JP7038616B2 - 三輪自転車 - Google Patents
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Description
この種の三輪自転車として、例えば下記特許文献1に示されるような、後フレームが、揺動軸回りに揺動した前フレームに当接する規制面を有する規制部と、規制面を前フレームに近付けるスペーサと、を備え、スペーサが着脱可能に配設された構成が知られている。この三輪自転車では、スペーサを後フレームに対して着脱することにより、規制面と前フレームとの揺動軸回りの距離が変更され、前フレームの後フレームに対する揺動範囲を変更することができる。
以上より、部品の紛失、および部品点数の増大を抑えつつ、前フレームの後フレームに対する揺動範囲を変更することができる。
また、第1規制部が、連結軸より配設位置や形状の自由度が高い軸受部に配設されているので、前記他方のフレームに対する第1規制部の姿勢若しくは配設位置を替える操作が困難になるのを抑えることができる。
三輪自転車1は、前輪21を支持する前フレーム11と、左右一対の後輪22を支持する後フレーム12と、を備える。
ヘッドパイプ14は、フロントフォーク13の上端部から上方に向けて延びている。ヘッドパイプ14の上端部内に、ハンドルステム23が回転可能に挿入されている。ハンドルステム23の上端部にハンドル24が取り付けられている。ハンドルステム23およびフロントフォーク13は、ヘッドパイプ14の内側で連結されている。
前後メインチューブ16は、上下メインチューブ15の下端部から後方に向けて延びている。
シートチューブ17は、前後メインチューブ16における前後方向の中間部から上方に向けて延びている。シートチューブ17の上端部内に、シートポスト25が嵌合されている。シートポスト25の上端部にサドル19が取り付けられている。
シートステー18は、シートチューブ17の上端部から下方に向かうに従い漸次、後方に向けて延び、前後メインチューブ16の後部に連結されている。
横架部材36は、左右方向に延び、対向板35同士を連結している。横架部材36は、前フレーム11の前後メインチューブ16より後方に位置している。横架部材36は、前後メインチューブ16より下方に位置している。横架部材36は、前後方向に間隔をあけて複数配設されている。
籠支持部材38は、左右方向に延び、左右一対の前架橋部37a同士を連結する第1部材38aと、左右方向に延び、左右一対の後架橋部37b同士を連結する第2部材38bと、前後方向に延び、第1部材38aと第2部材38bとを連結する複数の第3部材38cと、を備える。籠支持部材38上に、後籠42が取り付けられている。
揺動軸O、および前フレーム11の左右方向の中央部それぞれの左右方向の位置は互いに一致している。後フレーム12が備えるリアフォーク34、対向板35、横架部材36、架橋部材37、および籠支持部材38は、上面視において、揺動軸Oに対して対称に配置されている。揺動軸Oは、前フレーム11の前後メインチューブ16より下方で、かつ後輪22の回転軸線より上方に位置している。
ここで、前後メインチューブ16には、下方に向けて突出した軸受板16bが配設されている。軸受板16bの表裏面は、前後方向を向いている。軸受板16bに、前後方向に貫く貫通孔が形成されており、この貫通孔に芯軸体51の前端部が挿入されている。芯軸体51の前端部に雄ねじ部が形成されている。芯軸体51の前端部において、軸受板16bを前後方向に挟む両側に位置する部分に、ナットが各別に螺着され、これらのナットにより軸受板16bが前後方向に挟み込まれている。これにより、芯軸体51の前端部が、前後メインチューブ16に固定されている。
第1規制部26は、前フレーム11が後フレーム12に対して揺動軸O回り揺動したときに、第2規制部27が当接する複数の規制面26a、26bを備えるとともに、図4および図5に示されるように、後フレーム12に対して姿勢が替えられるように着脱可能に取り付けられている。そして、軸受部46に対する第1規制部26の姿勢が替えられたときに、第2規制部27と揺動軸O回りに対向する規制面26a、26bが替えられて、規制面26a、26bと第2規制部27との揺動軸O回りの距離が変更されるように構成されている。
第1規制部26は、2つの板体61、62を備える。2つの板体61、62のうち、いずれか一方の板体61が、軸受部46の上面に配置され、いずれか他方の板体62が、軸受部46の表面のうち、左右方向を向く側面に配置されていて、第1規制部26は前後方向から見て逆L字状を呈する。
また、2つの第1規制部26が、互いに同じ形状で、同じ大きさで形成されているので、2つの第1規制部26のいずれも、軸受部46における左側の端部および右側の端部の双方に取り付けることができる。
以上より、部品の紛失、および部品点数の増大を抑えつつ、前フレーム11の後フレーム12に対する揺動範囲を変更することができる。
また、第1規制部26が、連結軸45より配設位置や形状の自由度が高い軸受部46に配設されているので、後フレーム12に対する第1規制部26の姿勢を替える操作が困難になるのを抑えることができる。
具体的には、第1規制部26として、厚さの異なる2つの板体61、62が、下面は面一とされた状態で前後方向に連ねられた構成を採用し、軸受部46に対する第1規制部26の前後方向の位置を替えたときに、第2規制部27と揺動軸O回りに対向する規制面26a、26bが替えられて、規制面26a、26bと第2規制部27との揺動軸O回りの距離が変更されるように構成してもよい。
また、第1規制部26が、前フレーム11の例えば連結軸45などに配設され、第2規制部27が、後フレーム12の例えば軸受部46などに配設されてもよい。
また、第1規制部26は、3つ以上の板体を備えてもよい。
また、軸受部46に装着凹部58を形成しなくてもよい。
また、第2規制部27は、平坦壁などであってもよい。
また、ハブモータ31およびバッテリー装置33は配設しなくてもよい。
11 前フレーム
12 後フレーム
21 前輪
22 後輪
26 第1規制部
26a、26b 規制面
27 第2規制部
45 連結軸
46 軸受部
58 装着凹部
61、62 板体
O 揺動軸
Claims (4)
- 前輪を支持する前フレームと、左右一対の後輪を支持する後フレームと、を備え、前記前フレームが、前記後フレームに対して、前後方向に延びる揺動軸回りに揺動可能に配設された三輪自転車であって、
前記前フレームおよび前記後フレームのうちのいずれか一方のフレームには、他方のフレームが備える第1規制部に、前記前フレームが前記後フレームに対して揺動軸回りに揺動したときに当接する第2規制部が備えられ、
前記第1規制部は、前記前フレームが前記後フレームに対して揺動軸回り揺動したときに、前記第2規制部が当接する複数の規制面を備えるとともに、前記他方のフレームに対して姿勢若しくは配設位置が替えられるように着脱可能に取り付けられ、
前記他方のフレームに対する前記第1規制部の姿勢若しくは配設位置が替えられたときに、前記第2規制部と揺動軸回りに対向する前記規制面が替えられて、前記規制面と前記第2規制部との揺動軸回りの距離が変更され、
前記第1規制部は、厚さの異なる複数の板体が一体に連結されて構成され、複数の前記板体が各別に前記規制面を有する三輪自転車。 - 前記他方のフレームにおいて、前記第2規制部と揺動軸回りに対向する部分に、前記第1規制部の複数の前記板体のうちのいずれか1つが選択的に配置される装着凹部が形成されている請求項1に記載の三輪自転車。
- 前輪を支持する前フレームと、左右一対の後輪を支持する後フレームと、を備え、前記前フレームが、前記後フレームに対して、前後方向に延びる揺動軸回りに揺動可能に配設された三輪自転車であって、
前記前フレームおよび前記後フレームのうちのいずれか一方のフレームには、他方のフレームが備える第1規制部に、前記前フレームが前記後フレームに対して揺動軸回りに揺動したときに当接する第2規制部が備えられ、
前記第1規制部は、前記前フレームが前記後フレームに対して揺動軸回り揺動したときに、前記第2規制部が当接する複数の規制面を備えるとともに、前記他方のフレームに対して姿勢若しくは配設位置が替えられるように着脱可能に取り付けられ、
前記他方のフレームに対する前記第1規制部の姿勢若しくは配設位置が替えられたときに、前記第2規制部と揺動軸回りに対向する前記規制面が替えられて、前記規制面と前記第2規制部との揺動軸回りの距離が変更され、
前記一方のフレームは、前後方向に延びる連結軸を備え、
前記他方のフレームは、前記連結軸を揺動軸回りに回転可能に支持する軸受部を備え、
前記第1規制部は、前記軸受部に着脱可能に取り付けられ、
前記第2規制部は、前記連結軸に配設されている三輪自転車。 - 前輪を支持する前フレームと、左右一対の後輪を支持する後フレームと、を備え、前記前フレームが、前記後フレームに対して、前後方向に延びる揺動軸回りに揺動可能に配設された三輪自転車であって、
前記前フレームおよび前記後フレームのうちのいずれか一方のフレームには、他方のフレームが備える第1規制部に、前記前フレームが前記後フレームに対して揺動軸回りに揺動したときに当接する第2規制部が備えられ、
前記第1規制部は、前記前フレームが前記後フレームに対して揺動軸回り揺動したときに、前記第2規制部が当接する複数の規制面を備えるとともに、前記他方のフレームに対して姿勢若しくは配設位置が替えられるように着脱可能に取り付けられ、
前記他方のフレームに対する前記第1規制部の姿勢若しくは配設位置が替えられたときに、前記第2規制部と揺動軸回りに対向する前記規制面が替えられて、前記規制面と前記第2規制部との揺動軸回りの距離が変更され、
前記第2規制部は、揺動軸回りに延びる円弧壁となっている三輪自転車。
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Family Applications (1)
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JP2018126497A Active JP7038616B2 (ja) | 2018-07-03 | 2018-07-03 | 三輪自転車 |
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WO2001036257A1 (fr) | 1999-11-16 | 2001-05-25 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Tricycle a mouvement oscillant |
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