JP2007098531A - 主軸移動型旋盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 主軸移動型旋盤において、切粉の飛散防止等のために加工領域と加工機器設置領域を仕切るカバーの主軸台と共に移動させる機構を簡素化し、主軸台上方の空間における他の機器の設置制限を少なくしたカバーを提供する。
【解決手段】 加工領域Rと加工機器設置領域を仕切るスライドカバー70とを備える。加工領域にはワークに対して切削加工を施す工具支持手段と、機械の幅方向に移動する主軸台に設置されてワークを支持する主軸チャック6とが設置される。スライドカバーは、主軸台16の左右両側に設けられ、主軸台の前記幅方向の移動により主軸台と共に移動するものであって、薄板部とこの薄板部のカバー移動方向に所定の間隔を置いて設けられた補強部とを有する。スライドカバーを主軸台の移動領域に対応する移動領域と機体カバー3の内側面に沿う上下方向の移動領域の間で移動可能に案内するスライドカバー案内手段を設ける。
【選択図】 図3

Description

この発明は、主軸ピックアップ旋盤等の主軸移動型旋盤に関し、特に旋盤の機体内を移動して切粉の機外への飛散を防止するカバーに関する。
従来、主軸チャックが下を向いてワーク搬送を行う立型の主軸移動型旋盤がある(特許文献1)。この種の主軸移動型旋盤は、主軸ピックアップ旋盤とも呼ばれ、主軸位置までワークを搬入するローダが不要となり、構成が簡略化できるという利点がある。
主軸移動型旋盤において、切粉の飛散防止等のために加工領域と加工機器設置領域を仕切るカバーを設ける場合、主軸の移動を許容するために、蛇腹や巻き取りカバー形式の仕切りカバーとされる。
特開平11−320314号公報
上記蛇腹や巻き取りカバー形式の仕切りカバーを設けたものでは、主軸台の横移動範囲の両側に、蛇腹や巻き取りカバーの収容スペースが必要で、実際のスペース幅が広くなっていた。また、スライドカバー巻き取り形式では、引っ張るときは問題がないが、押し込み側となる巻き取り収容側では、カバーが噛み込むといった円滑性を阻害する動作があって、故障の原因の一つとなっていた。
そこで、上記問題点を解決するために、カバーの両端をワイヤー等の連結部材で互いに連結して、カバーと連結部材で無端体を成すようにし、この無端体が、主軸台の幅方向の移動にともなって周回経路を移動する構成とすることを試みた(特願2004−296069号)。この場合、カバーは、薄いステンレス鋼板等からなる高可撓性を有する1枚の平板状の板金とした。周回経路のコーナー部では、ガイドローラによって上記カバーを案内するようにした。
この構成によると、カバーと連結部材で無端体を成しているため、カバーが噛み込むといった円滑性を阻害する動作が生じない。また、無端体が周回経路を移動するものとしたため、巻き込み状態等で収容する部分を設けることが不要で、カバーの設置幅を狭くできる。
上記試案では、カバーは高可撓性を有する薄肉板金としたため、周回経路のコーナー部での曲がりには好都合である反面、周回経路の直線部つまりカバーが水平になる部分では自重等による撓みが生じやすい。カバーを円滑に移動させるには前記撓みを極力少なくする必要があり、そのためにはカバーに上方に引き上げる張力を加えておく必要がある。しかし、省スペース幅の旋盤の場合、前記張力を加える機構を主軸台の上方に設けることは困難であるため、主軸台自体でカバーに張力を加えるように構成せざるを得なかった。このため、前述したようにカバーと連結部材で無端体を成す形態としたのであり、カバーに張力を加えるための部材として、ワイヤー等の連結部材とこの連結部材を案内するガイドローラが主軸の周辺に設けられる。これらの部材が、主軸台の構成部材すなわち主軸、チャックシリンダ、プーリ等の保守時に大きな障害となる。また、チャックシリンダの長さ等が制限されるため、機械仕様の自由度が失われることとなる。
カバーに張力を加えなくても済むようにするには、カバーの肉厚を厚くすれば良いが、そうすると周回経路のコーナー部で曲がりにくくなり、またカバーの重量が増すことによりコーナー部等の案内部材が磨耗しやすいという不具合が生じる。このため、カバーの肉厚を厚くすることは現実的ではない。
この発明の目的は、切粉の飛散防止等のために加工領域と加工機器設置領域を仕切るカバーを軽量でありながら適度の剛性を有するようにし、このカバーを主軸台と共に移動させるための機構を簡素化して、主軸台上方の空間における他の機器の設置制限を少なくすることである。
この発明の他の目的は、前記カバーの最適な配置を提案することである。
この発明のさらに他の目的は、カバーの製作が容易で、低コストで提供できるようにすることである。
この発明の主軸移動型旋盤は、加工領域および加工機器設置領域を覆う機体カバーと、前記加工領域と加工機器設置領域を仕切るスライドカバーとを備え、前記加工領域にはワークに対して切削加工を施す工具支持手段と、機械の幅方向に移動する主軸台に設置されてワークを支持する主軸チャックとが設置され、前記スライドカバーは、主軸台の左右両側に設けられ、主軸台の前記幅方向の移動により主軸台と共に移動するものであって、薄板部とこの薄板部のカバー移動方向に所定の間隔を置いて設けられた補強部とを有するものであり、前記スライドカバーを主軸台の移動領域に対応する移動領域と前記機体カバーの内側面に沿う上下方向の移動領域の間で移動可能に案内するスライドカバー案内手段を設けた。
この構成によると、加工領域と加工機器設置領域とがスライドカバーで仕切られているため、加工機器設置領域にある加工機器が、切粉やクーラント等で汚されることが防止される。スライドカバーは、主軸台の幅方向の移動により主軸台と共に移動するものであるため、主軸台の幅方向の移動を妨げず、主軸台は幅方向に自由に移動できる。
また、スライドカバーは、薄板部とこの薄板部のカバー移動方向に所定の間隔を置いて設けられた補強部とを有するものであるため、スライドカバー移動経路のコーナー部で円滑に曲がることが可能であり、かつ軽量でありながら自重による撓みの少ない高い剛性を確保することができる。このため、撓み防止のために張力を加える必要がなく、これに関係する部材が不必要となり、主軸台の構成部材の保守が容易になる。スライドカバーが軽量であると、コーナー部での磨耗の進行を抑えることができる。
さらに、スライドカバーを主軸台の移動領域に対応する移動領域と前記機体カバーの内側面に沿う上下方向の移動領域の間で移動可能に案内するようにしたため、スライドカバーの設置幅を広くすることなく、スライドカバーの移動時の案内を円滑に行わせることができる。
前記スライドカバー案内手段が、前記加工機器設置領域の側面に沿う上下方向にスライドカバーを案内するものである、とするのが良い。
スライドカバーを加工機器設置領域の側面に沿って案内するようにすれば、既存のスペースを利用して容易にスライドカバーを上下方向に案内することができる。
前記スライドカバーは、前記薄板部となる薄板に前記補強部となる補強材を溶接または接着剤により貼り付けたものとするのが良い。
薄板部となる薄板に補強部となる補強材を溶接または接着剤により貼り付けてスライドカバーを製作すると、スライドカバーを簡単かつ低コストで製作することができる。
この発明の主軸移動型旋盤は、加工領域および加工機器設置領域を覆う機体カバーと、前記加工領域と加工機器設置領域を仕切るスライドカバーとを備え、前記加工領域にはワークに対して切削加工を施す工具支持手段と、機械の幅方向に移動する主軸台に設置されてワークを支持する主軸チャックとが設置され、前記スライドカバーは、主軸台の左右両側に設けられ、主軸台の前記幅方向の移動により主軸台と共に移動するものであって、薄板部とこの薄板部のカバー移動方向に所定の間隔を置いて設けられた補強部とを有するものであり、前記スライドカバーを主軸台の移動領域に対応する移動領域と前記機体カバーの内側面に沿う上下方向の移動領域の間で移動可能に案内するスライドカバー案内手段を設けたため、切粉の飛散防止等のために加工領域と加工機器設置領域を仕切るカバーを軽量でありながら適度の剛性を有するようにし、このカバーを主軸台と共に移動させるための機構を簡素化して、主軸台上方の空間における他の機器の設置制限を少なくすることができる。
前記スライドカバー案内手段が、前記加工機器設置領域の側面に沿う上下方向にスライドカバーを案内するものである場合、スライドカバーの配置が最適になる。
前記スライドカバーは、前記薄板部となる薄板に前記補強部となる補強材を溶接または接着剤により貼り付けたものであるとした場合、スライドカバーを簡単かつ低コストで製作することができる。
この発明の一実施形態を図面と共に説明する。この実施形態の工作機械は、制御盤および操作盤付きの工作機械であって、主軸ピックアップ旋盤となる立型の主軸移動型旋盤である。図1において、この工作機械である旋盤1は、正面部の形状が縦長の長方形である概ね直方体の機体カバー3を備えた工作機械本体2と、この工作機械本体2の背面に設置された制御盤4と、正面部に設置された操作盤5とを備える。
工作機械本体2は、図2に示すように、ワークWを下向きに支持する主軸チャック6と、加工領域Rに設けられて主軸チャック6に支持されたワークWに対して切削加工を施す工具支持手段7と、主軸チャック6を上下および左右に移動させる主軸移動手段8と、主軸チャック6の左右方向の移動可能な領域における互いに異なる箇所にそれぞれ設けられたワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12とを備える。
この工作機械本体2は、固定の工具支持手段7の工具に対して、主軸チャック6が上下左右に移動することで、旋削等の切削加工を行うものである。このため、主軸移動手段8およびその配線、配管系等が、加工領域Rに対して仕切られる加工機器設置領域Sに配置される加工機器10を構成する。
主軸移動手段8は、ベッド9上の左右方向に延びる案内13上を左右移動自在な左右移動台14と、この左右移動台14に上下方向に延びる案内15を介して昇降自在に設置された主軸台16とを備える。主軸台16に支持された主軸17の先端に上記主軸チャック6が設けられている。主軸チャック6は、複数のチャック爪6aでワークWを把持するものとされる。
主軸台16は、詳しくは、左右移動台14に前記案内15を介して昇降自在に設置された昇降台18に搭載されており、この昇降台18に設置された主軸モータ19により主軸17の回転駆動が行われる。主軸台16の昇降は、左右移動台14に設置されたモータ等の昇降用駆動源20と、この昇降用駆動源20の回転を上下動作に変換するボールねじ等の回転・直進変換機構(図示せず)とで行われる。左右移動台14の左右移動は、ベッド9に設置された左右移動用駆動源21と、この左右移動用駆動源21の回転を左右動作に変換するねじ等の回転・直進変換機構(図示せず)とで行われる。
工具支持手段7は、切削加工を施すバイトや回転工具等の工具22を支持する手段であり、タレット刃物台7Aと、櫛歯式等の固定型刃物台7Bとの2種類が設けられている。タレット刃物台7Aは、ベッド9の前方の加工領域Rにおける側壁部に、左右方向に延びる水平軸心回りに旋回可能に設置されている。タレット刃物台7Aは、周面に取付けられた工具の割出の為の旋回動作は可能であるが、移動機能は有しないものとされている。固定型刃物台7Bは、上記加工領域Rにおけるベッド9の正面に固定設置されている。
機体カバー3内における加工領域Rは、スライドカバー70(図1)によって、加工機器設置領域Sと仕切られている。加工領域Rは、主軸チャック6および工具支持手段7が内部にあって、ワークWの加工を行う空間であり、加工機器設置領域Sは、主軸移動手段8等の加工機器10の設置された空間である。
図3に示すように、スライドカバー70は、主軸台16を突没方向に相対移動自在に貫通させたものであり、スライドカバー70の主軸台16を貫通させた開口の周囲には補強枠81が設けられている。スライドカバー70は、主軸台16が左右原点位置にあるとき、加工領域Rと加工機器設置領域Sの境界をなす下辺部70aと、この下辺部70aの左右両側から、主軸台16の移動領域の外側で、かつ機体カバー3の内側面に沿って立ち上がる左右の立ち上がり部70bとが形成され(図3B)、主軸台16が左右移動領域の末端まで移動したときでも、少なくとも前記下辺部70aが形成される(図3A,C)ように、機体の左右幅よりも長い全長とされる。
スライドカバー70が上記下辺部70aと左右の立ち上がり部70bを形成しながら所定の移動経路に沿って移動させるために、スライドカバー案内手段としてのガイドレール82が設けられている。このガイドレール82は、図2(C)に示すように、前後一対の断面コ字形の案内部82aを連結部82bで連結した形状のものであって、1枚の板材を折り曲げて作られ、前後一対の案内部82aでスライドカバー70の前後両端部を挟み込む状態で案内するようになっている。主軸台16が左右幅方向に移動すると、主軸台16に押されたスライドカバー70が、ガイドレール82に案内されて移動する。
スライドカバー70は、図4に示すように、バネ鋼等の高可撓性を有する材料で形成された薄板83の片面に、薄板83よりも肉厚の厚い鋼板製の補強材84を、スライドカバー70の移動方向に所定の間隔をおいて貼り付けたものである。薄板83と補強材84とは、溶接または接着剤にて互いに貼り合わされる。したがって、スライドカバー70は、薄板83だけの薄板部85と、薄板83および補強材84からなる補強部86とがスライドカバー70の移動方向に交互に並ぶ構造になっている。この構造とすることにより、移動経路のコーナー部での曲がりが良好であり、また軽量でありながら、前後方向の圧縮や引張りに強く、かつ下方への撓みが生じない高い剛性が得られる。また、補強材84の移動方向の幅は、移動方向の中央付近のものは広く(C1拡大図参照)、移動方向の端付近のものは狭くしている(C2拡大図参照)。このため、移動経路のコーナー部でさらに曲がりやすく、かつ剛性も高く得られる。
図1において、機体カバー3は、背面に加工機器10のメンテナンス等のために作業者が機体カバー3内に進入可能な背面開口部71を有し、前記制御盤4が背面開口部71を蓋している。制御盤4は、機体カバー3から後方に延びる上下の支持部材72,73に鉛直軸O1回りに開閉回動自在に支持されている。制御盤4は、機体カバー3の上部に設けられ、制御盤4の下方にはチップコンベア74が後方へ退避自在に配置されている。
機体カバー3の正面部の幅方向中央には、作業者が機械に進入するための開閉カバー部75が設けられており、操作盤5は、開閉カバー部75の上方位置と、この上方位置から退避する退避位置との間で位置切換自在とされている、作業者は、開閉カバー部75を介して上半身を機械内にいれて、機械内のメンテナンス作業等(チャックや工具の段取り)を行う。操作盤5は、左右の分割操作盤部5A,5Bに2分割されており、各分割操作盤部5A,5Bは、その外側端で、機体カバー3のブラケット76に鉛直旋回軸O2回りに回動自在に支持されている。
図5に示すように、機体カバー3の正面部左右両側には、機体カバー3の左右端から中央側に向かって凹む凹部23,凹部24が設けられている。そして、凹部23内にワーク搬入装置11、凹部24内にワーク搬出装置12がそれぞれ設けられている。したがって、ワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12は、機体カバー3の左右幅内に、加工領域Rを挟んで左右に振り分けて配置されている。なお、凹部23,24には、加工領域Rへのワーク搬入口、加工領域Rからのワーク搬出口となる後記開口部60がそれぞれ形成されている。
ワーク搬入装置11およびワーク搬送装置12は、加工領域Rの内外を出入り可能なワーク載置台25を備え、このワーク載置台25によって主軸チャック6とワークWの受け渡しを行う。ワークWの受け渡しの概略を示すと、次のようになる。加工領域R外に位置するワーク搬入装置11のワーク載置台25にワークWが供給され、このワーク載置台25が加工領域R内へ移動する。主軸チャック6は、上下左右の移動によりワーク搬入装置11のワーク載置台25からワークWをピックアップし、工具支持手段7の旋削加工を受け、加工領域R内に位置するワーク搬出装置12のワーク載置台25にワークWを渡す。ワークWを受けたワーク搬出装置12のワーク載置台25は加工領域R外へ移動して、そこでワークWの排出が行われる。
以下、ワーク搬入装置11およびワーク搬送装置12の詳細について説明するが、両装置11,12は互いに左右対称の同一構成であるので、ここでは代表してワーク搬入装置11について説明することとする。図6ないし図8はワーク搬入装置のそれぞれ異なる状態を示す全体斜視図、図9はワーク搬入装置の側面図、図10ないし図12はワーク搬入装置の各部を示す図である。
ワーク搬入装置11(またはワーク搬出装置12)は、前記ワーク載置台25を含むワーク載置装置26と、ワーク載置台25の位置を加工領域Rの内外に切り換える内外載置台位置切換機構27と、加工領域Rの外側に位置するワーク載置台25の位置を前後に切り換える前後載置台位置切換機構28とよりなる。
図10に示すように、ワーク載置装置26は、ベース部材30の先端部の上方に、ワーク載置台傾斜許容支持手段31および圧縮バネ37を介して、ワーク載置台25が支持されている。ワーク載置台25は平面形状が略三角形の板材で、その中心O3と各角部とを結ぶ線上に計3本のワーク保持ピン25aが上向きに突出させて設けられている。ワークWは、これらワーク保持ピン25aの間に位置させて、ワーク載置台25の上に載置される。ワーク保持ピン25a取付け用のねじ孔25bは、中心O3からの距離が異なる複数箇所に設けられており、ワークWの寸法に合わせてワーク保持ピン25aを取付けるねじ孔25bを変更することができるようになっている。
前記ワーク載置台傾斜許容支持手段31は次の構造となっている。すなわち、ベース部材30に形成された上下に連通するガイド孔33に昇降ガイド34が昇降自在に遊嵌し、その昇降ガイド34の上端が、ワーク載置台25の下面に固定された上プレート35に固定され、昇降ガイド34の下端が、ベース部材30の下方に位置する下プレート36に固定されている。昇降ガイド34はガイド孔33の内側面に対して隙間34aをもって挿入されている。ガイド孔33および昇降ガイド34は、前記中心O3と同心円周上の複数箇所(この実施形態では6箇所)に等間隔で配置されている。これら複数組のガイド孔33および昇降ガイド34でワーク載置台傾斜許容支持手段31を構成し、このワーク載置台傾斜許容支持手段31は、ワークピックアップ装置である主軸装置(主軸チャック6、主軸移動手段8)が下降してワーク載置台25のワークをピックアップする際に、ワーク載置台25のワーク載置面が水平に対して傾斜することを許容するように作用する。
前記ガイド孔33は上部側の径が大きい段付きの孔で、その大径部33aの段面と上プレート35の下面との間に、前記昇降ガイド34の外周に遊嵌させた前記圧縮バネ37が設けられている。この圧縮バネ37は、主軸装置が下降してワーク載置台25のワークをピックアップする際に、主軸装置の下降に抗してワークを主軸装置に押し付けると共に、主軸装置が上昇した際にはワーク載置台25を水平に保持する弾性手段となっている。
また、ベース部材30の下面には、前記中心O3と同心円周上の複数箇所(この実施形態では3箇所)に位置決め凹部38が形成されている。この凹部38に対向して、前記下プレート36の上面に位置決めピン39が上向きに突出させて設けられている。これら位置決め凹部38および位置決めピン39は、ワーク載置台25の上昇状態でワーク載置台25とベース部材30とを水平移動不能な係合状態とし(図10B)、主軸装置の下降によるワーク載置台25の下降によって前記係合状態が解消される(図10C)ように作用する位置決め手段となっている。
ワークWが載置されていない状態またはワークWが静止して載置されている状態では、図10(B)に示すように、圧縮バネ37によってワーク載置台25が持ち上げられて、位置決めピン39が位置決め凹部38に係合しているため、ワーク載置台25は水平位置が正確に位置決めされている。詳しくは、位置決め凹部38のテーパ状の底面と位置決めピン39のテーパ状の先端面との係合により、ワーク載置台25の水平位置は常に精度良く位置決めされる。また、中心O3と同心円上の複数個所に設けられた弾性部材である圧縮バネ37によって、ワーク載置台25に水平復元力が与えられているため、このときワーク載置台25は水平に保たれる。
ワーク載置台25が水平でないと、その上に載置されているワークWが傾斜する。ワークWの形状にもよるが、ワークWが傾斜していると、ワークWの外形部が主軸チャック6のチャック爪6aの位置よりも水平方向の外側に位置することとなり、ワークピックアップのために下降してきた主軸チャック6がワークWと干渉してワークWをピックアップできない恐れがある。このため、ワーク載置台25を水平に保つ必要がある。
主軸チャック6によりワーク載置台25からワークWをピックアップする際には、主軸チャック6がワークWを下に押しながら把持する。これにより、図10(C)に示すように、ワークWを介してワーク載置台25が押し下げられ、位置決めピン39と位置決め凹部38との係合が解消され、ワーク載置台25は自由に傾くことができるようになる。同時に、圧縮バネ37の張力により、ワークWが主軸チャック6に押し付けられるため、主軸チャック6がワークWを正確に把持することができる。主軸チャック6がワークWをピックアップした後は、圧縮バネ37によってワーク載置台25が持ち上げられて、図10(B)の状態に戻る。
内外載置台位置切換機構27および前後載置台位置切換機構28は、図9に図示されている。内外載置台位置切換機構27は、内外載置台位置切換駆動用のモータ40と、このモータ40と一体のカムケース41とからなり、カムケース41から下方に突出する出力軸42に前記ワーク載置台25のベース部材30の後端部が固定支持されている。カムケース41内のカム機構(図示せず)により、モータ40の回転が出力軸42の所定の角度範囲内での正逆反復回動として出力される。出力軸42の反復回動の範囲は、例えば90°とされる。出力軸42の回動により、ワーク載置台25が水平に回動し、ワーク載置台25が加工領域Rの外側に位置する中立位置Nと、加工領域Rの内側に位置するワーク渡し位置P1(ワーク搬出装置12の場合、ワーク受け位置P2)とに切り換わる。ワーク渡し位置P1およびワーク受け位置P2の前後方向位置は、主軸チャック6の軸心O4と同じ位置である。
前後載置台位置切換機構28は、ワーク載置台25を前後方向に移動可能に案内する上下2本のガイド棒50,51と、このガイド棒50,51に沿ってワーク載置台25を移動させる前後載置台位置切換駆動用のシリンダ52とからなる。上下のガイド棒50,51は両端を機体カバー3に固定して設けられ、前記カムケース41に固定の上垂直板53の上端部に設けられたスライド部材54が上のガイド棒50に摺動自在に嵌合し、同じくカムケース41に固定の下垂直板55の下端部に設けられたスライド部材56が下のガイド棒51に摺動自在に嵌合している。また、シリンダ52は基部を機体カバー3に固定して設けられ、このシリンダ52のピストンロッド52aの先端部が前記上垂直板53に連結されている。これにより、シリンダ52を伸縮作動させると、モータ40およびカムケース41と共にワーク載置台25が、ガイド棒50,51に沿って前後に移動する。前後移動行程の後端が中立位置Nで、前端がワーク供給位置Q1(ワーク搬出装置12の場合、ワーク排出位置Q2)である。
図11および図12に示すように、前記凹部23,24と加工領域Rとのそれぞれの境界部には、ワーク載置台25が出入りするための開口部60が形成され、その開口部60に開閉カバー61が設けられている。この開閉カバー61は、開閉カバー61の下端部の前後2箇所に設けられた回動支持部62により、前後方向に沿う回動軸心63回りに上下回動自在となっている。開閉カバー61が回動範囲の上端の立ち位置A(図11)にあるときは開口部60が塞がれ、開閉カバー61が回動範囲の下端の倒れ位置B(図12)にあるときは開口部60が開放された状態となる。
この開閉カバー61の開閉作動は、前記ワーク載置台25の加工領域R内外の位置切換動作に連動する。その載置台・開閉カバー連動機構65は、左右方向に移動自在な左右移動板66に形成されたカム溝67にワーク載置台25に設けたガイドピン68を係合させて、ワーク載置台25の水平回動を左右移動板66の左右移動に変換し、また左右移動板66と開閉カバー61とを前後2箇所でリンク69を介して連結して、左右移動板66の左右移動に連動して開閉カバー61が回動軸心63回りに上下回動するようにしている。
前記カム溝67は、後側へいくほど左右内側に位置し、かつ左右内側に凸となる曲線状の溝とされている。この形状とすることにより、ワーク載置台25の回動によるガイドピン68の左右方向の変位を左右移動板66に円滑に伝えることができ、またワーク載置台25の回動時における左右移動板66の移動速度の変化を小さくし、開閉カバー61の開閉動作をスムーズなものとしている。なお、上記曲線状のカム溝67の前端部に続いて前方に形成されている前後方向に直線状のガイド溝69は、ワーク載置台25が中立位置Nとワーク供給位置Q1との間で前後移動する際にガイドピン68を案内する。
この実施形態では、開閉カバー61を前後方向に沿う回動中心63回りに上下に回動させて、開閉カバー61を上下方向に開閉させているが、開閉カバー61を上下にスライドさせて、開閉カバー61を上下方向に開閉させるようにしてもよい。
以上のように構成されたワーク搬入装置11は次のように作動する。初期状態では、ワーク載置台25は中立位置Nで待機し、開閉カバー61が開口部60を塞いだ状態となっている(図6)。作業を開始すると、ワーク載置台25がワーク供給位置Q1まで前進する(図7)。そして、このワーク供給位置Q1で、人手等により、ワーク載置台25の上にワークWが載置される。ワークWを載せたワーク載置台25は、中立位置Nまで後退し、さらにワーク渡し位置P1まで回動する(図8)。その際、ワーク載置台25の回動に連動して、開閉カバー61が開く。ワーク渡し位置P1で、主軸チャック6により、ワーク載置台25からワークWがピックアップされる。ワークWを渡したワーク載置台25は中立位置Nまで回動する。その際、ワーク載置台25の回動に連動して、開閉カバー61が閉じる。以後、これまでと同じ動作を繰り返す。
一方、ワーク搬出装置12は次のように作動する。旋削加工が終了するまでに、ワーク載置台25がワーク受け位置P2まで移動しており、このワーク受け位置P2で、主軸チャック6から加工済みのワークWを受け取る。ワークWを受け取ったワーク載置台25は、中立位置Nまで回動し、さらにワーク排出位置Q2まで前進する。そして、このワーク排出位置Q2で、人手等により、ワーク載置台25からワークWが排出される。ワークWが排出されたワーク載置台25は、中立位置Nまで後退し、さらにワーク受け位置P2まで回動する。以後、これまでと同じ動作を繰り返す。ワーク搬出装置12の場合も、ワーク載置台25の回動に連動して、開閉カバー61が開閉する。
上記ワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12の作動において、ワーク搬入装置11のワーク載置台25がワーク渡し位置P1とワーク供給位置Q1とを往復してワークWを供給する動作、およびワーク搬出装置12のワーク載置台25がワーク受け位置P2とワーク排出位置Q2とを往復してワークWを排出する動作は、ワークWを把持した主軸チャック6が上下および左右に移動してワークWの旋削加工を行う動作と並行して行われる。
また、主軸チャック6は、常時は機体の左右幅方向の中央となる原点位置で待機し、ワークの搬入、搬出時にワーク渡し位置P1またはワーク受け位置P2まで移動して、搬入側または搬出側のワーク載置台25と出会うようになっている。その際、主軸チャック6の移動とワーク載置台25の移動が並行して行われる。
この構成の主軸ピックアップ旋盤1によると、上記のようにワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12が設けられており、それぞれ内外載置台位置切換機構27により、ワーク載置台25を加工領域Rの内外に出入り可能とされている。このため、主軸チャック6の移動範囲が加工領域R内で済み、旋盤全体を幅狭にすることができる。また、ワークWの搬入、搬出は、ワーク載置台25の移動と主軸チャック6の移動とで行われるため、ワークWの搬入、搬出に際する主軸チャック6の移動距離が短くて済み、しかもワーク載置台25の移動と主軸チャック6の移動とが並行して行えるため、ワークWの搬入、搬出に要する時間が短縮される。
ワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12は異なる箇所に設けられているため、ワーク搬入装置11のワーク載置台25への素材ワークWの搬入に、完成品ワークWの搬出を待つ必要がなく、加工領域R外にあるときに、何時でもワーク載置台25に対するワークの搬入、搬出が行える。これらのため、ワークの供給、排出時間が短縮できる。
さらに、ワーク載置台25の移動は、内外載置台位置切換機構27による加工領域R内外の出入りと、前後載置台位置切換機構28による加工領域R外での前後移動とを組み合せたものであるため、ワーク載置台25を加工領域R外における旋盤本体から前方に離れた位置まで前進させ、その位置でワークのセッティングおよび取り外し作業を行うことができる。この位置であれば、旋盤本体が邪魔にならないため、上記セッティングおよび取り外し作業を行いやすい。また、ワークのセッティングおよび取り外しを旋盤の前に立った作業者が行う場合、作業者は横を向くだけでこれらの作業を行うことができるので、作業能率が向上する。
ワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12は、加工領域Rを挟んで左右に振り分けて配置されているため、ワークの流れが一方向になる加工ラインの構築が行い易い。
また、ワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12が機体カバー3の左右幅内に収められるため、全体をすっきりした外観でコンパクトな構成とすることができる。機体カバー3に凹部23,24を設け、加工領域Rとこの凹部23,24との間でワーク載置台25を出入りさせるため、ワーク載置台25が加工領域R外にあるときでも、機体カバー3の両側にワーク載置台25が飛び出すことがなく、ワーク搬入装置11およびワーク搬出装置12を常に機体カバー3の幅内に収められる。また、ワーク載置台25を前記凹部23,24から前方へ移動させられるため、その前方へ移動させた位置でワーク載置台25へのワークWのセッティングまたは取り外しを行うことができ、ワークの搬入搬出作業性を向上させることができる。
開閉カバー61は、その下端に設けた前後方向に沿う回動軸心63回りに上下方向に開閉させ、開口部60を塞ぐ立ち位置Aと加工領域R内に位置する倒れ位置Bとに切り換わるため、倒れ位置Bにあるときの開閉カバー61の位置がワーク載置台25および主軸チャック6の下方に位置し、ワーク載置台25と主軸チャック6とのワークの受け渡しに制限を与えることが少なく、また開閉カバー61が主軸チャック6に対して邪魔にならない。このため、ワークの受け渡し終了後、主軸チャック6が加工のための動作を素早く開始することができ、1ワーク当たりの加工に要するサイクルタイムが短縮され、加工の効率が向上する。
また、開閉カバー61の支持構造を上記のようにしたため、ワーク載置台25の動作に連動して開閉カバー61を開閉させる載置台・開閉カバー連動機構65を、ワーク載置台25と干渉させずに設けることが可能となり、開閉カバーの開閉動作を駆動する駆動源が不要な簡略な構成の旋盤とすることができるようになった。
加工領域と加工機器設置領域とがスライドカバー70で仕切られているため、加工機器設置領域Sにある加工機器10が、切粉やクーラント等で汚されることが防止される。スライドカバー70は、主軸台16の幅方向の移動により主軸台16と共に移動するものであるため、主軸台16の幅方向の移動を妨げず、主軸台16は幅方向に自由に移動できる。また、スライドカバー70は、薄板部89とこの薄板部のカバー移動方向に所定の間隔を置いて設けられた補強部90とを有するものであるため、スライドカバー移動経路のコーナー部で円滑に曲がることが可能であり、撓み防止のために張力を加える必要がないため、これに関係する部材が不必要となり、主軸台16の構成部材の保守が容易になる。カバー全体の肉厚が厚い場合に比べて軽量であるため、コーナー部での磨耗の進行を抑えることが可能である。
この発明の一実施形態にかかる主軸ピックアップ旋盤の斜視図である。 (A)は同旋盤の内部構造を示す破断正面図、(B)は同旋盤の破断側面図、(C)はIIC―IIC断面図である。 同旋盤のスライドカバーのスライド動作を示す説明図である。 (A)はスライドカバーの一部の正面図、(B)はその平面図、(C)は一部を拡大して表示したスライドカバーの正面図である。 同旋盤のワーク搬入装置およびワーク搬出装置と主軸チャックとの関係を示す破断平面図である。 ワーク搬入装置の一状態を示す斜視図である。 ワーク搬入装置の異なる状態を示す斜視図である。 ワーク搬入装置のさらに異なる状態を示す斜視図である。 ワーク搬入装置の側面図である。 (A)はワーク載置装置の平面図、(B)は一部を拡大して表示した同ワーク載置装置の一部断面側面図、(C)は同ワーク載置装置の異なる状態を示す要部の断面側面図である。 (A)は主に開閉カバーおよび載置台・開閉カバー連動機構の一状態を示す正面図、(B)はその平面図である。 (A)は主に開閉カバーおよび載置台・開閉カバー連動機構の異なる状態を示す正面図、(B)はその平面図である。
符号の説明
1…旋盤
2…工作機械本体
3…機体カバー
4…制御盤
5…操作盤
6…主軸チャック
7…工具支持手段
8…主軸移動手段
9…ベッド
11…ワーク搬入装置
12…ワーク搬出装置
14…左右移動台
16…主軸台
23,24…凹部
25…ワーク載置台
26…ワーク載置装置
27…内外載置台位置切換機構
28…前後載置台位置切換機構
31…ワーク載置台傾斜許容支持手段
60…開口部
61…開閉カバー
63…回動軸心
65…載置台・開閉カバー連動機構
70…スライドカバー
82…ガイドレール(スライドカバー案内手段)
83…薄板
84…補強材
85…薄板部
86…補強部
P1…ワーク渡し位置
P2…ワーク受け位置
Q1…ワーク供給位置
Q2…ワーク排出位置
R…加工領域
W…ワーク

Claims (3)

  1. 加工領域および加工機器設置領域を覆う機体カバーと、前記加工領域と加工機器設置領域を仕切るスライドカバーとを備え、前記加工領域にはワークに対して切削加工を施す工具支持手段と、機械の幅方向に移動する主軸台に設置されてワークを支持する主軸チャックとが設置され、前記スライドカバーは、主軸台の左右両側に設けられ、主軸台の前記幅方向の移動により主軸台と共に移動するものであって、薄板部とこの薄板部のカバー移動方向に所定の間隔を置いて設けられた補強部とを有するものであり、前記スライドカバーを主軸台の移動領域に対応する移動領域と前記機体カバーの内側面に沿う上下方向の移動領域の間で移動可能に案内するスライドカバー案内手段を設けた主軸移動型旋盤。
  2. 前記スライドカバー案内手段が、前記加工機器設置領域の側面に沿う上下方向にスライドカバーを案内するものである請求項1記載の主軸移動型旋盤。
  3. 前記スライドカバーは、前記薄板部となる薄板に前記補強部となる補強材を溶接または接着剤により貼り付けたものである請求項1または請求項2記載の主軸移動型旋盤。
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