JP6963776B2 - 保持装置、及び保持方法 - Google Patents

保持装置、及び保持方法 Download PDF

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Description

本発明は、切断加工の際に被加工物を保持する保持装置(治具)の技術に関する。
例えば、航空機部品の材料などは一般的に機械的性質向上のための熱処理等を行なった塊状(多くの場合は直方体)の難削材が使用される。難削材とは、例えばチタン合金(Ti-6Al-4V)、あるいは超耐熱合金など素材そのものが削りにくく、切断加工などの機械加工がしにくい材料である。
難削材などの被加工物から製品となる部分を切り出す切断加工をする装置として、例えばウォータジェット加工装置などがある。ウォータジェット加工装置は、例えば水を高圧(100〜400[MPa])に圧縮するポンプ、ウォータジェット噴射ノズル、このノズルを仕上がり形状(製品の形状)に応じて駆動する駆動部、被加工物を固定するテーブルなどを含んで構成される。
例えば、特許文献1に開示されたウォータジェット加工装置は、ワーク(被加工物)をテーブルに固定するための第1の治具、ノズルの位置を検出するための検出手段、この検出手段から出力に基づいて第1の治具の固定位置と異なる被加工物の位置をテーブルに固定するための第2の治具を有する。これにより、第1の治具により被加工物の端、つまり切断される部分を固定し、第2の治具により被加工物の内部、すなわち製品部を固定することができる、というものである。
また、特許文献2に開示されたウォータジェット切断加工用の支持治具は、高圧水流の加工ラインの裏面側に被加工物の製品部分があるような場所、遮蔽板を介在させて製品部分へは高圧水流がと届かないように構成された支持治具である。また、ウォータジェットに係る水しぶきが飛散する箇所にも、これを防ぐ遮蔽板を立設しているので、水しぶきで周辺設備を汚染するといったこともなくなる、というものである。
特開平06‐304898号公報 特開平07‐117000号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたウォータジェット加工装置における第1、第2の治具や特許文献2に開示された支持治具では、下記の視点がなく加工精度を向上させることが困難な場合がある。
ウォータジェット加工装置を用いて切断加工される被加工物は、均一な所定の厚みを有する平板形状のもののみとは限らない。例えば、切断加工後に製品となる部分の形状が曲面を有する立体的な形状であったり、その外形形状が曲線を含む形状であったりする場合などもある。さらに、その厚みは全体が均一な厚みであることは少なく、製品に応じて部位毎にバラつきがあることが多い。
例えば、鍛造などの方法によりこのような形状・厚みを有する被加工物を成型し、成型後の被加工物をテーブルに固定して高圧水流により製品形状に切り出すこともある。
また、成型後の被加工物には、成型時に加えられた圧力などを要因とする残留応力などを含んでしまう場合がある。そのため、単に被加工物をテーブルに載置し、その端部をしっかりとテーブルに固定してしまう保持方法では、切断加工時に当該被加工物に含まれる残留応力などが影響して形状の変化が生じた場合、切断加工後の製品の仕上がり寸法、つまり加工精度を低下させてしまうことがある、という課題が残る。
なお、加工精度の低下は、切断加工時における被加工物の形状変化、特に外方に向かって生じる「動き」が規制されているため、当該被加工物の中心に向かう圧力に変換されてしまうことが一つの要因となっている。また、成型後の被加工物が平板形状であったとしてもその製造プロセスの種別によっては残留応力を有する場合もある。
本発明は、切断加工の際に被加工物を保持する保持装置(治具)を提供することを、主たる目的とする。
本発明は、被加工物から製品を切り出す切断加工時に当該被加工物を保持する保持装置であって、前記被加工物に含まれる、切断加工後に製品となる第1部分をその底面側から保持する第1の保持手段と、前記被加工物に含まれる、前記切断加工後に製品となる部分以外の第2部分を前記第1の保持手段が保持する方向に交差する方向から保持する第2の保持手段と、を有し、前記第2の保持手段は、開口部を有する略U字形状に形成された保持部を含み、当該保持部内面の開口部近傍には一対の凸部が形成され、その一端が当該保持部に接続されたアーム部を含んで構成されており、当該開口部から前記第2部分を侵入させて当該凸部それぞれの突端で挟持して保持し、且つ、当該アーム部の一端側の中心と他端側の中心とを結ぶ中心線が、前記第1の保持手段が保持する方向に交差する方向とは重畳しない位置で当該第2部分を保持し、前記切断加工時において発生する当該第2部分の形状の変化に追動しつつ、当該第2部分の保持状態を維持することを特徴とする。

本発明によれば、切断加工の際には第1、第2の保持手段によりそれぞれ異なる方向から被加工物が保持されるため、当該被加工物に含まれる残留応力などの影響を受けて切断加工後の製品の仕上がり寸法、つまり加工精度の低下を抑制することができる。
第1実施形態に係る保持装置を含むウォータジェット加工装置の構成の一例を説明するための概略縦断面図。 (a)、(b)は、第2の治具の構成の一例を説明するための図。 被加工物における製品部分と余肉部分、及び、それぞれの保持状態の一例を説明するための平面図。 ウォータジェット加工装置による切断加工時における被加工物の形状変化の一例を説明するための図。 切断加工時における余肉部分の形状変化に対する、第2の治具の動き(動作)を説明するための部分拡大正面図。 (a)、(b)は、第2の治具の追動動作を説明するための図。 (a)、(b)は、第2実施形態に係る被加工物の形状等の一例を説明するための図。 第2実施形態に係る第2の治具の構成の一例を説明するための図。 切断加工時における余肉部分の形状変化に対する、第2の治具の動き(動作)を説明するための部分拡大正面図。 第2の治具の作用を説明するための図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態例を説明する。なお、本実施形態においては所定の形状に形成された難削材を被加工物とし、この被加工物からウォータジェット加工装置を用いて製品となる部分(第1部分)を切り出す切断加工を行う際に用いる保持装置を例に挙げて説明を進める。
[第1実施形態]
図1は、被加工物を保持する保持装置を含むウォータジェット加工装置の構成の一例を説明するための概略縦断面図である。
図1に示すウォータジェット加工装置1は、高圧の流体を鉛直下方に噴射するジェットノズルを備えた装置であり、例えば研磨剤を含んだ水を高い圧力で難削材(被加工物)の表面に吹き付けて切断加工を行う。また、ウォータジェット加工装置1には、被加工物である難削材の種別、加工後の製品形状などの加工条件等に応じて流体を噴射する際の圧力などを制御する制御部(不図示)を有する。
なお、図1では、説明の便宜上、平板形状に形成された被加工物100から製品となる部分を切り出す切断加工の場合を例示している。この他にも、例えば冷間鍛造により立体形状に形成された被加工物から余肉(加工取り代)を除去して製品を形成する切断加工などがある。いずれの場合であっても、被加工物100には切断加工後に製品となる製品部分(第1部分)と、製品以外の部分の「取り代」である余肉部分(第2部分)とが含まれていることになる。
ウォータジェット加工装置1は、高圧水流J(ウォータジェット)の噴射ノズルを有するヘッドH、ヘッドHの水平方向の可動領域を含む所定サイズの開口部、深さに形成されたタンクTを含んで形成される。タンクTには、図1に示すように、水Wが所定の高さまで注入されている。
被加工物100は、例えばチタン、インコネル等の素材(難削材)からなる。被加工物100の断面上に表した破線は切断線105である。この切断線105は、切断加工後に製品となる部分の外形を表している(後述する図3参照)。この切断線105に沿ってヘッドH(高圧水流J)を移動させて切断加工が行われる。なお、ヘッドHの移動は、図示しない制御部により制御される。また、図1では、被加工物100の断面上において2つの切断線105に囲まれる領域が切断加工後に製品となる部分であり、2つの切断線105それぞれの外方の領域は余肉(加工取り代)となる部分である。詳細は、後述する図3を用いて説明する。
また、図1に示す第1の治具200(第1の保持手段)、第2の治具300(第2の保持手段)は被加工物100を保持する保持装置を構成する。保持装置は、ウォータジェット加工装置1を用いて被加工物100を切断加工する際の当該被加工物100の形状に応じた位置、姿勢となるように位置決めを行う。
第1の治具200は、被加工物100において切断加工後に製品となる部分をその底面側(下面側)から保持するように構成される。第1の治具200は、切断線105の内側領域内で被加工物100の底面に当接する部位と、タンクTの底面に当接する部位とを有する。
また、第1の治具200は、被加工物100の自重、さらに切断加工時に鉛直上方から噴出される高圧水流Jの圧力がかかっても撓むことがない硬質の素材(例えば、鉄)を用いて形成される。
第2の治具300は、被加工物100において切断加工後に余肉となる部分(製品となる部分以外の部分)の外端部近傍を保持するように構成される。第2の治具300は、図1では被加工物100の周縁近傍に接続され当該被加工物100を保持している。以下、図2を用いて第2の治具300の構成の詳細について説明する。
図2は、第2の治具300の構成の一例を説明するための図である。図2(a)は、第2の治具300の外観の一例を示す正面図であり、図2(b)は、第2の治具300の外観の一例を示す平面図である。
第2の治具300は、開口部を有する略U字形状に形成された保持部301、保持部301に接続されたアーム部302を含んで形成される。また、保持部301には、当該保持部内面の開口部近傍に形成され、それぞれが内方に向けて突出した一対の略半円形状の凸部301aを有する。
アーム部302の一端は、図2(a)に示すように、保持部301の開口部が図正面から見て右側に位置する状態で、当該開口部の反対側の基部に接続される。また、アーム部302は、図2(a)に示すように、所定の幅を有する断面略弓形状に形成される。また、アーム部302の他端は、図1に示すように、例えばウォータジェット加工装置1のタンクTの底面から延出されたアーム固定部310に着脱自在に接続(固定)される。
なお、アーム部302は曲線形状に替えて直線形状に形成しても良い。しかしながら、何れの形状の場合であっても、図2に示すように、例えば保持部301の開口部中心と基部中心を含む水平線上に、アーム部302の中心線が重畳しないように当該保持部301、当該アーム部302、アーム固定部310それぞれを接続する。
このように、第2の治具300は、その一端が保持部301に接続されたアーム部302を含んで構成される。第2の治具300は、また、アーム部302の一端側の中心と他端側の中心とを結ぶ中心線が、第1の治具200が被加工物100を保持する方向に交差する方向(ここでは、第1の治具200が被加工物100を保持する方向に直交する水平方向)とは重畳しない位置で余肉部分(第2部分)を保持している。
また、図2に示した保持部301とアーム部302の接続状態は一例であり、保持部301を基準にして図正面から見て垂直方向にアーム部302を接続する他にも、水平方向にアーム部302を接続しても良い。この場合、アーム部302は、水平方向に平行して弓なりになるが、上記したように保持部301の開口部中心と基部中心を含む水平線上に、アーム部302の中心線が重畳しないように当該保持部301、当該アーム部302、アーム固定部310それぞれを接続すれば同様の効果を得ることができる。
なお、第2の治具300をアーム固定部310に接続して固定する際には、初めに凸部301aを被加工物100の余肉部分の上面側、下面側それぞれに当接させ、その位置を決定した後にアーム部302の他端をアーム固定部310に接続して第2の治具300を固定する。
つまり、まず初めに被加工物100を第1の治具200に載置し、その後、保持部301の開口部から余肉部分(第2部分)を侵入させて凸部301aそれぞれの突端で余肉部分を挟持して保持する。このようにして、被加工物100の余肉部分に第2の治具300を接続する。そして、アーム部302の他端をアーム固定部310に固定することで被加工物100の位置決めが完了し、その後切断加工が開始されることになる。
また、第2の治具300は、例えば被加工物100よりも相対的に柔軟性を有する素材(例えば、アルミニウム)を用いて形成される。つまり、第2の治具300を形成する際に使用する素材(材料)は、被加工物100の硬度に比べて相対的に硬度の低い素材を使用することができる。
保持部301の凸部301aは、それぞれの曲面の一部が被加工物100において加工後の余肉となる部分の外端部近傍の上面、及び、下面(底面)側それぞれに当接する(図1参照)ように当該被加工物100の余肉部分の厚みや形状に応じてそのサイズ・形状等を任意に設定することができる。
例えば、対向する凸部301a間の距離を被加工物100の余肉部分の厚みよりも相対的に短い距離に設定する。これにより、それぞれの曲面の一部(例えば、突端)から所定の圧力を余肉部分の上面側、下面側に付与して保持するように構成することもできる(図2(a)中の破線矢印参照)。
このようにして被加工物100は、第1の治具200、第2の治具300によりその形状に応じた位置・姿勢で加工開始前に位置決めされる。
図3は、被加工物100における製品部分と余肉部分、及び、それぞれの保持状態の一例を説明するための平面図である。
被加工物100は、図3に示すように、切断線105に沿って切り出されることになる。また、切断線105の内側領域は、被加工物100を切断加工した後に製品となる部分(製品部分)であり、切断線105の外側領域は、被加工物100を切断加工した後に製品以外の部分(余肉部分)である。
第1の治具200は、図3に示すように、切断線105の内側領域において製品部分をその下面側(底面側)から保持していることが見て取れる。つまり、第1の治具200により加工後の被加工物100における製品部分がタンクTの底に向けて落下することを防いでいる。
なお、第1の治具200における被加工物100の製品部分に当接する部位は、図3に示すような所定幅を有する2本の直線形状に形成したりする他にも、当該製品部分の外形形状に応じてより安定して保持できるような形状、サイズ(例えば、製品部分の外周形状に合わせた曲線形状、あるいは当接する部位の面積を広げるなど)に形成することもできる。
第2の治具300は、図3に示すように、切断線105の外側領域において余肉部分をその外方側から保持していることが見て取れる。なお、図3では一例として合計5つの第2の治具300により余肉部分を保持する様子を示している。
第2の治具300による余肉部分の保持は、例えば被加工物100の外形形状や予測される余肉部分の重量などに応じてその個数、保持位置(例えば、凸部301aを当接させる位置)を任意に設定することができる。
また、前述したアーム固定部310は、使用される複数の第2の治具300に応じて複数箇所に配備されることになる。なお、一のアーム固定部310に複数個の第2の治具300を固定することができるように構成しても良い。
図4は、ウォータジェット加工装置1による切断加工時における被加工物の形状変化の一例を説明するための図である。
前述したように被加工物100は、当該被加工物100に含まれる残留応力などにより加工時において意図しない形状変化が誘発されることがある。また、例えば鍛造により被加工物100自体の形状を形成する際には、被加工物100における切断加工後の製品部分の性状は一定精度を維持させることが必要になるため慎重に形成される。これに対して、余肉部分はあくまでも残材となる部分であるため、製品部分と比べて相対的に慎重には形成されないことが多い。
例えば、切断加工後に製品となる部分(製品部分)の厚みなどは被加工物100の形成毎に検査され、個体差なく一定になるように形成されるが、製品とはならない部分(部分余肉部分)の外端部厚みなどは検査対象にすらなっていないケースもあり、バラつきも大きくなる。また、被加工物100の表面に付与される高圧水流Jの圧力や振動などの影響を受けて、切断加工時において意図しない形状変化が誘発されることがある。
ウォータジェット加工装置1による被加工物100の切断加工時には、例えば図4に示す矢印方向(水平方向)に残留応力が拡散され、特に余肉部分において形状変化が顕著に表れてくる場合がある。また、水平方向に向かう形状変化に加えて、後述する図5に示すような上下方向に向かう形状変化も生じる場合がある。
本実施形態に係る保持装置では、このような切断加工時における被加工物100の形状変化、特に余肉部分の形状変化に対して有効に作用し、製品部分の仕上がり精度を低下させないように当該被加工物100を保持することができる。この点について、図5を用いて詳細に説明する。
図5は、切断加工時における余肉部分の形状変化に対する、第2の治具300の動き(動作)を説明するための部分拡大正面図である。
図5では、切断加工時における被加工物100の形状変化に伴う余肉部分の動き(図5中の実線矢印、外方に向かう動き)、つまり被加工物100の周縁部の動きに第2の治具300が追動(図5中の破線矢印)する様子を例示している。
なお、切断加工時における被加工物100の形状の変化は、周縁部(余肉部分)における実線矢印の方向(水平方向、上又は下方向)に向かう動きとして現れるものとして説明を進める。
保持部301に形成されたそれぞれの凸部301aの突端は、被加工物100の周縁部近傍の上面側、下面側それぞれ対して線状に接触(接線S)して余肉部分を保持している。
被加工物100の周縁部の水平方向の動きに対しては、例えば接線Sを基準にして凸部301aの表面を被加工物100の表面(裏面)が図正面左側に向かって滑ることができる程度の圧力を、凸部301aを介して付与して保持するようにする。
これにより、被加工物100の周縁部における形状変化に伴い水平方向の動きが規制されることで生じる、被加工物100の中心方向へ向かう圧力の発生、つまり製品部分に対する余計な圧力の付与を防ぐことができる。つまり、前述した切断線105に沿った切断加工を行うことができることになる。
また、凸部301aの表面を被加工物100が滑らない、つまり接線Sの位置が変化しないようにしっかりと所定の圧力をかけて余肉部分を保持するようにしても良い。この場合、第2の治具300が周縁部の水平方向の動きに追動するように変形することになる。同様に、切断加工時における被加工物100の周縁部の動きが、上方向あるいは下方向へ向かって動く場合であっても第2の治具300が周縁部の上方向、あるいは下方向の動きに追動するように変形する。以下、この点について詳細に説明する。
前述したように、保持部301の開口部中心と基部中心を含む水平線上に、アーム部302の幅方向における中心線が重畳しないように当該保持部301、当該アーム部302、アーム固定部310それぞれが接続されている。そのため、アーム部302に伝達される周縁部の水平方向の動きは、アーム部302を水平方向に圧縮する力としては作用させずに、アーム部302を曲げる力として作用させることができる。なお、アーム部302を圧縮する力は、曲げる際の力と比べて相当高い力(圧力)が必要になる。
例えば、アーム部302が周縁部の水平方向の動きを圧縮する力として受け取った場合には、その動きに追動することなく当該動きを規制してしまうことになる。つまり、被加工物100の中心方向へ向かう圧力(反力)を発生させることになる。この「動き」に逃げ場がなければ、切断線105を変形(位置ズレ)させることにも通じるため、製品形状に影響を及ぼすことにもなる。例えばこの場合では、被加工物100の中心方向へ向って圧力を付与した状態で切断加工が進むため、切断加工終了後に圧力が開放された時に製品形状に変化が生じてしまうこともある。
これに対して、切断加工時における被加工物100の周縁部の水平方向の動きを、アーム部302を曲げる圧力として受け取るように構成した第2の治具300であれば、周縁部の水平方向の動きに追動するようにアーム部302が変形することになる。つまり、この「動き」に逃げ場ができることになる。
また、被加工物100の周縁部の上下方向の動きに対しても同様に、第2の治具300が周縁部の上下方向の動きに追動して変形する。これは、第2の治具300をアルミ材などの柔軟性を有する素材を用いて形成していることも効果の一つの要因になっている。
以下、図6を用いて別例を挙げて、被加工物100の周縁部の動きに対する第2の治具300の追動動作について説明する。
図6は、第2の治具300の追動動作を説明するための図である。
図6(a)は、被加工物100を第1の治具200に載置した状態で、水平方向を基準にして周縁部の位置がその中心部の位置に比べて相対的に垂直方向に高い位置となるような形状のものである場合における、第2の治具300の保持の様子を示している。
また、図6(b)は、被加工物100を第1の治具200に載置した状態で、水平方向を基準にして周縁部の位置がその中心部の位置に比べて相対的に垂直方向に低い位置となるような形状のものである場合における、第2の治具300の保持の様子を示している。
図6(a)、(b)の例のように、被加工物100の周縁における端部の向きは、水平方向に向かうものとは限らない。上述したように、被加工物100の周縁部の所定領域は製品とはならない余肉部分であり、製品となる製品部分を精度良く、効率的に形成するために余肉部分の形状、厚みなどにはバラつきが生じやすい。
このようにバラつきが生じる余肉部分であっても、第2の治具300は前述したような形状を有する保持部301、アーム部302を含んで構成されているため、図6(a)、(b)に示すように被加工物100の周縁部の形状に応じて当該被加工物100を保持することができる。
また、図6(a)、(b)に示すように、切断加工時における被加工物100の周縁部の水平方向の動き(図中の実線矢印)を、アーム部302を曲げる圧力として受け取るように構成した第2の治具300であれば、周縁部の水平方向の動きに追動(図中の破線矢印)するようにアーム部302が変形することになる。
なお、上記したような被加工物100の周縁部の「動き」は、切断加工時において一定の方向に向かう定量の動きとはならないケースもある。例えば、被加工物100から切り出す製品部分の外形形状が曲線を含む複雑な形状であったり、製品となる部分の外端から被加工物100の外端までの距離(いわゆる余肉部分の幅)が部位によって異なったりする場合、ことさら切断加工時の周縁部の「動き」にも変化が生じる。
切断加工時において被加工物100の周縁部の「動き」に一定性がない場合であっても、所定形状に形成された保持部301、アーム部302を備えた柔軟性を有する第2の治具300であれば周縁部の動きに追動することが可能である。そのため、周縁部の水平方向の動きが規制されることで生じる、被加工物100の中心方向へ向かう圧力の発生、つまり製品となる部分に対して余計な圧力が付与されてしまうことを効果的に防ぐことが可能になる。
このように、本実施形態に係る保持装置(治具)では、第1、第2の治具がそれぞれ異なる方向から被加工物100が保持する。また、所定形状に形成された保持部301、アーム部302を備え、柔軟性を有する第2の治具300が被加工物100の周縁部近傍を保持することで、周縁部の水平方向の動きが規制されることで生じる、被加工物100の中心方向へ向かう圧力の発生、つまり製品部分に対する余計な圧力付与を防ぐことができる。
これにより、被加工物100自体を形成する際に含まれる残留応力などの影響を受けて、切断加工後に製品となる部分の仕上がり寸法、加工精度などが低下してしまうことを効果的に抑制することができる。
なお、上記説明においては、第2の治具300の保持部301を凸部301aを有する略U字形状に形成した場合を例に挙げて説明したがこれに限るものではない。例えば、保持部301の形状を略コ字形状に形成し、その開口部側から被加工物100の余肉部分を侵入させて、上下方向、及び、水平方向においてその内面に余肉部分が当接するように構成しても良い。
この場合、余肉部分が保持部301の内面に当接しているため、被加工物100の周縁部の形状変化に伴い当該内面を「滑る」ということは生じないことになる。しかしながら、このように構成した場合であっても、アーム部302に伝達される被加工物100の周縁部の形状変化に伴う水平方向の動き(外方に向かう動き)は、アーム部302を水平方向に圧縮する力としては作用させずに、アーム部302を曲げる力として作用させることができる。
[第2実施形態]
図7は、図1に示す被加工物100とは別例の被加工物400の形状等の一例を説明するための図である。被加工物400は、例えばチタン、インコネル等の素材(難削材)からなる。
図7(a)は正面図であり、被加工物400の断面上に表した破線は切断線405である。この切断線405は、切断加工後に製品となる部分の外形を表している。この切断線405に沿ってヘッドH(高圧水流J)を移動させて切断加工が行われる。
なお、図7では、被加工物400上の切断線405に囲まれる領域が切断加工後に製品となる部分(第1部分)であり、切断線405の外方の領域は余肉(加工取り代、第2部分)となる部分である。
また、図7(b)は側面図であり、切断加工後に製品となる部分(第1部分)の厚み形状の一例を示している。第1実施形態では被加工物100の厚みが略均一の厚みである場合を例に挙げて説明したが、図7に示すような厚み形状のもの、つまり切断加工後に製品となる部分(第1部分)の厚みが一定ではない形状であっても本発明に係る被加工物とすることができる。また、余肉部分(第2部分)の厚みが一定ではない形状であっても本発明に係る被加工物とすることができる。
ここで、被加工物はこれに含まれる残留応力などの影響を受けて、加工時において意図しない形状変化が誘発されることがあることは前述した通りである。さらに、第1実施形態において例示した被加工物100のように厚みが略均一の厚みであるものを被加工物とする場合に比べて、図7に示すような厚み形状のもの(例えば、鍛造などの方法によりこのような形状・厚みを有する成型品)では当該被加工物に含まれる残留応力のパターンがより複雑化する傾向がある。そのため、仕上がり寸法、加工精度の維持・向上を図るために、切断加工時における被加工物400の周縁部の上方向又は下方向に向かう「動き」に対する追動やその規制の程度を調整することがある。
本実施形態では、被加工物400自体を形成する際に含まれる残留応力などの影響を受けて、切断加工後に製品となる部分の仕上がり寸法、加工精度などが低下してしまうことをより効果的に抑制することができる保持装置(治具)について説明する。
なお、第1実施形態において説明した機能構成と同じものは、同一の符号を付すとともにその説明を省略する。
図8は、本実施形態に係る第2の治具500の構成の一例を説明するための図である。図8(a)は、第2の治具500の外観の一例を示す正面図であり、図8(b)は、第2の治具500の外観の一例を示す平面図である。
第2の治具500は、開口部を有する略コ字形状に形成された保持部501、保持部501に接続されたアーム部502を含んで形成される。また、保持部501には、当該保持部内面の開口部近傍に形成され、それぞれが内方に向けて突出した一対の略半円形状の凸部501a、bを有する。
保持部501が有する凸部501a、bは、それぞれの凸部501a、bの突端間の距離が水平方向に距離Hだけ離れた位置になるように形成される。
なお、図8に示す第2の治具500は、下側の凸部501bが上側の凸部501aと比べて相対的に内側(距離Hだけ基部側に向かった位置)に形成した場合の一例である。その他にも、被加工物の形状等に応じて上側の凸部501aが下側の凸部501bと比べて相対的に内側(距離Hだけ基部側に向かった位置)となるように形成しても良い。
なお、アーム部502は曲線形状に替えて直線形状に形成しても良い。また、図8に示すように、ユースケースとしては保持部501の開口部中心と基部中心を含む水平線上に、アーム部502の中心線が重畳しないように当該保持部501、当該アーム部502、アーム固定部310それぞれを接続する。
図9は、切断加工時における余肉部分の形状変化に対する、第2の治具500の動き(動作)を説明するための部分拡大正面図である。
図9では、切断加工時における被加工物400の形状変化に伴う余肉部分の動き(図9中の実線矢印、外方に向かう動き)、つまり被加工物400の周縁部の動きに第2の治具500が追動(図9中の破線矢印)する様子を例示している。
なお、切断加工時における被加工物400の形状の変化は、周縁部(余肉部分)における実線矢印の方向(水平方向、上又は下方向)に向かう動きとして現れるものとして説明を進める。
保持部501に形成された凸部501a、bそれぞれの突端は、図9に示すように、被加工物400の周縁部近傍の上面側、下面側に対してそれぞれが異なる位置で線状に接触(接線S1、S2)して余肉部分を保持している。
切断加工時における被加工物400の周縁部の水平方向の動きに対しては、例えば接線S1、S2を基準にして凸部501a、bの表面を被加工物400の表面(裏面)が図正面左側に向かって滑ることができる程度の圧力を、凸部501a、bを介して付与して保持するようにする。
これにより、被加工物400の周縁部における形状変化に伴い水平方向の動きが規制されることで生じる、被加工物400の中心方向へ向かう圧力の発生、つまり製品部分に対する余計な圧力の付与を防ぐことができる。つまり、前述した切断線405に沿った切断加工を行うことができることになる。
また、切断加工時における被加工物400の周縁部の上下方向の動きに対して、第2の治具500が当該周縁部の上下方向の動きに追動して変形する。
しかしながら、被加工物の形状(製品部分の形状や余肉部分の形状など)によっては、切断加工時における周縁部の動きに対して上方向あるいは下方向のいずれか一方の動きをより強く規制することで切断加工後に製品となる部分の仕上がり寸法、加工精度などの向上を図ることができる場合がある。
図10は、第2の治具500の作用を説明するための図である。
保持部501に形成されたそれぞれの凸部501a、bの突端は、被加工物400の周縁部近傍の上面側、下面側に対してそれぞれが異なる位置で線状に接触(接線S1、S2)して余肉部分を保持している。
このように構成された保持部501では、切断加工時における被加工物400の周縁部の下方向へ向かう動きに対しては、上方向に向かう動きよりも相対的により強く動きが規制されることになる。つまり、凸部501a、bの配置位置に応じて、切断加工時における被加工物400の周縁部の上方向又は下方向に向かう「動き」に対する規制の程度を変化させることが可能になる。
例えば、図10に示すように第2の治具500を用いた場合、接線S1よりも周縁部側の端部(周縁部端)における上方向に向かう動き(図中の点線矢印)に対しては、その動きが許容されることになる。一方、周縁部端の下方向に向かう動きに対しては、接線S2が端部近傍であることから上方向の動きよりも相対的により強く規制されることになる。
このように、本実施形態に係る保持装置(治具)では、切断加工時の被加工物400に対して第2の治具500を追動させつつ、所定方向に向かう周縁部の「動き」に対する規制の程度を任意に調整することができる。
これにより、被加工物400自体を形成する際に含まれる残留応力などの影響を受けて、切断加工後に製品となる部分の仕上がり寸法、加工精度などが低下してしまうことを効果的に抑制することができる。
なお、上記説明においては、第2の治具500の保持部501を凸部501a、bを有する略コ字形状に形成した場合を例に挙げて説明したがこれに限るものではない。例えば、保持部501の形状を略U字形状に形成し、その開口部側から被加工物の余肉部分を侵入させて、上下方向、及び、水平方向においてその内面に余肉部分が当接するように構成しても良い。
上記説明した実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。
1・・・ウォータジェット加工装置、100、400・・・被加工物、200・・・第1の治具、300、500・・・第2の治具、301、501・・・保持部、302、502・・・アーム部、310・・・アーム固定部、H・・・ヘッド、J・・・高圧水流、T・・・タンク、W・・・水。

Claims (6)

  1. 被加工物から製品を切り出す切断加工時に当該被加工物を保持する保持装置であって、
    前記被加工物に含まれる、切断加工後に製品となる第1部分をその底面側から保持する第1の保持手段と、
    前記被加工物に含まれる、前記切断加工後に製品となる部分以外の第2部分を前記第1の保持手段が保持する方向に交差する方向から保持する第2の保持手段と、を有し、
    前記第2の保持手段は、開口部を有する略U字形状に形成された保持部を含み、当該保持部内面の開口部近傍には一対の凸部が形成され、その一端が当該保持部に接続されたアーム部を含んで構成されており、当該開口部から前記第2部分を侵入させて当該凸部それぞれの突端で挟持して保持し、且つ、当該アーム部の一端側の中心と他端側の中心とを結ぶ中心線が、前記第1の保持手段が保持する方向に交差する方向とは重畳しない位置で当該第2部分を保持し、前記切断加工時において発生する当該第2部分の形状の変化に追動しつつ、当該第2部分の保持状態を維持することを特徴とする、
    保持装置。
  2. 前記第2の保持手段が有する凸部は、その突端が前記第2部分と線状に接触する形状に形成されることを特徴とする、
    請求項に記載の保持装置。
  3. 前記アーム部は、所定の幅を有する断面略弓形状に形成されることを特徴とする、
    請求項1に記載の保持装置。
  4. 前記第2の保持手段は、前記被加工物の硬度に比べて相対的に低い硬度を有する素材を用いて形成されることを特徴とする、
    請求項1、2又は3に記載の保持装置。
  5. 前記第2の保持手段は、前記第2部分の上面側及び下面側それぞれに当接して当該第2部分を保持する一対の凸部を有し、
    前記凸部は、前記第2部分の上面側に当接する凸部の突端と、前記第2部分の下面側に当接する凸部の突端とが水平方向に所定の距離だけ離間して形成されていることを特徴とする、
    請求項1乃至いずれか一項に記載の保持装置。
  6. 被加工物から製品を切り出す切断加工時に当該被加工物を保持する保持装置の保持方法であって、
    前記被加工物に含まれる、切断加工後に製品となる第1部分をその底面側から第1の治具が保持する第1の保持工程と、
    前記被加工物に含まれる、前記切断加工後に製品となる部分以外の第2部分を前記第1の治具が保持する方向に交差する方向から保持する第2の保持工程と、を有し、
    前記第2の保持工程は、開口部を有する略U字形状に形成された保持部を含み、当該保持部内面の開口部近傍には一対の凸部が形成され、その一端が前記保持部に接続されたアーム部を含んで構成された第2の治具が当該開口部から前記第2部分を侵入させて当該凸部それぞれの突端で挟持して保持し、且つ、当該アーム部の一端側の中心と他端側の中心とを結ぶ中心線が、前記第1の治具が保持する方向に交差する方向とは重畳しない位置で当該第2部分を保持し、前記切断加工時において発生する当該第2部分の形状の変化に追動しつつ、当該第2部分の保持状態を維持することを特徴とする、
    保持方法。
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