JP6957994B2 - 音声出力制御装置、音声出力制御方法及びプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の音声学習装置では、教材音声の出力に要した時間に応じて無音時間を設定して、ユーザが復唱するための時間だけ待機するようにしている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、効率の良い学習を実現できる音声出力制御装置、音声出力制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の音声出力制御装置は、記憶手段に記憶されている一連の複数の出力対象データを、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記一連の複数の出力対象データに対して共通して設定されている共通待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていき、前記一連の複数の出力対象データの音声出力中に、ユーザ操作に応じて音声出力を中断させ、前記音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記共通待機時間が第1待機時間から第2待機時間に変更された場合に、前記一連の複数の出力対象データの先頭の出力対象データから音声出力を再開させ、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために、前記第2待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていき、前記音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記共通待機時間が変更されなかった場合には、前記音声出力の中断時の出力対象データから音声出力を再開させ、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために、前記第1待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていく、制御部を備えることを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
音声出力制御装置10としては、例えば、電子辞書を用いることができ、外国語会話の学習に用いることができる。電子辞書のほか、スマートフォンやタブレット等のような、タッチパネルを搭載した装置やタッチパネルを搭載したパソコンやタッチパネルを搭載しないパソコン等の各種の情報表示装置(表示制御装置・音声出力制御装置10)を用いることができる。なお、以下の説明においては、中国人が、就活のための日本語会話を学習する場合について、説明する。したがって、日本語が外国語に該当する。
メイン画面14(テキスト表示手段)は、音声出力制御部17(音声出力制御手段)により音声出力される出力対象データに対応するテキストを表示する。
音声出力制御部17(音声出力制御手段)は、メモリ12(文データ(出力対象データ)記憶手段)に記憶された一連の複数の出力対象データについて、各文データ(出力対象データ)の音声出力の間に、第1待機時間と第2待機時間のうちのいずれかの待機時間待機させて音声出力する。
音声出力制御部17(音声出力制御手段)は、メイン画面14(テキスト表示手段)により文データ(出力対象データ)に対応するテキストが表示された状態で、ユーザ操作に応じて表示されたテキストに対応する文データ(出力対象データ)を音声出力した後に、ユーザに応じて表示されたテキストに含まれる出力対象データのユーザによる発音を待ち受けるための待機時間待機させる。
音声出力制御部17(音声出力制御手段)は、文データ(出力対象データ)に対応するテキストが表示されない状態で、出力対象データを音声出力した後に、ユーザによる文データ(出力対象データ)の発音を待ち受けるための待機時間待機させる。
音声中断部19(音声中断手段)は、音声出力制御部17(音声出力制御手段)による音声出力中に、ユーザ操作に応じて、音声出力を中断する。
待機時間変更部21(待機時間変更手段)は、音声中断部19(音声中断手段)により音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて、音声出力で採用されている第1又は第2待機時間の一方の待機時間を、他方の待機時間に変更する。
音声出力再開制御部20(音声出力再開制御手段)は、ユーザ操作に応じて音声中断部19(音声中断手段)によりユーザ操作に応じて音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて待機時間変更部21(待機時間変更手段)により待機時間が変更された場合に、一連の複数の文データ(出力対象データ)の先頭の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させ、ユーザ操作に応じて音声中断部19(音声中断手段)によりユーザ操作に応じて音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて音声中断部19(音声中断手段)により待機時間変更部21(待機時間変更手段)により待機時間が変更されなかった場合には、音声出力の中断時の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開する。 音声出力再開制御部20(音声出力再開制御手段)は、ユーザ操作に応じて待機時間変更部21(待機時間変更手段)により待機時間が変更されず、ユーザ操作に応じて指定音声データ出力制御部22(指定文データ(出力対象データ)出力制御手段)により音声出力された場合には、音声出力の中断時の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させる。
指定音声データ出力制御部22(指定文データ(出力対象データ)出力制御手段)は、ユーザ操作に応じて音声中断部19(音声中断手段)により音声出力が中断された状態で、ユーザの指定操作に応じて指定された複数の文データ(出力対象データ)のいずれかの音声出力を実行する。
メモリ12(文データ(出力対象データ)記憶手段)は、相手パートの文データ(出力対象データ)と自分パートの文データ(出力対象データ)を記憶している。そして、メイン画面14(テキスト表示手段)は、相手パートの文データ(出力対象データ)に対応するテキストデータを表示し、自分パートの文データ(出力対象データ)に対応するテキストデータは表示せず、音声出力制御部17(音声出力制御手段)は、相手パートの文データ(出力対象データ)を音声出力し、自分パートの文データ(出力対象データ)は音声出力しないようにできる。又は、メイン画面14(テキスト表示手段)は、相手パートの文データ(出力対象データ)に対応するテキストデータを表示し、自分パートの文データ(出力対象データ)に対応するテキストデータを表示し、音声出力制御部17(音声出力制御手段)は、相手パートの文データ(出力対象データ)を音声出力し、自分パートの文データ(出力対象データ)は音声出力しないようにもできる。
図2は、学習方法の全体の流れを示すフローチャートであり、図3は、ステップ1である「聞いて理解」の処理を示すフローチャートである。
図2、図6(A)に示すように、「日本語会話」15をユーザが選択すると、CPU11は学習(音声出力処理)をスタートし(ステップSS)、CPU11はメイン画面14に、学習形式の選択画面(図6(A)参照)が表示させる。ユーザが「シャドーイング学習」を選択すると(ステップS1)、CPU11はメイン画面14に、シャドーイング学習での各学習形式であるステップ1〜ステップ5の各学習形式と、ステップ1〜5での学習結果を確認するための、さらなる学習形式「ロールプレイで成果を確認」(図6(B)参照)とを一覧表示させる(ステップS2)。
まず、ステップS2において、1「聞いて理解」がユーザにより選択されると、CPU11は1「聞いて理解」を本当に実行するか否を確認し(ステップS3)、ユーザが間違って選択したような場合には、CPU11はステップS2に戻って学習形式の選択画面で別の学習形式がユーザにより選択される。一方、1「聞いて理解」がユーザにより選択されると、CPU11は「聞いて理解」処理に進む(ステップS4)。CPU11は「聞いて理解」処理において、音声出力に合わせてテキストをスクロールさせ、ユーザは音とテキストで会話の内容を理解することができる。
そして、例えば、図6(C)に示す表示から図6(D)に示す表示に遷移するように、指定された文を含む複数の文のテキストは、音声出力に合わせて自動スクロールされて表示される。これにより、音声出力されている指定の文を含む複数の文のテキストを、常に表示でき、学習効果を高められる。
また、1「聞いて理解」を実行することなしに、図7(A)に示すように、学習形式の選択画面においてユーザが2「見ながらシャドーイング」を選択した場合も、CPU11はステップS5の「見ながらシャドーイング」に進む。
図4に示すように、CPU11は「見ながらシャドーイング」処理を開始すると(ステップSBS)、CPU11は指定単元の先頭の文を指定する(ステップSB1)。例えば、図7(B)に示すように、「すみません」という文をCPU11は指定し、指定された文を含む複数の文のテキストが表示され(ステップSB2)、指定の文を音声出力する(ステップSB3)。ここでは、第1待機時間である「ふつうポーズ」(例えば、0.2秒)で音声出力される。すなわち、音声出力制御部17(音声出力制御手段)は、音声出力制御部17(音声出力制御手段)により文データ(出力対象データ)に対応するテキストが表示された状態で、表示されたテキストを音声出力した後、ユーザによる表示テキストに含まれる文データ(出力対象データ)の発音を待ち受けるための待機時間だけ待機させる。
そして、例えば、図7(B)に示す表示から図7(C)に示す表示に遷移するように、表示された指定された文を含む複数の文のテキストは、第1待機時間である「ふつうポーズ」を伴って、音声出力に合わせて自動スクロールする。
ステップSB11において、長めに変更ではない場合には、CPU11は待機時間を普通に変更して(ステップSB13)、待機時間を第1待機時間に設定する(ステップSB14)。第1待機時間としては、0.2秒とすることができる。このようにして、待機時間を変更した場合には、ステップSB1に戻って、先頭の文を指定して、以降の処理を繰り返す。
ユーザが再生キーを押していない場合には、CPU11は他の処理に移る。ステップSB5において、次が無いと判断された場合には、図2のステップS6に戻る(リターン)(ステップSBE)。
また、図9(A)に示すように、学習形式の選択画面において3「重点的に発音練習」を選択した場合も、ステップS7の3「重点的に発音練習」に進む。
また、図10(A)に示すように、学習形式の選択画面において4「見ないでシャドーイング」を選択した場合も、ステップS9の4「見ないでシャドーイング」に進む。
また、図11(A)に示すように、学習形式の選択画面において5「会話練習」を選択した場合も、ステップS11の5「会話練習」に進む。
(図12(B)参照)、実行しない場合には、ステップS2に戻って学習形式の選択画面で別の学習形式を選択する。
また、図12(A)に示すように、学習形式の選択画面において「ロールプレイで成果確認」をユーザが選択した場合も、CPU11はステップS13の6「ロールプレイで成果確認」に進む。
図5に示すように、ロールプレイ学習処理を開始すると(ステップSCS)、ユーザの役(パート)を指定する(ステップSC1、図11(B)参照)。そして、先頭の文を指定して(ステップSC2)、指定の文はユーザの役(パート)か否かを判断する(ステップSC3)。ユーザの役(パート)の場合には、ユーザ文を表示する設定か否かを判断し(ステップSC4)、表示する設定の場合には、指定の文のテキストを表示して(ステップSC5)、ユーザが発音したユーザ音声を録音する(ステップSC6)。ステップSC4においてユーザ文を表示する設定ではないと判断された場合には、指定の文のテキストを表示せずに、ユーザが発音したユーザ音声を録音する(ステップSC6)。
具体的には、図13、図14に示すように、CPU11は、自分(ユーザ)のパートでは、文のテキスト(自分パートの文データ(出力対象データ))を表示して、音声は出力せず、ユーザは表示を見ながら発音する(図13(C)。一方、CPU11は、相手(CPU11)のパートでは、相手のパートの文のテキスト(相手パートの文データ(出力対象データ))を表示し、相手のパートの文(相手パートの文データ(出力対象データ))の音声を出力する。このように、「ロールプレイ練習」では、ユーザは自分のパート(自分パートの文データ(出力対象データ))を暗記していなくても、学習できるようになっている。
また、音声出力が中断された状態で、ユーザ操作により、音声出力で採用されている第1又は第2待機時間の一方の待機時間を、他方の待機時間に変更するようにしたので、ユーザの習熟度に応じて、各文データ(出力対象データ)の音声出力の間の待機時間を設定することができる。そして、待機時間が変更された場合に、一連の複数の文データ(出力対象データ)の先頭の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させるので、待機時間を変更した場合に最初から学習しなおすことができる。また、待機時間が変更されなかった場合には、中断時の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させるので、続けて学習することができる。
<請求項1>
文データ(出力対象データ)記憶手段に記憶された一連の複数の文データ(出力対象データ)について、各文データ(出力対象データ)の音声出力の間に、第1待機時間と第2待機時間のうちのいずれかの待機時間待機させて音声出力させる音声出力制御手段と、
前記音声出力制御手段による音声出力中に、ユーザ操作に応じて、音声出力を中断させる音声中断手段と、
前記音声中断手段により音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記音声出力で採用されている前記第1又は第2待機時間の一方の待機時間を、他方の待機時間に変更する待機時間変更手段と、
ユーザ操作に応じて前記音声中断手段によりユーザ操作に応じて音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記待機時間変更手段により待機時間が変更された場合に、前記一連の複数の文データ(出力対象データ)の先頭の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させ、ユーザ操作に応じて前記音声中断手段によりユーザ操作に応じて音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記待機時間変更手段により待機時間が変更されなかった場合には、前記音声出力の中断時の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させる音声出力再開制御手段と、
を備えることを特徴とする音声出力制御装置。
<請求項2>
ユーザ操作に応じて前記音声中断手段により音声出力が中断された状態で、ユーザの指定操作に応じて指定された前記複数の文データ(出力対象データ)のいずれかの音声出力を実行する指定文データ(出力対象データ)出力制御手段を備え、
前記音声出力再開制御手段は、ユーザ操作に応じて前記待機時間変更手段により待機時間が変更されず、ユーザ操作に応じて前記指定文データ(出力対象データ)出力制御手段により音声出力された場合には、前記音声出力の中断時の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の音声出力制御装置。
<請求項3>
前記音声出力制御手段により音声出力される文データ(出力対象データ)に対応するテキストを表示するテキスト表示手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の音声出力制御装置。
<請求項4>
前記音声出力制御手段は、前記テキスト表示手段により前記文データ(出力対象データ)に対応するテキストが表示された状態で、ユーザ操作に応じて前記表示されたテキストに対応する文データ(出力対象データ)を音声出力した後に、ユーザに応じて前記表示されたテキストに含まれる前記文データ(出力対象データ)のユーザによる発音を待ち受けるための前記待機時間待機させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の音声出力制御装置。
<請求項5>
前記音声出力制御手段は、前記文データ(出力対象データ)に対応するテキストが表示されない状態で、前記文データ(出力対象データ)を音声出力した後に、ユーザによる前記文データ(出力対象データ)の発音を待ち受けるための前記待機時間待機させる、
ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の音声出力制御装置。
<請求項6>
前記文データ(出力対象データ)憶手段は、相手パートの文データ(出力対象データ)と自分パートの文データ(出力対象データ)とを記憶しており、
前記テキスト表示手段は、前記相手パートの文データ(出力対象データ)を表示し、前記自分パートの文データ(出力対象データ)を表示せず、
前記音声出力制御手段は、前記相手パートの文データ(出力対象データ)を音声出力し、前記自分パートの文データ(出力対象データ)は音声出力しない、
ことを特徴とする請求項3に記載の音声出力制御装置。
<請求項7>
前記文データ(出力対象データ)記憶手段は、相手パートの文データ(出力対象データ)と自分パートの文データ(出力対象データ)とを記憶しており、
前記テキスト表示手段は、前記相手パートの文データ(出力対象データ)を表示し、前記自分パートの文データ(出力対象データ)を表示し、
前記音声出力制御手段は、前記相手パートの文データ(出力対象データ)を音声出力し、前記自分パートの文データ(出力対象データ)は音声出力しない、
ことを特徴とする請求項3に記載の音声出力制御装置。
<請求項8>
文データ(出力対象データ)記憶手段に記憶された一連の複数の文データ(出力対象データ)について、各文データ(出力対象データ)の音声出力の間に、第1待機時間と第2待機時間のうちのいずれかの待機時間待機させて音声出力させる音声出力制御ステップと、
前記音声出力制御ステップによる音声出力中に、ユーザ操作に応じて、音声出力を中断させる音声中断ステップと、
前記音声中断ステップにより音声出力が中断された状態で、ユーザ操作により、前記音声出力で採用されている前記第1又は第2待機時間の一方の待機時間を、他方の待機時間に変更する待機時間変更ステップと、
ユーザ操作に応じて前記音声中断ステップによりユーザ操作に応じて音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記待機時間変更ステップにより待機時間が変更された場合に、前記一連の複数の文データ(出力対象データ)の先頭の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させ、ユーザ操作に応じて前記音声中断ステップによりユーザ操作に応じて音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記待機時間変更ステップにより待機時間が変更されなかった場合には、前記音声出力の中断時の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させる音声出力再開制御ステップと、を含む
ことを特徴とする音声出力制御方法。
<請求項9>
コンピュータを、
文データ(出力対象データ)記憶手段に記憶された一連の複数の文データ(出力対象データ)について、各文データ(出力対象データ)の音声出力の間に、第1待機時間と第2待機時間のうちのいずれかの待機時間待機させて音声出力させる音声出力制御手段、
前記音声出力制御手段による音声出力中に、ユーザ操作に応じて、音声出力を中断させる音声中断手段、
前記音声中断手段により音声出力が中断された状態で、ユーザ操作により、前記音声出力で採用されている前記第1又は第2待機時間の一方の待機時間を、他方の待機時間に変更する待機時間変更手段、
ユーザ操作に応じて前記音声中断手段によりユーザ操作に応じて音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記待機時間変更手段により待機時間が変更された場合に、前記一連の複数の文データ(出力対象データ)の先頭の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させ、ユーザ操作に応じて前記音声中断手段によりユーザ操作に応じて音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記待機時間変更手段により待機時間が変更されなかった場合には、前記音声出力の中断時の文データ(出力対象データ)から音声出力を再開させる音声出力再開制御手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
12 メモリ(文データ(出力対象データ)記憶手段)
14 メイン画面(テキスト表示手段)
17 音声出力制御部(音声出力制御手段)
19 音声中断部(音声中断手段)
20 音声出力再開制御部(音声出力再開制御手段)
21 待機時間変更部(待機時間変更手段)
22 指定音声データ出力制御部(指定音声データ出力制御手段)
Claims (13)
- 記憶手段に記憶されている一連の複数の出力対象データを、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記一連の複数の出力対象データに対して共通して設定されている共通待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていき、
前記一連の複数の出力対象データの音声出力中に、ユーザ操作に応じて音声出力を中断させ、
前記音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記共通待機時間が第1待機時間から第2待機時間に変更された場合に、前記一連の複数の出力対象データの先頭の出力対象データから音声出力を再開させ、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記第2待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていき、
前記音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記共通待機時間が変更されなかった場合には、前記音声出力の中断時の出力対象データから音声出力を再開させ、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記第1待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていく、
制御部を備える音声出力制御装置。 - 前記制御部は、前記一連の複数の出力対象データである一連の複数のテキストを表示させた状態で、各テキストを順次音声出力させていき、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記共通待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていく、
請求項1に記載の音声出力制御装置。 - 前記制御部は、前記音声出力が中断された状態で、前記共通待機時間を変更する操作、中断されている音声出力を再開させる操作、および指定されたテキストを音声出力させる操作、を含む複数の操作を受け付け、指定されたテキストを音声出力させる操作がなされた場合に、表示されている前記複数のテキストのうちの指定されたテキストを音声出力させる、
請求項1または請求項2に記載の音声出力制御装置。 - 前記制御部は、前記音声出力が中断された状態で、前記中断されている音声出力を再開させる操作がなされるまでの間、前記共通待機時間を変更する操作、および前記指定されたテキストを音声出力させる操作、を繰り返し受け付ける、
請求項3に記載の音声出力制御装置。 - 前記制御部は、前記一連の複数のテキストを、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記共通待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていく際に、ユーザが選択した動作モードに応じて、前記一連の複数のテキストを表示するか否かを制御する、
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の音声出力制御装置。 - 前記制御部は、前記共通待機時間の待機中にユーザ音声を録音する、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の音声出力制御装置。
- 前記制御部は、前記複数の出力対象データのそれぞれが、自分パートであるか相手パートであるかを判断し、前記自分パートであるか相手パートであるかの判断結果に応じて、各出力対象データを音声出力させるか否かを制御する、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の音声出力制御装置。
- 前記記憶手段は、複数のパートに分けて出力対象データを記憶しており、
前記制御部は、前記複数のパートの中から自分パートと相手パートを指定する、請求項7に記載の音声出力制御装置。 - 前記制御部は、前記複数の出力対象データのそれぞれが、自分パートであるか相手パートであるかを判断し、前記自分パートであるか相手パートであるかの判断結果に応じて、各出力対象データに対応するテキストを表示させるか否かを制御する、請求項7または請求項8に記載の音声出力制御装置。
- 前記記憶手段は、相手パートの出力対象データと自分パートの出力対象データとを記憶しており、
前記制御部は、前記相手パートの出力対象データを表示し、前記自分パートの出力対象データを表示せず、前記相手パートの出力対象データを音声出力し、前記自分パートの出力対象データは音声出力しない、
請求項7または請求項8に記載の音声出力制御装置。 - 前記記憶手段は、相手パートの出力対象データと自分パートの出力対象データとを記憶しており、
前記制御部は、前記相手パートの出力対象データを表示し、前記自分パートの出力対象データを表示し、前記相手パートの出力対象データを音声出力し、前記自分パートの出力対象データは音声出力しない、
請求項7または請求項8に記載の音声出力制御装置。 - 装置が、
記憶手段に記憶されている一連の複数の出力対象データを、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記一連の複数の出力対象データに対して共通して設定されている共通待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていき、
前記一連の複数の出力対象データの音声出力中に、ユーザ操作に応じて音声出力を中断させ、
前記音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記共通待機時間が第1待機時間から第2待機時間に変更された場合に、前記一連の複数の出力対象データの先頭の出力対象データから音声出力を再開させ、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記第2待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていき、
前記音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記共通待機時間が変更されなかった場合には、前記音声出力の中断時の出力対象データから音声出力を再開させ、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記第1待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていく、
処理を実行する音声出力制御方法。 - コンピュータに、
記憶手段に記憶されている一連の複数の出力対象データを、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記一連の複数の出力対象データに対して共通して設定されている共通待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていき、
前記一連の複数の出力対象データの音声出力中に、ユーザ操作に応じて音声出力を中断させ、
前記音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記共通待機時間が第1待機時間から第2待機時間に変更された場合に、前記一連の複数の出力対象データの先頭の出力対象データから音声出力を再開させ、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記第2待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていき、
前記音声出力が中断された状態で、ユーザ操作に応じて前記共通待機時間が変更されなかった場合には、前記音声出力の中断時の出力対象データから音声出力を再開させ、各出力対象データを音声出力した後にユーザによる発音を待ち受けるために前記第1待機時間の間は次の出力対象データを音声出力せずに待機させながら順次音声出力させていく、
処理を実行させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
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