JP7026031B2 - 回転電機システム、スペースヒータシステム、およびスペースヒータの制御方法 - Google Patents

回転電機システム、スペースヒータシステム、およびスペースヒータの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、回転電機システム、スペースヒータシステム、およびスペースヒータの制御方法に関する。
回転電機が休止状態にある場合には、回転電機自身の発熱がなく、回転電機の内部で、結露が発生する可能性がある。このため、回転電機の内部に、スペースヒータを設置して、結露の発生を防止する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開昭61-176961号公報
スペースヒータへの給電は、従来、スペースヒータ用の端子箱を経由した外部からの交流電源供給により行われる。外部の交流電源は、通常、商用交流電源であり、停電時、すなわち、外部交流電源の喪失時には、スペースヒータの機能は喪失し、絶縁機能の低下の要因となる。
そこで、本発明は、外部交流電源のみに依存することなく、回転電機用のスペースヒータの機能を確保することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る回転電機システムは、ロータシャフトと回転子鉄心とを有する回転子と、固定子と、前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受と、前記固定子の径方向外側に配されて前記固定子および前記回転子鉄心を収納するフレームと、を具備する回転電機と、前記フレーム内を加熱するスペースヒータシステムと、を備える回転電機システムであって、前記フレームは、前記ロータシャフトの軸方向に間隔をあけて並び、それぞれに前記ロータシャフトが貫通した2つの第1部材と、前記2つの第1部材に亘り、前記固定子および前記回転子鉄心を収容した筒状の第2部材と、を具備し、前記2つの軸受の一方は、前記2つの第1部材の一方に設けられ、前記2つの軸受の他方は、前記2つの第1部材の他方に設けられ、前記スペースヒータシステムは、前記フレーム内に設けられ、前記2つの第1部材の間に位置し、前記第2部材に収容され、前記フレーム内の気体を加熱するスペースヒータと、前記スペースヒータに給電する蓄電器と、前記スペースヒータへの給電状態の切り替えを制御する制御器と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係るスペースヒータシステムは、ロータシャフトと回転子鉄心とを有する回転子と、固定子と、前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受と、前記固定子の径方向外側に配されて前記固定子および回転子鉄心を収納するフレームと、を具備する回転電機の前記フレーム内を加熱するスペースヒータシステムであって、前記フレームは、前記ロータシャフトの軸方向に間隔をあけて並び、それぞれに前記ロータシャフトが貫通した2つの第1部材と、前記2つの第1部材に亘り、前記固定子および前記回転子鉄心を収容した筒状の第2部材と、を具備し、前記2つの軸受の一方は、前記2つの第1部材の一方に設けられ、前記2つの軸受の他方は、前記2つの第1部材の他方に設けられ、前記スペースヒータシステムは、前記フレーム内に設けられ、前記2つの第1部材の間に位置し、前記第2部材に収容され、前記フレーム内の気体を加熱するスペースヒータと、前記スペースヒータに給電する蓄電器と、前記スペースヒータへの給電状態の切り替えを制御する制御器と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係るスペースヒータの制御方法は、第1演算器が、ロータシャフトと回転子鉄心とを有する回転子と、固定子と、前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受と、前記固定子の径方向外側に配されて前記固定子および前記回転子鉄心を収納するフレームを具備する回転電機への停止指令情報を受け入れて、前記回転電機に電力を供給するとともに蓄電器の充電がなされる第1状態から、前記回転電機および前記蓄電器への電力供給がなく、前記蓄電器からスペースヒータへの電力供給がなされる第2状態への移行指令を出力し、スペースヒータシステムが前記第2状態に移行する第2状態移行ステップと、フレーム内温度低下信号を受けて、第2演算器が、前記第2状態から、前記蓄電器へ電力供給がなされかつ前記蓄電器から前記スペースヒータへの電力供給がなされる第3状態への移行指令を出力し、スペースヒータシステムが前記第3状態に移行する第3状態移行ステップと、充電完了信号を受けて、第3演算器が、前記第3状態から前記第2状態への移行指令を出力し、前記スペースヒータシステムが前記第2状態に移行する第2状態復帰ステップと、を有し、前記フレームは、前記ロータシャフトの軸方向に間隔をあけて並び、それぞれに前記ロータシャフトが貫通した2つの第1部材と、前記2つの第1部材に亘り、前記固定子および前記回転子鉄心を収容した筒状の第2部材と、を具備し、前記2つの軸受の一方は、前記2つの第1部材の一方に設けられ、前記2つの軸受の他方は、前記2つの第1部材の他方に設けられ、前記スペースヒータは、前記フレーム内に設けられ、前記2つの第1部材の間に位置し、前記第2部材に収容され、前記フレーム内の気体を加熱することを特徴とする。
本発明によれば、外部交流電源のみに依存することなく、回転電機用のスペースヒータの機能を確保することができる。
実施形態に係る回転電機システムの構成を示す斜視図である。 実施形態に係る回転電機システムの電源回路の構成およびスペースヒータシステムの第1状態を示す概念的な回路図である。 実施形態に係る回転電機システムの電源回路の構成およびスペースヒータシステムの第2状態を示す概念的な回路図である。 実施形態に係るスペースヒータシステムのスペースヒータの詳細な構成を示す回路図である。 実施形態に係る回転電機システムの電源回路の構成およびスペースヒータシステムの第3状態を示す概念的な回路図である。 実施形態に係る回転電機システムのスペースヒータシステムの制御器による制御内容を示すブロック図である。 実施形態に係る回転電機システムのスペースヒータシステムの制御方法の手順を示すフロー図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るスペースヒータについて説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
図1は、実施形態に係る回転電機システムの構成を示す斜視図である。回転電機システム200は、回転電機50およびスペースヒータシステム100を有する。
回転電機50は、ロータシャフト11およびロータシャフトに取り付けられた回転子鉄心12を有する回転子10、回転子鉄心12の径方向外側に配された固定子20、ロータシャフト11の回転子鉄心12の両側を回転可能に支持する軸受15、および回転子鉄心12および固定子20を収納するフレーム30を有する。また、回転電機50は、たとえば回転子鉄心12を貫通する電機子巻線などの回転電機巻線50a(図2)を有する。フレーム30には、端子箱120が取り付けられている。
スペースヒータシステム100は、スペースヒータ110および筐体130を有する。スペースヒータ110は、ヒータ本体111(図4)および調節器112(図4)を有し、ヒータ本体111はフレーム30の内部に収納される。ヒータ本体111は、電気ヒータであり、交流電源または直流電源からの給電により発熱し、フレーム30内のたとえば空気などの冷却用気体を加熱し、フレーム30内での結露の発生を防止する。
筐体130は、回転電機50のフレーム30の外側に設置されている。なお、筐体130は、図1に示すようにフレーム30に隣接するように配されてもよいし、フレーム30とは離れた位置、たとえば、電源室あるいは制御室などに設置されてもよい。
図2は、実施形態に係る回転電機システムの電源回路の構成およびスペースヒータシステムの第1状態を示す概念的な回路図である。
スペースヒータシステム100は、前述のように、スペースヒータ110および筐体130を有するが、筐体130は、蓄電器140、第1開閉器151、第2開閉器152、および制御器160を有する。また、回転電機システム200は、電源回路として、スペースヒータシステム100に含まれない第3開閉器153を有する。
回転電機50の回転電機巻線50aは、端子箱120に収納された端子121を介して、交流電源70に接続されている。第3開閉器153は、回転電機50と交流電源70との間に設けられている。第3開閉器153は、回転電機制御装置51により制御されている。回転電機制御装置51から回転電機50へ停止指令が発せられると、第3開閉器153に開指令51bが発せられ、第3開閉器153は閉止状態から開状態に移行する。この結果、交流電源70から回転電機50への電力供給が遮断され、回転電機50が停止する。
回転電機50のフレーム30の内部には、スペースヒータ110および温度検出器131が設けられている。温度検出器131は、フレーム30内の雰囲気の温度を検出する。
なお、図2では、第1開閉器151、第2開閉器152および第3開閉器153のそれぞれを、a接点、すなわち励磁で閉じ非励磁で開く接点のように示しているが、これに限定されない。たとえば、開状態で閉信号が発せられれば閉じ、閉状態で開信号が発せられれば開く遮断機などの動作をするものも含む。すなわち、ここで言う開閉器は、電磁接触器、電磁開閉器、遮断機を含めて、電力の開閉機能を有するものを全て含むものとする。
スペースヒータシステム100の蓄電器140およびスペースヒータ110は、回転電機50および交流電源70と並列に設けられている。蓄電器140およびスペースヒータ110と、回転電機50と交流電源70を結ぶ回路の給電ラインとを連絡する部分には、第1開閉器151が設けられている。第1開閉器151が閉止している状況では、蓄電器140には交流電源70による電圧が印加され、蓄電器140は充電される状態となる。
第2開閉器152は、蓄電器140とスペースヒータ110を直列に結ぶ回路に設けられている。第2開閉器152が閉止されている状況においては、スペースヒータ110には、蓄電器140から電力が供給される。なお、蓄電器140の充電状態を検出するために、電圧計141が設けられている。
制御器160は、第1開閉器151および第2開閉器152に開閉指示を行う。また制御器160は、温度検出器131からの温度信号、および電圧計141からの電圧信号を入力として受け入れる。さらに、制御器160は、回転電機制御装置51から回転電機50の停止指令に並行して、その情報として回転電機停止指令情報51aを回転電機制御装置51から受け入れる。
以上のような構成のもとに、図2は、第3開閉器153および第1開閉器151は閉、第2開閉器152は開の状態を示している。この開閉状態においては、回転電機50は運転状態であって、また、蓄電器140は交流電源70からの電力によって充電されている状態である。また、スペースヒータ110には電力供給されていない状態である。以降、この状態を第1状態と呼ぶ。
図3は、実施形態に係る回転電機システムの電源回路の構成およびスペースヒータシステムの第2状態を示す概念的な回路図である。図2とは、開閉状態のみが異なっている。図3では、第3開閉器153および第1開閉器151は開、第2開閉器152は閉の状態を示している。この状態は、後に図7で説明するように、回転電機50を停止させるために回転電機制御装置51から第3開閉器153に開指令51bが出力されることにより生ずる。
この第2状態の開閉状態においては、回転電機50は停止状態であって、蓄電器140からの電力供給はない。また、スペースヒータ110と蓄電器140は、交流電源70から切り離されている。スペースヒータ110には、蓄電器140から電力が供給され、停止状態にある回転電機50のフレーム30内の空間は、スペースヒータ110により加熱されている状態である。
図4は、実施形態に係るスペースヒータシステムのスペースヒータの詳細な構成を示す回路図である。スペースヒータ110は、ヒータ本体111および調節器112を有する。調節器112は、第2開閉器152が閉状態でヒータ本体111への通電可能な状態において、ヒータ本体111への通電を入り切りする。すなわち、調節器112には、温度検出器131の信号が入力され、調節器112は、温度検出器131の信号が適正な温度範囲になるように、ヒータ本体111への通電を入り切りする。
このことにより、後述するフレーム内温度低下(図6)と判定される温度に余裕を持った最低温度と、フレーム30内の温度が過度に上昇することにより各絶縁部分に悪影響を与えないような範囲の最高温度との間で、フレーム30内の温度が維持されるように調節する。この調節は、この第2状態のみでなく、次に説明する第3状態においても行われる。
図5は、実施形態に係る回転電機システムの電源回路の構成およびスペースヒータシステムの第3状態を示す概念的な回路図である。図2、3とは、開閉状態のみが異なっており、第3開閉器153は開、第1開閉器151および第2開閉器152は閉の状態となっている。
この第3状態の開閉状態においては、回転電機50は停止状態であって、また、蓄電器140は、スペースヒータ110に電力を供給しながら、交流電源70から電力の供給を受けて充電されている状態である。
図6は、実施形態に係る回転電機システムのスペースヒータシステムの制御器による制御内容を示すブロック図である。
制御器160は、温度設定器161、温度比較器162、電圧設定器163、電圧比較器164、第1演算器165、第2演算器166、および第3演算器167を有する。
第1演算器165は、第1状態すなわち回転電機50が運転状態であるとの条件、および、回転電機制御装置51から第3開閉器153に回転電機停止指令が出されたとの回転電機停止指令情報51aを受け入れたとの条件、この両方の条件が成立した場合、すなわちAND条件が成立した場合に、第2状態への移行指令を出力する。具体的には、第1開閉器151に閉状態から開状態とする開指令、第2開閉器152に開状態から閉状態とするよう閉指令を出力する。
なお、第1状態にあることに条件は、第1開閉器151、第2開閉器152および第3開閉器153の開閉状態に基づき決定される。また、第1状態にあることを条件に第2状態への移行を指令すると動作が不安定になるか動作失敗となるため、たとえば、第1状態にある条件信号の後に遅延要素を設けるなど安定な動作のための構成を取るものとする。第2演算器166および第3演算器167についても同様である。
第2演算器166は、第2状態にあるとの条件と、フレーム内温度低下の条件が成立した場合に、第3状態への移行指令を出力する。具体的には、第1開閉器151に開状態から閉状態とするよう閉指令を出力する。
ここで、フレーム内温度低下信号は、温度比較器162から出力される。温度比較器162は、フレーム30内の温度を検出する温度検出器131からのフィードバック信号であるフィードバック温度と、温度設定器161からたとえば必要な温度レベルとして出力されている設定温度とを比較し、フィードバック温度が設定温度より低い場合に、フレーム内温度低下信号を出力する。
第3演算器167は、第3状態にあるとの条件と、充電完了の条件が成立した場合に、第2状態への移行指令を出力する。具体的には、第1開閉器151に閉状態から開状態とするよう開指令を出力する。ここで、充電完了信号は、電圧比較器164から出力される。電圧比較器164は、蓄電器140の電圧を検出する電圧計141からのフィードバック信号であるフィードバック電圧と、電圧設定器163からたとえば必要な電圧レベルとして出力されている設定電圧とを比較し、フィードバック電圧が設定電圧より高い場合に、充電完了信号を出力する。
図7は、実施形態に係る回転電機システムのスペースヒータシステムの制御方法の手順を示すフロー図である。
まず、回転電機50の運転中に、蓄電器140を充電する(ステップS01)。すなわち、第1状態において、蓄電器140を充電する。
次に、回転電機50が停止状態に移行すると、蓄電器140からスペースヒータ110に給電する(ステップS02)。すなわち、第2状態において、スペースヒータ110により、フレーム30内を加熱する。
次に、フレーム30内の温度が正常範囲にあるか否かを判定する(ステップS03)。具体的には、温度比較器162が、フレーム30内の温度を検出する温度検出器131からの温度フィードバック信号と、温度設定器161から出力されている設定温度信号とを比較する。
温度が正常範囲にある(ステップS03 YES)場合、すなわち、温度フィードバック信号が設定温度信号より高い場合は、ステップS02、ステップS03を繰り返す。
温度が正常範囲にない(ステップS03 NO)場合、すなわち、温度フィードバック信号が設定温度信号より低い場合には、温度比較器162がフレーム内温度低下信号を出力し、第2演算器166が第3状態への移行指令を出力し、第3状態に移行する(ステップS04)。具体的には、回転電機50の停止状態において、蓄電器140からスペースヒータ110に給電しながら、蓄電器140は交流電源70からの電力により充電される。
次に、充電が完了したか否かを判定する(ステップS05)。具体的には、電圧比較器164が、電圧フィードバック信号と、電圧設定器163から出力されている設定電圧信号とを比較する。充電が完了したと判定されない場合(ステップS05 NO)には、ステップS04およびステップS05を繰り返す。
電圧比較器164は、電圧フィードバック信号が設定電圧信号より高い場合は、充電が完了した場合(ステップS05 YES)と判定し、充電完了信号を出力する。この結果、第3演算器167は、第2状態への移行指令を出力し、スペースヒータシステム100は、第2状態に移行する(ステップS02)。
なお、第3状態において、蓄電器140が、回転電機50の電源と同じ交流電源70により給電される場合を例にとって示したが、これには限定されない。すなわち、他の電源からの給電による場合であってもよい。
以上のように、本実施形態によれば、外部交流電源のみに依存することなく、回転電機用のスペースヒータの機能を確保することができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。例えば、実施形態では、ロータシャフト11が水平に延びた水平型の回転電機の場合を例にとって示したが、これに限定されない。たとえば、ロータシャフトが鉛直方向に延びた立形の回転電機の場合であってもよい。
さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…回転子、11…ロータシャフト、12…回転子鉄心、15…軸受、20…固定子、30…フレーム、50…回転電機、50a…回転電機巻線、51…回転電機制御装置、70…交流電源、100…スペースヒータシステム、110…スペースヒータ、111…ヒータ本体、112…調節器、120…端子箱、121…端子、130…筐体、131…温度検出器、140…蓄電器、141…電圧計、151…第1開閉器、152…第2開閉器、153…第3開閉器、160…制御器、161…温度設定器、162…温度比較器、163…電圧設定器、164…電圧比較器、165…第1演算器、166…第2演算器、167…第3演算器、200…回転電機システム

Claims (7)

  1. ロータシャフトと回転子鉄心とを有する回転子と、固定子と、前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受と、前記固定子の径方向外側に配されて前記固定子および前記回転子鉄心を収納するフレームと、を具備する回転電機と、
    前記フレーム内を加熱するスペースヒータシステムと、
    を備える回転電機システムであって、
    前記フレームは、
    前記ロータシャフトの軸方向に間隔をあけて並び、それぞれに前記ロータシャフトが貫通した2つの第1部材と、
    前記2つの第1部材に亘り、前記固定子および前記回転子鉄心を収容した筒状の第2部材と、
    を具備し、
    前記2つの軸受の一方は、前記2つの第1部材の一方に設けられ、前記2つの軸受の他方は、前記2つの第1部材の他方に設けられ、
    前記スペースヒータシステムは、
    前記フレーム内に設けられ、前記2つの第1部材の間に位置し、前記第2部材に収容され、前記フレーム内の気体を加熱するスペースヒータと、
    前記スペースヒータに給電する蓄電器と、
    前記スペースヒータへの給電状態の切り替えを制御する制御器と、
    を具備することを特徴とする回転電機システム。
  2. 前記スペースヒータシステムは、
    前記スペースヒータと前記蓄電器と、前記回転電機への給電ラインとの間に設けられた第1開閉器と、
    前記スペースヒータと前記蓄電器との間に設けられた第2開閉器と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の回転電機システム。
  3. 前記制御器は、前記回転電機への停止指令情報を受けると、前記回転電機に電力を供給するとともに前記蓄電器の充電がなされる第1状態から、前記回転電機および前記蓄電器への電力供給がなく、前記蓄電器から前記スペースヒータへの電力供給がなされる第2状態へと切り替える移行指令を前記第1開閉器および前記第2開閉器に出力可能である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の回転電機システム。
  4. 前記スペースヒータシステムは、
    前記フレーム内の温度を検出する温度検出器と、
    前記フレーム内の温度として必要な温度レベルを出力する温度設定器と、
    前記温度検出器からのフィードバック温度と、前記温度設定器からの設定温度を比較し、前記フィードバック温度が前記設定温度より低い場合にフレーム内温度低下信号を出力する温度比較器と、
    をさらに具備し、
    前記制御器は、前記温度比較器からのフレーム内温度低下信号を受けると、前記第2状態から、前記蓄電器へ電力供給がなされかつ前記蓄電器から前記スペースヒータへの電力供給がなされる第3状態へと切り替える移行指令を出力可能である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機システム。
  5. 前記スペースヒータシステムは、
    前記蓄電器の電圧を検出する電圧計と、
    前記蓄電器として必要な電圧レベルを出力する電圧設定器と、
    前記電圧計からのフィードバック電圧と、前記電圧設定器からの設定電圧を比較し、前記フィードバック電圧が前記設定電圧より高い場合に充電完了信号を出力する温度比較器と、
    をさらに具備し、
    前記制御器は、前記電圧設定器からの充電完了信号を受けると、前記第3状態から、前記第2状態へと切り替える移行指令を出力可能である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の回転電機システム。
  6. ロータシャフトと回転子鉄心とを有する回転子と、固定子と、前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受と、前記固定子の径方向外側に配されて前記固定子および回転子鉄心を収納するフレームと、を具備する回転電機の前記フレーム内を加熱するスペースヒータシステムであって、
    前記フレームは、
    前記ロータシャフトの軸方向に間隔をあけて並び、それぞれに前記ロータシャフトが貫通した2つの第1部材と、
    前記2つの第1部材に亘り、前記固定子および前記回転子鉄心を収容した筒状の第2部材と、
    を具備し、
    前記2つの軸受の一方は、前記2つの第1部材の一方に設けられ、前記2つの軸受の他方は、前記2つの第1部材の他方に設けられ、
    前記スペースヒータシステムは、
    前記フレーム内に設けられ、前記2つの第1部材の間に位置し、前記第2部材に収容され、前記フレーム内の気体を加熱するスペースヒータと、
    前記スペースヒータに給電する蓄電器と、
    前記スペースヒータへの給電状態の切り替えを制御する制御器と、
    を具備することを特徴とするスペースヒータシステム。
  7. 第1演算器が、ロータシャフトと回転子鉄心とを有する回転子と、固定子と、前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受と、前記固定子の径方向外側に配されて前記固定子および前記回転子鉄心を収納するフレームを具備する回転電機への停止指令情報を受け入れて、前記回転電機に電力を供給するとともに蓄電器の充電がなされる第1状態から、前記回転電機および前記蓄電器への電力供給がなく、前記蓄電器からスペースヒータへの電力供給がなされる第2状態への移行指令を出力し、スペースヒータシステムが前記第2状態に移行する第2状態移行ステップと、
    フレーム内温度低下信号を受けて、第2演算器が、前記第2状態から、前記蓄電器へ電力供給がなされかつ前記蓄電器から前記スペースヒータへの電力供給がなされる第3状態への移行指令を出力し、スペースヒータシステムが前記第3状態に移行する第3状態移行ステップと、
    充電完了信号を受けて、第3演算器が、前記第3状態から前記第2状態への移行指令を出力し、前記スペースヒータシステムが前記第2状態に移行する第2状態復帰ステップと、
    を有し、
    前記フレームは、
    前記ロータシャフトの軸方向に間隔をあけて並び、それぞれに前記ロータシャフトが貫通した2つの第1部材と、
    前記2つの第1部材に亘り、前記固定子および前記回転子鉄心を収容した筒状の第2部材と、
    を具備し、
    前記2つの軸受の一方は、前記2つの第1部材の一方に設けられ、前記2つの軸受の他方は、前記2つの第1部材の他方に設けられ、
    前記スペースヒータは、前記フレーム内に設けられ、前記2つの第1部材の間に位置し、前記第2部材に収容され、前記フレーム内の気体を加熱する、ことを特徴とするスペースヒータの制御方法。
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