JP6951047B2 - アルカリ二次電池 - Google Patents

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Description

本開示はアルカリ二次電池に関する。
特開昭61−158667号公報(特許文献1)はアルカリ二次電池を開示している。
特開昭61−158667号公報
従来ニッケル水素電池、酸化銀電池等のアルカリ二次電池が知られている。本開示の目的は、大容量を有し得るアルカリ二次電池を提供することである。
以下本開示の技術的構成および作用効果が説明される。ただし本開示の作用メカニズムは推定を含んでいる。作用メカニズムの正否により特許請求の範囲が限定されるべきではない。
〔1〕本開示のアルカリ二次電池は、正極、負極およびアルカリ水溶液を少なくとも含む。正極は、銀、酸化銀および過酸化銀からなる群より選択される1種以上を少なくとも含む。負極は水素吸蔵合金を少なくとも含む。
本開示のアルカリ二次電池は新規な電池系である。本開示のアルカリ二次電池の動作は以下の反応式により表されると考えられる。
(正極反応式)
第1段階:(充電)2AgO+H2O+2e- ⇔ Ag2O+2OH-(放電)
第2段階:(充電)Ag2O+H2O+2e- ⇔ 2Ag+2OH-(放電)
全体反応:(充電)1/2AgO+1/2H2O+e- ⇔ 1/2Ag+OH-(放電)
(負極反応式)
(充電)MH+OH- ⇔ M+H2O+e-(放電)
式中「M」は水素吸蔵合金を示し、「MH」はプロチウムを吸蔵した水素吸蔵合金を示す。
(電池反応式)
(充電)1/2AgO+MH ⇔ 1/2Ag+1/2H2O+M(放電)
ニッケル水素電池の正極活物質はオキシ水酸化ニッケル(NiOOH)および水酸化ニッケル〔Ni(OH)2〕の少なくとも一方である。負極活物質は水素吸蔵合金である。NiOOHは放電によりNi(OH)2に変化する。該反応により得られる放電容量は、1gのNiOOHあたり292mAhである。NiOOHの密度は4.68g/cm3である。NiOOHの体積あたりの容量(容量密度)は1367mAh/cm3程度である。
酸化銀電池の正極活物質は、過酸化銀(AgO)、酸化銀(Ag2O)等である。負極活物質は亜鉛(Zn)である。酸化銀電池では充放電サイクルによりZnの樹枝状結晶(デンドライト)が成長しやすい。またZnが不活性化し、充放電に利用できなくなることもある。酸化銀電池は、サイクル耐久性が要求されない特定用途で利用されている。
本開示のアルカリ二次電池の正極活物質は、銀(Ag)、酸化銀(Ag2O)および過酸化銀(AgO)からなる群より選択される1種以上である。上記正極反応式に示されるように、正極反応は二段階反応である。第1段階ではAgOがAg2Oに変化する。第2段階ではAgOがAgに変化する。第1段階での放電電圧は1.4V程度であると考えられる。第2段階での放電電圧は1.2V程度であると考えられる。
本開示のアルカリ二次電池では、1gのAgOあたり432mAh程度の放電容量が期待される。AgOの密度は7.48g/cm3である。即ちAgOは3231mAh/cm3の容量密度を有し得る。該容量密度は、NiOOH(ニッケル水素電池の正極活物質)の容量密度の約2.4倍である。正極の容量密度が高いため、本開示のアルカリ二次電池はニッケル水素電池に対して約2倍の容量密度を有することが期待される。即ち本開示のアルカリ二次電池は大容量を有し得る。
本開示のアルカリ二次電池の負極活物質は水素吸蔵合金である。水素吸蔵合金は充放電による構造変化が小さいと考えられる。本開示のアルカリ二次電池は、Znを負極活物質とする酸化銀電池に比して、サイクル耐久性に優れることが期待される。
〔2〕アルカリ二次電池は水素ガスをさらに含んでもよい。
水素ガスは負極活物質として機能し得る。したがってアルカリ二次電池が水素ガスをさらに含むことにより、容量の増大が期待される。アルカリ二次電池が水素ガスを含む場合、負極反応は以下の2つの反応式により表されると考えられる。
(負極反応式)
第1負極反応:(充電)MH+OH- ⇔ M+H2O+e-(放電)
第2負極反応:(充電)1/2H2+OH- ⇔ H2O+e-(放電)
電池反応は以下の反応式により表されると考えられる。
(電池反応式)
(充電)AgO+MH+1/2H2 ⇔ Ag+M+H2O(放電)
またアルカリ二次電池が水素ガスを含むことにより、初期状態の自由度が高くなることが期待される。
本明細書の「初期状態」は初回の充電および放電が行われる前の状態を示す。正極は、正極活物質としてAg、Ag2OおよびAgOからなる群より選択される1種以上を含む。満充電状態の正極活物質はAgOである。完全放電状態の正極活物質はAgである。満充電状態および完全放電状態の間の状態(中間状態)では、Ag、Ag2OおよびAgOのうち2種以上が正極中で共存し得る。
初期状態において正極活物質が完全放電状態(Ag)である場合、アルカリ二次電池は充電から動作を開始することが可能である。通常、負極活物質(水素吸蔵合金)も放電状態であるためである。
初期状態において正極活物質が充電状態(AgOまたはAg2O)である場合、アルカリ二次電池は放電から動作を開始することになる。この場合、水素吸蔵合金も初期状態において充電状態である必要がある。アルカリ二次電池が水素ガスをさらに含むことにより、水素ガスが水素吸蔵合金に吸蔵され、水素吸蔵合金の初期状態が充電状態になることが期待される。即ちアルカリ二次電池が水素ガスをさらに含むことにより、正極活物質の初期状態としてAgOまたはAg2Oを選択することも可能になると考えられる。
なお一般的なニッケル水素電池では、充電によりアルカリ水溶液から原子状水素(プロチウム)が水素吸蔵合金に供給されると考えられる。放電により水素吸蔵合金からプロチウム(H)が放出され、プロチウム(H)が水酸化物イオン(OH-)と結合することにより水(H2O)が生成されると考えられる。本開示のアルカリ二次電池における水素ガス(H2)は、アルカリ水溶液と水素吸蔵合金との間を行き来するプロチウム(H)とは、別個の構成であると考えられる。
〔3〕圧力−組成等温線図(本明細書では「PCT線図」とも記される)において、水素吸蔵合金の25℃の放出線はプラトー圧を有する。水素ガスは25℃においてプラトー圧を超える圧力を有してもよい。
「プラトー圧」は水素吸蔵合金が可逆的にプロチウムを吸蔵し、放出し得る圧力を示す。水素ガスがプラトー圧を超える圧力を有することにより、水素吸蔵合金におけるプロチウムの自然放出が抑制されることが期待される。
〔4〕水素吸蔵合金はAB5型合金であり、かつプラトー圧は0.15MPa以上であってもよい。
本明細書では0.15MPa以上のプラトー圧を有する水素吸蔵合金が「高解離圧AB5型合金」と記される。0.15MPa未満のプラトー圧を有する水素吸蔵合金は「低解離圧AB5型合金」と記される。
一般的なニッケル水素電池では低解離圧AB5型合金が使用されている。低解離圧AB5型合金は、例えば1質量%以上1.1質量%以下程度のプロチウム吸蔵量を有する。これに対して高解離圧AB5型合金は、例えば1.3質量%以上1.5質量%以下程度のプロチウム吸蔵量を有し得る。負極が高解離圧AB5型合金を含むことにより、容量の増大が期待される。
さらにネルンストの式によれば、プラトー圧が高くなる程、アルカリ二次電池の放電電圧が高くなると予想される。したがって負極が高解離圧AB5型合金を含むことにより、出力の向上も期待される。
図1は本実施形態のアルカリ二次電池の構成の一例を示す概念図である。 図2は低解離圧AB5型合金のPCT線図の一例である。 図3は高解離圧AB5型合金のPCT線図の一例である。 図4は本実施形態の蓄電装置の構成の一例を示す概念図である。
以下本開示の実施形態(以下「本実施形態」とも記される)が説明される。ただし以下の説明は特許請求の範囲を限定するものではない。以下アルカリ二次電池が「電池」と略記され得る。
<アルカリ二次電池>
図1は本実施形態のアルカリ二次電池の構成の一例を示す概念図である。
電池100は筐体20を備える。筐体20は密閉されている。筐体20は電極群10およびアルカリ水溶液(図示されず)を収納している。筐体20内には水素ガス(H2)が充填されていてもよい。その場合、筐体20は水素ガスの圧力に耐え得る構造を有するものとされる。筐体20は、例えば高圧水素ガス用の圧力容器等であってもよい。
《電極群》
電極群10は正極1、負極2およびセパレータ3を含む。セパレータ3は正極1および負極2の間に配置されている。正極1、負極2およびセパレータ3にはアルカリ水溶液が含浸されている。即ち電池100は、正極1、負極2およびアルカリ水溶液を少なくとも含む。
電極群10は例えば積層(スタック)型であってもよい。即ち電極群10は正極1および負極2が交互にそれぞれ1枚以上積層されることにより形成されていてもよい。正極1および負極2の各間にはセパレータ3がそれぞれ配置される。
電極群10は例えば巻回型であってもよい。即ち電極群10は、正極1、セパレータ3および負極2がこの順序で積層され、さらにこれらが渦巻状に巻回されることにより形成されていてもよい。
《正極》
正極1の外形は特に限定されるべきではない。正極1は例えば板状、シート状等であってもよい。正極1の平面形状は、例えば帯状、矩形状、円形状等であってもよい。正極1は例えば10μm以上1mm以下の厚さを有してもよい。
正極1は正極活物質を少なくとも含む。正極活物質は、電池100の充電状態に応じて、Ag、Ag2OおよびAgOのいずれかの形態を取り得る。即ち正極1はAg、Ag2OおよびAgOからなる群より選択される1種以上を少なくとも含む。
正極活物質は例えば粉末であってもよい。正極活物質の粉末は、例えば0.01μm以上20μm以下の平均粒径を有してもよい。本明細書の「平均粒径」は、レーザ回折散乱法によって測定される体積基準の粒度分布において、微粒側からの累積粒子体積が全粒子体積の50%になる粒径を示す。正極活物質は、AgおよびOの他、例えば製造時に不可避的に混入する元素を微量に含んでいてもよい。正極活物質は、例えばAg以外の金属元素が微量にドープされていてもよい。
正極1は実質的に正極活物質のみから形成されていてもよい。正極1は例えば正極活物質の成形体であってもよい。正極1は正極活物質を含む限り、その他の構成をさらに含んでもよい。正極1は例えば集電体等をさらに含んでもよい。集電体は電極基材としても機能し得る。例えば正極1は、正極活物質およびバインダ等が集電体に塗着されることにより形成されていてもよい。集電体は特に限定されるべきではない。集電体は例えば多孔質金属、穿孔金属板(パンチングメタル)等であってもよい。多孔質金属は例えば発泡ニッケル基板等であってもよい。パンチングメタルは、例えばステンレス鋼等により形成されていてもよい。パンチングメタルは、例えばニッケルメッキが施されていてもよい。
正極1は導電材をさらに含んでもよい。正極1における導電材の含量は、100質量部の正極活物質に対して、例えば0.1質量部以上10質量部以下であってもよい。導電材は特に限定されるべきではない。導電材は例えばカーボンブラック、炭素繊維、黒鉛等であってもよい。1種の導電材が単独で使用されてもよい。2種以上の導電材が組み合わされて使用されてもよい。
正極1はバインダをさらに含んでもよい。正極1におけるバインダの含量は、100質量部の正極活物質に対して、例えば0.1質量部以上10質量部以下であってもよい。バインダは特に限定されるべきではない。バインダは、例えばカルボキシメチルセルロース(CMC)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアクリル酸(PAA)、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、スチレンブタジエンゴム(SBR)等であってもよい。1種のバインダが単独で使用されてもよい。2種以上のバインダが組み合わされて使用されてもよい。
《負極》
負極2の外形は特に限定されるべきではない。負極2は例えば板状、シート状等であってもよい。負極2の平面形状は、例えば帯状、矩形状、円形状等であってもよい。負極2は例えば10μm以上1mm以下の厚さを有してもよい。
負極2は負極活物質を少なくとも含む。負極活物質は水素吸蔵合金である。即ち負極2は水素吸蔵合金を少なくとも含む。水素吸蔵合金は例えば粉末であってもよい。水素吸蔵合金の粉末は例えば1μm以上30μm以下の平均粒径を有してもよい。
負極2は実質的に水素吸蔵合金のみから形成されていてもよい。負極2は例えば水素吸蔵合金の成形体であってもよい。負極2は水素吸蔵合金を含む限り、その他の構成をさらに含んでもよい。負極2は例えば集電体等をさらに含んでもよい。集電体は電極基材としても機能し得る。例えば負極2は、水素吸蔵合金およびバインダ等が集電体に塗着されることにより形成されていてもよい。集電体は特に限定されるべきではない。集電体は例えば発泡ニッケル基材、パンチングメタル等であってもよい。
負極2は導電材をさらに含んでもよい。負極2における導電材の含量は、100質量部の水素吸蔵合金に対して、例えば1質量部以上10質量部以下であってもよい。導電材は特に限定されるべきではない。導電材は、例えば銅粉末、ニッケル粉末、カーボンブラック等であってもよい。1種の導電材が単独で使用されてもよい。2種以上の導電材が組み合わされて使用されてもよい。
負極2はバインダをさらに含んでもよい。負極2におけるバインダの含量は、100質量部の水素吸蔵合金に対して、例えば1質量部以上10質量部以下であってもよい。バインダは特に限定されるべきではない。バインダは、例えば正極1のバインダとして例示された材料であってもよい。1種のバインダが単独で使用されてもよい。2種以上のバインダが組み合わされて使用されてもよい。
《水素吸蔵合金》
水素吸蔵合金はプロチウム(H)を可逆的に吸蔵し、放出する合金である。水素吸蔵合金は特に限定されるべきではない。水素吸蔵合金は、例えばAB型合金(例えばTiFe等)、AB2型合金(例えばZrMn2、ZrV2、ZrNi2等)、A2B型合金(例えばMg2Ni、Mg2Cu等)、AB5型合金(例えばCaNi5、LaNi5、MmNi5等)、A27型合金(例えばLa2Ni7等)等であってもよい。1種の水素吸蔵合金が単独で使用されてもよい。2種以上の水素吸蔵合金が組み合わされて使用されてもよい。
「MmNi5」における「Mm」はミッシュメタルを示す(他の組成式においても同じである)。「ミッシュメタル」はCeおよびLaが主成分である希土類元素の混合物を示す。「CeおよびLaが主成分である」とは、CeおよびLaの合計が混合物全体の50質量%以上を占めることを示す。Mmは、CeおよびLaの他、Nd、Pr、Sm、Mg、Al、Fe等を含んでもよい。Mmは、例えば40質量%以上60質量%以下のCe、10質量%以上35質量%以下のLa、ならびに残部のNd、PrおよびSm等を含んでもよい。Mmは、例えば53.7質量%のCe、24.1質量%のLa、16.5質量%のNd、および5.8質量%のPrを含むものであってもよい。
水素吸蔵合金は例えばAB5型合金であってもよい。AB5型合金は、室温付近で大きなプロチウム吸蔵量を有することが期待される。水素吸蔵合金は、例えば低解離圧AB5型合金であってもよい。圧力−組成等温線図(PCT線図)において、低解離圧AB5型合金の25℃の放出線は0.15MPa未満のプラトー圧を有する。
低解離圧AB5型合金は、例えばMmNi4.2Co0.2Mn0.5Al0.3(0.02MPa)、MmNi4.0Fe1.0(0.10MPa)、MmNi4.2Mn0.8(0.10MPa)、MmNi4.1Al0.9(0.10MPa)等であってもよい。ここで括弧内の圧力は各合金のプラトー圧を示している。
プラトー圧はジーベルツ法により測定される。「25℃の放出線」は「JIS H 7201」に準拠した方法により測定される。測定には、従来公知のジーベルツ装置が使用され得る。測定時、試料室(恒温槽)内に配置された温度計が「25℃±1℃」を示していれば、25℃の放出線が測定されたものとみなされる。
図2は、低解離圧AB5型合金のPCT線図の一例である。
PCT線図の縦軸は解離圧である。縦軸は常用対数目盛を有する。横軸はプロチウム吸蔵量である。25℃の放出線は少なくとも10点の測定点が結ばれることにより作成される。25℃の放出線は20点の測定点が結ばれることにより作成されることが望ましい。
「プラトー圧」は次の方法により算出される。放出線の中で連続する3点を通る直線が描かれる。直線の傾きが求められる。3点が一つの直線に載らない場合は、最小二乗法により、直線の傾きが求められる。傾きが最も小さくなる3点の組み合わせが決定される。この3点の解離圧の算術平均値として「プラトー圧」が算出される。
図3は高解離圧AB5型合金のPCT線図の一例である。
水素吸蔵合金は、例えば高解離圧AB5型合金であってもよい。PCT線図において、高解離圧AB5型合金の25℃の放出線は0.15MPa以上のプラトー圧を有する。即ち水素吸蔵合金がAB5型合金であり、かつプラトー圧が0.15MPa以上であってもよい。高解離圧AB5型合金は大きなプロチウム吸蔵量を有することが期待される。プロチウム吸蔵量の大きさは、PCT線図において放出線が平坦な部分の長さと相関すると考えられる。
高解離圧AB5型合金は、例えばMmNi5(2.3MPa)、MmNi4.7Fe0.3(1.6MPa)、MmNi4.5Cr0.5(0.57MPa)、MmNi4.2Co0.8(2.1MPa)、MmNi4.5Mn0.5(0.33MPa)、MmNi4.5Al0.5(0.38MPa)、MmNi4.5Cr0.45Mn0.05(0.30MPa)、MmNi4.5Cr0.25Mn0.25(0.20MPa)、LaNi5(0.15MPa)等であってもよい。ここで括弧内の圧力は各合金のプラトー圧を示している。
即ち水素吸蔵合金は、例えばMmNi5、MmNi4.7Fe0.3、MmNi4.5Cr0.5、MmNi4.2Co0.8、MmNi4.5Mn0.5、MmNi4.5Al0.5、MmNi4.5Cr0.45Mn0.05、MmNi4.5Cr0.25Mn0.25およびLaNi5からなる群より選択される1種以上であってもよい。水素吸蔵合金は、MmNi4.2Co0.8およびLaNi5からなる群より選択される1種以上であってもよい。
高解離圧AB5型合金は、例えば下記式(I):
MNiaFeCrcMndAleCof …(I)
(ただし式中、MはMmまたはLaを示す。a、b、c、d、e、fは、4<a≦5、0≦b<0.6、0≦c<0.6、0≦d<0.6、0≦e<0.6、0≦f<1、b+c+d+e<0.6を満たす。)
によっても表され得る。
ネルンストの式によれば、水素吸蔵合金のプラトー圧が高くなる程、電池100の放電電圧が高くなること(即ち出力が向上すること)が期待される。プラトー圧は例えば0.20MPa以上であってもよい。プラトー圧は例えば0.30MPa以上であってもよい。プラトー圧は例えば0.33MPa以上であってもよい。プラトー圧は例えば0.38MPa以上であってもよい。プラトー圧は例えば0.57MPa以上であってもよい。
プラトー圧の上限は特に限定されるべきではない。プラトー圧は例えば10MPa以下であってもよい。プラトー圧は例えば2.3MPa以下であってもよい。プラトー圧は例えば2.1MPa以下であってもよい。
《水素ガス》
筐体20に水素ガス(H2)が充填されていてもよい。即ち電池100は水素ガスをさらに含んでもよい。水素ガスは負極活物質として機能することが期待される。水素ガスが負極活物質として機能することにより、電池100内において固体活物質(水素吸蔵合金)および気体活物質(水素ガス)の両方を含むハイブリッド負極が形成され得る。これにより容量の増大が期待される。
水素ガスは、例えば25℃において水素吸蔵合金のプラトー圧を超える圧力を有してもよい。これにより水素吸蔵合金におけるプロチウムの自然放出が抑制されることが期待される。
水素ガスは高圧ガスであってもよい。水素ガス(気体活物質)が圧縮される程、電池100において体積エネルギー密度の向上が期待される。水素ガスの圧力は、例えば圧力計により測定され得る。例えば筐体20が圧力計を備えていてもよい。水素ガスは、例えば25℃において1MPa以上100MPa以下の圧力を有してもよい。水素ガスは、例えば25℃において1MPa以上70MPa以下の圧力を有してもよい。水素ガスは、例えば25℃において1MPa以上50MPa以下の圧力を有してもよい。水素ガスは、例えば25℃において1MPa以上20MPa以下の圧力を有してもよい。
《アルカリ水溶液》
アルカリ水溶液は電解液である。アルカリ水溶液は水およびアルカリ金属水酸化物を含む。アルカリ水溶液は、例えば1mоl/l以上20mоl/l以下のアルカリ金属水酸化物を含んでもよい。アルカリ水溶液は、例えば5mоl/l以上10mоl/l以下のアルカリ金属水酸化物を含んでもよい。
アルカリ金属水酸化物は、例えば水酸化カリウム(KOH)、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化リチウム(LiOH)等であってもよい。1種のアルカリ金属水酸化物が単独で使用されてもよい。2種以上のアルカリ金属水酸化物が組み合わされて使用されてもよい。
《セパレータ》
セパレータ3は多孔質シートである。セパレータ3は正極1および負極2の間に配置されている。セパレータ3は電気絶縁性である。セパレータ3は例えば10μm以上500μm以下の厚さを有してもよい。セパレータ3は不織布であってもよい。不織布は、例えば50g/m2以上100g/m2以下の目付を有してもよい。
不織布は、例えばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)製、ポリアミド製等であってもよい。セパレータ3は親水処理が施されていてもよい。親水処理としては、例えばスルホン化処理、プラズマ処理等が考えられる。
《水銀および酸化水銀》
前述のAgO等に代えて、水銀(Hg)および酸化水銀(HgO)からなる群より選択される1種以上が正極活物質として使用される形態も考えられる。
即ち本開示によれば以下の構成を備えるアルカリ二次電池も提供される。
アルカリ二次電池は、正極、負極およびアルカリ水溶液を少なくとも含む。正極は、HgおよびHgOからなる群より選択される1種以上を少なくとも含む。負極は水素吸蔵合金を少なくとも含む。
該アルカリ二次電池の動作は以下の反応式により表されると考えられる。
(電池反応式)
(充電)1/2HgO+MH ⇔ 1/2Hg+1/2H2O+M(放電)
該アルカリ二次電池も水素ガスをさらに含んでもよい。該アルカリ二次電池が水素ガスをさらに含む場合、該アルカリ二次電池の動作は以下の反応式により表されると考えられる。
(電池反応式)
(充電)HgO+MH+1/H2 ⇔ Hg+M+H2O(放電)
該アルカリ二次電池は0.9V程度の放電電圧を示すと考えられる。1gのHgOあたり247mAh程度の放電容量が期待される。
<蓄電装置>
図4は本実施形態の蓄電装置の構成の一例を示す概念図である。
本開示によれば蓄電装置も提供される。蓄電装置200は圧力容器21を含む。圧力容器21は1個以上の電池100を収納している。電池100は前述の本実施形態のアルカリ二次電池である。圧力容器21が複数個の電池100を収納している場合、複数個の電池100は直列または並列に接続されていてもよい。即ち蓄電装置200は組電池を含んでもよい。
圧力容器21にはガスが充填されている。各電池100はガスにより加圧されている。ガスは例えば窒素ガス(N2)等であってもよい。圧力容器21内の圧力は例えば1MPa程度であってもよい。電池100が加圧下に置かれることにより、電池100においてサイクル耐久性等の向上が期待される。
サイクル耐久性等が向上する理由は、現時点では明らかではない。例えば加圧下において、結晶核の生成時、結晶核の成長時等に格子欠陥の発生が抑制されていると考えられる。例えば加圧下において、液相中の二次核生成が抑制されているとも考えられる。例えば加圧下において、活物質と集電体との接触が良好となり、導電パスが維持されやすくなっているとも考えられる。
以下の資料では、加圧下においてニッケル水素電池のサイクル耐久性が向上することが報告されている。
前田光治、「学術研究助成成果報告書」、ひょうご科学技術協会、2015年。
「先進・革新蓄電池材料評価技術開発(中間報告)、2013年度〜2017年度5年間、プロジェクト概要」。
本開示のアルカリ二次電池も、ニッケル水素電池と同様に、加圧下においてサイクル耐久性が向上することが期待される。
以下本開示の実施例が説明される。ただし以下の説明は特許請求の範囲を限定するものではない。
<アルカリ二次電池の製造>
《実施例1》
1.正極の製造
0.7質量%のCMC水溶液が準備された。正極活物質としてSigma−Aldrich社製のAg粉末が準備された。Ag粉末およびCMC水溶液が混合されることにより、正極ペーストが調製された。
集電体として1.4mmの厚さを有する発泡ニッケル基板が準備された。発泡ニッケル基板に正極ペーストが含浸され、乾燥されることにより正極原反が製造された。正極原反が圧延された。圧延後、正極原反は0.6mmの厚さを有する。打ち抜き加工により、正極原反から円盤状の正極1が製造された。正極1は26mAhの放電容量を有するように設計されている。放電容量はAgOの比容量を432mAh/gとして計算されている。
2.負極の製造
Mm粉末、Ni粉末およびCo粉末が準備された。アルゴン雰囲気中、アーク溶解炉によりMm粉末、Ni粉末およびCo粉末が溶解された。これにより合金溶湯が調製された。合金溶湯が冷却されることにより、水素吸蔵合金が得られた。水素吸蔵合金は負極活物質である。水素吸蔵合金はMmNi4.2Co0.8の組成を有する。MmNi4.2Co0.8は高解離圧AB5型合金である。PCT線図において、MmNi4.2Co0.8の25℃の放出線は2.1MPaのプラトー圧を有する。
水素吸蔵合金が粉砕されることにより、粉末が得られた。水素吸蔵合金の粉末は50μm以下の粒径を有する。水素吸蔵合金の粉末、CMC水溶液、およびPTFEの水性分散液が混合されることにより、負極ペーストが調製された。集電体としてパンチングメタルが準備された。負極ペーストがパンチングメタルの両面に塗布され、乾燥されることにより、負極原反が製造された。負極原反が圧延された。圧延後、負極原反は0.6mmの厚さを有する。打ち抜き加工により、負極原反から円盤状の負極2が製造された。負極2は39mAhの充電容量(正極1の放電容量の1.5倍)を有するように設計されている。
3.組み立て
セパレータ3としてポリオレフィン製の不織布が準備された。セパレータ3は50μmの厚さを有する。正極1、セパレータ3および負極2がこの順序で積層されることにより、電極群10が形成された。
筐体20として圧力容器が準備された。圧力容器は蓋付き金属ケースである。圧力容器は5MPa以上の圧力に耐え得るように構成されている。電極群10が圧力容器に収納された。圧力容器にアルカリ水溶液が注入された。アルカリ水溶液は7mоl/lのKOH水溶液である。圧力容器が密閉された。
以上より実施例1に係る電池100(アルカリ二次電池)が製造された。電池100は25mAh以上の放電容量を有するように設計されている。
《実施例2》
LaNi5が負極活物質として使用されることを除いては、実施例1と同様に、電池100が製造された。LaNi5は高解離圧AB5型合金である。PCT線図において、LaNi5の25℃の放出線は0.15MPaのプラトー圧を有する。
《比較例1》
酸化亜鉛(ZnO)粉末が負極活物質として使用されることを除いては、実施例1と同様に電池100が製造された。
《実施例3》
Sigma−Aldrich社製のAgO粉末が正極活物質として使用されることを除いては、実施例1と同様に正極1が製造され、電極群10およびアルカリ水溶液が圧力容器に収納された。さらに圧力容器に水素ガスが充填された。水素ガスは2.1MPa(MmNi4.2Co0.8のプラトー圧)を超える圧力を有するように充填された。以上より電池100が製造された。実施例3の電池100は、正極1、負極2およびアルカリ水溶液に加えて、水素ガスをさらに含む。
下記表1において「H2」の欄に「あり」と記される実施例および比較例は、圧力容器に水素ガスが充填されていることを示す。下記表1において「H2」の欄に「なし」と記される実施例および比較例は、圧力容器に水素ガスが充填されていないことを示す。
《実施例4》
LaNi5が負極活物質として使用され、かつ0.15MPa(LaNi5のプラトー圧)を超えるように水素ガスが圧力容器に充填されることを除いては、実施例3と同様に電池100が製造された。
《比較例2》
AgO粉末が正極活物質として使用され、かつ亜鉛(Zn)粉末が負極活物質として使用されることを除いては、比較例1と同様に電池100が製造された。
《比較例3》
NiOOHが正極活物質として使用され、かつMmNi4.2Co0.2Mn0.5Al0.3が負極活物質として使用されることを除いては、実施例3と同様に電池100が製造された。MmNi4.2Co0.2Mn0.5Al0.3は低解離圧AB5型合金である。PCT線図において、MmNi4.2Co0.2Mn0.5Al0.3の25℃の放出線は0.02MPaのプラトー圧を有する。
《比較例4》
NiOOHが正極活物質として使用されることを除いては、実施例3と同様に電池100が製造された。
<評価>
1.充放電試験
25℃の温度環境下において、0.1Cの電流レートにより電池100が満充電状態にされた。「C」は電流レートの大きさを表す。0.1Cの電流レートでは電池100の設計容量が10時間で放電される。充電によりAgがAgOまで酸化されたと考えられる。
25℃の温度環境下において、0.1Cの電流レートにより電池100が放電された。放電は端子間電圧が1Vを切った時点で終了された。放電によりAgOがAgまで還元されたと考えられる。充電容量および放電容量は下記表1に示される。
なお実施例3および4ならびに比較例3および4については、放電から開始され、放電→充電→放電の順序で処理されている。実施例3および4ならびに比較例3および4において、下記表1に示される放電容量は2回目の放電容量である。
2.サイクル試験
充放電サイクルが80回(80サイクル)繰り返された。1サイクルは、0.1Cの電流レートによる定電流充電と、0.1Cの電流レートによる定電流放電(1Vカット)との一巡を示す。80サイクル目の放電容量が1サイクル目の放電容量で除されることにより容量維持率が算出された。結果は下記表1に示される。容量維持率が高い程、サイクル耐久性が良好であると考えられる。
Figure 0006951047
<結果>
比較例1および2は酸化銀電池と同様の構成である。比較例3および4は水素ガスを含むことを除き、ニッケル水素電池と同様の構成である。
実施例1〜4は比較例1〜4に比して放電容量が大きい。即ち実施例1〜4は大容量を有し得るアルカリ二次電池であると考えられる。
実施例1〜4では負極活物質に高解離圧AB5型合金が使用されている。比較例3および4の結果より、負極活物質に高解離圧AB5型合金が使用されることにより、負極活物質に低解離圧AB5型合金が使用される場合に比して、容量が増大する傾向が認められる。
比較例1および2(酸化銀電池)はサイクル耐久性が低い。比較例1および2において80サイクル後容量維持率は50%を下回っている。実施例1〜4はサイクル耐久性が良好である。実施例1〜4の80サイクル後容量維持率は90%を超えている。
今回開示された実施形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではない。特許請求の範囲の記載によって確定される技術的範囲は、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
1 正極、2 負極、3 セパレータ、10 電極群、20 筐体、21 圧力容器、100 電池、200 蓄電装置。

Claims (2)

  1. 正極、負極、水素ガスおよびアルカリ水溶液を少なくとも含み、
    前記正極は、銀、酸化銀および過酸化銀からなる群より選択される1種以上を少なくとも含み、
    前記負極は水素吸蔵合金を少なくとも含み、
    圧力−組成等温線図において、前記水素吸蔵合金の25℃の放出線はプラトー圧を有し、
    前記水素ガスは25℃において前記プラトー圧を超える圧力を有する、
    アルカリ二次電池。
  2. 前記水素吸蔵合金はAB5型合金であり、かつ
    前記プラトー圧は0.15MPa以上である、
    請求項に記載のアルカリ二次電池。
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