JP2003241266A - 発光装置 - Google Patents
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- JP2003241266A JP2003241266A JP2002037623A JP2002037623A JP2003241266A JP 2003241266 A JP2003241266 A JP 2003241266A JP 2002037623 A JP2002037623 A JP 2002037623A JP 2002037623 A JP2002037623 A JP 2002037623A JP 2003241266 A JP2003241266 A JP 2003241266A
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Abstract
得ることが可能な発光装置を提供する。 【解決手段】発光ダイオード等の半導体発光素子38を
備えたカメラの発光装置146において、発光制御手段
(システムコントローラ52)の指示に基づいて光を発
光して被写体に光を照射する半導体発光素子38と、カ
メラの露光時間を取得する露光時間情報取得手段(シス
テムコントローラ52)と、半導体発光素子38の発光
を指示する情報を取得する発光情報取得手段(システム
コントローラ52)と、前記発光を指示する情報を取得
すると前記取得した所定の露光時間に基づいた時間半導
体発光手段を発光し続ける指示を出力する発光制御手段
(システムコントローラ52)とを備えた。
Description
特に発光時間を制御することが可能な発光装置に関す
る。
際に露光時間を1/15秒といったスローシャッターに
して撮像を実施して、被写体の一部又は全体がぶれて写
るように撮像する手法が用いられている。
射することによって、被写体の光量不足を補うことが可
能な携行容易な発光装置(フラッシュ等の閃光装置)が
一般に用いられている。
てスローシャッター撮像を実施した場合には、カメラに
おける露光輝度(発光光度)と発光装置が発する発光輝
度との関係は図9に示すような関係となる。したがっ
て、スローシャッターによる露光中に発光装置が光を発
光して被写体の撮像を実施すると、例えば図10に示す
ような画像が得られる。
景にして人物を撮像した画像であるが、被写体全体の光
量が不足しているために、露光中に補助光を発光してい
る。この補助光の発光時間Tf0(通常は200μ秒程
度)は、露光時間Ts0(秒)と比較して極短時間であ
るために、人物とともに背景の電車もこの発光時間Ts
0の間にほとんどが露光してしまう。したがって動いて
いた電車も停止して撮像されるので、スローシャッター
で撮像したことによる動感の効果が全く表現されていな
い画像となってしまっている。
られているLEDは、連続で発光することを目的として
設計されていたために、カメラに於ける発光装置のよう
にほぼ瞬間発光する際の発光輝度向上対策がなされてお
らず、カメラの発光装置として使用する場合にはLED
素子が本来持っている潜在的能力を十分に発揮すること
ができていなかった。
たもので、被写体が暗い場合であっても、スローシャッ
ターによる動感のある撮像効果を得ることが可能な発光
装置を提供することを目的としている。
体との距離に関する情報に基づいて発光輝度を調節する
ようにしたので、カメラの近傍に存在する人物を撮像す
る場合において被写体の人物に対して防眩効果を有する
発光装置を提供することが可能となる。
するために、発光ダイオード等の半導体発光手段を備え
たカメラの発光装置において、発光制御手段の指示に基
づいて光を発光して被写体に光を照射する半導体発光手
段と、カメラの露光時間を取得する露光時間情報取得手
段と、半導体発光手段の発光を指示する情報を取得する
発光情報取得手段と、前記発光を指示する情報を取得す
ると前記取得した所定の露光時間に基づいた時間半導体
発光手段を発光し続ける指示を出力する発光制御手段と
を備えたことを特徴としている。
得すると、カメラの露光時間に基づいた所定の時間半導
体発光手段を発光し続けるようにしたので、被写体が暗
い場合であってもスローシャッターによる動感のある撮
像効果を得ることが可能となる。
発光ダイオード等の半導体発光手段を備えたカメラの発
光装置において、発光制御手段の指示に基づいて光を発
光して被写体に光を照射する半導体発光手段と、半導体
発光手段が発すべき発光光量又は発光輝度に関する発光
光量情報を取得する発光光量情報取得手段と、半導体発
光手段が光を発光すべきタイミングに関する発光情報を
取得する発光情報取得手段と、前記発光情報を取得する
と前記取得した発光光量情報に基づいた電流にて半導体
発光手段を発光する指示を出力する発光制御手段とを備
えたことを特徴としている。
得すると、半導体発光手段が発すべき発光光量又は発光
輝度に基づいた所定の電流にて半導体発光手段を発光す
るようにしたので、スローシャッター撮像時の発光光量
を自在に調節することが可能となり、被写体が暗い場合
であってもスローシャッターによる動感のある撮像効果
を得ることが可能となる。
発光ダイオード等の半導体発光手段を備えたカメラの発
光装置において、発光制御手段の指示に基づいて光を発
光して被写体に光を照射する半導体発光手段と、カメラ
と主要被写体との距離に関する情報を取得する距離情報
取得手段と、半導体発光手段の発光を指示する情報を取
得する発光情報取得手段と、前記取得した距離情報に基
づいて、主要被写体がカメラの近くに存在する場合には
発光輝度を暗くし、主要被写体がカメラの遠くに存在す
る場合には発光輝度を明るくするための半導体発光手段
に対する供給電流値、又は供給する電流のデューティ比
を算出する供給電流算出手段と、前記発光情報を取得す
ると、前記算出した電流値又は供給する電流のデューテ
ィ比に基づいた発光指示を半導体発光手段に出力する発
光制御手段とを備えたことを特徴としている。
得すると、取得したカメラと主要被写体との距離に関す
る情報に基づいて、主要被写体がカメラの近くに存在す
る場合には発光輝度を暗くし、主要被写体がカメラの遠
くに存在する場合には発光輝度を明るくする電流値、又
は電流のデューティ比にて半導体発光手段を発光させる
ようにしたので、カメラの近傍に存在する人物を撮像す
る場合において被写体の人物に対して防眩効果を発揮す
る。
係る発光装置の好ましい実施の形態について詳説する。
シャッター撮像を実施している状態を示す図である。
を用いて動いている電車を背景に、人物のスローシャッ
ター撮像を実施している。カメラ100には、利用者が
撮像の指示を入力するシャッターレリーズボタン102
と、撮像時に利用者が被写体像を確認するファインダ1
03と、被写体像を撮像面に結像する撮影レンズ110
と、撮像時に被写体に対して補助光を発光する発光装置
146とが設けられている。なお、発光装置146は、
LED又は有機EL、プラズマ発光体等の半導体発光素
子を用いた発光装置であり、連続して光を発光すること
が可能となっている。
の信号処理系ブロック図である。
12を介して固体撮像素子(CCD)114の受光面に
結像された被写体像は、光の入射光量に応じた量の信号
電荷に変換される。固体撮像素子114内に所定の露光
時間蓄積された画像信号の電荷は、CCD駆動回路11
6から加えられるリードゲートパルスによってシフトレ
ジスタに出力され、レジスタ転送パルスによって信号電
荷に応じた電圧信号として順次出力される。尚、この固
体撮像素子114は、蓄積した信号電荷をシャッターゲ
ートパルスによって掃き出すことができ、これにより電
荷の蓄積時間(露光時間)を制御する、いわゆる電子シ
ャッター機能を有していてもよい。
画像の電圧信号は、相関二重サンプリング回路(CDS
回路)118に加えられ、ここで各画素ごとのR、G、
B信号がサンプリングホールドされ、A/D変換器12
0に加えられる。A/D変換器120は、相関二重サン
プリング回路118から順次加えられるR、G、B信号
をデジタルのR、G、B信号に変換して出力する。尚、
CCD駆動回路116、相関二重サンプリング回路11
8及びA/D変換器120は、タイミング発生回路12
2から加えられるタイミング信号によって同期して駆動
されるようになっている。
R、G、B信号は、一旦メモリ124に格納され、その
後、メモリ124に格納されたR、G、B信号は、デジ
タル信号処理回路126に加えられる。デジタル信号処
理回路126は、同時化回路128、ホワイトバランス
調整回路130、ガンマ補正回路132、YC信号作成
回路134、及びメモリ136等から構成されている。
み出された点順次のR、G、B信号を同時式に変換し、
R、G、B信号を同時にホワイトバランス調整回路13
0に出力する。ホワイトバランス調整回路130は、
R、G、B信号のデジタル値をそれぞれ増減するための
乗算器130R、130G、130Bから構成されてお
り、R、G、B信号は、それぞれ乗算器130R、13
0G、130Bに加えられる。
の入力には、中央処理装置(CPU)138からホワイ
トバランス制御するためのホワイトバランス補正値(ゲ
イン値)が加えられており、乗算器130R、130
G、130Bはそれぞれ2入力を乗算し、この乗算によ
ってホワイトバランス調整されたR’、G’、B’信号
をガンマ補正回路132に出力する。
ス調整されたR’、G’、B’信号が所望のガンマ特性
となるように入出力特性を変更し、YC信号作成回路1
34に出力する。YC信号作成回路134は、ガンマ補
正されたR、G、B信号から輝度信号Yとクロマ信号C
r、Cbとを作成する。これらの輝度信号Yとクロマ信
号Cr、Cb(YC信号)は、メモリ124と同じメモ
リ空間のメモリ136に格納される。
出し、液晶モニタ152に出力することによって、スル
ー画像や撮像された静止画等を液晶モニタ152に表示
させることができる。
路154によって所定のフォーマットに圧縮されたの
ち、記録部156にてメモリカードなどの記録媒体に記
録される。更に、再生モード時にはメモリカードなどに
記録されている画像データが圧縮/伸長回路154によ
って伸長処理された後、液晶モニタ152に出力され、
液晶モニタ152に再生画像が表示されるようになって
いる。
シャッターレリーズボタン102、十字キー等を含むカ
メラ操作部140(入力手段)からの入力情報に基づい
て各回路を統括制御するとともに、オートフォーカス、
自動露光制御、ホワイトバランス等の制御を行う。この
オートフォーカス制御は、例えばG信号の高周波成分が
最大になるように撮影レンズ110を移動させるコント
ラストAFであり、シャッターレリーズボタン102の
半押し時にG信号の高周波成分が最大になるように駆動
部142を介して撮影レンズ110を合焦位置に移動さ
せる。
り込み、これらのR、G、B信号を積算した積算値に基
づいて被写体輝度を求め、この被写体輝度に基づいて撮
像時の絞り値とシャッタースピードを決定する。
り優先、又はシャッタースピード優先その他の撮像条件
が入力されている場合には、その入力した指示に基づい
た絞り値とシャッタースピードで撮像を実施する。ま
た、被写体の光量が不足している場合や、カメラ操作部
140を介して発光装置146の発光が指示されている
場合には、適宜利用者からの指示に基づいて半導体発光
手段から補助光を発光する旨の指示を出力する。
ャッタースピードとから決定される露出値をEV、適正
露出をLxとすると、発光装置146が発光すべき光量
SVは、SV=Lx−EV・k(kは定数)で算出する
ことが可能である。
の全押しの操作を実施すると、カメラ100は撮像を実
施するモードに入る。撮像時には、中央処理装置138
は前記決定した絞り値になるように絞り駆動部144を
介してシャッター・絞り112のうちの絞り部分を駆動
し、また、決定した露光時間(シャッタースピード)と
なるように電子シャッターによって電荷の蓄積時間を制
御して1コマ分の画像データを取り込み、所定の信号処
理をした後、記録媒体に記録する。
光量は、被写体の明るさや、その被写体までの距離に応
じて適宜調節する必要がある。この調節処理を利用者に
強要するのは酷なことであるので、カメラ100側で測
定した被写体の明るさや被写体までの距離と露光時間と
に応じて必要な発光輝度を算出し、その結果に対して利
用者による画像の味付けとしてカメラ操作部140を介
して入力した光量情報に基づいて調節した発光輝度を、
発光装置146から発光するように指示する構成として
もよい。
レリーズのタイミング情報、主要被写体までの距離情報
(オートフォーカス時の合焦位置情報)、被写体の明る
さ情報、補助光の発光輝度情報、補助光の発光光量情報
その他の各種情報を、シリアル通信の通信手段やI/O
を介して発光装置146に送信することが可能となって
いる。
カメラとした実施例で説明したが、本発明は電子カメラ
に限定されるものではなく、銀塩フイルムに被写体像を
露光する銀塩カメラであっても本発明の目的を達成する
ことが可能である。
方法について説明する。
発光装置146の信号処理系ブロック図である。
に対応した発光時間や発光光量、発光輝度、指定された
発光色温度に対応する発光時間、被写体までの距離に応
じた発光光量や発光輝度等の情報を記録するROM25
と、発光光量を調節する調光用の受光センサ34と、電
池40と、半導体発光素子38の発光輝度を調節する電
圧及び電流を出力する電圧可変回路42(半導体発光素
子38に供給する電流を調節する発光制御手段の機能を
備えていてもよい)と、半導体発光素子38の発光輝度
の調節指令と発光タイミングを出力するシステムコント
ローラ52(露光時間情報取得手段、発光情報取得手
段、発光制御手段、発光光量情報取得手段、距離情報取
得手段、供給電流算出手段の機能を備えていてもよい)
とが設けられている。
6を統括制御するものである。
手段)は、カメラと主要被写体との距離に関する情報
を、カメラ100の中央処理装置138等から取得する
ことが可能となっている。
取得手段)は、半導体発光素子38(半導体発光手段)
の発光を指示する情報を、カメラ100の中央処理装置
138等から取得することが可能となっている。
算出手段)は、ROM25等に記録されている情報と前
記取得した距離情報に基づいて、主要被写体がカメラの
近くに存在する場合には発光輝度を暗くし、主要被写体
がカメラの遠くに存在する場合には発光輝度を明るくす
るための半導体発光手段に対する供給電流値、又は供給
する電流のデューティ比を算出することが可能となって
いる。
手段)は、カメラ100の中央処理装置138等から発
光情報を取得すると、電圧可変回路42に対して半導体
発光素子38が発光する補助光の色、並びに発光する補
助光の輝度を調節するための算出した電流値の指令を出
力することが可能となっている。
手段)は、発光情報情報を取得すると、半導体発光素子
38に供給する電流のデューティ比に基づいた発光指示
を、制御回路(図3に示す例ではトランジスタ)を介し
て半導体発光素子38に出力することが可能となってい
る。このようにシステムコントローラ52は、半導体発
光素子38に対して発光のタイミング、発光時間及び発
光輝度又は発光光量等の発光光量情報を指示することが
可能となっている。半導体発光素子38は、電流を供給
すると直ちに発光を開始するので、カメラのシャッター
タイミングに同期して発光と発光の停止を実施すること
が可能である。
置138とシステムコントローラ52とを独立して設け
た実施の形態で説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、中央処理装置138(露光時間情報取得
手段、発光情報取得手段、発光制御手段、発光光量情報
取得手段、距離情報取得手段、供給電流算出手段の機能
を備えていてもよい)にシステムコントローラが実施す
る機能を包含しても本発明の目的を達成することが可能
である。
境温度とその半導体発光手段の物性とによって変動する
場合には、半導体発光素子38の近傍に周囲温度を検出
する温度センサ56を設けておき、システムコントロー
ラ52は、この温度センサ56によって検出された周囲
温度に基づいてその周囲温度にかかわらず所要の発光光
量が得られるように半導体発光素子38の発光光量や発
光輝度を調節することが可能となっている。
ズボタン102を半押しすると、システムコントローラ
52は当該発光装置146のガイドナンバーなどの、発
光光量や発光輝度を決定するための情報をROM25か
ら読み込む処理を行う。補助光発光のモードがオートモ
ードに設定されている場合には、受光センサ34等から
被写体の明るさを読み取って、補助光の発光光量を制御
する。補助光の発光モードがマニュアルモードに設定さ
れている場合には、利用者がカメラ操作部140を介し
て入力設定した露光時間、絞り開度、発光光量又は発光
輝度等の発光に関する設定情報(発光光量情報等)を、
中央処理装置138から読み込む。また、補助光の発光
がカメラ100の制御下に置かれている場合にも、中央
処理装置138から露光時間、絞り開度、発光光量、発
光輝度等の発光に関する設定情報を読み込む。
んだ明るさ情報や露出情報、発光光量、発光輝度等の発
光に関する設定情報に基づいて、その所定の発光光量又
は発光輝度を得るための調整用の情報(R、G、B各L
EDに供給する電流情報等)を電圧可変回路42に出力
する。
102を全押して撮像の指示を入力すると、カメラ10
0では中央処理装置138の指示に基づいてシャッター
が開いて撮像を開始する。中央処理装置138は、シス
テムコントローラ52に対してシャッターが開いたタイ
ミングに同期した発光情報(半導体発光手段の発光を指
示する情報)を出力する。発光情報を取得したシステム
コントローラ52は、それぞれの半導体発光手段の制御
回路(図3に示す例ではトランジスタ)に対して発光指
示信号を出力する。これにより半導体発光素子38から
設定された輝度及び光量の補助光が発光される。
に発光装置146が発光する光量との関係は、ROM2
5にテーブルとして作成して記録しておいてもよい。ま
た、電圧可変回路42が出力する電圧値と光量との関係
を示すテーブルあるいは演算式を作成し、シャッタース
ピードに同期させて光量を変えて半導体発光素子38を
発光させるようにしてもよい。また、発光装置146が
補助光を発光するタイミングに合わせてカメラ100の
シャッターを開くようにしてもよい。また、制御は前記
の制御と同じで、分割測光でターゲットのみ測光し光量
が規定値に達したら発光装置146の発光を停止する処
理、又はカメラ100のシャッターを閉じる処理を実施
するようにしてもよい。
メラ100に内蔵されている実施例で示したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、カメラとは別体の独
立した発光装置であっても本発明の目的を達成すること
が可能となる。その場合には、カメラに設けられている
中央処理装置と、別体の発光装置に設けられているシス
テムコントローラとの間における情報の伝達は、多くの
カメラに設けられているアクセサリーシューの接点端子
を介して実施するとよい。また、専用の通信ケーブルを
介して各種の情報を伝達しても、本発明の目的を達成す
ることが可能である。
ローシャッター撮像を実施した場合におけるカメラの露
光輝度と発光装置が発する発光輝度との関係を示す図で
ある。
と、時刻T0からシャッターが開き始めて、時刻T1か
ら半導体発光手段が露光輝度に合わせて発光時間Tfの
間発光を開始する。なお、露光時間TsはT0からT4
までと定義し、発光時間TfはT1からT3までと定義
する。同図では、T0とT1及びT4とT5とは異なる
時刻に設定してあるが、本発明はこの実施の形態に限定
されるものではなく、T0とT1及びT4とT5とが同
一の時刻であっても本発明の目的を達成することが可能
となる。また、T0とT2、T1とT2、T3とT4、
T3とT5とがそれぞれ同一の時刻であってもよい。い
ずれにせよ、シャッタースピードと同等の時間、補助光
の発光を実施することが可能となっている。
た画像である。
静止しているため静止して撮像されるが、背景の電車は
動いているため(露光時間及び発光時間が1/15秒で
ある場合には、0.8〜1.5m程)ぶれて撮像され
る。したがって、補助光を発光した撮像であっても、ス
ローシャッターによる動感を画像に描写することが可能
となる。
電流値と時刻との関係を示す。
体発光素子38に供給される電流値は、発光時間Tfの
間一定の電流値が設定されている。この電流値は、シス
テムコントローラ52(供給電流算出手段)が被写体ま
での距離情報や被写体の明るさ情報に基づいて算出した
供給電流値を電圧可変回路42に対して指示した結果設
定される電流値である。またこの電流値は、電圧可変回
路42から出力される電圧と各半導体発光素子38に接
続されている抵抗等に基づいて決定される。なお、半導
体発光素子38の各制御回路(図3に示す例ではトラン
ジスタ)が半導体発光素子38に供給する電流を通過、
遮断するのみでなく、半導体発光素子38に供給する電
流値を制御するようにしてもよい。
体発光素子38に供給する電流値を一定として、半導体
発光素子38の各制御回路が半導体発光素子38に供給
する電流を通過、遮断して各半導体発光素子38の発光
輝度を設定している。この供給電流の通過、遮断は、所
定の間隔(デューティ比)で繰り返すパルス駆動にて実
施している。なお、図7に示すパルス駆動と、図6に示
す電流値を可変する駆動とを組み合わせて各半導体発光
素子38の発光輝度を設定するようにしてもよい。
体発光素子38のパルス駆動による発光とその発光の中
断とを繰り返すことによって、各半導体発光素子38の
発光輝度を調節している。また前述の例と同様に図8に
示す駆動と、図6に示す電流値を可変する駆動とを組み
合わせて実施するようにしても、本発明の目的を達成す
ることが可能である。
流をIg、半導体発光手段の発光効率をηg、一回の発
光パルス幅をT0N、発光サイクルの時間をTxとする
と、緑色の半導体発光手段が発光する光量Lgは、Lg
=T0N×Ig×ηg×Tf/Txで算出することが可
能である。
シャッター機構を有するカメラにおけるX接点のシャッ
ター速度以上の高速シャッター撮像時にも、補助光を連
続発光して良好な画像を取得することが可能となる。従
来の閃光式発光装置では、フォーカルプレーンシャッタ
ーのシャッターが全開にならない高速なシャッター速度
では、シャッターの先幕と後幕とから形成されるスリッ
トが移動する間(フォーカルプレーンシャッターの能力
によって1/90〜1/250秒程度の間)閃光を複数
回発光して対応していた。しかしながら閃光式の発光装
置では、発光輝度を細かく設定することができなかった
ために、絞りの開度等の撮像条件が限られてしまうとい
う不具合を生じていた。
の発光輝度は自由に変化させることが可能であるので、
あらゆるシャッタースピード(シャッター幕のスリット
幅が狭い高速シャッタースピードに設定されている場合
には、発光輝度を明るく設定する等)、あらゆる絞りの
開度に対して適切な発光輝度を設定することが可能とな
る。
ーから高速シャッターまで連続して補助光の発光輝度を
調節し高速同調することが可能であるとともに、従来の
閃光式の発光装置のようにメインコンデンサやその充電
手段を設ける必要がないので、小型かつ安価な発光装置
を提供することが可能となる。
も、カメラが動画1コマの撮像のための露光を実施して
いる間だけ発光装置146の発光を実施することが可能
となるため、発光装置146の消費電力を軽減すること
が可能となる。
置によれば、発光を指示する情報を取得するとカメラの
露光時間に基づいた所定の時間半導体発光手段を発光し
続けるようにしたので、被写体が暗い場合であってもス
ローシャッターによる動感のある撮像効果を得ることが
可能となる。
する情報を取得すると、半導体発光手段が発すべき発光
光量又は発光輝度に基づいた所定の電流にて半導体発光
手段を発光するようにしたので、スローシャッター撮像
時の発光光量を自在に調節することが可能となり、被写
体が暗い場合であってもスローシャッターによる動感の
ある撮像効果を得ることが可能となる。
得すると、取得したカメラと主要被写体との距離に関す
る情報に基づいて、主要被写体がカメラの近くに存在す
る場合には発光輝度を暗くし、主要被写体がカメラの遠
くに存在する場合には発光輝度を明るくする電流値、又
は電流のデューティ比にて半導体発光手段を発光させる
ようにしたので、カメラの近傍に存在する人物を撮像す
る場合において被写体の人物に対して防眩効果を発揮す
る。
実施している状態を示す図
ブロック図
ブロック図
ー撮像を実施した場合におけるカメラの露光輝度と発光
装置が発する発光輝度との関係を示す図
像
係を示す実施例
係を示す他の実施例
係を示す他の実施例
を実施した場合におけるカメラの露光輝度と発光装置が
発する発光輝度との関係を示す図
られた画像
子、40…電池、42…電圧可変回路、52…システム
コントローラ、54…調光回路、56…温度センサ、1
00…カメラ、110…撮影レンズ、112…シャッタ
ー・絞り、114…固体撮像素子、126…デジタル信
号処理回路、138…中央処理装置、140…カメラ操
作部、146…発光装置
Claims (3)
- 【請求項1】 発光ダイオード等の半導体発光手段を備
えたカメラの発光装置において、 発光を指示する情報を取得すると、カメラの露光時間に
基づいた所定の時間半導体発光手段を発光し続けること
を特徴とする発光装置。 - 【請求項2】 発光ダイオード等の半導体発光手段を備
えたカメラの発光装置において、 発光を指示する情報を取得すると、半導体発光手段が発
すべき発光光量又は発光輝度に基づいた所定の電流にて
半導体発光手段を発光することを特徴とする発光装置。 - 【請求項3】 発光ダイオード等の半導体発光手段を備
えたカメラの発光装置において、 発光を指示する情報を取得すると、カメラと主要被写体
との距離に関する情報に基づいて、主要被写体がカメラ
の近くに存在する場合には発光輝度を暗くし、主要被写
体がカメラの遠くに存在する場合には発光輝度を明るく
する電流値、又は電流のデューティ比にて半導体発光手
段を発光することを特徴とする発光装置。
Priority Applications (1)
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