JP7035724B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、感光ドラムと、現像ローラと、カムと、モーターとを備える。現像ローラは、感光ドラムと接触する接触位置と、感光ドラムから離れる離間位置との間を移動可能である。カムは、現像ローラを接触位置と離間位置との間で移動させる。モーターは、カムを回転させる(下記特許文献1参照)。
特開2012-128017号公報
しかし、上記した特許文献1に記載の画像形成装置では、カムとモーターとによって、現像ローラを接触位置と離間位置との間で移動させることはできるが、現像ローラを離間位置に位置させたときに、現像ローラの回転を停止させることができない。
現像ローラの劣化を抑制するという観点から、離間位置に位置する現像ローラを、停止することが望ましい。
そこで、本開示の目的は、現像ローラを離間位置に位置させた状態で、現像ローラの回転を停止することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、感光ドラムと、現像ローラと、モーターと、ジョイントと、第1ギアと、第2ギアと、バネと、支持部材と、ロッドと、シャフトと、カムと、第3ギアと、電磁クラッチとを備える。
現像ローラは、感光ドラムと接触する接触位置と、感光ドラムから離れる離間位置との間を移動可能である。
ジョイントは、現像ローラに動力を伝える。ジョイントは、ジョイントギアを有する。ジョイントは、第1軸について回転可能である。第1軸は、軸方向に延びる。
第1ギアは、ジョイントギアと噛み合う。第1ギアは、第2軸について回転可能である。第2軸は、軸方向に延びる。
第2ギアは、モーターからの動力を受ける。第2ギアは、第1ギアとともに第2軸について回転可能となる伝達位置と、第1ギアが停止した状態で第2軸について回転可能となる解除位置との間を、軸方向に移動可能である。
バネは、軸方向において、第1ギアと第2ギアとの間に位置する。バネは、伝達位置に位置する第2ギアを解除位置に向かって押圧する。
支持部材は、第2ギアを支持する。支持部材は、第2ギアとともに軸方向に移動可能である。支持部材は、第2ギアが伝達位置に位置する第1支持位置と、第2ギアが解除位置に位置する第2支持位置との間を移動可能である。
ロッドは、現像ローラを接触位置と離間位置との間で移動させる。ロッドは、支持部材とともに軸方向に移動可能である。ロッドは、支持部材が第1支持位置に位置した場合に、現像ローラを接触位置に位置させる進出位置に位置し、支持部材が第2支持位置に位置した場合に、現像ローラを離間位置に位置させる退避位置に位置する。ロッドは、第2軸に沿って延びる。ロッドは、第1ギアおよび第2ギアを貫通する。
シャフトは、第3軸について回転可能である。第3軸は、軸方向に延びる。シャフトは、第3軸に沿って延びる。
カムは、シャフトとともに第3軸について回転可能である。カムは、支持部材を押圧し、支持部材を第1支持位置に位置させる押圧位置と、支持部材に対する押圧を解除し、支持部材が第2支持位置に位置することを許容する押圧解除位置との間を回転可能である。
第3ギアは、モーターからの動力を受けて、第3軸について回転可能である。
電磁クラッチは、アーマチュアとロータとを備える。アーマチュアは、第3ギアに取り付けられる。ロータは、シャフトに取り付けられる。電磁クラッチは、シャフトが第3ギアとともに回転可能となるオン状態と、シャフトが停止した状態で第3ギアが回転可能となるオフ状態との間で切り替え可能である。電磁クラッチは、カムが押圧解除位置に位置する状態で、所定の時間、オン状態となり、その後、オフ状態となることにより、カムを押圧解除位置から押圧位置まで回転させる。電磁クラッチは、カムが押圧位置に位置する状態で、所定の時間、オン状態となり、その後、オフ状態となることにより、カムを押圧位置から押圧解除位置まで回転させる。
このような構成によれば、カムが押圧位置に位置し、支持部材が第1支持位置に位置する場合、ロッドは、現像ローラを接触位置に位置させる進出位置に位置する。これにより、現像ローラを、接触位置に位置させることができる。
また、支持部材が第1支持位置に位置する場合、第2ギアは、伝達位置に位置する。第2ギアは、伝達位置に位置する場合、第1ギアとともに回転する。これにより、モーターからの動力を、第2ギアおよび第1ギアを介して、ジョイントに伝えることができる。
その結果、現像ローラを接触位置に位置させた状態で、現像ローラを回転させることができる。
一方、カムが押圧解除位置に位置し、支持部材が第2支持位置に位置する場合、ロッドは、現像ローラを離間位置に位置させる退避位置に位置する。これにより、現像ローラを、離間位置に位置させることができる。
また、支持部材が第2支持位置に位置する場合、第2ギアは、解除位置に位置する。第2ギアは、解除位置に位置する場合、第1ギアが停止した状態で、回転する。これにより、第2ギアから第1ギアへの動力の伝達を解除することができ、モーターからジョイントへの動力の伝達を解除することができる。
その結果、現像ローラを離間位置に位置させた状態で、現像ローラの回転を停止することができる。
本発明の画像形成装置によれば、現像ローラを離間位置に位置させた状態で、現像ローラの回転を停止することができる。
図1は、画像形成装置の概略構成図であって、4つの現像ローラのそれぞれが、接触位置に位置する状態を示す。 図2は、図1に示す画像形成装置であって、4つの現像ローラのそれぞれが、離間位置に位置する状態を示す。 図3は、切替機構の平面図であって、切替機構が動力伝達状態である場合を示す。 図4は、図3に示す切替機構の斜視図である。 図5は、図3に示す切替機構であって、伝達解除状態である場合を示す。 図6は、図5に示す切替機構の斜視図である。
1.画像形成装置1の概略
図1を参照して、画像形成装置1の概略について説明する。
画像形成装置は、本体ケーシング2と、給紙トレイ3と、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kと、露光装置6と、4つの現像カートリッジ7Y、7M、7C、7Kと、転写装置8と、定着器9とを備える。
1.1 本体ケーシング
本体ケーシング2は、画像形成装置1の外装を構成する。本体ケーシング2は、給紙トレイ3と、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kと、露光装置6と、4つの現像カートリッジ7Y、7M、7C、7Kと、転写装置8と、定着器9とを収容する。
1.2 給紙トレイ
給紙トレイ3は、シートSを収容する。給紙トレイ3内のシートSは、感光ドラム4Yに向かって搬送される。シートSは、例えば、印刷用紙である。感光ドラム4Yについては、後で説明する。
1.3 4つの感光ドラム
4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kは、第1方向に並ぶ。感光ドラム4Yは、第2方向に延びるドラム軸について回転可能である。第2方向は、第1方向と交差する方向である。好ましくは、第2方向は、第1方向と直交する。感光ドラム4Yは、第2方向に延び、円筒形状を有する。なお、感光ドラム4M、4C、4Kのそれぞれの構造は、感光ドラム4Yの構造と同じである。そのため、感光ドラム4M、4C、4Kのそれぞれの構造についての説明を、省略する。
1.4 4つの帯電器
帯電器5Yは、感光ドラム4Yの周面を帯電させる。帯電器5Mは、感光ドラム4Mの周面を帯電させる。帯電器5Cは、感光ドラム4Cの周面を帯電させる。帯電器5Kは、感光ドラム4Kの周面を帯電させる。4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kのそれぞれは、具体的には、スコロトロン型の帯電器である。なお、4つの帯電器5Y、5M、5C、5Kのそれぞれは、帯電ローラであってもよい。
1.5 露光装置
露光装置6は、感光ドラム4Yを露光する。帯電器5Yが感光ドラム4Yの周面を帯電させた後、露光装置6が、帯電された感光ドラム4Yの周面に光を照射して露光することにより、感光ドラム4Yの周面に、静電潜像が、形成される。露光装置6は、具体的には、レーザー光で感光ドラム4Yの周面を走査するレーザースキャンユニットである。なお、露光装置6は、LEDアレイを備えるLEDユニットであってもよい。露光装置6は、感光ドラム4M、4C、4Kも露光する。
1.6 4つの現像カートリッジ
現像カートリッジ7Yは、トナーを収容可能である。現像カートリッジ7Yは、画像形成装置1に装着可能である。現像カートリッジ7Yは、現像ローラ10Yを備える。すなわち、画像形成装置1は、現像ローラ10Yを備える。
現像ローラ10Yは、第2方向に延びる現像ローラ軸について回転可能である。現像ローラ10Yは、第2方向に延び、円柱形状を有する。現像ローラ10Yの一部は、現像カートリッジ7Yの内部に収容される。現像ローラ10Yは、現像カートリッジ7Yが画像形成装置1に装着された状態で、感光ドラム4Yの周面に接触する。これにより、現像ローラ10Yは、現像カートリッジ7Y内のトナーを感光ドラム4Yの周面に供給可能である。現像ローラ10Yが現像カートリッジ7Y内のトナーを感光ドラム4Yの周面に供給することにより、静電潜像が現像され、感光ドラム4Yの周面に、トナー像が、形成される。
なお、現像カートリッジ7Mは、現像ローラ10Mを備える。現像カートリッジ7Cは、現像ローラ10Cを備える。現像カートリッジ7Kは、現像ローラ10Kを備える。すなわち、画像形成装置1は、4つの現像ローラ10Y、10M、10C、10Kを備える。現像ローラ10Mは、現像カートリッジ7M内のトナーを感光ドラム4Mの周面に供給可能である。現像ローラ10Cは、現像カートリッジ7C内のトナーを感光ドラム4Cの周面に供給可能である。現像ローラ10Kは、現像カートリッジ7K内のトナーを感光ドラム4Kの周面に供給可能である。
1.7 転写装置
転写装置8は、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kに形成されたトナー像をシートSに転写する。給紙トレイ3から供給されたシートSは、転写装置8と4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kとの間を通って定着器9に向かって搬送される。このとき、転写装置8は、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kのそれぞれに形成されたトナー像をシートSに転写する。
1.8 定着器
定着器9は、トナー像が転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナー像を定着させる。定着器9を通過したシートSは、本体ケーシング2の上面に排紙される。
2.画像形成装置の詳細
次に、図2から図6を参照して、画像形成装置1の詳細について説明する。
画像形成装置1は、図3に示すように、モーター11と、離間部材12Yと、切替機構13Yとを備える。なお、画像形成装置1は、さらに、離間部材12M、12C、12Kと、切替機構13M、13C、13Kとを備える。すなわち、画像形成装置1は、4つの切替機構13Y、13M、13C、13Kを備える。離間部材12M、12C、12Kのそれぞれは、離間部材12Yと同じ構造を有し、切替機構13M、13C、13Kは、切替機構13Yと同じ構造を有している。そのため、以下の説明において、離間部材12M、12C、12K、および、切替機構13M、13C、13Kの図示および説明を、省略する。
2.1 モーター
モーター11は、本体ケーシング2内に設けられる。モーター11の動力は、図示されていないギア列により、切替機構13Yのアイドルギア25Yおよび第3ギア31Yに伝えられる。
2.2 離間部材
離間部材12Yは、現像ローラ10Yを接触位置(図1参照)から離間位置(図2参照)に移動させる。すなわち、現像ローラ10Yは、接触位置と離間位置との間を移動可能である。現像ローラ10Yが接触位置である場合、現像ローラ10Yは、感光ドラム4Yと接触する。現像ローラ10Yが離間位置である場合、現像ローラ10Yは、感光ドラム4Yから離れる。
離間部材12Yは、図3に示す第1位置と、図5に示す第2位置との間を移動可能である。離間部材12Yが第1位置に位置する場合、現像ローラ10Yは、接触位置(図1参照)に位置する。離間部材12Yが第2位置に位置する場合、現像ローラ10Yは、離間位置(図2参照)に位置する。
離間部材12Yは、軸方向に移動可能である。軸方向は、第1軸A1が延びる方向である。第1軸A1については、後で説明する。この実施形態では、軸方向は、第2方向と同じ方向である。また、この実施形態では、離間部材12Yは、軸方向に延び、角柱形状を有する。
2.3 切替機構
切替機構13Yは、図3に示す動力伝達状態か、または、図5に示す伝達解除状態に切り替え可能である。切替機構13Yが動力伝達状態である場合、切替機構13Yは、現像ローラ10Yを接触位置(図1参照)に位置させるとともに、現像ローラ10Yに動力を伝達可能である。切替機構13Yが伝達解除状態である場合、切替機構13Yは、現像ローラ10Yを離間位置(図2参照)に位置させるとともに、現像ローラ10Yに対する動力の伝達を解除する。
詳しくは、図3および図4に示すように、切替機構13Yは、ジョイント21Y、第1ギア22Y、第2ギア23Y、バネ24Y(図4参照)、アイドルギア25Y、支持部材26Y、ロッド27Y、シャフト29Y、カム30Y、第3ギア31Y、電磁クラッチ32Yおよびレバー28Yを備える。すなわち、画像形成装置1は、ジョイント21Y、第1ギア22Y、第2ギア23Y、バネ24Y、アイドルギア25Y、支持部材26Y、ロッド27Y、シャフト29Y、カム30Y、第3ギア31Y、電磁クラッチ32Yおよびレバー28Yを備える。
2.3.1 ジョイント
ジョイント21Yは、現像ローラ10Yに動力を伝える。ジョイント21Yは、第1軸A1について回転可能である。第1軸A1は、軸方向に延びる。詳しくは、ジョイント21Yは、ジョイントギア41Yと、カップリング42Yとを有する。
ジョイントギア41Yは、第1軸A1について回転可能である。具体的には、ジョイントギア41Yは、平歯ギアである。なお、ジョイントギア41Yは、斜歯ギアでもよい。
カップリング42Yは、ジョイントギア41Yとともに、第1軸A1について回転可能である。カップリング42Yは、軸方向に延び、円筒形状を有する。カップリング42Yは、現像カートリッジ7Yが画像形成装置1に装着された状態で、現像カートリッジ7Yの現像カップリングに嵌まる。現像カップリングは、図示されていない。カップリング42Yは、現像カップリングに嵌まった状態で、現像カップリングとともに、第1軸A1について回転可能となる。これにより、カップリング42Yが現像カップリングに嵌まった状態で、ジョイント21Yは、現像ローラ10Yに動力を伝えることができる。なお、カップリング42Yは、ジョイントギア41Yに対して、軸方向に移動可能である。カップリング42Yは、現像カップリングに嵌まる位置と、現像カップリングから離れる位置との間を、軸方向に移動可能である。
2.3.2 第1ギア
第1ギア22Yは、ジョイントギア41Yと噛み合う。なお、第1ギア22Yは、アイドルギア25Yとは噛み合わない。第1ギア22Yは、軸方向において、アイドルギア25Yから離れて位置する。第1ギア22Yは、第2軸A2について回転可能である。第2軸A2は、軸方向に延びる。第1ギア22Yは、平歯ギアである。なお、第1ギア22Yは、斜歯ギアであってもよい。第1ギア22Yは、軸方向における一方面221と、軸方向における他方面222と、貫通穴223(図3参照)と、複数の突起224とを有する。他方面222は、軸方向において、一方面221よりも第2ギア23Yの近くに位置する。
貫通穴223には、ロッド27Yが挿通される。これにより、第1ギア22Yは、ロッド27Yについて回転可能である。
複数の突起224のそれぞれは、他方面222に位置する。複数の突起224のそれぞれは、他方面222から第2ギア23Yに向かって延びる。複数の突起224のそれぞれは、軸方向に延びる。複数の突起224は、第1ギア22Yの周方向において、互いに間隔を隔てる。
2.3.3 第2ギア
第2ギア23Yは、アイドルギア25Yを介して、モーター11からの動力を受ける。第2ギア23Yは、第2軸A2について回転可能である。また、第2ギア23Yは、軸方向に移動可能である。第2ギア23Yは、図3に示す伝達位置と、図5に示す解除位置との間を移動可能である。第2ギア23Yは、伝達位置および解除位置の両方の位置で、アイドルギア25Yと噛み合う。第2ギア23Yが伝達位置に位置する場合、第2ギア23Yは、第1ギア22Yとともに第2軸A2について回転可能となる。また、第2ギア23Yが解除位置に位置する場合、第2ギア23Yは、第1ギア22Yが停止した状態で、第2軸A2について回転可能となる。詳しくは、図3および図4に示すように、第2ギア23Yは、軸方向における一方面231と、軸方向における他方面232と、貫通穴233(図3参照)と、複数の突起234(図3参照)とを有する。他方面232は、軸方向において、一方面231よりも第1ギア22Yの近くに位置する。
貫通穴233には、ロッド27Yが挿通される。これにより、第2ギア23Yは、ロッド27Yについて回転可能である。
複数の突起234のそれぞれは、他方面232に位置する。複数の突起234のそれぞれは、他方面232から第1ギア22Yに向かって延びる。複数の突起234のそれぞれは、軸方向に延びる。複数の突起234は、第2ギア23Yの周方向において、互いに間隔を隔てる。
図3に示すように、第2ギア23Yが伝達位置に位置する場合、第2ギア23Yが回転すると、複数の突起234のいずれか1つは、第1ギア22Yの複数の突起224のいずれか1つと、第2ギア23Yが回転する方向において接触する。これにより、第2ギア23Yから第1ギア22Yに動力が伝わる。すると、第2ギア23Yと第1ギア22Yとは、複数の突起234のいずれか1つが複数の突起224のいずれか1つと接触した状態で、ともに回転する。
また、図5に示すように、第2ギア23Yが解除位置に位置する場合、複数の突起234は、第1ギア22Yの複数の突起224から軸方向に離れる。これにより、第2ギア23Yから第1ギア22Yへの動力の伝達が解除される。すると、第1ギア22Yは、第2ギア23Yからの動力が伝わらなくなることにより、停止する。一方、第2ギア23Yは、第1ギア22Yが停止した状態で、モーターからの動力によって、第1ギア22Yから独立して回転する。
第2ギア23Yは、平歯ギアであることが好ましい。
2.3.4 バネ
バネ24Yは、図3に示すように、軸方向において、第1ギア22Yと第2ギア23Yとの間に位置する。バネ24Yは、圧縮コイルバネである。バネ24Yは、軸方向に伸縮可能である。バネ24Yは、ロッド27Yの周りに位置する。バネ24Yは、第2ギア23Yが伝達位置(図3参照)に位置する場合、第2ギア23Yが解除位置(図5参照)に位置する場合と比べて、軸方向に圧縮される。これにより、バネ24Yは、伝達位置に位置する第2ギア23Yを解除位置に向かって押圧する。
2.3.5 アイドルギア
アイドルギア25Yは、第2ギア23Yと噛み合う。アイドルギア25Yには、図示されていないギア列により、モーター11からの動力が伝えられる。アイドルギア25Yは、平歯ギアであることが好ましい。
2.3.6 支持部材
支持部材26Yは、軸方向において、第2ギア23Yに対して、第1ギア22Yの反対側に位置する。支持部材26Yは、軸方向に延び、円柱形状を有する。支持部材26Yは、軸方向に移動可能である。支持部材26Yは、図3に示す第1支持位置と、図5に示す第2支持位置との間を移動可能である。
支持部材26Yは、第2支持位置から第1支持位置へ移動することにより、第2ギア23Yを解除位置から伝達位置へ押圧する。これにより、第2ギア23Yは、バネ24Yの押圧力に抗して、解除位置から伝達位置へ移動する。このとき、支持部材26Yは、第2ギア23Yとともに移動可能である。そして、支持部材26Yが第1支持位置に位置する場合、第2ギア23Yは、伝達位置に位置する。また、支持部材26Yが第1支持位置に位置する場合、支持部材26Yは、伝達位置に位置する第2ギア23Yを支持する。
また、支持部材26Yは、第1支持位置から第2支持位置へ移動することにより、第2ギア23Yに対する押圧を解除する。これにより、第2ギア23Yは、バネ24Yの押圧力により、伝達位置から解除位置へ移動する。このときにも、支持部材26Yは、第2ギア23Yとともに移動可能である。そして、支持部材26Yが第2支持位置に位置する場合、第2ギア23Yは、解除位置に位置する。支持部材26Yが第2支持位置に位置する場合、支持部材26Yは、解除位置に位置する第2ギア23Yから離れる。なお、支持部材26Yは、支持部材26Yが第2支持位置に位置する場合に、解除位置に位置する第2ギア23Yと接触してもよい。
2.3.7 ロッド
ロッド27Yは、第2軸A2に沿って延びる。ロッド27Yは、円柱形状を有する。ロッド27Yは、第1ギア22Yの貫通穴223、および、第2ギア23Yの貫通穴233に挿通される。これにより、ロッド27Yは、第1ギア22Yおよび第2ギア23Yを貫通する。ロッド27Yは、支持部材26Yから延びる。なお、ロッド27Yは、支持部材26Yとは別の部材として構成され、支持部材26Yに取り付けられていてもよい。ロッド27Yは、支持部材26Yとともに軸方向に移動可能である。
詳しくは、図3に示すように、ロッド27Yは、支持部材26Yが第1支持位置に位置した場合に、進出位置に位置する。ロッド27Yは、進出位置に位置する場合に、レバー28Yの第1端281を押圧する。第1端281については、後述する。
また、図5に示すように、ロッド27Yは、支持部材26Yが第2支持位置に位置した場合に、退避位置に位置する。ロッド27Yは、退避位置に位置する場合に、レバー28Yの第1端281に対する押圧を解除する。
2.3.8 シャフト
シャフト29Yは、図3および図4に示すように、第3軸A3について回転可能である。第3軸A3は、軸方向に延びる。シャフト29Yは、第3軸A3に沿って延びる。シャフト29Yは、円柱形状を有する。
2.3.9 カム
カム30Yは、シャフト29Yとともに第3軸A3について回転可能である。カム30Yは、図4に示す押圧位置と、図6に示す押圧解除位置との間を回転可能である。カム30Yは、図3および図4に示すように、第1平面301Aと、第2平面301Bと、傾斜面301Cとを有する。
第1平面301Aは、第3軸A3と交差する方向に延びる。好ましくは、第1平面301Aは、第3軸A3と直交する方向に延びる。具体的には、第1平面301Aは、カム30Yの周方向に延びる。
第1平面301Aは、図5および図6に示すように、カム30Yが押圧解除位置に位置するときに、軸方向において、第2支持位置に位置する支持部材26Yと向かい合う。つまり、カム30Yが押圧解除位置に位置する場合、カム30Yは、支持部材26Yに対する押圧を解除し、支持部材26Yが第2支持位置に位置することを許容する。なお、第1平面301Aは、カム30Yが押圧解除位置に位置するときに、第2支持位置に位置する支持部材26Yと接触してもよい。
第2平面301Bは、図3および図4に示すように、カム30Yの周方向において、第1平面301Aと異なる位置に位置する。第2平面301Bは、カム30Yの周方向において、第1平面301Aと間隔を隔てて位置する。また、第2平面301Bは、軸方向において、第1平面301Aと異なる位置に位置する。第2平面301Bは、軸方向において、第1平面301Aと間隔を隔てて位置する。第2平面301Bは、軸方向において、第1平面301Aよりも第1ギア22Yの近くに位置する。第2平面301Bは、第3軸A3と交差する方向に延びる。好ましくは、第2平面301Bは、第3軸A3と直交する方向に延びる。具体的には、第2平面301Bは、カム30Yの周方向に延びる。第2平面301Bは、第1平面301Aと平行である。第2平面301Bは、カム30Yが押圧位置に位置するときに、軸方向において、第1支持位置に位置する支持部材26Yと接触する。つまり、カム30Yが押圧位置に位置する場合、カム30Yは、支持部材26Yを押圧し、支持部材26Yを第1支持位置に位置させる。
傾斜面301Cは、カム30Yの周方向において、第1平面301Aと第2平面301Bとの間に位置する。傾斜面301Cは、第1平面301Aおよび第2平面301Bに対して傾斜する。傾斜面301Cは、第1平面301Aと第2平面301Bとを接続する。傾斜面301Cは、第1平面301Aから第2平面301Bに近づくにつれて、軸方向において、第1ギア22Yに近づく。カム30Yが押圧解除位置(図6参照)から押圧位置(図4参照)へ回転した場合、支持部材26Yは、傾斜面301Cの上を滑ることにより、第2支持位置から第1支持位置へ移動する。
より具体的には、カム30Yは、円板51と、リブ52とを有する。
円板51は、第1平面301Aを有する。円板51は、第3軸A3と交差する方向に延びる。好ましくは、円板51は、第3軸A3と直交する方向に延びる。
リブ52は、第2平面301Bおよび傾斜面301Cを有する。リブ52は、カム30Yの周方向において、カム30Yの一部に設けられる。リブ52は、円板51から軸方向に突出する。また、リブ52は、カム30Yの周方向に延びる。リブ52は、シャフト29Yの周りに位置する。リブ52は、第3軸A3の周りに位置する。
2.3.10 第3ギア
第3ギア31Yは、モーター11からの動力を受けて、第3軸A3について回転可能である。第3ギア31Yには、図示されていないギア列により、モーター11からの動力が伝えられる。第3ギア31Yは、平歯ギアである。なお、第3ギア31Yは、斜歯ギアであってもよい。
2.3.11 電磁クラッチ
電磁クラッチ32Yは、オン状態か、または、オフ状態に切り替え可能である。電磁クラッチ32Yがオン状態である場合、シャフト29Yは、第3ギア31Yとともに回転可能となる。つまり、電磁クラッチ32Yがオン状態である場合、第3ギア31Yからシャフト29Yに動力が伝わり、カム30Yが回転する。また、電磁クラッチ32Yがオフ状態である場合、シャフト29Yが停止した状態で、第3ギア31Yが回転可能となる。つまり、電磁クラッチ32Yがオフ状態である場合、第3ギア31Yからシャフト29Yへの動力の伝達が解除され、カム30Yの回転が停止する。
図6に示すように、電磁クラッチ32Yは、カム30Yが押圧解除位置に位置する状態で、所定の時間、オン状態となり、その後、オフ状態となることにより、カム30Yを押圧解除位置(図6参照)から押圧位置(図4参照)まで回転させる。
また、図4に示すように、電磁クラッチ32Yは、カム30Yが押圧位置に位置する状態で、所定の時間、オン状態となり、その後、オフ状態となることにより、カム30Yを押圧位置(図4参照)から押圧解除位置(図6参照)まで回転させる。
詳しくは、電磁クラッチ32Yは、ステータ321と、ロータ322と、アーマチュア323とを備える。ステータ321は、画像形成装置1に固定される。ロータ322は、ステータ321に対して回転可能である。ロータ322は、シャフト29Yに取り付けられる。アーマチュア323は、電磁クラッチ32Yがオン状態である場合、ロータ322とともに、ステータ321に対して回転可能となる。また、アーマチュア323は、電磁クラッチ32Yがオフ状態である場合、ロータ322とは独立して、ステータ321に対して回転可能となる。アーマチュア323は、第3ギア31Yに取り付けられる。
2.3.12 レバー
レバー28Yは、図4および図6に示すように、第4軸A4について回動可能である。第4軸A4は、軸方向と交差する方向に延びる。好ましくは、第4軸A4は、軸方向と直交する方向に延びる。レバー28Yは、レバー押圧位置(図5、図6参照)と、レバー押圧解除位置(図3、図4参照)との間を移動可能である。レバー28Yは、図示しないバネにより、レバー押圧解除位置からレバー押圧位置へ向かって、第4軸A4について回転する向きに押圧されている。
図3および図4に示すように、支持部材26Yが第1支持位置に位置する状態で、レバー28Yは、ロッド27Yによって押圧されることにより、レバー押圧解除位置に位置する。詳しくは、レバー28Yは、第1端281と、第2端282とを有する。第1端281は、第4軸A4から離れて位置する。第2端282は、第4軸A4に対して、第1端281の反対側に位置する。第2端282は、第4軸A4から離れて位置する。支持部材26Yが第2支持位置(図5、図6参照)から第1支持位置(図3、図4参照)に移動する場合、第1端281は、ロッド27Yによって押圧される。これにより、レバー28Yは、図示しないバネの押圧力に抗して、レバー押圧位置からレバー押圧解除位置に移動する。レバー28Yがレバー押圧解除位置に位置する場合、第2端282は、離間部材12Yから離れる。すなわち、レバー28Yがレバー押圧解除位置である場合、レバー28Yは、離間部材12Yに対する押圧を解除する。これにより、レバー28Yは、離間部材12Yが第1位置(図3参照)に位置することを許容する。上記したように、離間部材12Yが第1位置に位置する場合、現像ローラ10Yは、接触位置に位置する。つまり、ロッド27Yがレバー28Yをレバー押圧位置からレバー押圧解除位置に向かって押圧することにより、現像ローラ10Yは、離間位置から接触位置へ移動する。すなわち、ロッド27Yが進出位置に位置する場合、ロッド27Yは、現像ローラ10Yを接触位置に位置させる。
また、図5および図6に示すように、支持部材26Yが第2支持位置に位置する状態で、レバー28Yは、ロッド27Yによる押圧が解除されることにより、図示しないバネの押圧力により、レバー押圧位置に位置する。詳しくは、支持部材26Yが第1支持位置(図4参照)から第2支持位置(図6参照)に移動する場合、ロッド27Yは、第1端281に対する押圧を解除する。なお、ロッド27Yは、第1端281から離れてもよい。これにより、レバー28Yは、図示しないバネの押圧力により、レバー押圧解除位置からレバー押圧位置に向かって、第4軸A4について回転する。レバー28Yがレバー押圧位置に位置する場合、第2端282は、離間部材12Yを押圧する。すなわち、レバー28Yがレバー押圧位置である場合、レバー28Yは、離間部材12Yを第1位置(図3参照)から第2位置(図5参照)へ押圧する。これにより、レバー28Yは、離間部材12Yを第2位置に位置させる。上記したように、離間部材12Yが第2位置に位置する場合、現像ローラ10Yは、離間位置に位置する。つまり、ロッド27Yがレバー28Yに対する押圧を解除することにより、現像ローラ10Yは、接触位置から離間位置へ移動する。すなわち、ロッド27Yは、現像ローラ10Yを接触位置と離間位置との間で移動させる。また、ロッド27Yが退避位置に位置する場合、ロッド27Yは、現像ローラ10Yを離間位置に位置させる。
3.切替機構の動作
次に、図3および図5を参照して、切替機構13Yの動作について総括する。
図3に示すように、切替機構13Yが動力伝達状態である場合、カム30Yが押圧位置に位置することにより、支持部材26Yは、第1支持位置に位置する。支持部材26Yが第1支持位置に位置すると、第2ギア23Yが伝達位置に位置する。第2ギア23Yが伝達位置に位置すると、第1ギア22Yと第2ギア23Yとは、ともに回転可能である。これにより、モーター11からの動力は、アイドルギア25Y、第2ギア23Y、第1ギア22Y、およびジョイント21Yを順に伝わって、現像カートリッジ7Y(図1参照)に入力される。すると、現像ローラ10Yは、回転する。
また、支持部材26Yが第1支持位置に位置すると、レバー28Yは、ロッド27Yによって押圧されることにより、レバー押圧解除位置に位置する。また、レバー28Yが押圧解除位置に位置すると、離間部材12Yは、第1位置に位置する。これにより、現像ローラ10Yは、接触位置(図1参照)に位置する。
そして、切替機構13Yが動力伝達状態(図3参照)から伝達解除状態(図5参照)に切り替えられる場合、電磁クラッチ32Yがオフ状態からオン状態に切り替えられる。
すると、カム30Yが、第3ギア31Yとともに、押圧位置(図3参照)から押圧解除位置(図5参照)へ回転する。そして、カム30Yが押圧解除位置に位置するタイミングで、電磁クラッチ32Yは、オン状態からオフ状態に切り替えられる。これにより、図5に示すように、カム30Yは、押圧解除位置に位置する。
カム30Yが押圧解除位置に位置すると、支持部材26Yは、第2支持位置に位置する。支持部材26Yが第2支持位置に位置すると、第2ギア23Yは、解除位置に位置する。第2ギア23Yが解除位置に位置すると、第2ギア23Yから第1ギア22Yへの動力の伝達が解除され、第1ギア22Yおよびジョイント21Yの回転は、停止する。これにより、現像ローラ10Yの回転は、停止する。
また、支持部材26Yが第2支持位置に位置すると、ロッド27Yによるレバー28Yに対する押圧が解除されることにより、レバー28Yは、レバー押圧位置に位置する。また、レバー28Yがレバー押圧位置に位置すると、離間部材12Yは、第2位置に位置する。これにより、現像ローラ10Yは、離間位置(図2参照)に位置する。
なお、切替機構13Yが伝達解除状態(図5参照)から動力伝達状態(図3参照)に切り替えられる場合、電磁クラッチ32Yは、オフ状態からオン状態に切り替えられ、その後、カム30Yが押圧位置に位置するタイミングで、オン状態からオフ状態に切り替えられる。
すると、第2ギア23Yが伝達位置に位置することにより、現像ローラ10Yが回転し、レバー28Yがレバー押圧解除位置に位置することにより、現像ローラ10Yが接触位置に位置する。
4.作用効果
画像形成装置1によれば、図3に示すように、カム30Yが押圧位置に位置し、支持部材26Yが第1支持位置に位置する場合、ロッド27Yは、進出位置に位置し、レバー28Yは、レバー押圧解除位置に位置する。これにより、切替機構13Yは、現像ローラ10Yを、接触位置に位置させることができる。
また、支持部材26Yが第1支持位置に位置する場合、第2ギア23Yは、伝達位置に位置する。第2ギア23Yは、伝達位置に位置する場合、第1ギア22Yとともに回転する。これにより、モーター11からの動力を、第2ギア23Yおよび第1ギア22Yを介して、ジョイント21Yに伝えることができる。
その結果、現像ローラ10Yを接触位置に位置させた状態で、現像ローラ10Yを回転させることができる。
一方、図5に示すように、カム30Yが押圧解除位置に位置し、支持部材26Yが第2支持位置に位置する場合、ロッド27Yは、退避位置に位置し、レバー28Yは、レバー押圧位置に位置する。これにより、切替機構13Yは、現像ローラ10Yを、離間位置に位置させることができる。
また、支持部材26Yが第2支持位置に位置する場合、第2ギア23Yは、解除位置に位置する。第2ギア23Yは、解除位置に位置する場合、第1ギア22Yが停止した状態で、回転する。これにより、第2ギア23Yから第1ギア22Yへの動力の伝達を解除することができ、モーター11からジョイント21Yへの動力の伝達を解除することができる。
その結果、現像ローラ10Yを離間位置に位置させた状態で、現像ローラ10Yの回転を停止することができる。
また、画像形成装置1によれば、図5に示すように、カム30Yが押圧解除位置に位置する状態で、電磁クラッチ32Yを、所定の時間、オン状態とし、その後、オフ状態とすることにより、カム30Yを、押圧解除位置(図5参照)から押圧位置(図3参照)まで回転させることができる。
そのため、電磁クラッチ32Yをオン状態とオフ状態との間で切り替えるという簡易な動作で、現像ローラ10Yを接触位置に位置させるとともに、現像ローラ10Yを回転させることができる。
同様に、カム30Yが押圧位置(図3参照)に位置する状態で、電磁クラッチ32Yを、所定の時間、オン状態とし、その後、オフ状態とすることにより、カム30Yを、押圧位置(図3参照)から押圧解除位置(図5参照)まで回転させることができる。
そのため、電磁クラッチ32Yをオン状態とオフ状態との間で切り替えるという簡易な動作で、現像ローラ10Yを離間位置に位置させるとともに、現像ローラ10Yの回転を停止することができる。
また、画像形成装置1によれば、図3および図5に示すように、支持部材26Yを第1支持位置から第2支持位置へ移動させることにより、離間部材12Yを第1位置から第2位置へ移動させるとともに、第2ギア23Yを伝達位置から解除位置へ移動させることができる。
そのため、現像ローラ10Yを離間位置に位置させるタイミングで、現像ローラ10Yの回転を停止することができる。
また、画像形成装置1によれば、図3および図5に示すように、第1ギア22Yおよび第2ギア23Yは、第2軸A2について回転可能であり、ロッド27Yは、第2軸A2に沿って延び、第1ギア22Yおよび第2ギア23Yを貫通している。
そのため、ロッド27Y、第1ギア22Yおよび第2ギア23Yを集約して配置することができ、切替機構13Yの小型化を図ることができる。
5.変形例
現像ローラ10Yは、離間部材12Yが第1位置に位置するときに、離間位置に位置し、離間部材12Yが第2位置に位置するときに、接触位置に位置してもよい。
また、図示しないが、画像形成装置1は、4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kを有する1つのドラムユニットと、ドラムユニットに装着可能な4つの現像カートリッジ7Y、7M、7C、7Kとを備えてもよい。この場合、離間部材12Y、12M、12C、12Kは、ドラムユニットに設けられてもよい。
また、図示しないが、画像形成装置1は、感光ドラム4Yを有し、現像カートリッジ7Yが装着可能なドラムカートリッジ100Yと、感光ドラム4Mを有し、現像カートリッジ7Mが装着可能なドラムカートリッジ100Mと、感光ドラム4Cを有し、現像カートリッジ7Cが装着可能なドラムカートリッジ100Cと、感光ドラム4Kを有し、現像カートリッジ7Kが装着可能なドラムカートリッジ100Kとを備えてもよい。この場合、離間部材12Yは、ドラムカートリッジ100Yに設けられ、離間部材12Mは、ドラムカートリッジ100Mに設けられ、離間部材12Cは、ドラムカートリッジ100Cに設けられ、離間部材12Kは、ドラムカートリッジ100Kに設けられてもよい。
また、図示しないが、画像形成装置1は、感光ドラム4Yと現像ローラ10Yとを有するプロセスカートリッジ101Yと、感光ドラム4Mと現像ローラ10Mとを有するプロセスカートリッジ101Mと、感光ドラム4Cと現像ローラ10Cとを有するプロセスカートリッジ101Cと、感光ドラム4Kと現像ローラ10Kとを有するプロセスカートリッジ101Kとを備えてもよい。この場合、離間部材12Yは、プロセスカートリッジ101Yに設けられ、離間部材12Mは、プロセスカートリッジ101Mに設けられ、離間部材12Cは、プロセスカートリッジ101Cに設けられ、離間部材12Kは、プロセスカートリッジ101Kに設けられてもよい。
1 画像形成装置
4Y 感光ドラム
4M 感光ドラム
4C 感光ドラム
4K 感光ドラム
10Y 現像ローラ
10M 現像ローラ
10C 現像ローラ
10K 現像ローラ
11 モーター
12Y 離間部材
13Y 切替機構
21Y ジョイント
22Y 第1ギア
23Y 第2ギア
24Y バネ
26Y 支持部材
27Y ロッド
28Y レバー
29Y シャフト
30Y カム
31Y 第3ギア
32Y 電磁クラッチ
41Y ジョイントギア
322 ロータ
323 アーマチュア
A1 第1軸
A2 第2軸
A3 第3軸

Claims (4)

  1. 感光ドラムと、
    前記感光ドラムと接触する接触位置と、前記感光ドラムから離れる離間位置との間を移動可能な現像ローラと、
    モーターと、
    前記現像ローラに動力を伝えるためのジョイントであって、ジョイントギアを有し、軸方向に延びる第1軸について回転可能なジョイントと、
    前記ジョイントギアと噛み合う第1ギアであって、前記軸方向に延びる第2軸について回転可能な第1ギアと、
    前記モーターからの動力を受ける第2ギアであって、前記第1ギアとともに前記第2軸について回転可能となる伝達位置と、前記第1ギアが停止した状態で前記第2軸について回転可能となる解除位置との間を前記軸方向に移動可能な第2ギアと、
    前記軸方向において前記第1ギアと前記第2ギアとの間に位置し、前記伝達位置に位置する前記第2ギアを前記解除位置に向かって押圧するバネと、
    前記第2ギアを支持する支持部材であって、前記第2ギアとともに前記軸方向に移動可能な支持部材であり、前記第2ギアが前記伝達位置に位置する第1支持位置と、前記第2ギアが前記解除位置に位置する第2支持位置との間を移動可能な支持部材と、
    前記現像ローラを前記接触位置と前記離間位置との間で移動させるためのロッドであって、前記支持部材とともに前記軸方向に移動可能なロッドであり、前記支持部材が前記第1支持位置に位置した場合に、前記現像ローラを前記接触位置に位置させる進出位置に位置し、前記支持部材が前記第2支持位置に位置した場合に、前記現像ローラを前記離間位置に位置させる退避位置に位置するロッドであって、前記第2軸に沿って延び、前記第1ギアおよび前記第2ギアを貫通するロッドと、
    前記軸方向に延びる第3軸について回転可能なシャフトであって、前記第3軸に沿って延びるシャフトと、
    前記シャフトとともに前記第3軸について回転可能なカムであって、前記支持部材を押圧し、前記支持部材を前記第1支持位置に位置させる押圧位置と、前記支持部材に対する押圧を解除し、前記支持部材が前記第2支持位置に位置することを許容する押圧解除位置との間を回転可能なカムと、
    前記モーターからの動力を受けて前記第3軸について回転可能な第3ギアと、
    前記第3ギアに取り付けられるアーマチュアと、前記シャフトに取り付けられるロータとを備える電磁クラッチであって、前記シャフトが前記第3ギアとともに回転可能となるオン状態と、前記シャフトが停止した状態で前記第3ギアが回転可能となるオフ状態との間で切り替え可能な電磁クラッチであり、前記カムが前記押圧解除位置に位置する状態で、所定の時間、前記オン状態となり、その後、前記オフ状態となることにより、前記カムを前記押圧解除位置から前記押圧位置まで回転させ、前記カムが前記押圧位置に位置する状態で、所定の時間、前記オン状態となり、その後、前記オフ状態となることにより、前記カムを前記押圧位置から前記押圧解除位置まで回転させる電磁クラッチと、
    を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記現像ローラを前記接触位置から前記離間位置に移動させるための離間部材であって、前記現像ローラが前記接触位置に位置する第1位置と、前記現像ローラが前記離間位置に位置する第2位置との間を前記軸方向に移動可能な離間部材と、
    前記離間部材を前記第1位置から前記第2位置へ押圧するレバー押圧位置と、前記離間部材に対する押圧を解除するレバー押圧解除位置との間を移動可能なレバーであって、前記支持部材が前記第1支持位置に位置する状態で、前記ロッドによって押圧されることにより前記レバー押圧解除位置に位置し、前記支持部材が前記第2支持位置に位置する状態で、前記ロッドによる押圧が解除されることにより前記レバー押圧位置に位置するレバーと、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、前記現像ローラを前記接触位置に位置させるとともに前記現像ローラに動力を伝達可能な動力伝達状態か、または、前記現像ローラを前記離間位置に位置させるとともに前記現像ローラに対する動力の伝達を解除する伝達解除状態に切り替え可能な切替機構を備え、
    前記切替機構は、前記ジョイント、前記第1ギア、前記第2ギア、前記バネ、前記支持部材、前記ロッド、前記レバー、前記シャフト、前記カム、第3ギアおよび前記電磁クラッチを備えることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 4つの前記感光ドラムと、4つの前記現像ローラと、4つの前記切替機構と、を備えることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
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