JP6947775B2 - ハンド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハンド装置に関する。
従来、半導体のリードフレームを運搬枠に供給するリードフレーム供給装置において、異なる寸法のリードフレームに対応して、リードフレームを把持するチャックを交換可能とすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−143225号公報
ワークの両端部をハンド部によって保持するハンド装置において、寸法の異なるワークを保持するために、ワークの寸法に応じてハンド部を交換することは、ハンド部の交換によるタクトロスの増加につながる。また、交換用に多種類のハンド部を用意する必要があるため、交換用のハンド部の置き場所が必要であり、多種類のハンド部の製作コストもかかる。このため、ワークの両端部をハンド部によって保持するハンド装置においては、複数のハンド部を用意する必要なく、寸法の異なるワークの両端部を保持できるようにすることが望まれている。
本開示のハンド装置の一態様は、ワークを把持する把持部と、前記把持部を、前記ワークを把持する第1の位置、最も開いた第2の位置、前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置にそれぞれ動作させる把持部駆動部と、前記把持部により把持される前記ワークの幅方向の両端部を保持する一対のハンド部を有すると共に、前記一対のハンド部の開き位置を可変可能なハンド機構部と、前記把持部の動作に連動するように設けられ、前記ハンド機構部に対して連結可能な操作部と、前記把持部を進退移動させるアクチュエータと、を備え、前記ハンド機構部は、前記把持部が前記第2の位置にあるときに、前記操作部と連結され、前記アクチュエータによる前記把持部の進退移動に連動して前記一対のハンド部の開き位置を可変するように構成され、前記把持部が前記第1の位置又は前記第3の位置にあるときに、前記操作部との連結が解除され、前記一対のハンド部の開き位置を固定するように構成される。
一態様のハンド装置によれば、複数のハンド部を用意する必要がなく、大きさの異なるワークの両端部を保持することができる。
ハンド装置の一実施形態を上方から見た斜視図である。 ハンド装置の一実施形態を下方から見た斜視図である。 ハンド装置の一実施形態の平面図である。 ハンド装置の一実施形態の正面図である。 ハンド部の最小開き位置を示すハンド装置の一実施形態の平面図である。 ハンド部の最小開き位置を示すハンド装置の一実施形態の正面図である。 ハンド部が最大開き位置に配置されたときのハンド装置の一部を拡大して示す斜視図である。 開き位置調整部を固定する開き位置固定ピンを拡大して示す断面図である。 ハンド部が最小開き位置に配置されたときのハンド装置の一部を拡大して示す斜視図である。 把持部が第2の位置に動作しているときのハンド装置の一部を拡大して示す斜視図である。 把持部が第2の位置に動作しているときの操作部と開き位置固定ピンとを拡大して示す断面図である。 把持部が第3の位置に動作しているときのハンド装置の一部を拡大して示す斜視図である。 把持部が第3の位置に動作しているときの操作部と開き位置固定ピンとを拡大して示す断面図である。 相対的に大きな幅寸法を有するワークをハンド装置によって保持する様子を説明する図である。 相対的に小さな幅寸法を有するワークをハンド装置によって保持する様子を説明する図である。
以下、本開示のハンドの実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、ハンド装置の一実施形態を上方から見た斜視図である。図2は、ハンド装置の一実施形態を下方から見た斜視図である。図3は、ハンド装置の一実施形態の平面図である。図4は、ハンド装置の一実施形態の正面図である。図5は、ハンド部の最小開き位置を示すハンド装置の一実施形態の平面図である。図6は、ハンド部の最小開き位置を示すハンド装置の一実施形態の正面図である。
本実施形態のハンド装置1は、ロボットのアーム部(図14、図15参照)に取り付けられ、プリント基板やガラス板等の平板状のワーク(図14、図15参照)の両端部を保持した状態で、ロボットのアーム部の動作によってワークを搬送する装置である。ハンド装置1は、アクチュエータ2と、把持部3と、把持部駆動部4と、ハンド機構部5と、を有する。
なお、各図において、X方向は、ハンド装置1の幅方向を示す。X1方向とX2方向とは、ハンド装置1の幅方向における相反する方向を示す。Y方向は、ハンド装置1の前後方向を示す。Y1方向はハンド装置1の前方を示し、Y2方向はハンド装置1の後方を示す。Z方向は、ハンド装置1の上下方向である。Z1方向はハンド装置1の上方を示し、Z2方向はハンド装置1の下方を示す。
アクチュエータ2は、前後方向に長尺に形成されるアクチュエータ本体21と、アクチュエータ本体21の下側に配置される移動体22と、アクチュエータ本体21の後端に配置されて移動体22を駆動させるモータ23と、を有する電動アクチュエータである。移動体22は、アクチュエータ本体21内に設けられるボールねじやチェーン等の動力伝達機構(図示せず)を介して、モータ23と連結されている。アクチュエータ本体21の下面には、アクチュエータ本体21の長さ方向に延びるガイド孔21aが設けられている。移動体22は、モータ23の駆動により、ガイド孔21aに沿って前後方向に進退移動可能に設けられている。アクチュエータ本体21の後端上側には、ロボットのアーム部(図14、図15参照)と接続するためのATC(Automatic Tool Changer)24が設けられている。
把持部3は、可動爪31と固定爪32とからなる把持爪30を有し、ワークの端部を、可動爪31と固定爪32とでワークの厚み方向に把持する。把持部3は、上支持部材33と、フレーム部材34と、下支持部材35と、可動部材36と、を更に有する。上支持部材33は、移動体22の下面に固定されている。フレーム部材34は、上支持部材33の一側面に固定され、上支持部材33から下方に延びている。下支持部材35は、上支持部材33の真下に配置されている。フレーム部材34の下端は、下支持部材35の一側面に固定されている。これにより、下支持部材35は、上支持部材33からフレーム部材34の長さに相当する一定の距離をおいて配置されている。固定爪32は、下支持部材35に、ハンド装置1の前方に突出するように設けられている。
可動部材36は、上支持部材33と下支持部材35との間に配置されている。可動部材36は、上支持部材33と下支持部材35とに亘って設けられる複数本(本実施形態では3本)のガイドシャフト37に沿って、上支持部材33と下支持部材35との間を上下に移動可能に設けられている。可動爪31は、可動部材36に、ハンド装置1の前方に突出するように設けられている。
図1、図2及び図4に示すように、可動部材36が下支持部材35に最も近接又は当接するように下方に移動したとき、可動爪31は、下支持部材35に設けられる固定爪32に近接又は重なるように配置される。このときの可動爪31と固定爪32とが配置される位置は、把持部3がワークを把持する第1の位置である。把持部3は、上支持部材33が移動体22に固定されることにより、アクチュエータ2の駆動によって、アクチュエータ2の長さ方向に沿って前後方向に進退移動可能に構成される。従って、把持部3は、ワークを把持した状態で、アクチュエータ2の前後方向に沿って進退移動することにより、ワークをハンド装置1の前後方向に引っ張り又は押し出すことができる。
把持部駆動部4は、例えば油圧シリンダ又は空圧シリンダによって構成され、把持部3の下支持部材35に設けられている。把持部駆動部4は、可動部材36を、上支持部材33と下支持部材35との間の任意の位置に移動及び停止させることができる。詳しくは、把持部駆動部4は、可動部材36を移動させることにより、把持部3を、第1の位置、第2の位置及び第3の位置の少なくとも3つの位置に配置可能となるように動作させる。第1の位置は、上記の通り、把持爪30の可動爪31と固定爪32とが最も近接又は当接し、把持部3がワークを把持する位置である(図1、図2及び図4参照)。第2の位置は、可動爪31と固定爪32とが最も離間し、把持部3が最大に開いた位置である(図10参照)。第3の位置は、第1の位置と第2の位置との間の位置である(図12参照)。
把持部駆動部4は、把持部3を、第1の位置、第2の位置及び第3の位置に配置するように動作させる3ポジションシリンダにより構成することができる。これにより、把持部3が第1の位置、第2の位置及び第3の位置のいずれかに配置されるように、可動部材36の上下方向の位置決めを容易に行うことができる。このため、可動部材36の位置決めのための複雑な機構を把持部3に組み込む必要がなく、把持部3を簡素化、軽量化することができる。なお、第1の位置、第2の位置及び第3の位置については、更に後段で詳細に説明する。
ハンド機構部5は、ワークの幅方向の両端部を保持するための一対のハンド部51,51と、ワークの幅寸法に対応したハンド部51,51の開き位置を調整するための1つの開き位置調整部52と、ハンド部51,51と開き位置調整部52とをそれぞれ連結するリンク部53と、ハンド部51,51の移動をガイドする2本のスライドレール54,54と、を有する。
ハンド部51,51は、平板状に形成され、アクチュエータ2の前方側を挟んで平行に配置されている。ハンド部51,51の下端部には、ワーク保持部51a,51aがそれぞれ設けられている。ワーク保持部51a,51aは、把持爪30によって把持されたワークの幅方向の両端部を保持する部位であり、図4に示すように、ハンド装置1の上下方向において、固定爪32とほぼ同じ高さに、内向きに設けられている。本実施形態では、ワーク保持部51a,51aは、ハンド部51,51の長さ方向(図中のY方向)に沿って延びる溝によって形成されている。しかし、ワーク保持部51a,51aの具体的な構成は、溝に制限されず、ワークの幅方向の両端部をハンド部51,51間に保持可能な構成であればよい。従って、ワーク保持部51a,51aは、例えばワークの幅方向の両端部の下面を支持するだけの内向きの爪部材又は板部材(図示せず)により構成されてもよい。なお、図3及び図5に示すように、可動爪31と固定爪32からなる把持爪30は、把持部3が最も前方に移動した際、ハンド部51,51の前方端51b,51bよりも前方側に突出している。
開き位置調整部52は、把持部3の進退移動方向に沿う方向に移動することにより、ハンド部51,51の開き位置を可変するものである。本実施形態の開き位置調整部52は、矩形板状に形成され、アクチュエータ本体21の上面から僅かに上方に離隔して配置され、平行に配置される2本ずつの支持杆53a,53aによって、ハンド部51,51の上端部にそれぞれ連結されている。各支持杆53a,53aの両端部は、ハンド部51,51の上端部と開き位置調整部52の上面とに対して、それぞれ回動ピン53bによって回動可能に取り付けられている。リンク部53は、支持杆53aと回動ピン53bとによって構成される。
スライドレール54,54は、ハンド部51,51の開き位置の可変動作を円滑にガイドするものであり、ハンド部51,51に1対1に対応して設けられている。スライドレール54,54は、レール部54a,54aと、レール部54a,54a内にスライド移動可能に嵌合するスライダ54b,54bとで構成され、ハンド部51,51とアクチュエータ本体21とに亘ってそれぞれ設けられている。レール部54a,54aの一端は、アクチュエータ本体21の前方端の上面に取り付けられた台座部55に固定されることにより、アクチュエータ本体21の上面から僅かに上方に離隔して配置されている。レール部54a,54aの他端は、ハンド部51,51に向けて、アクチュエータ2の両側方(X1方向及びX2方向)に向けて直線状に延びている。スライダ54b,54bの一端は、ハンド部51,51の上端部に固定されている。ハンド部51,51の上端部におけるスライダ54b,54bの固定部位は、支持杆53a,53aの取り付け部位よりも前方側に配置されている。スライダ54b,54bの他端側は、それぞれレール部54a,54a内に挿入されている。
図1〜図4において、ハンド機構部5の開き位置調整部52は、アクチュエータ本体21の前方に配置され、台座部55の後方に最も接近している。このとき、リンク部53の各支持杆53a,53aは、アクチュエータ本体21に対して略直交するように、開き位置調整部52から両側方に向けて開くように配置される。これにより、各スライダ54b,54bが、各レール部54a,54aから抜け出る方向にスライドし、ハンド部51,51は、互いに最も離間した最大開き位置に配置される。
一方、図5及び図6において、ハンド機構部5の開き位置調整部52は、アクチュエータ本体21の後方に配置され、ATC24の前方に最も接近している。このとき、リンク部53の各支持杆53a,53aは、回動ピン53bを中心に回動してアクチュエータ本体21の長さ方向に沿って閉じるように配置される。これにより、各スライダ54b,54bが、各レール部54a,54aに挿入される方向にスライドし、ハンド部51,51は、互いに最も近接した最小開き位置に配置される。
本実施形態において、ハンド部51,51の開き位置は、ハンド機構部5の開き位置調整部52を、把持部3の進退移動方向に沿う方向に移動させることにより、上記の最大開き位置と最小開き位置との間で複数段階に調整可能である。開き位置調整部52は、アクチュエータ本体21の前後方向における調整された位置で固定され、ハンド部51,51の開き位置を固定するように構成される。なお、開き位置調整部52の移動方向は、一般的には、把持部3の進退移動方向と同一方向とされるが、アクチュエータ本体21の前後方向に沿う方向であって、リンク部53の動作及びハンド部51,51の開き動作に支障が生じないものであれば、把持部3の進退移動方向に対して僅かに傾斜していてもよい。
次に、ハンド部51,51の開き位置の固定のための構成について、更に図7〜図9を用いて詳細に説明する。図7は、ハンド部が最大開き位置に配置されたときのハンド装置の一部を拡大して示す斜視図である。図8は、開き位置調整部を固定する開き位置固定ピンを拡大して示す断面図である。図9は、ハンド部が最小開き位置に配置されたときのハンド装置の一部を拡大して示す斜視図である。
図7〜図9に示すように、開き位置調整部52は、開き位置固定ピン56を有する。本実施形態の開き位置固定ピン56は、ピン基部56aと、ピン操作板56bと、ピン先端部56cと、で構成される。
開き位置固定ピン56は、平行に配置された一対のピン基部56a,56aを有する。開き位置固定ピン56は、開き位置調整部52に上下方向に形成された一対のピン取付け穴52a,52a内に一対のピン基部56a,56aが挿入されることにより、開き位置調整部52に取り付けられている。ピン基部56a,56a及びピン取付け穴52a,52aは、開き位置調整部52の幅方向の一方端部寄り(X2方向の端部寄り)に、アクチュエータ本体21の前後方向に沿って並んで配置されている。ピン基部56a,56aは、ピン取付け穴52a,52a内に緩く挿入されている。このため、開き位置固定ピン56は、開き位置調整部52から下方に向けて出没可能である。
ピン基部56a,56aは、1枚の平板からなるピン操作板56bの上面に立設されている。ピン先端部56cは、ピン操作板56bの下面から下方(アクチュエータ本体21の上面)に向けて1本だけ突出している。ピン先端部56cの下端近傍には、フランジ部56dが設けられている。
アクチュエータ本体21の上面において、開き位置固定ピン56の下方に対応する側部(図中のX2方向の側部)に、穴部材57が取り付けられている。穴部材57は、ハンド部51,51の最大開き位置と最小開き位置に対応する開き位置調整部52の移動範囲に亘る長さを有する。穴部材57には、開き位置固定ピン56のピン先端部56cが挿入可能な複数の開き位置固定用穴57aを有する。複数の開き位置固定用穴57aは、開き位置調整部52の移動方向に沿って配列されている。各開き位置固定用穴57aの位置は、ハンド部51,51の複数の開き位置に対応している。
本実施形態の穴部材57は、アクチュエータ本体21の前後方向に沿って長尺な板状に形成されているが、棒状等の他の形状でもあってもよい。また、アクチュエータ本体21の前後方向に沿う1枚の板状に形成されていなくてもよく、1又は複数の開き位置固定用穴57aを有する複数の短尺な部材によって形成されてもよい。
図8に示すように、開き位置固定ピン56の下方への移動によってピン先端部56cが穴部材57の開き位置固定用穴57aに挿入されると、フランジ部56dが穴部材57の表面に当接し、開き位置固定ピン56の下方位置を制限する。このとき、開き位置固定ピン56のピン基部56a,56aの一部は、開き位置調整部52のピン取付け穴52a,52a内に挿入されたままである。このため、開き位置固定ピン56のピン先端部56cが開き位置固定用穴57aに挿入されると、開き位置調整部52は、開き位置固定ピン56によってアクチュエータ本体21に対して移動不能に固定される。
図7では、開き位置固定ピン56のピン先端部56cが穴部材57の最も前方側の開き位置固定用穴57aに挿入されている。これにより、開き位置調整部52は、アクチュエータ本体21の最も前方側の位置に固定される。このとき、ハンド部51,51は、最大開き位置に固定される。一方、図9では、開き位置固定ピン56のピン先端部56cが穴部材57の最も後方側の開き位置固定用穴57aに挿入されている。これにより、開き位置調整部52は、アクチュエータ本体21の最も後方側の位置に固定される。このとき、ハンド部51,51は、最小開き位置に固定される。また、図示しないが、開き位置固定ピン56のピン先端部56cが、上記の2箇所の位置固定用穴57a,57aに挟まれたその他の位置固定用穴57aに挿入される場合、ハンド部51,51は、最大開き位置と最小開き位置との間の開き位置に固定される。
本実施形態の開き位置固定ピン56は、自重により下方に移動するように構成されているが、このような構成に制限されない。開き位置固定ピン56は、コイルばね等の付勢部材(図示せず)によって、穴部材57に向けて常時付勢されるように構成されてもよい。
また、穴部材57は、アクチュエータ本体21に対して交換可能に設けられてもよい。これにより、開き位置固定用穴57aの数及び位置を様々に異ならせた複数の穴部材57を用意しておくことにより、穴部材57を交換するだけで、1台のハンド装置1で様々な幅寸法を有するワークを保持することが可能となる。なお、穴部材57の交換を不要とする場合は、開き位置固定用穴57aは、アクチュエータ本体21の上面に直接形成されていてもよい。
次に、開き位置調整部52を移動させることにより、ハンド部51,51の開き位置を可変させる具体的な構成について、更に図10〜図13を用いて詳細に説明する。図10は、把持部が第2の位置に動作しているときのハンド装置の一部を拡大して示す斜視図である。図11は、把持部が第2の位置に動作しているときの操作部と開き位置固定ピンとを拡大して示す断面図である。図12は、把持部が第3の位置に動作しているときのハンド装置の一部を拡大して示す斜視図である。図13は、把持部が第3の位置に動作しているときの操作部と開き位置固定ピンとを拡大して示す断面図である。
把持部3の可動部材36には、把持部3の動作に連動する操作部6が取り付けられている。操作部6は、アクチュエータ2の幅方向において、穴部材57が配置される側と同一の側方(X2方向)に配置されている。操作部6は、把持部3の可動部材36に固定され、可動部材36から後方に延びる第1部分61と、第1部分61の後端から上方に延びる第2部分62と、第2部分62の上端部に設けられて開き位置調整部52との連結部となる第3部分63と、を有する。第3部分63は、ハンド装置1の前後方向に延びている。第3部分63の上面は、開き位置調整部52の下面と平行に形成されている。
開き位置調整部52には、操作部6の第3部分63に対応する位置に、第1の係合部としての穴部52bが設けられている。一方、操作部6の第3部分63の上面には、開き位置調整部52の穴部52bと係合可能な第2の係合部としての凸部64が設けられている。穴部52bは、開き位置調整部52の下面に開口している。穴部52bは、開き位置調整部52を貫通していても、貫通していなくてもよい。穴部52bと凸部64とは、それぞれハンド装置1の前後方向に2つずつ並んで設けられている。
図10及び図13に示すように、開き位置固定ピン56のピン操作板56bは、アクチュエータ2よりも側方(X2方向)に延出している。また、操作部6の第3部分63は、アクチュエータ2側に向けて張り出すことにより、ピン操作板56bと干渉可能な張出部63bを有している。張出部63bの上面63cは、凸部64を有する第3部分63の上面63aよりも、ピン操作板56bの厚みの分だけ低く形成されている。
図10に示すように、把持部3が第2の位置に動作するとき、把持部駆動部4の駆動により可動部材36が最も上方に移動し、可動部材36に取り付けられている操作部6も、最も上方に移動する。操作部6が上方に移動する過程で、第3部分63の張出部63bの上面63cが、開き位置固定ピン56のピン操作板56bと干渉してピン操作板56bを上方に持ち上げる。また、操作部6が上方へ移動すると、やがて操作部6の第3部分63が開き位置調整部52の下面に当接する。このとき、図11に示すように、開き位置調整部52の穴部52bに操作部6の凸部64が嵌り込んで係合し、開き位置調整部52と操作部6とが連結される。また、ピン操作板56bが操作部6の張出部63bと開き位置調整部52との間で挟持されることにより、開き位置固定ピン56は、ピン先端部56cが穴部材57の開き位置固定用穴57aから抜け出た位置に保持される。
これにより、開き位置調整部52は、アクチュエータ2の駆動による把持部3の進退移動に連動して、把持部3の進退移動方向に沿う方向に移動可能とされる。開き位置調整部52が移動することにより、ハンド機構部5の一対のハンド部51,51は、リンク部53を介して、図3及び図4に示す最大開き位置と図5及び図6に示す最小開き位置との間で可変される。
図12及び図13は、把持部3が第1の位置(図1参照)と第2の位置(図10参照)との間の第3の位置に動作している状態を示している。第3の位置では、操作部6の第3部分63が開き位置調整部52から下方に離れ、操作部6と開き位置調整部52との連結が解除されている。また、第3部分63の張出部63bによる開き位置固定ピン56のピン操作板56bの保持も解除され、開き位置固定ピン56が自重により下方向に移動することにより、ピン先端部56cが、穴部材57の開き位置固定用穴57aに挿入されている。
これにより、開き位置調整部52は、開き位置固定ピン56が開き位置固定用穴57aに挿入された位置に固定され、開き位置固定用穴57aの位置に応じたハンド部51,51の開き位置が決定される。開き位置調整部52の固定位置、即ち、開き位置固定ピン56が挿入される穴部材57の開き位置固定用穴57aの位置は、把持部3(移動体22)が進退移動する際の位置を、エンコーダ等の位置検出手段(図示せず)によって検出することにより決定される。
なお、把持部3の第3の位置における操作部6の位置は、第1の位置と第2の位置との間であって、操作部6と開き位置調整部52との連結が解除されると共に、操作部6による開き位置固定ピン56の保持が解除されて、開き位置固定ピン56が開き位置固定用穴57aに挿入される位置であれば、図12及び図13に示す位置に制限されず、更に下方に配置されていてもよい。
次に、ハンド装置1によるワークの保持動作の一例について説明する。図14は、相対的に大きな幅寸法を有するワークをハンド装置によって保持する様子を説明する図である。このワークW1の幅寸法は、ハンド装置1で保持可能な最大寸法であるものとする。図15は、相対的に小さな幅寸法を有するワークをハンド装置によって保持する様子を説明する図である。このワークW2の幅寸法は、ハンド装置1で保持可能な最小寸法であるものとする。図14及び図15に示すように、ワークW1、W2は、マガジン100内に、上下方向に間隔をおいて複数収容されている。
図14に示すように、ハンド装置1で保持可能な最大寸法のワークW1を保持する場合は、まず、操作部6の第3部分63が開き位置調整部52の直下に配置されるように、アクチュエータ2の駆動によって把持部3が前後方向に位置決めされる。把持部3の位置決め完了後、把持部駆動部4によって把持部3の可動部材36を上方に移動させ、把持部3を第2の位置に動作させる(図10、図11参照)。これにより、操作部6の凸部64と開き位置調整部52の穴部52bとが係合し、操作部6と開き位置調整部52とが連結する。
操作部6と開き位置調整部52とが連結すると、開き位置固定ピン56が、操作部6の張出部63bにより、穴部材57の開き位置固定用穴57aから抜け出る位置に保持され、開き位置調整部52が前後方向に移動可能となる。その後、アクチュエータ2の駆動によって把持部3を最も前方に移動させると、開き位置調整部52も前方に移動することにより、ハンド部51,51が最大開き位置に配置される(図3、図4参照)。その後、把持部駆動部4によって把持部3の可動部材36を下方に移動させ、把持部3を第3の位置に動作させる(図12、図13参照)。これにより、操作部6と開き位置調整部52との連結が解除されると共に、開き位置固定ピン56が自重により下方に移動して、穴部材57の最も前方に配置される開き位置固定用穴57aに挿入される。その結果、開き位置調整部52がその位置に固定され、ハンド部51,51が最大開き位置に固定される。
ハンド部51,51が最大開き位置に固定された後、第3の位置に動作している把持部3がアクチュエータ2の駆動によって最も前方に移動する。その後、可動爪31と固定爪32との間にワークW1の端部中央が配置されるように、ハンド装置1がロボットのアーム部200の動作によりマガジン100の近傍に移動する。ハンド装置1がマガジン100の近傍に配置された後、把持部駆動部4によって把持部3の可動部材36を更に下方に移動させ、把持部3を第1の位置に動作させる(図1、図2、図4参照)。これにより、把持部3の把持爪30がワークW1の端部中央を把持する。把持部3がワークW1を保持すると、アクチュエータ2の駆動により、把持部3を後退方向に移動させてワークW1をマガジン100から引っ張り出す。マガジン100から引っ張り出されたワークW1の両端部は、マガジン100の外部で最大開き位置に固定されている一対のハンド部51,51のワーク保持部51a,51aに挿入されて保持される。その後、ハンド装置1は、ロボットのアーム部200の動作により移動し、ワークW1を搬送する。
次いで、図15に示すように、ハンド装置1で保持可能な最小寸法のワークW2を保持する場合は、上記と同様に、操作部6と開き位置調整部52とを連結させた後、アクチュエータ2の駆動によって把持部3を最も後方に移動させる。これにより、ハンド部51,51は、図5及び図6に示すように、最小開き位置に配置される。その後、把持部駆動部4によって把持部3の可動部材36を下方に移動させ、把持部3を第3の位置に動作させる(図12、図13参照)。これにより、操作部6と開き位置調整部52との連結が解除され、開き位置固定ピン56が自重により下方に移動して、穴部材57の最も後方に配置される開き位置固定用穴57aに挿入される。その結果、開き位置調整部52がその位置に固定され、ハンド部51,51が最小開き位置に固定される。
ハンド部51,51が最小開き位置に固定された後、第3の位置に動作している把持部3がアクチュエータ2の駆動によって最も前方に移動する。その後、可動爪31と固定爪32との間にワークW2の端部中央が配置されるように、ハンド装置1がロボットのアーム部200の動作によりマガジン100の近傍に移動する。ハンド装置1がマガジン100の近傍に配置された後、把持部駆動部4によって把持部3の可動部材36を更に下方に移動させ、把持部3を第1の位置に動作させる(図1、図2、図4参照)。これにより、把持部3の把持爪30がワークW2の端部中央を把持する。把持部3がワークW2を保持すると、アクチュエータ2の駆動により、把持部3を後退方向に移動させてワークW2をマガジン100から引っ張り出す。マガジン100から引っ張り出されたワークW2の両端部は、マガジン100の外部で最小開き位置に配置されている一対のハンド部51,51のワーク保持部51a,51aに挿入されて保持される。その後、ハンド装置1は、ロボットのアーム部200の動作により移動し、ワークW2を搬送する。
以上のように、本実施形態のハンド装置1は、ワークW1,W2を把持する把持部3と、把持部3を、ワークW1,W2を把持する第1の位置、最も開いた第2の位置、第1の位置と第2の位置との間の第3の位置にそれぞれ配置可能となるように動作させる把持部駆動部4と、把持部3により把持されるワークW1,W2の幅方向の両端部を保持する一対のハンド部51,51を有すると共に、ワークW1,W2の両端部の位置に応じて一対のハンド部51,51の開き位置を可変可能なハンド機構部5と、把持部3の動作に連動するように設けられ、ハンド機構部5に対して連結可能な操作部6と、把持部3を進退移動させるアクチュエータ2と、を備え、ハンド機構部5は、把持部3が第2の位置にあるときに、操作部6と連結され、アクチュエータ2による把持部3の進退移動に連動して一対のハンド部51,51の開き位置を可変するように構成され、把持部3が第1の位置又は第3の位置にあるときに、操作部6との連結が解除され、一対のハンド部51,51の開き位置を固定するように構成される。このため、ワークW1,W2の幅寸法に応じた複数のハンド部を用意する必要がなく、大きさの異なる多品種のワークW1,W2の両端部を保持することができる。
しかも、ハンド部51,51の開き位置を可変させるための駆動源として、把持部3を進退移動させるアクチュエータ2を使用するため、別途の駆動源を設ける必要がなく、ハンド装置1の構造の大型化を抑制し、簡素化及び軽量化が可能である。
また、ハンド機構部5は、把持部3の進退移動方向に沿う方向に移動可能に設けられる開き位置調整部52と、開き位置調整部52の移動に連動して一対のハンド部51,51をワークW1,W2の幅方向に開き動作させるリンク部53と、を有し、開き位置調整部52は、第1の係合部である穴部52bを有し、操作部6は、穴部52bと係合可能な第2の係合部である凸部64を有し、開き位置調整部52は、把持部3が第2の位置にあるときに、穴部52bと凸部64とが係合することにより操作部6と連結され、アクチュエータ2による把持部3の進退移動に連動して移動するように構成され、把持部3が第1の位置又は第3の位置にあるときに、穴部52bと凸部64との係合が解除されることにより操作部6との連結が解除され、一対のハンド部51,51の開き位置を固定するように構成される。このため、開き位置調整部52と操作部6との連結によって、リンク部53を介して、一対のハンド部51,51の開き位置を容易に可変させることができる。開き位置調整部52と操作部6との連結が解除されることによって、一対のハンド部51,51の開き位置を容易に固定させることができる。
なお、ハンド装置1において、第1の係合部が凸部により構成され、第2の係合部が穴部により構成されてもよい。また、第1の係合部と第2の係合部の具体的な構成は、互いに係合可能で、且つ、係合状態において、把持部3の前後方向の進退移動の際に、開き位置調整部52を前後方向に進退移動可能な構成であれば、穴部と凸部に制限されない。
更に、アクチュエータ2は、開き位置調整部52の移動方向に沿って一対のハンド部51,51の複数の開き位置に対応して配列された複数の開き位置固定用穴57aを有し、開き位置調整部52は、開き位置固定用穴57aに向けて出没可能な開き位置固定ピン56を有し、開き位置固定ピン56は、把持部3が第2の位置にあるときに、操作部6によって開き位置固定用穴57aから抜け出る位置に保持されるように構成され、把持部3が第1の位置又は第3の位置にあるときに、操作部6による保持が解除され、いずれかの開き位置固定用穴57aに挿入するように構成される。このため、開き位置調整部52と操作部6との連結を解除するだけで、開き位置調整部52を容易に固定することができる。
1 ハンド装置
2 アクチュエータ
3 把持部
4 把持部駆動部
5 ハンド機構部
51 ハンド部
52 開き位置調整部
52b 穴部(第1の係合部)
53 リンク部
56 開き位置固定ピン
57 穴部材
57a 開き位置固定用穴
6 操作部
64 凸部(第2の係合部)
W1,W2 ワーク

Claims (5)

  1. ワークを把持する把持部と、
    前記把持部を、前記ワークを把持する第1の位置、最も開いた第2の位置、前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置にそれぞれ動作させる把持部駆動部と、
    前記把持部により把持される前記ワークの幅方向の両端部を保持する一対のハンド部を有すると共に、前記一対のハンド部の開き位置を可変可能なハンド機構部と、
    前記把持部の動作に連動するように設けられ、前記ハンド機構部に対して連結可能な操作部と、
    前記把持部を進退移動させるアクチュエータと、を備え、
    前記ハンド機構部は、前記把持部が前記第2の位置にあるときに、前記操作部と連結され、前記アクチュエータによる前記把持部の進退移動に連動して前記一対のハンド部の開き位置を可変するように構成され、前記把持部が前記第1の位置又は前記第3の位置にあるときに、前記操作部との連結が解除され、前記一対のハンド部の開き位置を固定するように構成される、ハンド装置。
  2. 前記ハンド機構部は、前記把持部の進退移動方向に沿う方向に移動可能に設けられる開き位置調整部と、前記開き位置調整部の移動に連動して前記一対のハンド部を前記ワークの幅方向に開き動作させるリンク部と、を有し、
    前記開き位置調整部は、第1の係合部を有し、
    前記操作部は、前記第1の係合部と係合可能な第2の係合部を有し、
    前記開き位置調整部は、前記把持部が前記第2の位置にあるときに、前記第1の係合部と前記第2の係合部とが係合することにより前記操作部と連結され、前記アクチュエータによる前記把持部の進退移動に連動して移動するように構成され、前記把持部が前記第1の位置又は前記第3の位置にあるときに、前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合が解除されることにより前記操作部との連結が解除され、前記一対のハンド部の開き位置を固定するように構成される、請求項1に記載のハンド装置。
  3. 前記アクチュエータは、前記開き位置調整部の移動方向に沿って前記一対のハンド部の複数の開き位置に対応して配列された複数の開き位置固定用穴を有し、
    前記開き位置調整部は、前記開き位置固定用穴に向けて出没可能な開き位置固定ピンを有し、
    前記開き位置固定ピンは、前記把持部が前記第2の位置にあるときに、前記操作部によって前記開き位置固定用穴から抜け出る位置に保持されるように構成され、前記把持部が前記第1の位置又は前記第3の位置にあるときに、前記操作部による保持が解除され、いずれかの前記開き位置固定用穴に挿入するように構成される、請求項2に記載のハンド装置。
  4. 前記開き位置固定用穴は、前記アクチュエータに設けられた穴部材に形成され、
    前記穴部材は、前記アクチュエータに交換可能に設けられる、請求項3に記載のハンド装置。
  5. 前記把持部駆動部は、前記把持部を前記第1の位置、前記第2の位置及び前記第3の位置のいずれかの位置に動作させる3ポジションシリンダにより構成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のハンド装置。
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