JP6956487B2 - 毛髪変形用前処理剤、及び毛髪変形処理方法 - Google Patents

毛髪変形用前処理剤、及び毛髪変形処理方法 Download PDF

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本発明は、チオグリコール酸などの還元剤で毛髪形状を変形させる毛髪変形処理の前に、毛髪に塗布して用いられる毛髪変形用前処理剤、及び当該前処理剤を使用する毛髪変形処理方法に関する。
毛髪形状をウェーブ状や直線状に近づける毛髪変形処理では、還元剤が配合された毛髪変形用第1剤が使用され、その還元剤による毛髪中のシスチン結合の切断が毛髪形状の変形を可能とする。このような毛髪変形処理の前には、前処理剤が塗布される場合がある。その塗布目的は、毛髪における上記還元剤による反応を抑制し、毛髪への更なる損傷を抑えることや、毛髪形状の均一性を向上させることにあり、前処理剤の塗布部位は、損傷の蓄積が大きいがために毛髪変形用第1剤が浸透し易い毛先が一般的である。
特許文献1には、毛髪変形用前処理剤の一例として、無機酸及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種を0.005〜1.0重量%含有し、pH1.0〜7.0である前処理剤が開示されている(請求項1)。この前処理剤によれば、アルカリ性の毛髪変形用第1剤による毛髪損傷を抑制できるとの内容が、特許文献1に記載されている(段落0003、0007参照)。
特開2002−145743号公報
ところで、酸性に調整した毛髪変形用前処理剤を使用した場合、アルカリ性であることが汎用的な毛髪変形用第1剤のpHよりも、前処理剤と第1剤が毛髪において混ざり合ったときのpH(以下、当該pHを「混合pH」と称することがある。)が低下傾向となる。この結果、第1剤に含まれる還元剤の反応を抑制できるが、公知の第1剤におけるアルカリ度とpHは様々なために、前処理剤には、その様々なアルカリ度等への高い適応性が望まれる。この適応性以外にも、毛髪において混合される毛髪変形用第1剤との比率を調整容易とするために、毛髪変形用前処理剤の粘性を高める技術が望まれる。
本発明は、上記事情に鑑み、毛髪変形用第1剤の様々なアルカリ度及びpHに高い適応性がある上に、高い粘性の毛髪変形用前処理剤、及び、当該前処理剤を使用する毛髪変形処理方法の提供を目的とする。
本発明者等が鋭意検討を行った結果、カチオン界面活性剤及び高級アルコールが配合される酸性の毛髪変形用前処理剤において、塩の配合量を高めれば、毛髪変形用第1剤の様々なアルカリ度等に適応可能となり、その配合量を高めることで生じる低い粘性を、所定のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合により改善できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る毛髪変形用前処理剤は、カチオン界面活性剤、高級アルコール、酸、ノニオン界面活性剤、及び、酸とアルカリとの塩が配合されたものであって、前記ノニオン界面活性剤として酸化エチレンの平均付加モル数が50以上であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が配合され、前記酸とアルカリとの塩の配合量が1.0質量%以上であり、酸性であることを特徴とする。
本発明に係る毛髪変形用前処理剤の剤型は、クリーム状が良い。また、本発明の毛髪変形用前処理剤の粘度は、粘度が6000mPa・s以上30000mPa・s以下であると良い。このクリーム状剤型又は粘度であれば、毛髪に塗布し易く、毛髪変形用第1剤との混合比率の調整も行い易い。
本発明に係る毛髪変形用前処理剤において、前記酸とアルカリとの塩の配合量が2.0質量%以上であっても良い。この配合量設定で粘性低下があるが、所定のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合により、粘性を改善できる。
本発明に係る毛髪変形用前処理剤において、前記酸の配合量は、例えば0.5質量%以上であり、1.0質量%以上が好ましい。酸の配合量を0.5質量%以上にすれば、毛髪の損傷抑制に好適な緩衝作用が生じる。また、酸の配合によっても、酸とアルカリとの塩の配合に比して程度は小さいものの、一定配合量あたりの粘性低下があるが、所定のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合により、その粘性低下を改善できる。
本発明に係る毛髪変形用前処理剤のpHは、6.0以下であると良い。このpH範囲であれば、アルカリ度またはpHが高い毛髪変形用第1剤を使用する場合であっても、当該第1剤による還元反応の抑制に適する。
本発明に係る毛髪変形用前処理剤は、前記酸としてリンゴ酸又はリン酸が配合されたものが良い。リンゴ酸又はリン酸の配合により、当該前処理剤の熱安定性が高まる。
本発明に係る毛髪変形用前処理剤は、酸化エチレンの平均付加モル数が5以下であるポリオキシエチレンオレイルエーテルが配合されていると良い。このポリオキシエチレンオレイルエーテルの配合により、前処理剤を毛髪表面に残らせ易くなり、後に塗布する毛髪変形用第1剤との混合比率を調整容易にできる。
本発明に係る毛髪変形用前処理剤は、クリーム状縮毛矯正用第1剤を塗布する前の毛髪に塗布して使用されるものが良い。クリーム状縮毛矯正用第1剤を毛髪に塗布する場合、毛髪に留まり易い当該第1剤との混合比率の調整が容易な本発明に係る毛髪変形用前処理剤が適する。
本発明に係る毛髪変形処理方法は、本発明に係る毛髪変形用前処理剤を毛髪に塗布する前処理工程と、還元剤が配合されたアルカリ性の毛髪変形用第1剤を毛髪に塗布する還元工程と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るカチオン界面活性剤、高級アルコール、酸、ノニオン界面活性剤、及び、酸とアルカリとの塩が配合された酸性の毛髪変形用前処理剤によれば、酸とアルカリとの塩の配合量を1.0質量%以上にすることで、毛髪変形用第1剤の様々なアルカリ度等に適応可能となる。また、本発明に係る毛髪変形用前処理剤によれば、所定のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が配合されているから、塩の配合量を1.0質量%以上することで低下した粘性を改善できる。
また、本発明に係る毛髪変形処理方法によれば、毛髪変形用第1剤を毛髪に塗布する前に、本発明に係る毛髪変形用第1剤を毛髪に塗布するから、毛髪変形用前処理剤と毛髪変形用第1剤との混合比率の調整が容易になると共に、その第1剤に含まれる還元剤による反応の抑制も容易となる。
本発明の実施形態に基づき、本発明を以下に説明する。
(毛髪変形用前処理剤)
本実施形態の毛髪変形用前処理剤(以下、「毛髪変形用前処理剤」を「前処理剤」と称することがある。)は、カチオン界面活性剤、高級アルコール、酸、ノニオン界面活性剤、酸とアルカリとの塩、及び、水が配合されたものである(水の配合量は、例えば60質量%以上85質量%以下)。また、本実施形態の前処理剤には、公知の前処理剤に配合されている原料を任意原料として配合しても良い。
本実施形態の前処理剤には、公知のカチオン界面活性剤から選ばれた一種又は二種以上を配合すると良い。このカチオン界面活性剤としては、例えば、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム等のジ長鎖アルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、ベヘニルトリメチルアンモニウムメトサルフェート、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム等のモノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩;塩化ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウム等の長鎖アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩;が挙げられる。本実施形態の前処理剤におけるカチオン界面活性剤の配合量は、例えば0.5質量%以上4質量%以下である。
本実施形態の前処理剤には、公知の高級アルコールから選ばれた一種又は二種以上を配合すると良い。上記高級アルコールは、炭素数14以上22以下のものであると良く、例えば、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールなどの直鎖状飽和アルコール;オレイルアルコールなどの直鎖状不飽和アルコール;ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、イソセチルアルコール、イソステアリルアルコールなどの分枝飽和アルコール;が挙げられる。本実施形態の前処理剤における高級アルコールの配合量は、例えば3質量%以上8質量%以下である。
本実施形態の前処理剤には、公知の酸から選ばれた一種又は二種以上を配合すると良い。カチオン界面活性剤と高級アルコールとの配合で生じる粘性は、酸の配合量を高めることで、低下する傾向がある。しかし、本実施形態の前処理剤には後記の所定のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が配合されるから、その粘性の低下を改善できる。
上記酸は、有機酸及び無機酸のいずれであっても良い。有機酸としては、例えば、リンゴ酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、グリコール酸が挙げられる。また、無機酸としては、例えば、リン酸、硫酸、塩酸が挙げられる。酸として、リンゴ酸又はリン酸を選定した場合、本実施形態の前処理剤の剤型は、熱安定性に優れる。
本実施形態の前処理剤における酸の配合量は、当該前処理剤を酸性に設定できる量である。その配合量は、毛髪の損傷抑制に好適な緩衝作用を生じさせるために、0.5質量%以上であると良く、1.0質量%以上が好ましく、2.0質量%以上がより好ましい。一方、酸の配合量の上限は、例えば4.0質量%である。
本実施形態の前処理剤には、公知のノニオン界面活性剤から選ばれた一種又は二種以上が配合される。このノニオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、アルキルグルコシド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルアルカノールアミドが挙げられる。本実施形態の前処理剤におけるノニオン界面活性剤の配合量は、例えば0.1質量%以上4.0質量%以下である。
本実施形態の前処理剤には、所定のノニオン界面活性剤が必須成分として配合される。その所定のノニオン界面活性剤は、酸化エチレンの平均付加モル数が50以上であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれた一種又は二種以上である。当該所定の界面活性剤を配合することで、後記の酸とアルカリとの塩の配合で低下する粘性を改善できる。
上記酸化エチレンの平均付加モル数が50以上であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、その平均付加モル数が50以上150以下であると良く、平均付加モル数が大きいほど、粘性改善に好適である。また、このポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(55E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(70E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(90E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(120E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(150E.O.)が挙げられる(上記「E.O.」の直前に付された整数は、酸化エチレンの平均付加モル数を表す。)。本実施形態の前処理剤において、酸化エチレンの平均付加モル数が50以上であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合量は、0.1質量%以上1.0質量%以下が良く、0.2質量%以上0.5質量%以下が好ましい。0.1質量%以上であると、塩配合による粘性低下の改善に好ましく、1.0質量%以下であると、前処理剤を毛髪に刷毛塗りする際のハンドリング性に優れる。
本実施形態の前処理剤には、酸化エチレンの平均付加モル数が5以下であるポリオキシエチレンオレイルエーテルを配合すると良い。このポリオキシエチレンオレイルエーテルの配合により、通常刷毛塗りされる前処理剤を毛髪表面に残らせ易くなり、後に塗布する毛髪変形用第1剤との混合比率を調整に容易できる。
上記の酸化エチレンの平均付加モル数が5以下であるポリオキシエチレンオレイルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(2E.O)、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(3E.O)、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(4E.O)、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(5E.O)が挙げられる(上記「E.O.」の直前に付された整数は、酸化エチレンの平均付加モル数を表す。)。本実施形態の前処理剤において、酸化エチレンの平均付加モル数が5以下であるポリオキシエチレンオレイルエーテルの配合量は、0.2質量%以上が良く、0.5質量%以上が好ましい。一方、その配合量の上限は、例えば2.0質量%である。
本実施形態の前処理剤には、酸とアルカリとの塩として公知のものから選ばれた一種又は二種以上が配合される。この塩及びリン酸などの上記酸の配合による緩衝作用が、前処理剤と第1剤とが混ざり合った場合のアルカリ度及び混合pHを、毛髪変形用第1剤よりも低下させる。また、上記塩等及びリン酸などの上記酸の配合が、前処理剤の粘性を低下させるが、所定のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合により、その粘性を改善できる。
上記塩は、有機酸のアルカリ金属塩、有機酸のアンモニウム塩などの有機酸塩;無機酸のアルカリ金属塩、無機酸のアンモニウム塩などの無機酸塩;などである。有機酸塩及び無機酸塩としては、例えば、リンゴ酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、乳酸アンモニウム、酒石酸二ナトリウム、酒石酸カリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸一ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸二アンモニウム、リン酸ナトリウム、リン酸二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸二カリウム、リン酸三カリウム、リン酸アンモニウム、リン酸二アンモニウム、硫酸ナトリウム、塩酸ナトリウム、塩酸カリウム、塩酸アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウムが挙げられる。
本実施形態の前処理剤における上記塩の配合量は、1.0質量%以上であり、2.0質量%以上5.0質量%以下が良く、2.5質量%以上4.5質量%以下が好ましく、3.0質量%以上4.0質量%以下がより好ましい。1.0質量%であると、毛髪の損傷抑制に好適な緩衝作用が生じる。また、5.0質量%以下であると、前処理剤に塩を溶解させ易い。
本実施形態の前処理剤に配合される任意原料は、公知の前処理剤に配合される原料から適宜選定される。当該原料は、多価アルコール、糖類、エステル油、油脂、脂肪酸、炭化水素、ロウ、シリコーン、高分子化合物、アミノ酸、動植物抽出物、微生物由来物、無機化合物、香料、防腐剤、金属イオン封鎖剤などである。
本実施形態の前処理剤の使用時の剤型は、特に限定されず、液状、クリーム状、ゲル状、フォーム状(泡状)、霧状等が挙げられる。刷毛などを使用しての毛髪への塗布のし易さ、及び、毛髪からのたれ落ちの抑制の観点から、クリーム状の剤型が好ましい。このクリーム状の剤型であれば、毛髪変形用第1剤の剤型がクリーム状又はゲル状の場合に、前処理剤との混合比の調整が容易である。
本実施形態の前処理剤の粘度は、6000mPa・s以上30000mPa・s以下が良く、8000mPa・s以上20000mPa・s以下が好ましく、9000mPa・s以上12000mPa・s以下がより好ましい。6000mPa・s以上であると、毛髪からの流れ落ちを抑制でき、30000mPa・s以下であると、毛髪表面に塗布し易い。当該粘度は、B型粘度計(TOKIMEC社製B型粘度計「VISCOMETER TV−20」など)において粘度に応じて選定したローターを使用して25℃で計測した60秒後の値を採用する。
本実施形態の前処理剤は、酸性であり、25℃におけるpHが2.5以上6.0以下であると良く、2.5以上5.0以下が好ましく、2.5以上4.0以下がより好ましい。pHが2.5以上であると、皮膚への影響を少なくでき、pHが6.0以下であると、混合pHを中性又は酸性に調整し易い。
(毛髪変形用第1剤)
本実施形態の毛髪変形用第1剤(以下、「毛髪変形用第1剤」を「第1剤」と称することがある。)は、還元剤と水とを配合したアルカリ性のものである(水の配合量は、例えば60質量%)。また、本実施形態の第1剤には、公知の第1剤に配合されている原料を任意原料として配合しても良い。
本実施形態の第1剤には、公知の第1剤に配合されている還元剤から選ばれた一種又は二種以上を配合すると良い。その還元剤としては、チオール基を有する公知の還元剤が挙げられ、例えば、チオグリコール酸、チオグリコール酸塩(チオグリコール酸アンモニウム、チオグリコール酸モノエタノールアミンなど)、システアミン、システアミン塩(システアミン塩酸塩など)、システイン(L−システイン、DL−システインなど)、システイン塩(L−システイン塩酸塩、DL−システイン塩酸塩など)、アセチルシステイン(N−アセチル−L−システインなど)、チオグリコール酸グリセリル、チオ乳酸、チオ乳酸塩、ブチロラクトンチオールである。本実施形態の第1剤における還元剤の配合量は、適宜設定すると良く、例えば2質量%以上15質量%以下である。
本実施形態の第1剤には、pHをアルカリ側に調整するためのアルカリ剤の一種又は二種以上が配合される。このアルカリ剤としては、例えば、アンモニア、アミノアルコール(モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオールなど)、塩基性アミノ酸(アルギニンなど)、モルホリン、炭酸塩(炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど)、リン酸塩(リン酸一水素アンモニウム、リン酸一水素ナトリウムなど)、及び苛性アルカリ(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム)が挙げられる。
本実施形態の第1剤には、上記の通り、公知の第1剤用原料から適宜選択されたものが任意に配合される。この任意原料は、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、高分子化合物、シリコーン、炭化水素、ロウ、高級アルコール、多価アルコール、脂肪酸、油脂、エステル油、タンパク質、アミノ酸、抗炎症剤、防腐剤、キレート剤、香料などである。
本実施形態の第1剤は、後記の通り剤型が特に限定されるものではないが、高級アルコール及びカチオン界面活性剤を配合してクリーム状であるものが良い。
上記高級アルコールは、炭素数14以上22以下のものであると良く、例えば、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールなどの直鎖状飽和アルコール;オレイルアルコールなどの直鎖状不飽和アルコール;ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、イソセチルアルコール、イソステアリルアルコールなどの分枝飽和アルコール;が挙げられる。一種又は二種以上の高級アルコールを配合すると良く、本実施形態の第1剤における高級アルコールの配合量は、例えば3質量%以上8質量%以下である。
上記のカチオン界面活性剤としては、例えば、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム等のジ長鎖アルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、ベヘニルトリメチルアンモニウムメトサルフェート、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム等のモノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩;塩化ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウム等の長鎖アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩;が挙げられる。一種又は二種以上のカチオン界面活性剤を配合すると良く、本実施形態の第1剤におけるカチオン界面活性剤の配合量は、例えば0.5質量%以上4質量%以下である。
本実施形態の第1剤の使用時の剤型は、特に限定されず、液状、クリーム状、ゲル状などが挙げられる。毛髪に塗布した第1剤が流れ落ちることを抑えるには、クリーム状又はゲル状が良い。
本実施形態の第1剤の粘度は、特に限定されない。その粘度は、毛髪からの流れ落ちを抑えるためには、2000mPa・s以上が良く、4000mPa・s以上が好ましく、8000mPa・s以上がより好ましく、10000mPa・s以上が更に好ましい。また、毛髪への第1剤の浸透性を高めるには、その粘度は、30000mPa・s以下が良く、25000mPa・s以下が好ましく、20000mPa・s以下がより好ましい。当該粘度は、B型粘度計(TOKIMEC社製B型粘度計「VISCOMETER TV−20」など)において粘度に応じて選定したローターを使用して25℃で計測した60秒後の値を採用する。
本実施形態の第1剤のpHは、25℃において、例えば8.0以上10.0以下が良い。
本実施形態の第1剤のアルカリ度は、例えば2.5以上6.5以下である。ここで「アルカリ度」とは、1gの第1剤を中和するために必要な0.1mol/L塩酸の容量である(アルカリ度の単位:ml)。なお、アルカリ度は、上記アルカリ剤の配合で調整すると良い。
(毛髪変形用第2剤)
本実施形態の前処理剤及び第1剤を使用する毛髪変形処理においては、酸化剤が配合された毛髪変形用第2剤(以下、「毛髪変形用第2剤」を「第2剤」と称することがある。)を使用することが好適である。本実施形態の第2剤は、毛髪変形処理に応じた公知の第2剤であると良い。
本実施形態の第2剤は、酸化剤と水とを配合したものである(本実施形態の第2剤として典型的なものは、水の配合量が75質量%以上のものである。)。また、本実施形態の第2剤には、公知の第2剤に配合されている原料を任意原料として配合しても良い。
本実施形態の第2剤に配合する酸化剤は、公知の第2剤と同様、臭素酸塩(臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウムなど)又は過酸化水素であると良い。
本実施形態の第2剤には、上記の通り、公知の第2剤用原料から適宜選択されたものが任意に配合される。この任意原料は、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、高分子化合物、シリコーン、炭化水素、ロウ、高級アルコール、多価アルコール、脂肪酸、油脂、エステル油、タンパク質、アミノ酸、キレート剤、抗炎症剤、防腐剤、香料などである。
本実施形態の第2剤の使用時の剤型は、特に限定されず、例えば、液状、クリーム状、フォーム状(泡状)が挙げられる。
本実施形態の第2剤のpHは、臭素酸塩を配合する場合、25℃において、例えば5.0以上7.5以下である。また、本実施形態の第2剤のpHは、過酸化水素を配合する場合、25℃において、例えば2.5以上3.5以下である。
(毛髪変形処理方法)
本実施形態の毛髪変形処理方法は、上記の本実施形態の前処理剤を毛髪に塗布する前処理工程と、前処理剤が塗布された毛髪に第1剤を塗布する還元工程を有する毛髪変形処理工程とを備える。毛髪変形処理工程では、公知のパーマ処理と同様、ロッドなどを利用して毛髪を変性させるウェーブ処理、又は、毛髪の形状を直線状に近づける縮毛矯正処理が行われる。これらの処理では、本実施形態の第1剤、又は、本実施形態の第1剤及び第2剤を使用すると良い。また、同処理としては、例えば、(a)第1剤を使用し、加熱を伴わないコールド式の一剤式ウェーブ処理、(b)第1剤及び第2剤を使用し、加温を伴わないコールド式の二剤式ウェーブ処理、(c)第1剤及び第2剤を使用し、60℃以下の加温を伴う加温式の二剤式ウェーブ処理、(d)第1剤及び第2剤を使用し、加熱を伴わないコールド式の二剤式縮毛矯正処理、(e)第1剤及び第2剤を使用し、60℃以下の加熱を伴う加温式の二剤式縮毛矯正処理、(f)第1剤及び第2剤を使用し、高温のヘアアイロン装置を用いる二剤式縮毛矯正処理、が挙げられる。上記に示した処理において、第2剤を使用しない空気酸化により、毛髪形状の固定化が進行するが、第2剤を使用すれば、その固定化の促進が可能となる。
上記の「(f)第1剤及び第2剤を使用し、高温のヘアアイロン装置を用いる二剤式縮毛矯正処理(以下、「縮毛矯正処理(f)」と称することがある。)」について、より具体的に以下に説明する。この縮毛矯正処理(f)は、前処理工程、当該前処理工程後の還元工程、当該還元工程後の加熱工程、当該加熱工程後の酸化工程を備える。
縮毛矯正処理(f)における前処理工程では、本実施形態の前処理剤が毛髪に塗布される。
縮毛矯正処理(f)における還元工程では、前処理剤が塗布された状態の毛髪に本実施形態の第1剤が塗布される。このとき、第1剤の塗布前に前処理剤が塗布されているから、緩衝作用を有する前処理剤が、混合pHを第1剤よりも低下させる。その混合pHは、例えばpHが5.0以上7.0以下であり、このpH設定は、前処理剤と第1剤の混合比率を適宜調整することで可能である。
上記還元工程において、第1剤を塗布した後の毛髪を、室温又は60℃以下で放置する。このときの放置時間は、長い程に毛髪が軟化し易い傾向があり、例えば10分以上30分以下である。
縮毛矯正処理(f)における加熱工程では、還元工程で還元された後の毛髪の第1剤を洗い流した後に、発熱体と毛髪とを接触させる。その接触は、毛髪を伸ばしてその形状を直線状に近づけるための公知のヘアアイロンを使用する。公知のヘアアイロンは、ハッコー社製「ADST Premium DS」、小泉成器社製「VSI−1009/PJ」などが挙げられる。
上記ヘアアイロンは、対向する一対の金属製板状体を発熱体として備える。そして、ヘアアイロンを使用する際には、公知の通り、乾燥又はほぼ乾燥させた毛髪を対向する発熱体間に挟み、その後に、毛髪を挟んだ状態を維持しながらヘアアイロンを移動させ、挟まっている毛髪を滑らせる。
上記ヘアアイロンの発熱体の設定温度は、毛髪の形状を効率良く変形させるために、70℃以上であり、80℃以上が良く、100℃以上が好ましく、140℃以上がより好ましく、160℃以上が更に好ましい。一方、上記発熱体の設定温度は、毛髪の損傷を抑えるためには、230℃以下が良く、210℃以下が好ましく、200℃以下がより好ましく、190℃以下が更に好ましい。
縮毛矯正処理(f)における酸化工程では、毛髪に本実施形態の第2剤を塗布し、放置する。このときの放置時間は、例えば3分以上15分以下である。放置後の毛髪は、洗浄、乾燥させると良い。
以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
(実施例1a〜1c、比較例1a〜1f)
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、セタノール、乳酸ナトリウム、乳酸、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.O.)(4P.O.)、ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(2E.O.)、ステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)、ステアリン酸ステアリル、イソプロパノール、及びセバシン酸ジエチルヘキシルから選んだ原料、並びに、水を配合して、pHが2.5〜3.5である実施例1a〜1c及び比較例1a〜1fの前処理剤を製造した。水と配合した原料、その配合濃度(単位:質量%)は、下記表1の通りである。
実施例1a〜1c及び比較例1a〜1fの前処理剤について、粘度を目視確認した。ここでは、比較例1aを基準として、追加のノニオン界面活性剤を配合した他の実施例及び比較例の前処理剤の粘度を比較した。また、実施例1a〜1cの前処理剤の粘度も、目視確認した。その結果は、下記表1に示す通り、酸化エチレンの平均付加モル数50以上のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.)又はポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)を配合した実施例1a〜1cは、基準よりも高い粘度であった。
Figure 0006956487
(実施例2a〜2b)
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、セタノール、乳酸ナトリウム、リン酸、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.)、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(2E.O.)、ステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)、ステアリン酸ステアリル、イソプロパノール、及びセバシン酸ジエチルヘキシルから選んだ原料、並びに、水を配合して、pHが2.5〜3.5である実施例2a〜2bの前処理剤を製造した。水と配合した原料、その配合濃度(単位:質量%)は、下記表2の通りである。
実施例2a〜2bの前処理剤について、上記縮毛矯正処理(f)で通常行われる刷毛塗を毛髪に対して行い、毛髪表面における残り易さを確認した。ここでは、実施例2aの前処理剤を基準にして確認を行った結果、下記表2に示す通り、酸化エチレンの平均付加モル数5以下であるポリオキシエチレンオレイルエーテルを配合した実施例2aは、基準よりも良好であった。
Figure 0006956487
(参考例1a〜1b、参考例2a〜2c)
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、セタノール、オクチルドデカノール、ベヘニルアルコール、乳酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、リン酸、乳酸、リンゴ酸、ステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)、ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(2E.O.)、ステアリン酸ステアリル、イソプロパノール、セバシン酸ジエチルヘキシル、及びテトラオレイン酸ソルベス−60から選んだ原料、並びに、水を配合して、pHが2.5〜3.5である参考例1a〜1b、2a〜2cの前処理剤を製造した。水と配合した原料、その配合濃度(単位:質量%)は、下記表3〜4の通りである。
参考例1a〜1bの前処理剤について、50℃雰囲気に放置して、剤としての安定を目視確認した。下記表3に示す通り、リン酸を配合した参考例1aは、50℃、1か月後でも相分離がない結果であった。この結果は、カチオン界面活性剤、高級アルコール、ノニオン界面活性剤、塩、酸が配合された酸性の前処理剤において、リン酸を配合すれば、熱安定性が高いことを示す。
Figure 0006956487
参考例2a〜2cの前処理剤について、50℃雰囲気に放置して、剤としての安定を目視確認した。下記表3に示す通り、リンゴ酸を配合した参考例2b、2cは、50℃、1か月後でも相分離がない結果であった。この結果は、カチオン界面活性剤、高級アルコール、ノニオン界面活性剤、塩、酸が配合された酸性の前処理剤において、リンゴ酸を配合すれば、熱安定性が高いことを示す。
Figure 0006956487

Claims (11)

  1. カチオン界面活性剤、高級アルコール、酸、ノニオン界面活性剤、及び、酸とアルカリとの塩が配合された毛髪変形用前処理剤であって、
    前記ノニオン界面活性剤として酸化エチレンの平均付加モル数が50以上であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が配合され、
    前記酸とアルカリとの塩の配合量が1.0質量%以上であり、
    酸性であり、剤型がクリーム状であり、
    還元剤が配合されたアルカリ性の毛髪変形用第1剤と、前記毛髪上で混合されることを特徴とする毛髪変形用前処理剤。
  2. 前記酸とアルカリとの塩の配合量が5.0質量%以下である請求項1に記載の毛髪変形用前処理剤。
  3. 粘度が6000mPa・s以上30000mPa・s以下である請求項1又は2に記載の毛髪変形用前処理剤。
  4. 前記酸とアルカリとの塩の配合量が2.0質量%以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪変形用前処理剤。
  5. 前記酸の配合量が0.5質量%以上である請求項1〜4のいずれか1項に記載の毛髪変形用前処理剤。
  6. 前記酸の配合量が1.0質量%以上である請求項1〜5のいずれか1項に記載の毛髪変形用前処理剤。
  7. pHが6.0以下である請求項1〜6のいずれか1項に記載の毛髪変形用前処理剤。
  8. 前記酸としてリンゴ酸又はリン酸が配合された請求項1〜7のいずれか1項に記載の毛髪変形用前処理剤。
  9. 前記ノニオン界面活性剤として酸化エチレンの平均付加モル数が5以下であるポリオキシエチレンオレイルエーテルが配合された請求項1〜8のいずれか1項に記載の毛髪変形用前処理剤。
  10. 前記毛髪変形用第1剤はクリーム状縮毛矯正用第1剤である請求項1〜9のいずれか1項に記載の毛髪変形用前処理剤。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の毛髪変形用前処理剤を毛髪に塗布する前処理工程と、
    前記毛髪変形用前処理剤が塗布された前記毛髪に、還元剤が配合されたアルカリ性の毛髪変形用第1剤を塗し、前記毛髪変形用前処理剤と前記毛髪変形用第1剤とを前記毛髪上で混合する還元工程と、を備えることを特徴とする毛髪変形処理方法。
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