JP6973574B1 - エレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】かごの走行中に、検出装置が乗場戸の開状態を検出した場合に、最寄りの乗場までかごを走行させることができるエレベータを提供する。【解決手段】エレベータは、乗場戸3の開閉状態を検出するために、それぞれの乗場に配置される複数の検出装置と、かご1aに取り付けられ、かご1aから上下方向に離れた位置における、乗場戸3の開閉状態を検出する戸開閉検出部と、戸開閉検出部の検出に基づいて、乗場戸の開閉状態を判定する戸開閉判定部と、複数の検出装置のうち少なくとも一つがかごの走行中に乗場戸3の開状態を検出した場合に、最寄りの乗場までかごを走行させるかご制御部と、を備え、かご制御部は、戸開閉判定部が最寄りの乗場の乗場戸3の開状態を判定した場合に、かご1aを停止させる。【選択図】図3

Description

本出願は、エレベータに関する。
従来、例えば、エレベータは、乗場戸の開閉状態を検出するために、それぞれの乗場に配置される複数の検出装置を備えている(例えば、特許文献1)。そして、かごの走行中に、少なくとも一つの検出装置が乗場戸の開状態を検出した場合に、かごは、走行を停止する。これにより、例えば、検出装置が誤検出した場合でも、また、例えば、かごから大きく離れた位置の乗場戸が開状態である場合でも、かごの内部の人は、かごの内部に閉じ込められた状態となる。
特開2018−118854号公報
そこで、課題は、かごの走行中に、検出装置が乗場戸の開状態を検出した場合に、最寄りの乗場までかごを走行させることができるエレベータを提供することである。
エレベータは、乗場戸の開閉状態を検出するために、それぞれの乗場に配置される複数の検出装置と、かごに取り付けられ、前記かごから上下方向に離れた位置における、前記乗場戸の開閉状態を検出する戸開閉検出部と、前記戸開閉検出部の検出に基づいて、前記乗場戸の開閉状態を判定する戸開閉判定部と、前記複数の検出装置のうち少なくとも一つが前記かごの走行中に前記乗場戸の開状態を検出した場合に、最寄りの乗場まで前記かごを走行させるかご制御部と、を備え、前記かご制御部は、前記戸開閉判定部が前記最寄りの乗場の前記乗場戸の開状態を判定した場合に、前記かごを停止させる。
また、エレベータは、かごに取り付けられ、前記かごから上下方向に離れた位置における、前記乗場戸の有無を検出する戸有無検出部と、前記戸有無検出部の検出に基づいて、前記乗場戸の有無位置を判定する戸有無判定部と、をさらに備え、前記戸開閉判定部は、前記戸有無判定部が前記乗場戸の有る位置と判定した場合に、前記乗場戸の開閉状態を判定する、という構成でもよい。
また、エレベータにおいては、前記戸開閉検出部は、前記かごから上方向に離れた位置における、前記乗場戸の開閉状態を検出する第1戸開閉検出部と、前記かごから下方向に離れた位置における、前記乗場戸の開閉状態を検出する第2戸開閉検出部と、を含み、前記戸開閉判定部は、前記かごが上昇する場合に、前記第1戸開閉検出部の検出に基づいて、前記最寄りの乗場の前記乗場戸の開閉状態を判定し、前記かごが下降する場合に、前記第2戸開閉検出部の検出に基づいて、前記最寄りの乗場の前記乗場戸の開閉状態を判定し、前記かご制御部は、上方及び下方のうち一方の最寄りの乗場へ前記かごを走行させるまでに、前記戸開閉判定部が前記一方の最寄りの乗場の前記乗場戸の開状態を判定した場合に、上方及び下方のうち他方の最寄りの乗場まで前記かごを走行させるように、前記かごの走行方向を変更する、という構成でもよい。
図1は、一実施形態に係るエレベータの概要正面図である。 図2は、同実施形態に係るエレベータの乗場戸の上部の要部図である。 図3は、同実施形態に係るエレベータの概要斜視図である。 図4は、同実施形態に係るエレベータの概要平面図である。 図5は、同実施形態に係るセンターオープンタイプのエレベータの要部平面図であって、(a)は乗場戸が閉状態を示す図であり、(b)は乗場戸が全開状態を示す図である。 図6は、同実施形態に係る片側オープンタイプのエレベータの要部平面図であって、(a)は乗場戸が閉状態を示す図であり、(b)は乗場戸が全開状態を示す図である。 図7は、同実施形態に係るエレベータの制御ブロック図である。 図8は、同実施形態に係るエレベータの制御フロー図である。
以下、エレベータにおける一実施形態について、図1〜図8を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係るエレベータ1は、ユーザが乗るためのかご1aと、一端部がかご1aに接続されるロープ1bと、ロープ1bの他端部に接続される釣合錘1cとを備えている。また、エレベータ1は、ロープ1bを駆動してかご1aを昇降させる巻上機1dと、かご1aが各乗場X1に位置することを検出するかご位置検出部1eと、かご1aの移動量を検出するかご移動量検出部1fと、各構成を処理する処理部2とを備えている。
なお、かご位置検出部1eの構成は、特に限定されないが、例えば、かご位置検出部1eは、各乗場X1に配置される各種センサ(例えば、光電センサ、近接センサ等)としてもよい。例えば、かご位置検出部1eは、各乗場X1に配置された被検出体(例えば、プレート)と、かご1aに配置されて被検出体を検出するセンサとによって、構成されていてもよい。また、かご移動量検出部1fの構成は、特に限定されないが、例えば、かご移動量検出部1fは、巻上機1dの綱車の回転量を検出する各種センサ(例えば、エンコーダ)としてもよい。
エレベータ1は、乗場X1に配置される乗場戸3を備えており、かご1aは、かご戸1gと、かご戸1gを開閉させる戸駆動部1hと、乗場戸3の開閉状態を検出する検出装置4とを備えている。そして、かご戸1gが戸駆動部1hによって開閉されることにより、かご1aが停止している乗場X1の乗場戸3も、連動して開閉される。
なお、本実施形態に係るエレベータ1は、巻上機1d及び処理部2を機械室X2の内部に配置する、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、機械室X2が備えられておらず、エレベータ1は、巻上機1d及び処理部2を昇降路X3の内部に配置する、という構成でもよい。
また、本実施形態においては、ロープ1bの一端部がかご1aに固定され、ロープ1bの他端部が釣合錘1cに固定されている、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、ロープ1bの両端部がそれぞれ昇降路X3の上部に固定され、ロープ1bがかご1aのシーブ及び釣合錘1cのシーブにそれぞれ巻き掛けられることによって、ロープ1bがかご1a及び釣合錘1cにそれぞれ接続されている、という構成でもよい。
また、本実施形態に係るエレベータ1は、ロープ式の駆動方式である、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、エレベータ1は、油圧式の駆動方式である、という構成でもよく、また、リニアモータ式の駆動方式である、という構成でもよい。
図2に示すように、エレベータ1は、乗場戸3をスライド可能に支持する支持機構1iを備えている。支持機構1iは、昇降路X3に固定されるフレーム1jと、フレーム1jに固定されるレール1kと、レール1kに案内されるローラ1mと、ローラ1mと乗場戸3とにそれぞれ接続される接続部1nとを備えている。これにより、一対の乗場戸3は、開くときに、互いに離れるようにスライドし、閉じるときに、互いに近づくようにスライドする。
なお、乗場戸3の枚数は、特に限定されず、例えば、本実施形態のように、乗場戸3は、2枚備えられていてもよい。また、各乗場戸3の移動の方向は、特に限定されず、例えば、図2に示すように、各乗場戸3は、開閉時に反対方向に移動する、所謂、センターオープンタイプとしてもよく、また、例えば、開閉時に同じ方向に移動する、所謂、片側オープンタイプとしてもよい。
検出装置4は、それぞれの乗場X1の乗場戸3に対して、配置されている。特に限定されないが、本実施形態のように、検出装置4は、昇降路X3に対して固定される検出体4aと、乗場戸3と共に移動可能となるように乗場戸3に取り付けられ、検出体4aに対して移動する移動体4bとを備えていてもよい。なお、検出体4a及び移動体4bは、互いに接したり離れたりする接点を備えている。
そして、乗場戸3が開状態であるときには、検出体4a及び移動体4bの接点同士が離れているため、検出装置4は、乗場戸3が開状態であると検出する。一方、乗場戸3が閉状態であるときには、検出体4a及び移動体4bの接点同士が接しているため、検出装置4は、乗場戸3が閉状態であると検出する。
なお、図3に示すように、昇降路X3の乗場X1側の壁X3a,X3bは、乗場X1に位置する乗場壁X3aと、乗場X1,X1間に位置する中間壁X3bとを備えている。そして、中間壁X3bは、乗場壁X3aよりも第1横方向D1に凹んでおり、乗場壁X3a及びかご1a間の第1横方向D1の距離は、中間壁X3b及びかご1a間の第1横方向D1の距離よりも、小さくなっている。
図3及び図4に示すように、エレベータ1は、乗場戸3の開閉状態を検出する戸開閉検出部5,6と、乗場戸3の有無を検出する戸有無検出部7,8とを備えている。そして、戸開閉検出部5,6及び戸有無検出部7,8は、それぞれかご1aに取り付けられ、かご1aと共に移動する。
複数の戸開閉検出部5,6は、かご1aの上部に取り付けられる第1戸開閉検出部5と、かご1aの下部に取り付けられる第2戸開閉検出部6とを含んでいる。そして、第1戸開閉検出部5は、かご1aから上方向に離れた位置における、乗場戸3の開閉状態を検出し、第2戸開閉検出部6は、かご1aから下方向に離れた位置における、乗場戸3の開閉状態を検出する。
複数の戸有無検出部7,8は、かご1aの上部に取り付けられる第1戸有無検出部7と、かご1aの下部に取り付けられる第2戸有無検出部8とを含んでいる。そして、第1戸有無検出部7は、かご1aから上方向に離れた位置における、乗場戸3の有無位置を検出し、第2戸有無検出部8は、かご1aから下方向に離れた位置における、乗場戸3の有無位置を検出する。
特に限定されないが、戸開閉検出部5,6及び戸有無検出部7,8は、例えば、本実施形態のように、赤外線、レーザ光等の光を投射し、反射して受光するまでの時間により距離を検出する距離センサとすることができる。なお、戸開閉検出部5,6及び戸有無検出部7,8は、他の種類のセンサとしてもよく、例えば、画像センサとしてもよい。
また、特に限定されないが、図5及び図6に示すように、戸開閉検出部5は、第2横方向D2において、閉状態の乗場戸3の戸当部3aに相当する位置を検出することが好ましい。本実施形態においては、図5及び図6に示すように、戸開閉検出部5は、閉状態の乗場戸3の戸当部3aに相当する位置へ向けて投光している。なお、図5及び図6において、戸当部3aの範囲は、破線で示している。
そして、図5(a)及び図6(a)に示すように、乗場戸3が閉状態であるときは、戸開閉検出部5から投射された光は、乗場戸3の戸当部3aで反射され、戸開閉検出部5で受けられる。一方、図5(b)及び図6(b)に示すように、乗場戸3が開状態であるときは、戸開閉検出部5から投射された光は、乗場戸3で反射されず、戸開閉検出部5で受けられない。
これにより、戸開閉検出部5は、乗場戸3の開閉状態を検出することができる。なお、特に限定されないが、第1戸開閉検出部5が検出する位置は、第2横方向D2において、第2戸開閉検出部6(図3参照)が検出する位置と、同じ位置であることが好ましい。そして、第1戸開閉検出部5は、かご1aの斜め上方の位置を検出し、第2戸開閉検出部6は、かご1aの斜め下方の位置を検出している。
なお、図5に示すように、センターオープンタイプの乗場戸3の戸当部3aとは、例えば、乗場戸3の中央側(隣の乗場戸3に近い側)の端部から所定距離W1までの部分としてもよい。これにより、当該所定距離W1の2倍以上の距離が開放された場合に、戸開閉検出部5,6によって乗場戸3の開状態を検出することができる。当該所定距離W1は、例えば、25mm以下としてもよく、また、例えば、15mm以下とすることが好ましい。
また、図6に示すように、片側オープンタイプの乗場戸3の戸当部3aとは、例えば、乗場戸3の外側(隣の乗場戸3から遠い側)の端部であって、乗場壁X3aの端部(例えば、三方枠の内面)から所定距離W2までの部分としてもよい。これにより、当該所定距離W2以上の距離が開放された場合に、戸開閉検出部5,6によって乗場戸3の開状態を検出することができる。当該所定距離W2は、例えば、50mm以下としてもよく、また、例えば、30mm以下とすることが好ましい。
また、特に限定されないが、図5及び図6に示すように、戸有無検出部7は、第2横方向D2において、閉状態の乗場戸3の戸袋部3bに相当する位置を検出することが好ましい。なお、戸有無検出部7は、第2横方向D2において、閉状態の乗場戸3の戸袋部3bの第2横方向D2に隣接する乗場壁X3aに相当する位置を検出してもよい。本実施形態においては、図5及び図6に示すように、戸有無検出部7は、閉状態の乗場戸3の戸袋部3bに相当する位置へ向けて投光している。
なお、図5に示すように、センターオープンタイプの乗場戸3の戸袋部3bとは、閉状態の乗場戸3(図5(a)参照)のうち、全開状態の乗場戸3(図5(b)参照)と重なる部分としてもよい。また、図6に示すように、片側オープンタイプの乗場戸3の戸袋部3bとは、閉状態の乗場戸3(図6(a)参照)のうち、全開状態の乗場戸3(図6(b)参照)と第1横方向D1視において重なる部分としてもよい。なお、図5及び図6において、戸袋部3bの範囲は、一点鎖線で示している。
これにより、図5(a)及び図6(a)に示すように、乗場戸3が閉状態であるときは、戸有無検出部7から投射された光は、乗場戸3の戸袋部3bで反射され、戸有無検出部7で受けられる。また、図5(b)及び図6(b)に示すように、乗場戸3が開状態であるときは、戸有無検出部7から投射された光は、乗場戸3の別の部分(例えば、戸当部3a)で反射され、戸有無検出部7で受けられる。
一方で、かご1aが乗場X1から上下方向D3で離れている場合には、戸有無検出部7,8は、乗場戸3よりも第1横方向D1で離れている中間壁X3bへ向けて投光している。これにより、乗場戸3へ向けて光が投射された場合に、戸有無検出部7は、乗場戸3の有る位置と検出でき、中間壁X3bへ向けて光が投射された場合に、戸有無検出部7は、乗場戸3の無い位置と検出できる。
なお、特に限定されないが、第1戸有無検出部7が検出する位置は、第2横方向D2において、第2戸有無検出部8が検出する位置と、同じ位置であることが好ましい。そして、第1戸有無検出部7は、かご1aの斜め上方の位置を検出し、第2戸有無検出部8は、かご1aの斜め下方の位置を検出している。
また、特に限定されないが、第1戸開閉検出部5が検出する位置は、上下方向D3において、第1戸有無検出部7が検出する位置と、同じ位置であることが好ましい。また、特に限定されないが、第2戸開閉検出部6が検出する位置は、上下方向D3において、第2戸有無検出部8が検出する位置と、同じ位置であることが好ましい。
また、特に限定されないが、図5のように、センターオープンタイプの乗場戸3,3が互いに連動して開閉動作を行う構成である場合には、第1及び第2戸開閉検出部5,6は、一方の乗場戸3の開閉状態を検出するように、一つずつ設けられていてもよい。他方、例えば、センターオープンの乗場戸3,3が個別に開閉動作を行う構成である場合には、第1及び第2戸開閉検出部5,6は、両方の乗場戸3,3の開閉状態を個別に検出するように、二つずつ設けられていてもよい。
図7に示すように、エレベータ1は、各種情報が出力される出力部9を備えている。特に限定されないが、出力部9は、例えば、各種情報を表示するように視覚的に出力してもよく、また、例えば、各種情報を発音するように聴覚的に出力してもよく、また、例えば、各種情報を外部(例えば、遠隔監視機関)へ出力してもよい。
処理部2は、各種情報を取得する取得部21と、各種情報を記憶する記憶部22と、各種情報を演算する演算部23とを備えている。また、処理部2は、各種情報に基づいて、各部を判定する判定部24と、各種情報により各部を制御する制御部25とを備えている。
なお、処理部2は、CPU及びMPU等のプロセッサ(例えば、演算部23、判定部24及び制御部25)、ROM及びRAM等のメモリ(例えば、記憶部22)、各種インターフェイス(例えば、取得部21)等を備えるコンピュータである。そして、メモリに格納されたプログラムをプロセッサが実行し、ソフトウェア及びハードウェアが協働することによって、処理部2の各部が実現されている。
制御部25は、かご1aの走行を制御するかご制御部25aと、出力部9の出力を制御する出力制御部25bとを備えている。なお、かご制御部25aは、巻上機1dを制御することによって、かご1aの走行を制御する。
演算部23は、かご位置検出部1e及びかご移動量検出部1fの検出に基づいて、かご1aの位置を演算する。特に限定されないが、例えば、かご1aが所定の乗場X1から走行した場合に、演算部23は、かご位置検出部1eが検出した情報に基づいて、かご1aが停止していた乗場X1の位置を演算し、かご移動量検出部1fが検出した情報に基づいて、かご1aの移動量を演算し、それにより、かご1aの位置を演算していてもよい。
判定部24は、エレベータ1の異常を判定する異常判定部24aと、かご1aが停止した場合に、最寄の乗場X1を判定する最寄り乗場判定部24bとを備えている。また、判定部24は、乗場戸3の有無位置を判定する戸有無判定部24cと、乗場戸3の開閉状態を判定する戸開閉判定部24dとを備えている。
異常判定部24aは、例えば、複数の検出装置4のうち、少なくとも一つが乗場戸3の開状態を検出した場合に、エレベータ1の異常と判定する。なお、特に限定されないが、例えば、検出装置4の検出回路は、直列接続されていてもよく、これにより、複数の検出装置4のうち、何れの検出装置4が開状態を検出しているのかは、不明である。
そして、少なくとも一つの乗場戸3の開状態が検出され、エレベータ1の異常と判定された場合に、かご制御部25aは、最寄りの乗場X1までかご1aを走行させる。このとき、最寄り乗場判定部24b、戸有無判定部24c及び戸開閉判定部24dは、以下の判定を行う。なお、このとき、かご1aは、徐行される。
最寄り乗場判定部24bは、かご1aが停止した場合に、上方の最寄り乗場X1と下方の最寄り乗場X1のうち、最も近い乗場X1を判定する。例えば、最寄り乗場判定部24bは、演算部23が演算したかご1aの位置に基づいて、最も近い乗場X1を判定してもよい。
戸有無判定部24cは、戸有無検出部7,8の検出に基づいて、乗場戸3の有無位置を判定する。具体的には、戸有無判定部24cは、かご1aが上昇する場合に、第1戸有無検出部7の検出に基づいて、乗場戸3の有無位置を判定し、かご1aが下降する場合に、第2戸有無検出部8の検出に基づいて、乗場戸3の有無位置を判定する。
例えば、戸有無検出部7,8が距離センサである場合には、乗場戸3又は乗場壁X3aへ向けて光が投射されたときの検出距離と、中間壁X3bへ向けて光が投射されたときの検出距離とに、差が生じる。これにより、戸有無判定部24cは、戸有無検出部7,8の検出に基づいて、乗場戸3の有る位置又は乗場戸3の無い位置を判定する。なお、戸有無検出部7,8が検出する情報は、例えば、絶対値の距離情報であってもよく、また、例えば、閾値に対する大小で切り替えられるオンオフ情報であってもよい。
戸開判定部24dは、戸開閉検出部5,6の検出に基づいて、乗場戸3の開閉状態を判定する。具体的には、戸開閉判定部24dは、かご1aが上昇する場合に、第1戸開閉検出部5の検出に基づいて、乗場戸3の開閉状態を判定し、かご1aが下降する場合に、第2戸開閉検出部6の検出に基づいて、乗場戸3の開閉状態を判定する。
例えば、戸開閉検出部5,6が距離センサである場合には、乗場戸3が閉状態のときに、投射した光が乗場戸3で反射されることに対して、乗場戸3が開状態のときに、投射した光が乗場戸3で反射されないため、戸開閉検出部5,6で受ける光の検出に差が生じる。これにより、戸開閉判定部24dは、戸開閉検出部5,6の検出に基づいて、乗場戸3の開状態又は乗場戸3の閉状態を判定する。
なお、戸開閉検出部5,6が乗場戸3の無い位置で光を投射した場合、即ち、戸開閉検出部5,6が中間壁X3bへ向けて光を投射した場合には、戸開閉判定部24dは、戸開閉検出部5,6の検出に基づいて、乗場戸3が開状態であると誤判定する虞がある。そこで、戸有無判定部24cが乗場戸3の有る位置と判定した場合に、戸開閉判定部24dは、乗場戸3の開閉状態を判定する。これにより、戸開閉判定部24dが誤判定することを抑制することができる。
本実施形態に係るエレベータ1の構成については以上の通りであり、次に、検出装置4が乗場戸3の開状態を検出した場合のかご1aの走行制御方法について、図8を参照しながら説明する。
例えば、地震等が発生したり、乗場戸3に人が衝突したりすることによって、かご1aの走行中に、検出装置4が乗場戸3の開状態を検出した場合に(S1)、かご制御部25aは、かご1aを停止させる(S2)。そして、最寄り乗場判定部24bは、上方の最寄り乗場X1と下方の最寄り乗場X1のうち、最も近い乗場X1を判定する(S3)。
その後、かご制御部25aは、最寄り乗場判定部24bの判定に基づいて、かご1aの走行(徐行)を開始する(S4)。例えば、上方の最寄り乗場X1が最も近い乗場X1であると判定された場合には、かご1aは、上昇し、下方の最寄り乗場X1が最も近い乗場X1であると判定された場合には、かご1aは、下降する。
そして、かご1aが最寄りの乗場X1に到着するまでの間(S5の「N」)、戸有無判定部24cは、戸有無検出部7,8の検出に基づいて、乗場戸3の有無位置を判定する(S6)。また、戸有無判定部24cが乗場戸3の有る位置と判定した場合に(S6の「Y」)、戸開判定部24dは、戸開閉検出部5,6の検出に基づいて、乗場戸3の開閉状態を判定する(S7)。なお、例えば、乗場戸3が有る位置と判定された場合に(S6の「Y」)、出力制御部25bは、向かっている最寄り乗場X1へ向けて警報等を出力してもよい。
そして、例えば、乗場戸3が有る位置と判定され(S6の「Y」)、乗場戸3が閉状態であると判定される(S7の「N」)ことが続き、かご1aが最寄り乗場X1に到着した場合に(S5の「Y」)、かご制御部25aは、かご1aを乗場X1で停止する(S13)。そして、戸1g,3が開放されることにより、かご1aの内部の人がかご1aから退出することができる。
また、例えば、乗場戸3が有る位置と判定され(S6の「Y」)、乗場戸3が開状態であると判定された場合に(S7の「Y」)、かご制御部25aは、かご1aを停止する(S8)。これにより、最寄り乗場X1の乗場戸3が開状態である場合に、かご1aが当該乗場X1へ向けて走行することを中止する。したがって、当該かご1aの走行の安全性を確保することができる。
そして、かご制御部25aは、かご1aの走行方向を変更し、もう一つの最寄り乗場X1へ向けてかご1aの走行を開始する(S9)。例えば、かご1aが上方の乗場X1へ向けて上昇していた場合には、かご1aは、下方の乗場X1へ向けて下降し、また、例えば、かご1aが下方の乗場X1へ向けて下降していた場合には、かご1aは、上方の乗場X1へ向けて上昇する。
そして、かご1aがもう一つの最寄りの乗場X1に到着するまでの間(S10の「N」)、戸有無判定部24cは、戸有無検出部7,8の検出に基づいて、乗場戸3の有無位置を判定する(S11)。また、戸有無判定部24cが乗場戸3の有る位置と判定した場合に(S11の「Y」)、戸開閉判定部24dは、戸開閉検出部5,6の検出に基づいて、乗場戸3の開閉状態を判定する(S12)。
例えば、乗場戸3が有る位置と判定され(S11の「Y」)、乗場戸3が閉状態であると判定される(S12の「N」)ことが続き、かご1aが最寄り乗場X1に到着した場合に(S10の「Y」)、かご制御部25aは、かご1aを乗場X1で停止する(S13)。このように、一方の最寄りの乗場X1の乗場戸3が開状態である場合に、他方の最寄りの乗場X1までかご1aを走行させることができる。
これにより、少なくとも一方の最寄りの乗場X1の乗場戸3が閉状態である場合に、最寄りの乗場X1までかご1aを走行させることができる。そして、戸1g,3が開放されることにより、かご1aの内部の人がかご1aから退出することができる。
また、例えば、乗場戸3が有る位置と判定され(S11の「Y」)、乗場戸3が開状態であると判定された場合に(S12の「Y」)、かご制御部25aは、かご1aを停止する(S13)。これにより、最寄り乗場X1の乗場戸3が開状態である場合に、かご1aが当該乗場X1へ向けて走行することを中止する。したがって、当該かご1aの走行の安全性を確保することができる。なお、斯かる場合には、例えば、作業員等による対応により、かご1aの内部の人は、かご1aから退出することになる。
以上より、本実施形態に係るエレベータ1は、乗場戸3の開閉状態を検出するために、それぞれの乗場X1に配置される複数の検出装置4と、かご1aに取り付けられ、前記かご1aから上下方向D3に離れた位置における、前記乗場戸3の開閉状態を検出する戸開閉検出部5,6と、前記戸開閉検出部5,6の検出に基づいて、前記乗場戸3の開閉状態を判定する戸開閉判定部24dと、前記複数の検出装置4のうち少なくとも一つが前記かご1aの走行中に前記乗場戸3の開状態を検出した場合に、最寄りの乗場X1まで前記かご1aを走行させるかご制御部25aと、を備え、前記かご制御部25aは、前記戸開閉判定部24dが前記最寄りの乗場X1の前記乗場戸3の開状態を判定した場合に、前記かご1aを停止させる。
斯かる構成によれば、かご1aの走行中に、複数の検出装置4のうち少なくとも一つが乗場戸3の開状態を検出した場合に、最寄りの乗場X1までかご1aを走行することができる。
一方、戸開閉検出部5,6は、かご1aから上下方向D3に離れた位置における、乗場戸3の開閉状態を検出し、戸開閉判定部24dは、戸開閉検出部5,6の検出に基づいて、最寄りの乗場X1の乗場戸3の開閉状態を判定する。そして、戸開閉判定部24dが最寄りの乗場X1の乗場戸3の開状態を判定した場合に、かご1aが停止される。これにより、当該かご1aの走行の安全性を確保することができる。
また、本実施形態に係るエレベータ1は、かご1aに取り付けられ、前記かご1aから上下方向D3に離れた位置における、前記乗場戸3の有無を検出する戸有無検出部7,8と、前記戸有無検出部7,8の検出に基づいて、前記乗場戸3の有無位置を判定する戸有無判定部24cと、をさらに備え、前記戸開閉判定部24dは、前記戸有無判定部24cが前記乗場戸3の有る位置と判定した場合に、前記乗場戸3の開閉状態を判定する、という構成である。
斯かる構成によれば、戸有無判定部24cが、戸有無検出部7,8の検出に基づいて、乗場戸3の有る位置と判定した場合に、戸開閉判定部24dは、乗場戸3の開閉状態を判定する。これにより、戸開閉判定部24dが誤判定することを抑制することができる。
また、本実施形態に係るエレベータ1においては、前記戸開閉検出部5,6は、前記かご1aから上方向に離れた位置における、前記乗場戸3の開閉状態を検出する第1戸開閉検出部5と、前記かご1aから下方向に離れた位置における、前記乗場戸3の開閉状態を検出する第2戸開閉検出部6と、を含み、前記戸開閉判定部24dは、前記かご1aが上昇する場合に、前記第1戸開閉検出部5の検出に基づいて、前記最寄りの乗場X1の前記乗場戸3の開閉状態を判定し、前記かご1aが下降する場合に、前記第2戸開閉検出部6の検出に基づいて、前記最寄りの乗場X1の前記乗場戸3の開閉状態を判定し、前記かご制御部25aは、上方及び下方のうち一方の最寄りの乗場X1へ前記かご1aを走行させるまでに、前記戸開閉判定部24dが前記一方の最寄りの乗場X1の前記乗場戸3の開状態を判定した場合に、上方及び下方のうち他方の最寄りの乗場X1まで前記かご1aを走行させるように、前記かご1aの走行方向を変更する、という構成である。
斯かる構成によれば、一方の最寄りの乗場X1の乗場戸3が開状態である場合に、他方の最寄りの乗場X1までかご1aを走行させることができる。これにより、少なくとも一方の最寄りの乗場X1の乗場戸3が閉状態である場合に、最寄りの乗場X1までかご1aを走行させることができる。
なお、エレベータ1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、エレベータ1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係るエレベータ1は、かご1aから上下方向D3に離れた位置における、乗場戸3の有無を検出する戸有無検出部7,8と、戸有無検出部7,8の検出に基づいて、乗場戸3の有無位置を判定する戸有無判定部24cとを備えている、という構成である。しかしながら、エレベータ1は、斯かる構成に限られない。
例えば、エレベータ1は、戸有無検出部7,8を備えていない、という構成でもよい。特に限定されないが、例えば、戸有無判定部24cは、演算部23が演算したかご1aの位置に基づいて、乗場戸3の有無位置を判定する、という構成でもよい。
(2)また、上記実施形態に係るエレベータ1においては、戸開閉判定部24dは、戸有無判定部24cが乗場戸3の有る位置と判定した場合に、乗場戸3の開閉状態を判定する、という構成である。しかしながら、エレベータ1は、斯かる構成に限られない。特に限定されないが、例えば、中間壁X3bが乗場壁X3aに対して凹んでいない場合には、エレベータ1は、戸有無判定部24cを備えておらず、戸開閉判定部24dは、連続して乗場戸3の開閉状態を判定する、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係るエレベータ1においては、戸開閉検出部5,6は、かご1aから上方向に離れた位置を検出する第1戸開閉検出部5と、かご1aから下方向に離れた位置を検出する第2戸開閉検出部6とを含む、という構成である。即ち、エレベータ1は、第1及び第2戸開閉検出部5,6によって、かご1aから上方向に離れた位置と下方向に離れた位置との乗場戸3の開閉状態を検出可能である、という構成である。しかしながら、エレベータ1は、斯かる構成に限られない。
例えば、戸開閉検出部5(6)は、当該第1戸開閉検出部5又は当該第2戸開閉検出部6の何れか一方のみを含む、という構成でもよい。即ち、エレベータ1は、例えば、かご1aから上方向に離れた位置の乗場戸3の開閉状態をのみを検出可能である、という構成でもよく、また、例えば、かご1aから下方に離れた位置の乗場戸3の開閉状態をのみを検出可能である、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係るエレベータ1においては、戸有無検出部7,8は、かご1aから上方向に離れた位置を検出する第1戸有無検出部7と、かご1aから下方向に離れた位置を検出する第2戸有無検出部8とを含む、という構成である。即ち、エレベータ1は、第1及び第2戸有無検出部7,8によって、かご1aから上方向に離れた位置と下方向に離れた位置との乗場戸3の有無を検出可能である、という構成である。しかしながら、エレベータ1は、斯かる構成に限られない。
例えば、戸有無検出部7(8)は、当該第1戸有無検出部7又は当該第2戸有無検出部8の何れか一方のみを含む、という構成でもよい。即ち、エレベータ1は、例えば、かご1aから上方に離れた位置の乗場戸3の有無のみを検出可能である、という構成でもよく、また、例えば、かご1aから下方に離れた位置の乗場戸3の有無のみを検出可能である、という構成でもよい。
(5)また、上記実施形態に係るエレベータ1においては、かご1aが一方の最寄りの乗場X1へ向けて走行している途中で、戸開閉判定部24dが当該一方の最寄りの乗場X1の乗場戸3の開状態を判定した場合に、かご1aが他方の最寄りの乗場X1へ向かうように、かご1aの走行方向が変更される、という構成である。しかしながら、エレベータ1は、斯かる構成に限られない。
例えば、かご1aが一方の最寄りの乗場X1へ向けて走行している途中で、戸開閉判定部24dが当該一方の最寄りの乗場X1の乗場戸3の開状態を判定した場合に、かご1aが停止され、当該かご1aの停止が維持される、という構成でもよい。即ち、かご1aが他方の最寄りの乗場X1へ向かわない、という構成でもよい。
(6)また、上記実施形態に係るエレベータ1においては、かご制御部25aは、最寄り乗場判定部24bの判定に基づいて、まず、最も近い最寄り乗場X1へ向けてかご1aを走行させる、という構成である。しかしながら、エレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、エレベータ1は、最寄り乗場判定部24bを備えていない、という構成でもよい。
そして、例えば、かご制御部25aは、まず、予め決められていた方(上方、下方)の最寄り乗場X1へ向けてかご1aの走行を開始させる、という構成でもよい。また、例えば、かご制御部25aは、まず、かご1aが直前まで走行していた方(上方、下方)の最寄り乗場X1へ向けてかご1aの走行を開始させる、という構成でもよい。なお、このとき、かご1aは、一度停止することなく、減速して最寄り乗場X1まで走行を続ける、という構成でもよい。
1…エレベータ、1a…かご、1b…ロープ、1c…釣合錘、1d…巻上機、1e…かご位置検出部、1f…かご移動量検出部、1g…かご戸、1h…戸駆動部、1i…支持機構、1j…フレーム、1k…レール、1m…ローラ、1n…接続部、2…処理部、3…乗場戸、3a…戸当部、3b…戸袋部、4…検出装置、4a…検出体、4b…移動体、5…第1戸開閉検出部、6…第2戸開閉検出部、7…第1戸有無検出部、8…第2戸有無検出部、9…出力部、21…取得部、22…記憶部、23…演算部、24…判定部、24a…異常判定部、24b…最寄り乗場判定部、24c…戸有無判定部、24d…戸開閉判定部、25…制御部、25a…かご制御部、25b…出力制御部、X1…乗場、X2…機械室、X3…昇降路、X3a…乗場壁、X3b…中間壁

Claims (3)

  1. 乗場戸の開閉状態を検出するために、それぞれの乗場に配置される複数の検出装置と、
    かごに取り付けられ、前記かごから上下方向に離れた位置における、前記乗場戸の開閉状態を検出する戸開閉検出部と、
    前記戸開閉検出部の検出に基づいて、前記乗場戸の開閉状態を判定する戸開閉判定部と、
    前記複数の検出装置のうち少なくとも一つが前記かごの走行中に前記乗場戸の開状態を検出した場合に、最寄りの乗場まで前記かごを走行させるかご制御部と、を備え、
    前記かご制御部は、前記戸開閉判定部が前記最寄りの乗場の前記乗場戸の開状態を判定した場合に、前記かごを停止させる、エレベータ。
  2. かごに取り付けられ、前記かごから上下方向に離れた位置における、前記乗場戸の有無を検出する戸有無検出部と、
    前記戸有無検出部の検出に基づいて、前記乗場戸の有無位置を判定する戸有無判定部と、をさらに備え、
    前記戸開閉判定部は、前記戸有無判定部が前記乗場戸の有る位置と判定した場合に、前記乗場戸の開閉状態を判定する、請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記戸開閉検出部は、前記かごから上方向に離れた位置における、前記乗場戸の開閉状態を検出する第1戸開閉検出部と、前記かごから下方向に離れた位置における、前記乗場戸の開閉状態を検出する第2戸開閉検出部と、を含み、
    前記戸開閉判定部は、前記かごが上昇する場合に、前記第1戸開閉検出部の検出に基づいて、前記最寄りの乗場の前記乗場戸の開閉状態を判定し、前記かごが下降する場合に、前記第2戸開閉検出部の検出に基づいて、前記最寄りの乗場の前記乗場戸の開閉状態を判定し、
    前記かご制御部は、上方及び下方のうち一方の最寄りの乗場へ前記かごを走行させるまでに、前記戸開閉判定部が前記一方の最寄りの乗場の前記乗場戸の開状態を判定した場合に、上方及び下方のうち他方の最寄りの乗場まで前記かごを走行させるように、前記かごの走行方向を変更する、請求項1又は2に記載のエレベータ。
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