JP6828117B2 - 回転式の撓み支持体を備えた共振機構のための衝撃に対する保護 - Google Patents

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Description

本発明は、構造と、及びアンカーユニットとを有する計時器用共振機構に関する。このアンカーユニットに、第1の方向Zの回転軸のまわりに第1の回転自由度RZで振動するように構成している少なくとも1つの慣性要素が懸架されている。前記慣性要素に、複数の実質的に縦方向の弾性細長材を有する撓みピボットによってはたらく戻し力が与えられる。各弾性細長材は、第1の端において前記アンカーユニットに、そして、第2の端において前記慣性要素に固定されている。各弾性細長材は、本質的に前記第1の方向Zに垂直な平面XY内にて変形可能である。
本発明は、さらに、少なくとも1つのこのような共振機構を有する計時器用発振器に関する。
本発明は、さらに、このような発振器及び/又はこのような共振機構を少なくとも1つ有する計時器用ムーブメントに関する。
本発明は、さらに、このような計時器用ムーブメント及び/又はこのような発振器及び/又はこのような共振機構を有する携行型時計(例、腕時計、懐中時計)に関する。
本発明は、計時器用共振器、特に、発振器の動作のための戻し手段としてはたらく弾性細長材を有する計時器用共振器の分野に関する。
懸架システムのねじり剛性は、少なくとも1つのバランスばね、又は撓み支持体を形成する弾性細長材を有するほとんどの計時器用発振器にとって、特に、交差する細長材を備えた共振器にとって、困難な課題である。また、耐衝撃性は、このねじり剛性にも依存し、実際に、面外の衝撃を受けたときに細長材に与えられる応力はすぐに非常に高い値に達し、このことによって、その部品が降伏の前に動くことができるトラベルを減らしてしまう。計時器用緩衝装置には多くの種類がある。しかし、それらの機能は、本質的に、伝統的なバランスばねのような弾性要素ではなくアーバーの脆弱なピボットを保護することである。
ETA Manufacture Horlogere Suisseによる欧州特許出願EP3054357A1は、構造と、及びいくつかの別個の主共振器とを有する計時器用発振器を開示している。これらの主共振器は、時間的かつ幾何学的にオフセットされており、各主共振器は、弾性戻し手段によって構造の方に戻される質量体を有する。この発振器は、主共振器どうしの相互作用のための連結手段を有し、この連結手段は、伝達手段に連接する制御手段を駆動しガイドするように構成している駆動及びガイド手段を有する車セットの運動を駆動する駆動手段を有する。各伝達手段は、制御手段から離れて主共振器の質量体に連接している。主共振器と車セットは、任意の2つの主共振器の連接軸及び制御手段の連接軸が共面とはならないように構成している。
SWATCH GROUP RESEARCH & DEVELOPMENT Ltdによる欧州特許出願EP3035127A1は、音叉によって形成される共振器を有する計時器用発振器を開示している。この音叉は、フレキシブル要素によって接続要素に固定されている少なくとも2つの振動する可動部を有する。このフレキシブル要素の幾何学的構成が、所定のプレートに対する位置の仮想回転軸を決め、この仮想回転軸のまわりに対応する可動部が振動する。この可動部の重心は、安静位において、対応する仮想回転軸と一致している。
少なくとも1つの可動部に対して、フレキシブル要素は、2つの平行な平面内にて互いに離れて交差する弾性細長材によって形成されており、その方向は、平行な平面のうちの1つの上への射影において、可動部の前記仮想回転軸において交差している。
新しい機構構造は、ETA Manufacture Horlogere Suisseによるスイス特許出願CH01544/16及びその派生特許に従ってリフト角が非常に小さいレバーエスケープを用いる撓み支持体を用いることによって、共振器のクオリティーファクターQを最大限にすることを可能にする。これらの特許文献が教示することは、本発明において直接用いることができ、その共振器は、特定の方向における衝撃の影響をさらに改善することができる。このような状況で、衝撃を受けたときに細長材を破損から保護することが重要となる。撓み支持体を備えた共振器のために今まで提案されたことがある衝撃対策システムが、すべての方向からの衝撃を保護するのではなく特定の方向からの衝撃しか細長材を保護しないことは明らかであり、あるいは、このような衝撃対策システムには、撓みピボットの取り付け点がその振動回転時にわずかに動いてしまうという課題がある。このようなことは、可能な限り回避しなければならない。
ETA Manufacture Horlogere Suisseによるスイス特許出願CH00518/18又は欧州特許出願EP18168765.8は、フレキシブルな懸架システムを介してアンカーユニットを担持している構造を有する計時器用共振機構を開示している。このアンカーユニットには、第1の弾性細長材を有する撓みピボットによってはたらく戻し力の作用の下で第1の回転自由度RZで振動する慣性要素が懸架されており、各第1の弾性細長材は、前記慣性要素と前記アンカーユニットに固定されている。前記フレキシブルな懸架システムは、慣性要素のみがその振動に対するいずれの混乱をも避けるように動くことができる第1の回転自由度RZを除くすべての自由度にてアンカーユニットがいくらかの運動をすることができるように構成している。また、第1の回転自由度RZにおける懸架システムの剛性は、この同じ回転自由度RZにおいて撓みピボットの剛性よりも相当に高い。
本発明は、懸架システム、特に、ETA Manufacture Horlogere Suisseによる特許出願CH00518/18又はEP18168765.8に従う共振機構のための懸架システム、又は撓み支持体を備えた同様の共振器のための懸架システム、のねじり剛性を最適化することを提案するものである。
懸架システムのねじり剛性を改善すると、衝撃を受けたときに細長材が損壊してしまうことに対する保護についても改善する。撓み支持体を備えた良好な回転式の共振器は、撓みピボットを形成し仮想回転軸を定め、第1の回転自由度RZにおける振動回転のために非常にフレキシブルであり、かつ、他の自由度(X、Y、Z、RX、RY)において非常に堅くなければならない。これによって、共振器の重心の望まない運動を避ける。実際に、このような望まない運動は、共振器の向きが重力場において変わったときに(「位置誤差」と呼ばれる)、レートの誤差を発生させる場合がある。ピボットの取り付け点の懸架は、振動の自由度において非常に堅くなければならない、これによって、共振器の等時性を妨げないようにし、反力に起因する運動におけるエネルギーを散逸させることを防ぐ。
本発明は、懸架システムのねじり剛性の良好な制御を提案するものである。これによって、細長材共振器の細長材の面外の変位を制限し、したがって、システムの耐性が改善されることを確実にする。
このために、本発明は、請求項1に記載の細長材型共振機構に関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つのこのような共振機構を有する計時器用発振器に関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つのこのような共振機構を有する計時器用ムーブメントに関する。
本発明、さらに、このような計時器用ムーブメント及び/又は共振機構を有する携行型時計に関する。
添付の図面を参照しながら下記の詳細な説明を読むことで、本発明の他の特徴や利点を理解することができるであろう。
2つの平行なレベルにある弾性細長材を有する撓みピボットによってアンカーユニットに懸架されている慣性質量体を有する、弾性細長材を備えた共振機構の概略平面図である。ETA Manufacture Horlogere Suisseによる特許出願CH00518/18又はEP18168765.8に従って、これらの細長材が延在している方向は、射影上において、この慣性要素の仮想回転軸にて交差する。これらの特許出願が教示することは、本発明に関連して用いることができる。この共振機構は、アンカーユニットと、プレートへの取り付け点の間に共振器が備える中間質量体に対して制限された自由を与えるように構成している2つの並進運動台を有するような特定の構成(これに限定されない)にて示している。なお、これらの並進運動台のそれぞれは、弾性細長材によって定められる仮想ピボットにおいて回転軸の方を実質的に向いている細長い弾性要素を有する。ここで、慣性要素は、慣性調整ねじを備えたバランスの形態の慣性質量体を担持していており、また、エスケープ機構(図示せず)と、特に、パレットと、又は直接エスケープ車と、連係するように構成しているピン又は同様のタイプの突き出る要素を担持している。この機構は、さらに、慣性質量体のトラベルを制限し撓み支持体の細長材を保護する上側及び下側止めメンバーを有する。 図1の共振機構が備える慣性質量体の様々な自由度の概略斜視図である。射影上で交差する2つの弾性細長材を備えた撓み支持体及び2つの並進運動台が見えるようにするためにバランスを除去している。この共振機構は、弾性細長材の2つのレベルの少なくとも一方が、破壊可能要素を有する一体化されたアセンブリーに属しているような構成で示している。ムーブメント内に共振機構をこの破壊可能要素を壊すことによって解放する前に配置することが容易になる。具体的には、2つのレベルが一緒にこのような一体化されたアセンブリーを形成することもできる。 携行型時計の固定構造物への接続用の要素を除去した後の同じ機構を図2と同様な形態で示している。 2つの重なり合った平行なレベルにある直線状の横弾性細長材を備えた横方向の並進運動台を示している図3の詳細を図3と同様な形態で示している。 同様の機構であるが並進運動台が実質的に正方形の断面を有する直線状のフレキシブルシャフトを有するような機構を図3と同様な形態で示している。 図5の実質的に正方形の断面を有する直線状のフレキシブルシャフトの詳細を示している。 同様の機構であるが並進運動台が実質的に円状の断面を有する直線状のフレキシブルシャフトを有する機構を図3と同様な形態で示している。 図7の実質的に円状の断面図の直線状のフレキシブルシャフトの詳細を示している。 一方では1つの前記共振機構、他方では1つの前記共振機構を有する発振機構を有するムーブメントを有する携行型時計を表しているブロック図である。
本発明は、ETA Manufacture Horlogere Suisseによる特許出願CH00518/18及びEP18168765.8に開示された共振器の1つの変種を形成する計時器用共振機構に関する。これらの特許出願を参照によって本明細書に組み入れる。また、それらの特徴は当業者によって本発明の特徴と組み合わせることができる。
この計時器用共振機構100は、構造1と、及びアンカーユニット30とを有する。このアンカーユニット30には、第1の方向Zの回転軸Dのまわりの第1の回転自由度RZで振動するように構成している少なくとも1つの慣性要素2が懸架されている。慣性要素2には、複数の実質的に縦方向の弾性細長材3を有する撓みピボット200によってはたらく戻し力が与えられ、各弾性細長材3は、第1の端にてアンカーユニット30に、そして、第2の端にて慣性要素2に固定されている。各弾性細長材3は、本質的に、第1の方向Zに対して垂直な平面XY内にて変形可能である。
本発明によると、アンカーユニット30は、フレキシブルな懸架システム300によって構造1に懸架されている。このフレキシブルな懸架システム300は、アンカーユニット30が懸架システムの以下の5つのフレキシブルな自由度の運動を可能にするように構成している。
− 第1の方向Zにおける第1の並進運動の自由度
− 第1の方向Zに直交する第2の方向Xにおける第2の並進運動の自由度
− 第2の方向Xと第1の方向Zに直交する第3の方向Yにおける第3の並進運動の自由度
− 第2の方向Xの軸のまわりの第2の回転自由度RX
− 第3の方向Yの軸のまわりの第3の回転自由度RY
本発明の原理は、並進運動台のねじりフレキシブル性を用いて懸架システムのねじり剛性を良好に制御することである。これを達成するために、台XYの細長材の向きは、最も大きなねじりフレキシブル性の方向が共振器の回転軸の方を向くようにされている。細長材のねじりフレキシブル性は、それらの細長材を互いの近くに動かすことによって制御される。
このような状況で、本発明によると、フレキシブルな懸架システム300は、直接又は第1の方向Zにフレキシブルなプレート301を介して構造1に固定された第1の中間質量体303とアンカーユニット30との間に、撓み支持体を備えた横方向の並進運動台32を有し、この並進運動台32は、横方向の細長材320又は横方向のフレキシブルシャフト1320を有し、これは、直線状であり、回転軸Dと交差する横軸D2のまわりに対称的に第2の方向Xに延在している。
特定の実施形態(これに限定されない)において、図に示しているように、フレキシブルな懸架システム300は、アンカーユニット30と第2の中間質量体305の間に、撓み支持体を備えた縦方向の並進運動台31を有する。この縦方向の並進運動台31は、縦方向の細長材301又は縦方向のフレキシブルシャフト1310を有し、これは、直線状であり、回転軸Dを交差する縦軸D1のまわりに対称的に第3の方向Yに延在している。そして、第2の中間質量体305と第1の中間質量体303の間に、撓み支持体を備えた横方向の並進運動台32があり、これには、横方向の細長材320又は横方向のフレキシブルシャフト1320があり、これは、直線状であり、回転軸Dを交差する横軸D2のまわりに対称的に第2の方向Xに延在している。
具体的には、縦軸D1は横軸D2と交差し、具体的には、縦軸D1、横軸D2及び回転軸Dは一点で交わる。
具体的には、縦方向の並進運動台31と横方向の並進運動台32はそれぞれ、少なくとも2つのフレキシブルな細長材又はシャフトを有し、その細長材又はシャフトはそれぞれ、その細長材又はシャフトが第3の方向Yに延在している場合に、第2の方向Xの厚みによって特徴づけられ、あるいは逆に、第1の方向Zの高さによって、そして、細長材又はシャフトが延在している方向の長さによって、特徴づけられる。長さは、高さの5倍以上であり、高さは、厚み以上であり、特に、前記厚みの5倍以上であり、さらには、前記厚みの7倍以上である。
具体的には、横方向の並進運動台32は、互いに平行であり長さが同じである少なくとも2つの横方向のフレキシブルな細長材又はシャフトを有する。図1〜4は、4つの平行な横方向の細長材を備える1つの変種(これに限定されない)を示しており、具体的には、各横方向の細長材は、2つの重なり合ったレベルに配置された2つの半細長材によって形成されており、これらの半細長材は、第1の方向Zにて他方の半細長材の延長線に沿って延在している。これらの半細長材は、互いに対して完全に自由であることができ、あるいは接着結合などによって、また、ケイ素を用いる実施形態などの場合にはSiO2成長によって、結合させることができる。当然、縦方向の並進運動台31(必須ではなく、これが1つある場合)も同じ設計原理に従うことができる。図5〜8は、2つのシャフトの2つのレベルにグループ化されたフレキシブルシャフトを備える変種を示している。これらのシャフトは、図5及び6に示している断面が実質的に正方形であるものと図7及び8に示している断面が実質的に円形であるものである。これらの細長材又はシャフトの数、構成及び断面は、本発明から逸脱せずに変えることができる。
具体的には、横方向の並進運動台32の横方向の細長材又はシャフトには、横軸D2と平行であり回転軸Dを通り抜ける第1の対称平面がある。
具体的には、横方向の並進運動台32の横方向の細長材又はシャフトには、横軸D2と平行であり回転軸Dに直交している第2の対称平面がある。
具体的には、横方向の並進運動台32の横方向の細長材又はシャフトには、横軸D2に垂直であり回転軸Dと平行な第3の対称平面がある。
具体的には、横方向の並進運動台32の横方向の細長材又はシャフトは、少なくとも2つの平行なレベルにわたって延在しており、その各レベルは、回転軸Dに垂直である。
具体的には、横方向の並進運動台32の横方向の細長材又はシャフトの構成は、各レベル上にて同じである。
具体的には、直線状の横方向の細長材又はフレキシブルシャフト320、1320は、高さが厚みの5倍以上大きい平坦型細長材である。
具体的には、直線状の横方向の細長材又はフレキシブルシャフト320、1320は、高さが厚みと等しいような正方形又は円形の断面を有するシャフトである。
具体的には、縦方向の並進運動台31は、互いに平行であり同じ長さである少なくとも2つの縦方向のフレキシブルな細長材又はシャフトを有する。
具体的には、縦方向の並進運動台31の縦方向の細長材又はシャフトには、縦軸D1と平行であり回転軸Dを通り抜ける第1の対称平面がある。
具体的には、縦方向の並進運動台31の縦方向の細長材又はシャフトには、縦軸D1と平行であり回転軸Dに直交するような第2の対称平面がある。
具体的には、縦方向の並進運動台31の縦方向の細長材又はシャフトには、縦軸D1に垂直であり回転軸Dと平行であるような第3の対称平面がある。
具体的には、縦方向の並進運動台31の横方向の細長材又はシャフトは、少なくとも2つの平行なレベルにわたって延在しており、その各レベルは回転軸Dに垂直である。
具体的には、縦方向の並進運動台31の横方向の細長材又はシャフトの構成は、各レベルにて同じである。
具体的には、縦方向の細長材又は直線状のフレキシブルシャフト310、1310は、高さが厚みの5倍以上大きい平坦型細長材である。
具体的には、縦方向の細長材又は直線状のフレキシブルな細長材310、1310は、高さが厚みと等しいような正方形又は円形の断面のシャフトである。
具体的には、共振機構100は、第1の軸方向の止め7と第2の軸方向の止め8を有する軸方向の止め手段を有し、これは、少なくとも第1の方向Zにおける少なくとも慣性要素2の並進運動のトラベルを制限する。この軸方向の止め手段は、慣性要素2と当接係合して、少なくとも第1の方向Zにおける軸方向の衝撃に対して縦方向の細長材3を保護するように構成しており、第2の対称平面は、第1の軸方向の止め7と第2の軸方向の止め8から実質的に等距離である。
特定の変種において、共振機構100は、回転軸Dに垂直な平面内にて延在している少なくとも1つのフレキシブルな細長材302を有するプレート301を有し、構造1と第1の中間質量体303に固定されており、このプレート301は、第1の方向Zにおける第1の中間質量体303の運動を可能にするように構成している。具体的には、プレート301は、少なくとも2つの共面のフレキシブルな細長材302を有する。しかし、このプレート301は、並進運動台XYの細長材の高さがフレキシブルな細長材3の高さに対して小さい場合、具体的には、フレキシブルな細長材3の高さの1/3未満であり、特に、図5〜8におけるようにこの並進運動台がフレキシブルシャフト1310又は1320を有する場合に、必須ではない。
有利な実施形態において、共振機構100は、アンカーユニット30と、前記少なくとも1つの慣性要素2の基部と、撓みピボット200と、フレキシブルな懸架システム300と、第1の中間質量体303と、及び横方向の並進運動台32とを少なくとも有する一体化されたアセンブリーを有し、これは、少なくとも1つの破壊可能要素319を有する。この破壊可能要素319は、構造1への組み付け時に一体化されたアセンブリーの部品を互いに固定するように構成しており、この破壊可能要素319を破壊することによって、一体化されたアセンブリーのすべての可動部品が解放される。
具体的には、一体化されたアセンブリーは、さらに、少なくとも第2の中間質量体305及び縦方向の並進運動台31を有する。
上で説明したように、この製造プロセスに用いられる技術によって、ケイ素ウェハーの高さの2つの別個の細長材を得ることができる。このことによって、並進運動におけるフレキシブル性を高めずに、並進運動台のねじりフレキシブル性を促進することができる。このように、共振機構100は、少なくとも2つの基本的な重なり合った一体化されたアセンブリーを有することができる。このアセンブリーはそれぞれ、1つのレベルにある、アンカーユニット30、及び/又は前記少なくとも1つの慣性要素2及び/又は撓みピボット200の基部、及び/又はフレキシブルな懸架システム300、及び/又は第1の中間質量体303、及び/又は横方向の並進運動台32、及び/又は破壊可能要素319を有する。基本的な一体化されたアセンブリーはそれぞれ、接着結合など、機械的なアセンブリー、ケイ素の実施形態の場合にはSiO2成長、又は同様な方法によって、少なくとも1つの他の基本的な一体化されたアセンブリーに組み付けることができる。
具体的には、このような基本的な一体化されたアセンブリーは、さらに、少なくとも1つのレベルの第2の中間質量体305及び/又は縦方向の並進運動台31を有する。
本発明は、さらに、互いに連係するように構成しているこのような計時器用共振機構100とエスケープ機構400を有する計時器用発振機構500に関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つのこのような発振機構500及び/又は少なくとも1つのこのような共振機構100を有する計時器用ムーブメント1000に関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つのこのようなムーブメント1000、及び/又は少なくとも1つの発振器500、及び/又は少なくとも1つのこのような共振機構100を有する携行型時計2000に関する。
1 構造
2 慣性要素
3 各弾性細長材
7 第1の軸方向の止め
8 第2の軸方向の止め
30 アンカーユニット
31 縦方向の並進運動台
32 横方向の並進運動台
100 共振機構
200 撓みピボット
300 フレキシブルな懸架システム
301 プレート
302 フレキシブルな細長材
303 第1の中間質量体
305 第2の中間質量体
319 破壊可能要素
400 エスケープ機構
500 発振機構
1000 ムーブメント
2000 携行型時計
D 回転軸
D1 縦軸
D2 横軸

Claims (21)

  1. 構造(1)と、及びアンカーユニット(30)とを有する計時器用共振機構(100)であって、
    このアンカーユニット(30)に、第1の方向Zの回転軸(D)のまわりに第1の回転自由度RZで振動するように構成している少なくとも1つの慣性要素(2)が懸架されており、
    前記慣性要素(2)に、複数の実質的に縦方向の弾性細長材(3)を有する撓みピボット(200)によってはたらく戻し力が与えられ、
    各弾性細長材(3)は、第1の端において前記アンカーユニット(30)に、そして、第2の端において前記慣性要素(2)に固定されており、
    各弾性細長材(3)は、本質的に前記第1の方向Zに垂直な平面XY内にて変形可能であり、
    前記アンカーユニット(30)は、フレキシブルな懸架システム(300)によって前記構造(1)に懸架されており、
    このフレキシブルな懸架システム(300)は、前記第1の方向Zにおける第1の並進運動の自由度、前記第1の方向Zに直交する第2の方向Xにおける第2の並進運動の自由度、前記第2の方向Xと前記第1の方向Zに直交する第3の方向Yにおける第3の並進運動の自由度、前記第2の方向Xの軸のまわりの第2の回転自由度RX、及び前記第3の方向Yの軸のまわりの第3の回転自由度RYである、当該懸架システムの5つのフレキシブルな自由度において前記アンカーユニット(30)の運動を可能にするように構成しており、
    前記フレキシブルな懸架システム(300)は、前記アンカーユニット(30)と、直接又は前記第1の方向Zにおいてフレキシブルなプレート(301)を介して前記構造(1)に固定されている第1の中間質量体(303)との間に、撓み支持体を備え横方向の細長材又は横方向のフレキシブルシャフト(320、1320)を有する横方向の並進運動台(32)を有し、
    この横方向の細長材又は横方向のフレキシブルシャフト(320、1320)は、直線状であり、前記回転軸(D)と交差する横軸(D2)のまわりに対称的に前記第2の方向Xに延在している
    ことを特徴とする共振機構(100)。
  2. 前記フレキシブルな懸架システム(300)は、前記アンカーユニット(30)と第2の中間質量体(305)の間に、撓み支持体を備え縦方向の細長材又は縦方向のフレキシブルシャフト(310、1310)を有する縦方向の並進運動台(31)を有し、
    この縦方向の細長材又は縦方向のフレキシブルシャフト(310、1310)は、直線状であり、前記回転軸(D)と交差する縦軸(D1)のまわりに対称的に前記第3の方向Yに延在しており、
    前記フレキシブルな懸架システム(300)は、前記第2の中間質量体(305)と前記第1の中間質量体(303)の間に前記横方向の並進運動台(32)を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の共振機構(100)。
  3. 前記縦軸(D1)は、前記横軸(D2)と交差する
    ことを特徴とする請求項2に記載の共振機構(100)。
  4. 前記縦方向の並進運動台(31)と前記横方向の並進運動台(32)はそれぞれ、少なくとも2つの前記フレキシブルな細長材又はシャフトを有し、
    各細長材又はシャフトは、その細長材又はシャフトが前記第3の方向Yに延在している場合に、前記第2の方向Xにおける厚みによって特徴づけられ、あるいは逆に、前記第1の方向Zにおける高さ及びその細長材又はシャフトが延在している方向の長さによって特徴づけられ、
    前記長さは前記高さの5倍以上であり、前記高さは前記厚み以上である
    ことを特徴とする請求項2に記載の共振機構(100)。
  5. 前記横方向の並進運動台(32)は、互いに平行であり長さが同じである少なくとも2つの前記横方向のフレキシブルな細長材又はシャフトを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の共振機構(100)。
  6. 前記横方向の並進運動台(32)の前記横方向の細長材又はシャフトには、前記横軸(D2)と平行であり前記回転軸(D)を通り抜ける第1の対称平面、及び/又は前記横軸(D2)と平行であり前記回転軸(D)に直交する第2の対称平面、及び/又は前記横軸(D2)に垂直であり前記回転軸(D)と平行である第3の対称平面がある
    ことを特徴とする請求項1に記載の共振機構(100)。
  7. 前記横方向の並進運動台(32)の前記横方向の細長材又はシャフトは、少なくとも2つの平行なレベルにわたって延在しており、その各レベルは前記回転軸(D)に垂直である
    ことを特徴とする請求項1に記載の共振機構(100)。
  8. 前記横方向の並進運動台(32)の前記横方向の細長材又はシャフトの構成は、前記レベルのそれぞれにおいて同じである
    ことを特徴とする請求項7に記載の共振機構(100)。
  9. 前記横方向の細長材又は直線状のフレキシブルシャフト(320、1320)は、高さが厚みの5倍以上である平坦型細長材であり、又は高さが厚みと等しい正方形又は円形の断面のシャフトである
    ことを特徴とする請求項1に記載の共振機構(100)。
  10. 前記縦方向の並進運動台(31)は、互いに平行であり長さが同じである少なくとも2つの前記縦方向のフレキシブルな細長材又はシャフトを有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の共振機構(100)。
  11. 前記縦方向の並進運動台(31)の前記縦方向の細長材又はシャフトには、前記縦軸(D1)と平行であり前記回転軸(D)を通り抜ける第1の対称平面、及び/又は前記縦軸(D1)と平行であり前記回転軸(D)に直交する第2の対称平面、及び/又は前記縦軸(D1)に垂直であり前記回転軸(D)と平行である第3の対称平面がある
    ことを特徴とする請求項2に記載の共振機構(100)。
  12. 前記縦方向の並進運動台(31)の前記横方向の細長材又はシャフトは、少なくとも2つの平行なレベルにわたって延在しており、その各レベルは、前記回転軸(D)に垂直である
    ことを特徴とする請求項2に記載の共振機構(100)。
  13. 前記縦方向の並進運動台(31)の前記横方向の細長材又はシャフトの構成は、前記レベルのそれぞれにおいて同じである
    ことを特徴とする請求項12に記載の共振機構(100)。
  14. 前記縦方向の細長材又は直線状のフレキシブルシャフト(310、1310)は、高さが厚みの5倍以上である平坦型細長材であるか、又は高さが厚みと等しい正方形又は円形の断面のシャフトである
    ことを特徴とする請求項2に記載の共振機構(100)。
  15. 当該共振機構(100)は、少なくとも第1の軸方向の止め(7)と第2の軸方向の止め(8)を有する軸方向の止め手段を有し、これによって、少なくとも前記第1の方向Zにおける前記慣性要素(2)の並進運動のトラベルを制限し、
    前記軸方向の止め手段は、前記慣性要素(2)と当接係合して、少なくとも前記第1の方向Zにおける軸方向の衝撃から前記縦方向の細長材(3)を保護するように構成しており、
    前記横軸(D2)と平行であり前記回転軸(D)に直交する第2の対称平面は、前記第1の軸方向の止め(7)と前記第2の軸方向の止め(8)から実質的に等距離である
    ことを特徴とする請求項1に記載の共振機構(100)。
  16. 前記共振機構(100)は、前記回転軸(D)に垂直な平面内にて延在している、少なくとも1つのフレキシブルな細長材(302)又は複数の共面のフレキシブルな細長材を有するプレート(301)を有し、
    前記プレート(301)は、前記構造(1)と前記第1の中間質量体(303)に固定されており、前記第1の方向Zにおける前記第1の中間質量体(303)運動を可能にするように構成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の共振機構(100)。
  17. 前記共振機構(100)は、前記アンカーユニット(30)と、前記少なくとも1つの慣性要素(2)の基部と、前記撓みピボット(200)と、前記フレキシブルな懸架システム(300)と、前記第1の中間質量体(303)と、及び前記横方向の並進運動台(32)とを少なくとも有する一体化されたアセンブリーを有し、
    前記構造(1)上の組み付け時に前記一体化されたアセンブリーの部品を互いに固定するように構成している少なくとも1つの破壊可能要素(319)を有し、この破壊可能要素(319)を破壊することによって、前記一体化されたアセンブリーのすべての可動部品が解放される
    ことを特徴とする請求項1に記載の共振機構(100)。
  18. 前記共振機構(100)は、前記アンカーユニット(30)と、前記少なくとも1つの慣性要素(2)の基部と、前記撓みピボット(200)と、前記フレキシブルな懸架システム(300)と、前記第1の中間質量体(303)と、及び前記横方向の並進運動台(32)とを少なくとも有する一体化されたアセンブリーを有し、
    前記構造(1)上の組み付け時に前記一体化されたアセンブリーの部品を互いに固定するように構成している少なくとも1つの破壊可能要素(319)を有し、この破壊可能要素(319)を破壊することによって、前記一体化されたアセンブリーのすべての可動部品が解放され、
    前記一体化されたアセンブリーは、さらに、少なくとも、前記第2の中間質量体(305)と前記縦方向の並進運動台(31)を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の共振機構(100)。
  19. 前記共振機構(100)は、少なくとも2つの重なり合った基本的な一体化されたアセンブリーを有し、
    その各アセンブリーは、1つのレベルにある、前記アンカーユニット(30)、及び/又は前記少なくとも1つの慣性要素(2)の基部、及び/又は前記撓みピボット(200)、及び/又は前記フレキシブルな懸架システム(300)、及び/又は前記第1の中間質量体(303)、及び/又は前記横方向の並進運動台(32)、及び/又は破壊可能要素(319)を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の共振機構(100)。
  20. 請求項1に記載の共振機構(100)を少なくとも1つ、及び/又は
    互いに連係するように構成している請求項1〜19のいずれか一項に記載の共振機構(100)とエスケープ機構(400)を有する計時器用発振機構(500)を少なくとも1つ
    有することを特徴とする計時器用ムーブメント(1000)。
  21. 請求項20に記載のムーブメント(1000)を少なくとも1つ及び/又は請求項1に記載の共振機構(100)を少なくとも1つ有する
    ことを特徴とする携行型時計(2000)。
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