JP6948375B2 - 少なくとも1つのフレクシャ・ベアリングを備える時計用共振子 - Google Patents

少なくとも1つのフレクシャ・ベアリングを備える時計用共振子 Download PDF

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Description

本発明は、時計用共振子に関し、少なくとも一方が共振子内で可動の慣性素子を形成する第1の要素と第2の要素との間に、前記共振子内に前記慣性素子のための弾性戻り手段を形成する少なくとも1つのフレクシャ・ベアリングを備え、フレクシャ・ベアリングは、前記第1の要素の第1の埋込を前記第2の要素の第2の埋込に結合する少なくとも1つの可撓性ストリップを備え、前記第1の埋込は前記第2の埋込とストリップの方向を画定し、前記第1の要素および前記第2の要素はそれぞれ、前記それぞれの少なくとも1つの可撓性ストリップより硬く、前記少なくとも1つの可撓性ストリップは前記ストリップの方向に平行な平面XY内で本質的に変形するように配置され、前記ストリップの方向に対して平行な第1の長手方向軸Yに沿って長さと呼ばれる第1の寸法L、前記平面XY内で前記第1の軸Yに直交する第2の横軸Xに沿う厚さと呼ばれる第2の方向E、および前記平面XYに直交する第3の軸Zに沿う高さと呼ばれる第3の寸法Hを有し、前記第1の寸法Lは、前記第2の寸法Eより大きいその第3の寸法Hより大きく、前記少なくとも1つのストリップは前記第1の埋込と前記第2の埋込を結合する中立の幾何学的軸の周りまたは両側を実質的にリボンの形状で延び、前記中立軸の両側に前記第2の軸Xに沿って横方向に延びるその厚さが呼び厚さENである少なくとも1つの正中領域を含む。
本発明はまた、少なくとも1つのこうした共振子を含む時計、特に腕時計に関する。
本発明は、機械式振動子を備える時計の分野、詳細には腕時計の分野に関し、そこでは、本発明によるフレクシャ・ベアリングが、空間内の位置に対する等時性および不感度の両方を確保する。
従来、機械式腕時計は、腕時計の非常に優れた計時の正確さを保証する役割を持つテンプ輪/テンプ輪スプリングを有する振動子を含む。
手短に言えば、機械的振動子は、
− 自由度を制限するために配置される案内手段と、
− 慣性手段と、
− 弾性戻り手段と、を備えて、3つの基本的な機能を実現する。
より詳細には、テンプ輪/テンプ輪スプリングとしての、これらの基本的な機能が、
− 通常、ルビーのベアリング内の軸、
− テンプ輪リム、
− テンプ輪スプリング、それぞれによって実施される。
従来の機械式腕時計の正確さは、腕時計が空間の中で取ることができる様々な位置に応じ、テンプ輪軸における摩擦の差によって制限される。
したがって、軸に摩擦のない振動子の開発が求められる。
軸の摩擦を無くす非常に将来有望な方法は、フレクシャ・ベアリングを備えた振動子によるものであり、そこでは、フレクシャ・ベアリングは、一方で案内機能、他方で弾性戻り力またはトルク機能という2つの基本的な機能を同時に実施する。
機械式腕時計の場合、回転式フレクシャ・ベアリングが好ましく、それにより並進衝突が振動子を妨げることがなく、かつ前記フレクシャ・ベアリングによって画定された仮想軸上の慣性素子の重心を配置するように配慮される。
回転式フレクシャ・ベアリングの非制限的な例が、欧州特許第3035126号、第3206089号、および第18179623号にすべて、THE SWATCH GROUP RESEARCH & DEVELOPMENT Ltd.の名称で開示されている。今日、様々な種類の回転式フレクシャ・ベアリングが存在し、その製造は、LIGAおよびDRIE技術によって可能になっている。
LVMHの名称でのWO2018/100122A1号は、基部と、慣性調節部材を基部に連結する弾性サスペンション・システムにより基部に対して回転するように取り付けられたその調節部材とを備える時計用のデバイスを開示している。調節部材は、n個の弾性結合コネクタにより対で連結されたn個の剛性部品を含む。弾性サスペンション手段は、各剛性部品を基部にそれぞれ連結するn個の弾性サスペンション・コネクタを含む。
ETA Manufacture Horlogere Suisseの名称での欧州特許第3001257A1号は、固定された構造の埋込に可撓性ストリップによって連結され、トルクおよび/または力を受けるウェイトを備える時計用共振子を開示しており、この共振子は、少なくとも2つの並進自由度で振動するように配置され、可撓性ストリップは、仮想軸の周りの少なくとも1つのウェイトの振動を維持するように配置される。これらの可撓性ストリップは、それぞれがウェイトと埋込の間の最も短い距離の少なくとも2倍の大きさの展開長さを有する長いアームを含む。
ETA Manufacture Horlogere Suisseの名称でのスイス特許第CH712068A2号は、仮想軸の周りを枢動する枢動ウェイトを備える時計用共振子の機構を開示しており、それはフレクシャ軸ベアリング機構ならびに第1の固定支持体および第2の固定支持体を備え、これには、この仮想軸を共に画定する第1の弾性組み立て部品および第2の弾性組み立て部品それぞれにより、枢動ウェイトを担持する回転支持体が取り付けられる。このフレクシャ軸ベアリング機構は平面であり、第1の弾性組み立て部品は、仮想軸の両側に、第1の外側可撓性ストリップおよび第1の内側可撓性ストリップを含み、それらは後者のそれぞれより剛性の第1の中間ストリップにより互いに連結され、共に仮想枢動軸を通過する第1の方向を画定し、第2の組み立て部品は、仮想枢動軸を通過する第2の方向を画定する第2の可撓性ストリップを含む。
NIVAROX SAの名称での欧州特許第2975470A1号は、軸の方向を画定する回転軸の周りの別の素子に対する一素子の回転を可能にする時計機構用の弾性回転ベアリングデバイスを開示しており、それは、それぞれが本体から一方の端に延びる本体および機能部を備える部分を固定する組み立て部品を含む構造ストリップを備え、その組み立て部品固定部および機能部は、軸方向に対して横方向の径方向に延びる少なくとも2つの弾性的に連結される延長部の少なくとも1つの穴によって分離され、デバイスは、フレクシャ・ベアリング・デバイスの軸方向両端に配置された固定領域をさらに含み、前記部材に固定されるように構成される。構造ストリップそれぞれの組み立て部品固定部は、互いに交差する空洞または組み立て部品くぼみおよび組み立て部品延長部を含み、それらは、径方向に嵌合し、合わせて繋止される。
機械式腕時計の正確さを保証するため、周期が振動の振幅に左右されないように戻りトルクが伸張の角度に比例し、周期が腕時計の向きに左右されないように、仮想回転の中心の不要なムーブメントができるだけ小さい、回転式フレクシャ・ベアリングを定義することが求められる。破損を起こす材料のストレスなく、大きい振幅を可能にするベアリングを定義することも求められる。
実際には、こうしたフレクシャ・ベアリングの案内機能を適切に遂行するため、例えば、突起内で交差するストリップを備える軸内などで、平行に組み合わされた少なくとも2つの可撓性ストリップを用いることが知られている。しかし、回転フレクシャ・ベアリングの最も基本的な形状は、純粋な曲げモードで作用し、未だ見落とされるべきではない解決策である単一のストリップである。
第1の近似として、実質的に平坦なストリップがモーメントを受ける場合、円弧に変形し、その端は、加えられたモーメントに比例する角度を画定する。
実際には、曲がったストリップは、わずかな背反曲率を示す。背反曲率は、湾曲するストリップの中立軸の外側の繊維は、延びるに違いなく、したがって、中立軸に対して直交する方向に収縮し、逆に、中立軸の内側の繊維は縮むので、直交方向に延びることによる。
これらの直交方向の変形の振幅は、ポアソン比により説明される。材料の体積が維持される場合、ポアソン比は、0.5である。ほとんどの通常の材料に対するポアソン比は、値0.3に近い。
背反曲率の振幅は、局部湾曲の曲率、材料のポアソン比、ストリップの3つの主要寸法間の比、および埋込の形状による。
予防措置がとられないならば、曲げ角度上の背反曲率の相関は、曲げ角度と加えられたモーメントとの間の関係に非直線性を生む。
この影響はとても小さいが、機械式腕時計の振動子にとって、非直線性の千分の一は、動作の日当たりおよそ100秒のエラーになる。
例えば、使用される脱進機によって起きる等時性を補正するため、非直線性を排除するより制御することが求められることがあることに留意されたい。
欧州特許第3035126号 欧州特許第3206089号 欧州特許第18179623号 WO2018/100122A1号 欧州特許第3001257A1号 スイス特許第CH712068A2号 欧州特許第2975470A1号
本発明は、可能な限り低い背反曲率を条件とする、機械的振動子のためのフレクシャ・ベアリングを定義することを提案する。
本発明は、適切な起伏、とりわけリブを有する可撓性ストリップを備えて、それによって可撓性ストリップの弾性性能を著しく下げることなく背反曲率を制御することを提案する。
より詳細には、いくつかのリブは可撓性ストリップに沿って配置され、その期待される曲げ品質を著しく制限せずにそれに剛性を持たせ、背反曲率を制限するため、そのストリップの高さを越えて延伸する。
このため、本発明は、請求項1による時計用共振子に関する。
本発明はまた、少なくとも1つのこうした共振子を含む時計、特に腕時計に関する。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照して、以下の詳細な説明を読むことで明らかになろう。
図1乃至図3は、背反曲率に左右される可撓性ストリップを概略的に示す。図1は、埋込から等しい距離にあるストリップの正中領域内の対向する逆の湾曲を示す詳細図である。 本ストリップの上面図である。 ストリップの中央で不要な湾曲を示すこの同じストリップの斜視図である。 図3と同様の方法で、緩んだ張力のない状態にある2つの埋込間の従来の真っすぐな可撓性ストリップを表す図である。 図3および図2と同様の方法で、湾曲すると同時に、その高さにわたって延びるリブが装備された本発明による、可撓性ストリップを表す図である。 図3および図2と同様の方法で、湾曲すると同時に、その高さにわたって延びるリブが装備された本発明による、可撓性ストリップを表す図である。 1つのストリップを備えるフレクシャ・ベアリングを有する共振子の速度を示す図であり、ストリップが図5および図6と同様のものを装備するリブの間の様々な数の区域について、縦軸を1日当たりの秒速とし、横軸をその振幅の度数の関数としている。 20°乃至10°の間の振幅でその等時性を示す1つのストリップを備えるフレクシャ・ベアリングを有する共振子の速度を示す図であり、縦軸を1日当たりの秒速とし、横軸を共振子のストリップの区域の数の関数としている。 そのリブが波状ストリップを形成するように配置され、その中立軸がストリップの厚さに含まれず、ストリップがこの中立軸と波の湾曲の領域でのみ交差する、可撓性ストリップを図6および図5と同様の方法で示す図である。 そのリブが波状ストリップを形成するように配置され、その中立軸がストリップの厚さに含まれず、ストリップがこの中立軸と波の湾曲の領域でのみ交差する、可撓性ストリップを図6および図5と同様の方法で示す図である。 そのリブが波状ストリップを形成するように配置され、その中立軸はストリップの厚さに含まれ、こうして、最大の引張剛性を保持する可撓性ストリップを図9および図10と同様の方法で示す図である。 そのリブが波状ストリップを形成するように配置され、その中立軸はストリップの厚さに含まれ、こうして、最大の引張剛性を保持する可撓性ストリップを図9および図10と同様の方法で示す図である。 図13乃至図31は、図5と同様の方法で本発明による可撓性ストリップの異なる変形形態を示す。図13は、中立軸に対して左右対称である、ストリップの高さ全体にわたる真っすぐな直方体状リブを示す図である。 中立軸に対して左右対称である、ストリップの高さ全体にわたる柱状の、菱形状リブを示す図である。 中立軸に対して左右対称である、ストリップの高さ全体にわたる管状リブを示す図である。 中立軸に対して左右対称である、ストリップの高さ全体にわたる柱状楕円形リブを示す図である。 等ピッチで中立軸に対して交互に、ストリップの高さ全体にわたる真っすぐな直方体状リブを示す図である。 ストリップの高さ全体を越え、その片側だけにある、柱状の半楕円形リブを示す図である。 ストリップの高さ全体を越え、その片側だけにある、柱状の台形形状リブを示す図である。 等ピッチで中立軸に対して交互に中立軸から突出する、ストリップの高さ全体にわたる柱状の正弦波形状リブを示す図である。 等ピッチで中立軸に対して交互に中立軸から突出する、ストリップの高さ全体にわたる断続的なジグザグ線状柱状リブを示す図である。 等ピッチで中立軸に対して交互に中立軸から突出する、ストリップの高さ全体にわたる円筒形区域内柱状リブを示す図である。 等ピッチで中立軸に対して交互に中立軸から突出する、ストリップの高さ全体にわたる柱状の狭間を設けたリブを示す図である。 等ピッチで中立軸に対して交互に中立軸を覆う、ストリップの高さ全体にわたる柱状の正弦波形状リブを示す図である。 等ピッチで中立軸に対して交互に中立軸を覆う、ストリップの高さ全体にわたる円筒形区域内柱状リブを示す図である。 中立軸に対して左右対称の、ストリップの高さの一部にわたる真っすぐな直方体状リブを示す図である。 中立軸に対してかつストリップの中央高さの平面に対して左右対称の、凹面のストリップを示す図である。 ストリップの中央高さに丸いくぼみを備え、中立軸に対して左右対称の、ストリップの高さの一部にわたる真っすぐな直方体状リブを示す図である。 ストリップの中央高さに丸い突起を備え、中立軸に対して左右対称の、ストリップの高さの一部にわたる真っすぐな直方体状リブを示す図である。 ストリップの中央高さにある開口の両側で中立軸に対して左右対称の、ストリップの高さの一部にわたる真っすぐな直方体状リブを示す図である。 上方への傾斜路を形成するストリップの高さの一部にわたる、真っすぐな直方体状リブを示す図である。 背反曲率に対抗する起伏を装備した少なくとも1つのこうした可撓性ストリップを有する本発明による共振子を備える時計、特に腕時計を表すブロック図である。
本発明は、起伏、より詳細にはリブを有する可撓性ストリップを備えて、背反曲率を制御することを提案する。
図1乃至図3は、背反曲率に左右される従来の可撓性ストリップを表す。
図4は、以下の説明で使用される幾何学的基準素子を定義し、第1の要素4の第1の埋込41を第2の要素5の第2の埋込51に結合する可撓性ストリップ2を表す。第1の埋込41は、第2の埋込51とストリップの方向Dを画定する。第1の要素4および第2の要素5は、各可撓性ストリップ2よりそれぞれ硬い。可撓性ストリップ2は、ストリップの方向Dに対して平行な平面XY内で本質的に変形するように配置され、ストリップの方向Dに対して平行な第1の長手方向軸Yに沿って、第1の埋込41および第2の埋込51によって画定される長さと呼ばれる第1の寸法L、平面XY内の第1の軸Yに直交する第2の横軸Xに沿う厚さと呼ばれる第2の寸法E、および平面XYに直交する第3の軸Zに沿う高さと呼ばれる第3の寸法Hを有する。第1の寸法Lは、第3の寸法Hより大きく、第2の寸法Eより大きい。
ストリップ2は、第1の埋込41と第2の埋込51を結合する中立幾何学的軸FNに沿って実質的にリボンのように延び、中立軸FNの周りまたは両側に第2の軸Xに沿って横方向に延びる少なくとも1つの正中領域6を備え、その厚さは、呼び厚さENである。場合によっては、図に示すように、ストリップ2は、中立軸FNの周りを延びてもよく、したがって、材料内か、またはこの中立軸FNの両側にとどまる。この中立軸FNは、ストリップが、弾性の曲げ変形の後に戻る方向の、ストリップ2の残りの位置の湾曲に対応するのは明らかである。
変形形態においては、特に図5に示すように、意図された曲げに対して硬くし過ぎずに、ストリップを硬くして背反曲率を制限するため、いくつかのリブがストリップにわたって分散され、ストリップの高さにわたって延びる。
図7は、様々な数の区域に対して、ストリップの振幅の関数として1つのストリップを備えるフレクシャ・ベアリングを有する共振子の速度を示し、リブの数は、ここでは、区域の数−1に等しい。少しのリブの追加が、共振子の等時性をかなり改善するのに十分なことがわかる。
図8は、共振子のストリップの区域の数の関数として、20°乃至10°の間の振幅の速度の変化(等時性)を示す。
別の変形形態は、図9および10に見られるように、波を有する可撓性ストリップを備えて背反曲率を制御することにある。平面XY内の突起には、提示された波状ストリップは、ストリップの引張剛性を失わないため、中立軸FNを完全に含むことができる。
このように、本発明は、そのうちの少なくとも一方が共振子100内で可動の慣性素子を形成する第1の要素4と第2の要素5との間に、共振子100内でこの慣性素子用の弾性戻り手段を形成する少なくとも1つのフレクシャ・ベアリング1を備える時計用共振子100に関する。
この可撓性ベアリング1は、上記に定めるように少なくとも1つの可撓性ストリップ2を含む。
より詳細には、この少なくとも1つの可撓性ストリップ2は、平面XYに平行な正中面に対して左右対称であり、中立軸FNに対する平面XYへの突起に、第2の横軸Xに沿って変動する横方向の延長部を有し、この第2の横軸Xに沿って少なくとも1つの起伏を含む。この起伏は突出し、少なくとも1つの可撓性ストリップ2が関係する最も薄い厚さの半分、または呼び厚さENの半分より長い距離で中立軸FNから分離して、この少なくとも1つの可撓性ストリップ2の背反曲率を制限する。
より詳細には、この少なくとも1つのストリップ2は、第1の埋込41と第2の埋込51から少し離れ、実質的に第3の軸Zに沿って延びる少なくとも1つのリブ3を含む。各リブ3は、リブ(複数可)3の外側に位置するストリップ2の正中領域6の側面より中立軸FNからさらに遠い少なくとも1つの直線母線31を有する。ストリップ2の各リブ3の第1の長手方向軸Yに沿った長手方向延長部LNは、その埋込の間のストリップ2の長さLの5分の1以下である。
より詳細には、各リブ3は、第1の軸Yに沿って、ストリップ2の高さH以上の値だけ、ストリップ2に含まれるいずれのくぼみまたは狭所からも遠い。図示の変形形態は、くぼみまたは狭所を有さないストリップである。
より詳細には、この少なくとも1つのストリップ2は、複数の正中領域6を含み、それらは、中立軸FNに沿って延びる区域であり、同じ呼び厚さENを有する中立軸FNに沿って互いの幾何学的延長部内にある。各区域6は、側面60が、第3の軸Zに対して平行であるリボンを形成する。また、平面XYへの突起では、少なくとも2つの区域6が側面60に対する突出する厚さESのリブ3によって分離される。この突出する厚さESは、第2の横軸Xに沿う呼び厚さEN以上であるのが好ましい。より詳細には、突出する厚さESは、呼び厚さENより少なくとも1.5倍厚い。
より詳細には、この少なくとも1つのストリップ2は、第1の埋込41と第2の埋込51から少し離れ、少なくとも2つのリブ3を含む。
特定の変形形態では、ストリップ2は一直線であり、ストリップの方向Dにその一直線の中立軸FNを含む。
より詳細には、区域6は、短い区域であり、第1の長手方向Yにあるその長さは、ストリップ2の高さより短い。
より詳細には、区域の数は、ストリップ2の合計長さLのその高さHに対する比L/H以上の第1の整数以上である。
一変形形態では、ストリップ2は、中立軸FNに沿った区域6とリブ3の交替を含む。
別の変形形態では、正中領域6は、丸いリブまたは尖ったリブの間、あるいは同様に、波状またはジグザグストリップを形成する、曲げ領域に制限される。
特定の実施形態では、この少なくとも1つの可撓性ストリップ2は、第3の軸Zに沿うストリップ2の全体の高さHにわたって延びる少なくとも1つのリブ3を含む。より詳細には、このストリップ2の各リブ3は、第3の軸Zに沿うストリップ2の全体の高さHにわたって延びる。
より詳細には、ストリップ2の高さHは、その埋込の間のストリップ2の長さLの5分の1以下である。
より詳細には、第2の横軸Xに沿うストリップ2の最大厚さEMは、ストリップ2の高さHの5分の1以下である。
製造の点で有利な実施形態では、ストリップ2は、第3の軸Zに沿って延びる直角柱、すなわち、平面XY内の基部からZ方向に押し出された固体を形成し、より詳細には、平面XYに平行する2つの平面によって制限され、高さHから少し離れる。より詳細には、平面XY内のこの直角柱の基部は、平面XY内の中立軸FNの突起に対して左右対称である。言い換えると、ストリップ2は、押出工程、あるいはLIGAプロセスまたはDRIEプロセスにより簡単に製造できる。なぜなら、その形状は、平面XY内で第3の方向Zに上げられる突起によって完全に説明できるからである。
特定の図示の変形形態では、特に2つのヘッド・トゥー・テールのウェハから製造される場合、またはアンダーカット部もしくは平面XY内に平行な正中面に対して左右対称な2つのアンダーカット部を含む場合、ストリップは、中央開口を持つことができる。
より詳細には、第1の長手方向軸Yに沿ったストリップ2の各リブ3の長手方向延長部LNは、第2の横軸Xに沿ったリブ3の突出する厚さES以下である。
特定の実施形態では、少なくとも1つのリブ3は直方体であるか、または直方体に内接する。
より詳細には、これらの直方体は、ストリップの全体の高さにわたって延び、第2の横軸Xに沿ったその寸法は、第1の長手方向軸Yに沿ったその寸法より大きい。
別の変形形態では、これらのリブは、ストリップの高さ全体にわたる柱状菱形状リブであり、菱形の対角線が貫通する中立軸に対して左右対称である。
特定の実施形態では、少なくとも1つのリブ3は、円筒である。
特定の実施形態では、少なくとも1つの前記リブ3は、円管状または楕円形断面である。
特定の実施形態では、少なくとも1つのリブは、中立軸FNに対して左右対称である。
特定の実施形態では、少なくとも1つのリブは、中立軸FNに対して左右非対称である。
特定の実施形態では、ストリップ2は、第1の埋込41と第2の埋込51から少し離れて、正中領域6の両側に交互に突出する複数のリブ3を含む。
特定の実施形態では、少なくとも1つのリブ3は、中空または開口である。
特定の実施形態では、平面XYへのストリップ2の任意の突起が中立軸FNを取り囲む。
特定の実施形態では、ストリップ2は、第1の埋込41と第2の埋込51から少し離れて、第1の長手方向Yに沿って、規則正しく分布する複数のリブ3を含む。
特定の実施形態では、ストリップ2は、第1の埋込41と第2の埋込51から少し離れて、複数のリブ3を含み、その数は一方では長さLと高さHとの比L/Hと、他方では一単位との間の差以上である。
特定の実施形態では、平面XYへのストリップ2の突起は、すべての表面接合部で、10マイクロメートルの最小半径値を有する丸い隅肉を含む。
特定の実施形態では、ストリップ2は、微細機械加工可能な材料または二酸化ケイ素の周辺層を備える温度補償式シリコンでできている。
より詳細には、ストリップ2は、その長さLに沿って、その部分的慣性内に少なくとも2つの膨張を含む。特定の実施形態では、ストリップは、部分的慣性内に少なくとも3つの膨張を有する。部分的慣性内のこれらの膨張は、第3の軸Z内を延びるリブ3によって作られる。
「波形板」の変形形態では、部分的慣性内のこれらの膨張は、中立軸の両側に延びる波によって作られる。
「非伸縮性板」の変形形態では、部分的慣性内の膨張は、平面XYへの突起に見られる、中立軸を含むこうした波によって作られる。
実際のフレクシャ・ベアリング1は、ここに詳述しない。より詳細には、それは、少なくとも2つのこうした可撓性ストリップ2を含む。より詳細には、このフレクシャ・ベアリングは、それぞれが平面XYに平行に延び、この平面XYへの突起で交差された少なくとも2つの別個のストリップを備えるクロス・ストリップ・ピボットである。
より詳細には、ストリップ2は、DRIEまたはLIGAあるいは同様のプロセスによって作られる。
本発明はまた、少なくとも1つのこうした時計用共振子100を含む時計1000に関する。より詳細には、この時計1000は、腕時計であり、特に機械式腕時計である。
2 可撓性ストリップ
4 第1の要素
5 第2の要素
6 正中領域
31 直線母線
41 第1の埋込
51 第2の埋込
L 第1の寸法(長さ)
Y 第1の長手方向軸
EN 呼び厚さ
FN 中立軸

Claims (21)

  1. 時計用共振子(100)であって、少なくとも一方が前記共振子(100)内に可動の慣性素子を形成する第1の要素(4)と第2の要素(5)との間に、前記共振子(100)内の前記慣性素子用に弾性戻り手段を形成する少なくとも1つのフレクシャ・ベアリング(1)を備え、前記フレクシャ・ベアリング(1)は、前記第1の要素(4)の第1の埋込(41)を前記第2の要素(5)の第2の埋込(51)に結合する少なくとも1つの可撓性ストリップ(2)を備え、
    前記第1の埋込(41)は、前記第2の埋込(51)とストリップの方向(D)を画定し、
    前記第1の要素(4)および前記第2の要素(5)は、それぞれが、それぞれの前記少なくとも1つの可撓性ストリップ(2)より硬く、
    前記少なくとも1つの可撓性ストリップ(2)は、前記ストリップ方向(D)に対して平行な平面XY内で本質的に変形するように配置され、前記ストリップの方向(D)に平行な第1の長手方向軸Yに沿う長さと呼ばれる第1の寸法Lと、前記平面XY内で前記第1の長手方向軸Yに直交する第2の横軸Xに沿う厚さと呼ばれる第2の寸法Eと、前記平面XYに直交する第3の軸Zに沿う高さと呼ばれる第3の寸法Hと、を有し、
    前記第1の寸法Lが、前記第2の寸法Eより大きい前記第3の寸法Hより大きく、
    前記少なくとも1つのストリップ(2)は、前記第1の埋込(41)と前記第2の埋込(51)との間に実質的に上部と下部と該上部と下部を接続する2つの側部を有するリボンの形状で延びるよう設けられ、さらに、前記第1の埋込(41)と前記第2の埋込51)を結合する中立軸FNの両側に前記第2の横軸Xに沿った厚さENを有する少なくとも1つの正中領域(6)を有し、
    前記少なくとも1つの可撓性ストリップ(2)が、前記第2の横軸Xに沿って、前記正中領域(6)の厚さ(EN)より長い突出長さ(ES)だけ前記ストリップ(2)から突出して、前記少なくとも1つの可撓性ストリップ(2)の背反曲率を制限する少なくともつのリブ(3)を含むことを特徴とする、時計用共振子(100)。
  2. 前記各リブ(3)は、前記背反曲率のない状態で、前記ストリップ(2)から前記第2の横軸Xに沿って外方向に、各々前記第1の長手方向軸Yに平行な各直線母線(31)まで突出する突出長さ(ES)を有しているとともに、前記各リブ(3)の前記第1の長手方向軸Yに沿った各リブ3の幅LNは、前記第1の埋込(41)と前記第2の埋込(51)との間の前記ストリップ(2)の前記第1の寸法Lの5分の1以下であることを特徴とする、請求項1に記載の時計用共振子(100)。
  3. 前記少なくとも1つのストリップ(2)は、少なくとも1つの前記リブ(3)と、このリブ(3)に隣接する「N+1(Nはリブの数)」個の前記正中領域(6)を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  4. 前記リブ(3)の前記第2の横軸Xに沿った前記突出長さ(ES)は前記正中領域(6)の前記厚さ(EN)より少なくとも1.5倍長いことを特徴とする、請求項3に記載の時計用共振子(100)。
  5. 前記少なくとも2つのリブ(3)は、前記第1の埋込(41)と前記第2の埋込(51)から離れて設けられることを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  6. 前記ストリップ(2)は、前記背反曲率のない状態で、前記第1の長手方向軸Yに沿った一直線に形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  7. 前記少なくとも1つの可撓性ストリップ(2)は、前記ストリップ(2)の高さである前記第3の寸法H全体にわたって前記第3の軸Zに沿って延びる少なくとも1つの前記リブ(3)を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  8. 前記ストリップ(2)の前記高さである前記第3の寸法Hは、前記第1の埋込(41)と前記第2の埋込(51)の間の前記ストリップ(2)の長さを示す前記第1の寸法Lの5分の1以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  9. 前記第2の横軸Xに沿う前記ストリップ(2)の最大厚さEMは、前記ストリップ(2)の前記高さHの5分の1以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  10. 前記ストリップ(2)は、前記リブ(3)として、前記第3の軸Zに沿って延びる直角柱を形成することを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  11. 前記ストリップ(2)は、前記第3の軸Zに沿って延びる菱形状のリブ(3)を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  12. 前記ストリップ(2)の前記各リブ(3)の前記第1の長手方向軸Yに沿った幅LNは、前記各リブ(3)の前記第2の横軸Xに沿った突出長さES以下である、請求項2に記載の時計用共振子(100)。
  13. 少なくとも1つの前記リブ(3)は、直方体であるか、または直方体に内接することを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  14. 少なくとも2つの前記リブ(3)が、前記ストリップ(2)の前記リボン形状の両側部に設けられ、該リブ(3)は前記両側部で対称に設けれていることを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  15. 前記ストリップ(2)の前記リボン形状の前記両側部に、交互に突出する複数の前記リブ(3)を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  16. 前記ストリップ(2)の任意のリブ(3)は、前記ストリップ(2)の前記リボン形状の上部に接することを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  17. 前記ストリップ(2)は、前記第1の埋込(41)と前記第2の埋込(51)から離れて、前記第1の長手方向Yに沿って規則的に分布する複数の前記リブ(3)を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  18. 前記ストリップ(2)は、前記第1の埋込(41)と前記第2の埋込(51)間に、複数の前記リブ(3)を含み、そのリブ(3)の数は、前記ストリップ(2)の長さを示す前記第1の寸法Lと前記ストリップ(2)の高さを示す前記第3の寸法Hとの比L/H以上の整数であることを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  19. 前記ストリップ(2)の前記リブ(3)はその接合部で、10マイクロメートルの最小半径値を有する丸い隅肉を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  20. 前記ストリップ(2)は、微細機械加工可能な材料または二酸化ケイ素の周辺層を備える温度補償式シリコンでできていることを特徴とする、請求項1または2に記載の時計用共振子(100)。
  21. 請求項1または2に記載の少なくとも1つの時計用共振子(100)を含む、時計(1000)。
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