JP7014050B2 - 露光装置、読取ヘッド、画像形成装置および画像読取装置 - Google Patents

露光装置、読取ヘッド、画像形成装置および画像読取装置 Download PDF

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Description

本発明は、露光装置、読取ヘッド、画像形成装置および画像読取装置に関する。
画像形成装置のプリントヘッドとして用いられる露光装置は、複数のレンズ要素を一方向に配列したレンズアレイと、複数の開口部を同方向に配列した遮光板とを積層した光学系と、これを保持する保持部材とを有する。
特開2013-15847号公報(図1参照)
しかしながら、レンズアレイと保持部材は線膨張係数が異なるため、温度変化によって光学系(積層体)の反りが生じる場合がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、温度変化による光学系の反りを抑制することを目的とする。
本発明の露光装置は、一方向に長い長尺状の光学系と、光学系の長手方向に延在するホルダと、ホルダに設けられ、光学系と当接する基準面を有するカバーと、発光素子を備え、光学系と当接し、基準面との間で光学系を挟み込むようにホルダに固定され基板とを有する。光学系は、ホルダの内部において、カバーおよび基板と当接しながら当該長手方向に摺動可能である。
本発明の画像形成装置は、上記の露光装置と、露光装置に対向配置された像担持体と、露光装置によって像担持体に形成された像を現像する現像部と、現像部によって現像された像を媒体に転写する転写部とを備える。
本発明の読取ヘッドは、一方向に長い長尺状の光学系と、光学系の長手方向に延在するホルダと、ホルダに設けられ、光学系と当接する基準面を有するカバーと、受光素子を備え、光学系と当接し、基準面との間で光学系を挟み込むようにホルダに固定され基板とを有する。光学系は、ホルダの内部において、カバーおよび基板と当接しながら当該長手方向に摺動可能である。
本発明の画像読取装置は、上記の読取ヘッドと、読取ヘッドに対向する位置で原稿を保持する原稿台とを備える。
本発明によれば、光学系が保持部材に対して摺動可能であるため、線膨張係数の差があっても、光学系の反りを抑制することができる。
実施の形態の露光装置を感光体ドラム側から見た斜視図(A)およびその反対側から見た斜視図(B)である。 図1(A)に符号IIで示した断面における部分断面斜視図である。 図1(A)に符号IIIで示した断面における部分断面斜視図である。 実施の形態の露光装置のホルダを示す上面図(A)、側面図(B)、下面図(C)および拡大図(D)である。 実施の形態の露光装置の第1レンズアレイを示す上面図(A)とその拡大図(B)、側面図(C)とその拡大図(D)、および下面図(E)とその拡大図(F)である。 実施の形態の露光装置の中間遮光板を示す上面図(A)とその拡大図(B)、側面図(C)とその拡大図(D)、および下面図(E)とその拡大図(F)である。 実施の形態の露光装置の第2レンズアレイを示す上面図(A)とその拡大図(B)、側面図(C)とその拡大図(D)、および下面図(E)とその拡大図(F)である。 実施の形態の露光装置の入射側遮光板を示す上面図(A)とその拡大図(B)、側面図(C)とその拡大図(D)、および下面図(E)とその拡大図(F)である。 実施の形態の露光装置の基板を示す上面図(A)とその拡大図(B)、側面図(C)とその拡大図(D)、および下面図(E)とその拡大図(F)である。 実施の形態の露光装置の各要素を示す分解斜視図である。 実施の形態の露光装置の各要素を拡大して示す図である。 実施の形態の露光装置の組立工程を示す流れ図である。 実施の形態の露光装置の組立工程で用いる治具を示す斜視図である。 図13に示した治具でカバーを保持した状態を示す部分断面斜視図である。 図13に示した治具を用い、レンズホルダにカバーを固定する工程を示す部分断面斜視図である。 実施の形態の露光装置の各要素をホルダに取り付ける工程を示す部分断面斜視図である。 実施の形態の露光装置の各要素をホルダに取り付ける工程を示す部分断面斜視図である。 基板をホルダに固定する接着剤の破壊方法を説明するための模式図である。 実施の形態の露光装置を備えた画像形成装置を示す図である。 実施の形態の読取ヘッドを備えた画像読取装置を示す斜視図である。 実施の形態の読取ヘッドを示す図である。
<露光装置の構成>
まず、本発明の実施の形態の露光装置10の構成について説明する。図1(A)は、本実施の形態の露光装置10を、露光対象である感光体ドラム31(図19)側から見た斜視図である。図1(B)は、露光装置10を図1(A)とは反対側から見た斜視図である。図2は、図1(A)に符号IIで示す断面における部分断面斜視図である。図3は、図1(A)に符号IIIで示す断面における部分断面斜視図である。
露光装置10は、プリンタ等の画像形成装置1(図19)において、プリントヘッド(光学ヘッド)として用いられる。露光装置10は、一方向に長い長尺形状を有する。露光装置10の長さは、画像形成装置1(図19)の仕様によって決まる。ここでは、主としてA4サイズの記録媒体に対応した画像形成装置1に用いられる露光装置10について説明するが、これに限定されるものではない。
以下では、露光装置10の長手方向を、X方向とする。露光装置10からの光の出射方向、すなわち後述するレンズアレイ4,6(図2)のレンズ光軸の方向を、Z方向とする。X方向とZ方向の両方に直交する方向、すなわち露光装置10の幅方向を、Y方向とする。
また、説明の便宜上、露光装置10からの出射光の進行方向(図1(A)における上方)を+Z方向(上方)とし、その反対方向(図1(A)における下方)を-Z方向(下方)とする。但し、露光装置10を画像形成装置1(図19)に組み込んだ状態では、上下が反転する。
図2に示すように、露光装置10は、カバー3と、第1レンズアレイ4と、第1遮光部材としての中間遮光板5と、第2レンズアレイ6と、第2遮光部材としての入射側遮光板7と、基板8と、これらを保持するホルダ2とを備える。
カバー3、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7および基板8は、いずれもX方向に長い長尺形状を有し、Z方向に積層されている。カバー3は最も上方(+Z方向)に位置し、基板8は最も下方(-Z方向)に位置する。ホルダ2は、この積層体を囲む筐体である。
カバー3は、ホルダ2に接着剤11で固定されている。また、基板8は、ホルダ2に接着剤13で固定されている。第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7は、カバー3と基板8とによってZ方向に挟まれた状態で保持されている。
また、基板8のさらに下方(-Z方向)には、絶縁フィルム9が設けられている。絶縁フィルム9は、ホルダ2に封止樹脂14で固定されている。カバー3の周囲は、封止樹脂12で封止され、絶縁フィルム9の周囲は、封止樹脂14で封止されている。以下では、露光装置10のこれらの構成要素について、順に説明する。
<ホルダ2の構成>
まず、ホルダ2の構成について説明する。図4(A)、(B)および(C)は、それぞれ、ホルダ2の上面図、側面図、下面図である。なお、上面図は、+Z側から見た図であり、下面図は、-Z側から見た図である。図4(D)は、図4(C)に示したホルダ2の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。
ホルダ2は、例えば液晶ポリマー等の樹脂で構成されている。なお、ホルダ2が液晶ポリマーで構成されている場合、線膨張係数は、8×10-6/Kである。
図4(A)および(B)に示すように、ホルダ2は、+Z方向の端部に位置する上面部2aと、Y方向の両端に位置する2つの側壁2cと、X方向の両端に位置する2つの端面部2dとを有する。ホルダ2の-Z方向の端部は開放されており、開放端2bとなっている。
図4(A)に示すように、ホルダ2の上面部2aには、開口部20が形成されている。この開口部20は、レンズアレイ4,6を透過した光を通過させる部分である。
上面部2aの+X方向の端部には、略円形の穴25が形成されており、上面部2aの-X方向の端部には、X方向に長い長穴26が形成されている。穴25および長穴26は、画像形成装置1(図19)に設けられた突起と係合し、ホルダ2をXY面内において位置決めする部分である。
また、上面部2aの穴25および長穴26に対してX方向内側には、当接部27,28が形成されている。当接部27,28は、画像形成装置1(図19)に設けられた当接部にZ方向に当接し、ホルダ2をZ方向に位置決めする部分である。
図4(B)に示すように、ホルダ2の各側壁2cには、穴部22がX方向に一定間隔を開けて形成されている。この穴部22は、基板8をホルダ2に固定するための接着剤13(図2)を供給する部分である。なお、上述した図2は、露光装置10を、穴部22を通る断面IIで切断した図であり、図3は、穴部22を通らない断面IIIで切断した図である。
図4(D)に示すように、上面部2aの開口部20の内縁部には、複数の切欠き21が形成されている。切欠き21(図11参照)は、開口部20のY方向の両端縁に、X方向に一定間隔を開けて形成されている。切欠き21は、カバー3をホルダ2に固定するための接着剤11(図2)を供給する部分である。
ホルダ2の上面部2aには、下方(-Z方向)に突出する2つのピン23が形成されている。ピン23は、例えば円柱形状を有し、開口部20のX方向における両側にそれぞれ形成されている。ピン23は、第1レンズアレイ4の溝部42(後述)に係合する部分である。
また、上面部2aのX方向中央には、下方(-Z方向)に突出する2つの凸部24(図11参照)が形成されている。凸部24は、開口部20のY方向における両側にそれぞれ形成されている。凸部24は、第1レンズアレイ4の凹部44(後述)に係合する部分である。
また、図4(C)に示すように、ホルダ2の開放端2bのX方向両端には、画像形成装置1の押圧部材(コイルバネ)に係合する係合部29がそれぞれ形成されている。この押圧部材によりホルダ2が+Z方向に押圧され、上述した当接部27,28(図4(A))が画像形成装置1の当接部に当接して、ホルダ2がZ方向に位置決めされる。
<カバー3の構成>
次に、カバー3の構成について説明する。図2に示したカバー3は、光を透過する長方形のフィルムであり、表面3aと裏面3bとを有する。表面3aおよび裏面3bは、いずれもXY面に平行な面である。カバー3の裏面3bは、後述する各要素のZ方向の位置基準となるため、以下では、基準面3bとして説明する。
カバー3の面積は、ホルダ2の開口部20よりも大きく、ホルダ2の内側面積よりも小さい。カバー3は、ホルダ2の切欠き21に付与される接着剤11により、開口部20を塞ぐようにカバー3に固定されている。
カバー3は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)で構成されている。カバー3がPETで構成されている場合、線膨張係数は、15×10-6/Kである。なお、カバー3は、フィルムに限らず、シートあるいは板であってもよい。
カバー3のY方向両端のX方向中央には、切欠き3c(図11)がそれぞれ形成されている。この切欠き3cは、ホルダ2の凸部24と干渉しないようにするためのものである。
<第1レンズアレイ4の構成>
次に、第1レンズアレイ4の構成について説明する。図5(A)は、第1レンズアレイ4の上面図であり、図5(B)は、図5(A)に示した第1レンズアレイ4の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。図5(C)は、第1レンズアレイ4の側面図であり、図5(D)は、図5(C)に示した第1レンズアレイ4の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。図5(E)は、第1レンズアレイ4の下面図であり、図5(F)は、図5(E)に示した第1レンズアレイ4の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。
第1レンズアレイ4は、シクロオレフィンポリマー等の樹脂で構成されている。シクロオレフィンポリマーは、吸水率が小さいという利点がある。また、アクリル樹脂、ポリカーボネートおよびエポキシ樹脂を用いてもよい。なお、第1レンズアレイ4がシクロオレフィンポリマーで構成されている場合、線膨張係数は、60×10-6/Kである。
図5(A)および(C)に示すように、第1レンズアレイ4は、+Z方向の端部に位置する上面部4aと、-Z方向の端部に位置する下面部4bと、Y方向の両端に位置する2つの側面部4cと、X方向の両端に位置する2つの端面部4dとを有する。
図5(B)に示すように、第1レンズアレイ4は、X方向に配列された複数のレンズ要素(マイクロレンズ)41を有する。各レンズ要素41の光軸方向は、Z方向である。ここでは、レンズ要素41は千鳥状に2列に配列されており、各列においてX方向に一定ピッチPで配列されている。レンズ要素41は、第1レンズアレイ4のX方向およびY方向における中央領域に形成されている。
上面部4aのY方向両端に沿って、例えば10μm以下の高い平面度を有する当接面48が形成されている。この当接面48は、XY面に平行であり、カバー3の基準面3b(図2)に当接する面である。
上面部4aのX方向両端には、溝部42がそれぞれ形成されている。溝部42は、X方向に長い形状を有する。この溝部42は、上述したホルダ2のピン23(図4(D))に係合する部分である。
図5(B)および(D)に示すように、上面部4aのX方向中央には、凹部44が形成されている。ここでは、2つの凹部44が、上面部4aのY方向両端に形成されている。凹部44は、上述したホルダ2の凸部24(図4(D))に係合する部分である。
図5(F)に示すように、下面部4bには、レンズ要素41の配置領域(すなわち中央領域)を囲むように、例えば10μm以下の高い平面度を有する当接面49が形成されている。この当接面49は、XY面に平行であり、中間遮光板5の当接面58(後述)に当接する面である。
図5(D)および(F)に示すように、下面部4bのX方向両端には、-Z方向に突出するピン43がそれぞれ形成されている。ピン43は、中間遮光板5の溝部52(後述)に係合する部分である。
下面部4bのX方向中央には、-Z方向に突出する凸部45が形成されている。ここでは、2つの凸部45が、下面部4bのY方向両端に形成されている。凸部45は、中間遮光板5の凹部54(後述)に係合する部分である。
2つの側面部4cのそれぞれには、X方向に一定間隔を開けて、Y方向外側に突出する複数の壁面部46が形成されている。壁面部46は、中間遮光板5の突起56(後述)に当接するXY面に平行な面である。
<中間遮光板5の構成>
次に、中間遮光板5の構成について説明する。図6(A)は、中間遮光板5の上面図であり、図6(B)は、図6(A)に示した中間遮光板5の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。図6(C)は、中間遮光板5の側面図であり、図6(D)は、図6(C)に示した中間遮光板5の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。図6(E)は、中間遮光板5の下面図であり、図6(F)は、図6(E)に示した中間遮光板5の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。
中間遮光板5は、ポリカーボネート等の樹脂で構成されている。また、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂を用いてもよい。なお、中間遮光板5がポリカーボネートで構成されている場合、線膨張係数は、70×10-6/Kである。
中間遮光板5は、第1レンズアレイ4と第2レンズアレイ6との最適な距離を確保し、且つ第2レンズアレイ6から第1レンズアレイ4に入射する光線における迷光を遮断する役割を有する。
図6(A)および(C)に示すように、中間遮光板5は、+Z方向の端部に位置する上面部5aと、-Z方向の端部に位置する下面部5bと、Y方向の両端に位置する2つの側面部5cと、X方向の両端に位置する2つの端面部5dとを有する。また、中間遮光板5の幅(すなわちY方向寸法)は、第1レンズアレイ4の幅および第2レンズアレイ6の幅よりも広い。
図5(B)に示すように、中間遮光板5は、X方向に配列された複数の開口部51を有する。各開口部51の位置は、対応するレンズ要素41(図5)の位置に対応している。開口部51は、Z方向の軸線を中心とする円筒形状を有する。開口部51は、中間遮光板5のX方向およびY方向における中央領域に形成されている。
上面部5aには、開口部51の配置領域(すなわち中央領域)を囲むように、例えば10μm以下の高い平面度を有する当接面58が形成されている。この当接面58は、XY面に平行であり、第1レンズアレイ4の当接面49(図5(F))に当接する面である。
上面部5aのX方向両端には、溝部52がそれぞれ形成されている。溝部52は、X方向に長い形状を有する。この溝部52は、第1レンズアレイ4のピン43(図5(F))に係合する部分である。
上面部5aのX方向中央には、凹部54が形成されている。ここでは、2つの凹部54が、開口部51の配置領域(中央領域)のY方向両側に形成されている。この凹部54は、第1レンズアレイ4の凸部45(図5(F))に係合する部分である。
図6(B)および(D)に示すように、上面部5aのY方向両端には、+Z方向に突出する複数の突起56がX方向に配列されている。突起56は、ここでは、曲面がY方向内側を向く半円筒形状を有する。Y方向に対向する2つの突起56の間隔は、第1レンズアレイ4の幅よりも僅かに広い。突起56は、第1レンズアレイ4の壁面部46(図5(F))にY方向外側から当接するガイド部である。
図6(F)に示すように、下面部5bには、開口部51の配置領域(すなわち中央領域)を囲むように、例えば10μm以下の高い平面度を有する当接面59が形成されている。この当接面59は、XY面に平行であり、第2レンズアレイ6の当接面69(後述)に当接する面である。
下面部5bのX方向両端には、溝部53がそれぞれ形成されている。溝部53は、第2レンズアレイ6のピン63(後述)に係合する部分である。
下面部5bのX方向中央には、凹部55が形成されている。ここでは、2つの凹部55が、開口部51の配置領域(中央領域)のY方向両側に形成されている。凹部55は、第2レンズアレイ6の凸部65(後述)に係合する部分である。
図6(D)および(F)に示すように、下面部5bのY方向両端には、-Z方向に突出する複数の突起57がX方向に配列されている。突起57は、ここでは、曲面がY方向内側を向く半円筒形状を有する。Y方向に対向する2つの突起57の間隔は、第2レンズアレイ6の幅よりも僅かに広い。突起57は、第2レンズアレイ6の壁面部66にY方向外側から当接するガイド部である。
<第2レンズアレイ6の構成>
次に、第2レンズアレイ6の構成について説明する。図7(A)は、第2レンズアレイ6の上面図であり、図7(B)は、図7(A)に示した第2レンズアレイ6の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。図7(C)は、第2レンズアレイ6の側面図であり、図7(D)は、図7(C)に示した第2レンズアレイ6の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。図7(E)は、第2レンズアレイ6の下面図であり、図7(F)は、図7(E)に示した第2レンズアレイ6の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。
第2レンズアレイ6は、シクロオレフィンポリマー等の樹脂で構成されている。また、アクリル樹脂、ポリカーボネートおよびエポキシ樹脂を用いてもよい。なお、第2レンズアレイ6がシクロオレフィンポリマーで構成されている場合、線膨張係数は、60×10-6/Kである。
図7(A)および(C)に示すように、第2レンズアレイ6は、+Z方向の端部に位置する上面部6aと、-Z方向の端部に位置する下面部6bと、Y方向の両端に位置する2つの側面部6cと、X方向の両端に位置する2つの端面部6dとを有する。
図7(B)に示すように、第2レンズアレイ6は、X方向に配列された複数のレンズ要素(マイクロレンズ)61を有する。各レンズ要素61の光軸方向は、Z方向である。レンズ要素61は、第2レンズアレイ6のX方向およびY方向における中央領域に形成されている。
第1レンズアレイ4(図5)と第2レンズアレイ6とは同一形状を有し、第2レンズアレイ6が第1レンズアレイ4に対してX方向の回転軸を中心として180度回転してP/2(半ピッチ)だけX方向にシフトした位置関係にある。そのため、Z方向に対向するレンズ要素41,61の光軸は互いに一致する。第1レンズアレイ4および第2レンズアレイ6は、基板8の発光素子81(後述)の正立等倍像を形成する役割を有する。
上面部6aには、レンズ要素61の配置領域(すなわち中央領域)を囲むように、例えば10μm以下の高い平面度を有する当接面69が形成されている。この当接面69は、XY面に平行であり、中間遮光板5の当接面59(図6(F))に当接する面である。
上面部6aのX方向両端には、+Z方向に突出するピン63がそれぞれ形成されている。ピン63は、中間遮光板5の溝部53(図6(F))に係合する部分である。
図6(B)および(D)に示すように、上面部6aのX方向中央には、+Z方向に突出する凸部65が形成されている。ここでは、2つの凸部65が、レンズ要素61の配置領域(すなわち中央領域)のY方向両側に形成されている。凸部65は、中間遮光板5の凹部55(図6(F))に係合する部分である。
図6(F)に示すように、下面部6bのY方向両端に沿って、例えば10μm以下の高い平面度を有する当接面68が形成されている。この当接面68は、XY面に平行であり、入射側遮光板7の当接面78(後述)に当接する面である。
下面部6bのX方向両端には、溝部62がそれぞれ形成されている。溝部62は、X方向に長い形状を有する。この溝部62は、入射側遮光板7のピン72(後述)に係合する部分である。
下面部6bのX方向中央には、凹部64が形成されている。ここでは、2つの凹部64が、下面部6bのY方向両端に形成されている。凹部64は、入射側遮光板7の凸部74(後述)に係合する部分である。
2つの側面部6cのそれぞれには、X方向に一定間隔を開けて、Y方向外側に突出する複数の壁面部66が形成されている。壁面部66は、XY面に平行であり、中間遮光板5の突起57(図6(F))および入射側遮光板7の突起76(後述)に当接する面である。
<入射側遮光板7の構成>
次に、入射側遮光板7の構成について説明する。図8(A)は、入射側遮光板7の上面図であり、図8(B)は、図8(A)に示した入射側遮光板7の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。図8(C)は、入射側遮光板7の側面図であり、図8(D)は、図8(C)に示した入射側遮光板7の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。図8(E)は、入射側遮光板7の下面図であり、図8(F)は、図8(E)に示した入射側遮光板7の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。
入射側遮光板7は、ポリカーボネート等の樹脂で構成されている。また、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂を用いてもよい。なお、入射側遮光板7がポリカーボネートで構成されている場合、線膨張係数は、70×10-6/Kである。なお、中間遮光板5と入射側遮光板7とは、同一の材料で構成されていることが望ましい。
入射側遮光板7は、X方向に配列された複数の開口部71を有する。各開口部71の位置は、対応するレンズ要素61(図7)の位置に対応している。開口部71は、Z方向の軸線を中心とし、+Z方向に内径が広がる円錐台形状を有する。開口部71は、入射側遮光板7のX方向およびY方向における中央領域に形成されている。
入射側遮光板7は、第2レンズアレイ6と基板8の最適な距離を確保し、且つ基板8から第2レンズアレイ6に入射する光線における迷光を遮断する役割を有する。
図8(A)および(C)に示すように、入射側遮光板7は、+Z方向の端部に位置する上面部7aと、-Z方向の端部に位置する下面部7bと、Y方向の両端に位置する2つの側面部7cと、X方向の両端に位置する2つの端面部7dとを有する。また、入射側遮光板7の幅(すなわちY方向寸法)は、第1レンズアレイ4の幅および第2レンズアレイ6の幅よりも広い。
図8(B)に示すように、上面部7aには、開口部71の配置領域(すなわち中央領域)を囲むように、例えば10μm以下の高い平面度を有する当接面78が形成されている。この当接面78は、XY面に平行であり、第2レンズアレイ6の当接面68(図7(F))に当接する面である。
図8(B)および(D)に示すように、上面部7aのX方向両端には、ピン72がそれぞれ形成されている。このピン72は、上述した第2レンズアレイ6の凹部64(図7(F))に係合する部分である。
上面部7aのX方向中央には、凸部74が形成されている。ここでは、2つの凸部74が、開口部71の配置領域(中央領域)のY方向両側に形成されている。この凸部74は、上述した第2レンズアレイ6の凹部64(図7(F))に係合する部分である。
上面部7aのY方向両端には、+Z方向に突出する複数の突起76がX方向に配列されている。突起76は、ここでは、曲面がY方向内側を向く半円筒形状を有する。Y方向に対向する2つの突起76の間隔は、第2レンズアレイ6の幅よりも僅かに広い。突起76は、第2レンズアレイ6の壁面部66にY方向外側から当接するガイド部である。
図8(D)および(F)に示すように、下面部7bのY方向両端に沿って、例えば10μm以下の高い平面度を有する当接面79が形成されている。当接面79は、XY面に平行であり、基板8の表面8a(後述)に当接する面である。
下面部7bのX方向両端には、-Z方向に突出するピン73がそれぞれ形成されている。このピン73は、基板8の溝部82(後述)に係合する部分である。
下面部7bのX方向中央には、-Z方向に突出する凸部75が形成されている。ここでは、1つの凸部75が、下面部7bのY方向の一端(ここでは-Y方向の端部)に形成されている。凸部75は、基板8の溝部85(後述)に係合する部分である。
<基板8の構成>
次に、基板8の構成について説明する。図9(A)は、基板8の上面図であり、図9(B)は、図9(A)に示した基板8の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。図9(C)は、基板8の側面図であり、図9(D)は、図9(C)に示した基板8の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。図9(E)は、基板8の下面図であり、図9(F)は、図9(E)に示した基板8の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。
基板8は、例えばFR4(Flame Retardant Type 4)、すなわちガラスエポキシ基板で構成されるプリント基板である。基板8がFR4で構成されている場合、線膨張係数は、15×10-6/Kである。
図8(A)および(C)に示すように、基板8は、+Z方向を向く表面8aと、-Z方向を向く裏面8bと、Y方向の両端に位置する2つの側面8cと、X方向の両端に位置する2つの端面8dとを有する。基板8の幅(すなわちY方向寸法)は、中間遮光板5の幅および入射側遮光板7の幅よりも広い。
図8(B)に示すように、基板8の表面8aには、LED(発光ダイオード)で構成された発光素子81がX方向に配列されている。発光素子81は、例えば600dpiあるいは1200dpiの配列ピッチでX方向に配列されている。発光素子81と一体に駆動回路を形成してもよい。
図8(E)および(F)に示すように、基板8の裏面8bには、画像形成装置1の本体との接続のためのコネクタ83と、発光素子81の駆動に使用される電子部品84とが搭載されている。
基板8のX方向両端には、溝部82がそれぞれ形成されている。この溝部82は、入射側遮光板7のピン73に係合する部分である。
基板8のX方向中央には、溝部85が形成されている。ここでは、基板8のY方向の一端(-Y方向の端部)に、1つの溝部85が形成されている。この溝部85は、入射側遮光板7の凸部75(図8(F))に係合する部分である。
<絶縁フィルム9の構成>
次に、絶縁フィルム9について説明する。図2に示した絶縁フィルム9は、電機絶縁性を有するフィルムである。絶縁フィルム9の形状は、ここでは長方形であり、その面積はホルダ2の内側面積よりも小さい。絶縁フィルム9は、ホルダ2の穴部22に供給される接着剤13によって、ホルダ2の開放端2bに固定されている。
絶縁フィルム9は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)で形成されている。絶縁フィルム9がPETで構成されている場合、線膨張係数は、15×10-6/Kである。絶縁フィルム9は、基板8を外部の静電気の放電から保護する役割を有する。なお、絶縁フィルムの代わりに、絶縁性を有するシートあるいは板を用いてもよい。
<接着剤11,13の構成>
次に、接着剤11,13について説明する。図2に示したように、カバー3は、接着剤11によってホルダ2に固定されている。また、絶縁フィルム9は、接着剤13によってホルダ2に固定されている。接着剤11,13は、いずれも、例えば、アクリル樹脂を主成分とするUV(紫外線)硬化性樹脂で構成されている。
なお、後述するように、基板8を露光装置10から取り外して再利用する場合には、接着剤13は、硬化後に破壊が容易であることが望ましい。そのため、接着剤13のせん断接着力は、10MPa以下であることが望ましい。
<封止樹脂12,14の構成>
次に、封止樹脂12,14について説明する。図2に示したように、カバー3とホルダ2との間には、封止樹脂12が設けられている。また、絶縁フィルム9とホルダ2との間には、封止樹脂14が設けられている。封止樹脂12,14は、いずれも、例えばシリコーン樹脂で構成されている。封止樹脂12,14は、露光装置10内への塵埃の侵入を防止し、また、露光装置10内を静電気の放電から保護する役割を有する。
<積層体>
図10は、上述したホルダ2と、カバー3、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7および基板8の積層体と、絶縁フィルム9と、封止樹脂12,14とを示す分解斜視図である。図11は、図10に示したホルダ2および積層体の-X方向端部、X方向中央部および+X方向端部をそれぞれ拡大して示す図である。
積層体の各要素のY方向の位置決めについて、図11を参照して説明する。まず、ホルダ2のピン23と、第1レンズアレイ4の溝部42とが係合し、これにより第1レンズアレイ4のY方向の位置が規制される。また、第1レンズアレイ4のピン43(図5(D))と、中間遮光板5の溝部52とが係合し、これにより中間遮光板5のY方向の位置が規制される。
さらに、中間遮光板5の溝部53(図6(F))と、第2レンズアレイ6のピン63とが係合し、これにより第2レンズアレイ6のY方向の位置が規制される。また、第2レンズアレイ6の溝部62(図7(F))と、入射側遮光板7のピン72とが係合し、これにより入射側遮光板7のY方向位置が規制される。また、入射側遮光板7のピン73と、基板8の溝部82とが係合し、これにより基板8のY方向位置が規制される。
加えて、第1レンズアレイ4の壁面部46と、中間遮光板5の突起56との当接によって、第1レンズアレイ4のY方向の反りが抑制される。また、第2レンズアレイ6の壁面部66と、中間遮光板5の突起57および入射側遮光板7の突起76との当接によって、第2レンズアレイ6のY方向の反りが抑制される。
すなわち、ホルダ2のピン23を基準として、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7および基板8のそれぞれのY方向の位置が規制される。上述した各係合部は、Y方向における最大公差が10μm程度となるように、高精度に係合している。
一方、上述した各係合部は、X方向には十分な遊びを有している。X方向の遊び量は、例えば0.5mm程度が望ましい。
次に、積層体の各要素のX方向の位置決めについて、図11を参照して説明する。まず、ホルダ2の凸部24と、第1レンズアレイ4の凹部44とが係合し、これにより第1レンズアレイ4のX方向中央の位置が規制される。また、第1レンズアレイ4の凸部45と、中間遮光板5の凹部54とが係合し、これにより中間遮光板5のX方向中央の位置が規制される。
さらに、中間遮光板5の凹部55(図6(F))と、第2レンズアレイ6の凸部65とが係合し、これにより第2レンズアレイ6のX方向中央の位置が規制される。また、第2レンズアレイ6の凹部64と、入射側遮光板7の凸部74とが係合し、これにより入射側遮光板7のX方向中央の位置が規制される。また、入射側遮光板7の凸部75と、基板8の溝部85とが係合し、これにより基板8のX方向中央の位置が規制される。
すなわち、ホルダ2の凸部24を基準として、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7および基板8のそれぞれのX方向の中心位置が規制される。上述した各係合部は、X方向における最大公差が10μm程度となるように、高精度に係合している。
次に、積層体の各要素のZ方向の位置決めについて、図11を参照して説明する。カバー3は、後述する治具300(図13)により、高い平面度でホルダ2に固定される。カバー3の基準面3bに、第1レンズアレイ4の当接面48が当接し、これにより第1レンズアレイ4のZ方向の位置が規制される。また、第1レンズアレイ4の当接面49に、中間遮光板5の当接面58が当接し、これにより中間遮光板5のZ方向の位置が規制される。
さらに、中間遮光板5の当接面59に、第2レンズアレイ6の当接面69が当接し、これにより第2レンズアレイ6のZ方向の位置が規制される。また、第2レンズアレイ6の当接面68に、入射側遮光板7の当接面78が当接し、これにより入射側遮光板7のZ方向の位置が規制される。また、入射側遮光板7の当接面79に、基板8の表面8aが当接し、これにより基板8のZ方向の位置が規制される。
<組立方法>
次に、露光装置10の組立方法について説明する。図12は、露光装置10の組立工程を示すフローチャートである。露光装置10を組み立てる際には、まず、ホルダ2にカバー3を位置決めして固定する(ステップS11~S13)。
図13は、ホルダ2にカバー3を位置決めして固定するための治具300を、ホルダ2と共に示す模式図である。治具300は、支持台301と、支持台301上に設けられた基準部303とを有する。支持台301および基準部303は、いずれも水平面内において一方向に長い。基準部303は、その上面に、10μm以下の高い平面度を有する基準面305を有する。基準面305の面積は、カバー3の面積とほぼ同じであることが望ましい。
基準部303の基準面305には、吸着溝304が形成されている。吸着溝304は、図示しない経路を通じて、ポンプ(吸引装置)につながっている。吸着溝304は、基準面305の長手方向のほぼ全域に亘って形成されている。
図14および図15は、治具300を用いたカバー3の固定方法を説明するための模式図である。図14に示すように、カバー3を、基準面3b側を下にして治具300の基準面305に載せる。この状態でポンプによる吸引を行うと、吸着溝304内の気圧が低下し、カバー3が基準面305に吸着される(ステップS11)。
続いて、図15に示すように、ホルダ2を、その開放端2b側を下にして、基準部303に被せるように治具300に取り付ける(ステップS12)。ホルダ2の側壁2cの下端が支持台301の上面302に当接した状態で、基準面305上のカバー3とホルダ2の上面部2aとの間に僅かに隙間ができるように、基準部303の高さが設定されている。
この状態で、ホルダ2の上面部2aの切欠き21に、接着剤11を供給する。その後、接着剤11に紫外線を照射して硬化させることにより、カバー3がホルダ2に固定される(ステップS13)。カバー3がホルダ2に固定されたのち、ポンプによる吸引を停止し、ホルダ2およびカバー3を治具300から取り外す。
これにより、カバー3は、治具300の基準面305と同等の高い平面度を有して、ホルダ2に固定される。なお、図15では、ホルダ2の側壁2cの下端を支持台301の上面302に当接させたが、他の方法でホルダ2を保持してもよい。例えば、ホルダ2の長手方向両端に当接する2つのストッパを用いてホルダ2を保持してもよい。
図16および図17は、各要素をホルダ2に取り付ける工程を示す部分断面斜視図である。ホルダ2にカバー3を固定した後、図16に示すように、ホルダ2を、上面部2aが下方を向き、開放端2bが上方を向くように反転させる。その後、カバー3の基準面3b上に、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7および基板8を順に積み重ねる(ステップS14)。
ホルダ2に対する第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7および基板8のX方向およびY方向の位置決めは、上記の通りである。また、積み重ね時に、基板8をカバー3側に付勢することにより、各当接面の当接により、ホルダ2に対する第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7および基板8のZ方向の位置決めがなされる。
その後、図17に示すように、ホルダ2の穴部22に接着剤13を供給して、UV照射により接着剤13を硬化させ、基板8をホルダ2に固定する(ステップS15)。これにより、ホルダ2に、カバー3、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7および基板8が固定される。
その後、カバー3とホルダ2の隙間を、封止樹脂12(図2)で封止する。また、基板8上に絶縁フィルム9を載せ、基板8および絶縁フィルム9とホルダ2との隙間を、封止樹脂14(図2)で封止する。これにより、露光装置10の組立が完了する。
<作用>
次に、このように構成された露光装置10の作用について説明する。露光装置10は、線膨張係数が比較的小さいホルダ2、カバー3および基板8と、線膨張係数が比較的大きい第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7とを有する。そのため、これらを積層して接着しただけでは、温度変化によって積層体に反りが生じ、あるいは接着箇所の破断が生じる。
本実施の形態では、線膨張係数の大きい第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7は、ホルダ2等に接着されるのではなく、カバー3と基板8との間でZ方向に挟まれた状態で保持されている。
そのため、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7が、温度変化によって大きく伸縮したとしても、X方向に摺動することができるため、積層体の反りおよび接着箇所の破断を抑制することができる。
なお、露光装置10の上述した各要素のうち、カバー3および基板8は、ホルダ2に対して接着剤11,13で固定されている。そのため、ホルダ2、カバー3および基板8の線膨張係数の差は、小さいことが望ましい。
具体例を挙げると、A4サイズの記録媒体に対応する長さの露光装置10の場合には、基板8とホルダ2との線膨張係数の差の絶対値が、12×10-6/K以下であり、カバー3とホルダ2との線膨張係数の差の絶対値が、12×10-6/K以下であれば、ホルダ2、カバー3および基板8のそれぞれの温度変化による伸縮量の差を小さく抑えることができる。すなわち、積層体の反りおよび接着箇所の破断の抑制効果を高めることができる。
ホルダ2が液晶ポリマー(線膨張係数:8×10-6/K)で構成され、カバー3がPET(線膨張係数:15×10-6/K)で構成され、基板8がFR4(線膨張係数:15×10-6/K)で構成されている場合には、基板8とホルダ2との線膨張係数の差の絶対値は7×10-6/K以下であり、カバー3とホルダ2との線膨張係数の差の絶対値は7×10-6/K以下であるため、上記の要件を満たす。
ここで、ホルダ2からの基板8の取り外しについて説明する。露光装置10を組み立てた後、出荷検査の段階で基板8以外の部分に不具合が発見された場合には、基板8を露光装置10から取り外して再利用することが望ましい。そのためには、基板8を固定する接着剤13が簡単に破壊できることが必要である。
そこで、本実施の形態では、図17に示すように、ホルダ2の穴部22(接着剤13が供給される部分)が、Z方向において、基板8に対してカバー3とは反対側に形成されている。より具体的には、Z方向において、カバー3の基準面3bから穴部22までの距離d1が、基準面3bから基板8の裏面8b(すなわち基準面3bとは反対側の面)までの距離d2よりも大きくなるように、穴部22が配置されている。
そのため、図18に模式的に示すように、穴部22内の接着剤13に、ホルダ2の外側から治具によってY方向に外力Fを加えると、接着剤13は穴部22から基板8の裏面8b側に抜けやすい。すなわち、簡単に接着剤13を破壊することができる。そのため、基板8をホルダ2から取り外し、再利用することが可能になる。
また、ホルダ2から基板8を取り外すことにより、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7をホルダ2から簡単に取り外すことができるため、これらを再利用してもよい。
なお、ここでは、ホルダ2に固定したカバー3の基準面3bを、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7および基板8のZ方向の位置基準としたが、このような構成に限定されるものではない。例えば、カバー3を設ける代わりに、ホルダ2を加工して基準面を形成してもよい。また、カバー3を設けずに、接着剤11の表面を基準面としてもよい。
また、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7の積層体の代わりに、セルフォックレンズ(登録商標)アレイを用いてもよい。この場合には、光学系としてのセルフォックレンズアレイと所定の部材とを、カバー3と基板8とでZ方向に挟み込んで保持すればよい。この所定の部材は、セルフォックレンズアレイと基板8とのクリアランスを保ち、セルフォックレンズアレイと基板8上の発光素子81との干渉を防ぐためのものである。
また、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7および基板8のX方向中央における位置決めは、各要素の凸部と凹部との係合によって行っているが、凸部と凹部との関係を逆にしてもよく、また、凸部と凹部の組み合わせ以外のものを用いてもよい。また、厳密にX方向中央で位置決めする必要は無く、X方向の略中央(すなわちX方向両端の近傍を除く領域)で位置決めすればよい。
また、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7および基板8のY方向の位置決めは、各要素のピンと溝部との係合によって行っているが、ピンと溝部との関係を逆にしてもよく、また、ピンと溝部の組み合わせ以外のものを用いてもよい。
<実施の形態の効果>
以上説明したように、本実施の形態の露光装置10は、基準面3bを有する保持部材(ホルダ2およびカバー3)と、基準面3bに当接して基準面3bに平行なX方向に摺動可能な光学系(第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7)と、基準面3bとの間で光学系(4~7)を挟み込むように保持部材(2,3)に固定された基板8とを有する。光学系(4~7)が保持部材(2,3)に対して摺動可能であるため、温度変化による反りおよび接着箇所の破断を抑制することができる。
また、光学系が、基準面3bの側から順に、基準面3bに対してX方向に摺動可能な第1レンズアレイ4と、第1レンズアレイ4に対してX方向に摺動可能な中間遮光板5と、中間遮光板5に対してX方向に摺動可能な第2レンズアレイ6と、第2レンズアレイ6に対してX方向に摺動可能な入射側遮光板7とを有するため、各要素の線膨張係数の差による反りを抑制することができる。また、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7を、基準面3bに順次積層していくことができるため、露光装置10の組み立て工数を低減し、これにより製造コストを低減することができる。
また、ホルダ2が、第1レンズアレイ4のX方向における略中央で第1レンズアレイ4のX方向の位置を規制する凸部24(規制部)を有するため、凸部24を支点として第1レンズアレイ4を摺動させることができる。
また、第1レンズアレイ4が、X方向における略中央に、中間遮光板5と係合する凸部45(係合部)を有するため、凸部45を支点として中間遮光板5を摺動させることができる。
また、中間遮光板5が、X方向における略中央に、第2レンズアレイ6と係合する溝部53(係合部)を有するため、溝部53を支点として第2レンズアレイ6を摺動させることができる。
また、第2レンズアレイ6が、X方向における略中央に、入射側遮光板7と係合する凹部64(係合部)を有するため、凹部64を支点として入射側遮光板7を摺動させることができる。
また、中間遮光板5が、X方向における複数箇所に、第1レンズアレイ4のY方向の変位を規制する突起56(ガイド部)を有し、入射側遮光板7が、X方向における複数箇所に、第2レンズアレイ6のY方向の変位を規制する突起76(ガイド部)を有するため、第1レンズアレイ4および第2レンズアレイ6のY方向の反りを矯正することができる。
また、ホルダ2は、基板8を固定する接着剤11を注入するための穴部22を有し、基準面3bと直交する方向(Z方向)において、ホルダ2の穴部22が、基板8に対して基準面3bとは反対側に形成されているため、穴部22内の接着剤11を治具等で付勢した際に、接着剤11を簡単に破壊することができる。そのため、基板8をホルダ2から簡単に取り外して再利用することができる。
また、接着剤13のせん断接着力が10MPa以下であれば、外力による接着剤13の破壊を簡単に行うことができる。
また、ホルダ2に接着剤11で固定されたカバー3が基準面3bを有するため、カバー3の基準面3bを基準として、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7および基板8をZ方向に位置決めすることができる。また、ホルダ2を加工して高精度な基準面を形成する必要がないため、ホルダ2の製造コストを低減し、これにより露光装置10の製造コストを低減することができる。
基板8の線膨張係数とホルダ2の線膨張係数との差の絶対値が、12×10-6/K以下であり、カバー3の線膨張係数とホルダ2の線膨張係数との差の絶対値が、12×10-6/K以下であるため、互いに接着剤で固定されたホルダ2、カバー3および基板8のそれぞれの温度変化による伸縮量の差を低減し、反りの抑制効果を高めることができる。
また、この露光装置10を画像形成装置1に用いることにより、温度変化の影響を抑制し、安定した印刷品質を確保することができる。
また、上述した実施の形態の露光装置10は、2つのレンズアレイ(第1レンズアレイ4および第2レンズアレイ6)を有していたが、レンズアレイの数は1つでもよく、また3つ以上でもよい。また、遮光板の数および配置は、レンズアレイの数に応じて適宜選択することができる。
<画像形成装置>
次に、本実施の形態の露光装置10をプリントヘッド(LEDヘッド)として備えた画像形成装置1(LEDプリンタ)について説明する。
図19は、画像形成装置1を示す図である。画像形成装置1は、電子写真法によって画像を形成するものであり、例えばカラープリンタである。画像形成装置1は、筐体1A内に、ブラック(Bk)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)の画像を形成するプロセスユニット(画像形成ユニット)30Bk,30Y,30M,30Cを有する。また、筐体1Aの上部には、開閉可能なカバー1Bが設けられている。
画像形成装置1の下部には、プロセスユニット30Bk,30Y,30M,30Cに用紙(記録媒体)を供給する給紙機構が配設されている。給紙機構は、用紙を収容する用紙カセット101と、用紙カセット101に収容された用紙を一枚ずつ繰り出すホッピングローラ102と、ホッピングローラ102によって繰り出された用紙を搬送ベルト104まで搬送する搬送ローラ対103とを有する。
プロセスユニット30Bk,30Y,30M,30Cは、用紙の搬送路に沿って上流側から下流側(ここでは右側から左側)に配列されている。記録媒体としては、用紙のほか、OHPシート、封筒、複写紙、特殊紙等を使用することができる。
プロセスユニット30Bk,30Y,30M,30Cは、それぞれ、像担持体としての円筒状の感光体ドラム31Bk,31Y,31M,31Cと、感光体ドラム31Bk,31Y,31M,31Cの表面を一様に帯電させる帯電部材としての帯電ローラ32Bk,32Y,32M,32Cと、感光体ドラム31Bk,31Y,31M,31Cの表面に形成された静電潜像に各色のトナー(現像剤)を付着させてトナー像(現像剤像)を形成する現像剤担持体(現像部)としての現像ローラ33Bk,33Y,33M,33Cとを備える。
また、現像ローラ33Bk,33Y,33M,33Cに当接するように、現像ローラ33Bk,33Y,33M,33Cにトナーを供給する供給部材としてのトナー供給ローラ34Bk,34Y,34M,34Cと、現像ローラ33Bk,33Y,33M,33Cの表面に形成されるトナー層の厚さを規制する規制部材としての現像ブレード35Bk,35Y,35M,35Cとが配置されている。また、トナー供給ローラ34Bk,34Y,34M,34Cの上側には、トナーを補給する現像剤収容体としてのトナーカートリッジ36Bk,36Y,36M,36Cが取り付けられている。
また、プロセスユニット30Bk,30Y,30M,30Cの上側には、プリントヘッドとしての露光装置10Bk,10Y,10M,10Cが、それぞれ感光体ドラム31Bk,31Y,31M,31C(区別する必要がない場合には、感光体ドラム31と称する)に対向するように配置されている。露光装置10Bk,10Y,10M,10Cは、図1~図18を参照して説明した露光装置10で構成される。
露光装置10は、画像形成装置1に、カバー3(図2)が感光体ドラム31の表面に対向するように取り付けられる。このとき、画像形成装置1のカバー1Bに取り付けられた押圧部材(コイルバネ)が露光装置10の係合部29(図4(C))に係合して、露光装置10を下方(すなわち感光体ドラム31側)に押圧する。これにより、露光装置10の当接部27,28(図4(A))が画像形成装置1内の当接部に当接して、露光装置10がZ方向に位置決めされる。
プロセスユニット30Bk,30Y,30M,30Cの下側には、転写ユニットが配設されている。転写ユニットは、用紙を吸着して走行する搬送部材としての搬送ベルト104と、搬送ベルト104を駆動する駆動ローラ105と、搬送ベルト104に張力を付与するテンションローラ106と、感光体ドラム31Bk,31Y,31M,31Cに搬送ベルト104を介して対向配置された転写部材としての転写ローラ37Bk,37Y,37M,37Cとを有する。転写ローラ37Bk,37Y,37M,37Cは、感光体ドラム31Bk,31Y,31M,31Cに形成された各色のトナー像を用紙に転写する。
用紙の搬送方向に沿って感光体ドラム31Bk,31Y,31M,31Cの下流側(図中左側)には、定着装置(定着器)105が配置されている。定着装置107は、用紙に転写されたトナー像に熱および圧力を加えて用紙に定着させる定着ローラ108および加圧ローラ109と、定着ローラ108の表面温度を検出する温度センサ110を備えている。
定着装置107のさらに下流側には、用紙を排出するための排出機構が配設されている。排出機構は、定着装置107から排出された用紙を搬送して排出口から排出する排出ローラ対111,112を有する。画像形成装置1の上面には、排出ローラ対111,112によって排出された用紙を載置するスタッカ部113が設けられている。
画像形成装置1の基本的な動作は、以下の通りである。画像形成動作が開始されると、ホッピングローラ102が回転し、用紙カセット101に収容された用紙を一枚ずつ搬送路に送り出す。さらに、搬送ローラ対103が所定のタイミングで回転し、搬送路に送り出された用紙を搬送ベルト104まで搬送する。搬送ベルト104は、駆動ローラ105の回転によって矢印eで示す方向に走行し、用紙を吸着保持して搬送する。
一方、プロセスユニット30Bk,30Y,30M,30Cでは、感光体ドラム31Bk,31Y,31M,31Cの各表面が、帯電ローラ32Bk,32Y,32M,32Cによってそれぞれ一様に帯電される。
さらに、露光装置10Bk,10Y,10M,10Cは、色毎のイメージデータに応じて光を照射する。図2に示すように、各露光ヘッド(露光装置10)では、基板8上の発光素子81から出射された光が、入射側遮光板7の開口部71、第2レンズアレイ6のレンズ要素61、中間遮光板5の開口部51、第1レンズアレイ4のレンズ要素41およびカバー3を通過し、感光体ドラム31の表面に集光する。これにより、感光体ドラム31の表面の感光層に、静電潜像が形成される。
感光体ドラム31Bk,31Y,31M,31Cの各表面に形成された静電潜像は、現像ローラ33Bk,33Y,33M,33Cによってトナーで現像されて、トナー像となる。さらに、搬送ベルト104の走行に伴い、用紙は、プロセスユニット30Bk,30Y,30M,30Cと転写ローラ37k,37Y,37M,37Cとの間を通過し、その際、感光体ドラム31Bk,31Y,31M,31Cの各表面に形成されたトナー像が、搬送ベルト104上の用紙に順次転写される。
トナー像が転写された用紙は、定着装置107に送られる。定着装置107では、定着ローラ108および加圧ローラ109によりトナー像が加熱および加圧され、トナー像が溶融して用紙に定着する。トナー像が定着された用紙は、排出ローラ対111,112によって画像形成装置1の外部に排出され、スタッカ部113に積載される。これにより画像形成動作が完了する。
<画像読取装置の構成>
次に、本実施の形態の光学ヘッドを適用した受光ヘッドを有する読取ヘッド90を備えた画像読取装置200について説明する。
図20は、画像読取装置200を示す斜視図である。画像読取装置200は、例えばフラットベッド型のイメージスキャナである。画像読取装置200は、筐体92と、筐体92の上面に設けられた原稿台(支持台)93と、原稿台93の下側に配置された光学ヘッドとしての読取ヘッド90(コンタクトイメージセンサヘッド)と、原稿台93の上側を覆う蓋94とを備える。原稿台93は、可視光線を透過するガラス等の材料で構成されており、その表面に読取原稿(読取対象物)が載置される。
図21は、読取ヘッド90の構成を示す断面図である。読取ヘッド90は、発光素子81を備えた基板8(発光素子基板:図2)の代わりに、受光素子81Aを備えた基板8A(受光素子基板)を備えたものである。読取ヘッド90は、基板8を基板8Aに置き換えたことを除き、露光装置10と同様に構成されている。
すなわち、読取ヘッド90は、ホルダ2、カバー3、第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6、入射側遮光板7、基板8Aおよび絶縁フィルム9を有する。カバー3は接着剤11(図2)でホルダ2に固定され、基板8Aは接着剤13(図2)でホルダ2に固定されている。第1レンズアレイ4、中間遮光板5、第2レンズアレイ6および入射側遮光板7は、カバー3と基板8Aとの間で、X方向に摺動可能に保持されている。
読取ヘッド90は、出射側(すなわちカバー3側)を原稿台93に対向させるように配置されている。原稿台93に載せられた原稿Dからの光は、第1レンズアレイ4のレンズ要素41、中間遮光板5の開口部51、第2レンズアレイ6のレンズ要素61および入射側遮光板7の開口部71を通って、受光素子81Aに集光する。
画像読取装置200の基本動作は、以下の通りである。原稿台93上に読取原稿を載置し、スキャンボタン等のスイッチを押下すると、読取ヘッド90に取り付けられた光源(図示せず)が点灯して読取原稿を照明する。読取ヘッド90は、ステッピングモータ97によって駆動される駆動ベルト96によってY方向に移動しながら、読取原稿の表面で反射された光を取り込む。読取ヘッド90は、受光した光信号を電気信号に変換する。
読取ヘッド90は、上述した露光装置10と同様の特徴を有するため、温度変化による積層体の反りおよび接着箇所の破断を抑制することができる。この読取ヘッド90を画像読取装置200に用いることにより、安定した読取品質を確保することができる。
なお、上記のように読取ヘッド90を移動させる代わりに、原稿台93上の所定の読取位置を通過するようにADF(Automatic Document Feeder)で読取原稿を搬送し、当該読取位置に停止した読取ヘッド90で読取原稿の画像を読み取ってもよい。
以上、本発明の望ましい実施の形態について具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良または変形を行なうことができる。
画像形成装置としては、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置および複合機などがある。画像読取装置としては、例えば、スキャナおよび複合機などがある。
1 画像形成装置、 2 ホルダ、 21 切欠き、 22 穴部、 23 ピン、 24 凸部、 25 穴、 26 長穴、 27,28 当接部、 28,29 当接部、 29 係合部、 3 カバー、 3a 表面、 3b 基準面(裏面)、 4 第1レンズアレイ、 41 レンズ要素、 42 溝部、 43 ピン、 44 凹部、 45 凸部、 46 壁面部、 48 当接面、 49 当接面、 5 中間遮光板(第1遮光部材)、 51 開口部、 52,53 溝部、 54,55 凹部、 56,57 凸部、 58,59 当接面、 6 第2レンズアレイ、 61 レンズ要素、 62 溝部、 63 凸部、 64 凹部、 65 凸部、 66 壁面部、 68 当接面、 69 当接面、 7 入射側遮光板、 71 開口部、 72,73 ピン、 74,75,76 凸部、 78,79 当接面、 8,8A 基板、 81 発光素子、 81A 受光素子、 82 溝部、 83 コネクタ、 84 電子部品、 85 溝部、 9 絶縁フィルム、 10,10Bk,10Y,10M,10C 露光装置、 11 接着剤、 12 封止樹脂、 13 接着剤、 14 封止樹脂、 30Bk、30M、30C、30Y プロセスユニット、 31Bk、31M、31C、31Y 感光体ドラム(像担持体)、 32Bk、32M、32C、32Y 帯電ローラ(帯電部材)、 33Bk、33M、33C、33Y 現像ローラ(現像剤担持体)、 34Bk、34M、34C、34Y トナー供給ローラ(供給部材)、 35Bk、35M、35C、35Y 現像ブレード(規制部材)、 36Bk、36M、36C、36Y トナーカートリッジ(現像剤収容体)、 37Bk、37M、37C、37Y 転写ローラ(転写部材)、 90 読取ヘッド、 92 筐体、 93 原稿台、 94 蓋、 96 駆動ベルト、 97 ステッピングモータ、 101 用紙カセット、 102 ホッピングローラ、 103 搬送ローラ対、 104 搬送ベルト、 107 定着装置、 111,112 排出ローラ対、 200 画像読取装置、 300 治具 301 支持台、 304 吸着溝、 305 基準面。

Claims (16)

  1. 一方向に長い長尺状の光学系と、
    前記光学系の長手方向に延在するホルダと、
    前記ホルダに設けられ、前記光学系と当接する基準面を有するカバーと、
    発光素子を備え、前記光学系と当接し、前記基準面との間で前記光学系を挟み込むように前記ホルダに固定され基板と
    を有し、
    前記光学系は、前記ホルダの内部において、前記カバーおよび前記基板と当接しながら前記長手方向に摺動可能である
    ことを特徴とする露光装置。
  2. 前記光学系は、前記基準面の側から順に、
    前記長手方向に配列された複数のレンズ要素を有し、前記基準面に対して前記長手方向に摺動可能な第1レンズアレイと、
    前記長手方向に配列された複数の開口部を有し、前記第1レンズアレイに対して前記長手方向に摺動可能な第1遮光部材と、
    前記長手方向に配列された複数のレンズ要素を有し、前記第1遮光部材に対して前記長手方向に摺動可能な第2レンズアレイと、
    前記長手方向に配列された複数の開口部を有し、前記第2レンズアレイに対して前記長手方向に摺動可能な第2遮光部材と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記ホルダは、
    前記第1レンズアレイの前記長手方向における略中央で前記第1レンズアレイの前記長手方向の位置を規制する規制部
    を有することを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  4. 前記第1レンズアレイは、前記長手方向における略中央に、前記第1遮光部材と係合する係合部を有することを特徴とする請求項2または3に記載の露光装置。
  5. 前記第1遮光部材は、前記長手方向における略中央に、前記第2レンズアレイと係合する係合部を有することを特徴とする請求項2から4までの何れか1項に記載の露光装置。
  6. 前記第2レンズアレイは、前記長手方向における略中央に、前記第2遮光部材と係合する係合部を有することを特徴とする請求項2から5までの何れか1項に記載の露光装置。
  7. 前記第2遮光部材は、前記長手方向における略中央に、前記基板と係合する係合部を有することを特徴とする請求項2から6までの何れか1項に記載の露光装置。
  8. 前記第1遮光部材は、前記長手方向における複数箇所に、前記第1レンズアレイの前記長手方向に直交する方向の変位を規制するガイド部を有し、
    前記第2遮光部材は、前記長手方向における複数箇所に、前記第2レンズアレイの前記長手方向に直交する方向の変位を規制するガイド部を有する
    ことを特徴とする請求項2から7までの何れか1項に記載の露光装置。
  9. 前記基板は、前記ホルダに接着剤で固定されており、
    前記ホルダは、前記接着剤を注入するための穴部を有する
    ことを特徴とする請求項1から8までの何れか1項に記載の露光装置。
  10. 前記穴部が、前記基準面と直交する方向において、前記基板に対して前記基準面とは反対の側に形成されていることを特徴とする請求項9に記載の露光装置。
  11. 前記接着剤のせん断接着力は、10MPa以下であることを特徴とする請求項9または10に記載の露光装置。
  12. 前記カバーは、前記ホルダに対して接着剤で固定されている
    ことを特徴とする請求項1から8までの何れか1項に記載の露光装置。
  13. 前記基板の線膨張係数と前記ホルダの線膨張係数との差の絶対値が、12×10-6/K以下であり、
    前記カバーの線膨張係数と前記ホルダの線膨張係数との差の絶対値が、12×10-6/K以下である
    ことを特徴とする請求項12に記載の露光装置。
  14. 請求項1から13までの何れか1項に記載の露光装置と、
    前記露光装置に対向配置された像担持体と、
    前記露光装置によって前記像担持体に形成された像を現像する現像部と、
    前記現像部によって現像された像を記録媒体に転写する転写部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 一方向に長い長尺状の光学系と、
    前記光学系の長手方向に延在するホルダと、
    前記ホルダに設けられ、前記光学系と当接する基準面を有するカバーと、
    受光素子を備え、前記光学系と当接し、前記基準面との間で前記光学系を挟み込むように前記ホルダに固定され基板と
    を有し、
    前記光学系は、前記ホルダの内部において、前記カバーおよび前記基板と当接しながら前記長手方向に摺動可能である
    ことを特徴とする読取ヘッド。
  16. 請求項15に記載の読取ヘッドと、
    前記読取ヘッドに対向する位置で原稿を保持する原稿台と
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
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