JP6994341B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明の一態様は、基板を含んで構成された電子機器に関する。
リジッド基板と可撓性基板(フレキシブル基板)とを有する基板構成は種々の電子機器において用いられている。一般的には、可撓性基板は、リジッド基板などを他の構成と接続する際などに用いられており、曲げやすい特徴を有しているため信号線の引き回しに有用である。ところで、特許文献1などに示されるように、信号線に加えてシールド層を有するフレキシブル基板を含む構成については、従来から知られている。
特開2011-66065号公報
しかし、上記従来のシールド層を有するフレキシブル基板は、信号線や他の構成に加えて、シールド機能を有する層を配置したものであって、高いレベルの電磁ノイズを効果的に遮蔽できない場合があった。また、近年の精密機器などでは、誤動作を完全に防止するために、極めて高いレベルでの電磁ノイズの除去を要求されるものがあり、上記従来の構成ではこういった要求に十分に対応できない場合があった。
本発明は、上記の課題などを解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
それぞれ電子部品を搭載した矩形状の第1基板(11)及び第2基板(12)と、
前記第1基板と前記第2基板とを電気的に接続する可撓性を有する第1可撓性基板(13)と、
前記第1基板及び前記第2基板の接地電位に電気的に接続された接地電位パターンを略全面に有する第2可撓性基板(14~16)と、
前記第1基板に電気的に接続され、前記第1基板と前記第2基板との間に挿入されるよう一部が折り曲げられて配置された、接地電位パターンを略全面に有し可撓性を有する第3可撓性基板(17)と、を備える、
電子機器である。
上記構成の電子機器によれば、接地電位パターンを有する第2可撓性基板により、第1基板及び第2基板周辺の電磁ノイズを効果的に抑制可能な構成とすることができる。さらに、接地電位パターンを有する第3可撓性基板を第1基板と第2基板との間に配置したことにより、第1基板と第2基板の間で相互に与えられる電磁ノイズの影響を抑制可能な構成とすることができる。また、第2可撓性基板及び第3可撓性基板が広い範囲で接地電位パターンを形成しているため、放熱性を高めた構成とすることができる。
上記電子機器において、好ましくは、
前記第1可撓性基板は、前記第1基板の第1辺と、前記第1辺に対向する前記第2基板の辺との部分に配置され、
前記第2可撓性基板は、前記第1基板の第2辺と、前記第2辺に対向する前記第2基板の辺との部分に配置され、
前記第3可撓性基板は、前記第1基板の第3辺に接続されている。
上記構成の電子機器によれば、特に第1基板と第2基板とにより挟まれた部分に配置された素子から発せられる電磁ノイズを効果的に抑制可能な構成とすることができる。
上記電子機器において、好ましくは、
それぞれが前記第1基板(11)及び前記第2基板(12)の接地電位に電気的に接続された接地電位パターンを略全面に有する第4可撓性基板(15)及び第5可撓性基板(16)を有し、
前記第4可撓性基板(15)は、前記第1基板の第3辺と、前記第3辺に対向する前記第2基板の辺との部分に配置され、
前記第5可撓性基板(16)は、前記第1基板の第4辺と、前記第4辺に対向する前記第2基板の辺との部分に配置されている。
上記構成の電子機器によれば、第1基板と第2基板とにより挟まれた部分の3方を、接地電位パターンを有する可撓性基板により覆う構成としているため、当該部分に配置された素子から発せられる電磁ノイズをさらに効果的に抑制可能な構成とすることができる。
上記電子機器において、好ましくは、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置された台座(18)をさらに備え、
前記台座は、前記第2可撓性基板が挿通される第2可撓性基板挿通孔(182a~182c)を備える。
上記構成の電子機器によれば、台座を備える構成とすることで、第2可撓性基板を安定的に支持可能な構成とすることができる。また、組立容易な構成とすることができる。
上記電子機器において、好ましくは、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置された台座(18)をさらに備え、
前記台座は、
前記第2可撓性基板が挿通される第2可撓性基板挿通孔(182a)と、
前記第4可撓性基板が挿通される第4可撓性基板挿通孔(182b)と、
前記第5可撓性基板が挿通される第5可撓性基板挿通孔(182c)と、を備える。
上記構成の電子機器によれば、第2可撓性基板、第4可撓性基板、及び第5可撓性基板をそれぞれ安定的に支持可能な構成とすることができる。また、組立容易な構成にすることができる。
上記電子機器において、好ましくは、
前記台座は、前記第3可撓性基板(17)が挿通される第3可撓性基板挿通孔(182d)を備える。
上記構成の電子機器によれば、さらに、第3可撓性基板を安定的に支持可能な構成とすることができ、組立容易な構成とすることができる。
上記電子機器において、好ましくは、
前記第2可撓性基板及び前記第3可撓性基板は、前記接地電位パターン以外に信号線を有さない。
上記構成の電子機器によれば、第2可撓性基板及び第3可撓性基板による電磁ノイズの抑制及び放熱効果をさらに高めた構成とすることができる。
上記電子機器において、好ましくは、
前記接地電位パターンは、鉄よりも高い熱伝導率を有する。
上記構成の電子機器によれば、第2可撓性基板及び第3可撓性基板により、放熱性をさらに高めた構成とすることができる。
図1は、実施形態1において、展開された状態の電子機器1を一方の面側から見た平面図である。 図2は、実施形態1において、展開された状態の電子機器1を他方の面側から見た平面図である。 図3は、実施形態1において、組み立てられた状態の電子機器1の側面図である。 図4は、実施形態2において、展開された状態の電子機器1を一方の面側から見た平面図である。 図5は、実施形態2において、展開された状態の電子機器1を他方の面側から見た平面図である。 図6は、実施形態2において、台座18の平面図である。 図7は、実施形態2において、組み立てられた状態の電子機器1の側面図である。
本発明の複数の基板を含む電子機器では、基板間で信号の送受信を行うためのフレキシブル基板(可撓性基板)に加え、電磁ノイズを抑制するための接地電位(GND)パターンのみを有するフレキシブル基板を備える構成としている点を特徴のひとつとする。また、2枚の基板の間にフレキシブル基板が挿入される構成、及び台座を備える構成としている点を更なる特徴とする。
本発明の具体的な構成例としての実施形態について、以下の構成にしたがって説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態1
2.実施形態2
3.補足事項
なお、本明細書では、撮影対象物を、「被写体」、または「撮影対象」と称する。また、撮像素子に入射する光の中心位置を「光軸」と称する。撮像素子に対して被写体が位置する方向を「光軸方向前方」と称し、被写体に対して撮像素子が位置する方向を「光軸方向後方」と称する。
<1.実施形態1>
本発明の実施形態について、図1~図3を参照しながら説明する。図1及び図2は、展開された状態の電子機器1の平面図である。図1は、電子機器1を一方の面側から見た平面図、図2は、電子機器1を図1とは逆側の面側から見た平面図である。図3は、組み立てられた状態の電子機器1を側面から見た図である。
図示されるように、本実施形態の電子機器1は、第1基板11、第2基板12、第1フレキシブル基板13、第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、第4フレキシブル基板16、及び第5フレキシブル基板17を含んで構成される。さらに、電子機器1は、撮像素子111、コネクタ121、及び電子部品122a~122dなどを含む。
電子機器1は、例えばカメラモジュール(撮像装置)に含まれている。カメラモジュールは、例えば、フロントケース、レンズ鏡筒、シールド板、リアケース、及び本実施形態の電子機器1などを含む。フロントケースは、リアケースとともに筐体を形成し、電子機器1、シールド板、及びレンズ鏡筒を収容する。レンズ鏡筒は、1以上のレンズなどの光学部材を含む円筒状の構成である。レンズ鏡筒に保持されたレンズなどは、被写体からの光を屈折させながら、第1基板11に搭載された撮像素子111に向かって透過させる。撮像素子111は、CCDまたはC-MOSセンサなどの光電変換素子である。
<第1基板11>
第1基板11は、矩形状のリジッド基板であって、撮像素子111を含む種々の電子部品を搭載する。撮像素子111が光軸に対して垂直になるよう、第1基板11は光軸に対して垂直な平面に配置される。第1基板11の、光軸方向前方の面には撮像素子111が搭載され、光軸方向後方の面にはその他の電子部品が搭載される。後述するように、第1基板11の光軸方向後方の面に搭載された電子部品に対しては、高い電磁ノイズの遮蔽効果が得られるため、電磁ノイズを発生しやすい画像処理ICなどの電子部品は、第1基板11の光軸方向後方の面、または第2基板12の光軸方向前方の面に配置されることが好ましい。
<第2基板12>
第2基板12は、第1基板と同様の矩形状のリジッド基板であって、電子部品122a~122dなどを搭載する。第2基板12の光軸方向後方の面には、第2基板12を他の部材と電気的に接続するための、コネクタ121が搭載される。後述するように、第2基板12の光軸方向前方の面に搭載された電子部品に対しては、高い電磁ノイズの遮蔽効果が得られるため、電磁ノイズを発生しやすい画像処理ICなどの電子部品は、第2基板12の光軸方向後方の面、または第1基板11の光軸方向後方の面に配置されることが好ましい。
<第1フレキシブル基板13>
第1フレキシブル基板13は、可撓性を有する基板であって、第1基板11と第2基板12とを電気的に接続し、所定の信号などを送受信する。第1フレキシブル基板13は、図に示されるように、矩形状の第1基板11の一辺と、この辺に対応した第2基板12の辺の位置に、第1基板11と第2基板12との双方にはんだ付けなどで電気的に接続される(図3及び図4参照)。第1フレキシブル基板13は、第1基板11及び第2基板12と、コネクタなどを介して接続されてもよい。
<第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、第4フレキシブル基板16>
第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、及び第4フレキシブル基板16は、それぞれ可撓性を有する基板である。第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、及び第4フレキシブル基板16は、それぞれ略全面に接地電位パターンを有しており、第1基板11及び第2基板12の接地電位に電気的に接続されている。第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、及び第4フレキシブル基板16の接地電位パターンは、それぞれ面状の導体、または格子状に形成された導体のパターンで形成される。この接地電位パターンは、電磁ノイズを遮断するためのパターンとして利用されるのに加え、放熱用にも利用されるため、銅など、高い熱伝導性と低い電気抵抗を有する材料で形成される。例えば、この接地電位パターンは、鉄よりも高い熱伝導性を有する材料で形成される。
第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、及び第4フレキシブル基板16は、第1基板11及び第2基板12にはんだなどで電気的に接続される。より具体的には、図1及び図2に示されるように、第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、及び第4フレキシブル基板16は予め第2基板12に電気的に接続させておき、組立時に、接続用パターン142、152、及び162で、それぞれ第1基板11の接地電位に対して、はんだなどで接続される。
なお、第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、及び第4フレキシブル基板16は、それぞれ本発明の「第2可撓性基板」、「第4可撓性基板」、及び「第5可撓性基板」の一構成例である。
<第5フレキシブル基板17>
第5フレキシブル基板17は、可撓性を有する基板であり、略全面に接地電位パターンを有している。第5フレキシブル基板17の接地電位パターンは、第1基板11及び第2基板12の接地電位に電気的に接続されている。第5フレキシブル基板17は、第1基板11において、第1可撓性基板13と対向する辺に連結されている。なお、第5フレキシブル基板17は、第1基板11の別の辺に連結されてもよい。
第5フレキシブル基板17は、第1基板11及び第2基板12の間に挿入されるよう配置される。このとき、第5フレキシブル基板17は、第1基板11との連結部分の近傍が折り曲げられるようにして、第1基板11及び第2基板12の間に挿入される。これにより、第1基板11と第2基板12との間には、第5フレキシブル基板17が配置された状態となる。第5フレキシブル基板17の両面は、第1基板11及び第2基板12に搭載された電子部品または配線などとショートしてしまうことを避けるため、絶縁体で覆われた状態となっている。
本実施形態の電子機器1では、上記のように第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、第4フレキシブル基板16、及び第5フレキシブル基板17を有する構成としているため、第1基板11及び第2基板12周辺の電磁ノイズを効果的に除去可能な構成とすることができる。また、第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、及び第4フレキシブル基板16が広い範囲で接地電位パターンを形成しているため、放熱性を高めた構成とすることができる。
なお、本実施形態の電子機器1では、第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、第4フレキシブル基板16、及び第5フレキシブル基板17の4つのフレキシブル基板を有する構成として、第1フレキシブル基板13とともに、矩形状の第1基板11及び第2基板12の四辺に対してそれぞれフレキシブル基板が配置される構成としたが、このような構成に限定されるものではない。例えば、第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、及び第4フレキシブル基板16のうちのいずれか1つまたは2つと、第5フレキシブル基板17を有する構成としても、電磁ノイズの除去及び放熱性の向上に一定の効果が得られる。
また、本実施形態の電子機器1では、第1フレキシブル基板13~第4フレキシブル基板16が、それぞれ第1基板11及び第2基板12の対向する辺の部分を接続するよう配置されているため、第1基板11と第2基板12とにより挟まれた部分に配置された素子から発せられる電磁ノイズを抑制可能な構成とすることができる。
特に、本実施形態の電子機器1では、第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、及び第4フレキシブル基板16の3つのフレキシブル基板を、第1基板11及び第2基板12において第1フレキシブル基板13が配置された辺以外の3辺の部分に配置している。そのため、第1基板11及び第2基板12により挟まれた部分の3方を、接地電位パターンを有する可撓性基板により覆う構成となっており、当該部分に配置された素子から発せられる電磁ノイズをさらに効果的に抑制可能な構成とすることができる。
なお、本実施形態の電子機器1では、第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、第4フレキシブル基板16、及び第5フレキシブル基板17が、接地電位パターン以外に信号線を有さない構成とすることが好ましい。このような構成によれば、電磁ノイズの抑制及び放熱効果をさらに高めた構成にすることができる。
また、本実施形態の電子機器1では、放熱性をさらに高めた構成にするため、接地電位パターンが、銅などの、鉄よりも高い熱伝導性を有する素材で形成されることが好ましい。
<2.実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について、図4~図7を参照しながら説明する。本実施形態の電子機器1aは、実施形態1の電子機器1と比較して、台座18を備える構成としている点で相違している。以下、当該相違点を中心に説明する。
図4及び図5は、展開された状態の電子機器1aの平面図である。図4は、電子機器1aを一方の面側から見た平面図、図5は、電子機器1aを図4とは逆側の面側から見た平面図であり、それぞれ実施形態1の図1及び図2に対応する。図6は、台座18の平面図である。図7は、組み立てられた状態の電子機器1aを側面から見た図である。
図4及び図5に示されるように、電子機器1aは、第1基板11a、第2基板12、第1フレキシブル基板13、第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、第4フレキシブル基板16、及び第5フレキシブル基板17aを含んで構成される。つまり第5フレキシブル17が、第5フレキシブル基板17aに置き換えられ、第1基板11が第1基板11aに置き換えられている。また、図7に示されるように、電子機器1aは台座18を含む。
<第5フレキシブル基板17a>
第5フレキシブル基板17aは、貫通孔171a及び171bを含む。貫通孔171a及び171bには、連結具によって、台座18の貫通孔181a及び181bと連結されて、位置決めがなされる。つまり、第5フレキシブル基板17aは、台座18と位置決めされながら連結される。第5フレキシブル基板17aと台座18との連結は、連結具ではなく、熱溶着などの溶着や、接着剤による接着により行われてもよい。
<第1基板11a>
第1基板11aは、実施形態1の第1基板11に加え、貫通孔112a及び112bを有する。貫通孔112a及び112bは、台座18の貫通孔183a及び183bとそれぞれ連結されて、位置決めがなされる。つまり、第1基板11aは、台座18と位置決めされながら連結される。第1基板11aと台座18との連結は、連結具ではなく、熱溶着などの溶着や、接着剤による接着により行われてもよい。
<台座18>
台座18は、樹脂で形成された3mm程度の厚みを有する絶縁性の基板で形成され、図6に示されるように、いずれも台座18を貫通するよう形成された挿通孔182a、182b、182c、及び182dと、貫通孔181a、181b、183a、及び183bとを有する。挿通孔182a、182b、及び182cは、それぞれ台座18を形成する四辺のうちの3辺に沿って延びるよう形成される。挿通孔182dは、挿通孔182cの近傍に、挿通孔182cの延びる方向に沿って形成される。
組立状態において、挿通孔182a、182b、及び182cには、それぞれ第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、及び第4フレキシブル基板16、が、第2基板12側から第1基板11側に向かって挿通される。挿通孔182dには、第5フレキシブル基板17aが挿通される。このように、挿通孔182a~182dに、第2フレキシブル基板14、第3フレキシブル基板15、第4フレキシブル基板16、及び第5フレキシブル基板17aが挿通されることで、各フレキシブル基板がそれぞれ安定して支持された状態となる。貫通孔181a及び181bは、第5フレキシブル基板17aの貫通孔171a及び171bと連結されて位置決めされる。貫通孔183a及び183bは、第1基板11aの貫通孔112a及び112bと連結されて位置決めされる。
本実施形態の電子機器1aでは、上記のように台座18が配置され、各フレキシブル基板が挿通孔182a~182dに挿通され、これにより各フレキシブル基板が安定的に支持され、組立容易な構成となっている。なお、台座18の挿通孔は、必ずしも全てのフレキシブル基板に対して形成されず、一部のフレキシブル基板に対して形成されてもよく、このような構成でも一定の効果が得られる。
<3.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明では、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態の電子機器1は、例えば、カメラモジュールの構成の一部として利用されるが、これ以外の種々の電子機器の構成としても当然に適用可能である。
本発明は、基板を含んで構成された電子機器などとして広く利用される。
1…電子機器
11…第1基板
111…撮像素子
112a、112b…貫通孔
121…コネクタ
122a~122d…電子部品
12…第2基板
13…第1フレキシブル基板
14…第2フレキシブル基板
15…第3フレキシブル基板
16…第4フレキシブル基板
141、151、161…接地電位パターン
142、152、162…接続用パターン
17…第5フレキシブル基板
171a、171b…貫通孔
18…台座
181a、181b、183a、183b…貫通孔
182a~182d…挿通孔

Claims (7)

  1. それぞれ電子部品を搭載した第1基板及び第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板とを電気的に接続する可撓性を有する第1可撓性基板と、
    前記第1基板及び前記第2基板の接地電位に電気的に接続された接地電位パターンを略全面に有する第2可撓性基板と、
    前記第1基板に電気的に接続され、前記第1基板と前記第2基板との間に挿入されるよう一部が折り曲げられて配置された、接地電位パターンを略全面に有し可撓性を有する第3可撓性基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に配置された台座と、を備え、
    前記台座は、前記第2可撓性基板が挿通される第2可撓性基板挿通孔を備える、
    電子機器。
  2. 前記第1基板と前記第2基板は、矩形状であり、
    前記第1可撓性基板は、前記第1基板の第1辺と、前記第1辺に対向する前記第2基板の辺との部分に配置され、
    前記第2可撓性基板は、前記第1基板の第2辺と、前記第2辺に対向する前記第2基板の辺との部分に配置され、
    前記第3可撓性基板は、前記第1基板の第3辺に接続されている、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. それぞれが前記第1基板及び前記第2基板の接地電位に電気的に接続された接地電位パターンを略全面に有する第4可撓性基板及び第5可撓性基板を有し、
    前記第4可撓性基板は、前記第1基板の第3辺と、前記第3辺に対向する前記第2基板の辺との部分に配置され、
    前記第5可撓性基板は、前記第1基板の第4辺と、前記第4辺に対向する前記第2基板の辺との部分に配置されている、
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 記台座は
    記第4可撓性基板が挿通される第4可撓性基板挿通孔と、
    前記第5可撓性基板が挿通される第5可撓性基板挿通孔と、を備える、
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記台座は、前記第3可撓性基板が挿通される第3可撓性基板挿通孔を備える、
    請求項に記載の電子機器。
  6. 前記第2可撓性基板及び前記第3可撓性基板は、前記接地電位パターン以外に信号線を有さない、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記接地電位パターンは、鉄よりも高い熱伝導率を有する、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電子機器。
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