JP7036093B2 - 形状測定装置、形状測定方法、鋼板の形状矯正装置、鋼板の形状矯正方法、鋼板の製造装置、及び鋼板の製造方法 - Google Patents

形状測定装置、形状測定方法、鋼板の形状矯正装置、鋼板の形状矯正方法、鋼板の製造装置、及び鋼板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、形状測定装置、形状測定方法、鋼板の形状矯正装置、鋼板の形状矯正方法、鋼板の製造装置、及び鋼板の製造方法に関し、特に鋼板の歪みなどの形状をオフラインで測定、矯正する際に好適なものである。
鋼板の形状を自動測定する装置としては、例えば、特許文献1に記載されるように、複数の光学系距離計からなる計測装置を鋼板の搬送ライン上に設置し、この計測装置を通過する鋼板からの光の反射状態から鋼板表面までの距離、即ち鋼板表面の高さを検出し、この高さを連続して鋼板表面の形状を測定するものがある。
ここで、鋼板の製造では、一般に、コールドレベラー、ホットレベラーと呼ばれる複数のロールを上下に配置し、これらロールの間に鋼板を搬送することで、製造時に発生した反りなどの形状不良を矯正する。しかし、一般に厚物材と呼ばれる厚さ30mm以上の鋼板の場合、形状を矯正するのに必要な曲げモーメントが板厚の3乗に比例するため、コールドレベラーやホットレベラーでは形状を矯正しきれない。そのため、厚物材に形状不良が発生した場合には、鋼板をラインから外し、いわゆるオフラインで形状矯正を行う。
オフラインでは、鋼板を安定して搬送することができないので、前述の特許文献1のような形状測定装置をそのまま適用することはできない。また、仮に適用できても複数の光学系距離計からなる計測装置は、構成が複雑な上に、通板する鋼板の上方に設置するための門型の架台が必要となる、クレーンで搬入される鋼板と干渉するなど、コスト面でも不利である。
そこで、鋼板の歪みなどの形状をオフラインで測定するのに好適なものとして、例えば、特許文献2に示すものが提案されている。
特許文献2に示す鋼板の形状矯正装置は、加圧ラムを備えたプレス機と、プレス機の入出側に設けられ且つ鋼板を搬送する搬送ラインと、搬送ラインで搬送される鋼板の位置を検出する位置検出装置と、搬送ライン上に静止した鋼板の形状を計測する鋼板形状計測装置と、鋼板形状計測装置で計測された鋼板の形状計測結果及び位置検出装置で検出された鋼板の位置情報に基づいて、プレス機及び搬送ラインを制御する制御装置とを備えている。
そして、鋼板形状計測装置は、レーザスキャン方式の鋼板計測装置であり、一つのレーザ光源からのレーザ光を転向し、転向されたレーザ光を走査して、搬送ライン上に静止した鋼板上の所定の検出点群を測定し、それら検出群データから鋼板の形状を計測するものである。
この鋼板計測装置により、静止した鋼板の形状を容易且つ正確に計測することが可能となり、この正確な鋼板の形状から鋼板の形状を矯正することができるとともに、レーザ光源が一つでよいことから構成が簡潔になる、という効果を奏する。
特開平5-237546号公報 特開2010-155272号公報
しかしながら、前述の特許文献2に示す鋼板の形状矯正装置にあっては、鋼板形状計測装置の光学系を防塵する具体的な構成については何ら記載されていない。レーザ光を発光するレーザ発光部及びレーザ発光部から発光されたレーザ光を反射させて鋼板に向けて照射する反射鏡等の光学系が粉塵で汚れると、測定精度が低下し、目的の測定精度を維持できなくなってしまう。厚板のプレス矯正の現場では、厚板の矯正時に発生するスケール粉塵により何も対策をとらなければ12時間程度で光学系が汚染され測定不能となるため、作業員が光学系を頻繁に清掃する必要がある。測定精度の平準化のためにも光学系が汚れにくいほうが望ましい。レーザ射出開口部をレーザが透過可能なカバーで覆った計測装置もあるが、測定精度が±25mmと低く、厚板の形状測定には使用することができない。また、回転する反射鏡部のみをレーザが透過可能なカバーで覆った測定精度の高い計測装置もあるが、当該カバーが粉塵で汚染されることには変わりはない。また、デジタルカメラの自動カバー機構のような開閉機構によって防塵することも考えられるが(使用時に開、不使用時は閉)、レーザ射出開口部が広いため、開閉機構が大型化し、また計測装置に接近する清掃作業員の安全面も配慮する必要があり、余分な製作コスト、メンテナンスコストが高くなり、計測装置よりも開閉機構のコストが高くなってしまう可能性がある。
本発明はこれら従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、測定精度を低下させることなく光学系を防塵することができる安価な防塵機構を有するレーザスキャン方式のレーザ距離計を備えた形状測定装置、形状測定方法、鋼板の形状矯正装置、鋼板の形状矯正方法、鋼板の製造装置、及び鋼板の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る形状測定装置は、レーザ光によって測定対象物上の検出点までの距離を測定するレーザ距離計を備えた形状測定装置であって、前記レーザ距離計は、レーザ光を発光するレーザ発光部及びレーザ光を受光するレーザ受光部と、該レーザ発光部からのレーザ光の光軸に一致して延びる第1軸を中心に回転するとともに、前記レーザ発光部からのレーザ光を反射させて前記検出点に向けて照射するとともに記検出点から反射されるレーザ光を前記レーザ受光部に向けて反射させる反射鏡と、前記レーザ発光部、前記レーザ受光部及び前記反射鏡を支持するとともに、測定に際して前記反射鏡から照射されるレーザ光及び前記検出点から反射されるレーザ光が通過する間隙を形成し、前記第1軸と直交する第2軸を中心に回転する回転台と、該回転台が測定待機状態の所定の回転角度に位置するときに、前記間隙を塞ぐ壁部を備えている防塵機構とを備えることを要旨とする。
また、本発明の別の態様に係る形状測定方法は、前述の形状測定装置を用いて測定対象物の形状を測定することを要旨とする。
また、本発明の別の態様に係る鋼板の形状矯正装置は、前述の形状測定装置と、鋼板を加圧して鋼板の形状を矯正する加圧ラムを備えたプレス機と、該プレス機の入側及び出側に設けられて、鋼板を搬送する搬送装置とを備えていることを要旨とする。
また、本発明の別の態様に係る鋼板の形状矯正方法は、前述の鋼板の形状矯正装置を用いて鋼板の形状を矯正することを要旨とする。
また、本発明の別の態様に係る鋼板の製造装置は、前述の鋼板の形状矯正装置を備えることを要旨とする。
また、本発明の別の態様に係る鋼板の製造方法は、前述の鋼板の形状矯正方法を用いる鋼板の形状矯正工程を含むことを要旨とする。
本発明に係る形状測定装置、形状測定方法、鋼板の形状矯正装置、鋼板の形状矯正方法、鋼板の製造装置、及び鋼板の製造方法によれば、測定精度を低下させることなく光学系を防塵することができる安価な防塵機構を有するレーザスキャン方式のレーザ距離計を備えた構成とすることができる。
本発明の一実施形態に係る鋼板の形状矯正装置の概略構成図である。 図1に示す形状矯正装置を構成するプレス機の概略構成図である。 図1に示す形状矯正装置を構成する形状測定装置に用いられるレーザ距離計の基本構成を示す図である。 図3に示すレーザ距離計の設置の仕方を説明するための模式図である。 図3に示すレーザ距離計に対し、上側と下側を逆さにしたレーザ距離計を説明するための図である。 レーザ距離計を図5に示した状態で設置した際の、死角領域、部分影領域、及び影無し領域を説明するための図である。 図3に示すレーザ距離計の一連の動作を説明するための平面図(模式図)で、(a)は測定待機中の状態、(b)は測定開始時の状態、(c)は測定中の状態、(d)は測定完了時の状態、(e)は測定待機中の状態を示している。 本実施形態の形状測定装置に用いられる防塵機構を備えたレーザ距離計の一連の動作を説明するための平面図(模式図)で、(a)は測定待機中の状態、(b)は測定開始時の状態、(c)は測定中の状態、(d)は測定完了時の状態、(e)は測定待機中の状態を示している。 本実施形態の形状測定装置に用いられる防塵機構を備えたレーザ距離計の清掃時の状態を示す平面図(模式図)である。 本実施形態の形状測定装置に用いられる防塵機構を備えたレーザ距離計の構成及び一連の動作を説明するための側面図で、(a)は測定待機中の状態、(b)は測定開始時の状態を示している。 本実施形態の形状測定装置に用いられる防塵機構を備えたレーザ距離計の構成及び一連の動作を説明するための側面図で、(a)は測定中の状態、(b)は測定完了時の状態を示している。 本実施形態の形状測定装置に用いられる防塵機構を備えたレーザ距離計の清掃時の状態を示す側面図である。 防塵機構を備えたレーザ距離計を用いる実施例の形状測定装置と、防塵機構のないレーザ距離計を用いる比較例の形状測定装置との粉塵の付着状況を説明するもので、(a)は比較例の形状測定装置における粉塵の付着状況を示す図、(b)は実施例の形状測定装置における粉塵の付着状況を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。また、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
図1には、本発明の一実施形態に係る鋼板の形状矯正装置の概略構成が示されている。図1に示す鋼板の形状矯正装置1は、鋼板Sの形状をオフラインで矯正するものであり、鋼板Sを加圧して鋼板Sの形状を矯正する加圧ラム4を備えたプレス機2を備えている。プレス機2の入側には入側ベッド5が配設され、プレス機2の出側には出側ベッド6が配設されている。入側ベッド5には鋼板Sを搬送するための多数のローラ5aが配設され、出側ベッド6にも鋼板Sを搬送するための多数のローラ6aが配設されている。これらローラ5a,6aの回転状態を制御することで鋼板Sの搬送状態を制御することができる。これら入側ベッド5及び出側ベッド6が鋼板Sの搬送装置を構成する。鋼板Sは、厚さ30mm以上のいわゆる厚鋼板である。
また、入側ベッド5及び出側ベッド6のそれぞれの側方には、鋼板Sの位置を検出する位置検出装置7が設置されている。位置検出装置7は、後述する形状測定装置8と同様にレーザ光を鋼板Sに搬送方法に走査して鋼板Sの搬送方向の形状を測定し、その形状測定結果から鋼板Sがどの位置にあるかを検出する。
本実施形態のプレス機2の場合、加圧ラム4で鋼板Sを上から加圧し、主として鋼板Sに曲げモーメントを付与して鋼板Sの形状を矯正する。鋼板Sの形状は、後述する形状測定装置8によって測定する。鋼板形状矯正のパラメータとしては、例えば鋼板Sの形状から求めた差金隙間(所定長さの直線治具を鋼板表面に当てた時に生じるこの直線治具と鋼板表面との隙間の最大値)、加圧ラム4による加圧力、シムと呼ばれる敷板の位置と間隔、鋼板Sの位置が挙げられる。本実施形態のプレス機2による鋼板形状矯正は、鋼板Sの下であって定盤3の上に2本のシム3aを敷き、そのシム3aの間の部分の鋼板Sを加圧ラム4で加圧する。加圧ラム4による曲げモーメントは、シム3aの間の部分の鋼板Sにのみ生じる。この曲げモーメントによる鋼板Sの変形量と加圧開放時の戻り量、所謂スプリングバック量を加味して、前述した種々のパラメータを調整する。
入側ベッド5及び出側ベッド6の側には、形状測定装置8が設置されている。また、出側ベッド6の側方には、制御装置9が設置されている。
形状測定装置8は、レーザ光23によって測定対象物としての鋼板S上の検出点P(図4参照)までの距離を測定するレーザ距離計20(図3参及び図4参照)と、レーザ距離計20で測定された距離データから鋼板Sの形状を測定するコンピュータシステム(図示せず)とを備えて構成されている。レーザ距離計で距離を検出する方法には、周知の位相差法やTime of Flight法がある。位相差法は、強度変調したレーザ光を測定対象物に照射し、その反射光を受光センサで受光し、発振したレーザ光と受光したレーザ光との位相差から距離を算出する方法である。また、Time of Flight法は、レーザ光の入射波と反射波の時間差と光の速度から距離を算出する方法である。
本実施形態では、レーザ距離計20は、レーザスキャン方式のレーザ距離計であり、位相差法によって測定対象物としての鋼板S上の検出点Pまでの距離を測定する。このため、レーザ距離計20は、図3に示すように、レーザ光23を発光するレーザ発光部21及びレーザ光23を受光するレーザ受光部22を回転台26上に搭載している。また、回転台26には、反射鏡としてのガルバノミラー25をレーザ発光部21のレーザ出射口に搭載している。ガルバノミラー25は、レーザ発光部21からのレーザ光23の光軸に一致して延びる第1軸24を中心に回転する。また、回転台26は、第1軸24と直交する第2軸28を中心に回転する回転軸29に軸支されている。レーザ発光部21からのレーザ光23は、ガルバノミラー25によって反射され鋼板S上の検出点Pに向けて照射される。そして、ガルバノミラー25が第1軸24を中心に回転することにより、ガルバノミラー25で反射したレーザ光23は図4に示すように鋼板Sの搬送方向に走査される。また、回転台26が第2軸28を中心に回転することにより、ガルバノミラー25で反射したレーザ光23は鋼板Sの搬送方向に直交する鋼板Sの幅方向に走査される。そして、鋼板S上の検出点Pから反射したレーザ光23は、図3の破線で示すように、ガルバノミラー25で反射されてレーザ受光部22に入射する。回転台26は、本実施形態では、図3に示すように、回転軸29が突出する第1面26c、第1面26cに対向する第2面26d、第1面26c及び第2面26dに直交する第3面26a、第3面26aに対向する第4面26b(図7参照)、第1面26c、第2面26d、第3面26a、及び第4面26b)に直交する第5面26e、及び第5面26eに対向する第6面26fを有する略直方体形状に形成されている。
そして、回転台26には、図3に示すように、ガルバノミラー25から照射されるレーザ光23及び検出点Pから反射されるレーザ光23が通過可能な貫通凹溝27が形成されている。この貫通凹溝27は、回転台26の第3面26aから第4面26bに向けて貫通するとともに第2面26dに開口し、レーザ発光部21、レーザ受光部22及びガルバノミラー25が貫通凹溝27に露出する。
ここで、レーザ距離計20は、図3及び図4に示すように、回転台26の回転軸29が上側となるように設置する。この理由について説明する。
図5に示すように、レーザ距離計20を回転台26の回転軸29が下側となるように設置した場合にガルバノミラー25が第1軸24を中心に図6に示すように360度回転する場合を考える。この場合、回転台26を回転するための回転軸29を含む駆動機構がガルバノミラー25の下側に存在するため、この駆動機構が邪魔となり、レーザ光をガルバノミラー25から外部に照射できない死角ができる。レーザ光を照射できない死角領域は、ガルバノミラー25を中心とした円錐体状に拡がり、死角領域内では鋼板Sの形状を測定できない。また、この死角領域に隣接する部分影領域(鋼板からの再帰反射光の全てをガルバノミラー25で受光できない領域)では光学系の汚染に敏感であり測定が不安定となる。
この死角領域及び部分影領域で測定を行わず、影無領域にて測定を行うようにするためには、図3及び図4に示すように、回転台26の回転軸29が上側となるようにレーザ距離計20を設置すればよい。レーザ距離計20の回転軸29は、図4に示すように、鋼板Sの搬送方向に対し、鉛直方向に延びるように立設された支持脚41の上端に取り付けられた取付板42に取り付けられる。そして、回転台26の回転軸29の回転中心となる第2軸28が垂直の状態では、レーザ距離計20から離れた範囲での点群分布が悪くなり、鋼板Sの輪郭の精度が悪くなる。回転台26の回転角の誤差の影響をある程度許容しつつ、点群分布を改善するためには、図4に示すように、レーザ距離計20の回転軸29の回転中心となる第2軸28を、鋼板Sの搬送方向を法線軸とする面内で延びる鉛直軸に対して傾斜角θだけ傾ければよい。この傾斜角θは、本実施形態では4~16°としてある。
このように設置されたレーザ距離計20の一連の動作を図7を参照して説明すると、先ず、図7(a)に示すように、レーザ距離計20を待機させる。この待機状態では、レーザ距離計20の回転台26が測定待機状態の所定の回転角度に位置し、回転台26の第5面26eが支持脚41側を向いている。
次いで、図7(b)に示すように、レーザ距離計20が測定開始の指令を受けると、レーザ距離計20は、回転台26を回転させずに測定を開始し、レーザ光23を照射する。
そして、図7(c)に示すように、測定中は、レーザ距離計20は、回転台26を反時計回りに180°回転させる。
そして、図7(d)に示すように、測定を開始した状態から回転台26が反時計回りに180°回転したら、走査が完了し、レーザ光23の照射は停止し、測定が完了する。
更に、図7(d)に示すように、測定が完了した状態から回転台26を反時計回りに180°回転させると、レーザ距離計20は、元の状態に戻り待機状態となる。
形状測定装置8のコンピュータシステム(図示せず)は、レーザ距離計20で測定された距離データから鋼板Sの形状を測定する。
そして、制御装置9は、ホストコンピュータなどのコンピュータシステムを備えて構築され、形状測定装置8で測定された鋼板Sの形状に基づき、プレス機2、入側ベッド5及び出側ベッド6の稼働状態を制御する。
ここで、図3乃至図7に示したレーザ距離計20においては、防塵機構が何ら設けられていないため、レーザ発光部21、レーザ受光部22及びガルバノミラー25等の光学系が粉塵で汚れてしまう。これら光学系が粉塵で汚れると、レーザ距離計20による距離測定精度が低下し、目的の測定精度を維持できなくなってしまう。厚板のプレス矯正の現場では、厚板の矯正時に発生するスケール粉塵により何も対策をとらなければ12時間程度で光学系が汚染され測定不能となるため、作業員が光学系を頻繁に清掃する必要がある。
ここで、レーザ距離計20に設けられたレーザ発光部21、レーザ受光部22及びガルバノミラー25等に付着する粉塵は、特に測定待機状態において、回転台26に形成された貫通凹溝27から回転台26内に入り込んでこれらガルバノミラー25等に付着する。このため、当該貫通凹溝27を、測定に際してレーザ光が通過するのに必要な範囲に限定することが好ましい。
このため、レーザ距離計20においては、図8乃至図12に示すように、貫通凹溝27よりもレーザ光23が通過する範囲が限定されている、測定に際してガルバノミラー25から照射されるレーザ光23及び検出点Pから反射されるレーザ光23が通過する間隙34を回転台26に形成している。そして、レーザ距離計20は、回転台26が測定待機状態の所定の回転角度に位置するときに、間隙34を塞ぐ壁部51を備えた防塵機構50を備えている。
ここで、間隙34は、図8乃至図12に示すように、貫通凹溝27の両外側に位置しかつ回転台26の第3面26a及び第2面26dから突出する2枚の第1壁30と、2枚の第1壁30の第1面26c側を塞ぐ第2壁31と、回転台26の第4面26bに設けられて貫通凹溝27の第4面26b側を塞ぐ第3壁32と、第3壁32に設けられて2枚の第1壁30の第2面26dから突出する先端側の一部を塞ぐ第4壁33とによって形成される。2枚の第1壁30は、ガルバノミラー25で反射して鋼板Sに照射されるレーザ光23と略平行に延びる。そして、ガルバノミラー25で反射して鋼板Sに照射されるレーザ光23は、図11(a)に示すように、第2壁31によって上方への通過可能な範囲が規制され、第4壁33によって下方への通過可能な範囲が規制される。また、当該レーザ光23は、第3壁32によって貫通凹溝27が閉塞されているから、回転台26の後方へは照射されない。
また、防塵機構50の壁部51は、取付板42から立ち下げられるように取り付けられ、回転台26が測定待機状態の所定の回転角度に位置するときに、図8(a),(e)及び図10(a)に示すように、開口している2枚の第1壁30の第3面26a側から突出する先端側を塞ぐ平板状の垂下板部51aと、垂下板部51aの下端から延びて、回転台26が測定待機状態の所定の回転角度に位置するときに、開口している2枚の第1壁30の第2面26側から突出する先端側の一部を塞ぐ平板状の下側延長板部51bとを備えている。図10(a)に示すように、下側延長板部51bは、回転台26が測定待機状態の所定の回転角度に位置するときには、第3壁32に取り付けられた第4壁33の先端の位置近傍まで延びる。これにより、回転台26が測定待機状態の所定の回転角度に位置するときには、間隙34が塞がれる。このため、貫通凹溝27に露出しているレーザ発光部21、レーザ受光部22及びガルバノミラー25等の光学系は外気から遮断され、当該光学系への粉塵の付着が防止される。
なお、2枚の第1壁30の回転台26の第3面26aからの突出長は、回転台26が回転した際に、回転台26が壁部51の垂下板部51aに衝突しないように回転台26の最大回転半径よりも長くする。また、間隙34の幅は2枚の第1壁30間の間隔で設定されるが、再帰拡散反射光のガルバノミラー25への受光を遮蔽しないように間隙34の幅を設定する。
また、図10(a)に示すように、壁部51の垂下板部51aには、壁部51によって間隙34が塞がれてなるレーザ発光部21、レーザ受光部22及びガルバノミラー25を収容する空間に、外部から気体を吹込む気体吹込孔51cが形成されている。これにより、気体吹込孔51cからクリーニングエアーを供給すれば内部空間の清浄度は向上する。
また、2枚の第1壁30の周縁には、図10(a)に示すように、間隙34が塞がれる際に2枚の第1壁30と壁部51との間に形成される隙間を防ぐ弾性部材52が設けられている。弾性部材52は、具体的には、ゴムやエラストマーなどの弾性材料の薄片や、密集して植毛された繊維などである。これにより、間隙34を塞いだ時のわずかな隙間を塞ぐことが可能になり、防塵効果をさらに高めることができる。
この防塵機構50を備えたレーザ距離計20の一連の動作を図8乃至図12を参照して説明する。
先ず、図8(a)及び図10(a)に示すように、レーザ距離計20を待機させる。この待機状態では、レーザ距離計20の回転台26が測定待機状態の所定の回転角度に位置し、回転台26の前面26aが支持脚41側を向いている。この状態では、図8(a)及び図10(a)に示すように、開口している2枚の第1壁30の第3面26a側から突出する先端側は防塵機構50の壁部51の垂下板部51aによって塞がれ、2枚の第1壁30の第2面26d側から突出する先端側の一部は下側延長板部51bによって塞がれる。また、2枚の第1壁30の第2面26d側から突出する先端側の他の部分は回転台26に設けられた第4壁33によって塞がれている。このため、間隙34が塞がれて貫通凹溝27が閉塞され、貫通凹溝27に露出しているレーザ発光部21、レーザ受光部22及びガルバノミラー25等の光学系は外気から遮断されている。従って、測定待機状態では、当該光学系への粉塵の付着が防止される。
次いで、レーザ距離計20が測定開始の指令を受けると、図8(b)及び図10(b)に示すように、回転台26が反時計回りに90°回転し、その状態でレーザ光23を照射する。レーザ光23は、レーザ発光部21から発光されてガルバノミラー25で反射し、間隙34を通って鋼板Sに向けて照射される。鋼板Sから反射したレーザ光23は、間隙34を通ってガルバノミラー25で反射し、レーザ受光部22に至る。
そして、図8(c)及び図11(a)に示すように、測定中は、回転台26を反時計回りに180°回転させる。
そして、図8(d)及び図11(b)に示すように、測定を開始した状態から回転台26が反時計回りに180°回転したら、走査が完了し、レーザ光23の照射は停止し、測定が完了する。
更に、図8(e)に示すように、測定が完了した状態から回転台26を反時計回りに90°回転させると、レーザ距離計20は、元の状態に戻り待機状態となる。
また、レーザ発光部21、レーザ受光部22及びガルバノミラー25等の光学系を清掃するときには、図9及び図12に示すように、待機状態から回転台26を時計回りに90°回転させて、作業員側に回転台26の第3面26aを向けるようにする。これにより、間隙34の遮断状態は解かれるので、作業員は当該光学系を容易に清掃することができる。
このように、本実施形態に係る形状測定装置8に用いられるレーザ距離計20においては、回転台26に測定に際してガルバノミラー25から照射されるレーザ光23及び検出点Pから反射されるレーザ光が通過する間隙34を形成するとともに、回転台26が測定待機状態の所定の回転角度に位置するときに、間隙34を塞ぐ壁部51を備えた防塵機構50を備えている。これにより、測定待機状態において、レーザ発光部21、レーザ受光部22及びガルバノミラー25等の光学系を外気から遮断し、当該光学系への粉塵の付着を防止することができる。
そして、測定中においては、防塵機構50の壁部51は、間隙34を塞がないから、ガルバノミラー25から照射されるレーザ光及び鋼板S上の検出点Pから反射されるレーザ光が通過可能となり、防塵機構50によって測定精度が低下することはない。
また、防塵機構50及び間隙34は、複数の板材を組み立てることによって構成できるから、製造コストを安価なものとすることができる。
そして、図1に示す鋼板の形状矯正装置1では、形状測定装置8で測定された鋼板Sの形状に基づき、制御装置9がプレス機2、入側ベッド5及び出側ベッド6の稼働状態を制御し、これにより鋼板Sの形状を矯正する。
そして、鋼板の製造装置は、図1に示す鋼板の形状矯正装置1を備え、鋼板の製造方法としては、前述の鋼板Sの形状矯正方法を用いる鋼板の形状矯正工程を含んでいる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、形状測定装置8の測定対象物としては、鋼板S以外のものであってもよい。
また、本実施形態にあっては、回転台26の回転軸29が上側となるようにレーザ距離計20が設置されているが、これに限定されずに、レーザ距離計20は、回転台26の回転軸29が左側(図3における左側)、右側、あるいは下側となるように設置されてもよい。
また、回転台26に形成される間隙34は、本実施形態のように、貫通凹溝27の両外側に位置しかつ回転台26の第3面26a及び第2面26dから突出する2枚の第1壁30と、2枚の第1壁30の第1面26c側を塞ぐ第2壁31と、回転台26の第4面26bに設けられて貫通凹溝27の第4面26b側を塞ぐ第3壁32と、2枚の第1壁30の第2面26dから突出する先端側の一部を塞ぐ第4壁33とによって形成される必要は必ずしもなく、測定に際しガルバノミラー25から照射されるレーザ光及び検出点Pから反射されるレーザ光が通過可能となっていればよい。
また、防塵機構50の壁部51は、平板状の垂下板部51aと、垂下板部51aの下端から延びる平板状の下側延長板部51bとで構成される必要は必ずしもなく、回転台26が測定待機状態の所定の回転角度に位置するときに、間隙34を塞ぐことができる形状であればよい。
また、弾性部材52は、2枚の第1壁30側に設ける必要は必ずしもなく、壁部51側に弾性部材52を設けて、間隙34が塞がれる際に2枚の第1壁30と壁部51との間に形成される隙間を防ぐようにしてもよい。また、2枚の第1壁30側と壁部51側との双方に弾性部材52を設けて、間隙34が塞がれる際に2枚の第1壁30と壁部51との間に形成される隙間を防ぐようにしてもよい。
図10乃至図12に示す防塵機構50を備えたレーザ距離計20を用いる実施例の形状測定装置と、防塵機構50のないレーザ距離計20を用いる比較例の形状測定装置との粉塵の付着状況を確認した。
ここで、各第1壁30を厚さ3mmの透明な塩化ビニル板で作成し、回転台26に捕縛して固定した。各第1壁30と回転台26との隙間はシールテープで密閉した。また、第1壁30の周縁には、短毛ブラシ状の弾性部材52を設けた。レーザ距離計20は、回転軸29の回転中心となる第2軸28を鉛直軸に対して7°傾け、逆さ吊りに設置した。防塵機構50の壁部51はアルミ製で、垂下板部51aにはクリーニングエアーを供給するための気体吹込孔51cを形成した。
防塵機構50を使用しない比較例の場合、30日間放置すると、図13(a)に示すように、ガルバノミラー25上に粉塵が付着した。これに対して、防塵機構50を使用した実施例の場合、30日間放置しても、図13(b)に示すように、ガルバノミラー25上には粉塵が付着せず、汚染を軽微に抑えることが可能になった。防塵機構を使用しない場合、12時間毎の清掃が必要であったが、防塵機構を備えることにより1週間の清掃間隔で測定精度を維持できるようになった。
また、レーザ距離計20は、本実施形態では、位相差法によって測定対象物としての鋼板S上の検出点Pまでの距離を測定するようにしてあるが、Time of Flight法によって測定対象物としての鋼板S上の検出点Pまでの距離を測定するようにしてもよい。
1 鋼板の形状矯正装置
2 プレス機
3 定盤
4 加圧ラム
5 入側ベッド
6 出側ベッド
7 位置検出装置
8 形状測定装置
9 制御装置
20 レーザ距離計
21 レーザ発光部
22 レーザ受光部
23 レーザ光
24 第1軸
25 ガルバノミラー(反射鏡)
26 回転台
26a 第3面
26b 第4面
26c 第1面
26d 第2面
26e 第5面
26f 第6面
27 貫通凹溝
28 第2軸
29 回転軸
30 第1壁
31 第2壁
32 第3壁
33 第4壁
34 間隙
41 支持脚
42 取付板
50 防塵機構
51 壁部
51a 垂下板部
51b 下側延長板部
51c 気体吹込孔
52 弾性部材
S 鋼板
P 検出点

Claims (12)

  1. レーザ光によって測定対象物上の検出点までの距離を測定するレーザ距離計を備えた形状測定装置であって、
    前記レーザ距離計は、レーザ光を発光するレーザ発光部及びレーザ光を受光するレーザ受光部と、該レーザ発光部からのレーザ光の光軸に一致して延びる第1軸を中心に回転するとともに、前記レーザ発光部からのレーザ光を反射させて前記検出点に向けて照射するとともに前記検出点から反射されるレーザ光を前記レーザ受光部に向けて反射させる反射鏡と、前記レーザ発光部、前記レーザ受光部及び前記反射鏡を支持するとともに、測定に際して前記反射鏡から照射されるレーザ光及び前記検出点から反射されるレーザ光が通過する間隙を形成し、前記第1軸と直交する第2軸を中心に回転する回転台と、該回転台が測定待機状態の所定の回転角度に位置するときに、前記間隙を塞ぐ壁部を備えている防塵機構とを備えることを特徴とする形状測定装置。
  2. 前記回転台は、前記第2軸を中心とする回転軸が突出する第1面、該第1面に対向する第2面、前記第1面及び前記第2面に直交する第3面、前記第3面に対向する第4面、前記第1面、前記第2面、前記第3面、及び前記第4面に直交する第5面、及び該第5面に対向する第六面を有する略直方体形状に形成され、前記回転台には、前記レーザ発光部、前記レーザ受光部及び前記反射鏡が露出する前記回転台の前記第3面から前記第4面に向けて貫通するとともに前記第2面に開口する貫通凹溝が形成され、前記間隙は、前記貫通凹溝の両外側に位置しかつ前記第3面及び前記第2面から突出する2枚の第1壁と、該2枚の第1壁の前記第1面側を塞ぐ第2壁と、前記回転台の第4面に設けられて前記貫通凹溝の第4面側を塞ぐ第3壁と、前記第3壁に設けられて前記2枚の第1壁の前記第2面から突出する先端側の一部を塞ぐ第4壁とによって形成されることを特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 前記防塵機構の壁部は、開口している前記2枚の第1壁の前記第3面側から突出する先端側及び前記第2面側から突出する先端側の一部を塞ぐことにより前記間隙を塞ぐことを特徴とする請求項2に記載の形状測定装置。
  4. 前記2枚の第1壁及び前記壁部の少なくとも一方が、前記間隙が塞がれる際に前記2枚の第1壁と前記壁部との間に形成される隙間を防ぐ弾性部材を備えることを特徴とする請求項3に記載の形状測定装置。
  5. 前記壁部に、前記壁部によって前記間隙が塞がれてなる前記前記レーザ発光部、前記レーザ受光部及び前記反射鏡を収容する空間に、外部から気体を吹込む気体吹込孔を形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の形状測定装置。
  6. 前記測定対象物が鋼板であることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の形状測定装置。
  7. 前記回転台は前記第2軸を中心に回転する回転軸に軸支され、前記レーザ距離計は、前記回転軸が上側となるように設置されていることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の形状測定装置。
  8. 請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の形状測定装置を用いて測定対象物の形状を測定することを特徴とする形状測定方法。
  9. 請求項7に記載の形状測定装置と、鋼板を加圧して鋼板の形状を矯正する加圧ラムを備えたプレス機と、該プレス機の入側及び出側に設けられて、鋼板を搬送する搬送装置とを備えていることを特徴とする鋼板の形状矯正装置。
  10. 請求項9に記載の鋼板の形状矯正装置を用いて鋼板の形状を矯正することを特徴とする鋼板の形状矯正方法。
  11. 請求項9に記載の鋼板の形状矯正装置を備えることを特徴とする鋼板の製造装置。
  12. 請求項10に記載の鋼板の形状矯正方法を用いる鋼板の形状矯正工程を含むことを特徴とする鋼板の製造方法。
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