JP6977184B1 - 空気調和機、冷凍機及び分配器 - Google Patents

空気調和機、冷凍機及び分配器 Download PDF

Info

Publication number
JP6977184B1
JP6977184B1 JP2020560856A JP2020560856A JP6977184B1 JP 6977184 B1 JP6977184 B1 JP 6977184B1 JP 2020560856 A JP2020560856 A JP 2020560856A JP 2020560856 A JP2020560856 A JP 2020560856A JP 6977184 B1 JP6977184 B1 JP 6977184B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
refrigerant
housing
distributor
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020560856A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021214849A1 (ja
Inventor
麻里 内田
浩之 豊田
重幸 佐々木
広 米田
禎夫 関谷
博光 清野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Original Assignee
Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc filed Critical Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Publication of JPWO2021214849A1 publication Critical patent/JPWO2021214849A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6977184B1 publication Critical patent/JP6977184B1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】適切な液冷媒流量比で冷媒を分配することを目的とする。【解決手段】冷媒の複数の流路を有する熱交換器と、熱交換器の各流路に冷媒を分配する分配器とを備え、分配器は、分配器の筐体内へ冷媒を流入させる流入管と、筐体内の冷媒を流出させる複数の流出管とを有し、複数の流出管それぞれは、筐体内における気液界面の高さに応じて流出するガス冷媒及び液冷媒の割合が変わる第1の開口部を有する第1の配管と、筐体内から筐体外へ延びる第2の配管と、第1の配管と第2の配管を接続する接続部とを有する。

Description

本発明は、空気調和機、冷凍機及び分配器に関する。
冷暖房に対応した空気調和機の多くでは、円形銅製伝熱管とアルミ製の短冊状のフィンで構成されるクロスフィンチューブ型熱交換器が用いられている。この熱交換器は、銅製伝熱管内にフロン系の冷媒を流動させることで、冷媒と空気の間で熱交換を行う。
一方、自動車用ラジエータや冷房専用のエアコンでは、小型軽量化、高性能化、低コスト化を目的として、パラレルフロー型の熱交換器が利用されている。この熱交換器は、外表面にアルミ製フィンをろう付けした複数の扁平伝熱管の両端の開口部に2本のヘッダ管が設けられ、流入側のヘッダ管から流出側のヘッダ管に冷媒を流動させるものである。
熱交換器を有効に利用すべく、熱交換器を構成する各伝熱管に流れる気液二相冷媒量を適正化できる分配器が望まれている。これに対し、特許文献1には、気液混合部に開口部を設けた複数の連通管を設けることで、分配器下流の冷媒回路の熱負荷に合わせた分配を行う分配器が開示されている。また、特許文献2には、流入管と、流出管と、底部に配置された仕切板と、を備えた冷媒分流器が開示されている。この冷媒分流器では、気液混合冷媒を、一旦液冷媒とガス冷媒に分離した後で、それぞれを合流させることにより、分配精度を向上させている。
特開2018−162901号公報 特開2012−137223号公報
しかしながら、低負荷条件や中負荷条件においては、冷媒の流れが緩やかになり、液とガスが分離して配管を流れることになる。特許文献1の技術では、この状態のまま冷媒を分配することになるため、ある流路においては液の比率が高く、他の流路ではガスの比率が高い、というように、適切な液冷媒流量比で冷媒を分配することができないという問題がある。
また、特許文献2の技術においては、気液を分離させた上で気液混合冷媒を流出管から吸い上げるが、流出管が液冷媒を吸い上げるためには、流入口から分配器に流入した液冷媒が仕切板を超えて流出管の下方まで流れ込む必要がある。すなわち、ある程度の液冷媒が分配器内に蓄えられていない状態においては、液冷媒が仕切板を超えることができず、したがって、適切な液冷媒流量比で熱交換器の各流路に分配することが困難であるという問題がある。このように、従来技術においては、適切な液冷媒流量比で冷媒を分配することができない場合があるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、適切な液冷媒流量比で冷媒を分配することを目的とする。
本発明は、空気調和機であって、冷媒の複数の流路を有する熱交換器と、前記熱交換器の各流路に冷媒を分配する分配器とを備え、前記分配器は、前記分配器の筐体内へ冷媒を流入させる流入管と、前記筐体内の冷媒を流出させる複数の流出管とを有し、前記複数の流出管それぞれは、前記筐体内における気液界面の高さに応じて流出するガス冷媒及び液冷媒の割合が変わる第1の開口部を有する第1の配管と、前記筐体内から前記筐体外へ延びる第2の配管と、前記第1の配管と前記第2の配管を接続する接続部とを有する。
本発明の他の形態は、冷凍機であって、冷媒の複数の流路を有する熱交換器と、前記熱交換器の各流路に冷媒を分配する分配器とを備え、前記分配器は、前記分配器の筐体内へ冷媒を流入させる流入管と、前記筐体内の冷媒を流出させる複数の流出管とを有し、前記複数の流出管それぞれは、前記筐体内における気液界面の高さに応じて流出するガス冷媒及び液冷媒の割合が変わる第1の開口部を有する第1の配管と、前記筐体内から前記筐体外へ延びる第2の配管と、前記第1の配管と前記第2の配管を接続する接続部とを有する。
本発明の他の形態は、熱交換器の各流路に冷媒を分配する分配器であって、前記分配器の筐体内へ冷媒を流入させる流入管と、前記筐体内の冷媒を流出させる複数の流出管とを有し、前記複数の流出管それぞれは、前記筐体内における気液界面の高さに応じて流出するガス冷媒及び液冷媒の割合が変わる第1の開口部を有する第1の配管と、前記筐体内から前記筐体外へ延びる第2の配管と、前記第1の配管と前記第2の配管を接続する接続部とを有する。
本発明によれば、適切な液冷媒流量比で冷媒を分配することができる。
第1の実施形態に係る分配器の全体構成図である。 分配器のA−A線断面図である。 接続部及び第1の配管の斜視図である。 接続部の上面を上から見た図である。 第1の配管を示す図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係る開口部を示す図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係る開口部を示す図である。 第4の変形例に係る接続部を示す図である。 第6の変形例に係る分配器の概略断面図である。 第2の実施形態に係る分配器の概略断面図である。 第2の実施形態の分配器のB−B線断面図である。 第2の実施形態の第2の変形例に係る分配器の概略断面図である。 第3の実施形態に係る分配器の側壁を示す図である。 第4の実施形態に係る分配器の全体構成図である。 第4の実施形態に係る接続部及び第1の配管の斜視図である。 接続部の上面を示す図である。 第4の実施形態の第3の変形例に係る接続部を示す図である。 第5の実施形態に係る分配器の全体構成図である。 第6の実施形態に係る空気調和機の全体構成図である。 第7の実施形態に係る冷凍機の全体構成図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る分配器10の全体構成図である。図2は、図1に示す分配器10のA−A線断面図である。分配器10は、冷凍サイクルにおいて熱交換器の複数の伝熱管に冷媒を分配する。本実施形態の分配器10は、パラレルフロー型の熱交換器及びフィンチューブ型の熱交換器のいずれに対しても適切な液冷媒流量比の冷媒を供給することができる。
分配器10は、筐体11と、1本の流入管13と、4本の流出管14と、を有している。筐体161は、上下方向Hを長手方向とする略円筒状の筐体であり、上面16a、底面16b及び側壁16cを有している。流入管13及び流出管14は、分配器10の上下方向Hに沿って設けられている。さらに、流入管13及び流出管14は、筐体11の上面16aを貫通するように設けられている。すなわち、流入管13の上端13aは、筐体11の外側に位置し、流入管13の下端13bは筐体11の内部に位置する。同様に、流出管14の上端14aは、筐体11の外側に位置し、流出管14の下端14bは、筐体11の内部に位置する。流入管13は、分配器10の上面16a側(上部)から分配器10の内部の気液分離空間12に冷媒を流入させる。流出管14は、分配器10から冷媒を熱交換器に向けて流出する。
流出管14は、第1の配管211と、第2の配管22と、を有している。第1の配管211は底面16b側に位置し、第2の配管22は、第1の配管211の上部に接続し、筐体11の上面16aを貫通するように設けられている。第1の配管211と第2の配管22は、筐体11内において、接続部181により接続されている。接続部181は、流入管13の下端13bよりも下側に配置されている。さらに、接続部181は、第1の配管211の開口部191よりも上側、すなわち、第1の配管211の開口部191よりも流出管14における下流側に配置されている。
図1及び図2に示すように、複数の第1の配管211a〜211d(複数の流出管14)は、流入管13を囲うように配置されている。なお、図2においては、4本の第1の配管211を区別すべく、211a〜21dとして示している。より具体的には、筐体11の横方向における中心位置に流入管13が配置され、4本の第1の配管211a〜211dは、流入管13よりも側壁16c側に配置されている。さらに、第1の配管211a〜211dそれぞれは、筐体11の中心位置を中心とした所定の円周上に等間隔に配置されている。ただし、各第1の配管211a〜211dは、必ずしも等間隔に配置されていなくともよい。4本の第1の配管211a〜211dに接続される4本の第2の配管22の配置は複数の第1の配管211a〜211dの配置と同様である。すなわち、第2の配管22も、流入管13よりも側壁16c側において所定の円周上に等間隔に配置されている。
図3は、接続部181及び第1の配管211の斜視図である。図4は、接続部181の上面1811を上から見た図である。図3に示すように、接続部181は、上下方向Hを高さ方向とする略円柱形状の部品であり、上部には、筐体11の径方向に延びる平面状の上面1811が設けられている。図1に示すように、上面1811は、上下方向Hに略垂直、すなわち、上面16a及び底面16bと略平行な面である。
さらに、図1に示すように、接続部181には、上面1811から下面まで貫通する開口部1812が形成されている。図3及び図4においては、接続部181に形成された4つの開口部1812を区別すべく1812a、1812b、1812c、1812dとして示している。図3及び図4に示すように4つの開口部1812a〜1812dは、円状の上面1811において、所定の円周上に等間隔に配置されている。すなわち、4つの開口部1812a〜1812dは、4本の流出管14の配置に対応した位置に設けられている。
さらに、図3に示すように、接続部181の下側には、4本の第1の配管211(211a〜211d)それぞれの上端2111が接続されている。第1の配管211a〜21dは、それぞれ接続部181の開口部1812a〜1812dと繋がるように、ロウ付けなどにより接続部181に接続される。
接続部181は、金属材料で製作されるものとする。また、他の例としては、接続部181は、樹脂等の材質で製作されてもよい。材質を樹脂とした場合には、冷凍サイクルに封入された冷媒による樹脂の変質が許容範囲であるものを使用することが望ましい。
また、接続部181の加工方法としては、削り出しや3Dプリンタ等による積層構造(樹脂モールド品)が考えられる。樹脂モールド品の場合には、管表面に開口部を直接加工する方法に対して、開口部の向きや形状などのバリエーションを増やすことができる。
なお、他の例としては、少なくとも1つの第1の配管211は、接続部181と一体に形成されていてもよく、この場合には、第1の配管211も、接続部18と同様の材質で、一体に加工形成される。
第1の配管211の内径は、D1であり、第2の配管22の内径は、D1よりも大きいD2である。接続部181の開口部1812a〜1812dは、この内径の差に対応し、図4に示すように、接続部181の上面1811側の内径がD2、上面1811と反対側の面における内径がD1となっている。そして、開口部1812a〜1812d内において、上面1811から上下方向Hにおいて所定の距離のところで、内径がD2からD1に狭くなっている。これにより、接続部181は、内径の異なる第1の配管211と第2の配管22とを接続することができる。
また、第2の配管22は、開口部1812a〜1812dに接続され、さらに筐体11の上面16aとロウ付けなどにより接続される。開口部1812a〜1812dは、その内径が第2の配管22の外径よりもわずかに大きくなるように形成されている。このため、第2の配管22と開口部1812a〜1812dとの接続において、第2の配管22の外壁と開口部1812a〜1812dの内壁との間に隙間が形成される。このように、隙間が形成されることにより、第1の配管21が偏芯した状態で筐体11の上面16aに固定された場合であっても、これを吸収し、開口部1812aを介した第1の配管211と第2の配管22の接続を可能にすることができる。
図5は、第1の配管211を示す図である。各第1の配管211a〜211dには、流出管14(第1の配管211)の下端14bから上方向に延びた切り欠き形状の開口部191が設けられている。図2に示すように、開口部191は、いずれも分配器10の円周方向を向くように設けられている。このように、開口部191を下端14bから延びる形状にすることにより、加工を容易にすることができる。さらに、図1に示すように、開口部191は、開口部191の上下方向Hにおける中心位置Pが気液分離空間12の上下方向における中心位置Qよりも下側に位置するように設けられている。これにより、開口部191が気液分離空間12中の液相に届かず、ガス冷媒のみを吸い上げてしまうのを防ぐことができる。すなわち、開口部191から確実に液冷媒を吸い上げることができる。
さらに、開口部191の中心位置P及びその長手方向の長さは、分配器10が使用される冷凍サイクルの能力から推定される気液界面17の高さに応じて設計されるのが好ましい。具体的には、開口部191の上端から下端の間に気液界面17が位置するような位置及び長さに開口部191を設けるのが好ましい。これにより、各流出管14から流出する冷媒の液冷媒流量比を適切に保つことができる。また、開口部191の横方向の幅は第1の配管211の円周の半分以下であるものとする。
次に、分配器10における冷媒の流れについて説明する。分配器10は、その下方向が重力方向に対応するように設置される。このため、冷媒は、流入管13から重力方向に沿って筐体11に流入し、流出管14から重力方向と逆の方向に沿って流出する。流入管13の上端13aから下端13bへ流れることで、下向きに気液分離空間12に流入した気液混合冷媒は、接続部181の上面1811に接触する。これにより、気液混合冷媒の流れの向きが下向きから側壁16c側に変えられる。このように、上面1811は、気液混合冷媒が衝突し、流れの向きを変える衝突面として機能する。気液混合冷媒は、その後、側壁16cを伝って下方に流れ落ちる。このように、気液混合冷媒の流れが下向きから側壁16c側に変えられることで、気液分離が促進される。さらに、冷媒が側壁16cを伝って落ちるので、気液界面17が乱されたり、気泡が生じたりするのを低減することができる。すなわち、気液分離空間12を液体と気体とが良好に分離した状態とすることができる。
第1の配管211(流出管14)の開口部191のうち、下側の領域は気液界面17の下側において液体と接触し、開口部191のうち上側の領域は気液界面17の上側においてガスと接触している。このため、流出管14からは適切な液冷媒流量比で液冷媒とガス冷媒が吸い上げられる。すなわち、本実施形態に係る分配器10は、熱交換器の各流路に、液冷媒流量比が適切な冷媒を供給することができる。さらに、気液界面17の上下変動に応じて、開口部191において、ガスが接触する面積と液体が接触する面積の比も変動する。換言すれば、開口部191から流出するガス冷媒及び液冷媒の割合(液冷媒流量比)は気液界面17の高さに応じて変わる。
以上のように、本実施形態に係る分配器10は、気液を分離させるので、中負荷条件や低負荷条件においても、気液分離空間12における液冷媒流量比に応じた適切な液冷媒流量比の冷媒を流出管14から熱交換器の各流路に流出させることができる。
従来技術において説明したように、特許文献2の技術においては、仕切板を超える量の液冷媒が分配器に溜まらないと、流出管に液冷媒が流入しない。これに対し、本実施形態の流出管14においては、開口部191は、流出管14の中心位置Pが気液分離空間12の中心位置Qよりも下に位置するよう、気液分離空間12の下方に設けられている。このため、気液分離空間12に存在する液冷媒の量が少ない状態においても、流出管14は、適切な量の液冷媒を吸い上げることができる。
また、上述のように、分配器10は、その下方向と重力方向が一致するように設置されるのが望ましいが、実際の設置状態においては、分配器10の下方向と重力方向はわずかにずれる。このように分配器10が傾いた状態においても、本実施形態の分配器10においては、複数の流出管14が等しい液冷媒流量比の冷媒を熱交換器の各流路に供給することができる。
さらに、本実施形態の分配器10を組み立てる際には、まず第1の配管211と接続部181とを接続させ、その後、第2の配管22を筐体11の上面16aにロウ付けする。第2の配管22を筐体11の上面16aにロウ付けする際には、第1の配管211が接続部181と既に接続されている。したがって、ロウ付けの際には、接続部181と第2の配管22とが接合されていることを確認できればよく、気液界面17と開口部191の位置調整を容易にすることができる。すなわち、分配器10の組み立てを従来よりも容易にすることができる。
なお、第1の実施形態に係る分配器10の第1の変形例としては、流出管の数は、2本以上であればよく、実施形態に限定されるものではない。流出管の数が4本以下の場合には第1の実施形態において説明した接続部181を用いることができる。例えば、流出管の数が2本の場合には、接続部181の開口部1812a〜1812dのうち、2つの開口部1812a,1812cにのみ流出管14を接続する。これにより、2分岐の分配器を構成することができる。このように、接続部181を共通部品とし、筐体11に取り付ける流出管の本数を調整することで、分岐数を自由に変更することができる。さらに、流出管の数は、6本や、8本以上であってもよい。この場合は、流出管の数に対応した開口部が形成された接続部を用いればよい。
第2の変形例としては、第1の配管211の開口部191の形状は、実施形態に限定されるものではない。例えば、図6Aに示すように、第1の配管212には、開口部192として第1の配管211の長手方向、すなわち上下方向Hに延びた長穴が形成されていてもよい。この場合、流出管14の下端14bは閉じられていてもよく、開口していてもよい。また、例えば、図6Bに示すように、第1の配管213には、開口部193として、複数の穴193a〜193gが形成されていてもよい。さらに、各穴193a〜193gは円形であり、等間隔に設けられているものとする。この場合も、各穴193a〜193gからガス冷媒及び液冷媒の少なくとも一方が流入し、複数の穴193a〜193gで構成された開口部193における液冷媒流量比を各流出管14においてほぼ等しくすることができる。なお、この場合、開口部193の中心は、開口部193の全長Lの中間位置(L/2)とする。
第3の変形例としては、複数の流出管14の開口部191の位置、サイズ及び形状は、互いに異なっていてもよい。例えば、熱交換器の各流路へ流出させる冷媒の液冷媒流量比を異ならせたい場合がある。このような場合には、要求される液冷媒流量比に応じて、複数の開口部191の位置及びサイズのうち少なくとも一方を制御してもよい。また、例えば、一の流出管14の開口部は長穴の形状であるのに対し、他の流出管14の開口部はスリット形状であってもよい。
第4の変形例としては、接続部181の形状は、実施形態に限定されるものではない。例えば、図7に示すように、接続部182は、中央から各開口部1822a、1822b、1822c、1822dに延びる複数の片部1821a、1821b、1821c、1821dを有するような形状であってもよい。この場合も、流入管13から流入した冷媒は接続部182に接触し、流れの向きが下向きから側壁16c側に変えられる。
第5の変形例としては、接続部181の上面1811は、筐体11の横方向に延びる平面でなくてもよい。例えば、上面1811は、上方向に凸の勾配を有する面であってもよい。上面1811は、例えば円錐形状や四角形状に設けられていてもよい。
図8は、第6の変形例に係る分配器10の概略断面図である。第6の変形例としては、第1の配管211のうち、開口部191の上の側壁に張出部60が形成されていてもよい。張出部60は、第1の配管211の径方向の外側に向かって張り出している。張出部60は、底面16bと略平行な平面である。気液界面17は冷凍サイクルの運転条件によって変化するが、張出部60が気液界面17の近傍に設けられていることにより、液面の波立ちを抑制し、開口部191からの冷媒の流出を安定させることができる。
第7の変形例としては、第1の配管211と第2の配管22の径の大きさの関係は実施形態に限定されるものではない。すなわち、第1の配管211の径D1と第2の配管22の径D2は等しくてもよく、第1の配管211の径D1が第2の配管22の径D2よりも大きくてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る分配器20について、第1の実施形態に係る分配器10と異なる点を主に説明する。図9は、第2の実施形態に係る分配器20の概略断面図である。図10は、図9に示す分配器20のB−B線断面図である。筐体11の底面16bに溝70が形成されている。図10に示すように、底面16bの円の半径方向において、側壁16c側の端(外端70a)から内側の端(内端70b)までが窪みとなり、環状の溝70が設けられている。ここで、溝70は、窪み部の一例である。溝70の半径方向の幅、すなわち外端70aから内端70bまでの距離は、第1の配管211の外径よりも大きい。そして、4本の第1の配管211の下端14bは、溝70内に位置する。このように、溝70が形成され、溝70内に第1の配管211の下端14bが位置するように配置することにより、第1の配管211の位置決めを容易にし、分配器20の組み立て性を良好にすることができる。さらに、窪み部を環状の1つの溝70として形成することにより、加工を容易とすることができ、また第1の配管211を窪み部内に位置させる調整を容易とすることができる。また、第1の配管211の下端14bは、溝70内の底面70cに接しているものとする。ただし、下端14bは、溝70内に位置していればよく、底面70cに接していなくともよい。
第2の実施形態の第1の変形例としては、筐体11の底面16bのうち、流出管14の下端14bが位置する領域に窪みが形成されていればよく、その形状は、環状の溝70に限定されるものではない。他の例としては、底面16bのうち、流出管14の下端14bが位置する4か所に、円形の4つの窪み部が形成されてもよい。
図11は、第2の変形例に係る分配器20の概略断面図である。第2の変形例としては、溝70内に突起部80が形成されていてもよい。突起部80は、流出管14の下端14bが位置する位置に配置される。これにより、第1の配管211の内側(管内)に突起部80の少なくとも一部が位置することになるため、第1の配管211の横方向の動きが制限される。すなわち、第1の配管211の、筐体11の底面16bへの設置を安定化させることができる。なお、第1の配管211の下端14bは開口していることとしたが、他の例としては、第1の配管211の下端14bは閉じられていてもよい。閉じられている場合には、下端14bには、突起部80に対応した窪み部が形成されているものとする。これにより、閉じられている場合においても、突起部80が窪み部内に挿入されることで、第1の配管211の横方向の動きが制限され、第1の配管211の設置を安定化させることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る分配器30について、他の実施形態に係る分配器と異なる点を主に説明する。図12は、第3の実施形態に係る分配器30の側壁16cを示す図である。第3の実施形態に係る分配器30においては、流入管131は、側壁16cの上側に設けられた開口部16dに接続され、開口部16dを通じて、気液分離空間12と連通している。
開口部16dから流入した気液冷媒は、側壁16cに沿って底面16bに向けてらせん状に流れ落ちる。このため、冷媒流入による気液界面17の乱れを低減でき、気液分離空間12の下に溜まった液相中に気泡が生じるのを避けることができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施気体に係る分配器40について、他の実施形態に係る分配器と異なる点を主に説明する。図13は、第4の実施形態に係る分配器40の全体構成図である。図14は、第4の実施形態に係る分配器40に設けられた接続部183及び第1の配管211の斜視図である。図15は、接続部183の上面1831を上から見た図である。第4の実施形態に係る分配器40においては、接続部183には、流出管14に対応した4つの開口部1832a〜1832dの他、接続部183の中央に上下方向Hに延びる開口部1833が設けられている。開口部1833には、衝突部15が挿入されている。具体的には、衝突部15の下側に開口部1833の形状に対応した挿入部15aが設けられており、挿入部15aが開口部1833に挿入されることで、衝突部15の上面15bが接続部183の上に配置される。上面15bは、上方向に凸の勾配を有する面である。上面15bは、例えば円錐形状や四角形状に設けられているものとする。
このような構成により、第4の実施形態の分配器40においては、流入管13から下向きに気液分離空間12に流入した気液混合冷媒は、衝突部15の上面15bに接触する。これにより、気液混合冷媒の流れの向きが下向きから側壁16c側に変えられ、側壁16cを伝って下方に流れ落ちる。このように、気液混合冷媒の流れの向きが下向きから側壁16c側に変えられることで、気液分離が促進される。さらに、冷媒が側壁16cを伝って落ちるので、気液界面17が乱されたり、気泡が生じたりするのを低減することができる。すなわち、気液分離空間12を液体と気体とが良好に分離した状態とすることができる。
第4の実施形態の第1の変形例としては、開口部1833は貫通していなくともよい。すなわち、接続部183は、挿入部15aの形状に対応した、窪み部を有してもよい。
第2の変形例としては、衝突部15の上面15bの形状は、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、上面15bは、曲面であってもよい。また他の例としては、上面15bは、底面16bに略平行な平面であってもよい。
第3の変形例としては、接続部183の形状は実施形態に限定されるものではない。例えば、図16に示すように、接続部184は、上面1841が略正方形の形状に形成され、正方形の各頂点に対応した位置に4つの開口部1842a〜1842dが形成されてもよい。さらに、その一辺に、上面1841の中心まで延びる切り欠き部1843が形成されていてもよい。この場合には、切り欠き部1843のうち、接続部184の略正方形の中心位置に衝突部15が挿入されればよい。
このように、接続部183の形状は実施形態に限定されるものではなく、円形及び正方形に限定されるものではない。また、接続部184の中央の領域において、上下に貫通していればよく、そのための開口部は、穴状に形成されてもよく、切り欠き形状に形成されてもよい。例えば、第4の実施形態において図15を参照しつつ説明したような円形の接続部183において、開口部1833に変えて、外周から中心に伸びる切り欠き部が形成されてもよい。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態に係る分配器50について、他の実施形態に係る分配器と異なる点を主に説明する。図17は、第5の実施形態に係る分配器50の全体構成図である。第5の実施形態に係る分配器50の接続部183は、第4の実施形態に係る接続部183と同様であり、中央に開口部1833を有している。さらに、第4の実施形態においては、流入管13は、筐体11の下部から上に向けて筐体11内に冷媒が流入するように接続されている。具体的には、流入管13は、底面16b及び接続部183を貫通するように設けられている。そして、流入管13の下端13bは、筐体11の下側に位置し、流入管13の上端13aは、筐体11内において、接続部183と上面16aの間に位置する。
このような構成により、本実施形態においては、流入管13から気液分離空間12に流入した気液混合冷媒は、筐体11の上面16aと接触して流れの向きは上向きから側壁16c側に変えられ、側壁16cを伝って下方に流れ落ちる。このように、流れの向きが上向きから側壁16c側に変えられることで、気液分離が促進される。さらに、冷媒が側壁16cを伝って落ちるので、気液界面17が乱されたり、気泡が生じたりするのを低減することができる。すなわち、気液分離空間12を液体と気体とが良好に分離した状態とすることができる。さらに、接続部183は、第4の実施形態において説明した分配器40の接続部183と共用することができる。
(第6の実施形態)
図18は、第6の実施形態に係る空気調和機300の全体構成図である。空気調和機300には、第1〜5の実施形態の何れかの分配器が適用されている。空気調和機300は、室内機310と、室外機320と、を有している。室内機310と室外機320は、液管331及びガス管332により接続され、冷凍サイクルを構成している。
室内機310は、室内熱交換器311と、室内送風機312と、室内膨張弁313と、を備える。室内膨張弁313と室内熱交換器311の間には、室内分配器314が設けられている。室外機320は、室外熱交換器321と、室外送風機322と、圧縮機323と、四方弁324と、室外膨張弁325と、を備える。室外膨張弁325と室外熱交換器321の間には、室外分配器326が設けられている。ここで、室内分配器314及び室外分配器326は、第1〜5の実施形態において説明した分配器10、20、30、40、50の何れかであるものとする。
暖房運転時は、圧縮機323で高温・高圧状態になった冷媒341は、四方弁324を介して室内機310内の室内熱交換器311(凝縮器)に導かれる。そして、室内熱交換器311を流れる高温の冷媒が、室内送風機312から供給される室内空気に放熱することで、室内が暖められる。このとき、室内熱交換器311内では、熱を奪われたガス冷媒が次第に液化し、室内熱交換器311の出口からは、室内分配器314を経由して、過冷却状態の液冷媒が流出する。
その後、室内膨張弁313を経由して、室内機310から流出した液冷媒は、室外膨張弁325を通過する時の膨張作用により低温・低圧状態の気液二相冷媒となる。この低温・低圧の気液二相冷媒は、室外分配器326により分配され、室外熱交換器321(蒸発器)の複数の流路に導かれる。そして、室外熱交換器321を流れる低温の冷媒が、室外送風機322から供給される外気から吸熱する。室外熱交換器321の出口では、冷媒はガス化して圧縮機323に戻る。以上で説明した、反時計回りに冷媒341が循環する一連の冷凍サイクルによって、空気調和機300の暖房運転が実現される。
一方、冷房動作時には、四方弁324を切り替えて、時計回りに冷媒341が循環する冷凍サイクルを形成する。この場合、室内熱交換器311が蒸発器として作用し、室外熱交換器321が凝縮器として作用する。
(第7の実施形態)
図19は、第7の実施形態に係る冷凍機400の全体構成図である。冷凍機400には、第1〜5の実施形態の何れかの分配器が適用されている。冷凍機400においては、圧縮機401と、凝縮器402と、膨張弁403と、分配器404と、蒸発器405と、により冷凍サイクルが構成されている。ここで、分配器404は、第1〜5の実施形態において説明した分配器10、20、30、40、50の何れかであるものとする。
圧縮機401で高温・高圧状態になった冷媒は、凝縮器402において凝縮されて液冷媒となる。その後、膨張弁403で減圧された低温低圧の液冷媒は分配器404で複数の流路に分配された上で蒸発器405に供給される。蒸発器405では、熱交換することでガス冷媒となり圧縮機401に戻る。冷却器406は、凝縮器402に冷却水を流すことで凝縮器402を冷却する。
以上、上述した各実施形態によれば、適切な液冷媒流量比で冷媒を分配する分配器、空気調和機及び冷凍機を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10,20,30,40,50 分配器
12 気液分離空間
13,131 流入管
14 流出管
15 衝突部
17 気液界面
22 第2の配管
181,182,183,184 接続部
1812a〜1812d 開口部
1822a〜1822d 開口部
1832a〜1832d 開口部
1833 開口部
1842a〜1842d 開口部
1843 切り欠き部
191,192,193 開口部
211,212,213 第1の配管
300 空気調和機
400 冷凍機

Claims (15)

  1. 冷媒の複数の流路を有する熱交換器と、
    前記熱交換器の各流路に冷媒を分配する分配器と
    を備え、
    前記分配器は、
    前記分配器の筐体内へ冷媒を流入させる流入管と、
    前記筐体内の冷媒を流出させる複数の流出管と
    を有し、
    前記複数の流出管それぞれは、
    前記筐体内における気液界面の高さに応じて流出するガス冷媒及び液冷媒の割合が変わる第1の開口部を有する第1の配管と、
    前記筐体内から前記筐体外へ延びる第2の配管と、
    前記第1の配管と前記第2の配管を接続する接続部と
    を有し、
    前記第1の配管及び前記第2の配管は、前記接続部に形成された第2の開口部に挿入されることにより接続される、空気調和機。
  2. 冷媒の複数の流路を有する熱交換器と、
    前記熱交換器の各流路に冷媒を分配する分配器と
    を備え、
    前記分配器は、
    前記分配器の筐体内へ冷媒を流入させる流入管と、
    前記筐体内の冷媒を流出させる複数の流出管と
    を有し、
    前記複数の流出管それぞれは、
    前記筐体内における気液界面の高さに応じて流出するガス冷媒及び液冷媒の割合が変わる第1の開口部を有する第1の配管と、
    前記筐体内から前記筐体外へ延びる第2の配管と、
    前記第1の配管と前記第2の配管を接続する接続部と
    を有し、
    前記流入管は、前記分配器の下部から冷媒を流入させ、
    前記接続部は、前記流入管を通す第3の開口部を有し、
    前記流入管は、前記第3の開口部に挿入され、
    前記流入管の上端は、前記接続部よりも上に位置する、空気調和機。
  3. 冷媒の複数の流路を有する熱交換器と、
    前記熱交換器の各流路に冷媒を分配する分配器と
    を備え、
    前記分配器は、
    前記分配器の筐体内へ冷媒を流入させる流入管と、
    前記筐体内の冷媒を流出させる複数の流出管と
    を有し、
    前記複数の流出管それぞれは、
    前記筐体内における気液界面の高さに応じて流出するガス冷媒及び液冷媒の割合が変わる第1の開口部を有する第1の配管と、
    前記筐体内から前記筐体外へ延びる第2の配管と、
    前記第1の配管と前記第2の配管を接続する接続部と
    を有し、
    前記第1の配管の前記第1の開口部よりも前記流出管の下流側において前記第1の配管の側壁から前記第1の配管の径方向の外側に向かって張り出す張出部をさらに備える、空気調和機。
  4. 前記接続部は、前記第1の開口部よりも、前記流出管の下流側に位置する、請求項1乃至3の何れか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記流入管は、前記分配器の上部から冷媒を流入させ、
    前記接続部は、前記流入管から前記筐体内へ流入した冷媒の流れの向きを前記筐体の側壁側に変える衝突面を有する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の空気調和機。
  6. 前記流入管は、前記分配器の上部から冷媒を流入させ、
    前記分配器は、前記流入管と前記接続部の間に設けられ、前記流入管から前記筐体内へ流入した冷媒が衝突する衝突部をさらに有する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の空気調和機。
  7. 前記接続部は、第3の開口部を有し、
    前記衝突部は、前記第3の開口部に挿入される挿入部を有する、請求項6に記載の空気調和機。
  8. 前記筐体の底部に、窪み部が形成され、
    前記流管の下端は、前記窪み部内に位置する、請求項1乃至7の何れか1項に記載の空気調和機。
  9. 前記窪み部は、環状に形成されている、請求項8に記載の空気調和機。
  10. 前記窪み部内に突起部が形成され、
    前記流管の側壁の内側に、前記突起部の少なくとも一部が位置する、請求項8又は9に記載の空気調和機。
  11. 前記第2の配管の内径は、前記第1の配管の内径よりも大きい、請求項1乃至10の何れか1項に記載の空気調和機。
  12. 前記接続部は、樹脂で形成されている、請求項1乃至11の何れか1項に記載の空気調和機。
  13. 前記接続部及び前記第1の配管は、一体に形成されている、請求項1乃至12の何れか1項に記載の空気調和機。
  14. 冷媒の複数の流路を有する熱交換器と、
    前記熱交換器の各流路に冷媒を分配する分配器と
    を備え、
    前記分配器は、
    前記分配器の筐体内へ冷媒を流入させる流入管と、
    前記筐体内の冷媒を流出させる複数の流出管と
    を有し、
    前記複数の流出管それぞれは、
    前記筐体内における気液界面の高さに応じて流出するガス冷媒及び液冷媒の割合が変わる第1の開口部を有する第1の配管と、
    前記筐体内から前記筐体外へ延びる第2の配管と、
    前記第1の配管と前記第2の配管を接続する接続部と
    を有し、
    前記第1の配管及び前記第2の配管は、前記接続部に形成された第2の開口部に挿入されることにより接続される、冷凍機。
  15. 熱交換器の各流路に冷媒を分配する分配器であって、
    前記分配器の筐体内へ冷媒を流入させる流入管と、
    前記筐体内の冷媒を流出させる複数の流出管と
    を有し、
    前記複数の流出管それぞれは、
    前記筐体内における気液界面の高さに応じて流出するガス冷媒及び液冷媒の割合が変わる第1の開口部を有する第1の配管と、
    前記筐体内から前記筐体外へ延びる第2の配管と、
    前記第1の配管と前記第2の配管を接続する接続部と
    を有し、
    前記第1の配管及び前記第2の配管は、前記接続部に形成された第2の開口部に挿入されることにより接続される、分配器。
JP2020560856A 2020-04-21 2020-04-21 空気調和機、冷凍機及び分配器 Active JP6977184B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/017126 WO2021214849A1 (ja) 2020-04-21 2020-04-21 空気調和機、冷凍機及び分配器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021214849A1 JPWO2021214849A1 (ja) 2021-10-28
JP6977184B1 true JP6977184B1 (ja) 2021-12-08

Family

ID=78270384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020560856A Active JP6977184B1 (ja) 2020-04-21 2020-04-21 空気調和機、冷凍機及び分配器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6977184B1 (ja)
CN (1) CN113906262B (ja)
WO (1) WO2021214849A1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621745B2 (ja) * 1988-03-23 1994-03-23 株式会社東芝 気液二相流体分配器
JP2001050613A (ja) * 1999-08-10 2001-02-23 Daikin Ind Ltd 冷媒分配器
JP2001091105A (ja) * 1999-09-22 2001-04-06 Mitsubishi Electric Corp 冷媒分配器とその製造方法
JP2001304722A (ja) * 2000-04-26 2001-10-31 Daikin Ind Ltd 冷媒分流器及びその製造方法
JP2005114214A (ja) * 2003-10-06 2005-04-28 Sharp Corp 冷媒分流器
JP2012137223A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Hitachi Appliances Inc 熱交換器の分流器並びにその分流器を備えた冷凍サイクル装置及び空気調和機
KR20130035817A (ko) * 2011-09-30 2013-04-09 주식회사 에이치앤이 유체 균일 분배기기
JP2018162901A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 熱交換器、および、それを用いた空気調和機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621745B2 (ja) * 1988-03-23 1994-03-23 株式会社東芝 気液二相流体分配器
JP2001050613A (ja) * 1999-08-10 2001-02-23 Daikin Ind Ltd 冷媒分配器
JP2001091105A (ja) * 1999-09-22 2001-04-06 Mitsubishi Electric Corp 冷媒分配器とその製造方法
JP2001304722A (ja) * 2000-04-26 2001-10-31 Daikin Ind Ltd 冷媒分流器及びその製造方法
JP2005114214A (ja) * 2003-10-06 2005-04-28 Sharp Corp 冷媒分流器
JP2012137223A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Hitachi Appliances Inc 熱交換器の分流器並びにその分流器を備えた冷凍サイクル装置及び空気調和機
KR20130035817A (ko) * 2011-09-30 2013-04-09 주식회사 에이치앤이 유체 균일 분배기기
JP2018162901A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 熱交換器、および、それを用いた空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
CN113906262B (zh) 2023-08-29
WO2021214849A1 (ja) 2021-10-28
CN113906262A (zh) 2022-01-07
JPWO2021214849A1 (ja) 2021-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6202451B2 (ja) 熱交換器及び空気調和機
WO2018173356A1 (ja) 熱交換器、および、それを用いた空気調和機
EP2869000B1 (en) Refrigeration cycle of refrigerator
JP4358981B2 (ja) 空調用凝縮器
US10041710B2 (en) Heat exchanger and air conditioner
WO2018116929A1 (ja) 熱交換器及び空気調和機
JPH109713A (ja) 冷媒凝縮装置、および冷媒凝縮器
JP2018162900A (ja) 熱交換器、および、それを備えた空気調和機
US11022372B2 (en) Air conditioner
JP5975971B2 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
WO2022264348A1 (ja) 熱交換器および冷凍サイクル装置
JP6169199B2 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP6611335B2 (ja) 熱交換器及び空気調和機
JP6977184B1 (ja) 空気調和機、冷凍機及び分配器
JP6656950B2 (ja) 熱交換器及び空気調和機
EP3715760B1 (en) Heat exchanger shunt
JP2020115070A (ja) 熱交換器
WO2020178930A1 (ja) 空気調和機、冷凍機及び分配器
JP6853867B2 (ja) 熱交換器及び空気調和機
EP4163572A1 (en) Refrigerant distributor, heat exchanger, and air-conditioning device
EP3715761B1 (en) Heat exchanger shunt
EP4365512A1 (en) Refrigeration cycle device
JP2020085268A (ja) 熱交換器
KR20230027403A (ko) 열교환기
JP2020115069A (ja) 熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A527

Effective date: 20201029

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6977184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150