JP6992032B2 - 圧延機 - Google Patents

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Description

本発明は、圧延機に関する。
特許文献1には、設備を大型化することなく、圧延機のロール軸受箱のがたを取ることができる圧延機,ロール軸受箱のがた取り装置,圧延方法,圧延機の改造方法、及び熱間仕上タンデム圧延設備の一例として、ハウジング内で圧延ロールを回転可能に支持するロール軸受箱と、ロール軸受箱を介して圧延ロールに上下方向のバランス力又はベンダー力を与える第一の押圧装置と、水平面内で圧延ロール軸と直交する方向の押圧力をロール軸受箱に与える第二の押圧装置とを設け、第一の押圧装置と第二の押圧装置とを圧延ロール軸方向でずらして配置する、或いは圧延ロール軸方向で複数の第一の押圧装置の間に第二の押圧装置を配置する、ことが記載されている。
また、軸受に対する極端な偏荷重の発生を防止することができ、軸受の耐用寿命の長期化およびロールシフト量の拡大、ひいては圧延材の形状修正能力の向上が図れる圧延機の一例として、特許文献2には、圧延用ロールの軸受に作用するベンデイング力の合力がその軸受の長手方向中心位置に常時作用するべく、ロール軸方向に沿つて配置される複数のベンデイング用シリンダの各圧力を調整可能としていること、即ち、例えば軸受の長手方向中心に近接するシリンダの液圧を大きく、軸受の長手方向に近接していない側のシリンダの液圧を小さく設定し、これによりベンディング力の作用位置が異なっても、軸受に対しては軸受の長手方向の中心にベンディング力の合力を作用させる、ことが記載されている。
WO2001/064360号 特公昭63-055369号公報
圧延ロールをロール軸方向に移動させるシフト機能と、ロールの軸受に軸直角方向の加圧力を作用させるベンディング機能とを有し、圧延中に生じたロール軸受箱の水平方向のがた(隙間)をがた取りシリンダによって解消する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この圧延機では、ロールの軸方向に複数のがた取りシリンダを設置して、ロールのシフト時にがた取りシリンダがロール軸受箱から外れて水平方向に押し付けられなくなることを防止している。
また、軸受に作用する偏荷重を抑制して軸受の寿命を長期化する技術として、軸受に作用するベンディング力の合力がその軸受のロール軸方向の中央部分に作用するように各シリンダ圧を調整できるように構成した圧延機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
ここで、ベンディング力が軸受に適切に作用するためには、軸方向に複数並んだベンディングシリンダ間の間隔より狭い範囲に軸受のロール軸方向の中心が位置することが望ましく、この範囲内がロール軸方向のシフト量の最大のシフト量になると考えられる。
また、がた取りシリンダの機能を成立させるために、がた取りシリンダが軸受箱を押した状態としなければならない。
従って、ベンディングシリンダとがた取りシリンダとを併用する圧延機においては、ベンディング力の作用する範囲よりも、がた取りシリンダの押圧力が作用する範囲が外側に及ぶようにがた取りシリンダが配置されると、軸受箱はがた取りシリンダ間隔とシフト量の合計以上の長さが必要となり、軸受周辺の構造の大型化につながる、という課題がある。
本発明は、ベンディング力とがた取りシリンダの押圧力とを従来に比べて適切に作用させ、装置の大型化を抑制することが可能な圧延機を提供する。
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、圧延材を圧延するロールと、前記ロールからの荷重を受ける軸受と、圧延方向の入側および出側のいずれも配置され、前記軸受に対して鉛直方向にベンディング力を与えて前記ロールをベンディングさせる1以上の第1シリンダと、前記圧延方向の入側又は出側の何れか一方に、前記軸受に対して前記圧延方向、あるいは前記圧延方向とは逆側に押圧力を加える第2シリンダと、を備え、前記圧延方向の入側および出側のいずれにも配置された全ての前記第1シリンダは、前記圧延方向から見たときに、前記ロールの軸方向にずれて配置され、駆動側の前記第2シリンダは、前記圧延方向から見たときに、駆動側における前記圧延方向の入側および出側のいずれ配置された全ての前記第1シリンダのうち、前記圧延材に最も近く配置された前記第1シリンダの前記軸方向の位置と前記圧延材に最も遠く配置された前記第1シリンダの前記軸方向の位置と同じかそれらの間に配置されており、操作側の前記第2シリンダは、前記圧延方向から見たときに、操作側における前記圧延方向の入側および出側のいずれにも配置された全ての前記第1シリンダのうち、前記圧延材に最も近く配置された前記第1シリンダの前記軸方向の位置と前記圧延材に最も遠く配置された前記第1シリンダの軸方向の位置と同じかそれらの間に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ベンディング力とがた取りシリンダの押圧力とを従来に比べて適切に作用させ、装置の大型化を抑制することができる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1又は2の圧延機を備えた圧延設備の概要を示す図である。 実施例1又は2の圧延機の概要を説明する正面図である。 図2のA-A’矢視断面の一部を示す図である。 図2のB-B’矢視断面の一部を示す図である。 実施例1の圧延機のうち、中間ロール部分の詳細を説明する平面図である。 実施例1の圧延機のうち、中間ロール部分の他の概要の詳細を説明する平面図である。 実施例1の圧延機のうち、駆動側の軸方向内側の上中間ロール軸受箱がた取りシリンダのみ駆動した場合の第2シリンダの押圧力を説明する図である。 実施例1の圧延機のうち、駆動側の軸方向外側の上中間ロール軸受箱がた取りシリンダのみ駆動した場合の第2シリンダの押圧力を説明する図である。 実施例2の圧延機のうち、図2のB-B’矢視断面の一部を示す図である。 実施例2の圧延機のうち、作業ロール部分の詳細を説明する平面図である。
<実施例1>
本発明の圧延機の実施例1について図1乃至図8を用いて説明する。図1は本実施例1又は2の圧延機を備えた圧延設備の概要を示す図、図2は圧延機の概要を説明する正面図、図3は図2のA-A’矢視断面の一部を示す図、図4は図2のB-B’矢視断面の一部を示す図、図5および図6は中間ロール部分の詳細を説明する平面図である。
最初に、実施例1の圧延機を備えた圧延設備の概要について図1を用いて説明する。
図1に示すように、圧延設備1は、圧延材5をストリップに熱間圧延する圧延機を複数備えており、圧延材5の入側から、第1スタンド10、第2スタンド20、第3スタンド30、第4スタンド40、第5スタンド50、第6スタンド60、第7スタンド70の7スタンドと、制御装置80と、を有している。このうち第1スタンド10、第2スタンド20、第3スタンド30、第4スタンド40、第5スタンド50、第6スタンド60、第7スタンド70の各々と制御装置80のうち各スタンドを制御する部分とが本発明でいう圧延機に相当する。
なお、圧延設備1については、図1に示すような7スタンドに限られず、最低2スタンド以上からなるものとすることができる。
次に、本発明の圧延機の概要の一部について図2を用いて説明する。なお、図2では図1に示す第7スタンド70を例に説明するが、本発明の圧延機は、図1に示す第1スタンド10、第2スタンド20、第3スタンド30、第4スタンド40、第5スタンド50、第6スタンド60のうちいずれのスタンドにも適用することができる。
図2において、本実施例の圧延機である第7スタンド70は、圧延材5を圧延する6段の圧延機であって、ハウジング700と、制御装置80と、油圧装置(図示省略)とを有している。
ハウジング700は、上作業ロール710および下作業ロール711、これら上作業ロール710および下作業ロール711にそれぞれ接触することで支持する上中間ロール720,下中間ロール721を備えている。更に、上中間ロール720、下中間ロール721にそれぞれ接触することで支持する上補強ロール730、下補強ロール731を備えている。
これらの各ロールのうち、上作業ロール710の軸方向の端部には、上作業ロール710と共にロールの軸方向にシフトし、ロールからの荷重を受ける軸受(図示の都合上省略)が駆動側および操作側のいずれにも設けられており、これらの軸受を上作業ロール軸受箱712により支持している。下作業ロール711も、同様に、軸方向の端部に軸受(図示省略)が駆動側および操作側のいずれにも設けられており、これらの軸受を下作業ロール軸受箱713により支持している。
本実施例では、上作業ロール710は、操作側の上作業ロール軸受箱712を介して、図3に示すようなシフトシリンダ715により、ロール軸方向にシフト可能に構成されている。同様に、下作業ロール711も、操作側の下作業ロール軸受箱713を介して、図3に示すようなシフトシリンダ716により、ロール軸方向にシフト可能に構成されている。
上中間ロール720は、その軸方向の端部に軸受790(図5参照)が駆動側および操作側のいずれにも設けられており、これらの軸受790をそれぞれ上中間ロール軸受箱722A,722により支持している。下中間ロール721も、軸方向の端部に軸受(図示省略)が駆動側および操作側のいずれにも設けられており、これらの軸受をそれぞれ下中間ロール軸受箱723A,723により支持している。
また、上中間ロール720は、駆動側の上中間ロール軸受箱722Aを介して、図3に示すようなシフトシリンダ725により、ロール軸方向にシフト可能に構成されている。同様に、下中間ロール721も、駆動側の下中間ロール軸受箱723Aを介して、図3に示すようなシフトシリンダ726により、ロール軸方向にシフト可能に構成されている。
図2に戻り、入側固定部材702は圧延材5の入側のハウジング700に固定されており、圧延材5の出側には、この入側固定部材702に対向する出側のハウジング700に出側固定部材703が固定されている。
第7スタンド70では、図2および図4に示すように、操作側および駆動側のいずれにおいても、入側固定部材702の作業ロールベンディングブロック部714に設けられた上作業ロールベンディングシリンダ740と上中間ロールベンディングブロック部727に設けられた上作業ロールベンディングシリンダ742と、出側固定部材703に設けられた上作業ロールベンディングシリンダ741,743と、により上作業ロール軸受箱712を支持しており、適宜これらのシリンダを駆動することで上作業ロール710の軸受に対して鉛直方向にベンディング力を与えて上作業ロール710をベンディングさせることができるようになっている。
同様に、図2および図4に示すように、操作側および駆動側のいずれにおいても、入側固定部材702に設けられた下作業ロールベンディングシリンダ744,と下中間ロールベンディングブロック部728に設けられた下作業ロールベンディングシリンダ746と、出側固定部材703に設けられた下作業ロールベンディングシリンダ745,747と、により下作業ロール軸受箱713を支持しており、適宜これらのシリンダを駆動することで下作業ロール711の軸受に対して鉛直方向にベンディング力を与えて下作業ロール711をベンディングさせることができるようになっている。
上中間ロール720は、操作側および駆動側のいずれにおいても、入側固定部材702の上中間ロールベンディングブロック部727に設けられた上中間ロールベンディングシリンダ750と出側固定部材703の上中間ロールベンディングブロック部727に設けられた上中間ロールベンディングシリンダ751とにより上中間ロール軸受箱722,722Aを支持しており、適宜これらのシリンダを駆動することで軸受790に対して鉛直方向にベンディング力を与えて上中間ロール720をベンディングさせることができるようになっている。また、上中間ロールベンディングブロック部727には上作業ロールベンディングシリンダ742、743が入側および出側に設けられ、適宜これらのシリンダを駆動することで上作業ロール710をベンディングさせることができるようになっている。
下中間ロール721も、操作側および駆動側のいずれにおいても、入側固定部材702の下中間ロールベンディングブロック部728に設けられた下中間ロールベンディングシリンダ752と出側固定部材703の下中間ロールベンディングブロック部728に設けられた下中間ロールベンディングシリンダ753とにより下中間ロール軸受箱723,723Aを支持しており、適宜これらのシリンダを駆動することで軸受790に対して鉛直方向にベンディング力を与えて下中間ロール721をベンディングさせることができるようになっている。また、下中間ロールベンディングブロック部728には下作業ロールベンディングシリンダ746、747が入側および出側に設けられ、適宜これらのシリンダを駆動することで下作業ロール711をベンディングさせることができるようになっている。
これらのシリンダのうち、上作業ロールベンディングシリンダ740,741は圧延材5に接触する上作業ロール710の軸受に鉛直方向インクリース側(反圧延材側方向)にベンディング力を与えて上作業ロール710をベンディングさせるように配置されている(第1シリンダ)。また、上作業ロールベンディングシリンダ742,743は、軸受に上作業ロールベンディングシリンダ740,741と反対方向である鉛直方向デクリース側(圧延材側方向)のベンディング力を与えて上作業ロール710をベンディングさせるように配置されている。
同様に、下作業ロールベンディングシリンダ744,745は圧延材5に接触する下作業ロール711の軸受に鉛直方向インクリース側にベンディング力を与えて下作業ロール711をベンディングさせるように配置されている(第1シリンダ)。また、下作業ロールベンディングシリンダ746,747は、軸受に下作業ロールベンディングシリンダ744,745と反対方向のデクリース側のベンディング力を与えて下作業ロール711をベンディングさせるように配置されている。
上中間ロールベンディングシリンダ750,751は上中間ロール720の軸受790に対して鉛直方向インクリース側にベンディング力を与えてロールをベンディングさせるように配置されている(第1シリンダ)。
下中間ロールベンディングシリンダ752,753は下中間ロール721の軸受790に対して鉛直方向インクリース側にベンディング力を与えて下中間ロール721をベンディングさせるように配置されている(第1シリンダ)。
図2および図4に示すように、がた取りを目的として、圧延材5の入側の入側固定部材702に、上作業ロール軸受箱712のライナ(図示省略)を介して上作業ロール710に水平方向の力、具体的には圧延方向に押圧力を加えるように上作業ロール軸受箱がた取りシリンダ760が設けられている(第2シリンダ)。同様に、入側固定部材702には、下作業ロール軸受箱713のライナを介して下作業ロール711に圧延方向に押圧力を加えるように下作業ロール軸受箱がた取りシリンダ762が設けられている(第2シリンダ)。これにより、ロール軸方向に対して直交する方向で作業ロール等に所望の力を加えることができる。
また、図2および図3に示すように、がた取りを目的として、圧延材5の出側の出側固定部材703に、上中間ロール軸受箱722A,722のライナを介して上中間ロール720に水平方向の力、すなわち圧延方向とは逆側に押圧力を加えるように上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771が設けられている(第2シリンダ)。同様に、出側固定部材703に、下中間ロール軸受箱723A,723のライナを介して下中間ロール721に対して圧延方向とは逆側に押圧力を加えるように下中間ロール軸受箱がた取りシリンダ773が設けられている(第2シリンダ)。
図2に戻り、上補強ロール730の軸方向の端部に軸受(図示省略)が駆動側および操作側のいずれにも設けられており、これらの軸受を上補強ロール軸受箱732により支持している。下補強ロール731も、同様に、軸方向の端部に軸受(図示省略)が駆動側および操作側のいずれにも設けられており、これらの軸受を下補強ロール軸受箱733により支持している。
また、図2に示すように、入側のハウジング700に、上補強ロール軸受箱732を介して上補強ロール730に水平方向の力を加えるように上補強ロール軸受箱がた取りシリンダ780が設けられている。同様に、入側のハウジング700には、下補強ロール軸受箱733を介して下補強ロール731に水平方向の力を加えるように下補強ロール軸受箱がた取りシリンダ782が設けられている。
油圧装置は、上述した各ベンディングシリンダやがた取りシリンダ、シフトシリンダ、あるいは圧延材5を圧延するための圧下力を上作業ロール710および下作業ロール711に加える圧下シリンダ(図示省略)等の各油圧シリンダに接続されており、この油圧装置は制御装置80に接続されている。
制御装置80は油圧装置を作動制御して、上述した各ベンディングシリンダ等に圧油を給排することでそれらの各シリンダを駆動制御している。
次に、図5を用いて各ロールのうち、上中間ロール720に関係する構成について説明する。なお、上作業ロール710や下作業ロール711、下中間ロール721についても、上中間ロール720と同等の構成を有するものとすることができる。その詳細な構成は、上中間ロール720のものと略同じであるため、説明は省略する。
本発明は、好適には図5に示すような上中間ロール720、あるいは下中間ロール721に適用される。
図5に示すように、本実施例では、上中間ロール720の駆動側と操作側の各々において、圧延材5の入側には、上中間ロールベンディングシリンダ750がロールの軸方向に2つ設けられている。また、圧延材5の出側には、上中間ロールベンディングシリンダ751が2つ設けられており、圧延方向の入側および出側の各々に、同数だけ、第1シリンダが軸方向に並んで2つ設けられている。これら圧延材5の入側に設けられた2つの上中間ロールベンディングシリンダ750と圧延材5の出側に設けられた2つの上中間ロールベンディングシリンダ751とは、圧延方向から見たときに、重なって配置されている。ここで、図5では図2および図4に記述の上作業ロールベンディングシリンダ742、743の表現は省略している。
また、本実施例では、圧延材5の出側に配置された上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771は、圧延方向から見たときに、第2シリンダが位置する側の対向側に位置する第1シリンダのうち、軸方向が最も外側の第1シリンダの位置より軸方向内側に配置されている。また、圧延方向から見たときに、第2シリンダが位置する側の対向側に位置する第1シリンダのうち、軸方向が最も内側の第1シリンダの位置より軸方向外側に配置されている。より具体的には、同じ出側に2つ設けられている上中間ロールベンディングシリンダ751の軸方向の中間位置に配置されている。
なお、圧延方向から見たときに、第2シリンダが位置する側の2つの第1シリンダはそれぞれが第2シリンダが位置する側の対向側に位置する第1シリンダのうち、軸方向が最も外側の第1シリンダの位置と同じ位置に配置および軸方向が最も内側の第1シリンダの位置と同じ位置に配置されているものとすることができる。
即ち、圧延方向から見たときに、入側の第1シリンダは軸方向に離間して配置され、出側の第1シリンダも同様に離間して配置されている。これらのうち軸方向において最も外側と最も内側の第1シリンダの間又は同じ位置に第2シリンダが設けられている。
更に、入側に設けられた2つの上中間ロールベンディングシリンダ750のうち、駆動側および操作側のいずれも、軸方向外側の上中間ロールベンディングシリンダ750は、シフトシリンダ725によりシフト機構725Aを介して上中間ロール720を軸方向にシフトさせたときに軸受790の中心がシフトする範囲よりも外側に配置されていることが望ましい。
本実施例では、1つの上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771の出力が作用する位置が、入側に配置されている2つの上中間ロールベンディングシリンダ750の軸方向位置の間に収まるように配置され、かつ出力が制御されることが望ましい。
次に、本実施例の上中間ロールベンディングシリンダ750,751や上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771の駆動制御の詳細について図5や表1を参照して説明する。これらの駆動制御は、油圧装置を駆動制御する制御装置80により実行される。
Figure 0006992032000001
本実施例では、ロールのベンディング時は、4つの上中間ロールベンディングシリンダ750,751の出力の作用位置と、1つの上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771の出力の作用位置とが、それぞれ軸受790の軸方向の長さをLとしたときに、軸受790の軸方向中心から軸方向外側にL/4以内、かつ軸受790の軸方向中心から軸方向内側にL/4以内、すなわち軸受790の軸方向中心のL/2に収まるように構成されている。
この場合、各々の上中間ロールベンディングシリンダ750,751の出力をより細かく別個に調整して、正確に軸受790の軸方向中心にベンディング力が加わるようにすることができる。
例えば、中間ロールがLをシフトするとき中間ロールの軸受の位置によって、駆動側と操作側の入側では位置e1、e2の作用力を入側のベンディング力Pbeにそれぞれ係数αe1、αe2を乗じた値とし該Pbeを上中間ロールベンディングシリンダ750の出力として駆動する。出側では位置d1、d2の作用力を出側のベンディング力Pbdにそれぞれ係数αd1、αd2を乗じた値とし該Pbdを上中間ロールベンディングシリンダ751の出力として駆動する。
なお、PbeとPbdの合計が駆動側の合計出力あるいは操作側の合計出力となり、中間ロールの軸受箱1か所あたりのベンディング力となる。PbeとPbdの合力の作用位置が圧延方向ではほぼロール軸線上になるように設定され、ロール軸方向ではシフトする軸受の中心になるように設定されている。そして、PbeとPbdの合力はその圧延条件のときに必要とされるベンディング力となっている。
中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771の位置はg1に固定されていてその押付け力はPg1となっている。該g1の位置は中間ロールがLの間でシフトしたときでも軸受790の軸方向中心のL/2に収まるようにしている。
αe1、αe2、αd1、αd2の値は必ずしも同じ値である必要はなく、4つの上中間ロールベンディングシリンダ750,751の出力の作用位置が、軸受790の中心位置と略一致するように適宜異なる値とすることができる。もちろん、上中間ロール720の位置によってはすべて同じ値とすることもできる。
また、合計4本のシリンダのすべてを駆動する場合に限られず、4本のうち3本を駆動することや、4本のうち2本を駆動することができる。
この場合は、αe1、αe2、αd1、αd2のうちいずれか一つ、あるいは2つが0になるのみで、残る3つ、あるいは2つの変数を適宜設定する。
次いで、上中間ロールベンディングシリンダ等の他の配置例やその出力制御について図6および表を用いて説明する。
図6に示す形態では、圧延材5の入側には、上中間ロールベンディングシリンダ750Aがロールの軸方向に2つ設けられている。また、圧延材5の出側には、上中間ロールベンディングシリンダ751Aが1つ設けられている。
このうち、圧延材5の出側に設けられた上中間ロールベンディングシリンダ751Aは、圧延方向から見たときに、反対側の入側に設けられた2つの上中間ロールベンディングシリンダ750Aの間に位置するように配置される。
また、入側に設けられた2つの上中間ロールベンディングシリンダ750Aのうち、駆動側および操作側のいずれも、軸方向外側の上中間ロールベンディングシリンダ750Aは、シフトシリンダ725によりシフト機構725Aを介して上中間ロール720を軸方向にシフトさせたときに軸受790の中心がシフトする範囲よりも外側に配置されている。
また、圧延材5の出側に配置された上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771Aは、圧延方向から見たときに、同じ出側に1つ設けられている上中間ロールベンディングシリンダ751Aの軸方向の両側に配置されている。
更に、上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771Aのうち、軸方向外側のシリンダの軸方向位置は、反対側の入側に設けられた2つの上中間ロールベンディングシリンダ750Aのうち軸方向外側のシリンダと同じかそれよりも内側の位置に配置される。軸方向内側の上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771Aの軸方向位置は、反対側の入側に設けられた2つの上中間ロールベンディングシリンダ750Aのうち軸方向内側のシリンダと同じかそれよりも内側の位置に配置される。
また、本形態においても、2つの上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771Aの出力が作用する位置が、入側に配置されている2つの上中間ロールベンディングシリンダ750Aの軸方向位置の間に収まるように配置されている、かつ出力が制御されることが望ましい。
次に、本実施例の上中間ロールベンディングシリンダ750A,751Aや上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771Aの駆動制御の詳細について説明する。これらの駆動制御も、油圧装置を駆動制御する制御装置80により実行される。
まず、ロールのベンディング時は、2つの第1シリンダの合計出力と、反対側に設けられた第1シリンダの出力との差が所定範囲内となるように構成されている。また、入側に配置されている2つの上中間ロールベンディングシリンダ750Aの間に軸受790の中心が配置されている時、且つロールのベンディング時には、2つの第1シリンダの何れか1つと、反対側に設けられた第1シリンダを駆動するように構成されている。
ここで、上中間ロール720のシフト量、すなわち軸受790の軸方向中心のシフト量をL(駆動方向側のシフト量をプラスとする)とする。Lを区間A,B,Cに分ける。表2は軸受中心位置と各シリンダの駆動状態の関係を示す。e1とd1を結ぶ線とロール軸線の交点位置は区間Cと区間Bの境目、e2とd1を結ぶ線とロール軸線の交点位置は区間Bと区間Aの境目としている。
Figure 0006992032000002
軸受の軸方向中心が区間Cに存在している場合は、駆動側では、入側の上中間ロールベンディングシリンダ750A,e1とe2の出力を必要とする入側のベンディング力Pbeに所定の係数αe1とαe2をそれぞれ乗じた出力と出側の上中間ロールベンディングシリンダ751A,d1とを駆動する。区間Cではαe1を1としαe2を0を選択することでより軸受中心に近いところにベンディング力を作用できる。
操作側では、入側の上中間ロールベンディングシリンダ750A,e1とe2の出力を必要とする入側のベンディング力Pbeに所定の係数αe1とαe2をそれぞれ乗じた出力とと出側の上中間ロールベンディングシリンダ751A,d1とを駆動する。区間Cではαe1を1としαe2を0を選択することでより軸受中心に近いところにベンディング力を作用できる。
軸受の軸方向中心が区間Aに存在している場合も区間Cと同様に、駆動側では、入側の上中間ロールベンディングシリンダ750Aと出側の上中間ロールベンディングシリンダ751Aとを駆動する。区間Aではαe1を0としαe2を1を選択することでより軸受中心に近いところにベンディング力を作用できる。
操作側では、区間Cと同様に入側の上中間ロールベンディングシリンダ750Aと出側の上中間ロールベンディングシリンダ751Aとを駆動する。区間Aではαe1を0としαe2を1を選択することでより軸受中心に近いところにベンディング力を作用できる。
軸受の軸方向中心が区間Bに存在している場合も区間Cと同様に、駆動側および操作側のいずれでも、入側の上中間ロールベンディングシリンダ750Aと出側の上中間ロールベンディングシリンダ751Aを駆動する。区間Bにおけるαe1とαe2の値は、入側の上中間ロールベンディングシリンダ750Aと出側の上中間ロールベンディングシリンダ751Aの合力が軸受中心に近いところにベンディング力が作用するように設定されている。
上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771Aについては、区間A、B、Cともに、位置g1,g2における出力を必要とする出力Pgにそれぞれγ1、γ2を乗じた値とする。区間A、B、Cの係数γ1、γ2はシフトする軸受の中心に上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771Aの押付け力が作用するようにしている。
次に、本実施例の効果について説明する。
上述した本実施例の圧延機は、圧延材を圧延するロールと、ロールからの荷重を受ける軸受790と、圧延方向の入側又は出側の各々に、軸受790に対して鉛直方向にベンディング力を与えてロールをベンディングさせる1以上の第1シリンダと、圧延方向の入側又は出側の何れか一方に、軸受790に対して圧延方向、あるいは圧延方向とは逆側に押圧力を加える第2シリンダと、を備えている。このうち、第1シリンダは、圧延方向から見たときに、圧延方向の入側又は出側の各々の少なくとも1つの第1シリンダがロールの軸方向に離間して配置され、第2シリンダは、圧延方向から見たときに、圧延方向の入側又は出側の各々に配置された全ての第1シリンダのうち、軸方向が最も外側と最も内側の第1シリンダの位置と同じかそれらの間に配置されている。
これによって、入側又は出側の一方の第1シリンダ(ベンディングシリンダ)の設置範囲に、入側又は出側の他方の第2シリンダ(がた取りシリンダ)が設置されたものとなる。このため、第2シリンダの押圧力の作用範囲が、軸受に偏荷重が発生しないようにベンディング力を作用させる範囲を大幅に超えることを抑制できるため、ベンディング力と押圧力とを適切に軸受に対して作用させつつ、装置の大型化を抑制することができる。
第2シリンダの押圧力が軸受の長手方向中央部近傍に作用させることで生じる効果は以下である。
図7は、駆動側の軸方向内側の上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771のみ駆動した場合で、軸受の長手方向中央部近傍に第2シリンダの押圧力が作用した場合を示す。ロールから軸受に作用する圧延方向の力Fd、第2シリンダの押圧力Fg2、上中間ロール軸受箱722Aと上中間ロールベンディングブロック部727のライナに生じる外側の反力F1、内側の反力F2とすると、Fg2=Fd+F1+F2の関係となる。F1とF2のいずれかが0になるとライナが当たっていない状態になるので好ましくない。ここではFg2はFd作用位置近くに発生しているので、Fg2を比較的小さな値とすることができる。すなわち、第2シリンダの押圧力を小さくすることができる。
これに対し、図8は駆動側の軸方向外側の上中間ロール軸受箱がた取りシリンダ771のみ駆動した場合で、軸受の長手方向中央部近傍から離れた位置に第2シリンダの押圧力が作用した場合を示す。第2シリンダの押圧力Fg1は同様に、Fg1=Fd+F1+F2の関係となる。F2が0にならないようにするためには、モーメントのつり合いからFg1は大きな値となってしまう。これでは、より大きな第2シリンダが必要となり、構造的にその大きなシリンダを上中間ロールベンディングブロック部727に納めることは困難となる。
図7のように第2シリンダの押圧力を軸受の長手方向中央部近傍に作用させることで第2のシリンダの必要となる出力を抑え、シリンダの大きさを抑えて、上中間ロールベンディングブロック部727の中に収納可能とすることができる。
更に、第1シリンダを駆動する制御装置80を更に備え、制御装置80は、軸受790の中心部分にその合力が加わるように、3つ以上の第1シリンダを駆動するように構成されたことで、ベンディング合力を軸受の長手方向中央部近傍に作用させる構造とすることができる。したがって、簡易な構造でも軸受への偏荷重を低減することができる。
<実施例2>
次に、本発明の圧延機の実施例2について図9及び図10を用いて説明する。図9は図2のB-B’矢視断面の一部を示す図である。図10は作業ロール部分の詳細を説明する平面図である。
図9および図10が図4及び図5と異なる部分を説明する。本実施例では、上作業ロール710の駆動側と操作側の各々において、圧延材5の入側には、第1シリンダ740と第2シリンダ760が1つずつ設けられ、操作側では第2シリンダ760の軸方向外側に第1シリンダ740が設けられている。また、圧延材5の出側には、第1シリンダ741が1つ設けられ、圧延方向から見たときに、操作側では第1シリンダ741は入側の第2シリンダ760よりも軸方向内側に設けられている。また、駆動側では第2シリンダ760の軸方向内側に第1シリンダ740が設けられている。また、圧延材5の出側には、第1シリンダ741が1つ設けられ、圧延方向から見たときに、駆動側では第1シリンダ741は入側の第2シリンダ760よりも軸方向外側に設けられている。
これによって、上作業ロール軸受箱71において、第2シリンダの押圧力の作用範囲が、第1シリンダのベンディング合力の作用範囲を大幅に超えることを抑制できるため、ベンディング力と押圧力とを適切に軸受に対して作用させつつ、装置の大型化を抑制することができる。

なお、上作業ロール710において、圧延方向から見たときに、操作側において入側の第1シリンダを第2シリンダよりも軸方向内側に設け、出側の第1シリンダを第2シリンダよりも軸方向外側に設けてもよい。また、駆動側において入側の第1シリンダを最も軸方向外側に設け、出側の第1シリンダを最も軸方向内側に設けてもよい。また、第2シリンダの軸方向位置は、入側と出側のうち、第2シリンダが設けられていない方の第1シリンダの軸方向位置と同じとしてもよい。
上記は作業ロールについて説明したが、中間ロールに対して上記を適用できる。
また、上記はシフト量Lがある量であるときを説明したが、Lが0であってシフトしないロールについても適用できる。即ち、軸受に対して鉛直方向のベンディング力と圧延方向の押圧力とを加える圧延機であれば、本発明を適用することができる。第2シリンダの押圧力の作用範囲が、第1シリンダのベンディング合力の作用範囲を大幅に超えることを抑制できるため、ベンディング力と押圧力とを適切に軸受に対して作用させつつ、装置の大型化を抑制することができる。
<その他>
なお、本発明は上記の実施例に限られず、種々の変形、応用が可能なものである。上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。
1…圧延設備
5…圧延材
10…第1スタンド(圧延機)
20…第2スタンド(圧延機)
30…第3スタンド(圧延機)
40…第4スタンド(圧延機)
50…第5スタンド(圧延機)
60…第6スタンド(圧延機)
70…第7スタンド(圧延機)
80…制御装置
700…ハウジング
702…入側固定部材
703…出側固定部材
710…上作業ロール(ロール)
711…下作業ロール(ロール)
712…上作業ロール軸受箱
713…下作業ロール軸受箱
714…作業ロールベンディングブロック部
715,716,725,726…シフトシリンダ
720…上中間ロール(ロール)
721…下中間ロール(ロール)
722,722A…上中間ロール軸受箱
723,723A…下中間ロール軸受箱
725A…シフト機構
727…上中間ロールベンディングブロック部
728…下中間ロールベンディングブロック部
730…上補強ロール
731…下補強ロール
732…上補強ロール軸受箱
733…下補強ロール軸受箱
740,741…上作業ロールベンディングシリンダ(第1シリンダ)
742,743…上作業ロールベンディングシリンダ
744,745…下作業ロールベンディングシリンダ(第1シリンダ)
746,747…下作業ロールベンディングシリンダ
750,750A,751,751A…上中間ロールベンディングシリンダ(第1シリンダ)
752,753…下中間ロールベンディングシリンダ(第1シリンダ)
760…上作業ロール軸受箱ガタ取りシリンダ(第2シリンダ)
762…下作業ロール軸受箱ガタ取りシリンダ(第2シリンダ)
771,771A…上中間ロール軸受箱ガタ取りシリンダ(第2シリンダ)
773…下中間ロール軸受箱ガタ取りシリンダ(第2シリンダ)
780…上補強ロール軸受箱ガタ取りシリンダ
782…下補強ロール軸受箱ガタ取りシリンダ
790…軸受
812AB…上作業ロール軸受箱つば部
822AB…上中間ロール軸受箱つば部

Claims (3)

  1. 圧延材を圧延するロールと、
    前記ロールからの荷重を受ける軸受と、
    圧延方向の入側および出側のいずれも配置され、前記軸受に対して鉛直方向にベンディング力を与えて前記ロールをベンディングさせる1以上の第1シリンダと、
    前記圧延方向の入側又は出側の何れか一方に、前記軸受に対して前記圧延方向、あるいは前記圧延方向とは逆側に押圧力を加える第2シリンダと、を備え、
    前記圧延方向の入側および出側のいずれにも配置された全ての前記第1シリンダは、前記圧延方向から見たときに、前記ロールの軸方向にずれて配置され、
    駆動側の前記第2シリンダは、前記圧延方向から見たときに、駆動側における前記圧延方向の入側および出側のいずれ配置された全ての前記第1シリンダのうち、前記圧延材に最も近く配置された前記第1シリンダの前記軸方向の位置と前記圧延材に最も遠く配置された前記第1シリンダの前記軸方向の位置と同じかそれらの間に配置されており、
    操作側の前記第2シリンダは、前記圧延方向から見たときに、操作側における前記圧延方向の入側および出側のいずれにも配置された全ての前記第1シリンダのうち、前記圧延材に最も近く配置された前記第1シリンダの前記軸方向の位置と前記圧延材に最も遠く配置された前記第1シリンダの軸方向の位置と同じかそれらの間に配置されている
    ことを特徴とする圧延機。
  2. 請求項1に記載の圧延機において、
    前記第1シリンダは、前記圧延方向の入側および出側のいずれにも1つずつ配置されてい
    ことを特徴とする圧延機。
  3. 請求項1又は2に記載の圧延機において、
    前記第1シリンダを駆動する制御装置を更に備え、
    前記制御装置は、前記軸受の中心部分にその合力が加わるように、2つ以上の前記第1シリンダを駆動するように構成された
    ことを特徴とする圧延機。
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