JP6961164B2 - 搬送システム - Google Patents

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Description

本願発明は、物品の搬送システムに関する。詳しくは、自由走行をする台車に積載された被搬送物を、定位置に設置された搬送機に、直角に横付けし、被搬送物を搬送機に移載する搬送システムに関する。
自動車等の、製品組立ラインにおいて使用される部品は、通常コンベアによって搬送されてくる。一方、部品納入のときは、納入された部品は通常、台車上に載置して受領される。
個々の納入された部品を、コンベアに載置する方法としては、被搬送物が載置された台車をコンベアに横付けしてこの被搬送物をコンベアに載置するのが一般的である。
しかし、重量のある被搬送物を台車から、コンベアに移載するのは容易ではない。この重量のある被搬送物を、コンベアに移載するには、コンベアと台車の位置を正確に制御して種々の機器を利用されている。コンベアと台車の位置制御は、レールを敷設してこの上に台車を走行させるのが容易であり、多くの企業がこれを採用している。
一方、作業空間は無限でなく、限られた作業空間を有効に利用するのが、企業が利益を生む重大な要素の一つといえる。レールの敷設は、費用が大きく、更に他の作業の邪魔になる上に、安全作業上に問題となる。また、これらの製品組立ラインの変更は、業種においては頻繁であり、レールの撤去にも時間、費用ともにマイナス点と指摘されている。
本願搬送システムは、レールの敷設、撤去の必要が無く、他の作業の邪魔をすることなく、及び作業安全性において優れたものである。
特開平4−362459 特開2011−63044
本願発明は、所定位置に設置された搬送機に、自在キャスタを備えた台車を正確に横付けして、台車の枠体に設置された台車コンベアに載置された被搬送物を搬送機に容易に移載する。この搬送システムは自動車等の組立ラインに利用される。
本願搬送システムは、搬送機200(本願において搬送機というときは、被搬送物を積載するコンベア本体の他、枠体、アクチュエータ、車輪誘導板等を含む。)と台車300からなり、この搬送機200の枠体250にはコンベア本体260が設けられている。このコンベア本体260は、ローラコンベア、ベルトコンベア、枠体の天井部にレールを設けた被搬送物懸吊型のコンベア等種類に制限はない。駆動式、無駆動式であっても、被搬送物の種類、大きさ、搬送距離等により適宜選ぶことができる。
この搬送機200は台車300が接近して来るのを検知(光センサ、接触センサ等による検知の他、人間が目視して検知したときも含む、以下も同様)したときは第1アクチュエータ203が作動してプッシャが搬送機200の入口下部から車輪誘導板202を突出させる。この車輪誘導板202はガイドレール210、211、212が設けられていて、台車300が備える誘導車輪312を誘導して搬送機200に直角、定位置に台車300を誘導する。この誘導輪がガイドレール内に誘導されると、カムフォロワ313が誘導板の端部にあたって立ち上がり、リンクバー343により合体板固定ピン340を押し上げて、合体板337の所定位置に設けられた孔339に挿入され、合体板337は台車300との関係で所定の位置に固定される。
台車300が定位置に誘導されて、車輪ストッパ213で固定されると、これを検知して、搬送機200の備える第2アクチュエータ204が作動してプッシャ205が、台車300が備えるリンク機構330であって、このリンク機構を構成するロッド335を前進させるとリンク機構330が作動して、枠体押棒336が後退する。枠体押棒336は、台車コンベア360を備えた枠体350を後退させる(図9を参照)。
本願において提出したすべての図面において、右側に進むものを前進といい、左側に進むものを後進または、後退という。
このリンク機構330は、合体板337に取付ける。また、合体板337は、ロッドを貫通させたスライダSを備え、上記ロッドの両端に連結板338を設け、上記連結板338を上記台車の枠体350に固着して、幅方向に移動可能にする。通常、この合体板337は、台車300の搬送機200側の端部にリンク機構330を構成するバネBに押された状態になっている(図6を参照)。
この台車300の枠体350に設けられた台車コンベア360が、搬送機に設けられたコンベア本体と突合されて一体となる。この状態で、台車コンベア360上の被搬送物400はコンベア本体260に容易に移載がなされる。
上記台車コンベア360は駆動型のものであっても無駆動型のものであっても制限されない。また、台車コンベアの種類も制限されない。例えば、ローラコンベア、ベルトコンベア、天井にレールを設けた被搬送物懸吊型のコンベア等種類に制限はない。
上述の台車の枠体350は、基台370に複数のローラ371を並設して、このローラ371の上に載置されている。このため、リンク機構330により、枠体押棒336が後退、前進するとき、この枠体350も後退、前進する。
被搬送物の移載が完了したのを検知したときに、上述した第2アクチュエータ204が作動して、プッシャ205が後退する。次いで、枠体350がバネBの反力により台車内の元の位置に戻る。車輪ストッパ313が外されて、被搬送物400の移載後の台車300は、移動可能となる。この移動をリミットスイッチ等で検知して第1アクチュエータ203のプッシャが後退するとともに車輪誘導板202も搬送機200内に収納される。これとともに、カムフォロワ313は、ガイド(車輪誘導板端部)を外れて合体板固定ピン340は、押下げられて、合体板337の孔339から抜け落ちて合体板338の位置固定はなくなる。
本願搬送システムは、レールの敷設が不必要なうえに、搬送機が備える車輪誘導板も収納されるため、作業場は有効に活用できる。また、最も優先されるべき作業場内の安全性が確保、他の仕事の邪魔になることがない。
他の本願発明2である搬送システムは、上述の台車が備える台車コンベアが、台車の幅方向に傾斜している。即ち、搬送機のコンベア本体と台車コンベアの突合点390において最も低くして幅方向に勾配を設ける。この台車コンベアは、無駆動のコンベアからなる。この台車コンベアに積載された被搬送物は、重力で上述の突合点390に移動してくる。このため、被搬送物が滑り落ちないように、ストッパ380が設けられる。搬送機のコンベア本体と台車コンベアが突合されたとき、搬送機側に設けられたストッパ解除棒271で、台車コンベアのストッパ380を解除する。従って、台車コンベア上に積載された被搬送物は、自動的に搬送機本体に移載される(図11参照)。
更に、他の本願発明の搬送システム3は、搬送機が備える無駆動のコンベア本体が、上述の突合点で最高点として、長さ方向に下り勾配をつけて搬送機の枠体に設ける。
本願発明の搬送システムは、レールを敷設することなく、台車に積載された被搬送物を、容易に搬送機に移載することができ、レールの設置費用、撤去費用が無く建設費用が少なくてすむ。
また、車輪誘導装置が搬送機の中に収容されるために、作業場を有効に活用できるうえに、作業員の身体的安全に資する。
更に、台車の備える台車コンベアに勾配を設けることにより、重力を利用して自動的に被搬送物を搬送機に移載可能である。
更にまた、搬送機が備えるコンベア本体に勾配を設けることにより、重力を利用して自動的に被搬送物を搬送機に移載したあと、コンベア本体が被搬送物を駆動力なしで所定の位置まで搬送される。
本願搬送システムの概略平面図である。 本願搬送システムを構成する搬送機から車輪誘導板を突出させた説明図である。 台車が搬送機に横付けし状態を示す図である。 図3に係る本願搬送システムを側面から見た説明図である。 本願搬送システムを構成する搬送機の概略平面図である。 本願搬送システムを構成する台車の概略平面図である。 搬送機に台車が横付け状態になったときの説明図である。 搬送機の概略側面図である。 台車の概略側面と、枠体の移動状態を示す説明図である。 搬送機とコンベアが突合する状態を示す説明図である。 他の本願搬送システム2の概略側面図である。 他の本願搬送システム3の概略側面図である。
以下、本願発明を実施するための形態を図に基づいて詳細に説明する。これらの図中の記号(または番号)は、共通する部材の場合は省略している。また、図中において部材が明瞭である場合も省略している。これらの図は本願発明を説明するために模式的に描いたものであり、本願発明がこれらの図に拘束されるものではない。
図1は、本願搬送システム1の概略平面図であり、本搬送システム1を説明するためのものである。
本願搬送システム1は、搬送機200及び台車300からなる。本願において、搬送機200とは、被搬送物を搬送するコンベア本体260の他、枠体、アクチュエータ、車輪誘導板等の被搬送物の搬送に必要なすべての機器を含む概念である。
本搬送システム1は、搬送機200の入口201に向かって、台車コンベア360上に被搬送物400を積載した台車300が人力又は牽引車で走行してくる。搬送機200は、第1アクチュエータ203及び第2アクチュエータ204を備える。第1アクチュエータ203は、車輪誘導板202を台車の入口201の下部から突出させ(F線の外側)、及び収納させるために使用される。第1アクチュエータ203のプッシャ206と車輪誘導板202は係止されている。この車輪誘導板202には台車300の備える誘導輪312を案内するためのガイドレール210、211、212が配設されている。上述のアクチュエータは、空気圧、油圧、電気等で作動するものであって、特にその種類は制限されない。
台車300は、基台301の下に自在キャスタ311を設けて作業場内をフリー走行できる。また、この台車300は誘導輪312を備え、搬送機200が備える車輪誘導板202に案内される。台車300の幅方向とは、図中に示す方向をいう。
図2は、本願搬送システム1を構成する搬送機200から車輪誘導板202を所望の距離Xだけ突出させたときの説明図である。搬送機200は、台車300が接近して来るのを検知したときアクチュエータ203が作動してプッシャ206を押出してこれに係止された車輪誘導板202を突出させる。この台車の検知手段は、搬送機200に光検知機、接触検知器等を設けて、自動的に検知することもでき、また、作業者が台車300の接近を検知したら手動で検知ボタンを押して、アクチュエータ203を作動させることもできる。
図3は、台車300が車輪誘導板202に誘導されて、搬送機200に横付けされた状態を表す。台車300が所定位置まで誘導されたのを検知したとき、車輪ストッパ213が誘導輪212の位置決めを行う。台車300が備えるカムフォロワ313、及び台車300が備える合体板337に設けられた孔339については後述する。
図4は、図3に係る本願搬送システム1を側面から見た説明図である。図3の搬送機200と台車300の位置関係を側面から表したものである。
図4の(1)は、搬送機200が車輪誘導板202を収納している通常の状態を示す。
図4の(2)は、第1アクチュエータ203が作動して、搬送機200から車輪誘導板202を突出させた状態を示す。台車の備える誘導輪312は、車輪誘導板202のガイドレール210、211、212の間をガイドされ、カムフォロワ313は、車輪誘導板202の端部によって、立ち上がり、カム341を介してリンクバー343が合体板固定ピン340を押上げる。押上げられた合体板固定ピン340は、合体板337に設けられた孔339に挿入されて、合体板337は、台車300との関係で所定の位置に固定される。上記合体板337は幅方向に移動可能であるが、通常はこの合体板337は、台車300の搬送機200側端部にリンク機構を構成するバネBに押されている(図6を参照)。移載が完了して台車300が移動し、誘導輪312がガイドレールから外れると、カムフォロワ313は元の姿勢に戻り、合体板固定ピン340は、合体板337の孔339から外れて、合体板337は固定をとかれて幅方向に移動が可能になる。
図5は、搬送機200の概略平面図である。台車300が備える誘導輪312が所定の位置に来たとき、接触スイッチ、光スイッチ等がこの誘導輪312を検知して、第2アクチュエータ204が作動・前進する。この第2アクチュエータ204のプッシャ205が後述する台車300に設けられたリンク機構330を構成するロッド335を前進させ、プレート331、332、333、334を介して枠体押棒336を後退させる。この枠体押棒336はバネBの反力に抗して代車300の枠体338を後退させる(枠体338を搬送機200の側に移動させる。)。
リミットスイッチ240は、移載が完了して代車300が移動したのを検知して、車輪誘導板202を搬送機200内に収納させるものであり、リミットスイッチ241は、誘導車輪312が所定位置まで来たとき接触感知して第2アクチュエータ204を作動させプッシャ205を前進させる。リミットスイッチ242は移載が完了して、台車の発車可能の信号をだすものであり、リミットスイッチ243は、プッシャ205が、所定位置まで伸びてシリンダーをロックする。また、リミットスイッチ244は、車輪誘導板202が突出しているのを検知するものであり、この検知中においてのみ第2アクチュエータ204は作動する。この図においては、すべてリミットスイッチを使用しているが、更に、使い勝手の良いセンサがある場合は、もちろん代替できる。プッシャ205に対してスライダ231を設けるのが好ましい。
図6は、台車300の概略平面図である。搬送機200の備えるアクチュエータ204が作動してプッシャ205が、台車300の備えるリンク機構330を構成するロッド335を前進させる。ロッド335は、プレート331を前進させ、ピンP2を前進させるため、プレート333の端部を前進させ、ピンP3を中心として回転してピンP4とともにプレート333の他の端部を後退させる。次いで、プレート334を介して枠体押棒336をバネBの反力に抗して後進させるとともに、台車300の枠体350を後退させる。図中の連結板338は、枠体350に溶接等で固着され、合体板337に設けられたスライダSを貫通するロッド339の両端に係止される。このため、枠体350の幅方向の移動をスムーズにするとともに合体板337の水平移動を可能にする。合体板337を左右に移動可能としているのは、搬送機200が台車300の右側(図1及び図2に示す台車300の進行方向の右側)にある場合には、この合体板337、リンク機構330等の機器類を台車300の右側にも取付けて、被搬送物を移載する(図6の仮想線Y−Y軸を対称に、この合体板337、リンク機構330等の機器類を台車300の右側に取付ける。この図示はしない。)。このとき、この合体板337が、台車300に固定されていると、リンク機構330に枠体350の移動が制限され、台車300の枠体350は右側に存在する搬送機200の枠体250に突合できないためである。
図7は、台車300が搬送機200に横付けされた状態を示す概略平面図である。係る状態が完成したときにリミットスイッチ241が第2アクチュエータ204を作動させて、プッシャ205を前進させて、台車300の備えるリンク機構330を構成するロッド335を前進させ、枠体押棒336が枠体335を後退させ搬送機200の備える枠体250と台車300が備える枠体350が突合する。
図8は、搬送機200の概略側面図である。第1アクチュエータ203及び第2アクチュエータ204が作動して車輪誘導板202及びプッシャ205を前進させた状態を示す図である。リミットスイッチ241は誘導車輪312を検知したときに第2アクチュエータ204を作動させてプッシャ205の先端が台車300の備えるリンク機構300を構成するロッド335を前進させる。リミットスイッチ240は、被搬送物400の移載が完了し、台車300の移動を検知して、車輪誘導板202を搬送機200の内部に収納する。
図9は、台車300の概略の側面図である。この台車300は、基台370に複数のローラ371を並列して設ける。この上に台車300を構成する枠体350を載置配設する。このため枠体350は、これに取付けられた台車コンベア360と共に幅方向に往復移動が自在となる。
図9の(1)は、搬送機200と代車300が、突合する前を示す説明図である。
図9の(2)は、第2アクチュエータ204が作動して、台車300の備える枠体250が後退した状態を示す説明図である。
図9の(2)は、搬送機器200に台車300が横付けされたことを検知した第2アクチュエータ204が作動してプッシャ205が前進して、台車300の備えるリンク機構330を構成するロッド335を前進(矢印の方向)させた状態を示す。ロッド335が前進するとリンク機構330を構成する枠体押棒336が後退(矢印の方向)する。枠体押棒336は、枠体350を搬送機200側に後退(矢印の方向)させて、搬送機200の枠体250と突合する。
図10は、搬送機200と台車300が突合するときの側面図である。
図10の(1)は搬送機200に台車を横付けにしたときの状態示す図である。
図10の(2)は、搬送機200の第2アクチュエータ204が作動してプッシャ205が前進(矢印方向)して台車300が備えるリンク機構330を構成するロッド335を前進させると、枠体押棒336がバネBの反力に逆らって後退(矢印方向)する。この枠体押棒336は枠体350を後退させ、搬送機200の枠体250と突合する。このとき搬送機のコンベア本体260の端部と台車300の備える台車コンベア360の端部が突合点390で突合する。
コンベア本体260と台車コンベア360が一体となるため、被搬送物400は、容易に移載可能となる。コンベア本体260と台車コンベア360の各々が駆動付コンベアであるときは、自動的に移載を完了することができる。
被搬送物400の移載が完了したのを検知したとき、誘導輪312の車輪ストッパ213が解除されて、台車300は、移動して搬送機200から離れる。リミットスイッチ240は台車300が搬送機200から離れたことを検知して、第1アクチュエータ203のロッド206を後退させて、車輪誘導板202を搬送機200内に収納する。移載終了後は、上述のように車輪誘導板202を搬送機200内に収納するため、作業場は景観が良く、他の作業の邪魔にならず、何よりも作業者の安全性に資する。
他の本願搬送システム2は、図11に示される。台車300が備える台車コンベア360に勾配をつけて取付ける。上述の搬送機のコンベア本体260の端部と台車300の備える台車コンベア360の端部が突合点390で最も低い位置になるように幅方向に上り勾配を付ける。被搬送物400は、重力で低い方に滑落していくためストッパ380を設けて滑り止めにする。このストッパ380の形状等は特に制限はないが、図11の(1)、(2)の形状にすることができる。留め金381を設けてストッパ380で固定し、被搬送物400が滑り落ちるのを防止する。図11の(2)示す如く、搬送機200と台車300が突合するときストッパ解除棒271が、留め金381からストッパ380をフリーにして、被搬送物400は自動的にコンベア本体260に移載する。本願搬送システム2において、上述した記載以外は、本願搬送システム1の技術的記載がそのまま妥当する。
更に、他の本願搬送システム3は、図12に示される。本願搬送システム2における、搬送機200が備えるコンベア本体260にも本願搬送システム2における台車コンベア360と同様の勾配を設ける。このとき、台車コンベア360の最高位置を突合点390として勾配を設ける。これらの記載を除いて他は全て、本願搬送システム2が適用される。
1 本願搬送システム
2 他の本願搬送システム
3 他の本願搬送システム
200 搬送機
201 搬送機入口
202 車輪誘導板
203 第1アクチュエータ
204 第2アクチュエータ
205 プッシャ
210 ガイドレール
211 ガイドレール
212 ガイドレール
213 車輪ストッパ
240 リミットスイッチ
241 リミットスイッチ
250 枠体
260 コンベア本体
271 ストッパ解除棒
300 台車
301 キャスタ
312 誘導輪
313 カムフォロワ
330 リンク機構
331 プレート
332 プレート
333 プレート
334 プレート
335 ロッド
336 枠体押棒
337 合体板
338 連結板
350 枠体
360 台車コンベア
339 孔
340 合体板固定ピン
341 カム
343 リンクバー
370 基台
371 ローラ
380 ストッパ
381 留め金
390 突合点
400 被搬送物
X 突出距離
P ピン
B バネ
S スライダ

Claims (3)

  1. 定位置に設置された搬送機と台車から構成され、上記台車に積載された被搬送物を上記搬送機に移載する搬送システムであって、
    上記搬送機は、枠体、第1アクチュエータ、第2アクチュエータ、ガイドレールを設けた車輪誘導板及びコンベア本体を備え、上記台車の接近が検知されたとき、上記第1アクチュエータのプッシャが上記車輪誘導板を上記搬送機の入口下部から突出させ、上記台車が備える誘導輪を誘導して、上記台車を上記搬送機に直角に横付けさせ、
    上記台車は、基台、自在キャスタ、誘導輪、ローラ、台車コンベアを備える台車の枠体、合体板、カムフォロワ、合体板固定ピン及びリンク機構を備え、
    上記ローラは上記基台の幅方向に複数並設され、上記ローラの上に上記台車の枠体を配設し、上記台車の枠体は幅方向に往復動自在であり、
    上記合体板は、ロッドを貫通させたスライダを備え、上記ロッドの両端に連結板を設け、上記連結板を上記台車の枠体に固着して、幅方向に移動可能にし、
    上記カムフォラワは、上記台車の誘導輪が、上記ガイドレール内に誘導されたとき、上記合体板固定ピンを押上げ、上記合体板が備える孔に挿入され、上記合体板の位置を固定し、
    上記リンク機構は合体板に設けられ、ロッド、アーム、ピン、バネ及び枠体押棒により構成され、上記第2アクチュエータのプッシャが上記ロッドを上記搬送機と反対方向に移動させたとき、上記バネの反力に逆らって、上記合体板が備えるリンク機構の枠体押棒により、上記枠体を上記搬送機側に移動させ、上記コンベア本体と上記台車コンベアとが突合し、上記被搬送物が移載され、
    上記被搬送物の移載の完了を検知したとき、上記第2アクチュエータのプッシャが後退し、次いで上記台車の枠体が上記バネの反力で上記台車内に収納され、その後、移載を終了した上記台車が移動されたのを検知して、上記第1アクチュエータのプッシャが後退して、上記車輪誘導板が上記搬送機内に収納されることを特徴とする搬送システム。
  2. 上記台車が備える台車コンベアは、駆動部を有さない台車コンベアであり、上記突合点において最も低くして幅方向に上り勾配を設けて上記台車枠体に取付けられ、上記台車コンベア上の被搬送物は、滑落防止用のストッパにより固定され、上記コンベア本体と上記台車コンベアが突合されたとき、上記搬送機の枠体が備えるストッパ解除棒で、上記ストッパが解除され、重力により上記被搬送物が上記台車コンベアから上記コンベア本体に自動的に移載される請求項1に記載の搬送システム。
  3. 上記搬送機が備えるコンベア本体は駆動部を有さず、上記突合箇所において最も高くして下り勾配を設けて上記搬送機の枠体に取付けられた請求項2に記載の搬送システム






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