JP7014642B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明の実施の形態は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫の扉の内側面には、ペットボトルや牛乳等の紙パック容器、缶、瓶、チューブ、卵等の貯蔵物を収容するポケットが設置されている。ペットボトルや牛乳等の紙パック容器、缶、小瓶、チューブは、このポケットにおいて、立てた状態で収容してその立てた状態の姿勢を維持する必要がある。
しかし、例えば背の高い瓶や、マヨネーズやケチャップ等が充填された背の高いチューブ等の貯蔵品は、細長い形状であるので、立てた状態の姿勢が不安定である。背の高い瓶やチューブ等の貯蔵品は、ポケット内に立てたとしても、扉の開け閉めにより、ポケット内で倒れてしまう。
このような背の高い瓶やチューブ等の貯蔵品がポケット内で倒れると、ポケットの外周の上縁部が、横たわった背の高い瓶やチューブ等の貯蔵品の一部分を覆ってしまう。このため、使用者はポケット内の背の高い瓶やチューブ等の貯蔵品を目視で識別できずに、取出しにくくなる。
また、従来の冷蔵庫のポケットは、外周の上縁部の高さ寸法が、立てた状態の背の高い貯蔵品の高さ寸法に比べて小さく、背の高い貯蔵品が扉の開け閉めにより、ポケットの上縁部を越えて、ポケット内から落下してしまう可能性がある。
そこで、従来の冷蔵庫では、ポケットには棒状の部材により作られた仕切りバー部を配置して、仕切りバー部が貯蔵品をポケット内で仕切って保持する構造が提案されている。
特開2013-79765号公報
しかし、従来の仕切りバー部は、ポケットにおいて扉の内面側に対して前後方向、すなわち扉の開閉方向に沿って配置されている。ポケット内に収容されて立てた状態の背の高い貯蔵物は、扉の開閉の際には前後方向に揺らされる。従って、仕切りバー部では状態の背の高い貯蔵物の揺れを防ぐことができない。このため、背の高い貯蔵物が、扉の開け閉めにより、ポケットの上縁部を越えて、ポケット内から落下してしまう可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、扉の開け閉めの際に、背の高い貯蔵物が、ポケットのような収容部からその収容部の上縁部を越えて、ポケット内から落下してしまうのを防ぐことができる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の実施の形態の冷蔵庫は、貯蔵室を有する本体と、前記本体の前記貯蔵室の前面開口部を開閉する扉と、前記扉の内側面に配置されて、貯蔵物を収容するための収容空間を有する収容部と、前記収容部の前記収容空間を仕切るために前記収容部に取り付けられる仕切り具とを有し、前記仕切り具は、前記扉の前記内側面に対して交差する方向に沿っており、一端部と他端部が前記収容部に対して取り付けられる第1仕切り部材と、前記第1仕切り部材のうち前記一端部と前記他端部との間から前記扉の前記内側面に沿って延び出ている第2仕切り部材とを有し、前記仕切り具の上縁部の高さは、前記収容部の上縁部の高さよりも高く設定されている。
第1実施形態に係わる冷蔵庫の全体を示す正面図である。 図1に示す冷蔵庫の右側の扉を、ヒンジ部を中心にして開いて、前面開口部2Pを開放した状態を示す斜視図である。 図2に示したポケットの好ましい構造例を示す斜視図である。 仕切り具の好ましい構造例を示す斜視図である。 複数の仕切り具が配置されることで、ポケットの収容空間Tが、複数の区分空間に区分されている例を示す平面図である。 第2実施形態の仕切り具50Aを示す斜視図である。 第3実施形態の仕切り具50Bを示す斜視図である。 第4実施形態の仕切り具50Cを示す斜視図である。 第4実施形態の仕切り具50Cを示す平面図である。 第5実施形態の仕切り具50Dを示す斜視図である。
以下、図面を用いて、実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
(第1実施形態)
<冷蔵庫1の全体構成例>
図1は、第1実施形態に係わる冷蔵庫の全体を示す正面図である。
図1に示す冷蔵庫1は、本体1Aを有している。この冷蔵庫1の本体1Aは、断熱性を有する箱型のキャビネットにより構成されていて、内部に複数の貯蔵室が形成されている。貯蔵室としては、上から順に冷蔵室2、野菜室3が設けられ、この野菜室3の下には製氷室4と小冷凍室5が左右に並べて設けられ、最下部に主冷凍室6とが設けられている。
このうち、上部の冷蔵室2と野菜室3は、冷蔵温度帯の貯蔵室であり、約3℃から5℃の温度に調整される。また、製氷室4と小冷凍室5と主冷凍室6とは、冷凍温度帯の貯蔵室であり、約-20℃前後の温度に調整される。
本体1Aには、図示しないが、冷蔵温度帯の貯蔵室を冷却するための冷蔵用冷却器と、冷凍温度帯の貯蔵室を冷却するための冷凍用冷却器とを含む冷凍サイクルが設けられている。
図1に示す本体1Aの冷蔵室2の前面には、冷蔵室2の前面開口部2Pを開閉する左右の扉7、8が設けられている。左右の扉7、8は、観音開き扉であり、使用者から向かって左側の扉7の左端部が、ヒンジ部7Bにより本体1Aに回動可能に取り付けられている。同様にして、使用者から向かって右側の扉8の右端部が、ヒンジ部8Bにより本体1Aに回動可能に取り付けられている。
図1に示す野菜室3、製氷室4、小冷凍室5、主冷凍室6の各前面には、各前面開口部を開閉する引出しの扉9、10、11、12が、それぞれ設けられている。
例えば、好ましくは、左右の扉7、8と引出しの扉9、10、11、12の各前面には、前面側の外観上の見栄えを良くするために、透光性を有するガラス板である前面板7A、8A、9A、10A、11A、12Aが配置されている。左右の扉7、8と、引出しの扉9、10、11、12は、内部に断熱材を設けることで断熱性を有している。
<右側の扉8の構成例>
図2は、図1に示す冷蔵庫1の右側の扉8を、ヒンジ部8Bを中心にして開いて、前面開口部2Pを開放した状態を示す斜視図である。
図2では、右側の扉8の内側面8Dにおける貯蔵物の収容構造例を示している。なお、左側の扉7の内側面における貯蔵物の収容構造は、右側の扉8の内側面8Dにおける貯蔵物の収容構造例と、同様にして構成することもできる。
図2に示すように、右側の扉8の内側面8Dには、収容部(収容容器ともいう)としてのポケット20、21、30、131、40が配置されている。各ポケット20、21、30、131、40は、右側の扉8の内側面8Dにおいて、好ましくは取り外しができるように、着脱可能に取り付けられている。
このように、各ポケット20、21、30、131、40が、右側の扉8の内側面8Dにおいて、着脱可能に取り付けられていることで、各ポケット20、21、30、131、40を取り外して洗浄する作業が容易に行える。
また、各ポケットは、必要に応じて取り外しておくこともできるが、各ポケット20、21、30、131、40の少なくとも1つは、右側の扉8の内側面8Dにおいて、固定されている構造であっても良い。
各ポケット20、21、30、131、40は、例えば硬質プラスチックにより作られており、透明、半透明あるいは不透明のプラスチック製の容器である。なお、各ポケットは、収容する貯蔵物を使用者が目視で確認し易くするためには、透明あるいは半透明であることが好ましい。
図2に示すように、最上段に位置されるポケット20は、右側の扉8の内側面8Dにおいて、ヒンジ部8B寄りの回転軸CL側の位置から内側面8Dの中間位置まで、水平方向に沿って配置されている。
ポケット21は、右側の扉8の内側面8Dにおいて、ポケット20の高さ位置よりもやや下の高さ位置であって、内側面8Dの中間位置から右側の扉8の取っ手部8C寄りの位置にまで水平方向に沿って配置されている。
ポケット20は、貯蔵物としての例えば複数個の小さめの缶ビール等の缶M等を、立てた姿勢で並べて収容できる。ポケット21は、貯蔵物としての例えば複数個のやや大型の缶ビール等の缶N等を、立てた姿勢で並べて収容できる。
図2に示すポケット30は、右側の扉8の内側面8Dの中段位置において、ヒンジ部8B寄りの回転軸CL側の位置から、取っ手部8C寄りの位置に至るまで、水平方向に沿って配置されている。すなわち、ポケット30は、右側の扉8の内側面8Dのほぼ全幅に渡って水平に配置されている。
このポケット30の好ましい構造例は、後で詳しく説明するが、このポケット30は、貯蔵物として、例えば背の高いガラスやプラスチックの瓶200や、背の高いプラスチック製のチューブ300等の貯蔵物(収容物ともいう)を収容できる。これらの瓶やチューブは、例えばケチャップやマヨネーズ等を収容している。
このポケット30は、仕切り具50を備えていることで、これらの背の高い貯蔵物(瓶200,チューブ300)を、扉8の開け閉めがあっても倒れないようにし、あるいはポケット30内から落下しないようにする機能を有する。
図2に示すポケット131は、右側の扉8の内側面8Dの最下段位置において、ヒンジ部8B寄りの回転軸CL側の位置から、取っ手部8C寄りの位置に至るまで、水平方向に沿って配置されている。すなわち、ポケット131は、右側の扉8の内側面8Dのほぼ全幅に渡って水平に配置されている。このポケット131は、貯蔵物としての例えば大型の2リットルのペットボトルRや、やや小型のペットボトルS、あるいは缶ビール等の缶N等を収容できる。
図2に示すポケット40は、ポケット30とポケット131の中間位置において、右側の扉8の内側面8Dにおいて配置されている。このポケット40は、好ましくは右側の扉8の内側面8Dにおいて、ヒンジ部8B寄りの回転軸CL側の位置から、取っ手部8C寄りの位置に至るまで、水平方向に沿って配置されている。このポケット40は、比較的小型のチューブCPや小瓶を収容することができる。
<ポケット30の詳細>
次に、図2に示すポケット30の好ましい構造例を、図3を参照して説明する。図3は、図2に示したポケット30の好ましい構造例を示す斜視図である。
図3に示すように、ポケット30は、上述したように、例えば硬質プラスチックにより作られている。このポケット30は、透明、半透明あるいは不透明のプラスチック製の容器であるが、収容した貯蔵物を目視で確認し易くするために、透明あるいは半透明であることが好ましい。
ポケット30は、扉8の内側面8Dに対して着脱可能に取り付けられている。これにより、ポケット30は、必要に応じて取り外して、洗浄することができる。あるいは、使用者が、ポケット30を使用しない場合には、ポケット40を扉8の内側面8Dから取り外しておくこともできる。
ポケット30は、手前側の壁部31と、奥側の壁部32と、第1側部33と、第2側部34と、底部35とを有している。好ましくは、図3に示すように、手前側の壁部31と、奥側の壁部32と、第1側部33と、第2側部34と、底部35とは、好ましくは平坦である。これらの手前側の壁部31と、奥側の壁部32と、第1側部33と、第2側部34と、底部35とは、貯蔵物を収容するための収容空間Tを形成している。この収容空間Tは、直方体形状の空間である。
図3に示すように、手前側の壁部31と奥側の壁部32とは、間隔をおいて、X方向にほぼ平行になるように形成されている。第1側部33および第2側部34は、Y方向に沿ってほぼ平行になるように形成されている。
ここで、X方向は、扉8の内側面8Dの幅方向であり、Y方向は、扉8の内側面8Dにおいて奥行方向であり、Z方向は、扉8の内側面8Dにおいて垂直方向である。X方向とY方向からなるX-Y平面は、冷蔵庫1における水平面である。
手前側の壁部31は、扉8の内側面8Dから離れた位置にあり、使用者から見て、扉8を開いたときのY方向に関して手前にある壁である。奥側の壁部32は、扉8の内側面8Dに接するか近い位置にあり、使用者からみて、Y方向に関して奥にある壁である。
<仕切り具50の詳細>
次に、ポケット30に配置されている仕切り具50について、図3から図5を参照して、説明する。図3では、ポケット30には、例えば2つの仕切り具50,50が配置されている例を示している。図4は、仕切り具50の好ましい構造例を示す斜視図である。図5は、複数の仕切り具50が配置されることで、ポケット30の収容空間Tが、複数の区分空間に区分されている例を示す平面図である。
図2と図3に示すように、ポケット30は、一例として2つの仕切り具50を備えている。図3に示すように、ポケット30の収容空間Tは、仕切り具50,50により、複数の区分空間T1、T2、T3、T4、T5に仕切られている。仕切り具50の材質は、好ましくはポケット30の材質と同じか類似するものを使用できる。仕切り具50は、例えば硬質プラスチックにより作られており、透明、半透明あるいは不透明のプラスチック製の容器であるが、収容した貯蔵物を目視で確認し易くするために、透明あるいは半透明であることが好ましい。
図4と図3に示すように、この仕切り具50は、第1仕切り部材60と、第2仕切り部材70とを有している。第1仕切り部材60と第2仕切り部材70とは、好ましくは収容空間Tを、複数の区分空間に仕切るために、板状である。第1仕切り部材60は、扉8の内側面8Dに対して交差する方向であるY方向に沿って、ポケット30に着脱可能に取り付けられている。第2仕切り部材70は、第1仕切り部材60から、扉8の内側面8Dに沿って延びている。図3に例示するように、例えばポケット30の収容空間Tは、2つの仕切り具50,50により、複数の区分空間T1、T2、T3、T4、T5に仕切られている。
図4と図3に示すように、第1仕切り部材60は、ほぼ長方形状の板部材であり、Y方向の端部として一端部61と他端部62とを有する。第1仕切り部材60の一端部61と他端部62は、ポケット30の手前側の壁部31と奥側の壁部32に対して、それぞれ着脱可能に取り付けられている。図3に示すように、第1仕切り部材60の一端部61は、第1取付端部63を有する。同様にして、第1仕切り部材60の他端部62は、第2取付端部64を有する。
第1取付端部63は、はめ込み用のスリット部65を有し、第2取付端部64は、同様にはめ込み用のスリット部66を有する。はめ込み用のスリット部65,66のスリット幅W(図4を参照)は、ポケット30の手前側の壁部31と奥側の壁部32の各厚みとほぼ同じか、やや大きい。従って、図3に示すように、仕切り具50の第1取付端部63のスリット部65には、ポケット30の手前側の壁部31の適切な位置をはめ込まれ、これと同時に、仕切り具50の第2取付端部64のスリット部66には、ポケット30の奥側の壁部32の適切な位置をはめ込まれる構成にされている。
この構成により、第1仕切り部材60は、扉8の内側面8Dに対して交差する方向であるY方向に沿って、ポケット30に着脱可能に取り付けることができる。第1仕切り部材60は、ポケット30の収容空間T内を、左右に分けるようにして、区分空間に仕切ることができる。
なお、第1仕切り部材60がポケット30に取り付けられた状態では、第1仕切り部材60の下縁部60Bが、ポケット30の底部35に当たっている状態でも良く、ポケット30の底部35から離れた状態であっても良い。
ここで、扉8が、回転軸CLを中心にしてR方向に開閉される。この場合に、第1仕切り部材60は、図5に例示するように、区分空間T1内の背の高い瓶200や、区分空間T2内の背の高いチューブ300が左右方向に沿って移動したり転倒したりするのを防ぐ構成になっている。
また、図4に示すように、第2仕切り部材70は、ほぼ長方形状の板部材である。第2仕切り部材70の一端部71は、第1仕切り部材60の一方の面67に固定されている。これにより、第2仕切り部材70は、扉8の内側面8Dに対して平行な方向であるX方向に沿って、ポケット30の収容空間T内に着脱可能に配置され、第2仕切り部材70によって、ポケット30の収容空間T内を区分空間に仕切ることができる。
図3に例示するように、手前側の壁部31の上縁部31Mと、奥側の壁部32の上縁部32Mと、第1側部33の上縁部33Mと、第2側部34の上縁部34Mとは、Z方向について同じ高さになるように形成されている。すなわち、ポケット30の手前側の壁部31の上縁部31Mと、奥側の壁部32の上縁部32Mと、第1側部33の上縁部33Mと、第2側部34の上縁部34Mとは、底部35から高さ寸法Hが、同じである。
これに対して、仕切り具50の第1仕切り部材60と第2仕切り部材70が、ポケット30に取り付けられる。この状態では、第1仕切り部材60の上縁部60Nと第2仕切り部材70の上縁部70Nについては、底部35からの高さ寸法Gが、上述したポケット30の高さ寸法Hに比べて高くなるように設定されている。
これにより、第1仕切り部材60と第2仕切り部材70は、比較的背の高いガラスの瓶やプラスチックの瓶200や、比較的背の高いチューブ300が、倒れたり、ポケット30の収容空間T内から落下してしまうのを防止することができる。
なお、図5では、ポケット30の収容空間Tは、2つの仕切り具50だけではなく、異なるサイズの仕切り具50R、50Pを用いて区分されている例を示している。仕切り具50Rは、仕切り具50に比べて、第2仕切り部材70のX方向の長さが短く、仕切り具50Rは、仕切り具50に比べて、第2仕切り部材70のX方向の長さが長くなっている。
これにより、異なる大きさの貯蔵物400,500,600が、倒れたり、ポケット30の収容空間T内から落下してしまうのを防止することができる。
以上説明したように、第1実施形態では、収容部としてのポケット30は、少なくとも1つの仕切り具50を装着する。この仕切り具50の第1仕切り部材60の一端部61と他端部62は、扉8の内側面8Dに対して交差する方向であるY方向に沿って、ポケット30に取り付けられる。しかも、仕切り具50の第2仕切り部材70は、扉8の内側面8Dに平行な方向であるX方向に沿って、第1仕切り部材60に取り付けられている。
このように、図3に示すように、仕切り具50が、ポケット30の収容空間T内に装着された状態では、仕切り具50の上縁部の高さ寸法Gは、ポケット30の上縁部60N、70Nの高さ寸法Hよりも、高く設定されている。これにより、図5に示すように、扉8の開け閉めにより、貯蔵物(瓶200,チューブ300)が転倒しない。また、扉8の開け閉めにより、貯蔵物(瓶200,チューブ300)がポケット30の収容空間T内からその上縁部31Mを越えて、ポケット30の収容空間T内から落下してしまうのを防ぐことができる。このため、ポケット30の使用勝手が良好になる。
次に、他の実施形態について、図面を参照して、順次説明する。以下に説明する他の実施形態の各要素が、図2から図5に示す第1実施形態の対応する要素と実質的に同じである場合には、同じ符号を記して、その説明を省略する。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態の仕切り具50Aを示す斜視図である。図6に示す仕切り具50Aが、図4に示す仕切り具50とほぼ同じ構造を有しているが、仕切り具50Aが、仕切り具50と異なるのは、第2仕切り部材70の上縁部70Lの形状である。第2仕切り部材70の上縁部70Lは、上にいくほどB方向へ(すなわち扉8の回転半径外側へ)湾曲する湾曲形状にされている。
このように、第2仕切り部材70の上縁部70LがB方向に向けて湾曲しているので、使用者は、上縁部70Lを利用して、貯蔵物(瓶200,チューブ300)を、B方向に沿って手前側に更に容易に取り出し易くなる。
しかも、第2仕切り部材70の下縁部70Vは、好ましくは隙間70Wを有している。これにより、仕切り具50Aの第2仕切り部材70の重さが軽減されるので、仕切り具50Aの軽量化が図れる。
第2実施形態では、第1実施形態の効果に加えて、使用者は、貯蔵物(瓶200,チューブ300)を、B方向に沿って手前側により容易に取り出すことができ、仕切り具50Aの第2仕切り部材70の重さが軽減されるので、仕切り具50Aの軽量化が図れる。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態の仕切り具50Bを示す斜視図である。図7に示す仕切り具50Bが、図4に示す仕切り具50とほぼ同じ構造を有しているが、仕切り具50Bが、仕切り具50と異なるのは、第2仕切り部材70が第1仕切り部材60に対して取り付けられている形態である。すなわち、第2仕切り部材70は、第1仕切り部材60に対してY方向(前後方向)に移動可能に取り付けられている。
例えば、第2仕切り部材70と第1仕切り部材60との間には、移動機構部80が設けられている。この移動機構部80は、複数の突起部81と、複数のガイド孔82を有する。ガイド孔82は、第1仕切り部材60において、間隔を離して設けられている。ガイド孔82は、Y方向に沿って形成された長穴である。複数の突起部81は、第2仕切り部材70の側端部77において間隔を離して設けられている。これらの突起部81は、各ガイド孔82にはめ込まれ、突起部81の先端部には、留め具83が取り付られていることで、突起部81がガイド孔82から抜けないようになっている。
これにより、第3実施形態では、第1実施形態の効果に加えて、第2仕切り部材70を、第1仕切り部材60の一方の面67において、Y方向に移動可能にすることができる。このため、図3に例示した収容空間Tの区分空間T1、T2の大きさは、貯蔵物のサイズに応じて、自由に変更することができるので、ポケット30の使用勝手が向上する。なお、ガイド孔82をZ方向に沿った長穴に変更することで、第2仕切り部材70をY方向ではなくZ方向に移動可能な構成にすることも可能である。
<第4実施形態>
図8は、第4実施形態の仕切り具50Cを示す斜視図である。図9は、図8に示す仕切り具50Cを示す平面図である。図9では、一例として、1つの仕切り具50Cと1つの仕切り具50が、収容空間Tを区分空間T1、T3、T5、T6、TTに区分している。
図8と図9に示す仕切り具50Cが、図4に示す仕切り具50と異なるのは、第2仕切り部材70Bの形状である。第2仕切り部材70Bは、平面から見てL型に形成されている。第2仕切り部材70Bは、区画部分70Cと、区画部分70Dを有している。区画部分70Cは、X方向に形成され、区画部分70Dは、Y方向に沿って形成されている。
これにより、第4実施形態では、第1実施形態の効果に加えて、第2仕切り部材70Bは、収容空間Tにおいて、閉鎖された区分空間TTを形成することができる。このため、使用者が着脱自在の仕切り具50Cを配置することで、仕切り具50Cが、収容空間Tにおいて閉鎖された区分空間TTを形成することができ、特別な貯蔵物、例えば高価な貯蔵物を、他の貯蔵物とは分けて、区分空間TT内に貯蔵することができる。
(第5実施形態)
図10は、第5実施形態の仕切り具50Dを示す斜視図である。図10に示すように、仕切り具50Dの第1仕切り部材60Rは、単純な長方形の板材である。第1仕切り部材60Rの第1取付端部69Bと第2取付端部69Cとは、Z方向に沿って形成されている。
ポケット30の手前側の壁部31の内側には、ガイド溝部91が形成され、奥側の壁部32の内側には、ガイド溝部92が形成されている。ガイド溝部91,92は、Z方向に形成されている。第1仕切り部材60Rの第1取付端部69Bと第2取付端部69Cとは、ガイド溝部91,92にそれぞれはめ込まることで案内され、固定されている。
これにより、第5実施形態では、第1実施形態の効果に加えて、仕切り具50Dの第1仕切り部材60Rにはめ込み用のスリットを形成しなくて済むので、第1仕切り部材60Rの形状を簡単化できる。このため、仕切り具50Dの製造コストが低減でき、仕切り具50Dの洗浄が容易に行える。
以上、実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な態様で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、各実施形態は、任意に組み合わせることができる。
図1に示す冷蔵庫1の構造は、あくまで一例であり、任意の構造を採用することができる。図示した冷蔵庫1は、2枚の扉7,8を有する両開き式の冷蔵庫であるが、1枚の扉を有する片開き式の冷蔵庫であっても良い。
例えば、観音開き扉7,8,と引出し扉9,10,11,12の各前面には、前面板7A,8A,9A,10A,11A,12Aが配置されている。しかし、このような前面板を配置せずに、観音開き扉7,8,と引出し扉9,10,11,12の各前面は、通常用いられている鋼板であっても良い。
図示した各実施形態では、仕切り具の第1仕切り部材と第2仕切り部材とは、共に孔の開いていない板状の部材である。しかし、仕切り具の第1仕切り部材と第2仕切り部材とは、孔を有する板状の部材であっても良いし、網状の部材であっても良いし、棒状の部材で構成することもできる。仕切り具の第1仕切り部材と第2仕切り部材とは、プラスチック製であっても、アルミニウム等の金属製であっても良い。
1 冷蔵庫
1A 本体
2P 前面開口部
7 扉(一方の扉)
8 扉(他方の扉)
30 ポケット(収容部の一例)
31 手前側の壁部
32 奥側の壁部
50 仕切り具
60 第1仕切り部材
60N 第1仕切り部材の上縁部
61 第1仕切り部材の一端部
62 第1仕切り部材の他端部
63 第1取付端部
64 第2取付端部
65 はめ込み用のスリット部
66 はめ込み用のスリット部
70 第2仕切り部材
70N 第2仕切り部材の上縁部
80 移動機構部

Claims (6)

  1. 貯蔵室を有する本体と、
    前記本体の前記貯蔵室の前面開口部を開閉する扉と、
    前記扉の内側面に配置されて、貯蔵物を収容するための収容空間を有する収容部と、
    前記収容部の前記収容空間を仕切るために前記収容部に取り付けられる仕切り具とを有し、
    前記仕切り具は、
    前記扉の前記内側面に対して交差する方向に沿っており、一端部と他端部が前記収容部に対して取り付けられる第1仕切り部材と、
    前記第1仕切り部材のうち前記一端部と前記他端部との間から前記扉の前記内側面に沿って延び出ている第2仕切り部材とを有し、
    前記仕切り具の上縁部の高さは、前記収容部の上縁部の高さよりも高く設定され、前記第1仕切り部材の上縁面および前記第2仕切り部材の上縁面は、前記仕切り具の高さ方向に対して直交する方向に沿った平坦な面であり、前記第1仕切り部材および前記第2仕切り部材は、透明あるいは半透明である冷蔵庫。
  2. 前記収容部は、前記扉を開いた状態で手前側に位置する手前側の壁部と、前記手前側の壁部と対面して前記扉の前記内側面に沿っている奥側の壁部と、を有し、
    前記第1仕切り部材の前記一端部は、前記手前側の壁部に着脱可能に取り付けられる第1取付端部を有し、前記第1仕切り部材の前記他端部は、前記奥側の壁部に着脱可能に取り付けられる第2取付端部を有する請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第1取付端部と前記第2取付端部とは、前記手前側の壁部と前記奥側の壁部とをそれぞれはめ込んで取り付けるはめ込み用のスリット部を有する請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第2仕切り部材と、前記第1仕切り部材との取付位置を可変にする移動機構部が設けられている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記第1取付端部と前記第2取付端部とは、前記手前側の壁部の内面側に形成されたガイド溝部と前記奥側の壁部の内面側に形成されたガイド溝部とに、それぞれ差し込まれて取り付けられる請求項2に記載の冷蔵庫。
  6. 前記第2仕切り部材の前記上縁部は、上にいくほど前記扉の回転半径外側へ湾曲する湾曲形状にされている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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