JP6993424B2 - 易開封性シーラントフィルムおよびその用途 - Google Patents
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Description
エチレン系重合体(A1)と高圧法低密度ポリエチレンとを、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=1重量%:99重量%~99重量%:1重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)で含み、前記エチレン系重合体(A1)は下記要件(I)~(V)を満たすエチレンと炭素数4~10のα-オレフィンとの共重合体である、易開封性シーラントフィルム用エチレン系重合体組成物(A2)。
(I)190℃における2.16kg荷重でのメルトフローレート(MFR)が0.1~10g/10分の範囲にある。
(II)密度(d)が875~970kg/m3の範囲にある。
(III)13C-NMRにより測定された炭素原子1000個当たりのメチル分岐数〔A(/1000C)〕とエチル分岐数〔B(/1000C)〕との和〔(A+B)(/1000C)〕が1.80以下である。
(IV)GPC測定により得られた分子量分布曲線における最大重量分率での分子量(peak top M)が1.0×104.30~1.0×104.50の範囲にある。
(V)135℃、デカリン中で測定した極限粘度[η](dl/g)と、GPC-粘度検出器法(GPC-VISCO)により測定された重量平均分子量(Mw)とが下記関係式(Eq-1)を満たす。
…(Eq-1)
〔1a〕
前記エチレン系重合体(A1)と前記高圧法低密度ポリエチレンとを、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=60重量%:40重量%~99重量%:1重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)で含む、前記〔1〕のエチレン系重合体組成物(A2)。
前記エチレン系重合体(A1)と前記高圧法低密度ポリエチレンとを、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=41重量%:59重量%~59重量%:41重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)で含む、前記〔1〕のエチレン系重合体組成物(A2)。
前記エチレン系重合体(A1)と前記高圧法低密度ポリエチレンとを、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=1重量%:99重量%~40重量%:60重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)で含む、前記〔1〕のエチレン系重合体組成物(A2)。
前記〔1〕、〔1a〕、〔1b〕または〔1c〕のエチレン系重合体組成物(A2)を含む易開封性シーラントフィルム。
厚さが15~300μmである前記〔2〕の易開封性シーラントフィルム。
前記〔1〕、〔1a〕、〔1b〕または〔1c〕のエチレン系重合体組成物(A2)をフィルム状に成形する工程を有する、前記〔2〕の易開封性シーラントフィルムの製造方法。
前記〔2〕または〔3〕の易開封性シーラントフィルムと他のフィルムとを有するラミネートフィルム。
前記〔2〕もしくは〔3〕の易開封性シーラントフィルムまたは前記〔5〕のラミネートフィルムを有する袋体。
前記〔1〕、〔1a〕、〔1b〕または〔1c〕のエチレン系重合体組成物(A2)から易開封性シーラントフィルムを製造する際に、前記エチレン重合体(A1)および前記高圧法低密度ポリエチレンの割合を、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=1重量%:99重量%~99重量%:1重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)の範囲で変化させる、易開封性シーラントフィルムの易カット性が発現する方向を調整する方法。
本発明に係るエチレン系重合体組成物(A2)は、エチレン系重合体(A1)とLDPEとを、エチレン系重合体(A1):LDPE=1重量%:99重量%~99重量%:1重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)およびLDPEの合計量を100重量%とする。)で含み、前記エチレン系重合体(A1)は下記要件(I)~(V)を満たすエチレンと炭素数4~10のα-オレフィンとの共重合体であることを特徴としている。(I)190℃における2.16kg荷重でのメルトフローレート(MFR)が0.1~10g/10分の範囲にある。
(II)密度(d)が875~970kg/m3の範囲にある。
(III)13C-NMRにより測定された炭素原子1000個当たりのメチル分岐数〔A(/1000C)〕とエチル分岐数〔B(/1000C)〕との和〔(A+B)(/1000C)〕が1.80以下である。
(IV)GPC測定により得られた分子量分布曲線における最大重量分率での分子量(peak top M)が1.0×104.30~1.0×104.50の範囲にある。
(V)135℃、デカリン中で測定した極限粘度[η](dl/g)と、GPC-粘度検出器法(GPC-VISCO)により測定された重量平均分子量(Mw)とが下記関係式(Eq-1)を満たす。
…(Eq-1)
本発明によれば、特定の特徴を有するエチレン系重合体(A1)とLDPEとを組み合わせた組成物を使用することで、何らかの作用が働き樹脂の配向性や結晶状態が変化する。一般的にフィルムの易カット性が発現する方向はフィルムを成形するときの分子配向の向きに依存するとされており、LLDPEとLDPEとの組合せではフィルム成形時の分子の流れ方向に分子配向が起こりやすいためにラメラ結晶も流れ方向に配向した状態で形成され、結果として得られたフィルムは、流れ方向に切れやすく、流れに直角の方向には切れにくい状態になりやすい。一方、分子量分布の狭いLLDPEを用いる等、フィルム加工による分子配向が起こりにくい状態で製造されたフィルムはどちらの方向にも切れにくい状態となりやすい。また、LDPEを単体で使用したインフレーションフィルムの場合、バブルを膨らます際に分子配向が起こると推測されることから、樹脂の流れに対して直角の方向に切れやすく、逆に分子の流れ方向には切れにくい性能を有することが多い。
前記エチレン系重合体(A1)は、エチレンと炭素数4~10のα-オレフィン、好ましくはエチレンと炭素数4~10のα-オレフィン(ただし、コモノマーとしてブテン-1を使用する場合には、炭素数6~10のα-オレフィンも必要である)、より好ましくはエチレンと炭素数6~10のα-オレフィンとの共重合体である。エチレンとの共重合に用いられる炭素数4~10のα-オレフィンとしては、1-ブテン、1-ヘキセン、4-メチル-1-ペンテン、1-オクテン、1-デセンなどが挙げられる。
使用装置;ウォーターズ社製ゲル浸透クロマトグラフ allianceGPC2000型(高温サイズ排除クロマトグラフ)
解析ソフト;クロマトグラフィデータシステムEmpower(Waters社)
カラム;TSKgel GMH6- HT×2+TSKgel GMH6-HTL×2
(内径7.5mm×長さ30cm,東ソー社)
移動相;o-ジクロロベンゼン(和光純薬 特級試薬)
検出器;示差屈折計(装置内蔵)
カラム温度;140℃
流速;1.0mL/分
注入量;500μL
サンプリング時間間隔;1秒
試料濃度;0.15%(w/v)
分子量較正;単分散ポリスチレン(東ソー社)/分子量495~分子量2060万
Z. Crubisic, P. Rempp, H. Benoit, J. Polym. Sci., B5, 753 (1967)に記載された汎用較正の手順に従い、ポリエチレン分子量換算として分子量分布曲線を作成する。この分子量分布曲線から最大重量分率での分子量(peak top M)を算出する。
…(Eq-1)
すなわち、前記エチレン系重合体(A1)においては、135℃、デカリン中で測定した極限粘度〔[η](dl/g)〕と、GPC-粘度検出器法(GPC-VISCO)により測定された重量平均分子量の0.776乗(Mw0.776)との比が下記式(Eq-2)
0.80×10-4≦[η]/Mw0.776≦1.65×10-4 …(Eq-2)
を満たす。下限値は好ましくは0.85×10-4、より好ましくは0.90×10-4であり、上限値は好ましくは1.55×10-4、より好ましくは1.45×10-4である。
[η]=lim(ηsp/C) (C→0) …(Eq-3)
次に、前記エチレン系重合体(A1)の製造方法を説明する。
・エチレン系重合体(A1)の好ましい製造用触媒
前記エチレン系重合体(A1)は、成分(α)、成分(β)および成分(γ)を含む触媒の存在下、エチレンと炭素数4以上10以下のα-オレフィンとを重合することによって効率的に製造することができる。
成分(α)は、下記一般式(I)で表される架橋型メタロセン化合物である。
成分(β)は、下記一般式(II)で表される架橋型メタロセン化合物である。
成分(γ)は、下記(γ-1)~(γ-3)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である。
RαmAl(ORβ)nHpXq・・・(III)
〔一般式(III)中、RαおよびRβは、炭素数が1~15の炭化水素基を示し、互いに同一でも異なっていてもよく、Xはハロゲン原子を示し、mは0<m≦3、nは0≦n<3、pは0≦p<3、qは0≦q<3の数であり、かつm+n+p+q=3である。〕
MαAlRα4・・・(IV)
〔一般式(IV)中、MαはLi、NaまたはKを示し、Rαは炭素数が1~15の炭化水素基を示す。〕
RαrMβRβsXt・・・(V)
〔一般式(V)中、RαおよびRβは、炭素数が1~15の炭化水素基を示し、互いに同一でも異なっていてもよく、MβはMg、ZnまたはCdを示し、Xはハロゲン原子を示し、rは0<r≦2、sは0≦s≦1、tは0≦t≦1であり、かつr+s+t=2である。〕
(γ-2)有機アルミニウムオキシ化合物、および、
(γ-3)成分(α)および成分(β)と反応してイオン対を形成する化合物、
から選ばれる少なくとも1種の化合物である。
本発明において、必要に応じて用いることができる固体状担体(S)は、無機または有機の化合物であって、顆粒状または微粒子状の固体である。
必要に応じて用いることができる成分(G)としては、下記(g-1)~(g-6)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物が挙げられる。
(g-2)高級脂肪族アミド、
(g-3)ポリアルキレンオキサイド、
(g-4)ポリアルキレンオキサイドアルキルエーテル、
(g-5)アルキルジエタノールアミン、および
(g-6)ポリオキシアルキレンアルキルアミン。
エチレン系重合体(A1)の好ましい製造用触媒の調製方法について記載する。
前記エチレン系重合体組成物(A2)は、高圧法低密度ポリエチレン(LDPE)を含有する。
本発明のエチレン系重合体組成物(A2)は、前記エチレン系重合体(A1)と前記LDPEとを、エチレン系重合体(A1):LDPE=1重量%:99重量%~99重量%:1重量%、好ましくは5重量%:95重量%~95重量%:5重量%、さらに好ましくは10重量%:90重量%~90重量%:10重量%の割合(ただし、前記エチレン系重合体(A-1)および前記LDPEの合計量を100重量%とする。)で含んでいる。エチレン重合体(A1)またはLDPEの割合が全体の1重量%未満である場合、樹脂のブレンドが均一になりにくくなり、易カット性の方向が安定しないため、フィルム製品の品質安定性の観点から好ましくない。
本発明に係るフィルムは、本発明に係るエチレン系重合体組成物(A2)からなることを特徴としており、好ましくは易開封性シーラントフィルムとして使用される。
エチレン系重合体(A1)の分析方法および評価方法は以上の説明中に記述のとおりであり、以上の説明中に記述されていない方法は以下の通りである。エチレン系重合体(A1)以外のエチレン系重合体の分析ないし評価の方法も同様である。
200℃におけるゼロせん断粘度〔η0(P)〕は以下のようにして求めた。
溶融張力(MT)は、溶融されたエチレン系重合体を一定速度で延伸したときの応力を測定することにより決定した。測定には東洋精機製作所製、MT測定機を用いた。測定条件は、樹脂温度190℃、溶融時間6分、バレル径9.55mmφ、押し出し速度15mm/分、巻取り速度24m/分(溶融フィラメントが切れてしまう場合には、巻取り速度を5m/分ずつ低下させる)、ノズル径2.095mmφ、ノズル長さ8mmとした。
以下の方法により、インフレーションフィルムを作製し、その分析ないし評価を行った。
実施例等で得られた樹脂(エチレン系重合体組成物、エチレン系重合体、LDPEまたはLLDPE。以下同様。)を、50mmφの押出機とダイ径100mmφの丸ダイを有するモダン社製単層インフレーション成形機を用いて、以下の条件でインフレーションフィルムに加工した。
樹脂温度:180~200℃
引取速度:20m/分
フィルムサイズ:320mm幅×40μm厚み
[バブルの安定性]
インフレーションフィルムの成形時にバブルの揺れを確認し、以下の基準で評価した(官能試験として判定)。
△:揺れが少ない
×:揺れ易い
[ヒートシール試験]
上記の方法で作製したインフレーションフィルムを15mm幅に切断して試験片を得た。
ヒートシール圧力:2kg/cm2
ヒートシール時間:0.5秒
ヒートシール温度:130℃
シールバーの幅:10mm
試験片幅:15mm
剥離角度:180度
剥離速度:300mm/分
ヒートシールの剥離状態は、n=5で剥離面を目視で確認し以下の基準で評価した(官能試験)。
インフレーションフィルムを適度に張った状態で、フィルムに人間の親指を突刺して、突刺しやすさを以下の基準で官能的に評価した。
×:LLDPEフィルムと同等の難突刺し性
△:これらの中間の突刺し性
[エルメンドルフ引裂き強度、易カット性の方向]
ASTM D1922に準拠して、下記条件にて測定した。
特開2017-25340の[触媒調製例XP-1]、[触媒調製例XP-2]および[触媒調製例XP-3]の記載に従って、予備重合触媒成分(XP-1)、(XP-2)、(XP-3)をそれぞれ製造した。以下に、具体的な製造方法を記載する。
(固体状担体(X-1)の調製)
内容積270リットルの攪拌機付き反応器に、窒素雰囲気下、シリカゲル(富士シリシア株式会社製:平均粒径70μm、比表面積340m2/g、細孔容積1.3cm3/g、250℃で10時間乾燥)10kgを77リットルのトルエンに懸濁させた後0~5℃に冷却した。この懸濁液にメチルアルミノキサンのトルエン溶液(Al原子換算で3.5mmol/mL)19.4リットルを30分間かけて滴下した。この際、系内温度を0~5℃に保った。引き続き0~5℃で30分間接触させた後、約1.5時間かけて系内温度を95℃まで昇温して、引き続き95℃で4時間接触させた。その後常温まで降温して、上澄み液をデカンテーションにより除去し、さらにトルエンで2回洗浄した後、全量115リットルのトルエンスラリーを調製した。得られたスラリー成分の一部を採取し濃度を調べたところ、スラリー濃度:122.6g/L、Al濃度:0.62mol/Lであった。
内容積200ミリリットルの攪拌機付き反応器に、窒素雰囲気下、トルエンを300ミリリットル、および上記で得られた固体状担体400ミリリットル(Al原子換算で0.25mol)を装入した。次に、遷移金属錯体(成分(β))として、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(2,7-ジ-t-ブチル-9-フルオレニル)ジルコニウムジクロリドのトルエン溶液を、Zr原子換算で1.12mmol滴下し、系内温度20~25℃で1時間接触させた後、系内温度を95℃に昇温し、さらに2時間接触させた。30℃まで降温後、遷移金属錯体(成分(α))として、ジメチルシリレン(3-n-ブチルシクロペンタジエニル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリドのトルエン溶液を、Zr原子換算で0.12mmol滴下し、これらを系内温度20~30℃で1時間接触させた。上澄み液をデカンテーションにより除去し、さらにヘキサンを用いて2回洗浄した後、ヘキサンを加えて全量1リットルとし、固体触媒成分のスラリーを調製した。
上記の方法で得られた固体触媒成分スラリーを10℃まで冷却した後、ジイソブチルアルミニウムヒドリド(DiBAl-H)120mmolを添加した。さらに常圧下でエチレンを系内に連続的に数分間供給した。この間系内の温度は10~15℃に保持し、次いで1-ヘキセン18ミリリットルを添加した。1-ヘキセン添加後、系内温度を35℃に昇温し、固体触媒成分に対して重量換算で3等量分のエチレンを重合させた。その後、上澄み液をデカンテーションにより除去し、ヘキサンを用いて4回洗浄した後、ヘキサンを加えて全量を1リットルとした。次に、系内温度を35℃に昇温した後、成分(G)として、エマルゲン(登録商標)108(花王株式会社製)1.0gを添加し、2時間接触させた。その後、上澄み液をデカンテーションにより除去し、ヘキサンを用いて4回洗浄した。次に、内容積1リットルのガラス製グラスフィルターに上記ヘキサンスラリーを移し、ヘキサンを濾別後、減圧下で減圧乾燥させることで、予備重合触媒成分(XP-1)196gを得た。得られた予備重合触媒の組成を調べたところ、予備重合触媒成分1g当たり、Zr原子が0.54mg含まれていた。
(固体触媒成分の調製)
固体状担体(X-1)を用いて、触媒調製例1のイソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(2,7-ジ-t-ブチル-9-フルオレニル)ジルコニウムジクロリドと、ジメチルシリレン(3-n-ブチルシクロペンタジエニル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリドの添加量を、それぞれZr原子換算で1.59mmol、0.18mmolに変更した以外は、触媒調製例XP-1と同様の条件にて固体触媒成分のスラリーを調製した。
触媒調製例1の成分(G)を、ケミスタット(登録商標)2500(三洋化成工業株式会社製)2gに変更した以外は、触媒調製例1と同様の条件にて調製し、予備重合触媒成分(XP-2)186gを得た。得られた予備重合触媒の組成を調べたところ、予備重合触媒成分1g当たり、Zr原子が0.84mg含まれていた。
(固体触媒成分の調製)
内容積200ミリリットルの攪拌機付き反応器に、窒素雰囲気下、トルエンを300ミリリットル、および触媒調製例1で得られた固体状担体400ミリリットル(Al原子換算で0.25mol)を装入した。次に、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(2,7-ジ-t-ブチル-9-フルオレニル)ジルコニウムジクロリドのトルエン溶液を、Zr原子換算で1.07mmol滴下し、ジメチルシリレン(3-n-ブチルシクロペンタジエニル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリドのトルエン溶液を、Zr原子換算で0.17mmol滴下し、これらを系内温度20~25℃で1時間接触させた後、系内温度を75℃に昇温し、さらに2時間接触させた。30℃まで降温後、上澄み液をデカンテーションにより除去し、さらにヘキサンを用いて2回洗浄した後、ヘキサンを加えて全量1リットルとし、固体触媒成分のスラリーを調製した。
上記の方法で得られた固体触媒成分のヘキサンスラリーを38~40℃まで昇温した後、ジイソブチルアルミニウムヒドリド(DiBAl-H)120mmolを添加した。系内温度を38~40℃に保持したまま、常圧下にてエチレン供給を開始し、固体触媒成分に対して重量換算で3等量分のエチレンを重合させた。その後、上澄み液をデカンテーションにより除去し、ヘキサンを用いて4回洗浄した後、ヘキサンを加えて全量を1リットルとした。次に、系内温度を35℃に昇温した後、成分(G)として、エマルゲン(登録商標)108(花王株式会社製)1.0gを添加し、2時間接触させた。その後、上澄み液をデカンテーションにより除去し、ヘキサンを用いて4回洗浄した。次に、内容積1リットルのガラス製グラスフィルターに上記ヘキサンスラリーを移し、ヘキサンを濾別後、減圧下で減圧乾燥させることで、予備重合触媒成分(XP-3)195gを得た。得られた予備重合触媒の組成を調べたところ、予備重合触媒成分1g当たり、Zr原子が0.54mg含まれていた。
内容積1.7m3の流動層型気相重合反応器において、予備重合触媒成分(XP-1)を用いて、エチレン・1-ヘキセン共重合体の製造を行った。
諸条件を表1に記載のとおり変更したこと以外は製造例1と同様にして、エチレン系重合体(A1-2)および(A1-3)をそれぞれ製造した。得られたエチレン系重合体(A1-2)および(A1-3)の物性を表1に示す。
特許文献2(特開2014-074103号公報)の実施例1に従いエチレン系重合体を製造した。得られたエチレン系重合体(C1)の物性を表1に示す。
特許文献3(特開2008-031380号公報)の製造例18に従いエチレン系重合体を製造した。得られたエチレン系重合体(C2)の物性を表1に示す。
内容積260リットルの攪拌機付き反応器に、窒素雰囲気下、250℃で10時間乾燥したシリカ(SiO2:平均粒子径12μm)10kgを90.5リットルのトルエンに懸濁した後、0~5℃まで冷却した。この懸濁液にメチルアルモキサンのトルエン溶液(Al原子換算で3.0mmol/ml)45.5リットルを30分間かけて滴下した。この際、系内の温度を0~5℃に保った。引き続き0~5℃で30分間反応させた後、約1.5時間かけて95~100℃まで昇温して、引き続き95~100℃で4時間反応させた。その後常温まで降温して、上澄み液をデカンテーションにより除去した。このようにして得られた固体成分をトルエンで2回洗浄した後、トルエンを加えて全量129リットルとし、固体成分(S-1)のトルエンスラリーを調製した。得られた固体成分の一部を採取し、濃度を調べたところ、スラリー濃度:137.5g/L、Al濃度:1.1mol/Lであった。
窒素置換した200mlのガラス製フラスコにトルエン50mlを入れ、攪拌下、上記で調製した固体成分(S-1)のトルエンスラリー(固体部換算で2.0g)を装入した。次に、予め混合した、ジメチルシリレンビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド(以下「メタロセン化合物(A-1)」とも記載する。)のトルエン溶液(Zr原子換算で0.002mmol/ml)32.5ml、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド(以下「メタロセン化合物(B-1)」とも記載する。)のトルエン溶液(Zr原子換算で0.001mmol/ml)7.23mlの混合液を滴下し、室温で1時間反応させた。その後、上澄み液をデカンテーションにより除去し、デカンで2回洗浄し、固体触媒成分(X-5)のデカンスラリーとした。固体触媒成分(X-5)調製時のメタロセン化合物(A-1)とメタロセン化合物(B-1)の混合モル比は、(A-1)/(B-1)=90/10であった。また、得られた固体触媒成分(X-5)のデカンスラリーの一部を採取して濃度を調べたところ、Zr濃度0.065mg/ml、Al濃度3.77mg/mlであった。
充分に窒素置換した内容積1リットルのSUS製オートクレーブに精製ヘプタン500mlを入れ、エチレンを流通し、液相および気相をエチレンで飽和させた。次に、水素-エチレン混合ガス(水素濃度:0.064vol%)を用いて、系内を置換した後、1-ヘキセン30ml、トリイソブチルアルミニウム0.375mmol、ジルコニウム換算で0.0026ミリモルの固体触媒成分(X-5)をこの順に装入した。70℃に昇温して、0.78MPa-Gにて90分間重合を行った。得られたポリマーを10時間、真空乾燥し、エチレン系重合体92.9gを得た。
製造例3で製造されたエチレン系重合体(A1-3)のペレットと、LDPEとして旭化成株式会社より市販されている高圧ラジカル重合法によるポリエチレン(商品名:サンテックLD M1920)の製品ペレット(その物性を表1に示す。)とを、表1に記載されたブレンド比率でドライブレンドを行い、得られた混合物を用いてインフレーションフィルムの成形を行った。物性評価の結果を表2に示す。
株式会社プライムポリマーより市販されている直鎖状低密度ポリエチレンであるエチレン・1-ヘキセン共重合体(商品名:エボリューSP1510)の製品ペレット(その物性を表1に示す。)をそのまま用いてインフレーションフィルムを成形した。物性評価の結果を表2に示す。
株式会社プライムポリマーより市販されている直鎖状低密度ポリエチレンであるエチレン・1-ヘキセン共重合体(商品名:エボリューSP1510)の製品ペレットと旭化成株式会社より市販されている高圧ラジカル重合法によるポリエチレン(商品名:サンテックLD M1920)の製品ペレットとを80重量%:20重量%の割合でドライブレンドを行い、得られた混合物からインフレーションフィルムを成形した。物性評価の結果を表2に示す。
株式会社プライムポリマーより市販されている直鎖状低密度ポリエチレンであるエチレン・1-ヘキセン共重合体(商品名:エボリューSP1510)の製品ペレットと旭化成株式会社より市販されている高圧ラジカル重合法によるポリエチレン(商品名:サンテックLD M1920)の製品ペレットを20重量%:80重量%の割合でドライブレンドを行い、得られた混合物からインフレーションフィルムを成形した。物性評価の結果を表2に示す。
旭化成株式会社より市販されている高圧ラジカル重合法によるポリエチレン(商品名:サンテックLD M1920)の製品ペレットをそのまま用いてインフレーションフィルムを成形した。物性評価の結果を表2に示す。
株式会社プライムポリマーより市販されている直鎖状低密度ポリエチレンであるエチレン・1-ヘキセン共重合体(商品名:エボリューSP1510)の製品ペレットと製造例3で製造したエチレン系重合体(A1-3)とを80重量%:20重量%の割合でドライブレンドを行い、得られた混合物からインフレーションフィルムを成形した。物性評価の結果を表2に示す。
実施例1で使用したエチレン系重合体(A1-3)のみからインフレーションフィルムを成形した。物性評価の結果を表2に示す。
製造例4で製造したエチレン系重合体(C1)のみからインフレーションフィルムを成形した。物性評価の結果を表2に示す。
製造例5で製造したエチレン系重合体(C2)のみからインフレーションフィルムを成形した。物性評価の結果を表2に示す。
Claims (9)
- エチレン系重合体(A1)と高圧法低密度ポリエチレンとを、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=1重量%:99重量%~99重量%:1重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)で含み、前記エチレン系重合体(A1)は下記要件(I)~(V)を満たすエチレンと炭素数4~10のα-オレフィンとの共重合体であるエチレン系重合体組成物(A2)を含む易開封性シーラントフィルム。
(I)190℃における2.16kg荷重でのメルトフローレート(MFR)が0.1~8.0g/10分の範囲にある。
(II)密度(d)が875~970kg/m3の範囲にある。
(III)13C-NMRにより測定された炭素原子1000個当たりのメチル分岐数〔A(/1000C)〕とエチル分岐数〔B(/1000C)〕との和〔(A+B)(/1000C)〕が1.80以下である。
(IV)GPC測定により得られた分子量分布曲線における最大重量分率での分子量(peak top M)が1.0×104.30~1.0×104.50の範囲にある。
(V)135℃、デカリン中で測定した極限粘度[η](dl/g)と、GPC-粘度検出器法(GPC-VISCO)により測定された重量平均分子量(Mw)とが下記関係式(Eq-1)を満たす。
0.80×10-4×Mw0.776≦[η]≦1.65×10-4×Mw0.776
…(Eq-1) - 前記エチレン系重合体組成物(A2)が、前記エチレン系重合体(A1)と前記高圧法低密度ポリエチレンとを、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=60重量%:40重量%~99重量%:1重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)で含む、請求項1に記載の易開封性シーラントフィルム。
- 前記エチレン系重合体組成物(A2)が、前記エチレン系重合体(A1)と前記高圧法低密度ポリエチレンとを、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=41重量%:59重量%~59重量%:41重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)で含む、請求項1に記載の易開封性シーラントフィルム。
- 前記エチレン系重合体組成物(A2)が、前記エチレン系重合体(A1)と前記高圧法低密度ポリエチレンとを、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=1重量%:99重量%~40重量%:60重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)で含む、請求項1に記載の易開封性シーラントフィルム。
- 厚さが15~300μmである請求項1~4のいずれか1項に記載の易開封性シーラントフィルム。
- 前記エチレン系重合体組成物(A2)をフィルム状に成形する工程を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の易開封性シーラントフィルムの製造方法。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載の易開封性シーラントフィルムと、他のフィルムとを有するラミネートフィルム。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載の易開封性シーラントフィルムまたは請求項7に記載のラミネートフィルムを有する袋体。
- エチレン系重合体(A1)と高圧法低密度ポリエチレンとを、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=1重量%:99重量%~99重量%:1重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)で含み、前記エチレン系重合体(A1)は下記要件(I)~(V)を満たすエチレンと炭素数4~10のα-オレフィンとの共重合体であるエチレン系重合体組成物(A2)から易開封性シーラントフィルムを製造する際に、前記エチレン重合体(A1)および前記高圧法低密度ポリエチレンの割合を、エチレン系重合体(A1):高圧法低密度ポリエチレン=1重量%:99重量%~99重量%:1重量%の割合(ただし、エチレン系重合体(A1)および高圧法低密度ポリエチレンの合計量を100重量%とする。)の範囲で変化させる、易開封性シーラントフィルムの易カット性が発現する方向を調整する方法。
(I)190℃における2.16kg荷重でのメルトフローレート(MFR)が0.1~10g/10分の範囲にある。
(II)密度(d)が875~970kg/m3の範囲にある。
(III)13C-NMRにより測定された炭素原子1000個当たりのメチル分岐数〔A(/1000C)〕とエチル分岐数〔B(/1000C)〕との和〔(A+B)(/1000C)〕が1.80以下である。
(IV)GPC測定により得られた分子量分布曲線における最大重量分率での分子量(peak top M)が1.0×104.30~1.0×104.50の範囲にある。
(V)135℃、デカリン中で測定した極限粘度[η](dl/g)と、GPC-粘度検出器法(GPC-VISCO)により測定された重量平均分子量(Mw)とが下記関係式(Eq-1)を満たす。
0.80×10-4×Mw0.776≦[η]≦1.65×10-4×Mw0.776
…(Eq-1)
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