JP7040246B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、例えば適切な稼働率の分析などのために、画像処理装置より収集されるログ情報を用いて、より実際の運用に近い稼動時間を求めることができる仕組みを提供することを課題とし、画像処理装置の稼動時間を計算する情報処理装置であって、前記画像処理装置におけるログイン処理のログイン時点及びログアウト時点を特定可能な情報を含む認証ログを取得する認証ログ取得手段と、前記画像処理装置で処理されたジョブのジョブ開始時点及びジョブ終了時点を特定可能な情報を含むジョブログを取得するジョブログ取得手段と、前記ジョブログで特定されるジョブ処理期間に対応する第1の稼動期間、及び、前記認証ログから特定されるログイン期間のうち前記認証ログに関連するジョブログから特定されるジョブ処理期間と重複しない期間に対応する第2の稼動期間から、前記画像処理装置の稼動時間を計算する計算手段と、を有することが開示されている。
特許第5398313号公報
例えば、複写機等の情報処理装置において、IoTデバイスからデータを受信し、そのデータに対する処理が行われている。しかし、その情報処理装置が備えている本来の機能(例えば、複写機等であれば、複写等の機能)を有しており、その機能の性能を低下させることは好ましくない。
本発明は、情報処理装置が本来備えている機能への影響を抑えて、通信機器から取得したデータに対する処理を行うようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。なお、以下の「請求項」とあるのは、出願当初の請求項である。
請求項1の発明は、通信機器からのデータを取得する取得手段と、自装置の操作時間、ジョブの実行時間及び外部機器との通信時間から自装置の非稼動時間を推定する第1推定手段と、前記第1推定手段で推定された非稼動時間に、前記データを処理する処理手段と、を有する情報処理装置である。
請求項2の発明は、さらに、前記データの処理にかかる時間を推定する第2推定手段を有する、請求項1記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記処理手段は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まる場合に、前記データの処理を開始する、請求項2記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記取得手段は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、データの収集時間を短くする、請求項2記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記処理手段は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、処理対象のデータを削減する、請求項2記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、自装置と通信経路を介して接続される他の情報処理装置に対して処理が可能かを問い合わせる問い合わせ手段をさらに有する請求項2記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記他の情報処理装置で処理が可能な場合、前記他の情報処理装置に対して前記データを送信する、請求項6記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、前記処理手段は、非稼動時間が複数存在する場合、自装置の操作時間がより少ない時間帯に含まれる非稼働時間を選択して、処理を開始する、請求項1記載の情報処理装置である。
請求項9の発明は、前記処理手段は、非稼動時間が複数存在する場合、より長い非稼動時間を選択して、処理を開始する、請求項1記載の情報処理装置である。
請求項10の発明は、前記処理手段の処理結果を外部装置へ送信する送信手段をさらに有する請求項1記載の情報処理装置である。
請求項11の発明は、情報処理装置内のコンピュータを、通信機器からのデータを取得する取得手段と、前記情報処理装置の操作時間、ジョブの実行時間及び外部機器との通信時間から該情報処理装置の非稼動時間を推定する第1推定手段と、前記第1推定手段で推定された非稼動時間に、前記データを処理する処理手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、情報処理装置が本来備えている機能への影響を抑えて、通信機器から取得したデータに対する処理を行うことができる。
請求項2の情報処理装置によれば、データの処理にかかる時間を推定することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、処理時間が非稼動時間の範囲内に収まる場合に、データの処理を開始することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、処理時間が非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、データの収集時間を短くすることができる。
請求項5の情報処理装置によれば、処理時間が非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、処理対象のデータを削減することができる。
請求項6の情報処理装置によれば、処理時間が非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、他の情報処理装置に対して処理が可能かを問い合わせることができる。
請求項7の情報処理装置によれば、他の情報処理装置に対して処理を依頼することができる。
請求項8の情報処理装置によれば、非稼動時間が複数存在する場合、操作時間がより少ない時間帯で処理を開始することができる。
請求項9の情報処理装置によれば、非稼動時間が複数存在する場合、より長い非稼動時間で処理を開始することができる。
請求項10の情報処理装置によれば、外部装置に処理結果を送信することができる。
請求項11の情報処理プログラムによれば、情報処理装置が本来備えている機能への影響を抑えて、通信機器から取得したデータに対する処理を行うことができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 履歴データテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例(稼動時間と非稼動時間の推測例)を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 処理能力情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100(情報処理装置100A、情報処理装置100B)は、通信機器160から取得したデータに対する処理を行うものであって、図1の例に示すように、IoT処理モジュール105、主要機能モジュール130、通信モジュール145、履歴記憶モジュール150を有している。例えば、情報処理装置100は、IoTデータを処理可能な画像形成装置である。
IoT処理モジュール105は、データ取得モジュール110、IoTデータ記憶モジュール112、第1推定モジュール115、第2推定モジュール120、処理モジュール125を有している。IoT処理モジュール105は、通信機器160から取得したデータの処理を行う。
データ取得モジュール110は、IoTデータ記憶モジュール112、第1推定モジュール115、通信機器160A、通信機器160B等と接続されている。例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi等の近距離無線通信によって、通信機器160と接続する。なお、無線通信が好ましいが、USB(Universal Serial Bus)等の有線による通信を排除するものではない。
データ取得モジュール110は、通信機器160からのデータを取得する。そのデータをIoTデータ記憶モジュール112に記憶させ、また、取得したデータ量等を第1推定モジュール115に知らせる。
また、データ取得モジュール110は、第2推定モジュール120で推定された処理時間が、第1推定モジュール115で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、通信機器160からのデータの収集時間を短くするようにしてもよい。過去に第2推定モジュール120で推定された処理時間が、第1推定モジュール115で推定された非稼動時間の範囲内に収まらないと判定されたことがあった場合に、その後のデータ取得モジュール110による取得処理の時間を、処理時間が非稼動時間の範囲内に収まるように短くする。例えば、前日の同時刻に、処理時間が非稼動時間の範囲内に収まらないと判定された場合、本日のその時刻では、データ取得モジュール110は、通信機器160からのデータの収集時間を短くすることを行う。
IoTデータ記憶モジュール112は、データ取得モジュール110、処理モジュール125と接続されている。IoTデータ記憶モジュール112は、データ取得モジュール110が取得したデータを記憶する。処理モジュール125は、このIoTデータ記憶モジュール112内のデータに対して処理を行う。
第1推定モジュール115は、データ取得モジュール110、処理モジュール125、履歴記憶モジュール150と接続されている。第1推定モジュール115は、本情報処理装置100(情報処理装置100A)の操作時間、本情報処理装置100におけるジョブの実行時間及び本情報処理装置100との外部機器170(外部機器の一例)との通信時間から本情報処理装置100の非稼動時間を推定する。非稼動時間は、情報処理装置100におけるいわゆる空き時間である。例えば、履歴記憶モジュール150から、本情報処理装置100の操作時間、ジョブの実行時間、外部機器170との通信時間を取り出し、統計的処理を行うことによって、それらの処理が行われていない(又はそれらの処理が少ない)非稼動時間を推定する。具体的には、過去の予め定められた期間(例えば、1週間、1か月等)における分布を用いて、1日の時間帯において、本情報処理装置100の操作時間、ジョブの実行時間、外部機器170との通信時間の分布から、それらの処理が行われていない(又はそれらの処理が少ない)時間帯に含まれる非稼働時間を、処理を行う非稼動時間として抽出してもよい。「それらの処理が少ない」とは、一定時間毎(例えば、5分単位)のそれらの処理の回数が予め定められた値未満又は以下であること、一定時間毎のそれらの処理の全体(例えば、1日等)の処理に対する割合が予め定められた値未満又は以下であること等によって判断すればよい。また、曜日毎に、非稼動時間を推測してもよいし、月初め、月末、季節等毎に、非稼動時間を推測してもよい。また、第1推定モジュール115は、履歴記憶モジュール150内のデータ以外のデータを用いて非稼動時間を推定するようにしてもよい。例えば、通信モジュール145と外部機器170との間で、定期通信(予め定められた時間に行う通信)が行われている場合は、その予め定められた時間を用いて非稼動時間を推定するようにしてもよい。
第2推定モジュール120は、処理モジュール125と接続されている。第2推定モジュール120は、データ取得モジュール110が取得したデータの処理にかかる時間(処理モジュール125による処理時間)を推定する。例えば、データ取得モジュール110が取得したデータ量、処理モジュール125の処理性能(処理速度、記憶容量等)に応じて、処理時間を推測してもよいし、データ取得モジュール110が取得したデータ量、過去の処理モジュール125による処理履歴に応じて、処理時間を推測してもよい。
処理モジュール125は、IoTデータ記憶モジュール112、第1推定モジュール115、第2推定モジュール120、通信モジュール145と接続されている。処理モジュール125は、少なくともデータ取得モジュール110が取得したデータの処理を行う。また、データ取得モジュール110が取得したデータだけでなく、ジョブ実行モジュール140が処理対象としたデータ(例えば、情報処理装置100が画像処理装置である場合は、印刷対象とした電子文書、スキャンした文書等)を含めてもよい。
処理モジュール125は、通信機器160からのデータを取得し、そのデータを分析後、通信モジュール145を介して外部機器170へ送信するデータ分析機能を有している。処理モジュール125は、センサー(履歴記憶モジュール150)とクラウド(IoT関連処理装置180)の間において、いわゆるエッジ処理機能をサポートしている。つまり、通信機器160からの膨大なデータを直接IoT関連処理装置180に送信すると輻輳が生じ、IoT関連処理装置180での処理も遅延してしまうが、処理モジュール125の処理によって、IoT関連処理装置180へ送信するデータ量を削減し、IoT関連処理装置180の機能を発揮できるようにする。
処理モジュール125が行う処理として、例えば、業務フローに関する人と文書の流れを特定する処理を行う。具体的には、印刷された文書(紙文書)又は電子文書が、どの社員からどの社員に渡されたか等を特定する。また、文書の版管理のために、文書間の差分抽出処理を行う。スキャンした文書の文字認識処理を行う。事務所内の社員の動き(いわゆる動線)の抽出処理等がある。
処理モジュール125は、第1推定モジュール115で推定された非稼動時間に、データ取得モジュール110が取得したデータを処理する。つまり、情報処理装置100が行うべき本来の処理が遅くなってしまうことを避けて、通信機器160から受けたデータの処理を行うようにしている。
また、処理モジュール125は、第2推定モジュール120で推定された処理時間が、第1推定モジュール115で推定された非稼動時間の範囲内に収まる場合に、データ取得モジュール110が取得したデータの処理を開始する。
また、処理モジュール125は、第2推定モジュール120で推定された処理時間が、第1推定モジュール115で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、処理対象のデータ(データ取得モジュール110が取得したデータ)を削減するようにしてもよい。
また、処理モジュール125は、非稼動時間が複数存在する場合、本情報処理装置100の操作時間がより少ない時間帯を選択して、処理を開始するようにしてもよい。つまり、情報処理装置100を用いるユーザーに対して、情報処理装置100での操作処理が遅くなってしまうことを避けるようにしている。
また、処理モジュール125は、非稼動時間が複数存在する場合、より長い非稼動時間を選択して、処理を開始するようにしてもよい。
主要機能モジュール130は、ユーザーインターフェースモジュール135、ジョブ実行モジュール140を有しており、履歴記憶モジュール150と接続されている。主要機能モジュール130は、情報処理装置100が有している機能の処理を行う。
ユーザーインターフェースモジュール135は、情報処理装置100に具備されているタッチパネルに、ユーザーが操作可能なメニューを提示し、そのメニューに対するユーザーの操作を受け付け、ジョブ実行モジュール140による処理結果(印刷が完了した等のメッセージ等)を提示する。
ジョブ実行モジュール140は、情報処理装置100に対するジョブを実行する。例えば、情報処理装置100が画像処理装置である場合は、印刷処理、スキャン処理、ファックスの送受信処理、複写処理等がある。
通信モジュール145は、IoT処理モジュール105の処理モジュール125、履歴記憶モジュール150、外部機器170、IoT関連処理装置180、情報処理装置100Bと接続されている。通信モジュール145は、情報処理装置100B、外部機器170、IoT関連処理装置180と通信回線を介して接続されている。特に、通信モジュール145は、処理モジュール125による処理結果をIoT関連処理装置180(外部装置の一例)へ送信するようにしてもよい。また、通信モジュール145は、ジョブ実行モジュール140による処理内容、消耗品の状態等を外部機器170に送信するようにしてもよい。
通信モジュール145は、第2推定モジュール120で推定された処理時間が、第1推定モジュール115で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、本情報処理装置100(情報処理装置100A)と通信経路を介して接続される情報処理装置100Bに対して処理が可能か否かを問い合わせるようにしてもよい。
そして、通信モジュール145は、情報処理装置100Bで処理が可能な場合、情報処理装置100Bに対してデータ(本来は情報処理装置100A(処理モジュール125)が処理しなければならないデータ)を送信するようにしてもよい。
履歴記憶モジュール150は、IoT処理モジュール105の第1推定モジュール115、主要機能モジュール130、通信モジュール145と接続されている。履歴記憶モジュール150は、主要機能モジュール130の処理履歴(特に、ユーザーインターフェースモジュール135で受けたユーザー操作、ジョブ実行モジュール140による処理)、ユーザーインターフェースモジュール135の通信履歴を記憶している。例えば、履歴データテーブル400を記憶している。図4は、履歴データテーブル400のデータ構造例を示す説明図である。履歴データテーブル400は、ログID欄405、開始日時欄410、終了日時欄415、処理モジュールID欄420、処理内容欄425を有している。ログID欄405は、本実施の形態において、処理の履歴を一意に識別するための情報(ログID:IDentification)を記憶している。開始日時欄410は、その処理における開始日時を記憶している。終了日時欄415は、その処理における終了日時を記憶している。処理モジュールID欄420は、本実施の形態において、処理モジュールを一意に識別するための情報(処理モジュールID)を記憶している。例えば、ユーザーインターフェースモジュール135、ジョブ実行モジュール140、通信モジュール145を識別するIDが該当する。処理内容欄425は、処理内容を記憶している。処理内容として、例えば、ユーザーインターフェースモジュール135であれば、情報処理装置100のタッチパネル等に対する操作種別等があり、ジョブ実行モジュール140であれば、印刷、スキャン等があり、通信モジュール145であれば、送信又は受信等がある。履歴データテーブル400によって、どのような処理が、どのような時間帯で行われたかが把握できるようになる。具体的には、履歴データテーブル400によって、情報処理装置100に対するユーザーの操作時間、ジョブ実行モジュール140によるジョブの実行時間、通信モジュール145による外部機器(主に外部機器170)との通信時間が管理されている。
通信機器160(通信機器160A、通信機器160B等)は、情報処理装置100内のIoT処理モジュール105のデータ取得モジュール110と接続されている。通信機器160は、通信機能を有しており、通信機器160が検知等したデータを情報処理装置100に送信する。例えば、通信機器160として、IoT(Internet of Things)デバイスがある。通信機器160から情報処理装置100に送信されるデータとして、IoTデータがある。IoTデバイスとして、例えば、ユーザーが利用している携帯情報端末(スマートフォン等)、ウェアラブル端末、カメラ等がある。IoTデータとして、例えば、携帯情報端末を有しているユーザーを一意に識別するユーザーID(IDentification)、位置情報等があり、カメラの場合は、撮影した画像等がある。
外部機器170は、情報処理装置100Aの通信モジュール145と接続されている。外部機器170は、情報処理装置100(主に主要機能モジュール130)の管理を行う。情報処理装置100の管理のためには、情報処理装置100との通信が必要である。特に、定期通信を行うようにしてもよい。例えば、情報処理装置100が画像処理装置である場合は、情報処理装置100から印刷枚数を取得し、印刷料金等の手数料の管理をしてもよい。また、情報処理装置100から消耗品(用紙、ドラム、トナー等)の残量を取得し、メンテナンス要員に補充の指示を行うようにしてもよい。また、情報処理装置100の故障を予測し、メンテナンス要員に部品交換等の指示を行うようにしてもよい。
IoT関連処理装置180は、情報処理装置100Aの通信モジュール145と接続されている。IoT関連処理装置180は、通信機器160が取得したデータに対して処理モジュール125によって処理が行われたデータ(処理結果)を受け取り、そのデータを用いてIoT関連処理装置180が行うサービス処理を行う。ここでサービス処理として、例えば、社員の行動、業務等を分析して、業務の課題を抽出したり、業務効率の改善案を作成したり等の処理を行う。例えば、人と文書の流れを用いて、無駄な文書の印刷を排除することのアドバイス等がある。また、効率的な働き方のために、製品、ソフトウェア等の紹介を行うようにしてもよい。
情報処理装置100Bは、情報処理装置100Aの通信モジュール145と接続されている。情報処理装置100Bは、情報処理装置100Aと同等の機能を有している。したがって、情報処理装置100Aと同様に、情報処理装置100Bは、通信機器160(通信機器160A、通信機器160Bとは異なる通信機器160)との通信を行い、その通信機器160から取得したデータを処理して、その処理結果を外部機器170に送信する。情報処理装置100Bは、情報処理装置100Aと完全同一の製品であってもよいが、必ずしも完全同一である必要はない。例えば、情報処理装置100Aとは、機種が異なっていてもよいし、主要機能モジュール130の機能が異なっていてもよい(例えば、情報処理装置100Aは複合機であるが、情報処理装置100Bはスキャナ等)。
情報処理装置100Bは、情報処理装置100Aから問い合わせ(本来、情報処理装置100A(処理モジュール125)が行う処理を引き受けることができるか否かの問い合わせ)を受け、処理可能である場合は、その旨の返信を行い、情報処理装置100Aからデータを取得して処理を行う。なお、ここで「情報処理装置100Bが処理可能である」とは、情報処理装置100Aと同等の処理、つまり、情報処理装置100Bの非稼動時間を予測し(情報処理装置100B内の第1推定モジュール115が行う処理)、情報処理装置100Bでの処理時間を予測し(情報処理装置100B内の第2推定モジュール120が行う処理であって、情報処理装置100Aから取得したデータの処理時間を予測し)、その処理時間がその非稼動時間の範囲内に収まる場合は、「情報処理装置100Bが処理可能である」と判定し、その旨を情報処理装置100Aに返信する。もちろんのことながら、その処理時間がその非稼動時間の範囲内に収まらない場合は、「情報処理装置100Bが処理可能ではない」と判定し、その旨を情報処理装置100Aに返信する。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
画像処理装置200は、情報処理装置100の具体的一例であり、IoTデバイス260は、通信機器160の具体的一例であり、中央管理装置270は、外部機器170の具体的一例であり、クラウド装置280は、IoT関連処理装置180の具体的一例である。IoTデバイス260には、センサー、アクチュエータ等が含まれている。
画像処理装置200Aと画像処理装置200Bは、通信回線292を介して接続されている。通信回線292は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのイントラネット等であってもよい。
画像処理装置200A、IoTデバイス260A、IoTデバイス260Bは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、Bluetooth、Wi-Fi等の近距離無線通信であってもよい。
画像処理装置200A、画像処理装置200B、中央管理装置270、クラウド装置280は、通信回線294を介してそれぞれ接続されている。通信回線294は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、中央管理装置270、クラウド装置280による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、第1推定モジュール115は、履歴記憶モジュール150内の履歴データを用いて、非稼動時間を推定する。例えば、履歴データテーブル400を用いて、非稼動時間を推定する。推定結果として、図5の例に示すようになる。図5は、本実施の形態による処理例(稼動時間と非稼動時間の推測例)を示す説明図である。この例では、15:00~15:10が稼動時間505であり、15:10~15:15が非稼動時間510であり、15:15~15:20が稼動時間515であり、15:20~15:30が非稼動時間520である。この稼動時間505、稼動時間515は、過去に、ユーザーによって情報処理装置100が利用されてきた実績があることを示しており、非稼動時間510、非稼動時間520は、情報処理装置100の利用される確率が低いことを示している。
ステップS304では、データ取得モジュール110は、通信機器160からデータを受信する。
ステップS306では、処理モジュール125は、非稼動時間に、ステップS304で受信したデータを処理する。前述の例は、非稼動時間510、非稼動時間520に処理を行う。
ステップS308では、通信モジュール145は、ステップS306での処理結果をIoT関連処理装置180に送信する。
ステップS310では、第1推定モジュール115は、新しく非稼動時間の推測が必要であるか否かを判断し、必要な場合はステップS302に戻り、それ以外の場合はステップS304に戻る。例えば、ステップS302の処理が、1日を単位に非稼動時間を推測している場合は、1日毎にステップS302の処理を行えばよい。
図6は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図3の例に示した処理に、第2推定モジュール120による処理を付加したものである。
ステップS602では、第1推定モジュール115は、履歴記憶モジュール150内の履歴データを用いて、非稼動時間を推定する。ステップS302の処理と同等のものである。
ステップS604では、データ取得モジュール110は、通信機器160からデータを受信する。ステップS304の処理と同等のものである。
ステップS606では、第2推定モジュール120は、ステップS604で受信したデータの処理時間を推定する。例えば、処理能力情報テーブル700を用いて、非稼動時間を推定する。図7は、処理能力情報テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。処理能力情報テーブル700は、処理内容欄705、データ量欄710、処理時間欄715を有している。処理内容欄705は、処理内容(又は通信機器160の種類であってもよい)を記憶している。データ量欄710は、その処理における対象としたデータ量を記憶している。処理時間欄715は、その処理に要した時間を記憶している。処理能力情報テーブル700は、過去の処理モジュール125による処理履歴を記憶しており、処理内容、通信機器160から取得したデータ量で、処理時間を推測するための元データとなる。例えば、処理モジュール125が行う処理内容と通信機器160から取得したデータ量の組み合わせが類似しているデータを、処理能力情報テーブル700(処理能力情報テーブル700、データ量欄710)から抽出して、対応する処理時間欄715内の処理時間を推測した処理時間としてもよい。また、処理モジュール125が行う処理内容毎に、データ量欄710、処理時間欄715の値を用いて、単位時間あたりの処理量を算出し、処理モジュール125が行う処理内容に応じて、通信機器160から取得したデータ量から処理時間を推測してもよい。
ステップS608では、処理モジュール125は、「非稼動時間(ステップS602の推測結果)≧処理時間(ステップS606の推測結果)」であるか否かを判断し、「非稼動時間≧処理時間」の場合はステップS610へ進み、それ以外の場合はステップS614へ進む。
ステップS610では、処理モジュール125は、その非稼動時間に、ステップS604で受信したデータを処理する。ステップS306の処理と同等のものである。
ステップS612では、通信モジュール145は、ステップS610での処理結果をIoT関連処理装置180に送信する。ステップS308の処理と同等のものである。
ステップS614では、不足処理を行う。具体的には、図8、9、10のいずれかの例に示すフローチャートの処理を行う。これらについては後述する。
ステップS616では、第1推定モジュール115は、新しく非稼動時間の推測が必要であるか否かを判断し、必要な場合はステップS602に戻り、それ以外の場合はステップS604に戻る。ステップS310の処理と同等のものである。
図8は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS802では、処理モジュール125は、ステップS604における受信時間を制限する。非稼動時間に処理時間が収まるように、ステップS604で受信したデータを分割し、その分割したデータ毎に、ステップS804、ステップS806の処理を行う。また、次回から、ステップS604での受信時間を短くする処理を行うようにしてもよい。
ステップS804では、処理モジュール125は、非稼動時間に、ステップS802で制限した受信時間で受信したデータを処理する。
ステップS806では、通信モジュール145は、ステップS804での処理結果をIoT関連処理装置180に送信する。
図9は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS902では、処理モジュール125は、ステップS604で受信したデータを非稼動時間内で処理可能なデータ量に削減する。例えば、間引き処理を行うようにしてもよいし、予め定められたデータだけを処理するようにしてもよい。
ステップS904では、処理モジュール125は、非稼動時間に、ステップS902での削減処理後のデータを処理する。
ステップS906では、通信モジュール145は、ステップS904での処理結果をIoT関連処理装置180に送信する。
図10は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1002では、通信モジュール145は、他の情報処理装置100(情報処理装置100B等)に処理可能か否かを問い合わせる。複数の情報処理装置100に問い合わせを行ってもよい。
ステップS1004では、通信モジュール145は、他の情報処理装置100からの問い合わせ結果を受信する。
ステップS1006では、処理モジュール125は、その問い合わせ結果は処理可能であるか否かを判断し、処理可能な場合はステップS1008へ進み、それ以外の場合はステップS1010へ進む。
ステップS1008では、通信モジュール145は、他の情報処理装置100にデータを送信する。
ステップS1010では、処理モジュール125は、処理不能対応処理を行う。
ステップS1008の後は、情報処理装置100は、他の情報処理装置100にデータを送信する。
他の情報処理装置100は、そのデータを受信し、処理を行う。その後、他の情報処理装置100が情報処理装置100に処理結果を送信し、情報処理装置100が、その処理結果をIoT関連処理装置180に送信する。又は、他の情報処理装置100が直接IoT関連処理装置180に処理結果を送信してもよい。
ステップS1010の処理として、例えば、未処理のデータがあることをIoT関連処理装置180に送信してもよいし、その処理を次の非稼動時間で処理するようにしてもよいし(いわゆる先送り)、図8又は図9による処理を行ってもよい。
図11は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図10の例に示したフローチャートの処理に対応するものであり、ステップS1002によって、問いわせを受けた情報処理装置100側の処理である。
ステップS1102では、他の情報処理装置100から処理可能の問い合わせを受けたか否かを判断し、受けた場合はステップS1104へ進み、それ以外の場合は問い合わせを受けるまで待機する。問い合わせには、処理内容、データ量も含まれている。
ステップS1104では、問い合わせを受けたデータについての処理時間を推定する。第2推定モジュール120による処理と同等の処理を行う。具体的には、問い合わせに含まれている処理内容、データ量を用いて、問い合わせを受けた情報処理装置100(処理モジュール125)での処理時間を推測する。
ステップS1106では、「非稼動時間≧処理時間」であるか否かを判断し、「非稼動時間≧処理時間」の場合はステップS1108へ進み、それ以外の場合はステップS1110へ進む。なお、非稼動時間は、問い合わせを受けた情報処理装置100の第1推定モジュール115が、非稼動時間の推測をしている。
ステップS1108では、処理可能である旨を問い合わせをした情報処理装置100に返信する。
ステップS1110では、処理可能でない旨を問い合わせをした情報処理装置100に返信する。
図12は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。複数の非稼動時間がある場合の処理例を示すものである。
ステップS1202では、第1推定モジュール115は、履歴記憶モジュール150内の履歴データを用いて、非稼動時間を推定する。ステップS302の処理と同等のものである。
ステップS1204では、データ取得モジュール110は、通信機器160からデータを受信する。ステップS304の処理と同等のものである。
ステップS1206では、非稼動時間は複数あるか否かを判断し、複数ある場合はステップS1208へ進み、それ以外の場合はステップS1210へ進む。
ステップS1208では、ユーザーによって操作される可能性の低い非稼動時間を選択する。つまり、データ取得モジュール110は、情報処理装置100に対するユーザーの操作時間(ユーザーインターフェースモジュール135が受けるユーザーの操作時間)、ジョブ実行モジュール140の実行時間、外部機器170との通信時間の3つを用いて非稼動時間を推測するが、この中で、情報処理装置100に対するユーザーの操作時間が少ないものを選択すればよい。
ステップS1210では、その非稼動時間に、ステップS1204で受信したデータを処理する。ステップS306の処理と同等のものである。
ステップS1212では、通信モジュール145は、ステップS1210での処理結果をIoT関連処理装置180に送信する。ステップS308の処理と同等のものである。
ステップS1214では、第1推定モジュール115は、新しく非稼動時間の推測が必要であるか否かを判断し、必要な場合はステップS1202に戻り、それ以外の場合はステップS1204に戻る。ステップS310の処理と同等のものである。
図13は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。複数の非稼動時間がある場合の処理例を示すものである。
ステップS1302では、第1推定モジュール115は、履歴記憶モジュール150内の履歴データを用いて、非稼動時間を推定する。ステップS302の処理と同等のものである。
ステップS1304では、データ取得モジュール110は、通信機器160からデータを受信する。ステップS304の処理と同等のものである。
ステップS1306では、非稼動時間は複数であるか否かを判断し、複数の場合はステップS1308へ進み、それ以外の場合はステップS1310へ進む。
ステップS1308では、複数の非稼動時間のうち、最も長い期間である非稼動時間を選択する。
ステップS1310では、その非稼動時間に、ステップS1304で受信したデータを処理する。ステップS306の処理と同等のものである。
ステップS1312では、通信モジュール145は、ステップS1310での処理結果をIoT関連処理装置180に送信する。ステップS308の処理と同等のものである。
ステップS1314では、第1推定モジュール115は、新しく非稼動時間の推測が必要であるか否かを判断し、必要な場合はステップS1302に戻り、それ以外の場合はステップS1304に戻る。ステップS310の処理と同等のものである。
通信モジュール145が、IoT関連処理装置180に処理結果を送信するにあたって、図14又は図15の例に示す処理を行うようにしてもよい。匿名化処理を行うものである。
図14は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1402では、IoT関連処理装置180に送信するデータ群内に予め定められたキーワード又は属性を有しているデータが含まれているか否かを判断し、含まれている場合はステップS1404へ進み、それ以外の場合はステップS1408へ進む。ここで「予め定められたキーワード又は属性を有しているデータ」は、匿名化対象である。例えば、キーワードとして、具体的な所属名等があり、属性として、ユーザーID、生年月日等の属性がある。
ステップS1404では、匿名化処理を行う。例えば、対象となっているデータの削除、変換等が該当する。
ステップS1406では、匿名化したデータの種類、回数を、IoT関連処理装置180に送信する処理結果に含める。IoT関連処理装置180は、匿名化したデータの種類、回数を得ることができる。
ステップS1308では、処理結果をIoT関連処理装置180に送信する。
図15は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。通信機器160から送信されるIoTデータが画像であり、処理モジュール125が文字認識処理を行う場合の匿名化処理である。
ステップS1502では、処理モジュール125が、文字認識処理を行う。
ステップS1504では、IoT関連処理装置180に送信するデータ群内に予め定められたキーワード又は属性を有しているデータが含まれているか否かを判断し、含まれている場合はステップS1506へ進み、それ以外の場合はステップS1510へ進む。ステップS1402の処理と同等のものである。
ステップS1506では、匿名化処理を行う。ステップS1404の処理と同等のものである。
ステップS1508では、匿名化したデータの種類、回数、そのデータが書かれていた画像内の位置を、IoT関連処理装置180に送信する処理結果に含める。IoT関連処理装置180は、匿名化したデータの種類、回数、匿名化したデータが書かれていた画像内の位置(例えば、文書内の氏名記載欄の位置)を得ることができる。
ステップS1510では、処理結果をIoT関連処理装置180に送信する。
図16を参照して、本実施の形態の情報処理装置100、通信機器160、外部機器170、IoT関連処理装置180のハードウェア構成例について説明する。図16に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1617と、プリンタ等のデータ出力部1618を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1601は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、IoT処理モジュール105、データ取得モジュール110、第1推定モジュール115、第2推定モジュール120、処理モジュール125、主要機能モジュール130、ユーザーインターフェースモジュール135、ジョブ実行モジュール140、通信モジュール145等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1602は、CPU1601が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1603は、CPU1601の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1604により相互に接続されている。
ホストバス1604は、ブリッジ1605を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1606に接続されている。
キーボード1608、マウス等のポインティングデバイス1609は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1610は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1609とディスプレイ1610の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。その場合、キーボードの機能の実現について、キーボード1608のように物理的に接続しなくても、画面(タッチスクリーン)上にソフトウェアでキーボード(いわゆるソフトウェアキーボード、スクリーンキーボード等ともいわれる)を描画して、キーボードの機能を実現するようにしてもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1611は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1601によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクは、IoTデータ記憶モジュール112、履歴記憶モジュール150等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1612は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1613に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インターフェース1607、外部バス1606、ブリッジ1605、及びホストバス1604を介して接続されているRAM1603に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1613も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1614は、外部接続機器1615を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1614は、インターフェース1607、及び外部バス1606、ブリッジ1605、ホストバス1604等を介してCPU1601等に接続されている。通信部1616は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1617は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1618は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図16に示す情報処理装置100、通信機器160、外部機器170、IoT関連処理装置180のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図16に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図16に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
また、前述の実施の形態の説明内での比較処理において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
105…IoT処理モジュール
110…データ取得モジュール
112…IoTデータ記憶モジュール
115…第1推定モジュール
120…第2推定モジュール
125…処理モジュール
130…主要機能モジュール
135…ユーザーインターフェースモジュール
140…ジョブ実行モジュール
145…通信モジュール
150…履歴記憶モジュール
160…通信機器
170…外部機器
180…IoT関連処理装置
200…画像処理装置
260…IoTデバイス
270…中央管理装置
280…クラウド装置
290、292、294…通信回線

Claims (19)

  1. 通信機器からのデータを取得する取得手段と、
    自装置の操作時間、ジョブの実行時間及び外部機器との通信時間から自装置の非稼動時間を推定する第1推定手段と、
    前記第1推定手段で推定された非稼動時間に、前記データを処理する処理手段と、
    前記データの処理にかかる時間を推定する第2推定手段
    を有し、
    前記取得手段は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、データの収集時間を短くする、
    情報処理装置。
  2. 前記処理手段は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まる場合に、前記データの処理を開始する、
    請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記処理手段は、非稼動時間が複数存在する場合、自装置の操作時間がより少ない時間帯に含まれる非稼働時間を選択して、処理を開始する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記処理手段は、非稼動時間が複数存在する場合、より長い非稼動時間を選択して、処理を開始する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記処理手段の処理結果を外部装置へ送信する送信手段
    をさらに有する請求項1記載の情報処理装置。
  6. 通信機器からのデータを取得する取得手段と、
    自装置の操作時間、ジョブの実行時間及び外部機器との通信時間から自装置の非稼動時間を推定する第1推定手段と、
    前記第1推定手段で推定された非稼動時間に、前記データを処理する処理手段と、
    前記データの処理にかかる時間を推定する第2推定手段
    を有し、
    前記処理手段は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、処理対象のデータを削減する、
    情報処理装置。
  7. 前記処理手段は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まる場合に、前記データの処理を開始する、
    請求項記載の情報処理装置。
  8. 前記処理手段は、非稼動時間が複数存在する場合、自装置の操作時間がより少ない時間帯に含まれる非稼働時間を選択して、処理を開始する、
    請求項記載の情報処理装置。
  9. 前記処理手段は、非稼動時間が複数存在する場合、より長い非稼動時間を選択して、処理を開始する、
    請求項記載の情報処理装置。
  10. 前記処理手段の処理結果を外部装置へ送信する送信手段
    をさらに有する請求項記載の情報処理装置。
  11. 通信機器からのデータを取得する取得手段と、
    自装置の操作時間、ジョブの実行時間及び外部機器との通信時間から自装置の非稼動時間を推定する第1推定手段と、
    前記第1推定手段で推定された非稼動時間に、前記データを処理する処理手段と、
    前記データの処理にかかる時間を推定する第2推定手段と、
    前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、自装置と通信経路を介して接続される他の情報処理装置に対して処理が可能かを問い合わせる問い合わせ手段
    を有する情報処理装置。
  12. 前記他の情報処理装置で処理が可能な場合、前記他の情報処理装置に対して前記データを送信する、
    請求項11記載の情報処理装置。
  13. 前記処理手段は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まる場合に、前記データの処理を開始する、
    請求項11記載の情報処理装置。
  14. 前記処理手段は、非稼動時間が複数存在する場合、自装置の操作時間がより少ない時間帯に含まれる非稼働時間を選択して、処理を開始する、
    請求項11記載の情報処理装置。
  15. 前記処理手段は、非稼動時間が複数存在する場合、より長い非稼動時間を選択して、処理を開始する、
    請求項11記載の情報処理装置。
  16. 前記処理手段の処理結果を外部装置へ送信する送信手段
    をさらに有する請求項11記載の情報処理装置。
  17. 情報処理装置内のコンピュータを、
    通信機器からのデータを取得する取得手段と、
    自装置の操作時間、ジョブの実行時間及び外部機器との通信時間から自装置の非稼動時間を推定する第1推定手段と、
    前記第1推定手段で推定された非稼動時間に、前記データを処理する処理手段と、
    前記データの処理にかかる時間を推定する第2推定手段
    として機能させ、
    前記取得手段は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、データの収集時間を短くする、
    情報処理プログラム。
  18. 情報処理装置内のコンピュータを、
    通信機器からのデータを取得する取得手段と、
    自装置の操作時間、ジョブの実行時間及び外部機器との通信時間から自装置の非稼動時間を推定する第1推定手段と、
    前記第1推定手段で推定された非稼動時間に、前記データを処理する処理手段と、
    前記データの処理にかかる時間を推定する第2推定手段
    として機能させ、
    前記処理手段は、前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、処理対象のデータを削減する、
    情報処理プログラム。
  19. 情報処理装置内のコンピュータを、
    通信機器からのデータを取得する取得手段と、
    自装置の操作時間、ジョブの実行時間及び外部機器との通信時間から自装置の非稼動時間を推定する第1推定手段と、
    前記第1推定手段で推定された非稼動時間に、前記データを処理する処理手段と、
    前記データの処理にかかる時間を推定する第2推定手段と、
    前記第2推定手段で推定された処理時間が、前記第1推定手段で推定された非稼動時間の範囲内に収まらない場合に、自装置と通信経路を介して接続される他の情報処理装置に対して処理が可能かを問い合わせる問い合わせ手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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