JP6965728B2 - X線分析装置、及び、x線検出器の交換時期判定方法 - Google Patents

X線分析装置、及び、x線検出器の交換時期判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、試料に向けてX線を照射するX線光源と、試料に照射された後のX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器に電圧を印加する電圧印加部とを備えるX線分析装置、及び、X線検出器の交換時期判定方法に関するものである。
波長分散型蛍光X線装置などのX線分析装置には、試料に向けてX線を照射するX線光源と、試料に照射された後のX線を検出するX線検出器とが備えられている。X線光源としては、例えばX線管球が用いられる。また、X線検出器としては、例えば比例計数管又はシンチレーションカウンタが用いられる。
X線管球は、フィラメント及びターゲットを備えており、フィラメントとターゲットとの間には高圧が印加される。これにより、フィラメントからターゲットに向けて熱電子が放出され、この熱電子がターゲットに衝突することによりX線が発生する。フィラメントやターゲットには寿命があるため、X線管球は交換時期になれば新しいものに交換される(例えば、下記特許文献1参照)。
同様に、比例計数管やシンチレーションカウンタなどのX線検出器についても、使用に伴い劣化するため定期的に交換される。例えば比例計数管は、封入されたアルゴンガス中にタングステンワイヤからなる芯線が設けられた構成からなり、アルゴンガスの劣化や芯線の汚れなどに伴い交換が必要となる。また、シンチレーションカウンタは、シンチレータ及び光電子増倍管を備えており、これらの部品の劣化に伴い交換が必要となる。
従来、X線光源やX線検出器の交換時期は、それらの使用時間が目安とされていた。すなわち、使用時間を積算して記録しておき、その使用時間が一定時間を超えれば交換時期と判定するような構成が採用されている。
特開平5−283192号公報
しかしながら、X線検出器の交換時期を使用時間に基づいて判定する場合には、適切な交換時期を判定できない場合があった。例えば、X線検出器自体の劣化ではなく、X線検出器に電圧を印加する回路側が劣化している場合などには、X線検出器がまだ交換時期ではないにもかかわらず、交換時期と判定されてしまう場合がある。このように、X線検出器の適切な交換時期を判定できない場合には、交換する必要のないX線検出器を交換することとなったり、交換前にX線検出器が故障したりするおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、X線検出器の適切な交換時期を判定することができるX線分析装置、及び、X線検出器の交換時期判定方法を提供することを目的とする。
(1)本発明に係るX線分析装置は、X線光源と、X線検出器と、電圧印加部と、データ取得部と、交換時期判定部とを備える。前記X線光源は、試料に向けてX線を照射する。前記X線検出器は、試料に照射された後のX線を検出する。前記電圧印加部は、前記X線検出器に電圧を印加する。前記データ取得部は、前記X線検出器からの検出信号に基づいて、試料に固有のピークを有する波高分布曲線のデータを取得する。前記交換時期判定部は、標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークに基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定する。
このような構成によれば、X線検出器に一定の電圧を印加した場合に、標準試料を測定することにより取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークが、X線検出器の劣化に伴い変化することを利用して、X線検出器の交換時期を判定することができる。具体的には、X線検出器に一定の電圧を印加して同一の標準試料を測定したときのピークの位置は、X線検出器の劣化に伴い低エネルギー側に移動する。このような特性を利用することにより、X線検出器の適切な交換時期を判定することができる。
(2)前記X線分析装置は、標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置が一定の基準位置となるように、前記電圧印加部が前記X線検出器に印加する電圧を調整する電圧調整部をさらに備えていてもよい。この場合、前記交換時期判定部は、前記電圧調整部により調整された後の電圧値に基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定してもよい。
このような構成によれば、標準試料を測定することにより取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークが一定の基準位置となるように、X線検出器に印加する電圧が調整される。このとき、X線検出器が劣化しているほど高い電圧値に調整する必要があるため、調整された後の電圧値に基づいて、X線検出器の適切な交換時期を判定することができる。
(3)前記交換時期判定部は、前記電圧調整部により調整された後の電圧値を閾値と比較することにより、前記X線検出器の交換時期を判定してもよい。
このような構成によれば、ピークが一定の基準位置となるようにX線検出器に印加する電圧を調整しているときに、その電圧値を閾値と比較することにより、X線検出器の適切な交換時期をリアルタイムで判定することができる。
(4)前記X線分析装置は、前記電圧調整部により調整された後の電圧値の履歴を記憶する履歴記憶部をさらに備えていてもよい。この場合、前記交換時期判定部は、前記履歴記憶部に記憶されている電圧値の履歴に基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定してもよい。
このような構成によれば、ピークが一定の基準位置となるようにX線検出器に印加する電圧を調整したときの電圧値の履歴を記憶しておき、その履歴に基づいてX線検出器の交換時期を予測することができる。これにより、X線検出器の交換時期を予め確認し、交換の準備を行うことができるため、X線検出器を適切な時期に確実に交換することができる。
(5)前記交換時期判定部は、標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の変化に基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定してもよい。
このような構成によれば、標準試料を測定することにより取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置が、X線検出器の劣化に伴い変化する。このとき、X線検出器が劣化しているほどピークの位置が大きく変化するため、ピークの位置の変化に基づいて、X線検出器の適切な交換時期を判定することができる。
(6)前記交換時期判定部は、標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の変化量を閾値と比較することにより、前記X線検出器の交換時期を判定してもよい。
このような構成によれば、X線検出器の劣化に伴い変化するピークの位置の変化量を閾値と比較することにより、X線検出器の適切な交換時期をリアルタイムで判定することができる。
(7)前記X線分析装置は、標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の履歴を記憶する履歴記憶部をさらに備えていてもよい。この場合、前記交換時期判定部は、前記履歴記憶部に記憶されているピークの位置の履歴に基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定してもよい。
このような構成によれば、X線検出器の劣化に伴い変化するピークの位置の履歴を記憶しておき、その履歴に基づいてX線検出器の交換時期を予測することができる。これにより、X線検出器の交換時期を予め確認し、交換の準備を行うことができるため、X線検出器を適切な時期に確実に交換することができる。
(8)前記交換時期判定部は、標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間内における面積値の変化に基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定してもよい。
このような構成によれば、標準試料を測定することにより取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間内における面積値が、X線検出器の劣化に伴い変化する。このとき、X線検出器が劣化しているほど面積値が大きく変化するため、面積値の変化に基づいて、X線検出器の適切な交換時期を判定することができる。
(9)前記交換時期判定部は、標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間内における面積値の変化量を閾値と比較することにより、前記X線検出器の交換時期を判定してもよい。
このような構成によれば、X線検出器の劣化に伴い変化するピークの一定区間内における面積値を閾値と比較することにより、X線検出器の適切な交換時期をリアルタイムで判定することができる。
(10)前記X線分析装置は、標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間内における面積値の履歴を記憶する履歴記憶部をさらに備えていてもよい。この場合、前記交換時期判定部は、前記履歴記憶部に記憶されているピークの面積値の履歴に基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定してもよい。
このような構成によれば、X線検出器の劣化に伴い変化するピークの一定区間内における面積値の履歴を記憶しておき、その履歴に基づいてX線検出器の交換時期を予測することができる。これにより、X線検出器の交換時期を予め確認し、交換の準備を行うことができるため、X線検出器を適切な時期に確実に交換することができる。
(11)本発明に係るX線検出器の交換時期判定方法は、試料に向けてX線を照射するX線光源と、試料に照射された後のX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器に電圧を印加する電圧印加部とを備えるX線分析装置における前記X線検出器の交換時期を判定する方法であって、データ取得ステップと、交換時期判定ステップとを含む。前記データ取得ステップでは、前記X線検出器からの検出信号に基づいて、試料に固有のピークを有する波高分布曲線のデータを取得する。前記交換時期判定ステップでは、標準試料を測定することにより前記データ取得ステップで取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークに基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定する。
本発明によれば、X線検出器に一定の電圧を印加した場合に、標準試料を測定することにより取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークが、X線検出器の劣化に伴い変化することを利用して、X線検出器の適切な交換時期を判定することができる。
本発明の第1実施形態に係るX線分析装置の構成例を示したブロック図である。 波高分布曲線の一例を示した図である。 検出器の交換時期を判定する際のデータ処理装置による処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るX線分析装置において検出器の交換時期を判定する際のデータ処理装置による処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るX線分析装置において検出器の交換時期を判定する際のデータ処理装置による処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係るX線分析装置において検出器の交換時期を判定する際のデータ処理装置による処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係るX線分析装置において検出器の交換時期を判定する際のデータ処理装置による処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係るX線分析装置において検出器の交換時期を判定する際のデータ処理装置による処理の一例を示したフローチャートである。
1.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係るX線分析装置の構成例を示したブロック図である。このX線分析装置は、例えば波長分散型蛍光X線装置であり、試料SにX線を照射することにより発生する蛍光X線を分光結晶(図示せず)により分光して測定を行う。このX線分析装置は、例えばX線管球1、X線高圧回路2、検出器3、検出器高圧回路4、プリアンプ5、MCA(Multi Channel Analyzer)6、制御回路7、データ処理装置8及び記憶部9などを備えている。
X線管球1は、試料Sに向けてX線を照射するX線光源の一例である。X線管球1には、X線高圧回路2により高圧が印加される。試料Sに照射された後のX線は、試料Sから発生する蛍光X線として検出器3により検出される。検出器3は、例えば比例計数管又はシンチレーションカウンタなどのX線検出器であり、検出器高圧回路4により高圧が印加される。検出器高圧回路4は、検出器3に電圧を印加する電圧印加部を構成している。
検出器3は、X線の検出信号を電気パルスとして出力する。この電気パルスの波高は、検出するX線のエネルギーに比例している。検出器3から出力される電気パルスは、プリアンプ5により増幅され、MCA6に入力される。MCA6は、入力される電気パルスのエネルギーを各チャンネルに分けて出力することにより波高分布曲線のデータを生成する。
X線高圧回路2、検出器高圧回路4及びMCA6は、それぞれ制御回路7を介してデータ処理装置8に接続されている。制御回路7は、X線高圧回路2及び検出器高圧回路4を制御することにより、X線管球1及び検出器3に印加する電圧を調整する。また、MCA6において生成された波高分布曲線のデータは、制御回路7からデータ処理装置8に入力される。
データ処理装置8は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含むパーソナルコンピュータにより構成されている。データ処理装置8は、CPUがプログラムを実行することにより、データ取得部81及び交換時期判定部82などとして機能する。データ取得部81は、検出器3からの検出信号に基づいてMCA6により生成された波高分布曲線のデータを、制御回路7を介して取得する。交換時期判定部82は、データ取得部81により取得した波高分布曲線のデータに基づいて、検出器3の交換時期を判定する。
記憶部9は、例えばハードディスクにより構成されており、検出器3が使用された時間に関する情報(時間情報)や、そのとき検出器3に印加された高圧のデータ、データ取得部81が取得した波高分布曲線のデータなどが記憶される。時間情報は、例えば検出器3が使用された日時の情報であってもよいし、検出器3が使用された時間の積算値などであってもよい。
図2は、波高分布曲線の一例を示した図である。この波高分布曲線は、例えば検出器3としての比例計数管からの検出信号に基づいてMCA6により生成され、横軸をエネルギー、縦軸をカウント数とする曲線(いわゆるパルハイ・カーブ)で表される。図2に示すように、波高分布曲線は、測定対象となる試料Sに固有のピークを有する曲線となる。
波高分布曲線の低エネルギー側には、電気的なノイズ(いわゆるアンプノイズ)が計測される場合がある。また、波高分布曲線の高エネルギー側には、高次線などの妨害線が計測される場合がある。このようなノイズや妨害線を除去するために、エネルギーのローレベルLL及びアッパーレベルULが設定され、その間の一定区間LL〜ULのデータを用いて分析が行われる。具体的には、一定区間LL〜ULにおけるピークの面積値(図2にハッチングを施した部分の面積値)に基づいて検量線が作成され、この検量線を用いて分析が行われる。
本実施形態では、波高分布曲線に固有のピークが現れる標準試料を測定することにより、波高分布曲線のデータをデータ取得部81で取得し、その波高分曲線のデータに含まれるピークに基づいて、交換時期判定部82が検出器3の交換時期を判定する。標準試料としては、例えばシリコン、酸化マグネシウム又は炭酸カルシウムなどが用いられる。
このような検出器3の交換時期の判定は、検出器3に一定の電圧を印加した場合に、標準試料を測定することにより取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークが、検出器3の劣化に伴い変化することを利用している。具体的には、検出器3に一定の電圧を印加して同一の標準試料を測定したときのピークの位置は、検出器3の劣化に伴い低エネルギー側(図2における左側)に移動する。このような特性を利用することにより、検出器3の適切な交換時期を判定することができる。
図3は、検出器3の交換時期を判定する際のデータ処理装置8による処理の一例を示したフローチャートである。本実施形態では、定期的又は不定期に標準試料を測定することにより、標準試料に基づく波高分布曲線のデータをデータ取得部81で取得しながら、そのデータに基づいて検出器3の交換時期がリアルタイムで判定される。このとき、検出器3には検出器高圧回路4により高圧が印加され(ステップS101)、取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置が一定の基準位置となるように、制御回路7が検出器高圧回路4を制御する(ステップS102,S103)。
すなわち、図2に示すようなピークの位置が、横軸方向の一定の基準位置になければ(ステップS102でNo)、制御回路7が検出器高圧回路4を制御することにより、ピークの位置が基準位置となるように検出器3に印加する電圧を調整する(ステップS103)。この場合、制御回路7は、波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置が一定の基準位置となるように、検出器高圧回路4が検出器3に印加する電圧を調整する電圧調整部を構成している。
検出器3に印加する電圧を調整する際、検出器3が劣化しているほど高い電圧値に調整する必要がある。そこで、本実施形態では、制御回路7により調整された後の電圧値に基づいて、交換時期判定部82が検出器3の交換時期を判定することにより、検出器3の適切な交換時期を判定することができるようになっている。具体的には、交換時期判定部82が、制御回路7により調整された後の電圧値を閾値と比較することにより(ステップS104)、検出器3の交換時期を判定する。
すなわち、制御回路7により調整された後の電圧値が閾値以上であれば(ステップS104でYes)、交換時期判定部82が検出器3の交換時期と判定し(ステップS105)、その判定結果がユーザに報知される(ステップS106)。このように、ピークが一定の基準位置となるように検出器3に印加する電圧を調整しているときに、その電圧値を閾値と比較することにより、検出器3の適切な交換時期をリアルタイムで判定することができる。なお、判定結果の報知は、表示部(図示せず)に対する表示、又は、スピーカ(図示せず)からの音声などにより行うことができる。
2.第2実施形態
図4は、本発明の第2実施形態に係るX線分析装置において検出器3の交換時期を判定する際のデータ処理装置8による処理の一例を示したフローチャートである。本実施形態では、定期的又は不定期に標準試料を測定することにより記憶部9に記憶された検出器高圧の履歴に基づいて、検出器3の交換時期が判定される。このとき、記憶部9は、制御回路7により調整された後の電圧値の履歴を記憶する履歴記憶部として機能する。
具体的には、ユーザにより検出器3の交換時期を確認するための操作が行われた場合に(ステップS201でYes)、記憶部9に記憶されている検出器高圧の履歴が読み出される(ステップS202)。このとき読み出される検出器高圧は、同一の標準試料を測定したときに検出器3に印加した電圧値の履歴である。
定期的又は不定期に標準試料を測定し、取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置が一定の基準位置となるように検出器3に印加する電圧を調整した場合、記憶部9に履歴として記憶される電圧値(検出器高圧)は、検出器3の劣化に伴い変化する。そこで、本実施形態では、記憶部9に記憶されている検出器高圧の履歴に基づいて、交換時期判定部82が検出器3の交換時期を予測する(ステップS203)。
すなわち、記憶部9に記憶されている検出器高圧の履歴と、それぞれの検出器高圧が検出器3に印加されたときの時間情報(検出器3が使用された日時、又は、検出器3が使用された時間の積算値)とに基づいて、検出器3の交換時期が予測される。例えば、検出器3に印加する電圧が、検出器3の使用時間に比例して高くなる場合には、その比例の関係を用いて検出器3の交換時期を予測することができる。
交換時期判定部82による検出器3の交換時期の予測結果は、表示部(図示せず)に対する表示、又は、スピーカ(図示せず)からの音声などにより、ユーザに報知される(ステップS204)。これにより、検出器3の交換時期を予め確認し、交換の準備を行うことができるため、検出器3を適切な時期に確実に交換することができる。
3.第3実施形態
図5は、本発明の第3実施形態に係るX線分析装置において検出器3の交換時期を判定する際のデータ処理装置8による処理の一例を示したフローチャートである。本実施形態では、定期的又は不定期に標準試料を測定することにより、標準試料に基づく波高分布曲線のデータをデータ取得部81で取得しながら、そのデータに基づいて検出器3の交換時期がリアルタイムで判定される。このとき、検出器3には検出器高圧回路4により高圧が印加され(ステップS301)、取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置が確認される(ステップS302)。
波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置は、検出器3が劣化しているほど低エネルギー側(図2における左側)に大きく変化する。そこで、本実施形態では、波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の変化に基づいて、交換時期判定部82が検出器3の交換時期を判定することにより、検出器3の適切な交換時期を判定することができるようになっている。具体的には、交換時期判定部82が、波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の変化量を閾値と比較することにより(ステップS303)、検出器3の交換時期を判定する。
すなわち、ピークの位置の変化量が閾値以上であれば(ステップS303でYes)、交換時期判定部82が検出器3の交換時期と判定し(ステップS304)、その判定結果がユーザに報知される(ステップS305)。このように、検出器3の劣化に伴い変化するピークの位置の変化量を閾値と比較することにより、検出器3の適切な交換時期をリアルタイムで判定することができる。なお、判定結果の報知は、表示部(図示せず)に対する表示、又は、スピーカ(図示せず)からの音声などにより行うことができる。
4.第4実施形態
図6は、本発明の第4実施形態に係るX線分析装置において検出器3の交換時期を判定する際のデータ処理装置8による処理の一例を示したフローチャートである。本実施形態では、定期的又は不定期に標準試料を測定することにより記憶部9に記憶された波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の履歴に基づいて、検出器3の交換時期が判定される。このとき、記憶部9は、波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の履歴を記憶する履歴記憶部として機能する。
具体的には、ユーザにより検出器3の交換時期を確認するための操作が行われた場合に(ステップS401でYes)、記憶部9に記憶されている波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の履歴が読み出される(ステップS402)。このとき読み出されるピークの位置は、同一の標準試料を測定したときに得られる波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の履歴である。
定期的又は不定期に標準試料を測定することにより取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置は、検出器3の劣化に伴い変化する。そこで、本実施形態では、検出器3の劣化に伴い変化するピークの位置の履歴を記憶部9に記憶しておき、その履歴に基づいて交換時期判定部82が検出器3の交換時期を予測する(ステップS403)。
すなわち、記憶部9に記憶されている波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の履歴と、それぞれの波高分布曲線のデータが取得されたときの時間情報(検出器3が使用された日時、又は、検出器3が使用された時間の積算値)とに基づいて、検出器3の交換時期が予測される。例えば、波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置の変化量が、検出器3の使用時間に比例して大きくなる場合には、その比例の関係を用いて検出器3の交換時期を予測することができる。
交換時期判定部82による検出器3の交換時期の予測結果は、表示部(図示せず)に対する表示、又は、スピーカ(図示せず)からの音声などにより、ユーザに報知される(ステップS404)。これにより、検出器3の交換時期を予め確認し、交換の準備を行うことができるため、検出器3を適切な時期に確実に交換することができる。
5.第5実施形態
図7は、本発明の第5実施形態に係るX線分析装置において検出器3の交換時期を判定する際のデータ処理装置8による処理の一例を示したフローチャートである。本実施形態では、定期的又は不定期に標準試料を測定することにより、標準試料に基づく波高分布曲線のデータをデータ取得部81で取得しながら、そのデータに基づいて検出器3の交換時期がリアルタイムで判定される。このとき、検出器3には検出器高圧回路4により高圧が印加され(ステップS501)、取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間LL〜ULにおける面積値(図2にハッチングを施した部分の面積値)が確認される(ステップS502)。
波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置は、検出器3が劣化しているほど低エネルギー側(図2における左側)に大きく変化する。このようなピークの位置の変化に伴い、一定区間LL〜ULにおけるピークの面積値も変化する。そこで、本実施形態では、波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間LL〜ULにおける面積値の変化に基づいて、交換時期判定部82が検出器3の交換時期を判定することにより、検出器3の適切な交換時期を判定することができるようになっている。具体的には、交換時期判定部82が、波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間LL〜ULにおける面積値の変化量を閾値と比較することにより(ステップS503)、検出器3の交換時期を判定する。
すなわち、一定区間LL〜ULにおけるピークの面積値の変化量が閾値以上であれば(ステップS503でYes)、交換時期判定部82が検出器3の交換時期と判定し(ステップS504)、その判定結果がユーザに報知される(ステップS505)。このように、検出器3の劣化に伴い変化するピークの一定区間LL〜ULにおける面積値の変化量を閾値と比較することにより、検出器3の適切な交換時期をリアルタイムで判定することができる。なお、判定結果の報知は、表示部(図示せず)に対する表示、又は、スピーカ(図示せず)からの音声などにより行うことができる。
6.第6実施形態
図8は、本発明の第6実施形態に係るX線分析装置において検出器3の交換時期を判定する際のデータ処理装置8による処理の一例を示したフローチャートである。本実施形態では、定期的又は不定期に標準試料を測定することにより記憶部9に記憶された波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間LL〜ULにおける面積値(図2にハッチングを施した部分の面積値)の履歴に基づいて、検出器3の交換時期が判定される。このとき、記憶部9は、波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間LL〜ULにおける面積値の履歴を記憶する履歴記憶部として機能する。
具体的には、ユーザにより検出器3の交換時期を確認するための操作が行われた場合に(ステップS601でYes)、記憶部9に記憶されている波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間LL〜ULにおける面積値の履歴が読み出される(ステップS602)。このとき読み出されるピークの面積値は、同一の標準試料を測定したときに得られる波高分布曲線のデータに含まれるピークの面積値の履歴である。
定期的又は不定期に標準試料を測定することにより取得される波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間LL〜ULにおける面積値は、検出器3の劣化に伴い変化する。そこで、本実施形態では、検出器3の劣化に伴い変化するピークの一定区間LL〜ULにおける面積値の履歴を記憶部9に記憶しておき、その履歴に基づいて交換時期判定部82が検出器3の交換時期を予測する(ステップS603)。
すなわち、記憶部9に記憶されている波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間LL〜ULにおける面積値の履歴と、それぞれの波高分布曲線のデータが取得されたときの時間情報(検出器3が使用された日時、又は、検出器3が使用された時間の積算値)とに基づいて、検出器3の交換時期が予測される。例えば、波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間LL〜ULにおける面積値の変化量が、検出器3の使用時間に比例して大きくなる場合には、その比例の関係を用いて検出器3の交換時期を予測することができる。
交換時期判定部82による検出器3の交換時期の予測結果は、表示部(図示せず)に対する表示、又は、スピーカ(図示せず)からの音声などにより、ユーザに報知される(ステップS604)。これにより、検出器3の交換時期を予め確認し、交換の準備を行うことができるため、検出器3を適切な時期に確実に交換することができる。
7.変形例
以上の実施形態では、検出器3からの検出信号に基づいて、試料に固有のピークを有する波高分布曲線のデータを取得するデータ取得ステップと、標準試料を測定することによりデータ取得ステップで取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークに基づいて、検出器3の交換時期を判定する交換時期判定ステップと、標準試料を測定することによりデータ取得ステップが取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの位置が一定の基準位置となるように、検出器高圧回路4が検出器3に印加する電圧を調整する電圧調整ステップとが、それぞれX線分析装置において自動で行われるような構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、データ取得ステップ、交換時期判定ステップ及び電圧調整ステップの少なくとも1つが、ユーザにより手動で行われてもよい。
また、本発明は、波長分散型蛍光X線装置に限らず、X線回折装置などの他のX線分析装置にも適用可能である。
1 X線管球
2 X線高圧回路
3 検出器
4 検出器高圧回路
5 プリアンプ
6 MCA
7 制御回路
8 データ処理装置
9 記憶部
81 データ取得部
82 交換時期判定部

Claims (6)

  1. 試料に向けてX線を照射するX線光源と、
    試料に照射された後のX線を検出するX線検出器と、
    前記X線検出器に電圧を印加する電圧印加部と、
    前記X線検出器からの検出信号に基づいて、試料に固有のピークを有する波高分布曲線のデータを取得するデータ取得部と、
    標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークに基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定する交換時期判定部とを備え
    前記交換時期判定部は、標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間内における面積値の変化に基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定することを特徴とするX線分析装置。
  2. 前記交換時期判定部は、標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間内における面積値の変化量を閾値と比較することにより、前記X線検出器の交換時期を判定することを特徴とする請求項に記載のX線分析装置。
  3. 標準試料を測定することにより前記データ取得部が取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間内における面積値の履歴を記憶する履歴記憶部をさらに備え、
    前記交換時期判定部は、前記履歴記憶部に記憶されているピークの面積値の履歴に基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定することを特徴とする請求項に記載のX線分析装置。
  4. 試料に向けてX線を照射するX線光源と、試料に照射された後のX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器に電圧を印加する電圧印加部とを備えるX線分析装置における前記X線検出器の交換時期を判定する方法であって、
    前記X線検出器からの検出信号に基づいて、試料に固有のピークを有する波高分布曲線のデータを取得するデータ取得ステップと、
    標準試料を測定することにより前記データ取得ステップで取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークに基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定する交換時期判定ステップとを含み、
    前記交換時期判定ステップでは、標準試料を測定することにより前記データ取得ステップで取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間内における面積値の変化に基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定することを特徴とするX線検出器の交換時期判定方法。
  5. 前記交換時期判定ステップでは、標準試料を測定することにより前記データ取得ステップで取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間内における面積値の変化量を閾値と比較することにより、前記X線検出器の交換時期を判定することを特徴とする請求項4に記載のX線検出器の交換時期判定方法。
  6. 標準試料を測定することにより前記データ取得ステップで取得した波高分布曲線のデータに含まれるピークの一定区間内における面積値の履歴を履歴記憶部に記憶する履歴記憶ステップをさらに含み、
    前記交換時期判定ステップでは、前記履歴記憶部に記憶されているピークの面積値の履歴に基づいて、前記X線検出器の交換時期を判定することを特徴とする請求項4に記載のX線検出器の交換時期判定方法。
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