JP6946917B2 - センサ装置 - Google Patents

センサ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6946917B2
JP6946917B2 JP2017199463A JP2017199463A JP6946917B2 JP 6946917 B2 JP6946917 B2 JP 6946917B2 JP 2017199463 A JP2017199463 A JP 2017199463A JP 2017199463 A JP2017199463 A JP 2017199463A JP 6946917 B2 JP6946917 B2 JP 6946917B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
magnetic
rotation angle
detecting
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017199463A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019074365A (ja
Inventor
祐一 外山
祐一 外山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2017199463A priority Critical patent/JP6946917B2/ja
Priority to CN201811137453.3A priority patent/CN109664931B/zh
Priority to US16/152,532 priority patent/US10794781B2/en
Priority to EP18199535.8A priority patent/EP3470808B1/en
Publication of JP2019074365A publication Critical patent/JP2019074365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6946917B2 publication Critical patent/JP6946917B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/101Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means
    • G01L3/104Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means involving permanent magnets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D15/00Steering not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D15/00Steering not otherwise provided for
    • B62D15/02Steering position indicators ; Steering position determination; Steering aids
    • B62D15/021Determination of steering angle
    • B62D15/0215Determination of steering angle by measuring on the steering column

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

本発明は、一対の回転軸部材が可撓性を有する捩じれ軸によって連結されたシャフトを検出対象とし、シャフトに作用するトルク及びシャフトの回転角を検出可能なセンサ装置に関する。
従来、一対の回転軸部材が可撓性を有する捩じれ軸によって連結されたシャフトのトルク及び回転角を検出可能なセンサ装置が、例えば車両のステアリング装置に用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のステアリング装置は、支持体としての筒状のケース部材にコラムシャフトが挿通されており、ステアリングホイールの操舵操作に伴うコラムシャフトの回転角及び操舵トルクがセンサ装置によって検出される。コラムシャフトは、インプットシャフトとロアシャフトとがトーションバーによって連結されている。また、このステアリング装置は、電動モータと、電動モータのトルクを減速してロアシャフトに伝達するギヤ機構と、センサ装置の検出結果に基づいて電動モータを制御する制御装置とを備えている。センサ装置は、コラムシャフトの回転角を検出する回転角センサと、操舵トルクを検出するトルクセンサとを備えており、回転角センサとトルクセンサとの間にコラムシャフトが配置されている。
トルクセンサは、磁気センサと、インプットシャフトの外周面に取り付けられた円筒磁石と、円筒磁石を囲繞するように配置される第1及び第2のヨークと、第1及び第2のヨークに発生する磁気を磁気センサに導く第1及び第2の集磁リングを備えている。第1及び第2のヨークは、第1の保持部材にモールドされてロアシャフトと一体に回転する。第1及び第2の集磁リングは、磁気センサと共に第2の保持部材にモールドされ、ケース部材に固定されている。
回転角センサは、第1の保持部材に形成された外歯に噛み合って回転する検出ギアと、検出ギアに噛み合って回転する従属ギアと、検出ギアに固定された第1の磁石の磁気を検出する第1の磁気センサと、従属ギアに固定された第2の磁石の磁気を検出する第2の磁気センサと、第1の磁気センサ及び第2の磁気センサが実装された基板とを備えている。
特開2013−92461号公報
上記のように形成されたセンサ装置は、トルクセンサ及び回転角センサをそれぞれケース部材に取り付ける必要があり、配線もそれぞれのセンサに対応して配索する必要があるので、部品点数や組み付け工数の削減が難しかった。また、コラムシャフトの径方向にトルクセンサ及び回転角センサがそれぞれ突出するので、他の車載装置等との干渉を避けながら搭載スペースを確保することが困難となる場合もあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数や組み付け工数の削減を可能とし、コストの低減を図ることが可能なセンサ装置を提供することにある。また、本発明の別の目的は、車両等の搭載対象への搭載性が向上したセンサ装置を提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するため、支持体に回転可能に支持された一対の回転軸部材が可撓性を有する捩じれ軸によって連結されたシャフトを検出対象とし、前記シャフトに作用するトルク及び前記シャフトの前記支持体に対する回転角を検出可能なセンサ装置であって、前記シャフトの回転軸線方向に沿って互いに向かい合わされた対向部を有する一対の軟磁性体、前記一対の軟磁性体を含む磁路に磁束を発生させるトルク検出用の永久磁石、及び前記対向部間に発生する磁界を検出するトルク検出用の磁気センサを有し、前記トルク検出用の磁気センサで検出される磁界が前記捩じれ軸の捩じれ量に応じて変化するトルク検出部と、前記シャフトと共に回転する外歯歯車に噛み合って回転する回転体、前記回転体に固定された回転角検出用の永久磁石、及び前記回転角検出用の永久磁石の磁界を検出する回転角検出用の磁気センサを有し、前記回転角検出用の磁気センサで検出される磁界が前記シャフトの回転角に応じて変化する回転角検出部と、前記トルク検出部及び前記回転角検出部を収容するハウジングと、前記ハウジングに保持された基板とを備え、前記回転角検出部は、互いに異なる歯数を有して前記外歯歯車に噛み合う大径ギヤ及び小径ギヤを前記回転体として備え、前記大径ギヤ及び前記小径ギヤにそれぞれ前記回転角検出用の永久磁石が固定されると共に、それぞれの前記回転角検出用の永久磁石に対応する2つの前記回転角検出用の磁気センサを有し、前記ハウジングは、前記基板を収容する収容部が、枠部と前記枠部の軸方向の一側を閉塞する底部とを有する有底枠体状に形成されており、前記トルク検出用の磁気センサ及び2つの前記回転角検出用の磁気センサは、前記基板の一方の面である実装面に実装されると共に、前記シャフトの径方向に対して直交する方向に沿って一列に配置され、かつ2つの前記回転角検出用の磁気センサの間に前記トルク検出用の磁気センサが配置されており、前記基板における前記実装面とは反対側の非実装面が前記ハウジングの前記収容部における前記底部の底面に面している、センサ装置を提供する。
本発明に係るセンサ装置によれば、部品点数や組み付け工数の削減が可能となり、コストの低減を図ることが可能となる。また、本発明によれば、車両等の搭載対象へのセンサ装置の搭載性を向上することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るセンサ装置を備えて構成されたステアリング装置の構成例を模式的に示す構成図である。 ラックハウジングの第1筒部の内部を第1ピニオンシャフトの回転軸を含む断面で示す断面図である。 トルク検出部の構成部材を示す分解斜視図である。 センサ装置の分解斜視図である。 大径ギヤ及び小径ギヤの裏面側を示す斜視図である。 基板を単体で示す斜視図である。 蓋体を除いて示すセンサ装置の斜視図である。 ヨークユニットを一部を破断して示す側面図である。
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態に係るセンサ装置を備えて構成されたステアリング装置の構成例を模式的に示す構成図である。
ステアリング装置1は、運転者が回転操作するステアリングホイール10と、ステアリングホイール10が一端部に固定されたコラムシャフト21と、コラムシャフト21に自在継手201を介して連結された中間シャフト22と、中間シャフト22に自在継手202を介して連結された第1ピニオンシャフト23と、第1ピニオンシャフト23に噛み合う転舵軸としてのラックシャフト3と、ラックシャフト3を収容して車幅方向に延びるラックハウジング4と、運転者による操舵操作を補助する操舵補助装置5と、操舵角及び操舵トルクを検出するセンサ装置6とを備えている。
自在継手201,202は、例えばカルダンジョイントからなる。コラムシャフト21、中間シャフト22、及び第1ピニオンシャフト23は、ステアリングホイール10に付与された操舵トルクをラックシャフト3に伝達するステアリングシャフト2を構成する。第1ピニオンシャフト23は、ステアリングホイール10の操舵操作に応じて回転する本発明のシャフトに相当する部材であり、その一端部にはピニオン歯部230が形成されている。
操舵補助装置5は、コントローラ50と、コントローラ50から出力されるモータ電流によってトルクを発生する電動モータ51と、電動モータ51の出力軸511の回転を減速する減速機構52と、減速機構52によって減速された電動モータ51のトルクによって回転する第2ピニオンシャフト53とを備えている。減速機構52は、電動モータ51の出力軸511と一体回転するように連結されたウォーム521と、ウォーム521に噛み合うウォームホイール522とからなる。ウォームホイール522は、第2ピニオンシャフト53と共に回転し、この第2ピニオンシャフト53に操舵補助トルクを付与する。第2ピニオンシャフト53には、ピニオン歯部530が形成されている。コントローラ50は、例えばステアリングホイール10に付与される操舵トルクや操舵角、ならびに車速等に基づいて電動モータ51を制御する。
ラックシャフト3には、第1ピニオンシャフト23のピニオン歯部230に噛み合う第1ラック歯部31と、第2ピニオンシャフト53のピニオン歯部530に噛み合う第2ラック歯部32とが形成されている。ラックシャフト3の両端部には、それぞれボールジョイントソケット11が固定され、これらのボールジョイントソケット11にそれぞれ連結されたタイロッド12が、図示しないナックルアームを介して左右一対の前輪13に連結されている。ラックシャフト3は、車幅方向への進退移動によって、転舵輪である左右の前輪13を転舵させる。
ラックハウジング4は、ラックシャフト3を収容する本体部40と、ピニオン歯部230を含む第1ピニオンシャフト23の一部を収容する第1筒部41と、ピニオン歯部530を含む第2ピニオンシャフト53の一部を収容する第2筒部42とを有している。
第1ピニオンシャフト23は、車室内外を区画するダッシュパネル14に設けられた挿通口140に挿通されている。センサ装置6は、図1においてダッシュパネル14よりも下側の車室外に配置されている。
図2は、ラックハウジング4の第1筒部41の内部を第1ピニオンシャフト23の回転軸を含む断面で示す断面図である。以下、第1ピニオンシャフト23を単にピニオンシャフト23という。ピニオンシャフト23は、センサ装置6によるトルク及び回転角の検出対象である。
ピニオンシャフト23は、第2の自在継手202に連結されるインプットシャフト231と、ピニオン歯部230を有するアウトプットシャフト232と、インプットシャフト231とアウトプットシャフト232とを、可撓性を有するトーションバー(捩じれ軸)233によって連結してなる。トーションバー233は、操舵トルクによって捩れ、この捩じれ量に相当する角度で一対の回転軸部材としてのインプットシャフト231及びアウトプットシャフト232が相対回転する。以下、ピニオンシャフト23の回転軸線Oに平行な方向を軸方向といい、この軸方向に対して垂直な方向を径方向という。また、図2の上方にあたる軸方向の一側を上側とし、図2の下方にあたる軸方向の他側を下側とする。
インプットシャフト231は、第1筒部41の上端部に固定されたセンサ装置6のハウジング60に玉軸受24を介して回転可能に支持されている。アウトプットシャフト232は、ピニオン歯部230の上側にあたる部位が玉軸受25によって支持され、ピニオン歯部230の下側にあたる部位が針状ころ軸受26によって支持されている。ピニオンシャフト23は、これらの玉軸受24,25及び針状ころ軸受26により、支持体としてのラックハウジング4に対して回転可能に支持されている。インプットシャフト231はハウジング60に挿通されており、ハウジング60の上端部における内周面には、インプットシャフト231の外周面に摺接するシール部材27が取り付けられている。また、インプットシャフト231には、ハウジング60の上端部を覆う傘状のカバー部材28が取り付けられている。
ラックハウジング4には、ラックシャフト3のラック歯部31をピニオンシャフト23のピニオン歯部230に弾性的に押し付けるラックガイド機構44が収容されている。ラックガイド機構44は、第1筒部41に設けられた収容穴410に進退移動可能に収容されたサポートヨーク441と、サポートヨーク441をラックシャフト3のギヤ背面に向かって付勢するコイルばね442と、収容穴410の開口を閉塞するプラグ443とを有している。
センサ装置6は、ラックハウジング4に対するピニオンシャフト23の回転角を検出すると共に、トーションバー233の捩じれ量によってインプットシャフト231とアウトプットシャフト232との間で伝達される操舵トルクを検出する。本実施の形態では、センサ装置6がアウトプットシャフト232の回転角を操舵角として検出する。なお、センサ装置6によって検出された回転角の情報は、例えば車両の走行を安定化させる走行安定化装置(スタビリティ・コントロール・システム)において車両の横滑りを防止する制御のために用いられるなど、車両の各種制御のためにも用いられる。
(センサ装置6の構成)
次に、センサ装置6の構成について、図2乃至図8を参照して詳細に説明する。センサ装置6は、ハウジング60と、ハウジング60に保持された1枚の基板70と、トルク検出用の磁気センサ71,72と、回転角検出用の磁気センサ73,74と、ハウジング60内に基板70を固定するリテーナ75と、リテーナ75に回転可能に支持された回転体としての大径ギヤ76及び小径ギヤ77と、大径ギヤ76に固定された回転角検出用の第1の永久磁石78(図5参照)と、小径ギヤ77に固定された回転角検出用の第2の永久磁石79と、第1及び第2のヨーク81,82ならびに嵌合環83が樹脂部84に一体化されたヨークユニット80と、インプットシャフト231に固定された筒状のリング磁石85と、第1及び第2のヨーク81,82にそれぞれ対応して配置された第1及び第2の集磁部材86,87と、ハウジング60の開口620を閉塞する板状の蓋体9とを有している。
このうち、トルク検出用の磁気センサ71,72、リング磁石85、第1及び第2のヨーク81,82、ならびに第1及び第2の集磁部材86,87は、ピニオンシャフト23に作用するトルク(操舵トルク)を検出するトルク検出部6aを構成する。また、回転角検出用の磁気センサ73,74、大径ギヤ76及び小径ギヤ77、ならびに第1及び第2の永久磁石78,79は、ピニオンシャフト23の回転角(操舵角)を検出する回転角検出部6bを構成する。
磁気センサ71〜74は、基板70の一方の面に実装されている。以下、基板70ならびに基板70に実装された磁気センサ71〜74を一括してセンサボード700という。基板70は、例えばガラスエポキシ等の板状の絶縁体からなる基材の表面に図略の配線パターンが形成されたプリント基板であり、図6に示すように、トルク検出用の磁気センサ71,72が実装される第1実装部701と、回転角検出用の磁気センサ73,74が実装される第2実装部702と、基材を貫通するスルーホールからなる複数(本実施の形態では12個)の電極703と、ハウジング60に設けられた一対の軸状突起632をそれぞれ挿通させる2つの挿通孔704とが形成されている。
また、基板70には、第1実装部701に切り欠き705が形成されている。トルク検出用の磁気センサ71,72は、切り欠き705を跨ぐように実装されている。基板70のうち、第1実装部701、複数の電極703、及び2つの挿通孔704が形成された部分は矩形状であり、第2実装部702は、この矩形状の部分から張り出した部分に形成されている。切り欠き705は、矩形状の部分のうち、ヨークユニット80側の1つの辺に開口している。それぞれの電極703は、配線パターンによってトルク検出用の磁気センサ71,72の端子や回転角検出用の磁気センサ73,74の端子に接続されている。
基板70には、2つの回転角検出用の磁気センサ73,74の間に、トルク検出用の2つの磁気センサ71,72が実装されている。本実施の形態では、これらの磁気センサ71〜74が、ピニオンシャフト23の径方向に対して直交する方向に沿って一列に配置されている。
ハウジング60は、例えば66ナイロン等の樹脂からなり、トルク検出部6a及び回転角検出部6bを収容している。また、ハウジング60は、ヨークユニット80、リング磁石85、ならびに第1及び第2の集磁部材86,87を収容する筒状の第1収容部61と、大径ギヤ76及び小径ギヤ77ならびにセンサボード700を収容する有底枠体状の第2収容部62と、ラックハウジング4の第1筒部41への固定のための複数のボルト孔630が形成されたフランジ部63と、コントローラ50への信号伝送のための図略のコネクタが嵌合されるコネクタ嵌合部64とが一体に形成されている。
第1収容部61は、ヨークユニット80を収容する大径筒部611と、インプットシャフト231を挿通させる小径筒部612とを有している。大径筒部611は、第2収容部62との連結部が開口しており、この開口を介して第1収容部61の内部空間と第2収容部62の内部空間とが連通している。
第2収容部62は、枠部621と、軸方向における枠部621の一側を閉塞する底部622とを有している。底部622における第2収容部62の底面622aには、一対の軸状突起623が立設されている。基板70は、2つの挿通孔704のそれぞれに軸状突起623が挿通され、磁気センサ71〜74が実装された実装面とは反対側の非実装面が底面622aに面している。
枠部621における底部622とは反対側の端部には、第2収容部62内にセンサボード700を導入することが可能な大きさの開口620が形成されており、枠部621の端面が開口620の開口端面620aとなっている。この開口端面620aは、軸方向及び径方向に対して傾斜した傾斜平面である。
ハウジング60には、第2の集磁部材87と、基板70の複数の電極703にそれぞれ電気的に接続される複数の接続端子66とが固定されている。接続端子66は、底部622を軸方向に貫通する棒状であり、一端部が枠部621内に突出し、他端部はコネクタ嵌合部64内に突出している。枠部621内に突出した接続端子66の一端部は、基板70の電極703に挿通され、半田付けによって電極703と電気的に接続されている。ハウジング60は、66ナイロン等の熱可塑性樹脂からなり、複数の接続端子66及び第2の集磁部材87がインサート成型されている。
リテーナ75は、ピニオンシャフト23の周方向に沿って円弧状に延在する円弧部751と、基板70を押える押さえ部752と、円弧部751と押さえ部752との間に設けられ、大径ギヤ76及び小径ギヤ77を回転可能に支持する支持孔753a,753bが形成された支持部753とを一体に有している。円弧部751は、その両端部751a,751bが例えば接着により底部622の底面622aに固定されている。押さえ部752は、基板70の実装面に当接している。
リテーナ75の円弧部751には、第1の集磁部材86が固定されている。リテーナ75は、66ナイロン等の熱可塑性樹脂からなり、第1の集磁部材86がインサート成型されている。支持部753は平板状であり、大径ギヤ76及び小径ギヤ77を支持する支持孔753a,753bは、支持部753を軸方向に貫通している。
大径ギヤ76は、外周端部に複数のギヤ歯が形成された平歯車からなるギヤ部761と、ギヤ部761の中心部から回転軸方向の一側に突出した円筒状のボス部762(図5参照)と、ギヤ部761の中心部から回転軸方向の他側に突出した軸部763とを一体に有している。ボス部762の内側には、第1の永久磁石78が固定されている。ボス部762の外周面には、磁界の干渉を防止する筒状の磁気シールドリング760が嵌着されている。
同様に、小径ギヤ77は、外周端部に複数のギヤ歯が形成された平歯車からなるギヤ部771と、ギヤ部771の中心部から回転軸方向の一側に突出した円筒状のボス部772と、ギヤ部771の中心部から回転軸方向の他側に突出した軸部773とを一体に有している。ボス部772の内側には、第2の永久磁石79が固定されている。ボス部772の外周面には、磁界の干渉を防止する筒状の磁気シールドリング770が嵌着されている。
大径ギヤ76及び小径ギヤ77は樹脂からなり、磁気シールドリング760,770は鉄等の軟磁性体からなる。大径ギヤ76と小径ギヤ77とは、ギヤ部761,771の歯数が互いに異なり、大径ギヤ76の歯数が小径ギヤ77の歯数よりも多い。本実施の形態では、大径ギヤ76の歯数が26であり、小径ギヤ77の歯数が24である。
大径ギヤ76は、ボス部762がハウジング60の底部622側に、また軸部763が開口620側になるように配置される。大径ギヤ76のボス部762及び磁気シールドリング760は、リテーナ75の支持部753における支持孔753aに遊嵌され、一部が支持部753よりも基板70側に突出している。回転角検出用の磁気センサ73は、その一部がボス部762及び磁気シールドリング760の内側に配置され、第1の永久磁石78の磁界を検出する。
同様に、小径ギヤ77は、ボス部772がハウジング60の底部622側に、また軸部763が開口620側になるように配置される。小径ギヤ77のボス部772及び磁気シールドリング770は、リテーナ75の支持部753における支持孔753bに遊嵌され、一部が支持部753よりも基板70側に突出している。回転角検出用の磁気センサ74は、その一部がボス部772及び磁気シールドリング770の内側に配置され、第2の永久磁石79の磁界を検出する。
第1及び第2の永久磁石78,79は、それぞれ一対の磁極(N極及びS極)を有し、回転角検出用の磁気センサ73,74で検出される磁界がピニオンシャフト23の回転角に応じて変化する。より具体的には、回転角検出用の磁気センサ73,74が大径ギヤ76及び小径ギヤ77の回転速度に応じた周期の正弦波状の信号を出力する。大径ギヤ76及び小径ギヤ77の歯数の違いにより、ステアリングホイール10が左右方向への最大舵角まで操舵されてピニオンシャフト23が複数回転しても、磁気センサ73,74の出力信号の位相が同期することがない。これにより、コントローラ50は、磁気センサ73,74の出力信号に基づいて、ピニオンシャフト23の回転角の絶対値を検出することが可能である。
ヨークユニット80は、第1及び第2のヨーク81,82ならびに嵌合環83が樹脂部84にインサート成型されて一体化されている。嵌合環83には、アウトプットシャフト232の上端部が圧入されており、ヨークユニット80がアウトプットシャフト232と共に回転する。第1及び第2のヨーク81,82は、リング磁石85の外側に、リング磁石85の外周面と所定の隙間を有して配置される。樹脂部84には、軸方向の一端部に外歯歯車841が形成されている。大径ギヤ76及び小径ギヤ77は、それぞれのギヤ部761,771が外歯歯車841に噛み合い、ピニオンシャフト23の回転に伴って互いに異なる速度で回転する。
開口620は、センサボード700、リテーナ75、ならびに大径ギヤ76及び小径ギヤ77をハウジング60に組み付けた後、蓋体9により液密に密閉される。蓋体9は、66ナイロン等の平板状の樹脂からなり、例えばレーザー溶着、超音波溶着、又は接着により、開口620の開口端面620aに接合される。蓋体9には、図2及び図4に示すように、ハウジング60の枠部621の内側に係合する係合突起91、及び大径ギヤ76及び小径ギヤ77の軸部763,773に対向して大径ギヤ76及び小径ギヤ77をリテーナ75から抜け止めする抜け止め突起92が、基板70に対向する内面9aに設けられている。
前述のように、開口620の開口端面620aは傾斜平面であるので、この開口端面620aに取り付けられた蓋体9の外面9bは、軸方向に対して傾斜する。これにより、ステアリング装置1が車両に搭載された状態において、車両の上下方向(鉛直方向)に対する蓋体9の外面9bの傾斜角度が大きくなり、例えば車両の雨天走行時に前輪13に跳ね上げられた水沫が蓋体9の外面9bに付着しても、その水沫が重力によって流れ落ちやすくなる。これにより、センサ装置6の防水性が高まる。
次に、図3を参照し、トルク検出部6aの構成について説明する。リング磁石85は、複数のN極851及びS極852が周方向に沿って交互に配置されたトルク検出用の多極の永久磁石である。また、リング磁石85は、固定材88を介してインプットシャフト231の外周面に固定され、インプットシャフト231と共に回転する。
第1のヨーク81は、リング磁石85を囲む円環板状の囲繞部811と、囲繞部811の内周側の端部から屈曲されて軸方向に突出する三角形状の複数の爪部812とを有している。第2のヨーク82は、第1のヨーク81と軸方向に離間した位置でリング磁石85を囲む円環板状の囲繞部821と、囲繞部821の内周側の端部から屈曲されて軸方向に突出する三角形状の複数の爪部822とを有している。第1及び第2のヨーク81,82の爪部812,822の数の合計は、リング磁石85の磁極の数と等しい。図3の図示例では、爪部812,822の数がそれぞれ10個であり、N極851及びS極852の数もそれぞれ10個である。
第1及び第2のヨーク81,82の囲繞部811,821は、軸方向に対して垂直な平板状である。第1のヨーク81の爪部812と第2のヨーク82の爪部822とは、図8に示すように周方向に所定の間隔を有して交互に配置され、リング磁石85の外周面に対向する。第1のヨーク81の囲繞部811と第2のヨーク82の囲繞部821とは、軸方向に所定の間隔を有して並列配置され、それぞれの外周側の縁部がヨークユニット80の樹脂部84の外周面から突出している。なお、図8では、破断した部分においてヨークユニット80の内周面を図示している。
第1の集磁部材86は、第1のヨーク81の囲繞部811の外周に配置される円弧状の集磁部861と、集磁部861から径方向外側に突出する一対の舌片部862とを有している。第2の集磁部材87は、第2のヨーク82の囲繞部821の外周に配置される円弧状の集磁部871と、集磁部871から径方向外側に突出する一対の舌片部872とを有している。第2の集磁部材87の一対の舌片部872は、基板70の切り欠き705にそれぞれ配置される。なお、本実施の形態では集磁部861,871が半円状であるが、集磁部861,871を環状に形成してもよい。
リング磁石85は、第1及び第2のヨーク81,82ならびに第1及び第2の集磁部材86,87を含む磁路に磁束を発生させる。第1及び第2の集磁部材86,87は、本発明の一対の軟磁性体の一態様であり、第1の集磁部材86の一対の舌片部862及び第2の集磁部材87の一対の舌片部872は、それぞれが軸方向に互いに向かい合わされた本発明の対向部の一態様である。
第1のヨーク81の磁束は、第1の集磁部材86により一対の舌片部862に集められる。また、第2のヨーク82の磁束は、第2の集磁部材87により一対の舌片部872に集められる。トルク検出用の磁気センサ71,72は、第1の集磁部材86の一対の舌片部862と第2の集磁部材87の一対の舌片部872との間にそれぞれ配置され、舌片部862,872の間に発生する磁界の強度を検出する。
操舵トルクによってトーションバー233が捩じれると、その捩じれ量に応じて第1及び第2のヨーク81,82がリング磁石85に対して相対回転し、第1及び第2のヨーク81,82の爪部812,822とリング磁石85のN極851及びS極852との相対的な位置関係が変化する。そして、この位置関係の変化により、舌片部862,872間の磁界がトーションバー233の捩じれ量に応じて変化する。コントローラ50は、磁気センサ71,72の検出信号に基づく演算により、操舵トルクを求めることが可能である。
(実施の形態の効果)
以上説明した本実施の形態によれば、ハウジング60に保持された基板70にトルク検出用の磁気センサ71,72及び回転角検出用の磁気センサ73,74が実装されているので、例えば特許文献1に記載されたセンサ装置のように回転角センサとトルクセンサとがシャフトを挟んで別個に設けられた場合に比較して、部品点数や組み付け工数の削減が可能となる。これにより、センサ装置6のコストの低減を図ることが可能となる。また、センサ装置6は、ラックハウジング4の第1筒部41に対し、ピニオンシャフト23の径方向に沿って一方向にのみ突出するので、他の車載装置との干渉を避けることが容易となり、車両搭載性が向上する。
また、本実施の形態では、回転角検出用の磁気センサ73,74の間にトルク検出用の磁気センサ71,72が実装されているので、基板70を小型化することができる。つまり、回転角検出用の磁気センサ73,74は、大径ギヤ76及び小径ギヤ77のそれぞれの中心部に対応して配置されるので、磁気センサ73,74間の距離を大径ギヤ76及び小径ギヤ77のギヤ部761,771の半径の合計の寸法よりも短くすることができない。本実施の形態では、不可避的に間隔が開いてしまう回転角検出用の2つの磁気センサ73,74の間にトルク検出用の磁気センサ71,72を配置することで、基板70の小型化を実現している。
(付記)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、ステアリングシャフト2のピニオンシャフト23にセンサ装置6が適用されたステアリング装置1を例にとって説明したが、これに限らず、コラムシャフト21にセンサ装置6を適用することも可能である。なお、この場合には、センサ装置6がダッシュパネル14の車室側に配置されるので、蓋体9を液密にハウジング60に接合しなくともよい。
また、センサ装置6の適用対象は、車両のステアリング装置に限らず、様々な搭載対象にセンサ装置6を適用することが可能である。
23…ピニオンシャフト(検出対象としてのシャフト)
231…インプットシャフト(回転軸部材)
232…アウトプットシャフト(回転軸部材)
233…トーションバー(捩じれ軸)
4…ラックハウジング(支持体)
6…センサ装置
60…ハウジング
61…第1収容部
62…第2収容部
620…基板導入口
620a…開口端面
6a…トルク検出部
6b…回転角検出部
70…基板
701…第1実装部
702…第2実装部
71,72…トルク検出用の磁気センサ
73,74…回転角検出用の磁気センサ
76…大径ギヤ
77…小径ギヤ
78…回転角検出用の第1の永久磁石
79…回転角検出用の第2の永久磁石
841…外歯歯車
85…リング磁石(トルク検出用の永久磁石)
86,87…第1及び第2の集磁部材(一対の軟磁性体)
862,872…舌片部(対向部)
9…蓋体
9b…外面

Claims (4)

  1. 支持体に回転可能に支持された一対の回転軸部材が可撓性を有する捩じれ軸によって連結されたシャフトを検出対象とし、前記シャフトに作用するトルク及び前記シャフトの前記支持体に対する回転角を検出可能なセンサ装置であって、
    前記シャフトの回転軸線方向に沿って互いに向かい合わされた対向部を有する一対の軟磁性体、前記一対の軟磁性体を含む磁路に磁束を発生させるトルク検出用の永久磁石、及び前記対向部間に発生する磁界を検出するトルク検出用の磁気センサを有し、前記トルク検出用の磁気センサで検出される磁界が前記捩じれ軸の捩じれ量に応じて変化するトルク検出部と、
    前記シャフトと共に回転する外歯歯車に噛み合って回転する回転体、前記回転体に固定された回転角検出用の永久磁石、及び前記回転角検出用の永久磁石の磁界を検出する回転角検出用の磁気センサを有し、前記回転角検出用の磁気センサで検出される磁界が前記シャフトの回転角に応じて変化する回転角検出部と、
    前記トルク検出部及び前記回転角検出部を収容するハウジングと、
    前記ハウジングに保持された基板とを備え、
    前記回転角検出部は、互いに異なる歯数を有して前記外歯歯車に噛み合う大径ギヤ及び小径ギヤを前記回転体として備え、前記大径ギヤ及び前記小径ギヤにそれぞれ前記回転角検出用の永久磁石が固定されると共に、それぞれの前記回転角検出用の永久磁石に対応する2つの前記回転角検出用の磁気センサを有し、
    前記ハウジングは、前記基板を収容する収容部が、枠部と前記枠部の軸方向の一側を閉塞する底部とを有する有底枠体状に形成されており、
    前記トルク検出用の磁気センサ及び2つの前記回転角検出用の磁気センサは、前記基板の一方の面である実装面に実装されると共に、前記シャフトの径方向に対して直交する方向に沿って一列に配置され、かつ2つの前記回転角検出用の磁気センサの間に前記トルク検出用の磁気センサが配置されており、
    前記基板における前記実装面とは反対側の非実装面が前記ハウジングの前記収容部における前記底部の底面に面している、
    センサ装置。
  2. 前記ハウジングに樹脂製のリテーナが固定されており、
    前記リテーナは、前記シャフトの周方向に沿って円弧状に延在する円弧部と、前記基板の前記実装面に当接して前記基板を押える押さえ部と、前記大径ギヤ及び前記小径ギヤをそれぞれ回転可能に支持する支持孔が形成された支持部とを一体に有し、
    前記リテーナの前記円弧部に、前記一対の軟磁性体のうち一方の軟磁性体が固定されている、
    請求項1に記載のセンサ装置。
  3. 前記ハウジングは、前記トルク検出部の前記一対の軟磁性体及び前記トルク検出用の永久磁石を収容する第1収容部と、前記回転体及び前記基板を収容する第2収容部と、コネクタが嵌合されるコネクタ嵌合部とが樹脂により一体に形成されると共に、複数の接続端子が前記底部に固定されており、
    前記複数の接続端子は、前記底部を貫通して一端部が前記枠部内に突出し、他端部が前記コネクタ嵌合部内に突出しており、
    前記基板には、前記シャフト側の端部に前記トルク検出用の磁気センサ及び2つの前記回転角検出用の磁気センサが一列に配置され、前記シャフトとは反対側の端部に、前記複数の接続端子のそれぞれの前記他端部が接続される複数の電極が形成されており、
    前記トルク検出用の磁気センサと前記複数の電極とが前記シャフトの径方向に並んでいる、
    請求項1又は2に記載のセンサ装置。
  4. 前記ハウジングに形成された開口を密閉する蓋体をさらに備え、
    前記蓋体には、前記大径ギヤ及び前記小径ギヤを前記リテーナの前記支持孔から抜け止めする抜け止め突起が、前記基板に対向する内面に設けられている、
    請求項に記載のセンサ装置。
JP2017199463A 2017-10-13 2017-10-13 センサ装置 Active JP6946917B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017199463A JP6946917B2 (ja) 2017-10-13 2017-10-13 センサ装置
CN201811137453.3A CN109664931B (zh) 2017-10-13 2018-09-28 传感器装置
US16/152,532 US10794781B2 (en) 2017-10-13 2018-10-05 Sensor device
EP18199535.8A EP3470808B1 (en) 2017-10-13 2018-10-10 Torque sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017199463A JP6946917B2 (ja) 2017-10-13 2017-10-13 センサ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019074365A JP2019074365A (ja) 2019-05-16
JP6946917B2 true JP6946917B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=63832291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017199463A Active JP6946917B2 (ja) 2017-10-13 2017-10-13 センサ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10794781B2 (ja)
EP (1) EP3470808B1 (ja)
JP (1) JP6946917B2 (ja)
CN (1) CN109664931B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6939385B2 (ja) * 2017-10-13 2021-09-22 株式会社ジェイテクト センサ装置
JP7256440B2 (ja) 2019-01-09 2023-04-12 株式会社ジェイテクト センサ
CN112141211B (zh) * 2019-06-27 2024-06-21 罗伯特·博世有限公司 扭矩传感器、转向角传感器及相应集成传感器和监测***
JP7268510B2 (ja) 2019-07-09 2023-05-08 株式会社ジェイテクト センサ装置
JP7286090B2 (ja) * 2019-08-21 2023-06-05 多摩川精機株式会社 トルクセンサ用ホールic基板の固定構造
KR102264315B1 (ko) * 2020-01-09 2021-06-14 한국에스케이에프씰 주식회사 다회전 절대위치 검출 토크앵글센서 모듈
US11866106B2 (en) * 2021-03-19 2024-01-09 Ford Global Technologies, Llc Methods and apparatus to determine loads encountered by a steering rack

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5999302A (ja) * 1982-11-30 1984-06-08 Shimadzu Corp 液圧機関
US7406884B2 (en) * 2004-01-20 2008-08-05 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Device for determining a steering angle and a torque that is exerted on a steering shaft
JP2006038767A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Favess Co Ltd トルク検出装置
FR2919385B1 (fr) 2007-07-24 2009-10-09 Moving Magnet Tech Mmt Capteur magnetique sans contact de position absolue multitour a arbre traversant
JP5589458B2 (ja) * 2010-03-15 2014-09-17 パナソニック株式会社 回転角度・トルク検出装置
DE102010033769A1 (de) * 2010-08-09 2012-02-09 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Vorrichtung mit einem Drehmomentsensor und einem Drehwinkelsensor
JP2013092461A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Jtekt Corp センサ装置
JP2013200242A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Panasonic Corp 回転角度・トルク検出装置
JP2013205102A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Jtekt Corp トルク検出装置、および同装置を備える電動パワーステアリング装置
EP2664906B1 (en) 2012-05-17 2021-07-28 LG Innotek Co., Ltd. Torque angle sensor
DE102012024382A1 (de) 2012-12-13 2014-06-18 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Vorrichtung mit einer Drehmomentsensoreinrichtung und optional einer Lenkwinkelsensoreinrichtung für ein Kraftfahrzeug, Kraftfahrzeug und Verfahren zum Herstellen einer Drehmomentsensoreinrichtung
DE102012024383A1 (de) * 2012-12-13 2014-06-18 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Vorrichtung mit einer Drehmomentsensoreinrichtung und einer Lenkwinkelsensoreinrichtung für ein Kraftfahrzeug, Kraftfahrzeug und Verfahren zum Herstellen einer Vorrichtung
DE102013019787A1 (de) * 2013-11-27 2015-05-28 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Verfahren zum Herstellen eines ferromagnetischen Bauteils für einen Drehmomentsensor einer Fahrzeuglenkwelle und Drehmomentsensor
KR102107155B1 (ko) 2013-12-26 2020-05-06 엘지이노텍 주식회사 토크 앵글 센서

Also Published As

Publication number Publication date
EP3470808A1 (en) 2019-04-17
EP3470808B1 (en) 2020-06-24
CN109664931A (zh) 2019-04-23
US20190113404A1 (en) 2019-04-18
US10794781B2 (en) 2020-10-06
JP2019074365A (ja) 2019-05-16
CN109664931B (zh) 2022-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6946917B2 (ja) センサ装置
US9540041B2 (en) Power steering apparatus and method for assembling power steering apparatus
US8806962B2 (en) Torque detection device and electric power steering system including the same
JP6939385B2 (ja) センサ装置
WO2018066529A1 (ja) トルクセンサ
US10683032B2 (en) Torque detection device and electric power steering system
JP2015219152A (ja) トルクセンサ及び電動パワーステアリング装置
US11300464B2 (en) Sensor device
KR101882550B1 (ko) 토크 센서 장치
JP6691071B2 (ja) トルクセンサ
JP2014149180A (ja) トルクセンサ
US9857201B2 (en) Onboard detector
EP4394340A1 (en) Torque detection device
JP2007271565A (ja) トルク検出装置
WO2018173571A1 (ja) パワーステアリング装置
JP2014190850A (ja) 回転角度検出装置、電動パワーステアリング装置
JP2018059741A (ja) トルクセンサの製造方法
JP7475306B2 (ja) センサ装置、電動パワーステアリング装置
US20200309565A1 (en) Sensor device
JP2017206122A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2024044646A (ja) トルクセンサ
JP2018059740A (ja) トルクセンサ
CN117813485A (zh) 扭矩检测装置
JP2009298304A (ja) 車両用操舵装置
JP2009262848A (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6946917

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150