JP7031959B2 - リフティングマグネット機及び制御装置 - Google Patents

リフティングマグネット機及び制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7031959B2
JP7031959B2 JP2017041294A JP2017041294A JP7031959B2 JP 7031959 B2 JP7031959 B2 JP 7031959B2 JP 2017041294 A JP2017041294 A JP 2017041294A JP 2017041294 A JP2017041294 A JP 2017041294A JP 7031959 B2 JP7031959 B2 JP 7031959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
release
time
magnet
control device
adsorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017041294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018144938A (ja
Inventor
哲司 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2017041294A priority Critical patent/JP7031959B2/ja
Publication of JP2018144938A publication Critical patent/JP2018144938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7031959B2 publication Critical patent/JP7031959B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

本発明は、リフティングマグネット機及び制御装置に関する。
吸着マグネットに吸着物された吸着物の重量を計測することができるリフティングマグネット機が下記の特許文献1に開示されている。このリフティングマグネット機は、ブームシリンダの作用力を圧力センサと、ブームの角度を検出するブーム角度センサとを有する。演算表示手段が、圧力センサ及びブーム角度センサの計測値に基づいて、吸着マグネットに吸着された吸着物の重量を演算する。
特開平11-230820号公報
オペレータが釈放操作を行うと、吸着マグネットのマグネットコイルに印加する電圧を反転させて、吸着マグネットの速やかな消磁を行う。吸着マグネットが消磁されると吸着物が釈放される。作業効率を高めるために、釈放操作を行った時点から実際に吸着物が釈放されるまでの釈放時間を短縮することが望まれている。
本発明の目的は、釈放時間を短くして作業性を高めることができるリフティングマグネット機及び制御装置を提供することである。
本発明の一観点によると、
吸着マグネットと、
釈放時間に影響を与えるパラメータに基づいて前記吸着マグネットに吸着釈放の指令を与え、吸着釈放の作業中に、釈放時間が短くなるように前記パラメータの値を変化させる機能を持つ制御装置と、
前記吸着マグネットから吸着物が落下する時点を検知する落下検知装置と
を有し、
前記制御装置は、釈放操作が行われた時点から、前記落下検知装置で検知された落下時点までの釈放時間の実測値に基づいて前記パラメータを変化させるリフティングマグネット機が提供される。
吸着釈放の作業中にパラメータの値を変化させることにより、釈放時間が短くなった状態で作業を行うことができる。これにより、作業性を高めることができる。
図1は、実施例によるリフティングマグネット機の側面図である。 図2は、実施例によるリフティングマグネット機の機能を示すブロック図である。 図3A~図3Cは、リフマグドライバ及びマグネットコイルの等価回路図である。 図4は、吸着から釈放までの吸着釈放操作の状態 マグネットコイルに印加される電圧、マグネットコイルを流れる電流の時間変化の一例を示すグラフである。 図5は、ブームボトム圧センサで計測されたブームボトム圧の変化を示すグラフである。 図6は、釈放操作後の吸着釈放操作の状態 マグネットコイルに印加される電圧、マグネットコイルを流れる電流、及びブームボトム圧の時間変化の一例を示すグラフである。 図7は、判定閾値IRSと釈放時間tRSの実測値との関係の一例を示すグラフである。 図8は、制御装置が実行する処理のフローチャートである。
図1を参照して、実施例によるリフティングマグネット機の構成の概略について説明する。
図1は、実施例によるリフティングマグネット機の側面図である。下部走行体10に旋回体11が旋回可能に搭載されている。旋回体11にブーム15、アーム16、及び吸着マグネット17が取り付けられている。ブームシリンダ21がブーム15を起伏方向に駆動する。アームシリンダ22がアーム16をブーム15に対して開閉方向に駆動する。マグネットシリンダ23が、アーム16に対して吸着マグネット17の姿勢を変化させる。
旋回体11に、オペレータが乗り込むキャビン12が搭載されている。キャビン12内に、オペレータによって操作される操作装置13が設置されている。操作装置13は、下部走行体10の走行、旋回体11の旋回、ブーム15の起伏、アーム16の開閉、吸着マグネット17の姿勢変更の操作を行うための操作レバー、及び吸着マグネット17の吸着及び釈放操作を行うための操作ボタン等を含む。
図2は、実施例によるリフティングマグネット機の機能を示すブロック図である。DCバス30に、油圧駆動部40、旋回駆動部50、リフティングマグネット部60、及び蓄電部70が接続されている。
油圧駆動部40の構成について、以下に説明する。
エンジン41、2つの油圧ポンプ44、及びアシストモータ45が、トルク伝達機構43を介して接続されている。エンジン41の回転軸にフライホイル42が取り付けられている。エンジン41及びアシストモータ45で発生した動力が、トルク伝達機構43を介して油圧ポンプ44に伝達され、油圧ポンプ44が駆動される。油圧ポンプ44は、ブームシリンダ21、アームシリンダ22、マグネットシリンダ23(図1)、及び油圧モータに高圧の作動油を供給する。油圧モータは、下部走行体10(図1)の左右のクローラを駆動する。アシストモータ45は発電機としても動作可能である。アシストモータ45を発電機として動作させるときは、エンジン41で発生した動力がトルク伝達機構43を介してアシストモータ45に伝達される。
アシストモータ45はアシストインバータ46を介してDCバス30に接続されている。アシストインバータ46は双方向動作が可能であり、アシストモータ45をモータとして動作させるときには、DCバス30からアシストモータ45に電力を供給する。アシストモータ45を発電機として動作させるときには、アシストモータ45で発電された電力をDCバス30に供給する。
旋回駆動部50は、旋回インバータ51及び旋回モータ52を含む。旋回モータ52は旋回体11(図1)を旋回させるとともに、回生ブレーキとしても動作可能である。旋回インバータ51は双方向動作が可能である。旋回体11を旋回させるときは、DCバス30から旋回インバータ51を通して旋回モータ52に電力が供給される。旋回モータ52が回生ブレーキとして動作するときには、旋回モータ52で発生した回生電力が旋回インバータ51を通してDCバス30に供給される。
リフティングマグネット部60は、リフマグドライバ61及び吸着マグネット17を含む。吸着マグネット17は有芯のマグネットコイル62を含む。DCバス30からリフマグドライバ61を介してマグネットコイル62に電流が流れると、吸着マグネット17に吸着力が発生する。
蓄電部70は、昇降圧コンバータ71及び蓄電装置72を含む。昇降圧コンバータ71は、蓄電装置72の充放電制御を行う。放電時には、蓄電装置72から昇降圧コンバータ71を介してDCバス30に電力が供給される。充電時には、DCバス30から蓄電装置72に電力が供給される。
制御装置80が、アシストインバータ46、旋回インバータ51、リフマグドライバ61、及び昇降圧コンバータ71を制御する。ブームボトム圧センサ81が、ブームシリンダ21(図1)のボトム圧を計測する。計測結果が制御装置80に入力される。
図3A~図3Cを参照して、吸着及び釈放時に吸着マグネット17のマグネットコイル62に流れる電流について説明する。図3A~図3Cは、リフマグドライバ61及びマグネットコイル62の等価回路図である。
図3Aに示すように、リフマグドライバ61は4つのパワートランジスタTr1~Tr4を含むHブリッジ回路で構成される。パワートランジスタTr1~Tr4の各々に、フリーホイールダイオードD1~D4が接続されている。Hブリッジ回路の2本のレグが、DCバス30の正極ラインと負極ラインとの間に接続されている。Hブリッジ回路の2本のレグの中間点に、吸着マグネット17(図2)のマグネットコイル62が接続されている。
オペレータが吸着操作を行うと、制御装置80が、Hブリッジ回路の対角の位置にある2つのパワートランジスタTr1、Tr4へのパルス幅変調(PWM)信号の印加を開始する。パワートランジスタTr1、Tr4がオンになると、マグネットコイル62に電流が流れ始める(図3A)。この電流の方向を正方向と定義する。
パワートランジスタTr1、Tr4がオフになっている期間は、マグネットコイル62に発生する逆起電圧によって、フリーホイールダイオードD3、D2を経路とする正方向の電流が流れ続ける。パワートランジスタTr1、Tr4に印加するPWM信号のデューティ比を変化させることにより、マグネットコイル62に印加する平均電圧を変化させることができる。
オペレータが釈放操作を行うと、制御装置80が、図3Aの場合とは異なる対角のパワートランジスタTr2、Tr3へのPWM信号の印加を開始する。これにより、マグネットコイル62に印加される電圧の極性が反転する。マグネットコイル62に外部から印加される電圧が、マグネットコイル62に発生している逆起電圧より大きくなると、マグネットコイル62に流れている電流の方向が正方向から負方向に反転する(図3C)。マグネットコイル62の磁芯がほぼ消磁されると、吸着マグネット17に吸着されていた吸着物が落下する(釈放される)。
図4は、吸着から釈放までの吸着釈放操作の状態、マグネットコイル62に印加される電圧の時間変化、及びマグネットコイル62を流れる電流の時間変化の一例を示すグラフである。図4の2段目のグラフでは、マグネットコイル62に印加される電圧として、PWM信号のデューティ比によって制御された後の平均電圧を表している。図4の3段目のグラフでは、マグネットコイル62に流れる電流として平均電流を表している。
オペレータが吸着操作を行うと(時刻t)、制御装置80がパワートランジスタTr1、Tr4へのPWM信号の印加を開始する(図3A、図3B)ことにより、マグネットコイル62に定格電圧VRAを印加する。これにより、マグネットコイル62に電流が流れ始め、ある時間経過後に、電流の大きさが定格電流IRAに達し、その後は一定の定格電流IRAが流れる。これにより、吸着マグネット17に磁力が発生し、吸着物が吸着される。
オペレータが釈放操作を行うと(時刻t)、制御装置80がパワートランジスタTr1、Tr4へのPWM信号の印加を停止し、パワートランジスタTr2、Tr3へのPWM信号の印加を開始する。これにより、マグネットコイル62に印加される電圧の極性が反転する。このときの電圧の絶対値VOSは、例えば定格電圧VRAより大きい。
マグネットコイル62に印加される電圧の極性が反転すると、マグネットコイル62を流れる電流が徐々に低下する。時刻t1からある時間が経過すると、マグネットコイル62に流れている電流の方向が正方向から負方向に反転する。
マグネットコイル62に流れている負方向の電流の絶対値が判定閾値IRSに達すると、制御装置80は、パワートランジスタTr2、Tr3へのPWM信号の印加を停止し、パワートランジスタTr1、Tr4へのPWM信号の印加を開始する(図3A、図3B)。これにより、マグネットコイル62に印加される電圧の極性が再反転する(時刻t)。再反転後の電圧の絶対値VOSは、定格電圧VRAより大きい。
マグネットコイル62に印加されている電圧の極性が再反転することにより、マグネットコイル62に流れている負方向の電流の絶対値が減少する。電圧を再反転させた時刻tから一定時間が経過すると、制御装置80はマグネットコイル62への電圧の印加を停止す(時刻t)。その後、マグネットコイル62に流れる電流はほぼ0になる。マグネットコイル62の磁芯がほぼ消磁されると、吸着物が吸着マグネット17から釈放される。
次に、図5を参照して、釈放時点を検出する方法について説明する。
図5は、ブームボトム圧センサ(図2)で計測されたブームボトム圧の変化を示すグラフ、及び吸着マグネット17への吸着物90の吸着状態を示す図である。吸着マグネット17に吸着物90が吸着されている状態では、ブームシリンダ21のボトム側の作動油に対して、吸着物90の重量が付加された圧力が印加される。吸着マグネット17から吸着物90が落下すると(釈放されると)、ブームボトム圧が低下する。ブームボトム圧を継続してモニタしておくことにより、吸着物90が釈放された時点を検出することができる。
次に、図6及び図7を参照して、釈放時間を短くするために制御装置80が行う自動学習について説明する。
図6は、釈放操作後の吸着釈放操作の状態 マグネットコイル62に印加される平均電圧の時間変化、マグネットコイル62を流れる平均電流の時間変化、及びブームボトム圧の時間変化の一例を示すグラフである。
オペレータが釈放操作を行うと(時刻t)、マグネットコイル62に印加される電圧の極性が+VRAから-VOSに反転し、マグネットコイル62を流れる電流が定格電流IRAから減少し始める。制御装置80は、釈放動作ごとに、電圧を再反転させる契機となる電流の判定閾値IRSを変化させる。制御装置80は、釈放操作が行われた時点(時刻t)から、実際に吸着物90(図5)が釈放された時点(時刻t)までの釈放時間tRSを実測する。制御装置80は、判定閾値IRSと釈放時間tRSの実測値とを関連付けて蓄積する。
図7は、判定閾値IRSと釈放時間tRSの実測値との関係の一例を示すグラフである。横軸は判定閾値IRSを表し、縦軸は釈放時間tRSの実測値を表す。判定閾値IRSを変化させると、釈放時間tRSの実測値も変化する。制御装置80は、釈放時間tRSが極小値を示すときの判定閾値IRSを見つけ出す。釈放時間tRSが極小値を示すときの判定閾値IRSを最適判定閾値IRS0ということとする。制御装置80は、最適判定閾値IRS0を見つけ出した後は、判定閾値IRSとして最適判定閾値IRS0を用いて釈放動作の制御を行う。
次に、図8を参照して、リフティングマグネット機の作業中に制御装置80が実行する処理について説明する。
図8は、制御装置80が実行する最適判定閾値決定処理のフローチャートである。制御装置80は、自動学習モードとパラメータ固定モードとのいずれかの動作モードで動作する。動作モードは、例えばオペレータからの指令によって予め制御装置80に記憶されている。
最適判定閾値決定が起動されると、制御装置80は動作モードを判定する(ステップS1)。オペレータによって設定された動作モードが自動学習モードであるとき、制御装置80は判定閾値IRSの自動学習を行う(ステップS2)。自動学習の工程では、釈放動作ごとに判定閾値IRSを変化させ、釈放時間tRSを計測する。釈放操作が終了する毎に、自動学習が完了したか否かを判定する(ステップS3)。図7に示したグラフのように、釈放時間が極小値を示す最適判定閾値IRS0が見つかったら、自動学習が完了したと判定され、釈放時間が極小値を示す判定閾値IRSが見つかっていない場合には、自動学習が完了していないと判定される。
なお、釈放動作の回数の下限値を設定しておいてもよい。この場合、自動学習を開始してから、この下限値に達するまでの回数の釈放動作を行った後、釈放時間が極小値を示す判定閾値IRSが見つかった否かの判定を行う。釈放動作の回数の下限値として、例えば、10回~20回の範囲内の回数を設定しておくとよい。
自動学習が完了していない場合には、制御装置80は自動学習(ステップS2)を継続する。自動学習が完了すると、制御装置80は通常運転(ステップS4)を実行する。通常運転においては、電圧を再反転させる契機となる判定閾値IRSとして自動学習で見つかった最適判定閾値IRS0(図7)を用いて釈放動作の制御を行う。
釈放操作が行われる毎に、制御装置80は学習が必要か否かを判定する(ステップS5)。例えば、釈放時間tRSの実測値が許容上限値を超えたら学習が必要と判定される。また、前回の自動学習が完了してから一定時間が経過したら学習が必要と判定してもよい。その他に、通常運転(ステップS4)での釈放動作の回数が一定値を超えたら学習が必要と判定してもよい。さらに、その他に、前回の自動学習が完了してから吸着マグネット17の温度が一定幅以上変化したら学習が必要と判定してもよい。
制御装置80は、学習が不要と判定した場合には、通常運転(ステップS4)を継続する。学習が必要と判定した場合には、自動学習(ステップS2)を実行する。これにより、最適判定閾値IRS0が修正される。
次に、上記実施例の優れた効果について説明する。
電圧を再反転させる契機となる判定閾値IRS(図4)を最適値に固定したとしても、吸着物の磁気的性質、マグネットコイルの温度変化に起因する電気的定数の変動等によって釈放時間tRSが変動する。上記実施例では、吸着及び釈放の作業中に、釈放時間tRSが短くなるように制御装置80が自動学習する。種々の要因で釈放時間tRSが変動する場合でも、より短い釈放時間tRSで作業を行うことができるため、作業性の低下を回避することができる。
釈放時間に影響を与える要因として種々の要因が想定されるが、上記実施例では、種々の要因を個々に分析することなく、最適判定閾値IRS0を見つけ出すことができる。
また、上記実施例では、ブームボトム圧の変化によって、釈放時間tRSを実測している。このため、オペレータの介在を必要とすることなく、釈放時間を精度よく計測することができる。さらに、制御装置80が自動で学習するため、オペレータやサービスマンへの負担を増加させることが無い。
次に、上記実施例の変形例について説明する。
上記実施例では、釈放時間に影響を与えるパラメータとして、電圧を再反転させる契機となる電流の判定閾値IRSを採用したが、その他の物理量を採用してもよい。例えば、釈放時間に影響を与えるパラメータとして、オペレータが釈放操作を行った時点(図4の時刻t)から経過した時間の長さの判定閾値を採用してもよい。この場合、制御装置80は、オペレータが釈放操作を行った時点からの経過時間が判定閾値に達したら電圧を再反転させる。
上記実施例では、吸着物の落下時点を検出する落下検知装置としてブームボトム圧センサ81(図2)を用いたが、その他のセンサを用いてもよい。例えば、アームシリンダ22(図1)のボトム圧を計測するセンサ、マグネットシリンダ23(図1)のボトム圧を計測するセンサ等を用いてもよい。その他に、例えば吸着マグネット17に吸着されている吸着物を撮像する撮像装置を用いてもよい。この場合、画像解析を行うことにより、吸着物の落下時点を検知することができる。
上記実施例では、マグネットコイル62(図2)に印加する電圧を制御することにより、吸着マグネット17に対して吸着釈放の指令を与えたが、印加する電圧の制御以外によって吸着釈放の指令を与えてもよい。例えば、マグネットコイル62に流す電流を制御することによって、吸着釈放の指令を与えてもよい。
上述の各実施例は例示であり、異なる実施例で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。複数の実施例の同様の構成による同様の作用効果については実施例ごとには逐次言及しない。さらに、本発明は上述の実施例に制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 下部走行体
11 旋回体
12 キャビン
13 操作装置
15 ブーム
16 アーム
17 吸着マグネット
21 ブームシリンダ
22 アームシリンダ
23 マグネットシリンダ
30 DCバス
40 油圧駆動部
41 エンジン
42 フライホイル
43 トルク伝達機構
44 油圧ポンプ
45 アシストモータ
46 アシストインバータ
50 旋回駆動部
51 旋回インバータ
52 旋回モータ
60 リフティングマグネット部
61 リフマグドライバ
62 マグネットコイル
70 蓄電部
71 昇降圧コンバータ
72 蓄電装置
80 制御装置
81 ブームボトム圧センサ
90 吸着物

Claims (2)

  1. 吸着マグネットと、
    釈放時間に影響を与えるパラメータに基づいて前記吸着マグネットに吸着釈放の指令を与え、吸着釈放の作業中に、釈放時間が短くなるように前記パラメータの値を変化させる機能を持つ制御装置と、
    前記吸着マグネットから吸着物が落下する時点を検知する落下検知装置と
    を有し、
    前記制御装置は、釈放操作が行われた時点から、前記落下検知装置で検知された落下時点までの釈放時間の実測値に基づいて前記パラメータを変化させるリフティングマグネット機。
  2. 吸着マグネットと、
    釈放時間に影響を与えるパラメータに基づいて前記吸着マグネットに吸着釈放の指令を与え、吸着釈放の作業中に、釈放時間が短くなるように前記パラメータの値を変化させる機能を持つ制御装置と
    を有し、
    前記制御装置は、釈放時間が許容上限値を超えると、吸着及び釈放の作業中に前記パラメータの値を変化させて、釈放時間が極小値を示すときの前記パラメータの値を見つけ出す学習を行うリフティングマグネット機。
JP2017041294A 2017-03-06 2017-03-06 リフティングマグネット機及び制御装置 Active JP7031959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017041294A JP7031959B2 (ja) 2017-03-06 2017-03-06 リフティングマグネット機及び制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017041294A JP7031959B2 (ja) 2017-03-06 2017-03-06 リフティングマグネット機及び制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018144938A JP2018144938A (ja) 2018-09-20
JP7031959B2 true JP7031959B2 (ja) 2022-03-08

Family

ID=63590592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017041294A Active JP7031959B2 (ja) 2017-03-06 2017-03-06 リフティングマグネット機及び制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7031959B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7330864B2 (ja) * 2019-11-08 2023-08-22 株式会社コベルコE&M スクラップ画像撮影システム、スクラップ画像撮影方法、撮影支援装置、及びプログラム
JP7415619B2 (ja) * 2020-02-03 2024-01-17 コベルコ建機株式会社 報知システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004299821A (ja) 2003-03-31 2004-10-28 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 自走式リフティングマグネット作業機械
JP2008230725A (ja) 2007-03-16 2008-10-02 Sumitomo Heavy Ind Ltd リフティングマグネット制御システム
JP2017128412A (ja) 2016-01-19 2017-07-27 住友建機株式会社 リフティングマグネット作業機械

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2866637B1 (ja) * 1997-08-29 1999-03-08 オカダアイヨン株式会社 リフティングマグネットなどの制御法と回路
JP3934791B2 (ja) * 1998-06-09 2007-06-20 住友重機械工業株式会社 リフティングマグネット用吊量調整制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004299821A (ja) 2003-03-31 2004-10-28 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 自走式リフティングマグネット作業機械
JP2008230725A (ja) 2007-03-16 2008-10-02 Sumitomo Heavy Ind Ltd リフティングマグネット制御システム
JP2017128412A (ja) 2016-01-19 2017-07-27 住友建機株式会社 リフティングマグネット作業機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018144938A (ja) 2018-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4177387B2 (ja) モータ制御装置
JP7031959B2 (ja) リフティングマグネット機及び制御装置
EP1808956A3 (en) Driving apparatus and driving system for electric motor
JP2004114748A5 (ja)
JP5808779B2 (ja) ショベル
JP4325284B2 (ja) 電圧変換装置
JP2008183961A5 (ja)
JP2001333594A (ja) アクチュエータの負荷検出システム、及び、脚式移動ロボット
JP2006025471A (ja) 電動車両用バッテリの劣化判定システム
JP6544283B2 (ja) 直流モータの制御装置、及び、産業車両
JP5926658B2 (ja) リフティングマグネット作業機械
JPH0672068U (ja) 断線短絡故障検出装置
JP5730665B2 (ja) モータ制御装置および方法
JP5456239B2 (ja) バケットの駆動装置
JP2007210741A (ja) マグネット作業機械における蓄電装置
CN111102392B (zh) 一种控制***及电动阀的控制方法
JP4793433B2 (ja) 電圧変換装置
JP2811018B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2004018254A5 (ja)
JP2011046502A (ja) リフティングマグネット制御装置
JP6578753B2 (ja) マグネット作業機械
JP2021052668A (ja) 電動リール制御装置及び電動リール
JP6737545B2 (ja) リフティングマグネット装置
JPH07310473A (ja) パワーウィンドウ駆動制御装置
JP6741606B2 (ja) モータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210730

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220124

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220124

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220131

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7031959

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150