JP7006224B2 - 包装材 - Google Patents

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Description

本発明は、シート束、書籍等の被包装物を容易に梱包できる包装材である。
オンラインショップ等で購入した商品等の配送は、例えば、商品等を段ボールシートにストレッチフィルムで固定し、それを段ボール箱で包装し配送していた。しかし、その数量が年々増加するために、留守宅への再配送など、配送業者の負担が高まり、配送システムの改善や配送料の値上げなどが求められている。再配送を減らすために、段ボール包装から封筒状の包装材を使用することで各戸の郵便受けに投函できるようにしたり、配送料値上げへの対応として、省包装化、包装物の外寸法を減らしたりすることが取り組まれている。
しかし、封筒状の包装材の場合、商品を挿入する際に時間がかかったり、封筒が破れてしまったりして、作業性が悪い。そこで、一枚のシートを切り目と折り目を屈指した梱包具も提案されている(特許文献1参照)。
特開平9-48423号公報
しかし、特許文献1に記載された梱包具は、複雑な形状あるため、梱包作業に時間がかかり、また、幾重にもシートが重なるので、厚みが大きくなり、配送料が高くなってしまうことにもなり、実用的ではない。
本発明は、梱包を容易に行うことができ、輸送の際の衝撃にも強い包装材を提供する。また、梱包の際に外寸法を把握することが可能であるので、より安価な配送料へ対応することができる包装材を提供することにある。
本発明は、シート状基材からなる包装材であり、前記包装材は長方形の底部と、該底部の長方形の一組の対向する辺に設けられている第1フラップ部と第2フラップ部、他の対向する辺に設けられている第1蓋部と第2蓋部を有しており、第1フラップ部には舌片状部を、第2フラップ部は孔部を有しており、第1フラップ部の舌片状部を第2フラップ部孔部に挿入することで被包装物を固定することでき、第1蓋部と第2蓋部を重ね合わせることが可能であることを特徴とする包装材である。
本発明の包装材によれば、シート状基材の底部に被包装物を設置し、第1フラップ部と第2フラップ部で被包装物を固定し、第1蓋部と第2蓋部を重ね合わせ封緘することで包装できるので、梱包が容易に行うことができ、輸送の際の衝撃にも強く、且つ廃棄が容易な包装物を提供することが可能である。また、寸法の異なる被包装物を梱包しながら梱包後の包装物の外寸法を把握でき、配送料金、郵便受けへの投函の可否が事前にわかるため、物流費や再配送低減への取り組みを主体的に行うことができるようになる。
本発明の包装材の平面説明図。 本発明の包装材の使用方法の説明図。 本発明の罫線の一例を示す平面説明図。 舌片状部にサイズを表示した例を説明する部分平面図。 本発明の罫線の一例を示す平面説明図。 本発明の包装材を用いた包装物を説明する斜視図である。
本発明の包装材について図面を用いて説明する。なお、本発明は、図面の内容に限定されるものではない。
図1に示すように、シート状基材より構成される包装材1である。
包装材1は長方形の底部2と、該底部の長方形の一組の対向する辺に設けられている第1フラップ部3と第2フラップ部4、他の対向する辺に設けられている第1蓋部5と第2蓋部6を有する。第1フラップ部3には舌片状部8を、第2フラップ部4は孔部9を有する。第1フラップ部の舌片状部8を第2フラップ部孔部9に挿入することで被包装物を固定することでき、第1蓋部と第2蓋部を重ね合わせることが可能である。第1蓋部5と第2蓋部6を糊付けすることで包装物となる。例えば、図2のような順で被包装物15の包装(梱包)を行い、包装物20を得ることができる。
被包装物15は、特に限定するものではないが、長方形のものが適している。例えば、はがき、コピー用紙、インクジェット記録用紙、クリアファイルといったシートの束、書籍、ビデオテープやDVDなどが例示できる。底部の面積と同等以下の被包装物の包装に適している。
底部2と第1フラップ部3は、折り目線7aにより底部からの折り曲げを容易にすることができる。同様に、第2フラップ部4は折り目線7bにより、第1蓋部5は折り目線7cにより、第2蓋部6は折り目線7dにより、底部からの折り曲げを容易にすることができる。
更に、第1フラップ部3には罫線3a、第2フラップ部4には罫線4a、第1蓋部5は線5a、第2蓋部6は線6aにより側面部3c、4c、5c、6cと上面部3b、4b、5b、6bの折り曲げを容易にすることができる。この罫線は、図3のように、複数設けると被包装物の大きさに合わせてシートを折り曲げることができ好ましい。複数の罫線3d、4d、5d、6dは、罫線3a、4a、5a、6aとそれぞれ平行に設けるとよい。
第2フラップ部4に設けられている孔部2と第1フラップ部3の舌片状部8は、舌片状部を孔に挿入した後、固定される。固定方法は特に限定するものではなく、テープや糊で固定することができる。舌片状部の先に接着剤層を予め設けておくこともできる。特に、第2フラップ部に設けられている孔部9の幅よりも広い幅の部分を複数有する舌片状部8とすることで、挿入した際に幅の広い部分で固定されるため、操作が簡単で固定可能となり好ましい。なお、舌片状部の先端が第2フラップ部4の下側から表に現れるように孔に挿入することが、より固定が確実に行えるので好ましい。
舌片状部8に、幅の広い部分8aを複数設けることで、寸法の異なる被包装物を包装することができる。特に、舌片状部の固定位置は、シート状基材の厚みを考慮すれば、最終の包装物の厚みと相関がある。したがって、例えば、図4のように、固定位置に目印8bを設けておけば、最終の包装状態の厚みが所定の厚みを超えるか否か、或いは最終の包装状態の包装物の配送料が幾らかを識別可能となるので好ましい。目印は、舌片状部に設けても、第2フラップ部に設けてもかまわない。
更に、第1フラップ部3、第2フラップ部4の底部2に近い部分に更にコーナーフラップ部10~13を設けると、コーナー部分の隙間から塵などの混入を防ぐことができ、好ましい。コーナーフラップ部には、厚みの異なる被包装物に対応するために、図5のように、折込用罫線10a,11a,12a,13aを設けることができる。
第2蓋部6には、梱包作業がスムーズに行うことができるように、予め接着剤層14をも受けることが好ましい。例えば、剥離シートで保護しておき、使用の際に剥離シートを剥がし、接着するとよい。
或いは、第1蓋部と第2蓋部を重ね合わせた後、表面(外部)からにテープ等で固定してもよい。図6のように、テープに代えて送り状を貼り付けることで固定することもできる。
包装材はシート状基材により構成される。例えば、段ボール、片面段ボール、板紙、塗工白板紙などである。被包装物を設置する面に、緩衝材を貼り合せたシートを用いても良い。耐水性を付与するために、フィルムをラミネートしたり、撥水剤をコーティングしたシートを用いたりしても良い。宛名などを各種プリンターで印字可能なように記録層を被包装物の設置しない面に設けたシートであってもよい。
特に緩衝材を設けた場合、被包装物をより安全に輸送、運搬できるため好ましいが、緩衝材としては、紙に凹凸のエンボスを施したクッション材や、紙にスリットを入れて拡幅してクッション機能を付与させたクッション材、紙に凹凸の段繰り構造を有する片面ダンボール、樹脂シートを発泡させてクッション機能を付与させたクッション材、二枚のフイルム間に空気層を設けたクッション材など適宜使用できる。中でも、紙を用いた緩衝材は廃棄の際に分別することなく古紙回収に出せるので好ましい。
シート状基材の厚みは、JIS P-8118(2014)に準拠し23℃の条件下にて測定した値が、緩衝材のある場合はそれを含め0.5~6.0mmであることが好ましい。下限値以上とすることで、被包装物を保護することができ、上限値以下とすることで、梱包の作業をスムーズに行うことが出来る。
このように、本発明の包装材は、包装作業を容易に行うことができ、輸送の際の衝撃にも強い包装材である。また、梱包の際に外寸法を把握することが可能であるので、より安価な配送料へ対応することができる。
1 包装材
2 底部
3 第1フラップ部
3a 罫線
3b 上面部
3c 側面部
3d 罫線
4 第2フラップ部
4a 罫線
4b 上面部
4c 側面部
4d 罫線
5 第1蓋部
5a 罫線
5b 上面部
5c 側面部
5d 罫線
6 第2蓋部
6a 罫線
6b 上面部
6c 側面部
6d 罫線
7a.7b,7c,7d折り目線
8 舌片状部
8a 幅の広い部分
8b 目印
9 孔部
10、11、12、13 コーナーフラップ部
10a,11a,12a,13a 折込用罫線
14 接着剤
15 被包装物(書籍)
20 包装物
21 送り状

Claims (6)

  1. シート状基材からなる包装材であり、前記包装材は長方形の底部と、該底部の長方形の一組の対向する辺に設けられている第1フラップ部と第2フラップ部、他の対向する辺に設けられている第1蓋部と第2蓋部を有しており、第1フラップ部には舌片状部を、第2フラップ部には孔部を有しており、
    底部と第1フラップ部、第2フラップ部、第1蓋部、第2蓋部とのそれぞれの境界に、折り目線を有し、
    第1フラップ部、第2フラップ部、第1蓋部、第2蓋部にはそれぞれ罫線により側面部と上面部の折り曲げを容易とし、
    第1フラップ部、第2フラップ部と、第1蓋部、第2蓋部とを固定することなく、第1フラップ部の舌片状部の先端が、第2フラップ部の下側から表に現れるように孔部に挿入することで被包装物を固定し、更に前記固定を覆うように第1蓋部と第2蓋部を重ね合わせ封緘することを特徴とする包装材。
  2. 第2フラップ部に設けられている孔部の幅よりも広い幅の部分を複数有する舌片状部で被包装物を固定する請求項1記載の包装材。
  3. 第1フラップ部の舌片状部を第2フラップ部の孔部に挿入することで被包装物を固定する際、最終の包装状態の厚みが所定の厚みを超えるか否か、或いは最終の包装状態の包装物の配送料が幾らかを識別可能である請求項1又は2に記載の包装材。
  4. 第1フラップ部、第2フラップ部、第1蓋部、第2蓋部の少なくともひとつに、罫線が複数設けられている請求項1~のいずれかに記載の包装材。
  5. 第1フラップ部、第2フラップ部の底部に近い部分に更にコーナーフラップ部を設けられている請求項1~のいずれかに記載の包装材。
  6. シート状基材の少なくとも一部分が緩衝材を有する請求項1~のいずれかに記載の包装材。
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