JP7020405B2 - 光学素子版構造及び光学素子の製造方法 - Google Patents

光学素子版構造及び光学素子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光学素子版構造及び光学素子の製造方法に係り、特に、表面に分割レンズ形状が形成され、特殊な光学効果を有するエンボスフィルム等のフィルム状物に用いることができ、欠陥なく高品質で、かつ、生産性よく製造することが可能なものに関する。
近年、ディスプレイや照明等の光学装置向けの用途として、反射防止効果を有するエンボスフィルム、レンチキュラーレンズやフライアイレンズ等の平板状レンズ、光拡散フィルム、輝度向上フィルム、光導波路、プリズムシート等の種々のフィルムが使用されている。このようなフィルムとしては、表面に規則的な凹凸形状が形成されたものが一般的であり、このような規則的な凹凸形状を形成する手法として、各種の製造方法が知られている(例えば、日本国特許公開公報特開平11-300768号公報及び特開2001-62853号公報参照。)。
例えば、特開平11-300768号公報には、表面に規則的な凹凸形状が形成されている版胴表面に樹脂を塗布し、連続走行されるフィルムを版胴と圧胴とで挟み、版胴の樹脂をフィルムに接触させた状態で、電離放射線を樹脂に照射して硬化させ、その後フィルムを剥離ロールに巻き掛け、その後、版胴から剥離させる技術が開示されている。
また、特開2001-62853号公報には、連続走行されるフィルムの表面に予め樹脂を塗布しておき、このフィルムを、規則的なレンズ形状が形成されている版胴と圧胴とで挟み、版胴の凹凸形状を樹脂に転写させた状態で、電離放射線を樹脂に照射して硬化させ、その後フィルムを剥離ロールに巻き掛けて版胴から剥離させる技術が開示されている。
上記の製造方法では、搬送速度を増加させていくと、フィルム表面の硬化樹脂の膜と版胴との間に空気が巻き込まれ、フィルム表面に気泡による欠陥が発生する虞があり、生産性向上の障害となっていた。特に、日本国特許公開公報特開平11-300768号公報の方法では、版胴において樹脂が滞留しながら幅方向に押し広げられる滞留部を形成しているが、膜形成を不安定化させる懸念があり、また、高速化するほど、条件設定が難しいという問題点がある。
そこで本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、表面に分割レンズ構造が形成された光学素子について、より欠陥を抑えて高品質で、かつ生産性よく製造するのに好適な光学素子版構造及び光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様として、第1の発明の光学素子版構造は、分割レンズ面によって仕切られた複数の分割レンズを備える光学素子の製造に用いられる型ロールの表面に設けられる光学素子版構造であって、ベース部と、このベース部上に設けられ、前記複数の分割レンズに対応する複数のレンズ状凹版部と、前記複数のレンズ状凹板部間にわたって形成され、構造深さが一定であり、前記レンズ状凹版部の最も低い箇所の深さの50%~120%の深さであり、前記型ロールの回転方向に沿って延びて、延びる方向に開放される溝部とを備えている。
この第の発明によれば、高速でロール成形を行っても、樹脂流動を促進し、気泡の噛み込みを抑えることが可能となるため、構造の欠陥が少なく、生産性を高めることができる。
本発明の一態様として、第の発明光学素子版構造は、前記レンズ状凹版部は、ブレーズド構造、リニアフレネルレンズ構造、シリンドリカルレンズアレイ構造のいずれかの構造であって前記分割レンズが平行に配置される構造を含み、前記溝部が、前記分割レンズ面に対して直交する方向に直線状に形成されている。
この第の発明によれば、ブレーズド構造、リニアフレネルレンズ構造、シリンドリカルレンズアレイ構造のいずれかの直線状の分割レンズ構造を含んだ構造において、欠陥が少ない光学素子が提供される。
本発明の一態様として、第の発明光学素子版構造は、前記レンズ状凹版部は、フレネルレンズ構造またはマイクロフレネルレンズアレイ構造の構造であって前記分割レンズが同心円状に配置される構造を含み、前記溝部が、前記分割レンズの各同心円の中心を通過する直線状に形成されている。
この第の本発明によれば、フレネルレンズ構造またはマイクロフレネルレンズアレイ構造とし、リブ部を、各フレネルレンズ構造の中心を通過する直線状構造とすることで、同心円状分割レンズ構造の欠陥が少ない光学素子が提供される。
本発明の一態様として、第の発明の光学素子版構造では、前記溝部の幅は、前記同心円の外周側において狭く形成されている。
この第の発明によれば、成形樹脂の溝部に沿った流動性が低下するため、成形樹脂は分割レンズ構造に回り込み、成形率が向上する。
本発明の一態様として、第5の発明の光学素子の製造方法は、分割面によって仕切られた複数の分割レンズを有する分割レンズ構造を含んだ光学素子の製造方法であって、透明の基材フィルムを供給し、この基材フィルムの前記分割レンズ構造が形成される面に透明樹脂を供給し、前記複数の分割レンズに対応する版構造を有し、この版構造間にわたって形成され、構造深さが一定であり、かつ、前記版構造の最も低い箇所の深さの50%~120%の深さである溝部が表面に形成された型ロールに、前記基材フィルムを押しロールにより押圧し、前記透明樹脂を硬化させ、前記型ロールから前記基材フィルムを剥離する。前記溝部は、前記型ロールの回転方向に沿って延びて、延びる方向に開放される。
この第の発明によれば、光学素子の製造方法が提供される。これにより、光学素子のロール成形が可能となる。
本発明の一態様として、第の発明光学素子の製造方法は、前記溝部は、前記透明樹脂の流動方向に対し、その幅が狭くなるように設定されている。
この第の発明によれば、成形樹脂の溝部に沿った流動性が低下するため、成形樹脂は分割レンズ構造に回り込み、成形率が向上する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光学素子の要部を示す斜視図である。 図2は、同光学素子を製造するための製造装置を概略的に示す説明図である。 図3は、同製造装置に組み込まれた版構造の要部を示す斜視図である。 図4は、本発明の第2の実施の形態に係る光学素子の要部を示す斜視図である。 図5は、同光学素子に対応する版構造を示す斜視図である。 図6は、本発明の第3の実施の形態に係る光学素子の要部を示す斜視図である。 図7は、本発明の第4の実施の形態に係る光学素子を示す平面図である。 図8は、本発明の第5の実施の形態に係る光学素子を示す平面図である。 図9は、本発明の第6の実施の形態に係る光学素子を示す平面図である。 図10は、本発明の第7の実施の形態に係る光学素子を示す平面図である。 図11は、本発明の第8の実施の形態に係る光学素子を示す平面図である。 図12は、本発明の第9の実施の形態に係る光学素子を示す平面図である。
以下、本発明の態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、全ての図面を通じて、同様又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る光学素子10の要部を示す斜視図、図2は光学素子10を製造するための製造装置100を概略的に示す説明図、図3は製造装置100に組み込まれた版構造200の要部を示す斜視図である。
光学素子10は、透明基材(基材フィルム)11上に、透明材料からなるレンズ層12を有する。レンズ層12には、分割レンズ構造20とリブ部40が形成されている。レンズ層12の材料として紫外線硬化樹脂Rが用いられる。分割レンズ構造20は、複数の分割レンズ30を備えており、これら分割レンズ30は、反射面31と分割レンズ30を仕切る分割レンズ面32とを備えている。リブ部40は、複数の分割レンズ30にわたって形成されている。リブ部40は、分割レンズ面32の面に対し垂直方向に延設されている。ここで透明基材11の表面、すなわち分割レンズ構造20の最も低い位置を基準として、垂直方向の向きを高さとする。分割レンズ構造20の最も高い箇所の高さとリブ部40の高さが等しく、頂点を共有する形になっている。なお、構造深さとは、分割レンズ構造20の最も高い位置を基準として透明基材11側に向けた透明基材11表面に対して垂直な方向の成分のことをいう。
透明基材11の材料としては種々の樹脂が使用可能であり、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル、ポリオレフィン、アクリル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、PET(ポリエチレンテレフタレート)、二軸延伸を行ったポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミドイミド、ポリイミド、芳香族ポリアミド、セルロースアシレート、セルローストリアセテート、セルロースアセテートプロピオネート、セルロースダイアセテート等が使用できる。透明基材11の材料としては、光透過性が高い樹脂からなるフィルム又はシートなどが好適である。また、ガラスなどの無機材料を使用してもよい。
透明基材11は1層構成に限らず、2層以上の構成であってもよい。ただし、紫外線(電離放射線)による硬化を透明基材11側から行う場合には、照射する紫外線を透過する材質である必要がある。
透明基材11の幅としては、0. 1~1.5mが一般的に採用される。透明基材11の長さとしては、100~100000mが一般的に採用される。透明基材11の厚さとしては、12~250μmのものが一般的に採用される。透明基材11は、これらの寸法に限定されるものではない。
レンズ層12の材料としては、可視光透過性を有する樹脂を使用することができる。可視光透過性を有する樹脂としては、アクリル、ポリカーボネート、エポキシ、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げられる。レンズ層12の厚みとしては、1μm以上、100μm以下とすることができる。
その中でも、熱可塑性樹脂又は紫外線硬化樹脂Rを使用すると、後述する版構造200を用いた転写により、版構造200と凹凸が逆転した分割レンズ構造20を備えたレンズ層12を容易に作製することができる。本実施例においては、成形後の形状の崩れが少なく、冷却プロセスが不要で生産性が高い紫外線硬化樹脂Rを用いた。紫外線硬化樹脂Rとしては、例えば、(メタ)アクリロイル基、ビニル基やエポキシ基などの反応性基含有化合物と、紫外線などの電離放射線照射にて該反応性基含有化合物を反応させうるラジカルやカチオン等の活性種を発生する化合物を含有するものが使用できる。
特に硬化の速さからは、(メタ)アクリロイル基、ビニル基などの不飽和基を含有する反応性基含有化合物(モノマー)と、光によりラジカルを発生する光ラジカル重合開始剤の組み合わせが好ましい。中でも(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリロイル基含有化合物が好ましい。
この(メタ)アクリロイル基含有化合物としては(メタ)アクリロイル基が1個あるいは2個以上含有した化合物を用いることができる。また、上記のアクリロイル基、ビニル基などの不飽和基を含有する反応性基含有化合物(モノマー)は必要に応じて、単独で用いても、複数種を混合して用いても良い。
光ラジカル重合開始剤としては、種々の市販品を用いることが可能である。光ラジカル重合開始剤は全組成物中に、0.01~10重量%、特に0.5~7重量%配合されるのが好ましい。配合量の上限は組成物の硬化特性や硬化物の力学特性及び光学特性、取り扱い等の点からこの範囲が好ましく、配合量の下限は、硬化速度の低下防止の点からこの範囲が好ましい。
紫外線硬化樹脂Rは必要に応じて各種添加剤として、例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、シランカップリング剤、塗面改良剤、熱重合禁止剤、レベリング剤、界面活性剤、着色剤、保存安定剤、可塑剤、滑剤、溶媒、フィラー、老化防止剤、濡れ性改良剤、離型剤等を必要に応じて配合することができる。
次に、製造装置100を用いて光学素子10を製造する方法について説明する。図2に示すように製造装置100は、機構部として、フィルム状の透明基材11を搬送する搬送機構110とを備えている。さらに透明基材11の流れに沿って配置された樹脂供給部120、加熱部130、紫外線硬化樹脂転写成形機構140、剥離機構150を備えている。
樹脂供給部120は、透明基材11の上に未硬化の紫外線硬化樹脂Rを供給する。加熱部130は紫外線硬化樹脂Rを加熱し、予備硬化を行う。紫外線硬化樹脂転写成形機構140は、型ロール141と、透明基材11を型ロール141側に押圧する押圧ロール142と、紫外線硬化樹脂Rに紫外線を照射して硬化させる紫外線照射部143を備えている。紫外線照射部143は、水銀ランプ、メタルハライドランプといった放電ランプを用いることができる。また、紫外線照射部143は、紫外線領域の発光波長を有するLEDランプ等を用いることができるが、紫外線硬化樹脂Rの硬化特性に合わせたものを適宜選択する必要がある。
型ロール141の形状は、切削、腐食、彫刻、レーザー加工、電子線加工等の方法を用いて作成することが可能である。また、円筒状または平板状のモールドを用いる場合には、これらの方法を用いて作成した原版をさらに転写、電鋳等の方法により複製して使用することも可能である。
型ロール141の材質は各種金属及び樹脂、ガラス等を用いることが可能である。金属の例としては鉄、クロム、ニッケル、銅、アルミニウムやその合金が挙げられる。また、形状の最表面に数μm程度の厚みのメッキ処理を行ってもよい。型ロール141に樹脂やガラスを用いる場合、これらは主に円筒状または平板状のモールドが用いられる。
型ロール141の表面には版構造200が設けられている。版構造200は、形状は型ロール141に直接設けてもよいし、形状が設けられた円筒状または平板状のモールドを巻き付けて使用してもよい。また、これらのロール型を用いて作製したフィルム自身をフィルム版として使用することも可能である。
剥離機構150は成形された光学素子10を型ロール141から剥離させる機能を有している。
図3に示すように、版構造200は、上述した光学素子10を反転させた構造となっている。版構造200は型ロール141側に設けられたベース部201と、このベース部201に設けられ、分割レンズ30に対応する複数のレンズ状凹版部202とを備えている。また、複数のレンズ状凹版部202間にわたって溝部203が形成されている。この溝部203はリブ部40に対応するものである。また、溝部203が延設される方向は透明基材11が搬送される方向に一致していることが好ましい。版構造200の幅は透明基材11の幅に合わせて搬送方向に沿って0. 1~1.5mが一般的に採用されるが、これに限定されるものではない。
このように製造された製造装置100では、搬送機構110により透明基材11を搬送する。樹脂供給部120において透明基材11の上に未硬化の紫外線硬化樹脂Rを供給する。紫外線硬化樹脂Rは加熱部130により予備硬化される。さらに透明基材11は、紫外線硬化樹脂転写成形機構140の型ロール141と押圧ロール142との間に供給される。この時、紫外線硬化樹脂Rには版構造200が押圧され、ロール成形により形状が転写される。さらに剥離機構150により光学素子10が型ロール141から剥離される。
このように製造された光学素子10においては、製造過程において次のような効果がある。すなわち、上述した製造装置100によれば、リブ部40を形成するための版構造200の溝部203は、光学素子10を成形する際、レンズ層12を構成する材料の流動性を向上させることができる。ロール成形を高速で行った場合、分割レンズ面32は紫外線硬化樹脂Rを堰き止める壁の役割を果たす。このため、版構造200に溝部203が設けられていないと、紫外線硬化樹脂Rは分割レンズ面32を越えて移動しにくく、気泡の混入等の成形不良が発生する。溝部203が設けられていると、紫外線硬化樹脂Rが容易に移動できるため、成形性が向上し不良の発生が抑えられる。また、何らかの原因で空気が型ロール141と透明基材11との間に入り込んだ場合、溝部203を介して空気を外部に逃がすことが可能となる。
また、溝部203は、分割レンズ構造の途中から始まったり、途中で終わったりすると、紫外線硬化樹脂Rの流動性を高める十分な効果が得られない。つまり、分割レンズ構造を分断するような形で、分割レンズ構造の一方の端部から他方の端部まで連続的に設ける必要がある。さらに、安定した流動性を与えるため、溝部203は深さが一定であることが好ましい。溝部は203、反転構造となる光学素子10においてはリブ部40として成形されるため、リブ部40の高さも一定であることが好ましい。
このようにリブ部40を有する光学素子10においては、上述したように溝部203を有する版構造200を用いた成形により製造され、欠陥が少なく、生産性を向上させることができる。また、このような光学素子10を印刷物に貼付する等して用いることで視覚的効果を有する印刷物を安価に製造することができる。
なお、光学素子10が形成された連続フィルムをフィルム版として、押出成形等のプロセスを利用した成形を行うこともできる。この場合、成形された光学素子10は初期の版と同じ溝部203を有するものとなる。さらには、この溝部203を有する光学素子10が形成された連続フィルムをフィルム版として利用することも可能である。
次に光学素子10の他の形状について説明する。図4は本発明の第2の実施の形態に係る光学素子10Aの要部を示す斜視図、図5は本発明の第3の実施の形態に係る光学素子10Bの要部を示す斜視図である。
リブ部40の高さは、一定の高さであれば、分割レンズ構造20の高さの50%から120%の高さとすることが好ましく、80%から110%の高さであることがより好ましい。リブ構造の高さが50%未満の場合、溝部203による流動性向上の効果が大きく減少し、不良の発生が増加する。一方、120%を超えると、本来の目的である分割レンズ構造20の光学性能が低下し、外観上でもリブ部40の存在が目立ってしまう。リブ部40の高さが80%から110%の範囲においては、流動性及び外観の問題はほとんど見られず良好である。より成形性を重視する場合は110%に近い高さに、より外観を重視する場合は80%に近い高さに設計することができる。
図4はリブ部40の高さが分割レンズ構造20の高さよりも高い光学素子10Aの要部を示す斜視図、図5はリブ部40の高さが分割レンズ構造20の高さよりも低い光学素子10Bの要部を示す斜視図である。光学素子10Bにおいては、リブ部40上には分割レンズ構造20が重ね書きされ、本来あるべき分割レンズ構造20の高さの方がリブ部40よりも高い場所には分割レンズ構造20が存在する。これにより、外観、光学効果ともに分割レンズ構造20だけの状態により近いものとなる。
図6は本発明の第4の実施の形態に係る光学素子10Cの要部を示す斜視図、図7は同光学素子に対応する版構造200Aを示す斜視図である。
リブ部40は、図6に示すように、紫外線硬化樹脂Rの流動性と外観のバランスを考慮して、様々な断面形状をとることができる。なお、この場合、リブ部40の構造に合わせて図7に示すような版構造200Aを例として、プリズム形状、シリンドリカルレンズ形状、矩形形状や、プリズムの頂上を平坦にしたような台形形状を用いることができる。また、リブ部40の断面積は紫外線硬化樹脂Rの流動性によりその最適値が変化するが、分割レンズ構造20の高さをQ[μm]としたとき、0.25×Q~1.5×Q[μm]程度が好ましい。断面積がこれより小さいと成形不良を生じないためのレンズ層材料の流動が十分得られず、これより大きいと分割レンズ構造20の光学効果及び外観に影響を与える虞がある。
分割レンズ構造20がブレーズド構造、リニアフレネルレンズ構造、シリンドリカルレンズアレイ構造といった、直線状分割レンズ構造の場合、リブ部40を直線状レンズの直交方向、つまり、分割レンズ面に直交する方向に直線状に設けることが好ましい。ただし、透明基材11表面に対し垂直な分割レンズ面32が存在しないシリンドリカルレンズアレイ構造に関しては、シリンドリカルレンズ同士の境界線を通り、透明基材11表面に垂直な面を、便宜上分割レンズ面32とする。このような配置のときに、外観への影響を抑えた上で、紫外線硬化樹脂Rの流動性向上効果が最大限に期待できるからである。また、直線状分割レンズ構造の場合、リブ部40を間隔をあけて複数設けることもできる。
図8は本発明の第5の実施の形態に係る光学素子10Dを示す平面図、図9は本発明の第6の実施の形態に係る光学素子10Eを示す平面図である。
分割レンズ構造20が図8に示すフレネルレンズ構造または図9に示すマイクロフレネルレンズアレイ構造といった、同心円状分割レンズ構造の場合、リブ部40を同心円状レンズの中心を通過する直線状に設けることが好ましい。これは、リブ部40が中心を通過しない場合、リブ部40の影響を受けない同心円の中心部分で欠陥が発生してしまうためである。また、構造を直線状とすることで、外観への影響を抑えた上で、紫外線硬化樹脂の流動性向上効果が最大限に期待できる。
なお、分割レンズ構造20のロール成形を行う場合、分割レンズ面が成形方向と垂直になる角度に配置された場合に、最も成形不良が発生しやすくなる。これは、分割レンズ面が成形方向に垂直のときにレンズ層材料の移動を最も妨げる働きをするためである。従って、同心円状分割レンズ構造ではこの最も成形不良が発生しやすい、成形方向に垂直な分割レンズ面に対してリブ部40を設けること、言い換えると成形方向と平行方向にリブ部40を設けることが効果的である。
さらに、同心円状分割レンズ構造の場合、リブ部40を角度を変えて複数設けることもできる。例えば、90°の角度で2本のリブ部を設けてもよい。また、45°の角度で4本のリブ部40を設けることも可能である。
図5は、本発明の同心円状分割レンズ構造123を有する光学素子5を示す平面図である。この光学素子5では、直交する2本のリブ部を設けている。一方、微小なフレネルレンズが配列されたマイクロフレネルレンズアレイ構造においては、図6のように、各微小なフレネルレンズ毎にそれぞれの同心円状分割レンズ構造の中心を通過する直線状のリブ部を設けることができる。
図10は本発明の第7の実施の形態に係る光学素子10Fを示す平面図である。図10に示すように、分割レンズ構造20が直線状でも同心円状でもない不定形の場合、リブ部40や溝部50は直線状でなくてもよく、また、必要に応じて間隔を置いて複数設けることもできる。
また、単一の光学素子10において分割レンズ構造20は複数設けてもよく、各々の分割レンズ構造20の組み合わせにより絵柄、文字、数字などの画像を表すように配置することも可能である。
分割レンズ構造20の深さは1μm~50μm程度とすることができるが、これに限定されない。ただし、レンズ層12の膜厚が分割レンズ構造20の深さに対し不足すると成形時に気泡の噛み込みが発生し、これにより紫外線硬化樹脂Rが硬化の阻害を受け成形不良が発生するため、分割レンズ構造20とレンズ層12の膜厚は適宜設定する必要がある。この理由から、分割レンズ構造20の深さは10μm程度までとすることがより好ましい。
一方、分割レンズ構造20のピッチは1μm~100μm程度とすることができるが、これに限定されない。ここで言うピッチとは、分割レンズ面32の間隔を意味する。また、分割レンズ構造20の成形性は分割された構造のアスペクト比(深さをピッチで割った値)により影響を受け、アスペクト比が高いほど成形性は低下する。
図11は、本発明の第8の実施の形態に係る光学素子10Gを示す平面図である。光学素子10Gにおいては、リブ部40の幅を、場所によって変更することも可能である。図11では、フレネルレンズ状の光学素子10Gに対し、外周付近の成形率を向上するため、外周付近のリブ部40のリブ幅を狭くしている。リブ幅を狭くすることで、成形樹脂のリブに沿った流動性が低下するため、成形樹脂は分割レンズ構造20に回り込み、成形率が向上する。成形する方向が予め決定できる場合は、樹脂の流動方向に対し、出口側が細くなるように設計することが効果的である。
図12は、本発明の第9の実施の形態に係る光学素子10Hを示す平面図である。図12では、不定形構造の光学素子10Hに対し、分割レンズ構造20の間隔が広い箇所のリブ部40の幅を広くすることで、光学素子10Hの成形率を向上している。これは、リブ部40のリブ幅が変化し狭くなる箇所で成形樹脂が分割レンズ構造20に回り込みやすくなるためである。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明と同等の記載を付記する。
[1]
透明基材と、
この透明基材上に設けられ、分割レンズ面によって仕切られた複数の分割レンズを具備する分割レンズ構造を有する透明材料からなるレンズ層と、
前記複数の分割レンズ間にわたって形成され、構造高さが一定であり、かつ、前記分割レンズ構造の最も高い箇所の高さの50%~120%の高さであるリブ部と
を備えている光学素子。
[2]
前記分割レンズ構造は、ブレーズド構造、リニアフレネルレンズ構造、シリンドリカルレンズアレイ構造のいずれかの構造であって前記分割レンズが平行に配置される構造を含み、前記リブ部が、前記分割レンズ面に対して直交する方向に直線状に形成されている[1]に記載の光学素子。
[3]
前記分割レンズ構造は、フレネルレンズ構造またはマイクロフレネルレンズアレイ構造の構造であって前記分割レンズが同心円状に配置される構造を含み、前記リブ部が、前記分割レンズの各同心円の中心を通過する直線状に形成されている[1]に記載の光学素子。
[4]
前記リブ部の幅は、前記同心円の外周側において狭く形成されている[3]に記載の光学素子。
[5]
透明基材と、
この透明基材上に設けられ、分割レンズ面によって仕切られた複数の分割レンズを具備するレンズ状凹版部を有する透明材料からなるレンズ層と、
前記複数の分割レンズ間にわたって形成され、構造深さが一定であり、かつ、前記レンズ状凹版部の最も低い箇所の高さの50%~120%の高さである溝部と
を備えている光学素子版構造。
[6]
前記レンズ状凹版部は、ブレーズド構造、リニアフレネルレンズ構造、シリンドリカルレンズアレイ構造のいずれかの構造であって前記分割レンズが平行に配置される構造を含み、前記溝部が、前記分割レンズ面に対して直交する方向に直線状に形成されている[5]に記載の光学素子版構造。
[7]
前記レンズ状凹版部は、フレネルレンズ構造またはマイクロフレネルレンズアレイ構造の構造であって前記分割レンズが同心円状に配置される構造を含み、前記溝部が、前記分割レンズの各同心円の中心を通過する直線状に形成されている[5]に記載の光学素子版構造。
[8]
前記溝部の幅は、前記同心円の外周側において狭く形成されている[7]に記載の光学素子版構造。
[9]
[1]~[4]のいずれか記載の光学素子を備えた印刷物。
[10]
分割面によって仕切られた複数の分割レンズを有する分割レンズ構造を含んだ光学素子の製造方法であって、
透明の基材フィルムを供給し、
この基材フィルムの前記分割レンズ構造が形成される面に透明樹脂を供給し、
前記複数の分割レンズに対応する版構造を有し、この版構造間にわたって形成され、構造深さが一定であり、かつ、前記版構造の最も低い箇所の深さの50%~120%の深さである溝部が表面に形成された型ロールに、前記基材フィルムを押しロールにより押圧し、
前記透明樹脂を硬化させ、
前記型ロールから前記基材フィルムを剥離する光学素子の製造方法。
[11]
前記溝部は、前記透明樹脂の流動方向に対し、その幅が狭くなるように設定されている[10]記載の光学素子の製造方法。
本発明は、表面に分割レンズ構造が形成された光学素子について、より欠陥を抑えて高品質で、かつ生産性よく製造するのに好適な光学素子、光学素子版構造、印刷物及び光学素子の製造方法が得られる。

Claims (6)

  1. 分割レンズ面によって仕切られた複数の分割レンズを備える光学素子の製造に用いられる型ロールの表面に設けられる光学素子版構造であって、
    ベース部と、
    このベース部上に設けられ、前記複数の分割レンズに対応する複数のレンズ状凹版部と、
    前記複数のレンズ状凹板部間にわたって形成され、構造深さが一定であり、前記レンズ状凹版部の最も低い箇所の深さの50%~120%の深さであり、前記型ロールの回転方向に沿って延びて、延びる方向に開放される溝部と、
    を備える光学素子版構造。
  2. 前記レンズ状凹版部は、ブレーズド構造、リニアフレネルレンズ構造、シリンドリカルレンズアレイ構造のいずれかの構造であって前記分割レンズが平行に配置される構造を含み、前記溝部が、前記分割レンズ面に対して直交する方向に直線状に形成されている請求項1に記載の光学素子版構造。
  3. 前記レンズ状凹版部は、フレネルレンズ構造またはマイクロフレネルレンズアレイ構造の構造であって前記分割レンズが同心円状に配置される構造を含み、前記溝部が、前記分割レンズの各同心円の中心を通過する直線状に形成されている請求項1に記載の光学素子版構造。
  4. 前記溝部の幅は、前記同心円の外周側において狭く形成されている請求項3に記載の光学素子版構造。
  5. 分割面によって仕切られた複数の分割レンズを有する分割レンズ構造を含んだ光学素子の製造方法であって、
    透明の基材フィルムを供給し、
    この基材フィルムの前記分割レンズ構造が形成される面に透明樹脂を供給し、
    前記複数の分割レンズに対応する版構造を有し、この版構造間にわたって形成され、構造深さが一定であり、かつ、前記版構造の最も低い箇所の深さの50%~120%の深さである溝部が表面に形成された型ロールに、前記基材フィルムを押しロールにより押圧し、
    前記透明樹脂を硬化させ、
    前記型ロールから前記基材フィルムを剥離し、
    前記溝部は、前記型ロールの回転方向に沿って延びて、延びる方向に開放される、光学素子の製造方法。
  6. 前記溝部は、前記透明樹脂の流動方向に対し、その幅が狭くなるように設定されている請求項5記載の光学素子の製造方法。
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