JP7037422B2 - 被加工物の加工方法 - Google Patents

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本発明は、裏面に接着剤層が形成された被加工物の加工方法に関する。
例えば、半導体ウエーハの裏面にダイアタッチフィルム(Die Attach Film:DAF)と呼ばれるダイボンディング用の接着剤層が形成された接着剤層付きのウエーハ(被加工物)が知られている。この種の被加工物の切削時には、一般に基材と基材上に形成された糊層とからなるテープに、被加工物の接着剤層側を貼着し、テープに至る深さに切削ブレードを切り込ませて被加工物を切削して接着剤層付きの半導体デバイスが形成される(例えば、特許文献1参照)。一方、電力用半導体デバイスや車載用半導体デバイスは半田によって基板に実装される。近年、鉛の使用が規制されはじめたことにより、例えば、銀等の金属粒子を混入させた導電性接着剤層としてのダイアタッチフィルムも使用され始めている(例えば、特許文献2参照)。
特開2016-063060号公報 特開2017-002181号公報
しかし、上記した接着剤層は、例えば、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂脂等の延性を有する樹脂材料(延性材)で形成されている。このため、延性を有する接着剤層を切削ブレードで切削すると、切削ブレードの回転に伴って接着剤層が引き延ばされてウエーハとの界面にクラックが生じることがある。クラックが生じると、接着剤層が剥離したり、クラックが伸長してデバイスを損傷させる問題が生じるおそれもある。特に、接着剤層が、延性を有する樹脂材料中に同じく延性を有する金属粒子(延性材)が混入された導電性接着剤層の場合には、上記した問題が顕著に生じることが想定される。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、デバイスやデバイスチップを損傷させるおそれを低減しうる被加工物の加工方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、交差する複数のストリートと該ストリートで区画された表面の各領域にそれぞれ形成されたデバイスとを有したウエーハと、該ウエーハの裏面に形成された接着剤層と、を備えた被加工物の加工方法であって、被加工物の該表面側にテープを貼着して該接着剤層を露出させるテープ貼着ステップと、該テープ貼着ステップを実施した後、被加工物の外周の該接着剤層を除去して該ウエーハの該裏面を露出させた露出部を形成する接着剤層除去ステップと、該接着剤層除去ステップを実施した後、該ウエーハを透過する赤外線カメラを用いて該露出部を介してストリートを検出するストリート検出ステップと、該ストリート検出ステップを実施した後、検出した該ストリートに沿って被加工物の裏面から切削ブレードで被加工物を切削する切削ステップと、を備えたものである。
この構成によれば、被加工物の裏面側の接着剤層を上にした状態で該接着剤層から切削ブレードで被加工物を切削するため、この接着剤層はウエーハによって支持されることにより、切削ブレードの回転に伴って接着剤層が引き延ばされ難く、ウエーハへのクラックの発生を抑えることができる。このため、デバイスやデバイスチップの損傷のおそれを低減することができる。また、被加工物の外周の該接着剤層を除去して該ウエーハの該裏面を露出させた露出部を形成する接着剤層除去ステップを備えるため、ストリート検出ステップにおいて、赤外線カメラを用いて露出部を透過することによりストリートを容易に検出することができる。
また、本発明は、表面に交差する複数のストリートと該ストリートで区画された各領域にそれぞれデバイスが形成されたデバイス領域を有したウエーハと、少なくとも該デバイス領域に対応した該ウエーハの裏面に形成されウエーハのサイズより小さいサイズを有した接着剤層と、を備えた被加工物の加工方法であって、被加工物の該表面側にテープを貼着して該接着剤層を露出させる、テープ貼着ステップと、該テープ貼着ステップを実施した後、該ウエーハを透過する赤外線カメラを用いて該接着剤層の外周で該ウエーハの裏面が露出した領域を介してストリートを検出するストリート検出ステップと、該ストリート検出ステップを実施した後、検出した該ストリートに沿って被加工物の裏面から切削ブレードで被加工物を切削する切削ステップと、を備えたものである。
この構成によれば、被加工物の裏面側の接着剤層を上にした状態で該接着剤層から切削ブレードで被加工物を切削するため、この接着剤層はウエーハによって支持されることにより、切削ブレードの回転に伴って接着剤層が引き延ばされ難く、ウエーハへのクラックの発生を抑えることができる。このため、デバイスやデバイスチップの損傷のおそれを低減することができる。また、被加工物は、少なくともデバイス領域に対応したウエーハの裏面に形成されウエーハより小さいサイズを有した接着剤層を備えるため、被加工物の外周の接着剤層を除去する接着剤層除去ステップを実施することなく、ストリート検出ステップにおいて、赤外線カメラを用いてウエーハの外周部を透過することによりストリートを容易に検出することができる。
上記した構成において、該切削ステップは、第1の切削ブレードで該ウエーハに至る深さに切り込むことで該接着剤層を分断するとともに該ウエーハの表面側に切り残し部を形成する第1切削ステップと、該第1切削ステップを実施した後、該第1の切削ブレードよりも刃厚の薄い第2の切削ブレードを該テープに至る深さに切り込ませつつ該ストリートに沿って該切り残し部を切削する第2切削ステップと、を備えてもよい。
また、該第2切削ステップで用いられる該第2の切削ブレードは、該第1の切削ブレードが含む砥粒よりも細かい砥粒を含んでもよい。また、該接着剤層は、金属粒子と樹脂とからなる構成としてもよい。
本発明によれば、被加工物の裏面側の接着剤層を上にした状態で該接着剤層から切削ブレードで被加工物を切削するため、この接着剤層はウエーハによって支持されることにより、切削ブレードの回転に伴って接着剤層が引き延ばされ難く、ウエーハへのクラックの発生を抑えることができる。このため、デバイスやデバイスチップの損傷のおそれを低減することができる。
図1は、加工対象である被加工物の一例であるダイアタッチフィルム付きウエーハの表面側の斜視図である。 図2は、図1に示すダイアタッチフィルム付きウエーハの裏面側の斜視図である。 図3は、本実施形態に係る被加工物の加工方法の手順を示すフローチャートである。 図4は、テープ貼着ステップの概要を示す斜視図である。 図5は、被加工物を加工する切削装置の一例を示す斜視図である。 図6は、接着剤層除去ステップの概要を示す側面図である。 図7は、ストリート検出ステップの概要を示す側面図である。 図8は、第1切削ステップの概要を示す側面図である。 図9は、第1切削ステップで形成された第1切削溝を示すDAF付きウエーハの部分断面図である。 図10は、第2切削ステップの概要を示す側面図である。 図11は、第2切削ステップで第1切削溝に重ねて形成された第2切削溝を示すDAF付きウエーハの部分断面図である。 図12は、加工対象である被加工物の変形例であるダイアタッチフィルム付きウエーハの表面側の斜視図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
本実施形態に係る被加工物の加工方法を図面に基づいて説明する。図1は、加工対象である被加工物の一例であるダイアタッチフィルム付きウエーハの表面側の斜視図である。図2は、図1に示すダイアタッチフィルム付きウエーハの裏面側の斜視図である。
本実施形態に係る被加工物の加工方法は、被加工物としてのダイアタッチフィルム付きウエーハ(以下、DAF付きウエーハと称する)200を切削加工して個々のデバイスチップに分割するものである。DAF付きウエーハ200は、ウエーハ201と、このウエーハ201に積層された接着剤層としてのダイアタッチフィルム(以下、DAFと称する)202とを備えて構成される。ウエーハ201は、例えば、シリコン、ガリウムヒ素(GaAs)等を母材とする円板状の半導体ウエーハや光デバイスウエーハ、ガラスやサファイア(Al)系の板状の無機材料基板等、板状の各種加工材料である。ウエーハ201の表面には、図1に示すように、交差する複数の分割予定ライン(ストリート)204により区画された複数の領域に、例えば、IC(Integrated Circuit)やLSI(Large Scale Integration)等のデバイス205が形成されている。
DAF202は、例えば、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂脂等の延性を有する樹脂材料中に混入された金属粒子(導電性粒子)を含み、ウエーハ201の裏面206側に形成される。本実施形態では、DAF202は、ウエーハ201と同等の大きさの円板状に形成されている。金属粒子は、例えば、銀フィラー(銀粒子)であり、上記した樹脂材料中の含有率が70~90[重量%]に設定されている。また、金属粒子の平均粒径は1~10[μm]であることが好ましい。なお、金属粒子が混入された樹脂材料をフィルム状(シート状)にしたDAF202を形成し、このDAF202をウエーハ201の裏面206に貼着する構成としてもよいし、金属粒子が混入された樹脂材料をウエーハ201の裏面206にコーティングすることで、DAF202を形成する構成としてもよい。
図3は、本実施形態に係る被加工物の加工方法の手順を示すフローチャートである。図4は、テープ貼着ステップの概要を示す斜視図である。まず、被加工物としてのDAF付きウエーハ200の表面203側にダイシングテープ(テープ)207を貼着する(テープ貼着ステップS1)。具体的には、図4に示すように、フレームユニット209を形成する。フレームユニット209は、DAF付きウエーハ200と、このDAF付きウエーハ200の表面203(図1参照)側に貼着されたダイシングテープ207と、このダイシングテープ207を介して、DAF付きウエーハ200を支持する環状フレーム208とを備える。すなわち、DAF付きウエーハ200は、ダイシングテープ207を介して、環状フレーム208に支持されており、DAF付きウエーハ200のDAF202が露出する。
図5は、被加工物を加工する切削装置の一例を示す斜視図である。本実施形態では、切削装置100は、フレームユニット209のDAF付きウエーハ200に対して、接着剤層除去ステップS2と、ストリート検出ステップS3と、切削ステップS4とを実行する。切削装置100は、図5に示すように、チャックテーブル1と、切削ブレード21を有する切削手段2と、X軸移動手段3と、門型フレーム4と、Y軸移動手段5と、Z軸移動手段6と、カセットエレベータ7と、洗浄手段8とを備えている。
チャックテーブル1は、円板状に形成されており、保持面11と、複数のフレームチャック12とを備えている。チャックテーブル1は、装置本体101に対して、切削送り方向(X軸方向)に相対移動可能である。また、チャックテーブル1は、保持面11の中心軸線を中心に回転可能に構成されており、切削手段2に対して、任意の回転角度に調整することができる。保持面11は、DAF付きウエーハ200を保持するものである。保持面11は、チャックテーブル1の鉛直方向の上端面であり、水平面に対して平坦に形成されている。保持面11は、例えばポーラスセラミック等で構成されており、図示しない真空吸引源の負圧により、フレームユニット209のDAF付きウエーハ200を、ダイシングテープ207を介して吸引保持する。複数のフレームチャック12は、保持面11の周囲に4箇所配設され、フレームユニット209の環状フレーム208を挟持して固定する。
切削手段2は、チャックテーブル1に保持されたDAF付きウエーハ200に切削ブレード21で加工を施すものである。切削手段2は、門型フレーム4に配置されたY軸移動手段5及びZ軸移動手段6を介して、割り出し方向(Y軸方向)及び切り込み送り方向(Z軸方向)に移動可能に固定されている。切削手段2は、切削ブレード21の他に、スピンドル22と、ハウジング23と、ノズル24と、第1撮像手段25と、第2撮像手段(赤外線カメラ)26とを備えている。
切削ブレード21は、ダイヤモンド砥粒やCBN(Cubic Boron Nitride)砥粒を金属や樹脂等のボンド材で固めた切り刃を有し、極薄の円板状かつ環状に形成された切削砥石である。スピンドル22は、刃厚の異なる切削ブレード21を着脱可能に装着している。ハウジング23は、モータ等の駆動源を有しており、割り出し送り方向の回転軸周りに回転自在にスピンドル22を支持している。ノズル24は、切削ブレード21及びDAF付きウエーハ200に切削水を供給する。第1撮像手段25は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の撮像素子を有するカメラである。第2撮像手段26は、例えば、赤外線を照射する図示しない赤外線照射部と、赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等を有する赤外線カメラである。第1撮像手段25または第2撮像手段26により取得した画像に基づいて、分割予定ライン204を検出することができる。
X軸移動手段3は、チャックテーブル1と切削手段2とを切削送り方向に相対的に加工送りする。X軸移動手段3は、例えばパルスモータやボールねじ、ガイドレール等を含んで構成されている。X軸移動手段3は、チャックテーブル1が固定された移動基台31を装置本体101に対して切削送り方向に相対移動させる。
門型フレーム4は、割り出し送り方向及び切り込み送り方向のそれぞれに移動可能に切削手段2を支持する。門型フレーム4は、割り出し送り方向において、X軸移動手段3を跨いで装置本体101に立設している。
Y軸移動手段5は、門型フレーム4に配設され、チャックテーブル1と切削手段2とを割り出し送り方向に相対移動させる。Y軸移動手段5は、例えばパルスモータやボールねじ、ガイドレール等を含んで構成され、切削手段2をチャックテーブル1に対して割り出し送り方向に相対移動させる。
Z軸移動手段6は、門型フレーム4に配設され、チャックテーブル1と切削手段2とを切り込み送り方向に相対移動させる。Z軸移動手段6は、例えばパルスモータやボールねじ、ガイドレール等を含んで構成されている。Z軸移動手段6は、切削手段2が固定された移動基台61をチャックテーブル1に対して切り込み送り方向に相対移動させる。
カセットエレベータ7は、装置本体101に対して、複数のフレームユニット209が収容されるカセット71を鉛直方向に昇降可能に支持している。洗浄手段8は、切削手段2により切削されたフレームユニット209をスピンナテーブル81で保持して洗浄する。
再び、図3のフローチャートに戻って被加工物の加工方法の手順の続きを説明する。図6は、接着剤層除去ステップの概要を示す側面図である。図7は、ストリート検出ステップの概要を示す側面図である。図8は、第1切削ステップの概要を示す側面図である。図9は、第1切削ステップで形成された第1切削溝を示すDAF付きウエーハの部分断面図である。図10は、第2切削ステップの概要を示す側面図である。図11は、第2切削ステップで第1切削溝に重ねて形成された第2切削溝を示すDAF付きウエーハの部分断面図である。
上記したテープ貼着ステップS1を実施した後、DAF付きウエーハ200におけるDAF202の外周部を除去する(接着剤層除去ステップS2)。具体的には、図6に示すように、DAF付きウエーハ200を、ダイシングテープ207を介して切削装置100のチャックテーブル1で保持するとともに、環状フレーム208をフレームチャック12で固定する。この状態で、チャックテーブル1をZ軸方向と平行な軸心回り(矢印R1方向)に回転させながら、研削用ブレード21AをDAF付きウエーハ200の外周縁のDAF202に切り込ませて、外周縁のDAF202を除去する。これにより、ウエーハ201の裏面側を露出させた露出部201Aが形成される。この研削用ブレード21Aは、後述する切削ステップS4で使用する切削ブレードよりも刃厚が厚く形成されており、DAF付きウエーハ200の外周縁に、所定幅(例えば3mm)の露出部201Aが形成される。この露出部201Aは、後述するストリート検出ステップS3において、分割予定ライン204が検出できる程度の幅を備えていればよく、ウエーハ201上の分割予定ライン204及びデバイス205の配置関係によって適宜変更することができる。また、露出部201Aは、一度のチャックテーブル1の回転で形成せずに、複数回転させつつ切削することで形成してもよい。例えば、1mm幅の研削用ブレード21Aを用いて、チャックテーブル1を一回転させて環状に切削した後、この研削用ブレード21AをDAF付きウエーハ200の半径方向に移動させる。そして、再度チャックテーブル1を回転させて環状に切削する動作を繰り返すことで、所定幅(例えば3mm)の露出部201Aを形成するができる。
次に、露出部201Aを介して分割予定ライン204を検出する(ストリート検出ステップS3)。具体的には、図7に示すように、外周縁に露出した露出部201A越しに第2撮像手段26を用いて、表面203側の分割予定ライン204を検出する。第2撮像手段26は、上述のように赤外線カメラであり、ウエーハ201の表面203に形成された分割予定ライン204をウエーハ201の裏面側から撮像する。一般に、赤外線カメラは、撮像対象物の厚みが薄いほど鮮明な撮像画像を得ることができる。ウエーハ201の裏面206にDAFを設けた構成では、このDAFが金属粒子を混入しない非導電性のDAFであっても、該DAFの分、赤外線カメラで透過しようとする厚みが厚くなるため、ウエーハ201の表面203に形成された分割予定ライン204の検出が困難となる。更に、本実施形態のように、樹脂材料中に金属粒子が混入されて導電性を有するDAF202を設けた構成では、赤外線がDAF202、特にDAF202中の金属粒子を透過しない。このため、DAF202越しに赤外線カメラで分割予定ライン204を検出することがより困難となる。本実施形態では、DAF付きウエーハ200の外周縁のDAF202を除去してウエーハ201が露出する露出部201Aを形成することにより、赤外線がウエーハ201の一部である露出部201Aを透過するため、分割予定ライン204を容易に検出することができる。この検出された分割予定ライン204の位置によって、DAF付きウエーハ200と切削手段2の切削ブレード21との位置合わせを行なうアライメントを遂行する。
次に、検出した分割予定ライン204に沿ってDAF付きウエーハ200をDAF202側から切削する(切削ステップS4)。本実施形態では、切削ステップS4は、第1切削ステップS4Aと第2切削ステップS4Bとの2段階で実施される。第1切削ステップS4Aは、図8に示すように、第1の切削ブレード21Bを所定方向(図中矢印R1方向)に回転させながら、チャックテーブル1を切削送り方向(図中X1方向)に送る。これにより、第1の切削ブレード21BがDAF付きウエーハ200に対して下向きに切り込みながら加工が進行する所謂ダウンカットで、該DAF付きウエーハ200を分割予定ライン204(図9)に沿って切削する。
第1の切削ブレード21Bは、例えば、♯1700~♯3000のメッシュサイズの砥粒を電鋳によって基台に固定したブレードである。この第1切削ステップS4Aでは、図9に示すように、DAF付きウエーハ200に対して、分割予定ライン204に相当する位置にDAF202側から切り込む。この図9において、ダイシングテープ207は、基材層207Aと粘着層207Bとが積層されて形成され、粘着層207Bがウエーハ201に接着されている。
この構成では、第1の切削ブレード21Bは、ウエーハ201に至る深さD1に切り込むことにより、DAF202を分断する第1切削溝210を形成する。これにより、ウエーハ201の表面側には、第1切削溝210の下方に深さ(厚さ)D2の切り残し部212が形成される。上述のように、DAF202は、樹脂材料に金属粒子を混入させて形成されているため、DAF202を第1の切削ブレード21Bで切削する際に、樹脂材料や金属粒子による第1の切削ブレード21Bの目詰まりを生じることが想定される。本実施形態では、第1の切削ブレード21Bは、ウエーハ201に至る深さD1まで充分にウエーハ201に切り込むことにより、砥粒に付着した樹脂や金属の一部が取り除かれるとともに、ボンドが適度に摩耗して樹脂や金属が固着した砥粒は脱粒し、新たな砥粒が突出する自生発刃が促進される。すなわち、第1の切削ブレード21Bは、ドレス効果を得ることができ、樹脂材料や金属粒子による第1の切削ブレード21Bの目詰まりを防止することができる。ここで、第1切削溝210の切り込み深さD1が深すぎると、切り残し部212の剛性が不十分となり、ウエーハ201の表面側にクラックが発生するおそれがある。このため、第1切削溝210の深さD1は、ウエーハ201へのクラックの発生防止と、第1の切削ブレード21Bのドレス効果とを満たす範囲で、DAF付きウエーハ200のウエーハ201の厚みに応じて設定される。例えば、第1切削溝210の深さD1は、20~300[μm]程度、切り残し部212の深さD2は、20~500[μm]程度に設定される。
第2切削ステップS4Bは、図10に示すように、第2の切削ブレード21Cを所定方向(図中矢印R1方向)に回転させながら、チャックテーブル1を切削送り方向(図中X1方向)に送る。これにより、第2の切削ブレード21CがDAF付きウエーハ200に対して下向きに切り込みながら加工が進行する所謂ダウンカットで、該DAF付きウエーハ200を分割予定ライン204(図11)に沿って切削する。
第2の切削ブレード21Cは、上記した第1の切削ブレード21Bよりも細かい砥粒、例えば、♯2000~♯5000のメッシュサイズの砥粒を電鋳によって基台に固定したブレードである。第2切削ステップS4Bでは、図11に示すように、第1切削溝210の溝底に、ダイシングテープ207の粘着層207Bに至る深さの第2切削溝211を形成する。この第2切削溝211は、上記した切り残し部212を切削して形成され、DAF付きウエーハ200を分割予定ライン204に沿って切断する。これにより、DAF付きウエーハ200をデバイスチップに容易に分割することができる。
第2切削溝211の溝幅W2は、第1切削溝210の溝幅W1よりも小さい。これは、第2の切削ブレード21Cは、第1の切削ブレード21Bよりも刃厚の薄いブレードが用いられるためである。この第2の切削ステップS4Bでは、比較的切削しやすいウエーハ201を切削する工程であるため、第2の切削ブレード21Cの刃厚を第1の切削ブレード21Bよりも薄くしても容易にウエーハ201を切削することができる。第2の切削ブレード21Cの刃厚は、分割予定ライン204の幅等に応じて、適宜変更することができる。また、一般に、切削ブレードが被加工物に対して下向きに切り込みながら加工が進行する所謂ダウンカットでは、被加工物の下面側がダイシングテープの糊で支持されているため、被加工物の上面側に比べて、下面側でチッピングが大きく発生する傾向にある。本実施形態では、デバイス205が形成されたウエーハ201の表面203側が下面になるので、下面(表面203側)のチッピングを抑えることが重要となる。また、シリコン単体のウエーハを切削(ダイシング)するのに比べて、DAFとウエーハとを同時に切削すると、DAFを切削する際の切削ブレードの目詰まり等の影響により、チッピングが大きく発生する。本実施形態にように、第1の切削ブレード21Bでウエーハ201に至る深さD1に切り込むことでDAF202を分断するとともにウエーハ201の表面側に切り残し部212を形成する第1切削ステップS4Aと、第1切削ステップS4Aを実施した後、第1の切削ブレード21Bよりも刃厚の薄い第2の切削ブレード21Cをダイシングテープ207に至る深さD2に切り込ませつつ該分割予定ライン204に沿って切り残し部212を切削する第2切削ステップS4Bとを実行することにより、第1切削ステップS4A及び第2切削ステップS4Bにおける見かけ上の切削対象物(ワーク)の厚みが薄くなるため、加工負荷が下がり、ウエーハ201の表面203に発生するチッピングを抑えることができる。
以上、説明したように、本実施形態は、交差する複数の分割予定ライン204と該分割予定ライン204で区画された表面203の各領域にそれぞれ形成されたデバイス205とを有したウエーハ201と、該ウエーハ201の裏面206に形成されたDAF202と、を備えたDAF付きウエーハ200の加工方法であって、DAF付きウエーハ200のウエーハ201側にダイシングテープ207を貼着してDAF202を露出させるテープ貼着ステップS1と、該テープ貼着ステップS1を実施した後、DAF付きウエーハ200の外周のDAF202を除去して該ウエーハ201の該裏面を露出させた露出部201Aを形成する接着剤層除去ステップS2と、該接着剤層除去ステップS2を実施した後、該ウエーハ201を透過する赤外線を照射する第2撮像手段26を用いて該露出部201Aを介して分割予定ライン204を検出するストリート検出ステップS3と、該ストリート検出ステップS3を実施した後、検出した該分割予定ライン204に沿って、DAF付きウエーハ200のDAF202から切削ブレード21でDAF付きウエーハ200を切削する切削ステップS4と、を備える。
本実施形態によれば、DAF202を上にした状態でDAF付きウエーハ200に切削ブレード21を切り込ませている。従来のように、DAF202を下にした状態でDAF付きウエーハ200を切削すると、DAF202は、ダイシングテープの軟質な糊によって支持されているため、DAF202に含まれる金属粒子と樹脂材料とがそれぞれ引き延ばされてウエーハ201にクラックが生じるおそれがある。一方、DAF202を上にした状態でDAF付きウエーハ200に切削ブレード21を切り込ませた場合には、DAF202はウエーハ201によって支持された状態となるため、切削ブレード21の回転に伴って金属粒子や樹脂材料が引き延ばされ難く、ウエーハ201へのクラックの発生を抑えることができる。このため、デバイス205やデバイスチップの損傷のおそれを低減することができる。また、本実施形態では、DAF付きウエーハ200の外周のDAF202を除去してウエーハ201の裏面を露出させた露出部201Aを形成する接着剤層除去ステップS2を備えるため、赤外線カメラである第2撮像手段26を用いて露出部201Aを透過することにより、分割予定ライン204を容易に検出することができる。
また、本実施形態では、切削ステップS4は、第1の切削ブレード21Bでウエーハ201に至る深さD1に切り込むことでDAF202を分断するとともにウエーハ201の表面側に切り残し部212を形成する第1切削ステップS4Aと、第1切削ステップS4Aを実施した後、第1の切削ブレード21Bよりも刃厚の薄い第2の切削ブレード21Cをダイシングテープ207に至る深さD2に切り込ませつつ該分割予定ライン204に沿って切り残し部212を切削する第2切削ステップS4Bと、を備える。本実施形態によれば、第1切削ステップS4Aにより、DAF202を切削する第1の切削ブレード21Bの目詰まりと、切り残し部212の剛性不良に伴うウエーハ201の表面側へのクラック発生の防止とを実現するともに、第2切削ステップS4Bにより、切り残し部212を切削し、DAF付きウエーハ200を分割予定ライン204に沿って容易に切断することができる。
更に、第2切削ステップS4Bで用いられる第2の切削ブレード21Cは、第1の切削ブレード21Bが含む砥粒よりも細かい砥粒を含むため、切り残し部212を滑らかに切削することができ、切り残し部212の切削時にクラックが発生することを防止できる。
次に、変形例について説明する。図12は、加工対象である被加工物の変形例であるダイアタッチフィルム付きウエーハの表面側の斜視図である。この被加工物であるDAF付きウエーハ250は、DAF222の大きさがウエーハ201よりも小径に形成される点で上記したDAF付きウエーハ200と構成を異にしている。DAF付きウエーハ200と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
DAF付きウエーハ250は、図12に示すように、上記したウエーハ201と、このウエーハ201の裏面206側に形成されるDAF222とを備える。DAF222は、ウエーハ201のサイズよりも小径の円板状に形成される。また、DAF222は、ウエーハ201の表面203に形成されるデバイス領域221に対応するウエーハ201の裏面206に形成されている。このデバイス領域221は、上述した複数のデバイス205が形成された領域である。このように、DAF222は、デバイス領域221に対応するウエーハ201の裏面206に形成され、ウエーハ201のサイズよりも小径の円板状に形成されるため、ウエーハ201の裏面206の外周部には、DAF222が形成されておらず、ウエーハ201が露出した露出部201Aが当初から存在する。
このDAF付きウエーハ250では、上記した実施形態のような接着剤層除去ステップS2を実施することなく、赤外線カメラである第2撮像手段26を用いて露出部201Aを透過することにより、分割予定ライン204を容易に検出することができる。また、DAF(接着剤層)を下にして、すなわちDAF(接着剤層)側をダイシングテープに貼着してDAF付きウエーハを切削(ダイシング)する場合、普通にテープマウントしただけではウエーハの外周側でDAFが形成されていない露出部のダイシングテープへの接着は甘く、切削時に分割されたデバイスチップのチップ飛びが発生し易い。この変形例では、DAF222を上にした状態でDAF付きウエーハ250に切削ブレード21を切り込ませることにより、ウエーハ201の表面203とダイシングテープに強固に接着できるため、分割されたデバイスチップのチップ飛びを抑制できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、本実施形態では、切削ステップS4を第1切削ステップS4Aと、第2切削ステップS4Bとに分けて実施しているが、1回の切削によってDAF付きウエーハ200を切断することもできる。
1 チャックテーブル
2 切削手段
21 切削ブレード
21A 研削用ブレード
21B 第1の切削ブレード
21C 第2の切削ブレード
25 第1撮像手段
26 第2撮像手段
100 切削装置
200、250 ダイアタッチフィルム付きウエーハ(DAF付きウエーハ;被加工物)
201 ウエーハ
201A 露出部
202、222 ダイアタッチフィルム(DAF;接着剤層)
203 表面
204 分割予定ライン(ストリート)
205 デバイス
206 裏面
207 ダイシングテープ(テープ)
207A 基材層
207B 粘着層
208 環状フレーム
209 フレームユニット
210 第1切削溝
211 第2切削溝
212 切り残し部
221 デバイス領域

Claims (5)

  1. 交差する複数のストリートと該ストリートで区画された表面の各領域にそれぞれ形成されたデバイスとを有したウエーハと、該ウエーハの裏面に形成された接着剤層と、を備えた被加工物の加工方法であって、
    被加工物の該表面側にテープを貼着して該接着剤層を露出させるテープ貼着ステップと、
    該テープ貼着ステップを実施した後、被加工物の外周の該接着剤層を除去して該ウエーハの該裏面を露出させた露出部を形成する接着剤層除去ステップと、
    該接着剤層除去ステップを実施した後、該ウエーハを透過する赤外線カメラを用いて該露出部を介してストリートを検出するストリート検出ステップと、
    該ストリート検出ステップを実施した後、検出した該ストリートに沿って被加工物の裏面から切削ブレードで被加工物を切削する切削ステップと、
    を備えた被加工物の加工方法。
  2. 表面に交差する複数のストリートと該ストリートで区画された各領域にそれぞれデバイスが形成されたデバイス領域を有したウエーハと、少なくとも該デバイス領域に対応した該ウエーハの裏面に形成されウエーハのサイズより小さいサイズを有した接着剤層と、を備えた被加工物の加工方法であって、
    被加工物の該表面側にテープを貼着して該接着剤層を露出させる、テープ貼着ステップと、
    該テープ貼着ステップを実施した後、該ウエーハを透過する赤外線カメラを用いて該接着剤層の外周で該ウエーハの裏面が露出した領域を介してストリートを検出するストリート検出ステップと、
    該ストリート検出ステップを実施した後、検出した該ストリートに沿って被加工物の裏面から切削ブレードで被加工物を切削する切削ステップと、
    を備えた被加工物の加工方法。
  3. 該切削ステップは、第1の切削ブレードで該ウエーハに至る深さに切り込むことで該接着剤層を分断するとともに該ウエーハの表面側に切り残し部を形成する第1切削ステップと、
    該第1切削ステップを実施した後、該第1の切削ブレードよりも刃厚の薄い第2の切削ブレードを該テープに至る深さに切り込ませつつ該ストリートに沿って該切り残し部を切削する第2切削ステップと、
    を備えた、請求項1または2に記載の被加工物の加工方法。
  4. 該第2切削ステップで用いられる該第2の切削ブレードは、該第1の切削ブレードが含む砥粒よりも細かい砥粒を含む、請求項3に記載の被加工物の加工方法。
  5. 該接着剤層は、金属粒子と樹脂とからなる、請求項1から4のいずれか一項に記載の被加工物の加工方法。
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