JP7024299B2 - 現像装置、組立体及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置、組立体及び画像形成装置に関するものである。
特許文献1には、現像剤を表面上に担持して回転し、潜像担持体と対向する箇所で該潜像担持体の表面の潜像にトナーを供給して現像する現像剤担持体と、現像剤を搬送する現像剤搬送部材とを備え、 該現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給領域では該現像剤担持体に現像剤を供給しながら現像剤を搬送する現像剤搬送路と、該現像剤搬送路に現像剤を補給する現像剤補給手段とを有し、 該現像剤搬送路全体の現像剤量の増減に応じて現像剤の嵩が増減する位置の所定の高さに、現像剤を装置外部に排出する現像剤排出口を該現像剤搬送路に設けた現像装置において、 該現像剤排出口に対して閉鎖状態と開放状態とに変化可能な排出口開閉部材を備え、 該排出口開閉部材は、上下に可動であり、下方にあるときに前記排出口を閉鎖し、上方にあるときに前記排出口を開放し、かつ、下方に付勢されて、付勢力は剤が増加したときに前記開閉部材にかかる剤圧よりも小さく設定されていることを特徴とする現像装置が記載されている。
特許文献2には、キャリアとトナーとを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、 軸部上にスクリュ部が形成されるとともに、装置内に収容された現像剤を長手方向に搬送して循環経路を形成する複数の搬送部材と、装置内に新たにキャリアを供給する供給手段と、前記複数の搬送部材のうち1つの搬送部材によって搬送される現像剤の高位が所定高さを超えたときにその現像剤を外部に排出するために当該1つの搬送部材による搬送経路の隔壁に形成された排出口と、を備え、前記1つの搬送部材は、長手方向の一部に前記スクリュ部が形成されていない切欠領域を具備し、前記排出口は、前記切欠領域に対向するとともに、当該切欠領域よりも長手方向の長さが小さくなるように形成され、前記排出口に対して前記搬送経路の上流側であって前記切欠領域の範囲内に、前記排出口が形成された前記隔壁から前記搬送経路の内部に向けて突出する壁部を設置したことを特徴とする現像装置が記載されている。
特開2009-047891号公報 特開2009-069225号公報
ところで、現像装置では、収容部に収容された現像剤の高位が収容部の側壁に形成された排出口の高さを超えると、現像剤が排出口を通して外部へ排出される排出構造が知られている。排出構造を備えた現像装置では、収容部内に設けられるオーガの回転によって、収容部内の現像剤が跳ね上げられて飛散し、排出口を通って排出されることがある。このように、現像剤の高位が排出口の下縁を超える前に現像剤が排出口を通して排出される場合、収容部内の現像剤量が不足してしまう。
本発明の課題は、搬送部材によって跳ね上げられた現像剤を、開口部を覆う部材のみで排出を抑制するものと比べて、飛び跳ねによる現像剤の過剰排出を抑制することができる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
第一態様に記載の現像装置は、磁性を有するキャリアとトナーを含む現像剤を用いて像保持体の表面に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像装置において、回転して現像剤を搬送する搬送部材を収容する収容部と、前記搬送部材の軸方向から見て側方に開口する開口部と、該開口部の下方から前記収容部の外側に張り出す張出部と、を有する筐体と、前記開口部の開口面に対する前記収容部の外側で、前記張出部に支持された磁石と、一端が前記筐体における前記開口部の上方に固定され、他端が前記磁石に対し、前記開口部の側と反対側から接触した状態で、前記開口部を覆う覆い部材と、を備えたものである。
第二態様に記載の現像装置は、磁性を有するキャリアとトナーを含む現像剤を用いて像保持体の表面に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像装置において、回転して現像剤を搬送する搬送部材を収容する収容部と、前記搬送部材の軸方向から見て側方に開口する開口部と、該開口部の下方から前記収容部の外側に張り出す張出部と、を有する筐体と、前記開口部の開口面に対する前記収容部の外側で、前記張出部に支持された磁石と、一端が前記筐体における前記開口部の上方に固定され、他端が前記磁石に対し、前記開口部の側と反対側から接触した状態で、前記開口部を覆うとともに、前記収容部の内部で飛び跳ねた現像剤を前記開口部から前記磁石の側に案内する覆い部材と、を備えたものである。
第三態様に記載の現像装置は、磁性を有するキャリアとトナーを含む現像剤を用いて像保持体の表面に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像装置において、回転して現像剤を搬送する搬送部材を収容する収容部と、前記搬送部材の軸方向から見て側方に開口する開口部と、該開口部の下方から前記収容部の外側に張り出す張出部と、を有する筐体と、前記開口部の開口面に対する前記収容部の外側で、前記張出部に支持された磁石と、一端が前記筐体における前記開口部の上方に固定され、他端が前記磁石に対し、前記開口部の側と反対側から接触した状態で、前記開口部を覆うとともに、高位が前記開口部の下縁を超えた前記現像剤と接触して振動する覆い部材と、を備えたものである。
第四態様に記載の現像装置は、第一態様から第三態様のいずれか一態様に記載の現像装置において、前記覆い部材は、薄板状の部材とされ、弾性的に曲げ変形された状態で、前記他端が前記磁石に接触しているものである。
第五態様に記載の現像装置は、第四態様に記載の現像装置において、前記覆い部材は、前記開口部の側に凸となる方向に曲げ変形されているものである。
第六態様に記載の現像装置は、第一態様から第五態様のいずれか一態様に記載の現像装置において、前記覆い部材は、前記開口部の下縁よりも高位が上昇した現像剤が前記収容部から排出される際に、前記磁石との接触を維持したまま振動するものである。
第七態様に記載の現像装置は、第六態様に記載の現像装置において、前記覆い部材は、前記他端が自由端である片持ち支持状態で、前記磁石に対し、非固定状態で接触しているものである。
第八態様に記載の現像装置は、第一態様から第七態様のいずれか一態様に記載の現像装置において、前記磁石は、前記軸方向に沿って延び、前記軸方向における前記開口部の開口範囲に亘って配置されているものである。
第九態様に記載の現像装置は、第八態様に記載の現像装置において、前記磁石は、前記軸方向において、一端のみが前記開口部からはみ出しているものである。
第十態様に記載の現像装置は、第九態様に記載の現像装置において、前記磁石は、前記軸方向において、一端のみが前記覆い部材からはみ出しているものである。
第十一態様に記載の現像装置は、第一態様から第十態様のいずれか一態様に記載の現像装置において、前記開口面と前記覆い部材と前記張出部とで囲まれる空間は、前記軸方向から見て、前記張出部の側が底辺をなす三角形状とされているものである。
第十二態様に記載の現像装置は、第一態様から第十一態様のいずれか一態様に記載の現像装置において、前記張出部は、前記開口部の下縁に沿って水平に延びており、前記磁石は前記張出部の上面に載せられているものである。
第十三態様に記載の現像装置は、第十二態様に記載の現像装置において、前記磁石は、前記軸方向から見て矩形状であり、上側かつ前記開口部の側とは反対側の角部に前記覆い部材の前記他端が接触しているものである。
第十四態様に記載の組立体は、潜像が形成される像保持体と、第一態様から第十三態様のいずれか一態様に記載の現像装置と、を含み、画像形成装置本体に対して一体として交換されるように組み立てられたものである。
第十五態様に記載の画像形成装置は、像保持体と、前記像保持体の外周面を帯電する帯電装置と、前記帯電装置によって帯電された前記像保持体の外周面に潜像を形成する潜像形成装置と、第一態様から第十三態様のいずれか一態様に記載の現像装置と、前記トナー像を被転写体に転写する転写装置と、を備えたものである。
第一態様の現像装置によれば、搬送部材によって跳ね上げられた現像剤を、開口部を覆う部材のみで排出を抑制するものと比べて、飛び跳ねによる現像剤の過剰排出を抑制することができる。
第二態様の現像装置によれば、搬送部材によって跳ね上げられた現像剤を、開口部を覆う部材のみで排出を抑制するものと比べて、飛び跳ねによる現像剤の過剰排出を抑制することができる。
第三態様の現像装置によれば、搬送部材によって跳ね上げられた現像剤を、開口部を覆う部材のみで排出を抑制するものと比べて、飛び跳ねによる現像剤の過剰排出を抑制することができる。
第四態様の現像装置によれば、覆い部材が自由状態で磁石に接触する構成と比較して、飛び跳ねによる現像剤の過剰排出を抑制することができる。
第五態様の現像装置によれば、平らな薄板状の部材により、曲げ状態で磁石に接触する覆い部材を形成することができる。
第六態様の現像装置によれば、前記開口部の下縁よりも高位が上昇した現像剤が前記収容部から排出される際に、覆い部材が振動しない構成と比べて、前記開口部と覆い部材と張出部とで囲まれる空間からの現像剤の排出が促進される。
第七態様の現像装置によれば、覆い部材の他端が磁石に固定されている構成と比べて、開口部と覆い部材と張出部とで囲まれる空間からの現像剤の排出が促進される。
第八態様の現像装置によれば、前記軸方向における前記開口部の開口範囲の一部にのみ磁石が配置された構成に比べて、飛び跳ねによる現像剤の過剰排出が抑制される。
第九態様の現像装置によれば、前記軸方向における前記開口部の開口範囲の両端にはみ出して磁石が配置された構成と比べて、前記軸方向における前記開口部の一方側からの現像剤の排出が促進される。
第十態様の現像装置によれば、前記軸方向における前記覆い部材の両端にはみ出して磁石が配置された構成と比べて、前記軸方向における前記覆い部材の一方側からの現像剤の排出が促進される。
第十一態様の現像装置によれば、前記空間が四角形状のものと比べて、飛び跳ねた現像剤の過剰排出が抑制される。
第十二態様の現像装置によれば、前記磁石の上面と前記開口部の下縁との上下方向位置が一致する構成と比べて、飛び跳ねた現像剤の過剰排出が抑制される。
第十三態様の現像装置によれば、前記軸方向から見て、丸い磁石を備えた構成と比べて、前記開口部と覆い部材と張出部とで囲まれる空間からの現像剤の過剰排出が抑制される。
第十四態様の組立体によれば、第一態様から第十三態様のいずれか一態様に記載の現像装置を有しないものと比べて、像保持体上のトナー像における画像ムラを抑制することができる。
第十五態様の画像形成装置によれば、第一態様から第十三態様のいずれか一態様に記載の現像装置を有しないものと比べて、出力画像における画像ムラを抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成装置を示した概略正面図である。 本実施形態に係る画像形成装置の画像形成部を示した概略正面図である。 本実施形態に係る画像形成装置のトナー画像形成部を示した概略正面図である。 本実施形態に係る現像装置の斜視図である。 図4の5-5断面図である。 本実施形態に係る現像装置の排出口を外方から見た斜視図である。 本実施形態に係る現像装置の排出口とフィルムと磁石との位置関係を示す側面図である。 図5における排出口部分の拡大断面図である。 本実施形態に係る現像装置のフィルムの厚さとフィルムの変位量との関係を示すグラフである。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例を図1から図10にしたがって説明する。なお、各図に示す矢印Hは装置高さ方向(装置上下方向)を示し、矢印Wは、装置幅方向を示す。
<画像形成装置の全体構成>
画像形成装置10は、図1に示すように、電子写真方式により画像を形成する画像形成部12と、画像が形成されるシート部材Pを、シート部材Pの搬送経路16に沿って搬送する複数の搬送部材(符号省略)と、を備えている。ここで、シート部材Pは、被転写体の一例である。
また、画像形成装置10は、画像が形成されたシート部材Pを冷却する冷却部20と、シート部材Pの湾曲を矯正する矯正部22と、シート部材Pに形成された画像を検査する画像検査部24と、を備えている。
さらに、画像形成装置10は、シート部材Pの両面に画像を形成させるために、表面に画像が形成されたシート部材Pを反転させて、再度、画像形成部12へ向けて搬送するための反転経路26を備えている。
上記構成による画像形成装置10では、画像形成部12によって形成された画像(トナー画像)が、搬送経路16に沿って搬送されるシート部材Pの表面に形成される。さらに、画像が形成されたシート部材Pは、冷却部20、矯正部22、画像検査部24をこの順番で通って装置の外部へ排出される。
一方、シート部材Pの裏面に画像を形成する場合は、表面に画像が形成されたシート部材Pが反転経路26に沿って搬送され、再度、画像形成部12でシート部材Pの裏面に画像が形成される。
画像形成部12は、図1及び図2に示すように、画像形成装置本体10Aに組み込まれている。
画像形成部12は、各色のトナー画像を夫々形成する複数のトナー画像形成部30と、トナー画像形成部30で形成されたトナー画像をシート部材Pに転写する転写部32とを備えている。さらに、画像形成部12は、転写部32によってシート部材Pに転写されたトナー画像をシート部材Pに定着する定着装置34を備えている。
トナー画像形成部30は、色ごとにトナー画像を形成するように複数備えられている。本実施形態では、ホワイト(W)、シルバー(S)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計6色のトナー画像形成部30が備えられている。図2に示す(W)、(S)、(Y)、(M)、(C)、(K)は、上記各色を示している。
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の4色は、カラー画像を出力するための基準色であり、ホワイト(W)、及びシルバー(S)は、基準色とは異なる色であって、出力画像の色域を広げるための色(以下「特殊色」)である。
また、本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各現像剤Gの粒径は概ね同じ粒径であり、ホワイト(W)及びシルバー(S)の各現像剤Gの粒径は上記基準色の現像剤Gの粒径と異なる。
なお、以後の説明では、ホワイト(W)、シルバー(S)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)を区別する必要が無い場合は、符号に付するW、S、Y、M、C、及びKを省略する。
各色のトナー画像形成部30は、用いるトナーを除き基本的に同様に構成されており、図3に示すように、回転する円筒状の像保持体40と、像保持体40を帯電する帯電器42とを備えている。さらに、トナー画像形成部30は、帯電した像保持体40に露光光を照射して静電潜像を形成する露光装置44と、キャリアとトナーを含んで構成された現像剤Gで静電潜像をトナー画像として現像する現像装置46とを備えている。
ここで、帯電器42は、帯電装置の一例であり、露光装置44は、潜像形成装置の一例である。
なお、現像装置46については詳細を後述する。
また、本実施形態では、潜像が形成される像保持体40と、像保持体40の外周面に形成された潜像をトナー像として現像する後述する現像装置46と、を含み、画像形成装置本体10Aに対して一体として交換されるように、組立体として組み立てられている。
また、トナー画像形成部30は、図2に示すように、各色の現像装置46と図示せぬ供給管を介して接続され、各色の現像装置46へ現像剤Gを供給するための各色のトナーカートリッジ28を備えている。
また、各色の像保持体40は、周回移動する転写ベルト50(詳細は後述)に接触している。そして、転写ベルト50の周回方向(図中矢印参照)において、上流側からホワイト(W)、シルバー(S)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナー画像形成部30が、この順番で水平方向に並んで配置されている。各色のトナー画像形成部では、各色の画像を、各色のトナーを用いて形成するようになっている。
転写部32は、図2に示すように、複数のロール(符号省略)に巻き掛けられて図中矢印方向に周回し、各色の像保持体40と接触する転写ベルト50と、転写ベルト50を挟んで各色の像保持体40の反対側にそれぞれ配置される一次転写ロール52とを備えている。この一次転写ロール52が、像保持体40に形成されたトナー画像を転写ベルト50に転写するようになっている。
ここで、転写部32は、転写装置の一例である。
また、転写部32は、転写ベルト50が巻き掛けられたロール56と、転写ベルト50に対してロール56の反対側に配置され、転写ベルト50に転写されたトナー画像をシート部材Pに転写する二次転写ロール54とを備えている。この構成により、二次転写ロール54と転写ベルト50との間には、シート部材Pにトナー画像を転写する転写ニップNTが形成されている。
上記構成において、各色のトナー画像形成部30によって形成されたトナー画像が、周回する転写ベルト50に一次転写ロール52によって一次転写される。さらに、この転写ベルト50に一次転写されたトナー画像が、二次転写ロール54によってシート部材Pに二次転写される。
定着装置34は、複数のロール(符号省略)に巻き掛けられ、加熱される定着ベルト60と、定着ベルト60に向けてシート部材Pを加圧する加圧ロール62とを備えている。
この構成において、周回する定着ベルト60と加圧ロール62とによって、トナー画像が転写されたシート部材Pが挟み込まれることで、トナー画像がシート部材Pに定着されるようになっている。
次に、画像形成装置10における画像形成工程について説明する。
図1に示すように、画像形成装置10が作動すると、ホワイト(W)、シルバー(S)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像データが露光装置44に出力される。そして、露光装置44から画像データに応じて出射された光が、帯電器42により帯電された像保持体40の外周面(表面)を露光することで、各色の画像データに対応した静電潜像が各像保持体40の表面に形成される。
続いて、各像保持体40の表面に形成された静電潜像は、各現像装置46によってトナー像として現像される。そして、各像保持体40の表面のトナー像は、転写部32において転写ベルト50に順次多重転写される。
一方、搬送経路16を搬送されてきたシート部材Pは、転写ベルト50への各トナー像の多重転写とタイミングを合わせて、転写部32に搬送される。そして、転写ベルト50上に多重転写されたトナー像は、転写部32に搬送されてきたシート部材P上に転写される。
続いて、トナー像が転写されたシート部材Pは、定着装置34へ搬送される。そして、定着装置34では、トナー像が加熱、加圧されることでシート部材Pに定着される。トナー像が定着されたシート部材Pは、排出部(図示省略)から排出される。
<現像装置の構成及び基本的な作用>
次に、現像装置46について詳細に説明する。なお、各色の現像装置46は、同一の構造のため、以下では、一つの現像装置46を例に説明する。
図4に示すように、現像装置46は、画像形成装置10の装置奥行方向X(図1において紙面手前側から奥側への方向)が長手方向とされた装置である。
この現像装置46は、図5に示すように、筐体46Aを備え、筐体46Aは、現像剤G及びオーガ74を収容する収容部70と、収容部70の側壁部72に開口する、後述する排出部90と、を含んで構成されている。
図4に示すように、収容部70は、装置奥行方向Xが長手方向とされている。この収容部70は、長手方向の一端部(装置奥行方向X手前側の端部)が筒状部70Aとされている。また、筒状部70Aには、装置上方に向けて突出した筒状の供給口78が設けられている。この供給口78の内部は、筒状部70Aの内部とつながっており、トナーカートリッジ28から供給される現像剤Gを収容部70及び後述する収容部80に供給するようになっている。
オーガ74は、収容部70の長手方向(装置奥行方向Xと同じ方向)を回転軸方向(図中矢印Xで示す。)として収容部70に設けられている。このオーガ74は、図示しない駆動源からの駆動力によって回転し、収容部70内の現像剤Gを撹拌しながら回転軸方向Xに搬送する。本実施形態では、オーガ74の回転により、装置奥行方向Xの奥側から手前側へ向けて現像剤Gが搬送される。ここで、オーガ74は、搬送部材の一例である。
また、収容部70の装置下方には、図5に示すように、装置奥行方向Xが長手方向となる収容部80が設けられている。収容部70と収容部80は、装置奥行方向Xにおいて、供給口78と排出口92との間に設けられた図示しない通路部を通して連結されている。
この収容部80は、長手方向の一端部(装置奥行方向X手前側の端部)が筒状部80Aとされている。また、収容部80には、収容部80の長手方向(装置奥行方向Xと同じ方向)を回転軸方向としてオーガ82が回転可能に設けられている。このオーガ82は、図示しない駆動源からの駆動力によって回転し、収容部80内の現像剤Gを撹拌しながら回転軸方向に搬送する。本実施形態では、収容部70から通路部を通して流れ込んだ現像剤Gがオーガ82の回転により、装置奥行方向Xの手前側から奥側へ向けて搬送される。
また、収容部70と収容部80は、装置奥行方向Xの奥側の端部においても図示しない他の通路部を通してつながっている。収容部80内をオーガ82によって搬送された現像剤Gは、他の通路部を通して収容部70へ移動する。収容部70へ移動した現像剤Gは、オーガ74によって装置奥行方向Xの手前側へ向けて搬送される。すなわち、収容部70の内部と収容部80の内部は、上記通路部と他の通路部を通して現像剤Gの循環経路を構成している。なお、収容部70内の現像剤Gは、現像ロール47へ送られ、像保持体40の静電潜像を現像するようになっている。
なお、オーガ74の装置奥行方向Xの手前側の端部では図示しない羽根の螺旋の向きが逆向きとなっており、供給口78から供給された新しい現像剤Gは、収容部70を搬送方向奥側から手前側へ搬送されてきた古い現像剤G(トナーが消費された現像剤)と掻き混ぜられて上記通路部を通して収容部80(筒状部80A)へ移動する。
<要部の構成>
ここで、本発明の要部である現像装置46の排出部90について、図5から図8を参照しながら説明する。
[排出部]
図5に示すように、排出部90は、収容部70の装置幅方向Wの側壁部72に配置されている。具体的には、排出部90は、排出口92と、張出壁94と、磁石96と、フィルム98と、排出出口92Eと、を含んで構成されている。
(排出口)
排出口92は、図5から図8に示すように、収容部70の側壁部72を、オーガ74の回転軸方向(装置奥行方向X)に直交する方向(装置幅方向W)に貫通する開口であり、側壁部72の装置幅方向Wの側から見て、四角形の開口である。
排出口92は、装置幅方向Wの側から見て、装置奥行方向Xに沿う上辺92Aと、上辺92Aの両端からそれぞれ装置高さ方向Hに沿って下方に向かう左辺92Bと右辺92Cと、左辺92Bと右辺92Cの下端をつなぐ下辺92Dと、を備える。
また、排出口92の下辺92Dには、側壁部72の内面72Aから外面72Bまでの厚みに対応する下面72Cが形成されている。
上辺92A及び下辺92Dの幅寸法はL1であり、左辺92B及び右辺92Cの高さ寸法はともにL2である。
ここで、下面72Cは、下縁の一例であり、排出口92は、開口部の一例である。
(張出壁)
張出壁94は、図6から図8に示すように、上面94Aと、突出端部94Bと、傾斜面部94Cと、左側面部94Dと、右側面部94Eと、を含んで構成されている。
上面94Aは、排出口92の下辺92Dにおいて装置奥行方向Xに沿って延び、かつ、
装置幅方向Wに向けて突出している。この上面94Aの突出端は突出端部94Bとされている。
また、上面94Aは、図8に示すように、排出口92の下面72Cと連続して、一つの平面を形成している。
傾斜面部94Cは、上面94Aの突出端部94Bから、装置高さ方向Hの下方に向けて、側壁部72に漸次近づくように傾斜して形成されている。
左側面部94D及び右側面部94Eは、傾斜面部94Cの装置奥行方向Xの両端部において、上面94Aと側壁部72と傾斜面部94Cの各縁部に囲まれた面部である。
ここで、張出壁94は、張出部の一例である。
また、図7に示すように、上面94Aにおける装置奥行方向Xの奥側は、側壁部72の外面72Bに沿って、排出口92の右辺92Cを超えて延びている。
〔磁石〕
磁石96は、図6から図8に示すように、直方体状であり、接触角部96Aと、上面96Bと、左端部96Cと、右端部96D、とを含んで構成されている。
接触角部96Aは、磁石96の上側、かつ排出口92の側とは反対側の角部であり、後述するフィルム98の他端である下端部98Dの内面98Aに設定された接触部98Eが接触する。
上面96Bは、矩形状の磁石96の上側の面であり、左端部96Cは、磁石96における装置奥行方向Xの手前側の端部であり、右端部96Dは、磁石96における装置奥行方向Xの奥側の端部である。
磁石96は、張出壁94の上面94Aに、磁石96における長手方向が上面94Aの装置奥行方向Xに沿う態様で固定されている。
磁石96は、その長手方向の長さはL4である。また、長手方向に直交する短手方向の長さは、張出壁94の上面94Aの張り出し寸法に合わせた寸法を有し、接触角部96Aの下方の角部が、上面94Aの突出端部94Bに揃うように配置されている。
また、磁石96は、一例として、装置奥行方向Xの両端の側にN極とS極とを備えている。
これは、他の例として、磁石96の装置高さ方向Hの両端の側にN極とS極とを備えてもよく、また、磁石96の装置幅方向Wの両端の側にN極とS極とを備えてもよい。
(フィルム)
フィルム98は、図8に示すように、薄板状の部材とされ、内面98Aと、外面98Bと、上端部98Cと、下端部98Dと、接触部98Eと、左側端部98Fと、右側端部98Gと、を含んで構成されている。
フィルム98は、弾性的に曲げ変形された状態で、接触部98Eが磁石96に接触するように設けられている。
この曲げ変形は、具体的には、排出口92の側に凸となる方向に曲げ変形され、フィルム98の内面の接触部98Eは、磁石96の接触角部96Aに押圧されている。
このとき、フィルム98の接触部98Eと磁石96の接触角部96Aとは、フィルム98が弾性的に排出口92の側に凸となる方向に曲げ変形された状態で接触しているから、接触が維持される。
また、フィルム98は、排出口92の下面72Cよりも高位が上昇した現像剤Gが、収容部70から排出される際に、磁石96との接触を維持したまま振動する。
これは、排出口92から排出される現像剤Gが、排出口92とフィルム98の内面98Aとの間に堆積している現像剤Gを介してフィルム98の内面98Aを押圧することで、フィルム98の弾性力が変動し、振動としてフィルム98に作用することによる。
また、フィルム98は、他端である下端部98Dが自由端である片持ち状態で、磁石96に対して非固定状態で接触している。
これにより、フィルム98の下端部98Dにおいて、磁石96に接触する接触部98Eと磁石96の接触角部96Aとが、接触状態で互いに移動可能とされることで、現像剤Gによる押圧に伴うフィルム98は振動が促進される。
具体的には、フィルム98の上端部98Cは、排出口92の上辺92Aの上側に位置する側壁部72の外面72Bに、接着剤等により固定されている。
また、フィルム98の他端の自由端である下端部98Dの側は、前述のように、下端部98Dの内面98Aに設定された接触部98Eは、磁石96の接触角部96Aに被固定状態で接触している。
なお、フィルム98の幅寸法(上端部98C及び下端部98Dの寸法)はL3である。
ここで、フィルム98は、覆い部材の一例である。
フィルム98は、本実施形態においては、弾性を有するフィルム98を用いている。フィルム98は合成樹脂材料からなり、その厚さは、30μm以上、かつ100μm以下の範囲のものが好適に使用される。
図9は、フィルム98の厚さに対するフィルム98の変位量の変化を示している。フィルム98の変位量とは、フィルム98が振動する際の振幅である。
図9に示すように、フィルム98の厚さが30μm未満のものでは、フィルム98の変位量が60μm程度と大きくなる。そうすると、フィルム98は、現像剤Gの押圧力により、排出口92の側に凸となる方向に曲げ変形された形状が、逆に凸となる方向に変形したり、接触部98Eが磁石96の接触角部96Aから離れ、浮き上がる場合がある。
また、フィルム98の厚さが100μmを超えると、フィルム98の変位量が30μm程度にまで低下し、現像剤Gの押圧によるフィルム98の振動(振幅)が小さくなり、現像剤Gの排出不良が発生しやすくなる。
本実施形態においては、100μmのフィルムを用いている。
(排出出口)
排出出口92Eは、図8に示すように、排出口92と、フィルム98と、張出壁94と、で囲まれる空間であり、この空間は、装置奥行方向Xから見て、張出壁94の側が底辺をなす三角形状とされている。
具体的には、排出出口92Eは、側壁部72の外面72Bにおける排出口92の開口面72D(図8において、仮想線で示す位置)と、フィルム98の内面98Aと、張出壁94の上面94Aとで囲まれた空間である。
また、排出出口92Eは、図6から図8に示すように、装置奥行方向Xの両側に開口している。この排出出口92Eは、排出出口92Eの一方は、フィルム98の左側端部98Fの側に、また、他方は、フィルム98の右側端部98Gの側に、それぞれ開口している。
[排出口と磁石とフィルムの相互の位置関係]
ここで、排出口92と磁石96とフィルム98の相互の位置関係について説明する。
各位置関係は、装置幅方向Wの側、すなわち、収容部70の側壁部72を正面から見た状態で説明する。
(排出口と磁石の位置関係)
図7に示すように、磁石96は、装置奥行方向Xにおける排出口92の開口範囲に亘って配置されている。
また、磁石96は、装置奥行方向Xにおいて、その一端が排出口92からはみ出している。
具体的には、排出口92の幅寸法L1に対して、磁石96の長手寸法(装置奥行方向Xに沿う寸法)L4が長く、磁石96の右端部96Dは、排出口92の右辺92Cよりも装置奥行方向Xに向けてはみ出している。
その位置関係は、排出口92の左辺92Bと磁石96の左端部96Cが装置奥行方向Xで揃う位置に、また、磁石96の右端部96Dは、寸法L4Aだけ排出口92の右辺92Cよりも装置奥行方向Xに向けて長くなる位置とされている。
(排出口とフィルムの位置関係)
図7に示すように、フィルム98は、装置幅方向Wの方向から見て、排出口92を覆う寸法を有する。
具体的には、フィルも98の装置奥行方向Xに沿う幅寸法L3は、排出口92の装置奥行方向Xに沿う幅寸法L1よりも片側が寸法L3Bだけ大きい。
また、フィルム98の装置高さ方向Hに投影した高さ寸法は、排出口92の高さ寸法L2より大きい。フィルム98の上端部98Cは、排出口92の上側に位置する収容部70の側壁部72の外面72Bに固定できるように、排出口92の上辺92Aよりも高い位置まで延ばされている。
また、フィルム98の下端部98Dは、排出口92の外側(装置幅方向W)に位置する磁石96の接触角部96Aよりも、寸法L3Aだけ下方まで延ばされている。
(磁石とフィルムの位置関係)
図7に示すように、磁石96は、装置奥行方向Xにおいて、その一端がフィルム98からはみ出している。
具体的には、磁石96の右端部96Dは、フィルム98の右側端部98Gの縁部から、寸法L4Bだけ、装置奥行方向Xの奥側に向けてはみ出している。
よって、寸法L4Aは、寸法L4Bと寸法L3Bとの和となっている。
一方、磁石96の左端部96Cは、排出口92の左辺92Bと揃う位置とされ、かつ、フィルム98の左側端部98Fの縁部から、寸法L3Bだけ装置奥行方向Xの奥側に入り込んだ位置とされている。
<要部の作用>
ここで、本実施形態の要部である排出部90の作用について、比較例の現像装置と比較しつつ、詳細に説明する。
図示しない比較例の現像装置の排出部は、排出口と、排出口の前面を覆う覆い部材と、を備えるものであり、張出壁及び磁石を備えていない。
このような構成では、収容部内で飛び跳ねた一部の現像剤Gが、排出口から覆い部材の内面に衝突するものの、その一部は、排出口から排出され、結果として、収容部内の現像剤Gの過剰排出を十分に抑制することができない。
本実施形態においては、図5に示すように、現像装置46の収容部70では、現像剤Gが収容部70内に設けられたオーガ74の矢印A方向への回転によって撹拌されると、現像剤Gの一部が収容部70内で飛び跳ね、その一部が、排出部90の排出口92に向かう(図中、矢印B方向)。
飛び跳ねた現像剤Gは、排出口92を通過すると、フィルム98の内面98Aに衝突し、磁石96の磁力に引き付けられ、図8に示すように、磁石96の上面96B及び張出壁94の上面94Aの上に、次第に蓄積されていく。
図8に示すように、現像剤Gの蓄積が進むと、磁石96の上面96Bと、張出壁94の上面94Aと、フィルム98の内面98Aとで囲まれた排出口92の前面に蓄積された現像剤Gによって、排出口92が塞がれる。
また、図8に示す排出口92の上辺92Aに近い側は、磁石96からの距離が離れていることによって磁石96の磁力が小さい。しかしながら、排出出口92Eが、張出壁94の上面94Aを底辺とする三角形状とされていることから、排出口92の磁石96の磁力に遠い側にも飛び跳ねた現像剤Gを保持することができる。
これにより、収容部70内で飛び跳ね、拡散しようとする現像剤Gが、排出口92から排出されることが抑制される。
その結果、収容部70内の現像剤Gの高位の上昇に伴う排出を上回る排出、すなわち、過剰排出が抑制される。
また、収容部70内で現像剤Gの高位が上昇して、図5に示す現像剤Gの予め定められた高位Fを超え、排出口92の下端である張出壁94の上面94Aを超えると、収容部70内の現像剤Gが排出口92に向けて移動する。
そうすると、磁石96の磁力によって、排出口92と、張出壁94の上面94Aと、フィルム98の内面98Aとで囲まれた排出出口92Eに蓄積されている現像剤Gは、収容部70内から排出されてきた現像剤Gによって押される。
その結果、排出出口92Eに蓄積されている現像剤Gによってフィルムが図5に示す矢印B方向に押圧され、この押圧力によって、フィルム98が矢印B方向に沿って振動する。
フィルム98が振動すると、図8に示す、排出口92の位置における側壁部72の外面72Bと、フィルム98の内面98Aと、磁石96の上面96Bとで囲まれた三角形状の排出出口92Eの装置奥行方向Xの一方の開口端から現像剤Gが排出される。
また、図8に示すように、排出口92の上辺92Aに近い側は磁石96からの距離が離れていることによって磁石96の磁力が小さい。これにより、フィルム98が現像剤Gによって振動すると、三角形状の排出出口92Eの上部に蓄積されている現像剤Gから先に排出される。このとき、フィルム98の振動によって、現像剤Gは固まらずに排出される。
また、磁石96は、排出口の右端から装置奥行方向Xに向けてはみ出し、かつ、フィルム98の右側端部98Gよりもはみ出している。
このはみ出している側は、はみ出した磁石96の磁力によって、現像剤Gがフィルム98の左側端部98Fの側よりも多く蓄積され、通常の現像剤Gの上昇程度では、蓄積された現像剤Gは排出されずに排出口を塞いだままとなる。
これにより、現像剤Gは、排出出口92Eの一方側から、主に排出される。
本実施形態では、排出出口92Eの装置奥行方向Xの手前側、すなわち、図7に示す排出口92の左辺92Bの側から、現像剤Gが排出される。
なお、排出部90から排出される現像剤Gは、排出部90を覆う図示しないカバー及び排出管を含んで構成される排出経路に向かい、この排出経路から、図示しない搬送機構によって、再び、収容部70に戻されるようになっている。
以上、説明したように、本実施形態においては、以下に示す構成及び効果を有する。
本実施形態における現像装置46は、回転して現像剤Gを搬送するオーガ74を収容する収容部70と、オーガ74の軸方向から見て側方に開口する排出口92と、該排出口92の下方から収容部70の外側に張り出す張出壁94と、を筐体46Aに備える。
加えて、現像装置46は、筐体46Aの外面であって排出口92の開口面72Dから排出口92の外側に配置され、張出壁94に支持された磁石96を備える。
さらに加えて、現像装置46は、一端が筐体46Aにおける排出口92の上方に固定され、他端が磁石96に対し、排出口92の側の接触部98Eが接触した状態で、排出口92を覆うフィルム98と、を備えたものである。
これにより、オーガ74によって跳ね上げられた現像剤Gを、排出口92を覆う部材のみで排出を抑制するものと比べて、飛び跳ねによる現像剤Gの過剰排出を抑制することができる。
また、本実施形態における現像装置は、回転して現像剤Gを搬送するオーガ74を収容する収容部70と、オーガ74の軸方向から見て側方に開口する排出口92と、該排出口92の下方から収容部70の外側に張り出す張出壁94と、を筐体に備える。
加えて、現像装置46は、筐体46Aの外面であって排出口92の開口面72Dから排出口92の外側に配置され、張出壁94に支持された磁石96と、を備える。
さらに加えて、現像装置46は、次に示す構成を備える。
一端が筐体46Aにおける排出口92の上方に固定され、他端が磁石96に対し、排出口92の側の面が接触した状態で、排出口92を覆うとともに、収容部70の内部で飛び跳ねた現像剤Gを排出口92から磁石96の側に案内するフィルム98。
これにより、オーガ74によって跳ね上げられた現像剤Gを、排出口92を覆う部材のみで排出を抑制するものと比べて、飛び跳ねによる現像剤Gの過剰排出を抑制することができる。
また、本実施形態における現像装置46は、回転して現像剤Gを搬送するオーガ74を収容する収容部70と、オーガ74の軸方向から見て側方に開口する排出口92と、該排出口92の下方から収容部70の外側に張り出す張出壁94と、を筐体46Aに備える。
加えて、現像装置46は、筐体46Aの外面であって排出口92の開口面72Dから収容部70の外側に配置され、張出壁94に支持された磁石96と、を備える。
さらに加えて、現像装置46は、次に示す構成を備える。
一端が筐体46Aにおける排出口92の上方に固定され、他端が磁石96に対し、排出口92の側の面が接触した状態で、排出口92を覆うとともに、高位が排出口92の上面94Aを超えた現像剤Gと接触して振動するフィルム98。
これにより、オーガ74によって跳ね上げられた現像剤Gを、排出口92を覆う部材のみで排出を抑制するものと比べて、排出口92を覆う部材のみで排出を抑制するものと比べて、飛び跳ねによる現像剤Gの過剰排出を抑制できる。
加えて、高位が排出口92における張出壁94の上面94Aを超えた現像剤Gを排出することができる。
また、本実施形態におけるフィルム98は、薄板状の部材とされ、弾性的に曲げ変形された状態で、下端部98Dの接触部98Eが磁石96に接触しているものである。
これにより、フィルム98が自由状態で磁石96に接触する構成と比較して、飛び跳ねによる現像剤Gの過剰排出を抑制することができる。
また、本実施形態におけるフィルム98は、排出口92の側に凸となる方向に曲げ変形されているものである。
これにより、平らな薄板状の部材により、曲げ状態で磁石96に接触するフィルム98を形成することができる。
また、本実施形態におけるフィルム98は、排出口92における張出壁94の上面94Aよりも高位が上昇した現像剤Gが収容部70から排出される際に、磁石96との接触を維持したまま振動するものである。
これにより、排出口92の上面94Aよりも高位が上昇した現像剤Gが収容部70から排出される際に、フィルム98が振動しない構成と比べて、排出口92とフィルム98と張出壁94で囲まれる排出出口92Eからの現像剤Gの排出が促進される。
また、本実施形態におけるフィルム98は、下端部98Dが自由端である片持ち支持状態で、磁石96に対し、非固定状態で接触しているものである。
これにより、フィルム98の下端部98Dが磁石96に固定されている構成と比べて、排出口92とフィルム98と張出壁94とで囲まれる排出出口92Eからの現像剤Gの排出が促進される。
また、本実施形態における磁石96は、装置奥行方向Xに沿って延び、該装置奥行方向Xにおける排出口92の開口範囲に亘って配置されているものである。
これにより、装置奥行方向Xにおける排出口92の開口範囲の一部にのみ磁石96が配置された構成に比べて、飛び跳ねによる現像剤Gの過剰排出が抑制される。
また、本実施形態における磁石96は、装置奥行方向Xにおいて、一端が排出口92からはみ出しているものである。
これにより、装置奥行方向Xにおける排出口92の開口範囲の両端にはみ出して磁石96が配置された構成と比べて、装置奥行方向Xにおける排出口92の一方側からの現像剤Gの排出が促進される。
また、本実施形態における磁石96は、装置奥行方向Xにおいて、一端がフィルム98からはみ出しているものである。
これにより、装置奥行方向Xにおけるフィルム98の両端にはみ出して磁石96が配置された構成と比べて、装置奥行方向Xにおけるフィルム98の一方側からの現像剤Gの排出が促進される。
また、本実施形態の現像装置において、排出口92とフィルム98と張出壁94とで囲まれる排出出口92Eは、装置奥行方向Xから見て、張出壁94の側が底辺をなす三角形状とされているものである。
これにより、排出出口92Eを上方に狭い三角形状とすることで、排出出口92Eにおける磁石96の磁力に遠い側にも飛び跳ねた現像剤を保持することができる。
また、本実施形態の現像装置における張出壁94は、排出口92における下縁に沿って水平に延びており、磁石96は張出壁94の上面94Aに載せられているものである。
これにより、磁石96の上面96Bと排出口92の下縁との上下方向位置が一致する構成と比べて、飛び跳ねた現像剤をより多く保持することができる。
また、本実施形態の現像装置における磁石96は、装置奥行方向Xから見て矩形状であり、上側かつ排出口92の側とは反対側の角部にフィルム98の下端部98Dにおける接触部98Eが接触しているものである。
これにより、装置奥行方向Xから見て、丸い磁石を備えた構成と比べて、排出口92とフィルム98と張出壁94とで囲まれる排出出口92Eからの現像剤Gの過剰排出が抑制される。
また、本実施形態の組立体は、潜像が形成される像保持体40と、像保持体40の外周面に形成された潜像をトナー像として現像する現像装置46と、を含み、画像形成装置本体10Aに対して一体として交換されるように組み立てられたものである。
これにより、本実施形態の現像装置を有しないものと比べて、像保持体上のトナー像における画像ムラを抑制することができる。
また、本実施形態の画像形成装置10は、次に示す構成を備えたものである。
像保持体40と、像保持体40の外周面を帯電する帯電器42と、帯電器42によって帯電された像保持体40の外周面に潜像を形成する露光装置44と、潜像をトナー像として現像する現像装置46と、トナー像をシート部材Pに転写する転写部32。
これにより、本実施形態の現像装置を有しないものと比べて、出力画像における画像ムラを抑制することができる。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施でき、また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、磁石96は、張出壁94の上面94Aに載せられていると説明したが、磁石96は、その一部又は全部が張出壁94の上面94Aに埋め込まれていてもよく、また、張出壁94の上面94Aに複数の段差を備えるものとしてもよい。
また、磁石96の上面は、装置奥行方向Xから見て、装置幅方向Wにおいて張出壁94の上面94Aと同じ向きに図示したが、磁石96の上面は、装置奥行方向Xから見て、装置幅方向Wに傾斜した状態で設けてもよい。
また、磁石96は、装置奥行方向Xから見て直方体状であると説明したが、これに限らず、三角形状、台形形状等の各種多角形であってもよく、円形や楕円形状であってもよい。
また、磁石96は、装置奥行方向Xに延びる直方体状のものが一つとして説明したが、磁石96は、装置奥行方向Xに沿って、複数の磁石96を並べるようにしてもよく、また、磁石96に磁性体(鉄板等)を組み合わせてもよい。
また、磁石96の排出口92を向く側の面は、排出口92における開口面72Dに揃うように説明したが、磁石96の排出口92を向く側の面と開口面72Dとの間に隙間を備えるようにしてもよい。
また、フィルム98は、合成樹脂製の薄板状のものであると説明したが、これに限らず、薄板状のもので、現像剤Gに押圧されて振動する素材であれば、金属、木材等、公知の材料を用いてもよい。
また、磁石96の排出口92とフィルム98とに対する位置関係は、装置奥行方向Xの奥側に向けて、排出口92及びフィルム98よりもはみ出していると説明した。
しかしながら、現像剤Gの排出方向を考慮して、排出口92とフィルム98に対する磁石96のはみ出し方向を逆にしてもよい。
また、排出出口92Eの両側からの排出を許容する場合は、右側端部98Gにおける位置関係を左側端部98F側における位置関係と同じ(両側とも磁石96のはみ出し無し)としてもよい。
また、フィルム98の厚さを、30μm以上、100μm以下の範囲であると説明したが、フィルム98の素材や大きさに合わせて、好適な数値を設定してもよい。
10 画像形成装置
10A 画像形成装置本体
32 転写部(転写装置の一例)
40 像保持体
42 帯電器(帯電装置の一例)
44 露光装置(潜像形成装置の一例)
46 現像装置
46A 筐体
70 収容部
70A 筒状部
72 側壁部
72A 内面
72B 外面
72C 下面
72D 開口面
74 オーガ(搬送部材の一例)
90 排出部
92 排出口(開口部の一例)
94 張出壁(張出部の一例)
96 磁石
98 フィルム(覆い部材の一例)
G 現像剤
F 予め定められた高位
P シート部材(被転写体の一例)

Claims (15)

  1. 磁性を有するキャリアとトナーを含み、現像ロールに送られた現像剤を用いて像保持体の表面に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像装置において、
    静電潜像を現像する現像ロールと、
    回転して現像剤を回転軸方向に搬送する搬送部材を収容する収容部であって前記現像剤が前記現像ロールに送られる前記収容部と、前記搬送部材の軸方向から見て側方に開口する開口部と、該開口部の下方から前記収容部の外側に張り出す張出部と、を有する筐体と、
    前記開口部の開口面に対する前記収容部の外側で、前記張出部に支持された磁石と、
    一端が前記筐体における前記開口部の上方に固定され、他端が前記磁石に対し、前記開口部の側と反対側から接触した状態で、前記開口部を覆う覆い部材と、
    を備えた現像装置。
  2. 磁性を有するキャリアとトナーを含み、現像ロールに送られた現像剤を用いて像保持体の表面に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像装置において、
    静電潜像を現像する現像ロールと、
    回転して現像剤を回転軸方向に搬送する搬送部材を収容する収容部であって前記現像剤が前記現像ロールに送られる前記収容部と、前記搬送部材の軸方向から見て側方に開口する開口部と、該開口部の下方から前記収容部の外側に張り出す張出部と、を有する筐体と、
    前記開口部の開口面に対する前記収容部の外側で、前記張出部に支持された磁石と、
    一端が前記筐体における前記開口部の上方に固定され、他端が前記磁石に対し、前記開口部の側と反対側から接触した状態で、前記開口部を覆うとともに、前記収容部の内部で飛び跳ねた現像剤を前記開口部から前記磁石の側に案内する覆い部材と、
    を備えた現像装置。
  3. 磁性を有するキャリアとトナーを含み、現像ロールに送られた現像剤を用いて像保持体の表面に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像装置において、
    静電潜像を現像する現像ロールと、
    回転して現像剤を回転軸方向に搬送する搬送部材を収容する収容部であって前記現像剤が前記現像ロールに送られる前記収容部と、前記搬送部材の軸方向から見て側方に開口する開口部と、該開口部の下方から前記収容部の外側に張り出す張出部と、を有する筐体と、
    前記開口部の開口面に対する前記収容部の外側で、前記張出部に支持された磁石と、
    一端が前記筐体における前記開口部の上方に固定され、他端が前記磁石に対し、前記開口部の側と反対側から接触した状態で、前記開口部を覆うとともに、高位が前記開口部の下縁を超えた前記現像剤と接触して振動する覆い部材と、
    を備えた現像装置。
  4. 前記覆い部材は、薄板状の部材とされ、弾性的に曲げ変形された状態で、前記他端が前記磁石に接触している、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記覆い部材は、前記開口部の側に凸となる方向に曲げ変形されている請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記覆い部材は、前記開口部の下縁よりも高位が上昇した現像剤が前記収容部から排出される際に、前記磁石との接触を維持したまま振動する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記覆い部材は、前記他端が自由端である片持ち支持状態で、前記磁石に対し、非固定状態で接触している、
    請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記磁石は、前記軸方向に沿って延び、前記軸方向における前記開口部の開口範囲に亘って配置されている、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記磁石は、前記軸方向において、一端のみが前記開口部からはみ出している、
    請求項8に記載の現像装置。
  10. 前記磁石は、前記軸方向において、一端のみが前記覆い部材からはみ出している、
    請求項9に記載の現像装置。
  11. 前記開口面と前記覆い部材と前記張出部とで囲まれる空間は、前記軸方向から見て、前記張出部の側が底辺をなす三角形状とされている、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の現像装置。
  12. 前記張出部は、前記開口部の下縁に沿って水平に延びており、前記磁石は前記張出部の上面に載せられている、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の現像装置。
  13. 前記磁石は、前記軸方向から見て矩形状であり、上側かつ前記開口部の側とは反対側の角部に前記覆い部材の前記他端が接触している、
    請求項12に記載の現像装置。
  14. 潜像が形成される像保持体と、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の現像装置と、
    を含み、
    画像形成装置本体に対して一体として交換されるように組み立てられた組立体。
  15. 像保持体と、
    前記像保持体の外周面を帯電する帯電装置と、
    前記帯電装置によって帯電された前記像保持体の外周面に潜像を形成する潜像形成装置と、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の現像装置と、
    前記トナー像を被転写体に転写する転写装置と、
    を備えた画像形成装置。
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