JP7036457B2 - マスク、縫製品、及び、縫製方法 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 令和2年3月26日、株式会社FO.P(東京都渋谷区代々木3-1-11)に納品 令和2年4月15日、金ボー株式会社(石川県かほく市木津イ16番地3)にて公開 令和2年4月15日、ハマモト工縫(石川県河北郡津幡町北中条11-134-2)にて公開 令和2年4月24日、岐阜縫製工業株式会社(岐阜県岐阜市上川手64)にて公開
本発明は、人が顔面に着用するマスク、布を用いた縫製品、及び、縫製方法に関する。
花粉症予防や感染症予防を目的としてマスクを着用する場合、会話等の日常生活によってマスクがずれ動き、鼻や口がマスクから露出する場合がある。また、特に成長過程の子供等はマスクのサイズが合わないこともあり、耳にかけるゴム紐だけでマスク本体を保持するのは難しく、マスクがずれた状態に気付かないこともあり、花粉症予防や感染症予防の効果を十分に発揮できない懸念がある。このような課題の一部を解決したマスクとして、特許文献1に記載のマスクがある。特許文献1のマスクでは、全体を伸縮性を有する素材で形成し、中央をロック縫製することでほつれを抑制している。
特開2011-115463号公報
マスクを長時間着用する場合には、マスク着用時の窮屈さを解消しつつ、肌との密着性を保持及び向上することで、快適に着用できるものが求められている。このような課題を解決すべくマスクの機能向上を目指すのであれば、マスクの周囲にゴム等の伸縮性を有する部材を設けることで、マスクを着用した場合にマスクの周囲と人体との密着性を向上させることができる。一方で、マスクを製造するうえで、製造工程の簡略化は当業者にとって必須の課題であるが、構成部品を増やせば製造工程が複雑化するという問題がある。また、伸縮部材を取り付けるうえで、マスク全体の厚みを薄くすることも求められているものの、マスク全体の厚みを薄くすべく伸縮部材の径や厚みを小さくすれば、伸縮部材の収縮力が小さくなって密着性が低減したり、伸縮部材の耐久性が低減したりするという問題が生ずる。これらの課題は、マスクのみならず、一般的な縫製品にも当てはまる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、着用時の窮屈さの解消や肌との密着性の向上といった機能性の向上、及び、製造工程の簡略化を両立することが可能なマスク、縫製品、縫製方法を提供することにある。
第1の構成は、マスクであって、布地と、前記布地の端面にかがり縫いにより取り付けられた伸縮性を有する伸縮部材と、を備える。
第1の構成では、布地の端面に伸縮部材を設けているため、マスクの厚みを抑制しつつ伸縮性を付与することができ、マスクの閉塞性及び美観を向上させることができる。
第2の構成は、第1の構成に加えて、前記伸縮部材は、少なくとも、前記布地の一方の面に設けられた上ルーパー糸と、前記布地の他方の面に設けられ、前記端面側で前記上ルーパー糸と絡み合う下ルーパー糸と、前記布地を表裏方向に貫通して設けられ、前記上ルーパー糸と前記下ルーパー糸と絡み合う針糸と、により前記布地に取り付けられており前記伸縮部材は、前記上ルーパー糸と下ルーパー糸との間に位置する。
第2の構成では、上ルーパー糸と下ルーパー糸との間に伸縮部材を位置させているため、伸縮部材のマスクの表裏方向へのずれを好適に抑制することができる。
第3の構成は、第1又は第2の構成に加えて、複数の前記布地の端部の少なくとも一部が前記かがり縫いにより縫い合わされており、前記伸縮部材は、前記かがり縫いにより縫い合わされた前記端部の少なくとも一部の前記端面に取り付けられている。
第3の構成では、複数の布地を縫い合わせる際に伸縮部材も取り付けることができるため、作業工程を簡略化することができる。
第4の構成は、第1~第3のいずれかの構成に加えて、左右一対の前記布地が中央で前記かがり縫いにより縫い合わされており、前記端面は前記中央の前端側の端面である。
第4の構成では、マスクの中央に伸縮性を付与することができるため、マスクの閉塞性をより向上させつつ、伸縮部材が設けられることに起因する厚みの増加をより好適に抑制することができる。さらに、第3の構成と第4の構成をともに備えるマスクは、表側の布地と裏側の布地とが中央で縫い合わされているため、表側の布地と裏側の布地との間に隙間が生じづらくなる。
第5の構成は、第1~第4の構成に加えて、かがり縫いがメロウロックである。
第5の構成では、縫い幅がより小さいメロウロックにより縫製されているため、伸縮部材の表裏方向へのずれをより好適に抑制することができる。
第6の構成は、縫製品であって、布地と、前記布地の端面にかがり縫いにより取り付けられた伸縮性を有する伸縮部材と、を備える。
第6の構成では、布地の端面に伸縮部材を設けているため、縫製品の厚みを抑制しつつ伸縮性を付与することができ、縫製品の閉塞性や美観を向上させることができる。
第7の構成は、布地に伸縮性を有する伸縮部材を取り付ける縫製方法であって、前記布地の端面に前記伸縮部材を配置する工程と、かがり縫いにより前記布地の端面に前記伸縮部材を取り付ける工程と、を実行する。
第7の構成では、布地の端面に伸縮部材を取り付けるうえで、かがり縫いによるロック始末と伸縮部材の取り付けを同時に行うことができるため、縫製の工程を簡略化することができる。
第8の構成は、第7の構成に加えて、配置する工程の前に、前記布地を切断する工程を実行する。
第8の構成では、切断された布地の端面に伸縮部材を沿わせることができるため、切断前に布地の端部の形状を調整したり、複数の布地の端面を揃えたりする必要がなくなり、より簡易に布地の端面に伸縮部材を取り付けることができる。
マスクを構成する表面布地を説明する図である。 マスクを構成する裏面布地を説明する図である。 ロックミシンの構成の概略を説明する正面図である。 かがり縫いであるメロウロックの概要を示す斜視図である。 中央部の縫製状態を示す斜視図である。 中央部の縫製状態を示す断面図である。 中央部を縫製したマスクの正面図である。 マスクが完成した状態を示す正面図である。
本実施形態に係るマスク10は、図1及び図2に示すように、4枚の布地20,30,40,50により構成されている。人が着用した場合に、向かって左側の表面を構成する布地を左表面布地20とし、向かって右側の表面を構成する布地を右表面布地30とし、向かって左側の裏面を構成する布地を左裏面布地40とし、向かって右側の裏面を構成する布地を右裏面布地50とする。また人が着用した場合の天地方向を上下方向と称する。なお、各布地20,30,40,50の素材は同一でもよいし異なっていてもよいが、少なくとも、左表面布地20と右表面布地30は同一の素材であることが好ましく、同様に、左裏面布地40と左裏面布地50は同一の素材であることが好ましい。
表面布地20,30は、同一の形状であり、一方の端(図中では右端)が外側へ向けて膨らんだ円弧状である中央部21、31により規定され、他方の端(図中では左端)は、中央部21、31と上下方向の中央部の位置が略一致する直線状であり、且つ、上下幅が中央部21、31よりも短い外縁部22、32として規定されている。
表面布地20,30において、中央部21、31の上端から外縁部22、32の上端に至るまでは上部23,33により規定されている。この上部23,33は、中央部21、31から所定の位置までは内側へ向けて凹んだ円弧状の上部前側23a,33aとして規定されており、その所定の位置から外縁部22、32までは直線状の上部後側23b,33bとして規定されている。一方、表面布地20,30において、中央部21、31の下端から外縁部22、32の下端に至るまでは下部24,34により規定されている。この下部24,34は、中央部21、31,41,51から所定の位置までは内側へ向けて凹んだ円弧状の下部前側24a,34aとして規定されており、その所定の位置から外縁部22、32までは直線状の下部後側24b,34bとして規定されている。
裏面布地40,50は、同一の形状であり、一方の端(図中では右端)が外側へ向けて膨らんだ円弧状である中央部41,51により規定され、他方の端(図中では左端)は、中央部41,51と上下方向の中央部の位置が一致する直線状であり、且つ、上下幅が中央部41,51よりも短い外縁部42,52として規定されている。これら裏面布地40,50の中央部41,51及び外縁部42,52の形状及びサイズは、表面布地20,30の中央部21,31及び外縁部22,32の形状及びサイズと略等しくなっている。
裏面布地40,50において、中央部41,51の上端から外縁部42,52の上端に至るまでは上部43,53により規定されている。この上部43,53は、中央部41,51から外縁部42,52に至るまで内側へ向けて凹んだ円弧状である。一方、裏面布地40,50において、中央部41,51の下端から外縁部42,52の下端に至るまでは下部44,54により規定されている。この下部44,54は、中央部41,51から外縁部42,52に至るまで内側へ向けて凹んだ円弧状である。これら裏面布地40,50の上部43,53及び下部44,54の形状及びサイズは、表面布地20,30の上部前側23a,33a及び下部前側24a,34aの形状及びサイズと略等しくなっている。
以上説明した中央部21、31,41,51、外縁部22、32,42,52、上部23,33,43,53、下部24,34,44,54の寸法は、完成した際に必要とするサイズよりも若干大きいもの(5mm~10mm程度、又は数%~10%程度大きいもの)とされている。この理由については後述する。
以上の形状である布地20,30,40,40を重ね合わせうえで、縫製を行う。具体的には、左表面布地20、左裏面布地40、右裏面布地50、右表面布地30の順に重ね合わせる。このとき、各布地20,30,40,50に表裏があるのであれば、左表面布地20の裏面と左裏面布地40の表面とが対向し、左裏面布地40の裏面と右裏面布地50の裏面とが対向し、右裏面布地50の表面と右表面布地30の裏面とが対向するように重ね合わせる。
以上のように重ね合わせた後、まず、中央部21、31,41,51を縫製する。この縫製には、公知のロックミシンに一部構成を追加したものを利用する。なお、ロックミシン100の以下の説明において、布を正面側から背面側へと送るものとして説明する。
ロックミシン100は、図3に示すように、縫針101と、上ルーパー102及び下ルーパー103と、上メス104及び下メス105を備えている。縫針101には針糸111が通され、上ルーパー102には上ルーパー糸112が通され、下ルーパー103には下ルーパー糸113が通されている。これら針糸111、上ルーパー糸112、及び下ルーパー糸113については、同径同素材の糸であってもよいし、異なる糸であってもよい。
上メス104及び下メス105は、協同して上下方向に動き、正面側から背面側へと移動してきた布を切断する。この上メス104及び下メス105は、縫製前に布を切断するものであるため、縫針101、上ルーパー102及び下ルーパーよりも正面側、且つ、縫い針101よりも右側に位置している。上ルーパー102及び下ルーパー103は、縫針101の上下動と連動して左右方向へ動き、先端の軌道が正面視にて弧を描くように揺動する。
ロックミシン100は、さらに、ゴム紐61を通過させ、そのゴム紐61の位置を所定位置に維持する誘導部材106を備えている。誘導部材106は、円筒状または楕円筒状であり、前後端は開放されている。なお誘導部材106の材質は特に限定されるものではなく、金属や樹脂等のような硬質の材料により形成されていてもよいし、フェルト等の布により形成されていてもよい。この誘導部材106は正面視にて、縫針101と、上メス104及び下メス105との間に位置し、且つ、上ルーパー102の先端の軌道よりも下側、且つ、下ルーパー103の軌道よりも上側に位置している。すなわち、縫針101と、上メス104及び下メス105との間、且つ、上ルーパー102の先端の軌道よりも下側、且つ、下ルーパー103の軌道よりも上側を通過するように、ゴム紐61を誘導する。
以上のようにして構成されるロックミシン110を使用して布地20,30,40,50の中央部21,31,41,51を縫製する場合、縫針101、上ルーパー102、下ルーパー103、上メス104及び下メス105の動作は、公知のロックミシンと同様である。すなわち、まず正面側から移動してきた布地20,30,40,50の中央部21,31,41,51を所定幅に亘って切断する。続いて、縫針101の上下動に連動して上ルーパー102及び下ルーパー103が所定タイミングで作動することによって、針糸111、上ルーパー糸112及び下ルーパー糸113を絡ませて、図4~6に示す縫い目を形成する。このとき、上述したように、ゴム紐61が誘導部材106により、上ルーパー102の先端の軌道よりも下側、且つ、下ルーパー103の軌道よりも上側を通過しているため、上ルーパー102に通されている上ルーパー糸112はゴム紐61の上側に位置し、下ルーパー103に通されている下ルーパー糸113は、ゴム紐61の下側に位置することになる。
以上のようにして、中央部21、31,41,51の端部にゴム紐61が沿った状態で縫い合わされた後、続いて、上部23,33,43,53、及び下部24,34,44,54を、それぞれ縫い合わせる。この場合には、図7に示すように、左右のそれぞれで表裏一対の布地となるように、左表面布地20及び左裏面布地40の上部23,43どうし、下部24,44どうしをそれぞれ縫い合わせ、右表面布地30及び右裏面布地50の上部33,53どうし、下部34,54どうしをそれぞれ縫い合わせる。この場合においても、上述した誘導部材106を備えるロックミシンにより、左表面布地20及び左裏面布地40の上部23,43の端部、下部24,44の端部、右表面布地30及び右裏面布地50の上部33,53の端部、下部34,54の端部のそれぞれに、ゴム紐が沿うようにして、縫い付けられる。
以上のようにして、中央部21,31,41,51、上部23,33,43,53、及び下部24,34,44,54のそれぞれにゴム紐61が取り付けられた状態で縫い合わされた後、着用時に耳に対して引っ掛けて使用される耳掛け紐62が取り付けられる。具体的には、表面布地20,30の縫い代25,35を2つ折り又は3つ折りにして縫合することでゴム紐62を挿入可能な空洞を設け、その空洞にゴム紐62を挿入することで取り付けられる。以上のようにして、本実施形態に係るマスク10が完成する。
上記構成により、本実施形態に係るマスク、及び縫製方法は、以下の効果を奏する。
・布地20,30,40,50の端面に伸縮部材であるゴム紐61を設けているため、マスク10の厚みを抑制しつつ伸縮性を付与することができ、マスク10の閉塞性及び美観を向上させることができる。
・上ルーパー糸112と下ルーパー糸113との間にゴム紐61を位置させているため、ゴム紐61のマスク10の表裏方向へのずれを好適に抑制することができる。
・複数の布地20,30,40,50を縫い合わせる際に同時にゴム紐61も取り付けているため、作業工程を簡略化することができる。
・布地20,30,40,50の中央部21,31,41,51にゴム紐61を縫い付けることで伸縮性を付与することができるため、マスク10の閉塞性をより向上させつつ、ゴム紐61が設けられることに起因する厚みの増加をより好適に抑制することができる。
・縫い幅がより小さいメロウロックにより縫製しているため、伸縮部材の表裏方向へのずれをより好適に抑制することができる。
・縫製前に上メス104及び下メス105により布地20,30,40,50の端部の一部を切断しており、切断後の布地20,30,40,50の端面にゴム紐61を沿わせることができるため、切断前に布地20,30,40,50の端部の形状を調整したり、複数の布地20,30,40,50の端面を揃えたりする必要がなくなり、より簡易に布地20,30,40,50の端面にゴム紐61を取り付けることができる。
<変形例>
・実施形態では、マスク10を4枚の布地20,30,40,50で構成するものとした。この点、表裏一対の2枚の布地で構成し、その周囲に対して、実施形態で示した縫製方法を利用して縫製及びゴム紐61の取り付けを行うものとしてもよい。また、左右一対の2枚の布地で構成し、その中央について実施形態と同様に縫製及びゴム紐61の取り付けを行うものとしてもよい。
・実施形態では、マスク10の中央部21,31,41,51、上部23,33,43,53、及び下部24,34,44,54のそれぞれにゴム紐61を取り付けるものとしたが、マスク10の中央部21,31,41,51、上部23,33,43,53、及び下部24,34,44,54の1ないし2箇所にゴム紐を取り付けるものとしてもよい。この場合、ゴム紐を取り付けない箇所については、実施形態で示したロックミシンからゴム紐を除外して縫製すればよいし、他の公知の縫製装置を利用して縫製するものとしてもよい。
・実施形態で示した縫製方法は、マスク10の作成のみに限られず、端部にゴム紐等の伸縮部材を設ける必要がある縫製品の製造に用いることができる。例としては、衣類の袖口や裾等のような、人が着用した場合に人体との密着性を高める必要がある箇所における縫製にも適用することができる。
・実施形態では縫製装置の縫針を1本としたが、2本以上であってもよく、この場合には、正面視にて最も右側(上メス及び下メス寄りの側)に位置する縫針よりも右側にゴム紐が誘導されるように誘導部材の位置を決めればよい。
・実施形態では、縫い幅の小さいメロウロックによりゴム紐61を取り付けるものとしたが、オーバーロック等の縫い幅がより大きい縫製方法を採用することもできるし、他のロック縫製を採用することもできる。
マスク…10、布地…20,30,40,50、中央部…21,31,41,51、上部…23,33,43,53、下部…24,34,44,54、ゴム紐…61、針糸…111、上ルーパー糸…112、下ルーパー糸113

Claims (6)

  1. 上部及び下部の端部がかがり縫いにより縫い合わされた複数の布地と、
    前記複数の布地の前記上部及び前記下部の端面にかがり縫いにより取り付けられた伸縮性を有する伸縮部材と、を備えるマスク。
  2. 前記複数の布地のそれぞれは、左右一対の布地により構成されており、
    前記左右一対の布地は中央でかがり縫いにより縫い合わされている、請求項1に記載のマスク。
  3. 前記伸縮部材は、
    少なくとも、
    前記布地の一方の面に設けられた上ルーパー糸と、
    記布地の他方の面に設けられ、前記端面側で前記上ルーパー糸と連結する下ルーパー糸と、
    前記布地を表裏方向に貫通して設けられ、前記上ルーパー糸及び前記下ルーパー糸と連結する針糸と、により前記布地に取り付けられており
    前記伸縮部材は、前記上ルーパー糸と下ルーパー糸との間に位置する、請求項1又は2に記載のマスク。
  4. 前記かがり縫いは、メロウロックである、請求項1~のいずれか1項に記載のマスク。
  5. 複数の布地により構成され、伸縮性を有する伸縮部材が取り付けられているマスクの縫製方法であって、
    複数の前記布地を重ね合わせ前記布地の上部及び下部の端面に前記伸縮部材を配置する工程と、
    かがり縫いにより前記布地の前記端面に前記伸縮部材を取り付ける工程と、を実行するマスクの縫製方法。
  6. 前記配置する工程の前に、
    前記布地を切断する工程を実行する、請求項に記載の縫製方法。
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