JP7023614B2 - 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
被写体の静止画撮影を行う撮像装置としてのカメラが知られている。カメラでは、移動する被写体(以下、「移動被写体」という。)の静止画撮影を行う際に流し撮りが行われる。流し撮りでは、移動被写体を追いかけるようにユーザがカメラを移動させて撮影が行われる。これにより、移動被写体が静止し、移動被写体以外の背景が流れるような移動被写体のスピード感を強調する画像を得ることができる。流し撮りでは、被写体を撮像するために必要となる露光時間を満たすシャッター速度が設定される。例えば、シャッター速度は移動被写体の移動速度に基づいて設定される(例えば、特許文献1参照)。
ところで、カメラは、該カメラに装着されたストロボ装置を瞬間的に発光させて静止画撮影を行う場合があり、流し撮りにおいてもストロボ装置を発光させることがある。
特開2011-41186号公報
しかしながら、流し撮りにおいて、ストロボ装置の発光が瞬間的であると、被写体を撮像するために必要となる露光時間のうち一部の時間しかストロボ装置が発光しておらず、露光中にストロボ装置の発光効果を十分に得ることができない。その結果、ストロボ装置等の発光手段の発光を必要とする撮影状況において、移動被写体のスピード感を強調する画像を得ることができない。
本発明の目的は、発光手段の発光を必要とする撮影状況において、移動する被写体のスピード感を強調する画像を得ることができる撮像装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明にかかる撮像装置は、発光手段を発光させて撮影を行う撮像装置であって、前記撮影の開始指示を受け付ける受け付け手段と、前記開始指示が流し撮りの開始指示であるか否かを判別する判別手段と、前記開始指示に応じて前記発光手段の発光制御を行う発光制御手段とを備え、前記発光制御手段は、前記撮影を行う際のシャッター速度が所定値よりも速い値でない場合に、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示であるときは、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示でないときよりも前記撮影を行う際に前記発光手段を長い時間であって、少なくとも前記流し撮りを実施している期間発光させることを特徴とする。
本発明によれば、発光手段の発光を必要とする撮影状況において、移動する被写体のスピード感を強調する画像を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置としてのカメラの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のストロボ装置による発光を説明するための図である。 図1のカメラ制御部によって実行される撮影制御処理の手順を示すフローチャートである。 図3のステップS307の決定処理の手順を示すフローチャートである。 図1のカメラ本体部による限界シャッター速度の算出を説明するための図である。 図4の決定処理の第1の変形例の手順を示すフローチャートである。 図4の決定処理の第2の変形例の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
なお、本実施の形態では、発光手段を装着する構成の撮像装置に本発明を適用した場合について説明するが、本発明は発光手段を装着する構成の撮像装置に限られず、例えば、発光手段が予め組み込まれた撮像装置に適用してもよい。
また、本実施の形態では、撮像装置としてのカメラに本発明を適用した場合について説明するが、本発明はカメラに限られず、例えば、発光手段による発光を伴う撮影を行うスマートフォンやタブレット端末等の装置に適用してもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置としてのカメラ10の構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、カメラ10は、カメラ本体部11、レンズ部20、及びストロボ装置23を備える。カメラ本体部11の前面にはレンズ部20が装着され、カメラ本体部11及びレンズ部20はマウント接点群19を介して電気的に接続されている。また、カメラ本体部11の上面にはストロボ装置23が装着され、カメラ本体部11及びストロボ装置23はストロボ接点群26を介して電気的に接続されている。カメラ10では、レンズ部20やストロボ装置23を取り外して他のレンズ部や他のストロボ装置に交換可能である。
カメラ本体部11は、カメラ制御部12、撮像素子13、フォーカルプレーンシャッター14、操作部15、表示部16、画像記憶部17、及び角速度センサー18(カメラ移動量測定手段)を備える。カメラ制御部12は、撮像素子13、フォーカルプレーンシャッター14、操作部15、表示部16、画像記憶部17、角速度センサー18、マウント接点群19、及びストロボ接点群26と接続されている。レンズ部20はレンズ制御部21及び撮影レンズ22を備え、レンズ制御部21はマウント接点群19及び撮影レンズ22と接続されている。ストロボ装置23はストロボ制御部24及び発光部25を備え、ストロボ制御部24は発光部25及びストロボ接点群26と接続されている。
カメラ10はストロボ装置23の発光を伴う撮影を行う。カメラ制御部12はカメラ10における撮影に関する各動作を制御する。例えば、カメラ制御部12は、ユーザによる撮影の開始指示を受け付けると、撮影レンズ22内の図示しない絞りを制御する。また、カメラ制御部12は撮像素子13のISO感度を設定し、さらに、フォーカルプレーンシャッター14を制御して撮像素子13へ被写体の反射光を照射させる。カメラ制御部12は、上記反射光に基づいて生成された画像データを撮像素子13から取得する。上記画像データは表示部16に表示され、また、画像記憶部17に格納される。以下では、撮影時に使用するシャッター速度、レンズ絞り値、及びISO感度をまとめて露出制御値とする。
撮像素子13は撮影レンズ22によって導かれた上記反射光を電気信号に変換して画像データを生成し、生成した画像データをカメラ制御部12へ出力する。フォーカルプレーンシャッター14は撮像素子13及び撮影レンズ22の間に配置される。フォーカルプレーンシャッター14は図示しない先幕及び後幕を備え、カメラ制御部12の指示に基づいて先幕及び後幕の開閉動作を行う。本実施の形態では、フォーカルプレーンシャッター14の開閉動作によって撮像素子13の露光制御が行われる。例えば、先幕が動作してフォーカルプレーンシャッター14が開くと、撮像素子13の露光が開始され、後幕が動作してフォーカルプレーンシャッター14が閉じると、撮像素子13の露光が終了する。
操作部15は図示しないレリーズボタン、スイッチ、及びダイヤル等を備え、ユーザによる操作部15の操作を検知すると、該操作を示す信号をカメラ制御部12に出力する。例えば、操作部15は、ユーザによる図示しないレリーズボタンの半押し操作を検知した際に上記半押し操作を示すSW1信号をカメラ制御部12に出力する。また、操作部15は、ユーザによる図示しないレリーズボタンを深く押し込む全押し操作を検知した際に上記全押し操作を示すSW2信号をカメラ制御部12に出力する。表示部16は、カメラ制御部12による指示に基づいて撮影情報の表示や撮影画像の表示を行う。角速度センサー18はカメラ本体部11の移動量を示す角速度を測定し、測定結果である角速度情報をカメラ制御部12に通知する。
レンズ制御部21はマウント接点群19を介してカメラ制御部12と通信する。レンズ制御部21はカメラ制御部12から受け付けた指示に基づいてカメラ10に取り込む反射光の光量の制御やカメラ10のピントの調整を行う。また、レンズ制御部21は、レンズ部20に設けられる図示しない角速度センサーと接続され、レンズ部20の角速度センサーによって測定されたレンズ部20の移動量を示す角速度の測定結果をレンズ部20の角速度情報としてカメラ制御部12に通知する。撮影レンズ22は、ピントの調整を行うためのフォーカスレンズ(不図示)等を含む複数のレンズや光量を調節するための絞り(不図示)を備える。撮影レンズ22は、被写体の反射光を撮像素子13に導き、撮像素子13に被写体像を結像させる。
ストロボ制御部24はカメラ本体部11による撮影動作に同期させて発光部25の発光制御を行う。発光部25はストロボ制御部24による指示に基づいて閃光発光やフラット発光(FP発光)を行う。閃光発光では、図2(a)に示すように、発光部25が瞬間的に発光し、フラット発光では、図2(b)に示すように、発光部25が予め設定された発光強度の発光を所定の期間継続する。
図3は、図1のカメラ制御部12によって実行される撮影制御処理の手順を示すフローチャートである。
図3の処理はフォーカルプレーンシャッター14が開いた際に実行される。
図3において、まず、カメラ制御部12は被写体を撮像して得られた画像データを撮像素子13から取得する(ステップS300)。撮像素子13では、フォーカルプレーンシャッター14が開いてから閉じるまでの間、同じ被写体に対して撮像時刻の異なる複数の画像データが生成される。ステップS300では、カメラ制御部12は、撮像時刻の異なる複数の画像データを取得し、取得した画像データを時系列順に格納する。次いで、カメラ制御部12は、上記画像データから被写体の輝度情報や被写体のコントラスト情報等といった被写体情報を取得する(ステップS301)。例えば、カメラ制御部12は取得した輝度情報に基づいて被写体の明るさを示す測光値を算出する。測光値は撮影時の露出制御値を算出する際に用いられる。また、カメラ制御部12は取得したコントラスト情報に基づいて図示しないフォーカスレンズの移動量を決定し、決定した移動量をレンズ部20に出力する。これにより、レンズ部20ではピントの調整、具体的に、取得した移動量に基づいてフォーカスレンズの位置が調整される。
次いで、カメラ制御部12は角速度センサー18からカメラ本体部11の角速度情報を取得する(ステップS302)。取得したカメラ本体部11の角速度情報は、カメラ10の移動量を示す角速度情報として用いられる。角速度センサー18では、予め設定された所定の間隔でカメラ本体部11の角速度が測定される。ステップS302では、カメラ制御部12は、測定時刻の異なる複数の角速度情報を取得し、取得した角速度情報を時系列順に格納する。次いで、カメラ制御部12は、ストロボ装置23に対してカメラ本体部11に関する情報を送信し、また、ストロボ装置23からストロボ情報を取得する(ステップS303)。ストロボ情報は、予め設定されたストロボ装置23の発光強度や該発光強度におけるフラット発光の継続可能時間等である。
次いで、カメラ制御部12は、撮影の開始指示が行われたか否かを判別する(ステップS304)。ステップS304では、図示しないレリーズボタンの全押し操作を示すSW2信号を受信した場合、カメラ制御部12は撮影の開始指示が行われたと判別する。一方、上記SW2信号を受信しない場合、カメラ制御部12は撮影の開始指示が行われないと判別する。
ステップS304の判別の結果、撮影の開始指示が行われないとき、カメラ制御部12はステップS300の処理に戻る。一方、ステップS304の判別の結果、撮影の開始指示が行われたとき、カメラ制御部12は、上記撮影の開始指示が、移動する被写体を追いかけるようにカメラを移動させて撮影する流し撮りの開始指示であるか否かを判別する(ステップS305)。ステップS305では、例えば、カメラ制御部12は、ステップS300において取得した撮像時刻の異なる各画像データを主被写体領域及び背景領域に分類し、主被写体領域及び背景領域の各々の動きベクトルを取得する。取得した各動きベクトルを解析して主被写体領域において移動量が検知されず、且つ背景領域において或る方向への移動量が検知された場合、カメラ制御部12は上記撮影の開始指示が流し撮りの開始指示であると判別する。一方、主被写体領域において移動量が検知された、又は主被写体領域及び背景領域の両方において移動量が検知されない場合、カメラ制御部12は上記撮影の開始指示が流し撮りの開始指示でないと判別する。
ステップS305の判別の結果、上記撮影の開始指示が流し撮りの開始指示でないとき、カメラ制御部12は通常撮影用の撮影パラメータを決定する(ステップS306)(制御値決定手段)。通常撮影用の撮影パラメータは、流し撮り以外の通常撮影で用いられるカメラ本体部11の露出制御値やストロボ装置23の発光方法を示す情報等である。ステップS306では、カメラ制御部12は、ステップS301で取得した輝度情報に基づいて被写体の測光値を算出し、該測光値に基づいてシャッター速度、レンズ絞り値、及びISO感度等の露出制御値を決定する。また、カメラ制御部12は決定したシャッター速度に基づいてストロボ装置23の発光方法を決定する。本実施の形態では、カメラ本体部11及びストロボ装置23が同調可能な最高速度(以下、「同調速度」という。)が予め設定されている。通常、決定したシャッター速度がカメラ本体部11の同調速度よりも大きい場合、ストロボ装置23の発光方法をフラット発光に決定する。一方、決定したシャッター速度がカメラ本体部11の同調速度以下である場合、ストロボ装置23の発光方法を閃光発光に決定する。次いで、カメラ制御部12は後述するステップS308以降の処理を行う。
ステップS305の判別の結果、上記撮影の開始指示が流し撮りの開始指示であるとき、カメラ制御部12は後述する図4の決定処理を実行し(ステップS307)、流し撮り用の撮影パラメータを決定する。次いで、カメラ制御部12は決定した撮影パラメータに基づいて撮影を開始し(ステップS308)、本処理を終了する。
図4は、図3のステップS307の決定処理の手順を示すフローチャートである。
図4において、カメラ制御部12は、ステップS301で取得した被写体情報及びステップS302で取得したカメラ10の角速度情報に基づいて流し撮りに適したシャッター速度Tv_PSを算出する(ステップS401)。次いで、カメラ制御部12は、ストロボ装置23の発光を伴う流し撮りに必要となる露光時間を満たす限界シャッター速度Tv_FPを算出する(ステップS402)。本実施の形態において、限界シャッター速度Tv_FP以上のシャッター速度では上記露光時間を満たすことが可能であるが、限界シャッター速度Tv_FP未満のシャッター速度では上記露光時間を満たすことができない。
ここで、限界シャッター速度Tv_FPの算出方法について、図5(a)を用いて説明する。図5(a)における「p_f1」及び「p_f2」はフォーカルプレーンシャッター14の先幕の動作開始タイミング及び動作終了タイミングである。「p_r1」及び「p_r2」はフォーカルプレーンシャッター14の後幕の動作開始タイミング及び動作終了タイミングである。また、図5(a)における「a」はフォーカルプレーンシャッター14の上記先幕及び上記後幕の幕速である。本実施の形態では、フォーカルプレーンシャッター14が開き、実質的に流し撮りを行っている間、ストロボ装置23が発光するフラット発光Aを行う場合を前提とする。フラット発光Aでは、ストロボ装置23が上記先幕の動作開始タイミングp_f1で発光を開始し、上記後幕の動作終了タイミングp_r2で発光を終了する。「FP_MAX」はストロボ装置23におけるフラット発光Aの継続可能時間である。フラット発光Aにおけるフォーカルプレーンシャッター14の全開期間b1は、下記式(1)で求められる。
b1=FP_MAX-2a … (1)
また、限界シャッター速度Tv_FPは下記式(2)で求められる。
Tv_FP=a+b1 … (2)
式(2)に式(1)を代入して下記式(3)が得られる。
Tv_FP=FP_MAX-a … (3)
式(3)に示すように、限界シャッター速度Tv_FPは、ストロボ装置23のフラット発光Aの継続可能時間FP_MAX及びフォーカルプレーンシャッター14の幕速aから算出される。
次いで、カメラ制御部12は、シャッター速度Tv_PSが限界シャッター速度Tv_FP以上であるか否かを判別する(ステップS403)。
ステップS403の判別の結果、シャッター速度Tv_PSが限界シャッター速度Tv_FP以上であるとき、カメラ制御部12は撮影時のシャッター速度及びストロボ装置23の発光方法を決定する。具体的に、カメラ制御部12は、撮影時のシャッター速度を上記露光時間を満たすことが可能なTv_PSに決定し、またストロボ装置23の発光方法をフラット発光Aに決定する(ステップS404)。次いで、カメラ制御部12は後述するステップS406以降の処理を行う。
ステップS403の判別の結果、シャッター速度Tv_PSが限界シャッター速度Tv_FP未満であるとき、カメラ制御部12は撮影時のシャッター速度及びストロボ装置23の発光方法を決定する。具体的に、カメラ制御部12は、撮影時のシャッター速度を、上記露光時間を満たすことができないTv_PSではなく、限界シャッター速度Tv_FPに決定し、またストロボ装置23の発光方法をフラット発光Aに決定する(ステップS405)。すなわち、本実施の形態では、撮影の開始指示が流し撮りの開始指示である場合、少なくとも流し撮りを実施している間、ストロボ装置23の発光が継続される。また、ストロボ装置23の発光を伴う流し撮りにおいて、ステップS401で決定したシャッター速度がカメラ本体部11の同調速度より大きいか否かに関わらず、フラット発光が行われる。次いで、カメラ制御部12は、決定したシャッター速度及びステップS301で取得した被写体情報から算出された測光値に基づいてレンズ絞り値及びISO感度を決定し(ステップS406)、ステップS308以降の処理を行う。
上述した図3及び図4の処理によれば、撮影の開始指示が流し撮りの開始指示である場合、少なくとも流し撮りを実施している間、ストロボ装置23の発光が継続される。これにより、流し撮りにおいて、露光中にストロボ装置23の発光効果を十分に得ることができ、その結果、ストロボ装置23の発光を必要とする撮影状況において、移動被写体のスピード感を強調する画像を得ることができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、ステップS302において、レンズ部20の図示しない角速度センサーによって予め設定された所定の間隔で測定された角速度の測定結果をレンズ部20から取得し、取得した測定結果をカメラ10の角速度情報として用いても良い。
また、上述した本実施の形態では、ステップS305において、上記撮影の開始指示が流し撮りの開始指示であるか否かの判別基準として主被写体領域及び背景領域の各動きベクトルを用いているが、上記判別基準はこれに限られない。例えば、カメラ10の角速度情報を上記判別基準としても良い。このとき、ステップS305では、カメラ制御部12はステップS302において取得した測定時刻の異なる各角速度情報に基づいてカメラ10が或る方向に移動しているか否かを検知する。カメラ10が或る方向に移動していることが検知された場合、カメラ制御部12は上記撮影の開始指示が流し撮りの開始指示であると判別する。一方、カメラ10が或る方向に移動していることが検知されない場合、カメラ制御部12は上記撮影の開始指示が流し撮りの開始指示でないと判別する。
さらに、上述した本実施の形態では、ステップS305において、主被写体領域及び背景領域の各動きベクトル及びカメラ10の角速度情報を組み合わせて上記撮影の開始指示が流し撮りの開始指示であるか否かを判別しても良い。これにより、上記撮影の開始指示が流し撮りの開始指示であるか否かを、カメラ10及び被写体の両方の動き情報に基づいてより正確に判別することができる。
上述した本実施の形態では、ストロボ装置23の発光を伴う流し撮りにおいて、ストロボ装置23の発光を特に必要とするフォーカルプレーンシャッター14の全開期間のみ発光を行うフラット発光Bを行っても良い。これにより、ストロボ装置23の発光エネルギーを効率良く流し撮りに反映させることができる。フラット発光Bでは、ストロボ装置23は上記先幕の動作終了タイミングp_f2でフラット発光を開始し、上記後幕の動作開始タイミングp_r1でフラット発光を終了する。
また、上述した本実施の形態では、フラット発光A及びフラット発光Bを場合に応じて切り替えても良い。
図6は、図4の決定処理の第1の変形例の手順を示すフローチャートである。
図6において、カメラ制御部12は、ステップS401~S403の処理を行う。
ステップS403の判別の結果、シャッター速度Tv_PSが限界シャッター速度Tv_FP以上であるとき、カメラ制御部12はステップS404以降の処理を行う。一方、ステップS403の判別の結果、シャッター速度Tv_PSが限界シャッター速度Tv_FP未満であるとき、カメラ制御部12はフラット発光Bにおける限界シャッター速度Tv_FP_Bを算出する(ステップS601)。
ここで、Tv_FP_Bの算出方法について、図5(b)を用いて説明する。図5(b)における「FP_MAX_B」はストロボ装置23におけるフラット発光Bの継続可能時間である。フラット発光Bにおけるフォーカルプレーンシャッター14の全開期間b2は、下記式(4)で求められる。
b2=FP_MAX_B … (4)
また、限界シャッター速度Tv_FP_Bは下記式(5)で求められる。
Tv_FP_B=a+b2 … (5)
式(5)に式(4)を代入して下記式(6)が得られる。
Tv_FP_B=FP_MAX_B+a … (6)
式(6)に示すように、限界シャッター速度Tv_FP_Bは、ストロボ装置23のフラット発光Bの継続可能時間及びフォーカルプレーンシャッター14の幕速から算出される。
次いで、カメラ制御部12は撮影時のシャッター速度及びストロボ装置23の発光方法を決定する。具体的に、カメラ制御部12は、撮影時のシャッター速度を、限界シャッター速度Tv_FP_Bに決定し、またストロボ装置23の発光方法をフラット発光Bに決定する(ステップS602)。次いで、カメラ制御部12はステップS406以降の処理を行う。
上述した図6の処理では、フラット発光A及びフラット発光Bが場合に応じて切り替わるので、ストロボ装置23の発光を適切に制御することができる。
上述した本実施の形態では、変更されたフラット発光の発光時間に適した露光制御値を決定しても良い。
図7は、図4の決定処理の第2の変形例の手順を示すフローチャートである。
図7の処理は、フラット発光の発光時間、発光強度、及びストロボ装置23の発光量が予め設定されていることを前提とする。
ここで、ストロボ装置23の発光量は、フラット発光の発光時間及び発光強度の積で算出され、カメラ10はフラット発光の発光時間及び発光強度を調整してストロボ装置23の発光量を制御可能である。また、例えば、予め設定された発光時間より長くした分、予め設定された発光強度を弱くすることで、発光強度が弱いがより長い発光時間で同じ発光量の発光を行うことも可能である。このように、カメラ10では、発光量を変えることなく、発光時間を調整する場合、調整された発光時間に応じて予め設定された発光強度も調整する必要がある。この場合、実際の発光強度と異なる予め設定された発光強度に基づいて露出制御値が決定されると、適切な露出制御が行われず、その結果、移動被写体のスピード感を強調する画像を得ることができない。
これに対応して、本実施の形態では、発光時間の変更に伴って発光強度が変更される場合、変更される発光強度に基づいて露出制御値が決定される。
図7において、カメラ制御部12は、ステップS401~S403の処理を行う。
ステップS403の判別の結果、シャッター速度Tv_PSが限界シャッター速度Tv_FP以上であるとき、カメラ制御部12はステップS404以降の処理を行う。一方、ステップS403の判別の結果、シャッター速度Tv_PSが限界シャッター速度Tv_FP未満であるとき、カメラ制御部12はフラット発光の継続可能時間の変更要求をストロボ装置23に送信する。ストロボ装置23は、変更要求が示すフラット発光の継続可能時間FP_REQに基づいて予め設定された発光量を満たす発光強度を算出し、算出した発光強度をカメラ制御部12に送信する。例えば、フラット発光Aの継続可能時間の変更要求を行う場合、継続可能時間FP_REQは式(1)の「FP_MAX」を「FP_REQ」とし、「Tv_FP」を「Tv_PS」として、下記式(7)で求められる。
FP_REQ=Tv_PS+a … (7)
カメラ制御部12は、ストロボ装置23から上記発光強度を取得すると(ステップS701)、撮影時のシャッター速度及びストロボ装置23の発光方法を決定する。具体的に、カメラ制御部12は、撮影時のシャッター速度を、限界シャッター速度Tv_PSに決定し、またストロボ装置23の発光方法をフラット発光Aに決定する(ステップS702)。次いで、カメラ制御部12は、決定したシャッター速度、ステップS301で取得した被写体情報から算出された測光値、及び取得した発光強度に基づいてレンズ絞り値及びISO感度を決定する(ステップS703)。例えば、取得した発光強度が予め設定された発光強度より小さい場合、ステップS703では、よりレンズが開くようなレンズ絞り値が決定され、また、撮影感度が増すようなISO感度が決定される。その後、カメラ制御部12はステップS308以降の処理を行う。
上述した図7の処理では、発光時間の変更に伴って発光強度が変更される場合、変更される発光強度に基づいて露出制御値が決定される。これにより、フラット発光の発光時間の変更しても、適切な露出制御を行うことができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10 カメラ
11 カメラ本体部
12 カメラ制御部
14 フォーカルプレーンシャッター
18 角速度センサー
20 レンズ部20
23 ストロボ装置
24 ストロボ制御部
25 発光部

Claims (12)

  1. 発光手段を発光させて撮影を行う撮像装置であって、
    前記撮影の開始指示を受け付ける受け付け手段と、
    前記開始指示が流し撮りの開始指示であるか否かを判別する判別手段と、
    前記開始指示に応じて前記発光手段の発光制御を行う発光制御手段とを備え、
    前記発光制御手段は、前記撮影を行う際のシャッター速度が所定値よりも速い値でない場合に、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示であるときは、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示でないときよりも前記撮影を行う際に前記発光手段を長い時間であって、少なくとも前記流し撮りを実施している期間発光させることを特徴とする撮像装置。
  2. 開閉動作するシャッターを更に備え、
    前記発光制御手段は、少なくとも前記流し撮りを実施している期間、前記発光手段の発光を継続させる第1の発光、及び前記シャッターの全開期間のみ前記発光手段の発光を継続させる第2の発光を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 発光手段を発光させて撮影を行う撮像装置であって、
    前記撮影の開始指示を受け付ける受け付け手段と、
    前記開始指示が流し撮りの開始指示であるか否かを判別する判別手段と、
    開閉動作するシャッターと、
    前記開始指示に応じて前記発光手段の発光制御を行う発光制御手段とを備え、
    前記発光制御手段は、前記撮影を行う際のシャッター速度が所定値よりも速い値でない場合に、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示であるときは、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示でないときよりも前記撮影を行う際に前記発光手段を長い時間であって、少なくとも前記シャッターの全開期間の全てを含む期間発光させることを特徴とする撮像装置。
  4. 前記発光制御手段は、少なくとも前記流し撮りを実施している期間、前記発光手段の発光を継続させる第1の発光、及び前記シャッターの全開期間のみ前記発光手段の発光を継続させる第2の発光を切り替えることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像装置の移動量を測定するカメラ移動量測定手段を更に備え、
    前記判別手段は、前記撮像装置の移動量に基づいて前記開始指示が前記流し撮りの開始指示であるか否かを判別することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像した被写体像の動きベクトルを取得する取得手段を更に備え、
    前記判別手段は、前記取得した動きベクトルに基づいて前記開始指示が前記流し撮りの開始指示であるか否かを判別することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記開始指示に応じて前記撮影で用いられる露出制御値を決定する制御値決定手段を更に備え、
    前記発光手段の発光時間及び発光強度が予め設定され、
    前記制御値決定手段は、前記発光時間の変更に伴って前記発光強度が変更された場合、前記変更された発光強度に基づいて前記露出制御値を決定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記露出制御値は、少なくとも絞り値及び撮影感度を含むことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 発光手段を発光させて撮影を行う撮像装置の制御方法であって、
    前記撮影の開始指示を受け付ける受け付けステップと、
    前記開始指示が流し撮りの開始指示であるか否かを判別する判別ステップと、
    前記開始指示に応じて前記発光手段の発光制御を行う発光制御ステップとを有し、
    前記発光制御ステップは、前記撮影を行う際のシャッター速度が所定値よりも速い値でない場合に、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示であるときは、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示でないときよりも前記撮影を行う際に前記発光手段を長い時間であって、少なくとも前記流し撮りを実施している期間発光させることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 開閉動作するシャッターを備え、発光手段を発光させて撮影を行う撮像装置の制御方法であって、
    前記撮影の開始指示を受け付ける受け付けステップと、
    前記開始指示が流し撮りの開始指示であるか否かを判別する判別ステップと、
    前記開始指示に応じて前記発光手段の発光制御を行う発光制御ステップとを有し、
    前記発光制御ステップは、前記撮影を行う際のシャッター速度が所定値よりも速い値でない場合に、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示であるときは、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示でないときよりも前記撮影を行う際に前記発光手段を長い時間であって、少なくとも前記シャッターの全開期間の全てを含む期間発光させることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 発光手段を発光させて撮影を行う撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記撮像装置の制御方法は、
    前記撮影の開始指示を受け付ける受け付けステップと、
    前記開始指示が流し撮りの開始指示であるか否かを判別する判別ステップと、
    前記開始指示に応じて前記発光手段の発光制御を行う発光制御ステップとを有し、
    前記発光制御ステップは、前記撮影を行う際のシャッター速度が所定値よりも速い値でない場合に、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示であるときは、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示でないときよりも前記撮影を行う際に前記発光手段を長い時間であって、少なくとも前記流し撮りを実施している期間発光させることを特徴とするプログラム。
  12. 開閉動作するシャッターを備え、発光手段を発光させて撮影を行う撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記撮像装置の制御方法は、
    前記撮影の開始指示を受け付ける受け付けステップと、
    前記開始指示が流し撮りの開始指示であるか否かを判別する判別ステップと、
    前記開始指示に応じて前記発光手段の発光制御を行う発光制御ステップとを有し、
    前記発光制御ステップは、前記撮影を行う際のシャッター速度が所定値よりも速い値でない場合に、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示であるときは、前記開始指示が前記流し撮りの開始指示でないときよりも前記撮影を行う際に前記発光手段を長い時間であって、少なくとも前記シャッターの全開期間の全てを含む期間発光させることを特徴とするプログラム。
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