JP7002012B2 - 液体吐出装置 - Google Patents
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Description
第1方向に配列された複数の第1圧力室と、前記第1方向に配列され、且つ、前記第1方向と直交する第2方向にずれた位置に配置された複数の第2圧力室とを有し、前記複数の第1圧力室に対応する複数の第1圧電素子と前記複数の第2圧力室に対応する複数の第2圧電素子が形成された上部基板と、前記第1圧力室と連通する第1マニホールドと、前記第1圧力室の前記第1マニホールドとの連通位置とは異なる位置で連通する複数の第1貫通孔と、前記第2圧力室と連通する第2マニホールドと、前記第2圧力室の前記第2マニホールドとの連通位置とは異なる位置で連通する複数の第2貫通孔と、を有し、前記上部基板よりも前記第2方向における幅が大きい中間基板と、前記第1貫通孔と連通する複数の第1ノズルと、前記第2貫通孔と連通する複数の第2ノズルとを有し、前記中間基板よりも前記第2方向における幅が小さい下部基板と、を有する液体吐出ヘッドを備え、 前記上部基板には、前記複数の第1圧電素子のそれぞれと前記複数の第2圧電素子のそれぞれから前記第2方向の一端側に配置された接点に向けて延びる、複数の個別配線が形成されていることを特徴とするものである。
別の観点において、本発明の液体吐出装置は、第1方向に配列された複数の第1圧力室と、前記第1方向に配列され、且つ、前記第1方向と直交する第2方向にずれた位置に配置された複数の第2圧力室とを有し、前記複数の第1圧力室に対応する複数の第1圧電素子と前記複数の第2圧力室に対応する複数の第2圧電素子が形成された上部基板と、 前記第1圧力室と連通する第1マニホールドと、前記第1圧力室の前記第1マニホールドとの連通位置とは異なる位置で連通する複数の第1貫通孔と、前記第2圧力室と連通する第2マニホールドと、前記第2圧力室の前記第2マニホールドとの連通位置とは異なる位置で連通する複数の第2貫通孔と、を有し、前記上部基板よりも前記第2方向における幅が大きい中間基板と、 前記第1貫通孔と連通する複数の第1ノズルと、前記第2貫通孔と連通する複数の第2ノズルとを有し、前記中間基板よりも前記第2方向における幅が小さい下部基板と、を有する液体吐出ヘッドを備え、
前記上部基板には、前記複数の第1圧電素子のそれぞれと前記複数の第2圧電素子のそれぞれから前記第2方向の一端側に配置された接点に向けて延びる、複数の個別配線が形成されており、前記液体吐出ヘッドの前記第1圧力室と前記第2圧力室は、前記第2方向において前記接点とは反対側に片寄って配置されていることを特徴とするものである。
さらに別の観点において、本発明の液体吐出装置は、第1方向に配列された複数の第1圧力室と、前記第1方向に配列され、且つ、前記第1方向と直交する第2方向にずれた位置に配置された複数の第2圧力室とを有し、前記複数の第1圧力室に対応する複数の第1圧電素子と前記複数の第2圧力室に対応する複数の第2圧電素子が形成された第1基板を備え、
前記第1基板は前記第2方向の両端である第1端と第2端を有し、前記複数の第1圧力室のうちの一つの第1圧力室は前記第2方向の両端である第3端と第4端を有し、前記複数の第2圧力室のうちの一つの第2圧力室は前記第2方向の両端である第5端と第6端を有し、前記第1端、前記第2端、前記第3端、前記第4端、前記第5端、および、前記第6端は、前記第2方向において、前記第1端、前記第3端、前記第4端、前記第5端、前記第6端、前記第2端の順に配置され、前記第1端から前記第3端までの距離は、前記第6端から前記第2端までの距離よりも大きいことを特徴とするものである。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、プラテン2と、キャリッジ3と、インクジェットヘッド4と、カートリッジホルダ5と、搬送機構6と、メンテナンス装置7と、制御装置8等を備えている。
次に、インクジェットヘッド4の詳細構成について説明する。図2に示すように、キャリッジ3の下部には板状のユニットホルダ33が設けられ、このユニットホルダ33の上面に、4つの吐出ヘッド20が走査方向に並べて取り付けられている。また、キャリッジ3には、4つの吐出ヘッド20の上方において4つの吐出ヘッド20に跨って配置された回路基板34が設けられている。また、回路基板34と4つの吐出ヘッド20は、配線部材であるCOF35(Chip On Film)によって、それぞれ接続されている。回路基板34は、プリンタ1の制御装置8(図1参照)と電気的に接続されており、制御装置8からの指令を受けて、各吐出ヘッド20に対して様々な制御信号を出力する。
次に、吐出ヘッド20の具体的な構成について説明する。尚、インクジェットヘッド4の4つの吐出ヘッド20の構造は同じであるため、そのうちの1つについて説明する。図5は、図4のV-V線断面図である。図6は、吐出ヘッド20(上部基板46)の上面図である。図7(a)は図6のA-A線断面図、(b)は図6のB-B線断面図である。尚、図6では、図5、図7に示されている保護部材42が二点鎖線で概略的に示されている。
4 インクジェットヘッド
20 吐出ヘッド
30 ノズル
31c ノズル列
31 ノズル列
34 回路基板
46 上部基板
47 中間基板
48 下部基板
51 圧力室
52 マニホールド
67 圧電素子
73 個別配線
75 接続端子
81 インクジェットプリンタ
84 インクジェットヘッド
86 搬送機構
90 吐出ヘッド
91 ノズル列
92 ノズル
100 記録用紙
Claims (33)
- 第1方向に沿って配列された複数の第1ノズルが形成され、平坦な一枚の第1ノズル形成部材と、前記複数の第1ノズルと連通する第1流路が形成され、圧力室を加圧する圧力発生素子が形成された第1流路形成部材と、を有する第1液体吐出ヘッドを備え、
前記第1流路形成部材は、配線部材に形成された配線と接続される第1接点を有し、
前記第1ノズル形成部材は、前記第1方向と直交する第2方向における両端である第1端と第2端とを有し、
前記第1流路形成部材は、前記第2方向における両端である第3端と第4端とを有し、
前記第1ノズル形成部材は、前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向において前記第1流路形成部材に積層され、
前記第1接点、前記第1端、前記第2端、および、前記第3端は、前記第2方向において、前記第3端、前記第1接点、前記第1端、前記第2端の順に配置しており、
前記第1流路形成部材の前記第4端近傍には前記配線部材に形成された配線と接続される接点が形成されていないことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記第2方向における前記第2端から前記第4端までの距離は、前記第2方向における前記第1端から前記第3端までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記第1方向に沿って配列された複数の第2ノズルが形成された第2ノズル形成部材と、前記複数の第2ノズルと連通する第2流路が形成された第2流路形成部材と、を有する第2液体吐出ヘッドを備え、
前記第2流路形成部材は、前記配線部材とは別の配線部材に形成された配線と接続される第2接点を有し、
前記第2ノズル形成部材は、前記第2方向における両端である第5端と第6端とを有し、
前記第2流路形成部材は、前記第2方向における両端である第7端と第8端とを有し、
前記第2ノズル形成部材は、前記第3方向において前記第2流路形成部材に積層され、
前記第2接点、前記第5端、前記第6端、および、前記第8端は、前記第2方向において、前記第5端、前記第6端、前記第2接点、前記第8端の順に配置しており、
前記第2流路形成部材の前記第7端近傍には前記別の配線部材に形成された配線と接続される接点が形成されていないことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。 - 前記第1接点、前記第2接点、前記第3端、および、前記第8端は、前記第2方向において、前記第3端、前記第1接点、前記第2接点、前記第8端の順に配置していることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
- 前記第2方向における前記第2端から前記第4端までの距離は、前記第2方向における前記第3端から前記第1端までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の液体吐出装置。
- 前記第2方向における前記第5端から前記第7端までの距離は、前記第2方向における前記第6端から前記第8端までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記第1液体吐出ヘッドの少なくとも一部分は、前記第2液体吐出ヘッドから前記第2方向においてずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 第3液体吐出ヘッドを備え、
前記第3液体吐出ヘッドは、前記第1方向において前記第1液体吐出ヘッドと並んでいることを特徴とする請求項3から請求項7のいずれかに記載の液体吐出装置。 - 第4液体吐出ヘッドを備え、
前記第4液体吐出ヘッドは、前記第1方向において前記第2液体吐出ヘッドと並んでいることを特徴とする請求項8に記載の液体吐出装置。 - 前記第2液体吐出ヘッドは、前記第2方向において前記第1液体吐出ヘッドと並んでいることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
- 第3液体吐出ヘッドを備え、
前記第3液体吐出ヘッドは、前記第2方向において前記第1液体吐出ヘッドと並んでいることを特徴とする請求項10に記載の液体吐出装置。 - 第4液体吐出ヘッドを備え、
前記第4液体吐出ヘッドは、前記第2方向において前記第1液体吐出ヘッドと並んでいることを特徴とする請求項11に記載の液体吐出装置。 - 前記第1液体吐出ヘッドと前記第2液体吐出ヘッドとは、前記第2方向において前記第3液体吐出ヘッドと前記第4液体吐出ヘッドとの間に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の液体吐出装置。
- 前記第1方向に沿って配列された複数の第2ノズルが形成された第2ノズル形成部材と、前記複数の第2ノズルと連通する第2流路が形成された第2流路形成部材と、を有する第2液体吐出ヘッドを備え、
前記第2流路形成部材は、前記配線部材とは別の配線部材に形成された配線と接続される第2接点を有し、
前記第2ノズル形成部材は、前記第2方向における両端である第5端と第6端とを有し、
前記第2流路形成部材は、前記第2方向における両端である第7端と第8端とを有し、
前記第2ノズル形成部材は、前記第3方向において前記第2流路形成部材に積層され、
前記第2接点、前記第5端、前記第6端、および、前記第7端は、前記第2方向において、前記第7端、前記第2接点、前記第5端、前記第6端の順に配置おり、
前記第2流路形成部材の前記第2接点の近傍には前記別の配線部材に形成された配線と接続される接点が形成されていないことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。 - 前記第2液体吐出ヘッドは、前記第1方向において前記第1液体吐出ヘッドと並んでいることを特徴とする請求項14に記載の液体吐出装置。
- 前記第1流路形成部材は、前記第3方向において積層された複数の基板からなる積層体であることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記第1ノズル形成部材は、第1方向に沿って配列された複数の第2ノズルが形成され、
前記複数の第2ノズルは、前記複数の第1ノズルから前記第2方向においてずれた位置に形成されていることを特徴と請求項1に記載の液体吐出装置。 - 前記複数の第1ノズルと前記複数の第2ノズルとは、同じ色の液体を吐出するものであることを特徴とする請求項17に記載の液体吐出装置。
- 第1方向に沿って配列された複数の第1ノズルが形成されたノズル形成部材と、前記複数の第1ノズルと連通する流路が形成された流路形成部材と、を有する液体吐出ヘッドを備え、
前記流路形成部材は、配線部材に形成された配線と接続される接点を有し、
前記ノズル形成部材は、前記第1方向と直交する第2方向における両端である第1端と第2端とを有し、
前記流路形成部材は、前記第2方向における両端である第3端と第4端とを有し、
前記ノズル形成部材は、前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向において前記流路形成部材に積層され、
前記接点、前記第1端、前記第2端、および、前記第3端は、前記第2方向において、前記第3端、前記接点、前記第1端、前記第2端の順に配置しており、
前記流路形成部材の前記第4端近傍には前記配線部材に形成された配線と接続される接点が形成されていないことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記第2方向における前記第2端から前記第4端までの距離は、前記第2方向における前記第1端から前記第3端までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項19に記載の液体吐出装置。
- 前記流路形成部材は、前記第3方向において積層された複数の基板からなる積層体であることを特徴とする請求項19または請求項20のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記ノズル形成部材は、第1方向に沿って配列された複数の第2ノズルが形成され、
前記複数の第2ノズルは、前記複数の第1ノズルから前記第2方向においてずれた位置に形成されていることを特徴と請求項19から請求項21のいずれかに記載の液体吐出装置。 - 前記複数の第1ノズルと前記複数の第2ノズルとは、同じ色の液体を吐出するものであることを特徴とする請求項22に記載の液体吐出装置。
- 前記圧力発生素子と前記第1ノズルとは第3方向に対向することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記第1接点の前記第1方向の長さは、前記第1流路形成部材の前記第3端の第1方向の長さの半分以上であることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記第1接点は、前記第1流路形成部材の前記第1方向の中央に対して対称に配置されることを特徴とする請求項1に記載に液体吐出装置。
- 前記第1流路形成部材は、前記圧力室と連通するマニホールドを有することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記マニホールドを覆うフィルムを有することを特徴とする請求項27に記載の液体吐出装置。
- 前記フィルムは合成樹脂からなることを特徴とする請求項28に記載の液体吐出装置。
- 前記フィルムと前記第1接点は前記第1流路形成部材を挟む位置に配置されることを特徴とする請求項28または29に記載の液体吐出装置。
- 前記フィルムを覆うプレートを有することを特徴とする請求項28~30のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記フィルムは前記プレートより薄いことを特徴とする請求項31に記載に液体吐出装置。
- 前記圧力発生素子は圧電素子であることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
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