｃ）は、設置済みの床版２（２Ａ、２Ｂ、２Ｃ）の上方に、床版２から浮かせて配置され、床版２に荷重をかけることなく、主桁１に支持させて、敷設される。
Therefore, in the second embodiment, by devising the support structure of the rail, the erection machine can be run without applying the load of the erection machine to the installed floor slab. Therefore, the rails 5 (5A, 5B, 5C) are arranged above the installed floor slab 2 (2A, 2B, 2C) so as to float from the
レール５の支持構造について詳しく説明する。
各レール５（５Ａ、５Ｂ、５Ｃ、・・・）は、主桁１に支持脚（束）６及び受梁７を介して支持される。
The support structure of the rail 5 will be described in detail.
Each rail 5 (5A, 5B, 5C, ...) Is supported by the
支持脚６は、鋼材製の短い柱（束）であり、隣接する前後の床版２（例えば２Ａと２Ｂ）間に位置させて、主桁１上に配置され、ボルト、クランプあるいはブルマンなどで、取外し可能に固定される。
The
従って、支持脚６は、橋軸方向に床版２の配設ピッチと同ピッチで配設される。また、主桁１は図７及び図８に示されるように複数列設けられるので、支持脚６は橋軸直角方向に複数配置される。また、隣接する床版２間の隙間には各床版２から突出する鉄筋（定着用の継手）２０が存在するが、当該鉄筋２０は主桁１上には存在しない。
Therefore, the
受梁７は、例えばＨ形鋼で、橋軸直角方向に延在するように配置され、橋軸直角方向に複数配置される支持脚６の上に載せて固定される。従って、受梁７も、橋軸方向に床版２の配設ピッチと同ピッチで配設される。
The
実際の取り扱いでは、１本の受梁７と、その下面側の本例では４個の支持脚（束）６とは、予め一体化しておき、一体物（支持脚６付きの受梁７）として取り扱う。これによって、主桁１に対する支持脚６の着脱のみで、現場での受梁７の取付け・取外しが可能となる。
In actual handling, one
ここにおいて、各レール５（５Ａ、５Ｂ、５Ｃ、・・・）は、その両端を橋軸方向（前後方向）に隣り合う受梁７に載せ架けて固定する。これにより、複数のレール５（５Ａ，５Ｂ、５Ｃ、・・・）がつなぎ合わされる。
Here, each rail 5 (5A, 5B, 5C, ...) Is fixed by placing both ends thereof on the
従って、レール５は、隣接する前後の床版２間において主桁１上に配置した支持脚（束）６を介し、支持脚６により支持されて主桁１と直交する方向に延びる受梁７により（受梁７を枕木として）支持される。
Therefore, the rail 5 is supported by the
第２実施形態では、このようなレール５の支持構造を採用していることから、架設機１０により、床版２と共に、支持脚６付きの受梁７と、レール５とを運搬し、床版２の設置を行いつつ、支持脚６付きの受梁７の設置と、レール５の設置とを行うようにしている。
In the second embodiment, since such a support structure for the rail 5 is adopted, the
次に図５及び図６をステップ順に参照して、床版架設方法の第２実施形態について説明する。 Next, a second embodiment of the floor slab erection method will be described with reference to FIGS. 5 and 6 in step order.
ステップ１の作業開始前の状態について説明する。
床版設置位置Ｘより左側には、主桁１上に床版２（２Ａ、２Ｂ、２Ｃ）が設置済みである。そして、主桁１上に、隣接する前後の床版２間（各床版２の前後）に位置させて、支持脚６付きの受梁７が配置され、前後の受梁７によりレール５（５Ａ、５Ｂ、５Ｃ）が支持されている。
The state before the start of the work in
On the left side of the floor slab installation position X, the floor slab 2 (2A, 2B, 2C) has already been installed on the
ステップ１では、架設機１０は、左側図外の資材置き場から、設置用の床版２Ｄ、レール５Ｄ、及び、支持脚６付きの受梁７を受取り、これらをホイストクレーン等により吊り上げて運搬する。
そして、架設機１０は、レール５Ａ、５Ｂ、５Ｃ上を走行し、前側車輪１１がレール５Ｃ上に、後側車輪１２がレール５Ｂ上に位置する。このとき、前側車輪１１より前方の補助車輪１３は、レール５Ｃの先端より前側で、主桁１の上方に位置している。
In
The
ステップ２では、前側の補助車輪１３を支持している脚部を伸長させて、前側の補助車輪１３を降下させ、主桁１上に接地させる。補助車輪１３の接地後、前側車輪１１を支持している脚部と共に、前側車輪１１を上昇させて格納する。これにより、架設機１０は、前側の補助車輪１３と後側車輪１２とで支持される。
In
ステップ３では、架設機１０を前進させる。すなわち、前側の補助車輪１３を主桁１上を走行させ、後側車輪１２をレール５Ｂ、５Ｃ上を走行させる。これにより、架設機１０は床版設置位置Ｘを跨ぐ。
In
ステップ４では、架設機１０から設置用の床版２Ｄを降下させる。このとき、設置済みのレール５Ｃの前端部を支持している受梁７と干渉しないように、正規の設置位置よりやや前方に降下させる。
In
ステップ５では、架設機１０のホイストクレーンにより吊り下げたまま、床版２Ｄを図の左側の正規の位置（設置済みの床版２Ｃに対し正規のピッチとなる位置）へスライドさせる。これにより、床版２Ｄが正規の位置に設置される。
In step 5, the
ステップ６では、今回設置された床版２Ｄの前側に、架設機１０から支持脚６付きの受梁７を降下させて、主桁１に支持させることで、受梁７を設置する。
そして、今回設置された床版２Ｄの前後の受梁７により支持させるように、架設機１０からレール５Ｄを降下させて、レール５Ｄを設置する。
In
Then, the
ステップ７では、架設機１０の前側車輪１１が今回設置したレール５Ｄの上方にくる位置まで、架設機１０を後退させる。
次いで、前側車輪１１を支持している脚部を伸長させて、前側車輪１１を降下させ、レール５Ｄ上に接地させる。前側車輪１１の接地後、前側の補助車輪１３を支持している脚部と共に、前側の補助車輪１３を上昇させて格納する。これにより、架設機１０は、前側車輪１１と後側車輪１２とで支持される。
次いで、架設機１０を後退させる。すなわち、前後の車輪１１、１２をレール５Ｄ、５Ｃ、５Ｂ、５Ａ上を走行させる。これにより、架設機１０は、左側図外の資材置き場へ、次に設置する床版、レール、及び、支持脚付きの受梁を受取りに行く。
以降は、ステップ１に戻り、床版架設作業を繰り返す。
In
Next, the leg portion supporting the
Next, the
After that, the process returns to step 1 and the floor slab erection work is repeated.
本実施形態によれば、レール５は、設置済みの床版２の上方に、床版２に荷重をかけることなく、主桁１に支持させて、敷設することを特徴とする。これにより、設置済みの床版２に荷重をかけることなく、架設機１０を走行させることができる。
According to the present embodiment, the rail 5 is laid above the installed
また、本実施形態によれば、レール５は、隣接する前後の床版２間において主桁１上に配置した支持脚（束）６を介し、この支持脚６により支持されて主桁１と直交する方向に延びる受梁７により支持することを特徴とする。これにより、床版２に荷重をかけることなく、レール５を確実に支持することができる。
Further, according to the present embodiment, the rail 5 is supported by the
また、本実施形態によれば、床版設置時に、床版２は正規の床版設置位置より前方へ吊り下ろした後、後方（手前側）へスライドさせて、正規の床版設置位置に設置することを特徴とする。これにより、受梁７の存在にかかわらず、床版２を正しく設置することができる。
Further, according to the present embodiment, when the floor slab is installed, the
次に本発明の第３実施形態について図９及び図１０により説明する。尚、第３実施形態において、第１実施形態と対応する要素には同一符号を付して説明を簡略化する。 Next, the third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 9 and 10. In the third embodiment, the same reference numerals are given to the elements corresponding to the first embodiment to simplify the description.
図９は本発明に係る床版架設方法の第３実施形態のステップ１～４を示し、図１０は同上第３実施形態のステップ５～７を示している。
FIG. 9 shows
第１実施形態では、床版の設置とレールの敷設とを同時進行させている。
これに対し、第３実施形態では、床版２の設置に先行して、レール５を敷設する方式とし、床版設置位置Ｘには、標準レールより長い仮レールＲＬを敷設している。従って、架設機１０は、前側車輪１１と後側車輪１２のみを有して、レール５上を走行し、床版設置位置Ｘを跨ぐことができる。そして、床版２を設置するごとに、床版設置位置Ｘのレールの移し替えを行う。
In the first embodiment, the floor slab is installed and the rail is laid at the same time.
On the other hand, in the third embodiment, the rail 5 is laid prior to the installation of the
次に図９及び図１０をステップ順に参照して、床版架設方法の第３実施形態について説明する。 Next, a third embodiment of the floor slab erection method will be described with reference to FIGS. 9 and 10 in step order.
ステップ１の作業開始前の状態について説明する。
床版設置位置Ｘより左側には、主桁１上に、床版２（２Ａ、２Ｂ）が設置済みである。そして、設置済みの床版２（２Ａ、２Ｂ）上に、レール５（５Ａ、５Ｂ）が敷設されている。
The state before the start of the work in
On the left side of the floor slab installation position X, the floor slab 2 (2A, 2B) has already been installed on the
また、設置済みの床版２Ａ、２Ｂ上の標準レール５Ａ、５Ｂにつながる形で、仮レールＲＬ、標準レール５Ｄ、５Ｅ、・・・が敷設されている。
仮レールＲＬは、床版設置位置Ｘの上方に配置され、標準レールより長い。仮レールＲＬ及び標準レール５Ｄ、５Ｅは、主桁１上に、床版２の厚さ分の高さを有する支持脚（又は受梁）６を介して、支持されている。
Further, temporary rails RL,
The temporary rail RL is located above the deck installation position X and is longer than the standard rail. The temporary rail RL and the
架設機１０は、左側図外の資材置き場から、１枚ずつ、設置用の床版２（例えば２Ｃ）をホイストクレーン等により吊り上げて運搬すると共に、前回の床版設置作業時に仮レールと置き換える形で一時的に回収したレール（例えば５Ｃ）を吊り上げた状態で、床版２の受取りと運搬を行っている。
The
ステップ１では、架設機１０が床版設置位置Ｘを跨いでいる状態から、床版設置位置Ｘ上方の仮レールＲＬを、点線示のように、人力で撤去する。架設機１０からの床版２Ｃの吊り下ろしの邪魔になるからである。
In
ステップ２では、架設機１０から設置用の床版２Ｃを降下させる。これにより、床版２Ｃを設置済みの床版２Ｂに対し正規のピッチとなる位置に設置する。
In
ステップ３では、架設機１０から設置用のレール（標準レール）５Ｃを、設置した床版２Ｃ上（詳しくは若干後側にずらして床版２Ｃ及び２Ｂ上）に、降下させる。これにより、設置済みのレール５Ｂにつなげる形で、レール５Ｃを設置する。
In
ステップ４では、架設機１０を前進移動させて、前側車輪１１をレール５Ｅ上に載せ、後側車輪１２をレール５Ｃ上に載せて、架設機１０が次の床版設置位置Ｘの上方にあるレール５Ｄを跨ぐようにする。
In
ステップ５では、架設機１０のホイストクレーンにより吊り上げて、レール５Ｄを点線示のように撤去する。次いで、レール５Ｄの後端部を支持していた支持脚（又は受梁）６を人力で点線示のように撤去する。
In step 5, the
ステップ６では、設置済みの床版２Ｃの前端縁と、レール５Ｅの前端部を支持している支持脚（又は受梁）６とに支持させる形で、標準レールより長い仮レールＲＬを人力で設置する。架設機１０の後退移動を可能にするためである。
In
ステップ７では、架設機１０は、レール５Ｄを吊り上げ保持したまま、後退移動して、左側図外の資材置き場から次に設置する床版２Ｄを受取り、受取り後、前進移動して、次の床版設置位置Ｘに戻る。
以降は、ステップ１に戻り、仮レールＲＬの撤去から、床版架設作業を繰り返す。
In
After that, the process returns to step 1, and the floor slab erection work is repeated from the removal of the temporary rail RL.
本実施形態によれば、レール５は、設置済みの床版２の上方から、床版設置位置Ｘを超える位置まで、予め敷設し、かつ、床版設置位置Ｘのレールは、標準レールより長い仮レールＲＬとし、架設機１０は、床版設置時に、床版設置位置Ｘを跨いで、床版設置位置Ｘの前後のレール５上に位置し、床版設置位置Ｘの仮レールＲＬを取外してから、主桁１上に床版２を設置し、床版設置後に、架設機１０により運搬した標準レールを敷設済みのレール５に連ねて敷設することを特徴とする。これにより、床版の架設機１０は常にレール５上を走行でき、シンプルな構造とすることができる。
According to the present embodiment, the rail 5 is laid in advance from above the installed
次に本発明の第４実施形態について図１１及び図１２により説明する。尚、第４実施形態において、第１実施形態及び第２実施形態と対応する要素には同一符号を付して説明を簡略化する。 Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 11 and 12. In the fourth embodiment, the elements corresponding to the first embodiment and the second embodiment are designated by the same reference numerals to simplify the description.
図１１は本発明に係る床版架設方法の第４実施形態のステップ１～４を示し、図１２は同上第４実施形態のステップ５～８を示している。
FIG. 11 shows
第４実施形態は、第３実施形態の変形例であり、第２実施形態と同様に、レールを床版から浮かせて、架設機の荷重を設置済みの床版にかけないようにしたものである。 The fourth embodiment is a modification of the third embodiment, and like the second embodiment, the rail is floated from the floor slab so that the load of the erection machine is not applied to the installed floor slab. ..
次に図１１及び図１２をステップ順に参照して、床版架設方法の第４実施形態について説明する。 Next, a fourth embodiment of the floor slab erection method will be described with reference to FIGS. 11 and 12 in step order.
ステップ１では、架設機１０が床版設置位置Ｘを跨いでいる状態から、床版設置位置Ｘ上方の仮レールＲＬを、点線示のように、人力で撤去する。架設機１０からの床版２Ｃの吊り下ろしの邪魔になるからである。
In
ステップ２では、架設機１０から設置用の床版２Ｃを降下させる。前後の受梁７のスパンは標準より長いので、前後の受梁７と干渉することなく、床版２Ｃを降下させることができる。
In
ステップ３では、架設機１０のホイストクレーンにより吊り下げたまま、床版２Ｃを図の左側の正規の位置（設置済みの床版２Ｂに対し正規のピッチとなる位置）へスライドさせる。
In
ステップ４では、今回設置した床版２Ｃの前側に、今回設置した床版２の後側の支持脚６付きの受梁７に対し、正規のピッチとなる位置に、支持脚６付きの受梁７を人力で設置する。
その後、架設機１０から設置用のレール（標準レール）５Ｃを降下させる。これにより、レール５Ｃを、今回設置した床版２Ｃの前後の受梁７に支持させて、設置する。
In
After that, the installation rail (standard rail) 5C is lowered from the
ステップ５では、架設機１０を前進移動させて、前側車輪１１をレール５Ｅ上に載せ、後側車輪１２をレール５Ｃ上に載せて、架設機１０が次の床版設置位置Ｘの上方にあるレール５Ｄを跨ぐようにする。
In step 5, the
ステップ６では、架設機１０のホイストクレーンにより吊り上げて、レール５Ｄを点線示のように撤去する。次いで、レール５Ｄの後端部を支持していた支持脚６付きの受梁７を人力で点線示のように撤去する。
In
ステップ７では、次の床版設置位置Ｘの前後の受梁７に支持させる形で、標準レールより長い仮レールＲＬを人力で設置する。架設機１０の後退移動を可能にするためである。
In
ステップ８では、架設機１０は、レール５Ｄを吊り上げ保持したまま、後退移動して、左側図外の資材置き場から次に設置する床版２Ｄを受取り、受取り後、前進移動して、次の床版設置位置Ｘに戻る。
以降は、ステップ１に戻り、仮レールＲＬの撤去から、床版架設作業を繰り返す。
In step 8, the
After that, the process returns to step 1, and the floor slab erection work is repeated from the removal of the temporary rail RL.
尚、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
尚、出願当初の請求項は以下の通りであった。
［請求項１］
主桁上にその延在方向に並べて床版を設置する床版設置方法であって、
設置済みの床版の上方に敷設されたレール上を走行する架設機の前進移動により、設置用の床版とレールとを運搬し、
最新に設置された床版に隣接する床版設置位置に、前記運搬した床版を設置し、
床版設置後に、前記運搬したレールを敷設済みのレールに連ねて敷設し、
レール敷設後に、前記架設機を設置用の床版とレールとの受取りのために敷設済みのレール上を後退移動させることを特徴とする、床版架設方法。
［請求項２］
前記架設機は、レール上を走行する前側車輪及び後側車輪と、前記前側車輪より前方に昇降可能に設けられて前記主桁上を走行可能な前側補助車輪とを備え、
前記架設機は、床版設置時に、前記前側補助車輪を前記主桁上に載せ、前記後側車輪を前記レール上に載せて、床版設置位置を跨ぐことを特徴とする、請求項１記載の床版架設方法。
［請求項３］
前記レールは、設置済みの床版の上方から、床版設置位置を超える位置まで、予め敷設し、かつ、床版設置位置のレールは、標準レールより長い仮レールとし、
前記架設機は、床版設置時に、床版設置位置を跨いで、床版設置位置の前後のレール上に位置し、
床版設置位置の仮レールを取外してから、前記主桁上に床版を設置し、
床版設置後に、前記架設機により運搬した標準レールを敷設済みのレールに連ねて敷設することを特徴とする、請求項１記載の床版架設方法。
［請求項４］
前記レールは、設置済みの床版上に直接敷設されることを特徴とする、請求項１～請求項３のいずれか１つに記載の床版架設方法。
［請求項５］
前記レールは、設置済みの床版の上方に、前記床版に荷重をかけることなく、前記主桁に支持させて、敷設することを特徴とする、請求項１～請求項３のいずれか１つに記載の床版架設方法。
［請求項６］
前記レールは、隣接する床版間において前記主桁上に配置した支持脚を介し、前記支持脚により支持されて前記主桁と直交する方向に延びる受梁により支持することを特徴とする、請求項５記載の床版架設方法。
［請求項７］
床版設置時に、床版は正規の床版設置位置より前方へ吊り下ろした後、後方へスライドさせて、正規の床版設置位置に設置することを特徴とする、請求項６記載の床版架設方法。
In addition, the illustrated embodiment is merely an example of the present invention, and the present invention includes various improvements and improvements made by those skilled in the art within the scope of the claims, in addition to those directly shown by the described embodiments. It goes without saying that it involves changes.
The claims at the time of filing were as follows.
[Claim 1]
It is a floor slab installation method that installs floor slabs side by side in the extending direction on the main girder.
By moving the erection machine forward on the rail laid above the installed floor slab, the floor slab for installation and the rail are transported.
Install the transported floor slab at the floor slab installation position adjacent to the latest installed floor slab.
After installing the deck, lay the transported rails in line with the already laid rails.
A method for laying a floor slab, which comprises moving the erection machine backward on the already laid rail for receiving the floor slab for installation and the rail after the rail is laid.
[Claim 2]
The erection machine includes front wheels and rear wheels that travel on rails, and front auxiliary wheels that are provided so as to be able to move up and down in front of the front wheels and can travel on the main girder.
The erection machine is characterized in that, when the deck is installed, the front auxiliary wheel is mounted on the main girder and the rear wheel is mounted on the rail to straddle the deck installation position. How to erection the floor slab.
[Claim 3]
The rail is laid in advance from above the installed floor slab to a position beyond the floor slab installation position, and the rail at the floor slab installation position is a temporary rail longer than the standard rail.
When the floor slab is installed, the erection machine is located on the rails before and after the floor slab installation position, straddling the floor slab installation position.
After removing the temporary rail at the floor slab installation position, install the floor slab on the main girder.
The floor slab erection method according to
[Claim 4]
The floor slab erection method according to any one of
[Claim 5]
One of
[Claim 6]
The rail is supported by a support beam arranged on the main girder between adjacent decks, and is supported by the support leg and supported by a receiving beam extending in a direction orthogonal to the main girder. Item 5. The floor slab erection method according to Item 5.
[Claim 7]
The floor slab according to
１ 主桁
２（２Ａ、２Ｂ、２Ｃ、２Ｄ、・・・） 床版
５（５Ａ、５Ｂ、５Ｃ、５Ｄ、・・・） レール
６ 支持脚（束）
７ 受梁
１０ 架設機
１１、１２ 車輪
１３ 補助車輪
1 Main girder 2 (2A, 2B, 2C, 2D, ...) Floor slab 5 (5A, 5B, 5C, 5D, ...)
7 Receiving
Claims (7)
設置済みの床版の上方に敷設されたレール上を走行する架設機の前進移動により、設置用の床版とレールとを一緒に運搬し、
最新に設置された床版に隣接する床版設置位置に、前記運搬した床版を設置し、
床版設置後に、前記運搬したレールを敷設済みのレールに連ねて敷設し、
レール敷設後に、前記架設機を敷設済みのレール上を移動させることを特徴とする、床版架設方法。 It is a method of erection of a floor slab in a bridge, in which precast concrete floor slabs are installed side by side in the extending direction on the main girder extending in the direction of the bridge axis .
By moving the erection machine forward on the rail laid above the installed floor slab, the floor slab for installation and the rail are transported together .
Install the transported floor slab at the floor slab installation position adjacent to the latest installed floor slab.
After installing the deck, lay the transported rails in line with the already laid rails.
A floor slab erection method, characterized in that the erection machine is moved on the already laid rail after the rail is laid.
設置済みの床版の上方に敷設されたレール上を前進移動させて設置用の床版とレールとを一緒に運搬し、
最新に設置された床版に隣接する床版設置位置に、前記運搬した床版を設置し、
床版設置後に、前記運搬したレールを敷設済みのレールに連ねて敷設することを特徴とする、床版架設方法。 It is a method of erection of a floor slab in a bridge, in which precast concrete floor slabs are installed side by side in the extending direction on the main girder extending in the direction of the bridge axis .
Move forward on the rail laid above the installed floor slab to carry the installation floor slab and rail together .
Install the transported floor slab at the floor slab installation position adjacent to the latest installed floor slab.
A method for erection of a floor slab, which comprises laying the transported rail in a row on a rail that has already been laid after the floor slab is installed.
前記レールは、前記主桁上における床版の配設ピッチと同じ長さであることを特徴とする、請求項１又は請求項２に記載の床版架設方法。The floor slab erection method according to claim 1 or 2, wherein the rail has the same length as the arrangement pitch of the floor slab on the main girder.
前記レールは、橋軸方向に隣接する床版間における各主桁上に配置した支持脚と、各主桁上の前記支持脚によって支持されて橋軸直角方向に延在する受梁とを介して、前記複数の主桁に支持されることを特徴とする、請求項１～請求項５のいずれか１つに記載の床版架設方法。 Multiple main girders extend in the direction of the bridge axis at right angles to each other and extend in the direction of the bridge axis.
The rail is supported by the support legs arranged on each main girder between the decks adjacent to each other in the bridge axis direction and the support legs on each main girder and extends in the direction perpendicular to the bridge axis. The floor slab erection method according to any one of claims 1 to 5, wherein the deck is supported by the plurality of main girders via a receiving beam.
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