JP6957114B2 - 閉蓋具付き容器 - Google Patents
閉蓋具付き容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6957114B2 JP6957114B2 JP2018015972A JP2018015972A JP6957114B2 JP 6957114 B2 JP6957114 B2 JP 6957114B2 JP 2018015972 A JP2018015972 A JP 2018015972A JP 2018015972 A JP2018015972 A JP 2018015972A JP 6957114 B2 JP6957114 B2 JP 6957114B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- support frame
- container
- wall
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
すなわち、大人が容器の蓋を外して開ける時は開け易く、子供がいたずらに蓋を外して開けようとするときは、チャイルドレジスタンス機能がしっかりと発揮できる容器が望まれている。
て外側から係合することにより、前記開口部を閉塞状態にする第1ロック状態と、前記弾性変形部を内側に反転させることにより、前記係合部が前記弾性変形部に対して外側から係合して前記開口部を閉塞状態にする第2ロック状態と、を設定可能であることを特徴とする。
例えば、第1ロック状態では蓋開け簡易機能を、第2ロック状態ではチャイルドレジスタンス機能を、と各ロック状態に対応させて蓋開け簡易機能とチャイルドレジスタンス機能を設けることができる。
本態様によれば、蓋体と支持枠とを一体に成形することが可能となり、製造コストの低減を図ることが可能となる。
図1(A)は本発明の実施態様に係る閉蓋具付き容器の平面図であり、図1(B)は正面図である。図2は、図1(B)のI−I線における断面図、図3は、図2において蓋体3が開いた状態の断面図である。
なお、図1(A)を例にとると、紙面下側を閉蓋具付き容器Aの前方(前側)、紙面上側を閉蓋具付き容器Aの後方(後側)とする。また、右側を右側面、左側を左側面とする。
また、側壁12に向かう方向を内側、側壁12から離れる方向を外側とする。
図1〜図3には、底面部11から立ち上がる側壁12を有し、底面部11に対向する側に開口部13(図3)が形成された容器本体1と、開口部13の外縁に沿って設けられたフランジ14(図2等)に組み付く支持枠2と、支持枠2に組み付く外縁部を有し開口部13を閉塞する蓋体3からなる閉蓋具付き容器Aが示されている。
本態様では、容器本体1は有底角筒状の形状を有しているが、当該形状に限定されるものではない。例えば円形形状のものであってもよい。この容器本体1には、例えば粉体状に形成した又はフィルムによって覆われる液体を略ボール状の形成した洗剤等の内容物が収納される。
支持枠2は、フランジ14の上面に接触する支持枠上面壁21と、支持枠上面壁21から側壁12の内周面に当接して底面部11に向かって形成された支持枠内周壁22と、支持枠上面壁21から容器本体1の外側に垂下設される支持枠外周壁23とを有して構成されており、それぞれがフランジ14を囲むようにして、フランジ14に組み付いている。
ここで、支持枠2の素材は金属製等でもよいが、容器本体1と同じ素材である合成樹脂であることが好ましい。
一方、閉蓋具付き容器の前側においては、蓋体3の蓋体外面壁33の中央部に、帯状の弾性変形部34が設けられている(図1(A))。
図4(A)には、本態様に係る第1ロック状態部分の斜視図が、図4(B)には(A)のII−II線における断面図が記載されている。
弾性変形部34は、その両方の端部341において蓋体外周壁33に連設されている。そして、第1ロック状態においては、弾性変形部34は、一方の端部341から他方の端部341の間に、反転可能な帯状部分が設けられており、蓋体外周壁33と帯状部分との間に空間dが設けられ、両端部341を起点に内側へ帯状部分を反転可能としている。
詳説すると、弾性変形部34を蓋体外周壁33の外側へ変形させることで、弾性変形部34の弾性変形部上面342が、アンダーカット部241のアンダーカット部下面242と係合し、弾性変形部34が外側からアンダーカット部241を内側方向に押圧するように作用することにより、弾性変形部34と係合部24が係合して、蓋体3が開かない状態(蓋体3が閉じられた状態)になっている。
なお、直接、係合部24をiの矢印方向に押し込んで、弾性変形部34と係合部24の係合を解除してもよい。また、弾性変形部34と係合部24の係合を解除した後、蓋体3をiiの矢印方向に持ち上げる際には、弾性変形部34の近傍を持って持ち上げても良い。
図5(A)には、本態様における第2ロック状態部分の斜視図が、図5(B)には、図5(A)のIII−III線における断面図が記載され、図6には第1ロック状態から第2ロック状態へ移行する際の断面図が記載されている。
図5(A)(B)に示されているように、第2ロック状態では、第1ロック状態とは弾性変形部34と係合部24の位置関係が異なっている。
従って、図5(B)に示した矢印方向に子供等が蓋体3を持ち上げて開けようとしても、蓋体3は簡単に外れないので、開くことはできない。
図6(A)〜(C)は、第1ロック状態から第2ロック状態へ移行する際の断面図である。
図6(A)には、第1ロック状態部分の断面図が記載されている。子供等に蓋体3を開けさせたくない場合は、第2ロック状態にしてチャイルドレジスタンス機能を有効にする必要がある。その際には、第1ロック状態から第2ロック状態への移行が必要になる。
2 :支持枠
3 :蓋体
4 :ヒンジ部
11 :底面部
12 :側壁
13 :開口部
14 :フランジ
21 :支持枠上面壁
22 :支持枠内周壁
23 :支持枠外周壁
24 :係合部
25 :摘み部
26 :支持枠外周壁下端部
31 :蓋体上面壁
32 :蓋体内周壁
33 :蓋体外周壁
34 :弾性変形部
241:アンダーカット部
242:アンダーカット部下面
243:係合部内壁
341:弾性変形部端部
342:弾性変形部上面
A :閉蓋具付き容器
d :隙間
Claims (5)
- 底面部(11)から立ち上がる側壁(12)を有し、前記底面部(11)に対向する側に開口部(13)が形成された容器本体(1)と、
前記容器本体(1)の開口部(13)の外縁に沿って設けられたフランジ(14)に組み付く支持枠(2)と、
前記支持枠(2)に組み付く外縁部を有し前記開口部(13)を閉塞する蓋体(3)と、
を備える閉蓋具付き容器であって、
前記支持枠(2)は、前記容器本体(1)の外側に垂下設される支持枠外周壁(23)を有し、前記蓋体(3)は、前記容器本体(1)の外側に垂下設される蓋体外周壁(33)及び該蓋体外周壁(33)に設けられた両端部(341)を起点に前記両端部(341)間に連設された帯状部分が反転可能に形成された弾性変形部(34)を有しており、
前記支持枠(2)には、前記蓋体(3)に設けられた弾性変形部(34)と係合する係合部(24)と、が設けられ、
前記弾性変形部(34)が前記係合部(24)に対して外側から係合することにより、前記開口部(13)を閉塞状態にする第1ロック状態と、
前記弾性変形部(34)を内側に反転させることにより、前記係合部(24)が前記弾性変形部(34)に対して外側から係合して前記開口部(13)を閉塞状態にする第2ロック状態と、を設定可能であることを特徴とする閉蓋具付き容器。 - 前記支持枠(2)には、前記係合部(24)と連動して動く摘み部(25)が設けられており、前記摘み部(25)は前記第1のロック状態および第2のロック状態が作用して前記開口部が閉塞状態になっている際に、前記弾性変形部(34)の少なくとも片側一方に位置するように設けられていることを特徴とする、請求項1に記載された閉蓋具付き容器。
- 前記摘み部(25)は、前記係合部(24)の両側に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載された閉蓋具付き容器。
- 前記支持枠(2)は、前記フランジ(14)の上面に接触する支持枠上面壁(21)と、前記支持枠上面壁(21)から前記側壁(12)の内周面に当接して前記底面部(11)に向かって形成された支持枠内周壁(22)と、前記支持枠上面壁(21)から前記容器本体(1)の外側に垂下設される支持枠外周壁(23)を有し、
前記蓋体(3)は、前記支持枠上面壁(21)に載置される蓋体上面壁(31)と、前記蓋体上面壁(31)から前記支持枠内周壁(22)に当接するように形成された蓋体内周壁(32)と、前記蓋体上面壁(31)から前記容器本体(1)の外側に垂下設される蓋体外周壁(33)を有し、
前記蓋体外周壁(33)に、前記支持枠外周壁(23)下端部(26)近傍に設けられた前記係合部(24)と係合する前記弾性変形部(34)が設けられていることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された閉蓋具付き容器。 - 前記蓋体(3)が前記支持枠(2)に対しヒンジ部(4)を介して連結されていることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された閉蓋具付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018015972A JP6957114B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 閉蓋具付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018015972A JP6957114B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 閉蓋具付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019131263A JP2019131263A (ja) | 2019-08-08 |
JP6957114B2 true JP6957114B2 (ja) | 2021-11-02 |
Family
ID=67545578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018015972A Active JP6957114B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 閉蓋具付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6957114B2 (ja) |
-
2018
- 2018-01-31 JP JP2018015972A patent/JP6957114B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019131263A (ja) | 2019-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10974879B2 (en) | Tamper evident tub | |
JP4658507B2 (ja) | 自開式キャップ機構 | |
JP2015536286A (ja) | 子供阻止パッケージ | |
JP2006224979A (ja) | 包装用容器 | |
JP6957114B2 (ja) | 閉蓋具付き容器 | |
JP2016132455A (ja) | 蓋付き容器 | |
US20220411143A1 (en) | Tamper evident tub | |
JP6178133B2 (ja) | 蓋体及びこれを備えた容器、並びに蓋体の製造方法 | |
JP6625830B2 (ja) | 容器 | |
JP6471555B2 (ja) | 蓋開閉機構 | |
JP2017024779A (ja) | 容器 | |
JP6365878B2 (ja) | 閉蓋具付き容器 | |
JP2019151334A (ja) | 箱型容器 | |
JP2019151350A (ja) | 蓋付き容器 | |
JP6686573B2 (ja) | 容器蓋 | |
JP2019081571A (ja) | 中皿付き食品用容器 | |
EP4257505A1 (en) | Latch mechanism for a child-resistant storage case | |
JP2016132461A (ja) | 蓋付き容器 | |
JP6066845B2 (ja) | 蓋体及びこれを備えた容器、並びに蓋体の製造方法 | |
JP6551652B2 (ja) | 包装容器 | |
JP2017013816A (ja) | 蓋付き容器 | |
CA3151231A1 (en) | Tamper evident tub | |
JP2019151355A (ja) | 蓋付き容器 | |
JP6534858B2 (ja) | ワンタッチ開閉容器 | |
JPH10338259A (ja) | ヒンジ付きキャップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210708 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210728 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211005 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6957114 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |