JP6965633B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、一様に帯電された像担持体上に光学的な画像情報を形成し、得られた帯電潜像を現像装置からのトナーによって可視化する。そして、この可視像を記録紙(記録材)上に転写、定着することにより画像形成を行う。この種の画像形成装置として、例えば特許文献1が知られている。
特許文献1の画像形成装置は、周知の電子写真プロセスにより、ドラム状の感光体の表面にトナー像を形成する。感光体には、無端状の中間転写ベルトを当接させて一次転写ニップを形成している。そして、一次転写ニップにおいて、感光体上のトナー像を中間転写ベルトに一次転写する。中間転写ベルトに対しては、ニップ形成部材としての二次転写ローラを当接させて二次転写ニップを形成している。また、中間転写ベルトのループ内には、二次転写対向ローラを配設しており、この二次転写対向ローラと、前述した二次転写ローラとの間に中間転写ベルトを挟み込んでいる。
ループ外側の二次転写ローラには二次転写バイアスが印加される一方、ループ内側の二次転写対向ローラはアースに接続(接地)されている。これにより、二次転写対向ローラと二次転写ローラとの間に、トナー像を前者側から後者側に静電移動させる二次転写電界を形成している。そして、中間転写ベルト上のトナー像に同期させるタイミングで二次転写ニップ内に送り込んだ記録紙に対して、二次転写電界の作用により、中間転写ベルト上のトナー像を二次転写する。
中間転写ベルト上に残留した転写残トナーは、中間転写ベルトに押し当てられたクリーニングブレード(クリーニング装置)によって除去される。
本発明は、クリーニング部材の加熱効率を向上し、クリーニング機能の低下を抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題は、記録材を搬送する搬送体と、前記搬送体をクリーニングするクリーニング部材と、ヒータと、トナー像を担持する像担持体と、前記クリーニング部材及び/又は前記ヒータを移動させる移動機構と、を備え、記録材へトナー像を形成する時以外の所定のタイミングで、記録材へトナー像を形成する時に比べて前記移動機構によって前記クリーニング部材と前記ヒータとの距離を近づけるとともに、前記ヒータを発熱させる画像形成装置において、前記移動機構は、前記搬送体と前記像担持体とを接触及び離間させる接離機構を兼ねることを特徴とする画像形成装置によって解決される。
また上記課題は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体をクリーニングするクリーニング部材と、ヒータと、感光体と、前記クリーニング部材及び/又は前記ヒータを移動させる移動機構と、を備え、像担持体上にトナー像を形成する時以外の所定のタイミングで、像担持体上にトナー像を形成する時に比べて前記移動機構によって前記クリーニング部材と前記ヒータとの距離を近づけるとともに、前記ヒータを発熱させる画像形成装置において、前記像担持体は、前記感光体と当接して転写ニップを形成する中間転写体であることを特徴とする画像形成装置によっても解決される。
本発明の画像形成装置は、記録材などへトナー像を形成する時以外の所定のタイミングで、記録材などへトナー像を形成する時に比べてクリーニング部材とヒータとの距離を近づけるとともに、ヒータを発熱させる。したがって、クリーニング部材の加熱効率を向上し、クリーニング機能の低下を抑制できる。
クリーニングブレードにおける周囲温度とトナーすり抜け量との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る二次転写装置を斜め上方からみた外観図である。 本発明の一実施形態に係る二次転写装置と接離カム機構を斜め上方からみた外観図である。 本発明の一実施形態に係る二次転写装置と接離カム機構を側面からみた外観図である。 画像形成時における二次転写ユニットの状態を示す模式図である。 画像形成時以外における二次転写ユニットの状態を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るヒータユニットの内部構造を示す模式図である。 実施形態に係る画像形成装置のヒータ点灯/消灯状態を説明するフローチャートである。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
転写時の残トナーを除去するクリーニングブレードには、ゴム製の部材が用いられ、経時的な摩耗によりクリーニング機能が低下することが知られている。特に低温環境では、ゴムの機能が低下することで微小なトナーすり抜けが発生し、ブレードエッジの摩耗が促進されることも知られている。
図1は、クリーニングブレードにおける周囲温度とトナーすり抜け量との関係を示すグラフである。横軸は周囲温度(度)であり、縦軸はトナーすり抜け量である。クラフは、異なる通紙枚数を経た、2種類のクリーニングブレードについて示している。
図1から分かるように、周囲温度が低いほど、トナーすり抜け量が多くなる。これは、ブレードに用いられているゴムの機能が低下するためである。また、通紙枚数が多いほど(経時使用されたほど)、トナーすり抜け量が多くなる。このようにクリーニングブレードは、特に低温環境でブレードエッジの摩耗が促進され、経時的な摩耗によりクリーニング機能が低下する。
この現象(問題)の改善策として、クリーニングブレードをヒータなどで加熱し、ゴム機能を向上させるという手法が知られている。しかし、起動直後における低い温度状態では、クリーニングブレードが十分な温度に達するまで時間が掛かり、所望のゴム機能を得る前に使用されるという問題があった。
以下の実施形態では、クリーニング部材の加熱効率を向上し、クリーニング機能の低下を抑制できる画像形成装置について説明する。
(実施形態)
図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。本実施形態において、同一機能や同一構成を有するものには同一の符号を付し、重複説明は適宜省略する。図面は一部構成の理解を助けるために部分的に省略する場合もある。なお、図中Y、M、C、Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに対応した構成部材に付す添え字であり、適宜省略する。
図2に示すように、画像形成装置である電子写真方式のカラープリンタ(以下、「プリンタ」という)100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像を形成する4つの画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kを備える。また、プリンタ100は、中間転写装置としての中間転写ユニット30と、ベルト方式の二次転写装置40と、被搬送物を収納するカセット60と、定着装置90と、電源装置などを備える。
画像形成部となる4つの画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kは、粉体であり現像剤として、互いに異なる色のY、M、C、Kのトナーを用いるが、それ以外は同様の構成である。画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kは、像担持体であるドラム状の感光体2Y、2M、2C、2Kと、ドラムクリーニング装置3Y、3M、3C、3Kと、除電装置と、帯電装置6Y、6M、6C、6Kと、現像装置8Y、8M、8C、8Kなどを備える。画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kは、これら複数の装置が共通の保持体に保持され、プリンタ100に対して一体的に着脱可能なプロセスカートリッジユニットを構成している。すなわち、これら4つの画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kは、ユニット単位で交換可能であり、例えば、寿命到達時に交換できる。
感光体2Y、2M、2C、2Kは、モータなどの駆動手段によって図中反時計回り方向に回転駆動される。帯電装置6Y、6M、6C、6Kは、帯電バイアスが印加される帯電部材となる帯電ローラを感光体2Y、2M、2C、2Kに接触又は近接させながら、帯電ローラと感光体2Y、2M、2C、2Kとの間に放電を発生させる。これにより、感光体2Y、2M、2C、2Kの表面が一様帯電される。なお、帯電ローラなどの帯電部材を感光体2Y、2M、2C、2Kに接触又は近接させる方式に代えて、帯電チャージャによる方式を採用してもよい。
帯電装置6Y、6M、6C、6Kで一様帯電された感光体2Y、2M、2C、2Kの表面は、画像形成ユニット1の上方に配設された光書込ユニット101から発せられるレーザー光などの露光光によって光走査され、各色用の静電潜像が形成される。
この静電潜像は、各色のトナーを有する現像装置8Y、8M、8C、8Kによって現像されて各色の像としてのトナー像Tになる。感光体2Y、2M、2C、2Kのトナー像Tは、無端状のベルト部材からなる中間転写ベルト31のおもて面31a上に一次転写され、担持される。
ドラムクリーニング装置3Y、3M、3C、3Kは、一次転写工程(後述する一次転写ニップN1)を経た後の感光体2Y、2M、2C、2Kの表面に付着している転写残トナーを除去する。除電装置は、ドラムクリーニング装置3Y、3M、3C、3Kによってクリーニングされた後の感光体2Y、2M、2C、2Kの残留電荷を除電する。感光体2Y、2M、2C、2Kの表面は、この除電によって初期化され、次の画像形成に備えられる。
(中間転写ユニット)
画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kの下方には、中間転写ベルト31を張架しながら図中時計回り方向に無端移動(回転走行)するベルトユニットであり、中間転写装置である中間転写ユニット30が配設されている。中間転写ユニット30は一次転写ユニット、又は転写ユニットともいう。本実施形態では、中間転写ベルト31の表面移動方向をベルト移動方向a(図中矢印a)とする。
中間転写ユニット30は、プリンタ100に対してユニットごと着脱自在(交換可能)とされている。中間転写ユニット30は、ベルト状の像担持体であり中間転写体でもある中間転写ベルト31を備える。また、中間転写ユニット30は、駆動ローラ32と、二次転写裏面ローラ33と、クリーニングバックアップローラ34と、4つの一次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kと、転写前ローラ37などを備える。このうち、二次転写裏面ローラ33は無端移動する転写部材である中間転写ベルト31のループ内側に配置された被加圧体であるニップ形成部材であり、斥力ローラである。
中間転写ベルト31は、そのループ内側に配設された回転体である駆動ローラ32と、二次転写裏面ローラ33と、クリーニングバックアップローラ34と、一次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kと、転写前ローラ37とに巻き掛けられ、張架されている。そして、駆動モータなどの駆動手段によって図中時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ32の回転力により、同方向に無端移動して搬送される。
本実施形態において、中間転写ベルト31は、複数の層が積層された弾性を有する無端状の弾性ベルトで構成されており、感光体2Y、2M、2C、2K上のトナー像が一次転写される。
一次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kは、無端移動される中間転写ベルト31を感光体2Y、2M、2C、2Kとの間に挟み込んでいる。そして、中間転写ベルト31の像担持面を成すおもて面31aと感光体2Y、2M、2C、2Kの表面とが当接して、一次転写部となる一次転写ニップN1をそれぞれ形成している。
一次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kには、周知の転写バイアス電源よりそれぞれ一次転写バイアスが印加される。これにより、感光体2Y、2M、2C、2K上のY、M、C、Kのトナー像と、一次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kとの間に転写電界が形成される。
イエロー用の感光体2Yの表面に形成されたYトナー像は、感光体2Yの回転に伴ってイエロー用の一次転写ニップN1に進入する。そして、転写電界やニップ圧の作用により、感光体2Y上から中間転写ベルト31上に一次転写される。このようにしてYトナー像が一次転写された中間転写ベルト31は、その後、M、C、K用の一次転写ニップN1を順次通過する。そして、感光体2M、2C、2K上のM、C、Kトナー像が、Yトナー像上に順次重ね合わせられて、一次転写される。この重ね合わせの一次転写により、中間転写ベルト31上には4色重ね合わせトナー像が形成される。
なお、ここまでの画像形成工程では、4色フルカラー画像を形成することを前提として説明した。しかし、プリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかの単色トナー像、あるいは前記カラーの内の少なくとも2色のトナーを用いたトナー像を形成して中間転写ベルト31に転写することも可能である。
(二次転写装置)
中間転写ベルト31のループ外側下方には、二次転写ユニット41と、ヒータユニット490と、複数のクリーニング部材407、408とを備える二次転写装置40が配置されている。二次転写ユニット41は、ベルト部材であり転写部材である二次転写ベルト406を備える。また二次転写ベルト406は、記録材Pを搬送する搬送体でもある。二次転写ベルト406は、樹脂製の中間転写ベルト31よりも硬質な材質であり、例えばポリイミド樹脂性のベルト(PIベルト)である。
二次転写ベルト406は、複数の回転体である、分離ローラ401と、従動ローラ402と、第1ブレード対向ローラ及び張力付与部材を構成するテンションローラ403と、第2ブレード対向ローラ404と、二次転写ローラ405とに巻き掛けられている。また二次転写ベルト406は、テンションローラ403によってベルト内側から外側に向かって張力が付与されている。二次転写ベルト406は、駆動ローラとしても機能する。すなわち、二次転写ベルト406は、二次転写ローラ405に駆動源からの駆動力が伝達されることで、図中反時計周り方向に回転移送するように構成されている。
二次転写ユニット41は、加圧装置480を構成する加圧フレーム49に装着されており、加圧フレーム49は、その下方の側板49Aが支持軸48を中心に回動可能に支持されている。
図6にて詳細に示すように、加圧装置480は、回転支点484の周りに回動可能な加圧構造体である加圧アーム481A、481Bを備える。また、回転支点485に回転可能に支持されたカム482A、482Bと、カムフォロア483A、483Bと、駆動モータ486とを備える。カム482A、482Bは、駆動モータ486によって回動され、加圧アーム481A、481Bに設けられたカムフォロア483A、483Bを移動する。また、加圧アーム481A、481Bは、加圧装置480を構成する加圧フレーム49の他端側49Bに当接できる。
このように構成されているので、駆動モータ486を時計回り/反時計回りに駆動することにより、加圧アーム481A、481Bが加圧フレーム49の他端側49Bを押し上げる方向の力を付勢又は解除できる。
すなわち、加圧装置480は、二次転写ベルト406を備える二次転写ユニット41を支持軸48で揺動可能に支持するとともに、支持軸48と離れた位置にある他端側49Bに加圧アーム481を当接させる。これにより、加圧フレーム49に装着された二次転写ユニット41は、中間転写ベルト31に向けて付勢され、二次転写ベルト406が中間転写ベルト31に圧接される。
図2に戻り、二次転写ユニット41は、中間転写ベルト31のループ内側に配置した二次転写裏面ローラ33と二次転写ベルト406の間に中間転写ベルト31を挟み込んでいる。そして、中間転写ベルト31のおもて面31aと、二次転写ベルト406とが当接する転写部となる二次転写ニップN2を形成している。本実施形態では、二次転写裏面ローラ33に転写バイアス出力手段としての二次転写電源39により二次転写バイアスが印加される。これにより、二次転写裏面ローラ33と二次転写ベルト406との間に二次転写電界が形成され、マイナス極性に帯電しているトナーを二次転写裏面ローラ33側から二次転写ベルト406側に向けて静電移動させる。
本実施形態では、この転写部となる二次転写ニップN2において中間転写ベルト31上のトナー像が記録材Pへ二次転写される。中間転写ベルト31は、搬送ベルト(搬送体)である二次転写ベルト406との間に二次転写ニップN2を形成する像担持体であり、感光体2Y、2M、2C、2K上のトナー像が一次転写される中間転写体でもある。なお、二次転写ベルト406に転写されるトナー像は、画像濃度測定用に用いるトナー像である。
そして、二次転写ベルト406上に残留した転写残留トナーは、二次転写ベルト406に押し当てられたクリーニング部材407、408によって除去される。
本実施形態では、二次転写裏面ローラ33に、二次転写に用いるバイアス(二次転写バイアス)を二次転写電源39から印加するように構成している。これに替えて、二次転写裏面ローラ33と対向配置されていて、加圧部材を構成する二次転写ローラ405に二次転写電源39からバイアスを印加するようにしてもよい。二次転写ローラ405に二次転写バイアスを印加する場合には、トナーとは逆極性の二次転写バイアスを印加し、二次転写裏面ローラ33に転写バイアスを印加する場合には、トナーと同極性のバイアスを印加する。なお、二次転写ローラ405はニップ形成ローラともいう。
(ヒータユニット)
二次転写装置40の下側に配置されたヒータユニット490は、電源供給を受けて発熱する発熱部(ヒータ)と、発熱部を覆うケースとを備える。ヒータユニット490の発熱部は、装置本体の主電源45が投入されると、電力が供給されて発熱を開始する。なお、プリンタ100の内部にキャパシタ(畜電器)を備え、キャパシタにより発熱部(ヒータ)へ電力を供給する構成としてもよい。この場合、装置本体の主電源をオフにした場合であっても発熱部(ヒータ)に電力を供給することができる。
(カセット)
二次転写装置40の下方には、記録材Pを複数枚重ねた束の状態で収容可能な収容部となるカセット60が配設されている。このカセット60は、束の一番上の記録材Pにローラ60aを当接させており、これを所定のタイミングで回転駆動させることで、記録材Pをカセット60から二次転写ニップN2に向かう搬送路65に向けて送り出す。搬送路65に送り出された記録材Pは、二次転写ニップN2内で中間転写ベルト31のおもて面31a上のトナー像に同期するタイミングでレジストローラ対61により二次転写ニップN2に送り出される。なお、記録材Pは被搬送物の1つである。
中間転写ベルト31のおもて面31aのトナー像は、二次転写電界やニップ圧の作用によって二次転写ニップN2で記録材P上に一括二次転写され、記録材Pの白色と相まってフルカラートナー像となる。二次転写ニップN2を通過した後の中間転写ベルト31のおもて面31aには、記録材Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。転写残トナーは、中間転写ベルト31のおもて面31aに当接している中間ベルトクリーニング装置38によってベルト表面からクリーニングされる。
(定着装置)
二次転写ニップN2よりも記録材搬送方向bの下流側には、定着装置90が配設されている。定着装置90には、トナー像が転写された記録材Pが送り込まれる。送り込まれた記録材Pは、熱源を内部に備えた定着ローラ91と加圧ローラ92とが接触する定着ニップに挟まれる。そして、加熱と加圧によって、フルカラートナー像中のトナーが軟化して定着される。定着後の記録材Pは、定着装置90内から排出されて機外へと排出される。
(電源装置)
プリンタ100には、電源装置として、ブレーカである主電源45と、電源スイッチ46とが設けられている。主電源45がOFFのとき、プリンタ100は通電されず、完全停止状態となる。主電源45がONのとき、プリンタ100は通電される。主電源45がONのとき、さらに電源スイッチ46がONにされると、プリンタ100は印刷に備えられる。
(コントローラ)
プリンタ100は、電力制御部70と駆動モータ486とに接続された制御部としてのコントローラ72を備える。また、コントローラ72は、画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kや二次転写電源39などにも接続され、記録材へのトナー像の形成を制御する。電力制御部70は、コントローラ72から出力される制御信号にもとづいて主電源45(又は、キャパシタ)からヒータユニット490へ供給される電力を制御する。
コントローラ72は、記録材へトナー像を形成する時以外の所定のタイミングで、記録材へトナー像を形成する時に比べて移動機構(接離機構)によってクリーニング部材とヒータとの距離を近づける。また、それとともにヒータを発熱させるように、電力制御部70及び駆動モータ486を制御する。なお、移動機構(接離機構)については後述する。
続いて、二次転写装置40とその周りの装置について説明する。
図3は本発明の一実施形態に係る二次転写装置を斜め上方からみた外観図である。図3において、図2と同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
二次転写装置40は、加圧装置480により、中間転写ベルト31のおもて31aにおけるベルト移動方向aと直交する幅方向Wの全域で、ニップ形成部材である二次転写ローラ405を中間転写ベルト31に向けて加圧できる。
図3に示すように、加圧フレーム49は、側板49Aに支持軸48が設けられている。この支持軸48を支点として加圧フレーム49は、加圧装置保持ユニット50の側板50A、50Bに揺動可能に支持されている。
また、支持軸48は、その位置が調整可能である。支持軸48の一方の端部48Aは、幅方向Wに位置する加圧フレーム49の側板49Aに及び、その外側に位置する加圧装置保持ユニット50の側板50Aを貫通している。そして、貫通した支持軸48の端部48Aは、位置調整部材である位置調整板530に回転可能に支持されている。
位置調整板530は板金製であり、加圧装置保持ユニット50の側板50Aに締結部材で取り付けられる。その取付け位置は長穴などで構成されているため移動可能であり、したがって支持軸48は、その位置が調整可能である。
また、位置調整板530には、調整用の治具を挿入する治具挿入部531が形成されている。位置調整板530の締結状態を緩め、その位置を調整する際、治具挿入部531に治具を挿入することで容易に位置調整ができる。
続いて、二次転写裏面ローラ33を二次転写ローラ405に当接又は離間する接離カム機構の構成について説明する。
図4は本発明の一実施形態に係る二次転写装置と接離カム機構を斜め上方からみた外観図であり、図5は本発明の一実施形態に係る二次転写装置と接離カム機構を側面からみた外観図である。図4、5において、図2、3と同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
接離カム機構470は、接離カム471A、471Bと、接離カム471A、471Bと当接する回転コロ472A、472Bと、接離カム471A、471Bを回転駆動する駆動源としての接離モータ473とを備える。ここで接離カム471A、471Bは二次転写裏面ローラ33の軸33Aの両端に設けられており、回転コロ472A、472Bは二次転写ローラ405の軸405Aの両端に設けられている。
接離カム471A、471Bは、同一のカムプロフィールに形成された偏芯カムであり、同一の角度(位相)で、軸33Aの両端にそれぞれ固定されている。接離カム471A、471Bにおいて、接離カム471A、471Bと軸33Aとの距離が最も遠くなる位置を上死点とし、接離カム471A、471Bと軸33Aとの距離が最も近くなる位置を下死点とする。
接離カム471Aよりも軸線方向外側に位置する軸33Aの端部には、プーリ474が設けられている。このプーリ474には、接離モータ473の駆動軸473aに設けられた駆動プーリ475との間で駆動ベルト476が巻き掛けられている。プーリ474の周囲には、プーリ474の回転角を検知することで接離カム471A、471Bの位置を検知するカム位置検知手段としてのカム位置センサ477が配置されている。
接離カム機構470の動作を説明する。接離モータ473が作動すると、駆動プーリ475、駆動ベルト476、プーリ474を介して、接離モータ473の回転駆動力が軸33Aに伝達される。そして、軸33Aの両端にそれぞれ固定された接離カム471A、471Bが回転することで、軸33Aと軸405Aの距離が変化する。
接離カム471A、471Bと軸33Aとが離れる場合(上死点)、二次転写裏面ローラ33と二次転写ローラ405とが離間される。一方、接離カム471A、471Bと軸33Aとが近づく場合(下死点)、二次転写裏面ローラ33と二次転写ローラ405とが当接される。なお、接離カム471A、471Bの回転角(回転位置)は、カム位置センサ477で検知される。
この接離カム機構470による接離動作は、搬送される記録材Pと次の記録材Pとの間の短い時間内で実行される。すなわち、トナー像を記録材Pに転写するプリント時において、接離カム471A、471Bの上死点で回転コロ472A、472Bをそれぞれ押圧するように接離モータ473が作動される。そして、記録材Pと次の記録材Pの、いわゆる紙間において、接離カム471A、471Bの下死点が回転コロ472A、472Bと接触するように接離モータ473が作動される。このため、二次転写ユニット41を接離動作するための接離モータ473には、応答性の良いモータであるステッピングモータを用いるのが好ましい。
続いて、本願発明の特徴的な部分について説明する。
先の図2に示すように、二次転写ユニット41に備えられたクリーニング部材407、408はクリーニングブレードであり、低温環境下でのクリーニング性の低下が知られている。本実施形態では、クリーニング部材407、408の近傍にそれらを加熱するためのヒータユニット490を備えている。
しかし、例えば主電源投入直後など、本体装置を含めて温度が低い状態では、クリーニングブレードが十分な温度に達するまで時間が掛かるという問題がある。また、一般にクリーニングブレードは、画像形成装置が駆動する際に生じる熱によって暖められるため、ある時点からは十分なゴムの機能を得ることができる。一方、画像形成装置が駆動していない状態では本体装置の温度が下がり、クリーニングブレードの温度も低下してしまう。
これらのことから、主電源を入れた時点からクリーニングブレードをなるべく早く十分な温度とするとともに、駆動していない状態(停止状態、待機状態)において、クリーニングブレードの温度低下を防止することが望ましいといえる。
そこで、本実施形態では、記録材へトナー像を形成する時以外の所定のタイミングにおいて、記録材へトナー像を形成する時に比べて、クリーニング部材とヒータとの距離を近づけて、ヒータを発熱させる構成を用いる。これにより、クリーニング部材407、408の加熱効率を向上し、クリーニング性を保つことができる。
ここで、上記「記録材へトナー像を形成する時以外の所定のタイミング」とは、画像形成していない状態(画像形成時以外)であって、装置本体が停止状態、又は待機状態のタイミングにあることを意味する。「停止状態」とは、装置本体に通電されているが(主電源45はON)、電源スイッチ46がOFFの状態である。また、「待機状態」とは、装置本体に一定時間操作が行われなかったときに、電力消費低減を目的として、機能の一部を停止させた状態である。待機状態にある画像形成装置は、短時間で駆動状態(画像形成が可能な状態)に移行できる。
図6は画像形成時における二次転写ユニットの状態を示す模式図であり、図7は画像形成時以外における二次転写ユニットの状態を示す模式図である。図6、7において、図2〜図5と同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
図6に示すように、画像形成時は、接離カム機構470により、中間転写ベルト31と二次転写ベルト406とが当接状態(圧接状態)となる。また、加圧装置480により、二次転写ユニット41は、上方に押し上げられる力を付勢される。ここでの当接状態は、記録材Pにトナー像が転写可能なニップ圧が発生する加圧状態である。
画像形成時(すなわち、像担持体上にトナー像を形成する時)には、様々な装置が駆動する際に生じる熱により、クリーニング部材407、408の温度は、十分なゴム機能を得られる温度に保たれる。よって、画像形成時は、ヒータユニット490の発熱を停止する。
一方、図7に示すように、画像形成時以外では、接離カム機構470により、中間転写ベルト31と二次転写ベルト406とが離間状態となる。また、加圧装置480による付勢力がなくなり、二次転写ユニット41は下方に押し下げられる。本実施形態では、この画像形成時以外においてヒータユニット490点灯する。同時にクリーニング部材407、408を二次転写ユニット41に付随して下方に移動させ、ヒータユニット490に接近させる。
このように、画像形成時以外では、クリーニング部材407、408を点灯したヒータユニット490に近づけることで、クリーニング部材407、408の温度を効率的に上昇させることができる。また、二次転写ベルト406もヒータユニット490に接近し、その表面を加熱できる。この場合、クリーニング部材407、408の熱が二次転写ベルト406に逃げてしまうことを防止できるので、加熱効率をさらに向上できる。
再度画像形成を行う際、図7に示す状態から、図6に示す状態に移行する。二次転写ユニット41がヒータユニット490から離間するに伴い、クリーニング部材407、408も付随してヒータユニット490から離間する。これにより、ヒータユニット490の熱又はヒータユニット490の近くに残っている熱でクリーニング部材407、408が必要以上に温まることを防ぐことができる。
本実施形態では、接離カム機構470と加圧装置480が、クリーニング部材407、408をヒータユニット490に移動させる移動機構である。すなわち、接離カム機構470と加圧装置480は移動機構であるとともに、搬送体と像担持体とを接触及び離間させる接離機構を兼ねている。この構成は、コストを掛けずに移動及び接離機構を実装できるため、有利である。
この構成に代えて、クリーニング部材407、408を移動させる移動機構(例えば、シリンダなど)を設け、それによりヒータユニット490に対して移動(接近又は離間)させてもよい。また、ヒータユニット490に移動機構を設け、ヒータユニット490をクリーニング部材407、408に対し移動させてもよいし、クリーニング部材407、408とヒータユニット490の両方に移動機構を設けてもよい。
本発明は、クリーニング部材407、408及び/又は二次転写ベルト406が二次転写ユニット41の外装(カバー)内に配置される構成においても有効である。二次転写ユニット41自体を加熱源であるヒータユニット490に近づけることで、二次転写ユニット41の周囲の温度がより早く上昇する。したがって、クリーニング部材407、408及び/又は二次転写ベルト406を効率良く加熱できる。
図8は、本発明の一実施形態に係るヒータユニットの内部構造を示す模式図である。図8を用いて、ヒータユニット490の有利な構成を説明する。
ヒータユニット490の発熱部82は「ヒータ」であり、電熱線を有する。この発熱部82は、電源から電力制御部70を介して供給される電力により発熱する。供給される電力量、すなわちヒータの発熱量はコントローラ72(図2参照)により制御される。電源(電力制御部70)と発熱部82との間は、ハーネス86によって電気的に接続されている。また、ハーネス86の経路の途中には、自動温度調節装置であるサーモスタット84が設けられている。そして、これら発熱部82やサーモスタット84などは、ケース88に収納されている。なお、説明の都合上、ケース88は発熱部82の裏側部分のみを示している。実際のケース88は、発熱部82の表側にも設けられており、発熱部82の全体を覆う。
このように構成されているので、ヒータユニット490の発熱部82は、電力供給されると発熱するが、発熱部82の温度が所定の温度に達したとき、サーモスタット84により電力供給を遮断される。したがって、ヒータユニット490は、画像形成時以外の状態が長く続いても、クリーニング部材407、408が必要以上に温まることを防ぐことができる。本実施形態のサーモスタット84は、発熱部の温度が約40度に達したとき、電源供給を遮断する設定としている。
なお、サーモスタット84に代えて、センサとコントローラを備え、センサの検出温度に応じて電力供給のON/OFFを制御する装置を自動温度調節装置として用いてもよい。
続いて、本実施形態に係る画像形成装置(プリンタ100)のヒータ点灯/消灯状態を、図9のフローチャートを用いて説明する。
まず、プリンタ100の主電源45がONされると(S1)、ヒータユニット490が点灯する(S2)。これにより、クリーニング部材407、408がヒータユニット490により加熱される。次に、電源スイッチ46がONされると(S3)、ヒータユニット490は消灯し(S4)、中間転写ベルト31と二次転写ベルト406とが当接状態となる(S5)。これよりプリンタ100は、印刷可能である。
次いで、ステップS6に移行し、電源スイッチ46がOFFされると、中間転写ベルト31と二次転写ベルト406とが離間し(S7)、プリンタ100は停止状態となる(S8)。そして、ヒータユニット490が点灯する(S9)。
一方、ステップS6において、電源スイッチ46がONであると、ステップS10に移行する。そして、プリンタ100が所定の時間非操作(稼働しなかった)場合、中間転写ベルト31と二次転写ベルト406とが離間し(S11)、プリンタ100は待機状態となる(S12)。そして、ヒータユニット490が点灯する(S9)。また、ステップS10において、プリンタ100が操作された(稼働した)場合、ステップS4に戻る。
このように、(a)主電源45がONした時点、(b)プリンタ100が停止状態、又は待機状態のときに、ヒータユニット490は点灯する。また、中間転写ベルト31と二次転写ベルト406とが離間するのに付随して、クリーニング部材407、408がヒータユニット490に近づく。
(変形例)
上記実施形態では、ベルト状の搬送体としてカラー画像形成を行う画像形成装置の二次転写ベルト方式の二次転写装置40に適用した例を用いて説明したが、ベルト状の搬送体の適用は二次転写装置40に限定されない。例えば、モノクロ画像を形成する画像形成装置に転写装置であって、像担持体と、像担持体に当接して両者の間に転写部を構成し、転写部に記録材を搬送してトナー像を直接記録材に転写する直接転写方式の転写装置に適用することもできる。また、ベルト状の搬送体に代えて、ローラ状の搬送体にも適用できる。
上記実施形態では、画像形成装置として、転写部(二次転写ニップN2)で記録材Pを水平方向に搬送するものを用いて説明したが、これに限定されない。転写部で記録材Pを上方、下方、斜め上方向あるいは斜め下方向などへ搬送する構成の画像形成装置に本発明は適用することもできる。
さらに、トナーを担持する像担持体である感光体と、感光体をクリーニングするクリーニング部材と、クリーニング部材を加熱するヒータと、感光体とヒータとを接近又は離間させる移動機構(接離機構)を備える画像形成装置にも適用できる。さらにまた、感光体に当接して転写ニップを形成する像担持体である中間転写体を備える画像形成装置においても、同様に適用できる。これらの構成においては、像担持体上にトナー像を形成する時以外の所定のタイミングで、クリーニング部材とヒータとの距離を近づけるとともに、ヒータを発熱させる。また、像担持体上にトナー像を形成する時に、ヒータの発熱を停止する。
すなわちこれらの構成においても、画像形成時以外にて、点灯したヒータにクリーニング部材を接近させることにより、クリーニング部材の加熱効率を向上し、クリーニング機能の低下を抑制できる。
上記実施形態では、記録材(又は像担持体)へトナー像を形成する時以外の所定のタイミングでヒータを発熱させるとともに、記録材(又は像担持体)へトナー像を形成する時に、ヒータの発熱を停止する例を説明したが、これに限らない。記録材(又は像担持体)へトナー像を形成する時に、所定のタイミングに比べて、前記ヒータの発熱量を弱める構成としてもよい。
変形例の形態において、ヒータの発熱量は、電源からヒータへ供給される電力量により制御される。たとえば、記録材(又は像担持体)へトナー像を形成する時の電力量を10ワットとし、記録材(又は像担持体)へトナー像を形成する時以外の所定のタイミングにおける電力量を20ワットとする。クリーニング部材を移動させる移動機構などについては実施形態と同様の構成を用いることができる。この場合も、記録材(又は像担持体)へトナー像を形成する時以外の所定のタイミングにおけるクリーニング部材の加熱効率を向上し、クリーニング機能の低下を抑制できる。また、上記実施形態と同様に、トナー像を形成する時のヒータの消費電力を低減できる。
また、上記実施形態では、クリーニング部材及びヒータのうちクリーニング部材のみを移動させる移動機構(接離機構)を備える例を説明したが、クリーニング部材及びヒータの双方を移動させる移動機構(接離機構)を備えてもよい。
画像形成装置としては、プリンタではなく、複写機、ファクシミリ単体、あるいは、複写機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナのうちの少なくとも2つの機能を備えた複合機であってもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、上記の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されない。
1Y、1M、1C、1K 画像形成ユニット
2Y、2M、2C、2K 感光体
3Y、3M、3C、3K ドラムクリーニング装置
6Y、6M、6C、6K 帯電装置
8Y、8M、8C、8K 現像装置
30 中間転写ユニット
31 中間転写ベルト
31a おもて面
32 駆動ローラ
33 二次転写裏面ローラ
33A 軸
34 クリーニングバックアップローラ
35Y、35M、35C、35K 一次転写ローラ
37 転写前ローラ
38 中間ベルトクリーニング装置
39 二次転写電源
40 二次転写装置
41 二次転写ユニット
45 主電源
46 電源スイッチ
48 支持軸
48A 端部
49 加圧フレーム
49A 側板
49B 他端側
50 加圧装置保持ユニット
50A、50B 側板
60 カセット
60a ローラ
61 レジストローラ対
65 搬送路
70 電力制御部
72 コントローラ
82 発熱部
84 サーモスタット
86 ハーネス
88 ケース
90 定着装置
91 定着ローラ
92 加圧ローラ
100 プリンタ
101 光書込ユニット
401 分離ローラ
402 従動ローラ
403 テンションローラ
404 第2ブレード対向ローラ
405 二次転写ローラ
405A 軸
406 二次転写ベルト
407、408 クリーニング部材
470 接離カム機構
471A、471B 接離カム
472A、472B 回転コロ
473 接離モータ
473a 駆動軸
474 プーリ
475 駆動プーリ
476 駆動ベルト
477 カム位置センサ
480 加圧装置
481A、481B 加圧アーム
482A、482B カム
483A、483B カムフォロア
484、485 回転支点
486 駆動モータ
490 ヒータユニット
530 位置調整板
531 治具挿入部
N1 一次転写ニップ
N2 二次転写ニップ
P 記録材
特開2005−165143号公報

Claims (9)

  1. 記録材を搬送する搬送体と、
    前記搬送体をクリーニングするクリーニング部材と、
    ヒータと、
    トナー像を担持する像担持体と、
    前記クリーニング部材及び/又は前記ヒータを移動させる移動機構と、を備え、
    記録材へトナー像を形成する時以外の所定のタイミングで、記録材へトナー像を形成する時に比べて前記移動機構によって前記クリーニング部材と前記ヒータとの距離を近づけるとともに、前記ヒータを発熱させる画像形成装置において、
    前記移動機構は、前記搬送体と前記像担持体とを接触及び離間させる接離機構を兼ねることを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録材へトナー像を形成する時に、前記ヒータの発熱を停止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録材へトナー像を形成する時に、前記所定のタイミングに比べて、前記ヒータの発熱量を弱めることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体をクリーニングするクリーニング部材と、
    ヒータと、
    感光体と、
    前記クリーニング部材及び/又は前記ヒータを移動させる移動機構と、を備え、
    像担持体上にトナー像を形成する時以外の所定のタイミングで、像担持体上にトナー像を形成する時に比べて前記移動機構によって前記クリーニング部材と前記ヒータとの距離を近づけるとともに、前記ヒータを発熱させる画像形成装置において、
    前記像担持体は、前記感光体と当接して転写ニップを形成する中間転写体であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 像担持体上にトナー像を形成する時に、前記ヒータの発熱を停止することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 像担持体上にトナー像を形成する時に、前記所定のタイミングに比べて、前記ヒータの発熱量を弱めることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記ヒータは自動温度調節装置を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記自動温度調節装置は、サーモスタットであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記所定のタイミングは、装置本体が停止状態、又は待機状態のタイミングであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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