JP3623444B2 - フード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品、化学薬品、半導体部品等を取り扱う作業者が着用するためのフードに関する。
【0002】
【従来の技術】
食品や半導体部品等を取り扱う作業者は、毛髪やフケ等の落下を避けるため頭部を覆う布製のフードを着用する。このフードは、着用者の額から後頭部さらには首や肩を覆うものであり、顔部(目や鼻や口を含む部分)を出すための開口部が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記フードにおいては、様々な原因により、開口部縁において着用者の顔部との間に隙間が生じることがある。このように隙間が生じたのでは、その隙間から毛髪やフケ等が落下してしまうおそれがある。
【0004】
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、顔部との間に隙間を生じさせないようにするフードを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のフードは、着用者の頭部を覆うとともに、顔部を出すための開口部が形成された布製のフードであって、着用者の後頭部を覆う後頭部用布の側縁と、着用者の額部を覆うための額部用布の側縁とを縫い付けるとともに、その縫い付け部分で一部を縫い付けないことにより挿通部を形成し、当該挿通部から眼鏡のつるを挿入させて前記着用者の耳に掛けられるようにした点に特徴を有する。
【0006】
また、本発明のフードの他の特徴とするところは、前記額部用布の側縁に前記後頭部用布の側縁を所定の幅だけ重ね合わせた状態で縫い付けることを特徴とする請求項1に記載のフード。
【0007】
また、本発明のフードの他の特徴とするところは、マスク掛け部を設け、当該マスク掛け部のマスク掛け位置を前後方向に位置調整可能にした点にある。
【0008】
また、本発明のフードの他の特徴とするところは、アジャスタを設け、当該アジャスタにより布を引っ張って前記開口部縁を顔部に密着させられるようにした点にある。
【0009】
また、本発明のフードの他の特徴とするところは、前記開口部縁の少なくとも一部に沿って、伸縮性を有する帯状布を設けた点にある。
【0010】
また、本発明のフードの他の特徴とするところは、前記着用者の首周りで左右の布を重ね合わせて留める構成とした首周り調整部を設け、前記左右の布のうち、重ね合わせたときに内側に位置する方の長さを、外側に位置する方の長さよりも短くした点にある。
【0011】
また、本発明のフードの他の特徴とするところは、前記着用者の頭部上方を覆うキャップ部分と前記着用者の首周りを覆うケープ部分との間に、伸縮性を有する中間布を介在させた点にある。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明のフードの一実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態のフードを示す図である。同図において、1は着用者の頭頂部を覆うための頭頂部用布であり、ほぼ円形に裁断されている。
【0013】
2は着用者の後頭部上方を覆うための後頭部用布であり、図2に示すような2枚の左右対称形状をした布を縫い付けたものである。この縫い付け部分2cは、図3(a)に示すように、後頭部のほぼ中央に位置することになる。後頭部用布2の上縁2aは、上記頭頂部用布1に沿って縫い付けられる。なお、図3(b)に示すように、頭頂部用布1と後頭部用布2との縫い付け部分内側において、テープ状布101を用いたパイピング始末が施されている。
【0014】
3は着用者の額部を覆うための額部用布である。額部用布3の上縁3aは、上記後頭部用布2と同様に、頭頂部用布1に沿って縫い付けられる。なお、頭頂部用布1と額部用布3との縫い付け部分内側においても、テープ状布101を用いたパイピング始末が施されている。
【0015】
上記のように後頭部用布2、額部用布3の上縁2a、3aが頭頂部用布1に縫い付けられると、着用者のこめかみあたりの位置で後頭部用布2の側縁2bと額部用布3の側縁3bとが重なり合う。そして、その重なり合い部分を縫い付けるのであるが、その縫い付けの前に、各側縁2b、3bを内側に折り曲げて縫合しておく。この場合に、一度だけ折り曲げるのではなく、図4に示すように、いわゆる三つ巻(側縁を二度折り曲げる)にして糸201、301によりそれぞれ縫合している。
【0016】
このように三つ巻にすることにより、糸くずが発生するのを効果的に防止することができる。すなわち、糸くずの大部分は、布の裁断端部のほつれによるものであることから、布の端部を内側に折り曲げて縫合することが通常なされている。しかし、単に布の端部を内側に折り曲げるだけでは、布の端部が内側に位置するだけであり、糸くずの発生を効果的に防止することができない。それに対して、本実施の形態のように、さらにもう1回折り曲げて三つ巻にすることにより、図4に示すように布の端部を完全に包んで、糸くずが発生するのを効果的に防止するとともに、糸くずが発生してもパイピング始末外に出ないようにすることができる。
【0017】
上記のように三つ巻にして縫合したならば、額部用布3の側縁3bに後頭部用布2の側縁2bを所定の幅だけ重ね合わせた状態で縫い付ける。図4は、フードの右側(図1における紙面裏側)での両布2、3の縫い付け状態を示す頭頂部用布1側から見た断面の模式図である。この図にも示すように、側縁2b、3bに沿って全ての部分を縫い付けるのではなく、上方のみ糸401により縫い付けて(図1、4(a)参照)、下方は縫い付けない(図1、4(b)参照)。したがって、図5に示すように、縫い付けを行わなかった部分には挿通部4が形成されることになる。なお、この挿通部4についての説明は後述する。
【0018】
図1に説明を戻すと、額部用布3の下縁3c及び後頭部用布2の側縁2bの下方は、着用者の額に沿ったカーブ形状となるように裁断されている。そして、そのカーブ形状に沿って、パイル生地からなる帯状布5が縫い付けられている。この帯状布5は、汗取り布としての役目を果たすものである。しかも、伸縮性を持つように編み込まれており、これにより額部にフィットさせて、毛髪やフケ等の落下を効果的に防止することができる。なお、帯状布5には適宜ダーツ5aを形成して、カーブ形状に合わせるようにしている。
【0019】
6は着用者の後頭部下方や耳を覆うための中間布であり、図6に示すような2枚の対称形状をした布を縫い付けたものである。この縫い付け部分6cは、図3(a)に示すように、後頭部のほぼ中央に位置することになる。中間布6の上縁6aは、後頭部用布2の下縁2d及び帯状布5の端部に縫い付けられている。なお、図3(b)に示すように、後頭部用布2及び帯状布5と中間布6との縫い付け部分内側において、テープ状布102を用いたパイピング始末が施されている。この中間布6の上縁6aの縫い付け部分は、着用者のちょうど耳上端あたりに位置するようにしている(図5参照)。より具体的には、着用者の耳の穴(外耳道)よりも上から耳輪の最上部の間、好ましくは耳輪の頭部への付け根と略同じ高さに位置するようにしている。
【0020】
上記のようにして中間布6を縫い付けると、当該中間布6の両側縁6bが帯状布5にほぼ連続して、着用者の顔部(目や鼻や口を含む部分)を出すための開口部Aが形成される。なお、開口部Aを構成する中間布6の側縁6bには、伸縮性を有するニットテープ7によりパイピング始末が施されている。
【0021】
ここで、上記頭頂部用布1、後頭部用布2、額部用布3としては、ポリエステル等の化学繊維や化学繊維と綿の混紡等が用いられるのに対して、中間布6としては、伸縮性を有するようネット状に編み込まれたニット素材の布が用いられている。化学繊維等では、肌触りがゴワゴワしやすく、それによる装着時の作業に伴う耳や髪等との擦れるガサガサ音が気になることがある。それに対して、ニット素材の布では、柔らかな肌触りを得ることができるとともに、ガサガサ音が発生しにくくなる。また、上述のように、中間布6の上縁6aの縫い付け部分を着用者のちょうど耳上端あたりに位置させるようにしていることから、この中間布6が着用者の耳を覆うことになり、通音性を高めることもできる。
【0022】
8は着用者の首周りから肩にかけての部分を覆うためのケープ布である。ケープ布8は、スカート状に広がる形状をしており、その上縁は、中間布6の下縁6dに縫い付けられている。なお、図3(b)に示すように、中間布6とケープ布8との縫い付け部分内側において、テープ状布103を用いたパイピング始末が施されている。また、ケープ布8の側縁8a、8bから下縁全体8dには、テープ9によりパイピング始末が施されている。このケープ布8としては、上記頭頂部用布1、後頭部用布2、額部用布3と同じく、ポリエステル等の化学繊維や化学繊維と綿の混紡等が用いられている。
【0023】
また、ケープ布8の左右両側縁には、図7にも示すように、中間布6の側縁に連続する第1の縁8ar、8alと、第1の縁8ar、8alからカーブさせた第2の縁8br、8blとを形成するよう裁断されている。なお、これら第1の縁8ar、8alや第2の縁8br、8bl部分は、首や顎下に触れることがあるため、できるだけ丸みを帯びるように裁断している。
【0024】
上記のように第1の縁8ar、8alからカーブさせて第2の縁8br、8blを形成することにより、ケープ布8には突き出し部10o、10iが形成される。この突き出し部10o、10iは、着用者の顎下部分で、左側の突き出し部10iに右側の突き出し部10oを重ね合わせて留めることにより、フードを首周りで密着、固定するためのものである。なお、本実施の形態においては、これら突き出し部10o、10iが本発明でいう左右の布に相当するものである。
【0025】
ここで、左側の突き出し部10iの(突き出し)長さLiが、右側の突き出し部10oの(突き出し)長さLoよりも短くなるようにしている。これは、突き出し部10o、10iを重ね合わせたときに内側に位置する方、すなわち、左側の突き出し部10iの長さLiが長いと、余分な部分が行き場を無くして波打ったり、しわになったりしてしまい、顔部と開放部A縁との間に隙間が生じやすくなることがあるためである。それに対して、本実施の形態のように、左側の突き出し部10iの重ね合わせ長さLiを短くすることにより、波打ったり、しわになったりしにくく、フィット性を高めて顔と開放部A縁との間に隙間が生じるのを防ぐことができる。一方で、外側に位置する方、すなわち、右側の突き出し部10oの重ね合わせ長さLoについては、首の周りを確実に覆うことができるよう十分な長さを確保している。
【0026】
なお、突き出し部10o、10iを留めるために、右側の突き出し部10o内面には、繊維性接合部材11a(例えば、商標名マジックテープ)が縫い付けられている。また、左側の突き出し部10i外面には、繊維性接合部材11aに対応するテープ状の繊維性接合部材11bが縫い付けられている。テープ状の繊維性接合部材11bは斜めに配置されており、突き出し部10o、10iを重ね合わせたときに、開放部A縁がちょうど着用者の顎下のラインに密着するようになっている。すなわち、重ね合わせ代が多いとき(着用者の顔が小さい場合)は、ケープの開放部A縁が上方に移動することになり、逆に重ね合わせ代が少ないとき(着用者の顔が大きい場合)は下方に移動することになる。これにより、着用者の顔の大きさに合わせて、ケープの開放部A縁を密着させやすくすることができる。
【0027】
以上述べた頭頂部用布1、後頭部用布2、額部用布3、中間布6、ケープ布8により、本実施の形態のフードが構成される。
【0028】
本実施の形態では、後頭部用布2と中間布6との縫い付け部分に沿って、フードの両側部にマスク掛け部501を設けている。マスク掛け部501は、図8にも示すように、上記縫い付け部分に沿って配置された帯状布12と、プラスチック或いは適宜な硬度を有する布からなるやや厚手の円板部材13により構成されている。そして、帯状布12を円板部材13に形成した一対のスリット13aに挿通させた状態で、この帯状布12の両端を後頭部用布2に縫い付けている。
【0029】
このようにしたマスク掛け部501があれば、着用者は、図8中一点鎖線で示すようにマスクの紐を円板部材13に引っ掛けることができる。すなわち、マスクの紐を開口部Aから内部に挿入して耳に掛ける必要がなくなり、開口部Aと顔部との間に隙間が生じるのを防いで、毛髪やフケ等の落下を効果的に防止することができる。しかも、円板部材13を帯状布12の長手方向(図8中矢印Jで示す方向)に移動させることができるので、マスクの紐掛け位置を前後方向に位置調整することができ、マスクをフィットさせることができる。また、やや厚手の部材で構成しているので、着用者は手袋を装着した状態でも調整しやすいといった効果も奏する。
【0030】
また、本実施の形態では、後頭部用布2と中間布6との縫い付け部分に沿って、フードの後頭部にアジャスタ502を設けている。図3(a)にも示すように、帯状布14をフード左側のマスク掛け部501の帯状布12に直列的に並べるとともに、当該帯状布14のマスク掛け部501側端部を後頭部用布2に縫い付けている。この帯状布14の先端裏面には、繊維性接合部材15a(例えば、商標名マジックテープ)が縫い付けられている。一方、繊維性接合部材15aに対応するテープ状の繊維性接合部材15bを、フード右側のマスク掛け部501の帯状布12に直列的に並べて後頭部用布2に縫い付けている。
【0031】
このようにしたアジャスタ502があれば、帯状布14を引っ張って、繊維性接合部材15aを繊維性接合部材15bの任意の位置に接合させることにより、フードの頭周りを着用者の頭部にフィットさせ、開口部A縁を顔部に密着させることができる。したがって、開口部A縁と顔部との間に隙間が生じるのを防いで、毛髪やフケ等の落下を効果的に防止することができる。さらに、上述のように、後頭部用布2と中間布6との縫い付け部分に沿ってアジャスタ502を設けると、フード着用時にアジャスタは頭蓋骨の後頭骨の凸部より若干下方に位置するようになることが多いので、帯状布14を引っ張って締め付けることにより、フード全体を後頭部斜め下方に引っ張ることとなり、開放部A縁の頬から額にかけた部分をより密着させる効果を奏することとなる。
【0032】
しかも、アジャスタ502の帯状布14を引っ張ることにより、隣り合うマスク掛け部の帯状布12も引っ張られて、この帯状布12が張った状態となる。このようにマスク掛け部の帯状布12が張った状態では、円板部材13が動きにくくなるので、マスク着用中に円板部材13がマスクの紐に引っ張られて動いてしまうのを防ぐことが可能となる。
【0033】
また、本実施の形態では、上述したように、後頭部用布2と額部用布3との縫い付け部分に挿通部4ができるので、着用者は、図5に示すように、眼鏡のつる16を当該挿通部4から内部に挿入して耳に掛けることができる。すなわち、眼鏡のつる16を開口部Aから内部に挿入して耳に掛ける必要がなくなり、開口部Aと顔部との間に隙間が生じるのを防いで、毛髪やフケ等の落下を効果的に防止することができる。
【0034】
なお、眼鏡のつるを内部に挿入させるためであれば、図9に示すように、フードに穴901をあけておくことも考えられる。しかし、この場合には、その穴901の縁部分でほつれが生じやすくなってしまう。また、穴901から毛髪やフケ等が落下しないように覆い布902を縫い付ける等の措置が必要になるが、覆い布902を縫い付けると、袋状部分903ができてしまう。そのため、眼鏡のつる16を挿入させようとするときに、つる先端が穴101に入らず、当該袋状部分903に入り込んでしまうことがあり、眼鏡をスムーズに掛けることができなくなってしまう。
【0035】
それに対して、本実施の形態のように一の布と他の布と(後頭部用布2、額部用布3)の縫い付け部分を利用して挿通部4を形成することにより、上記問題は解消され、ほつれが生じることがなく、しかも、眼鏡をスムーズに掛けることができる。特に、上述のように額部用布3の側縁3bと後頭部用布2の側縁2bとをそれぞれ三つ巻にして縫合しておくことで、ほつれによる糸片の落下は効果的に防ぐことができる。なお、図4に示すように、額部用布3の側縁を内側(着用者側)に向けて三つ巻しておくことにより、その三つ巻部分が眼鏡のつるの移動(同図(b)の矢印K方向)に対して障害となることがなく、眼鏡の脱着をよりスムーズにすることができる。
【0036】
また、本実施の形態では、中間布6を用いることにより、柔らかな肌触りや通音性を得るといった既述の効果だけでなく、フードのずれを防止して、開口部Aと顔部との間に隙間が生じるのを防ぐといった効果を得ることもできる。
【0037】
すなわち、例えば、中間布6部分に後頭部用布2等やケープ布8と同じ素材(ポリエステル等の化学繊維や化学繊維と綿の混紡等)を用いた場合、着用者が頭を左右に回したり、前後に動かしたりすると、その動きに追随できる頭頂部用布1、額部用布3、及び後頭部用布2と首周り調整部に依って固定状態に近くなっているケープ布8の動きがずれて、フード全体がずれてしまうことや、ひきつられているような装着不快感を感じることがある。
【0038】
それに対して、本実施の形態のように、伸縮性を有するニット素材からなる中間布6を介在させておけば、ケープ布8の動きが中間布6において吸収されるので、額部用布3や後頭部用布2にまで伝えられず、フード全体がずれ動くのを防止することができる。したがって、開口部Aと顔部との間に隙間が生じるのを防いで、毛髪やフケ等の落下を効果的に防止することができる。なお、本実施の形態においては、頭頂部用布1、後頭部用布2、額部用布3により形成される部分が本発明でいうキャップ部分に相当するものであり、ケープ布8が本発明でいうケープ部分に相当するものである。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、後頭部用布と額部用布との縫い付け部分に形成される挿通部から眼鏡のつるを内部に挿入して耳に掛けることができるので、開口部と顔部との間に隙間が生じるのを防いで、毛髪やフケ等の落下を効果的に防止することができる。しかも、フードに穴をあけることなく挿通部を形成することができるので、ほつれが生じやすくなったり、覆い布をさらに縫い付ける必要が生じたりする不都合をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のフードを示す図である。
【図2】後頭部用布2を示す図である。
【図3】フードを示す図であり、(a)はフードの後頭部側を示す図で、(b)は各布の縫い付け状態を表す模式図である。
【図4】フードの右側での後頭部用布2の側縁2bと額部用布3の側縁3bとの縫い付け状態を示す頭頂部用布1側から見た断面の模式図であり、(a)が上方での縫い付け状態を示す図で、(b)が下方での縫い付け状態を示す図である。
【図5】挿通部4について説明するための図である。
【図6】中間布6を示す図である。
【図7】ケープ布8を示す図である。
【図8】マスク掛け部501を示す図である。
【図9】眼鏡のつる16を内部に挿入させるためにフードに穴901をあけた例を示す図である。
【符号の説明】
1 頭頂部用布
2 後頭部用布
3 額部用布
4 挿通部
5 帯状布
6 中間布
7 ニットテープ
8 ケープ布
9 テープ
10o、10i 突き出し部
11a、11b 繊維性接合部材
12 帯状布
13 円板部材
14 帯状布
15a、15b 繊維性接合部材
501 マスク掛け部
502 アジャスタ
Claims (7)
- 着用者の頭部を覆うとともに、顔部を出すための開口部が形成された布製のフードであって、
着用者の後頭部を覆う後頭部用布の側縁と、着用者の額部を覆うための額部用布の側縁とを縫い付けるとともに、その縫い付け部分で一部を縫い付けないことにより挿通部を形成し、当該挿通部から眼鏡のつるを挿入させて前記着用者の耳に掛けられるようにしたことを特徴とするフード。 - 前記額部用布の側縁に前記後頭部用布の側縁を所定の幅だけ重ね合わせた状態で縫い付けることを特徴とする請求項1に記載のフード。
- マスク掛け部を設け、当該マスク掛け部のマスク掛け位置を前後方向に位置調整可能にしたこと特徴とする請求項1に記載のフード。
- アジャスタを設け、当該アジャスタにより布を引っ張って前記開口部縁を顔部に密着させられるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のフード。
- 前記開口部縁の少なくとも一部に沿って、伸縮性を有する帯状布を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフード。
- 前記着用者の首周りで左右の布を重ね合わせて留める構成とした首周り調整部を設け、前記左右の布のうち、重ね合わせたときに内側に位置する方の長さを、外側に位置する方の長さよりも短くしたことを特徴とする請求項1に記載のフード。
- 前記着用者の頭部上方を覆うキャップ部分と前記着用者の首周りを覆うケープ部分との間に、伸縮性を有する中間布を介在させたことを特徴とする請求項1に記載のフード。
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