JP6946672B2 - 電気掃除機及び電気掃除機の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に関する。
従来から、掃除機本体(以下、本体)と、この本体に着脱可能に接続されるホース体を有する電気掃除機がある。ホース体は、一端には電気掃除機と接続する為の接続部が設けられ、他端には使用者が握る手元ハンドルとなる手元操作部が設けられている。
また、手元操作部の先端に延長管を接続し、更に、この延長管に床面ブラシを接続することで、使用者が手元操作部を操作して、被清掃面である床面から塵挨を吸引する作業を行えるように、構成されている。
この手元操作部には、使用者が握る把持部の近傍に、操作部が設けられている。この操作部は、使用者が、電動送風機の電源をON/OFFしたり、電動送風機の出力を変化させて吸引力の強弱を変化させたり、床面ブラシに設けられた回転ブラシの動作及び停止を行う為の操作スイッチである。
このような操作部は、スイッチや電子部品が実装され開口が形成されている操作基板(プリント基盤)が、手元操作部に形成されたスイッチケース内に形成された突出ボスを開口に挿入した状態で設けられ、このスイッチケースとカバー部材に挟持された状態で、カバー部材がネジにより突出ボスに固定されて構成される。
特開2000−15767号公報
しかしながら、従来技術においては、操作基板に固定の為に基板面を貫く開口を形成する必要がある。これにより、操作基板の強度が低下するとともに、開口を形成する為に加工が必要になる。
また、操作基板のスイッチとスイッチの間に開口を形成するので、基板に実装する部品のスペースを確保する為に、基板を大きくする必要があるという課題がある。
本発明は上記の課題を解決する為のものであり、操作基板に基板面を貫く開口を形成することなく、操作基板を固定することができる手元操作部を有する電気掃除機を提供するものである。
上記の課題を解決する為には、電気掃除機において、電動送風機と集塵部を備えた掃除機本体と、掃除機本体に接続する風路形成体と、風路形成体の一部を形成する手元操作部と、を備え、手元操作部は、管部と、管部から分岐するアーチ部と、管部とアーチ部の上面を覆う上カバーと、操作スイッチを備えた操作基板を有し、アーチ部の上面には、操作基板を設ける操作基板取付部が形成され、操作基板取付部には、操作基板を保持する保持リブを有し、操作基板は凹部を有し、保持リブは、操作基板取付部の前側の位置で、側面から内側に向けて突出した上面保持リブと、操作基板取付部の後端の位置で、底から上方に向けて突出した、向かい合う一対の後端保持リブと、を有し操作基板の先端側が上面保持リブの下側に入り込み、1つの凹部に一対の後端保持リブが入り込むことで、後端保持リブの弾性力により操作基板が保持リブに保持されるように構成する。
また、上記の課題を解決する為に、電動送風機と集塵部を備えた掃除機本体と、掃除機本体に接続する風路形成体と、風路形成体の一部を形成する手元操作部とを備え、手元操作部は、管部と、管部から分岐するアーチ部と、管部とアーチ部の上面を覆う上カバーと、操作スイッチを備えた操作基板とを有する電気掃除機を製造する方法において、アーチ部の上面に、操作基板を設ける操作基板取付部を形成し、操作基板取付部に、操作基板を保持する保持リブを設け、操作基板に凹部を形成し、保持リブを、操作基板取付部の前側の位置で、側面から内側に向けて突出した上面保持リブと、操作基板取付部の後端の位置で、底から上方に向けて突出した、向かい合う一対の後端保持リブと、から構成し、操作基板の先端側を上面保持リブの下側に入り込ませ、1つの凹部に一対の後端保持リブを入り込ませることで、後端保持リブの弾性力により操作基板を保持リブに保持させて仮固定し、上カバーを管部とアーチ部の上面を覆うように取り付けることにより、操作基板を正しい位置にして操作基板取付部に設ける。
本発明によれば、操作基板に基板面を貫く開口を形成することなく、操作基板を固定することができる手元操作部を有する電気掃除機を提供することができる。
電気掃除機の全体図 手元操作部の斜視図 手元操作部の分解斜視図 図2のA−A断面図 (a)上カバーが外れた状態の手元操作部を上方より見た平面図、(b)(a)の部分拡大図 (a)操作基板の平面図、(b)操作基板が操作基板取付部に設けられた状態の斜視図 (a)操作基板が操作基板取付部に取り付けられる過程を示す図であって、上カバーが外れた状態の手元操作部を斜め上後方から見た斜視図、(b)(a)の部分拡大図 図7(a)手元操作部を後方から見た斜視図、(b)(a)の部分拡大図 手元操作部の左側面図 図9のB−B断面図
実施の形態.
図1〜図10を参照して、実施の形態を説明する。
図1において、電気掃除機11は、掃除機本体12(以下、本体12)と、この本体12に着脱可能に接続される管体からなる風路形成体13を備える。
本体12の外殻は、内部に後述する機能部品を配置する空間を形成する本体ケース15により構成されている。本体ケース15には、被掃除面である床面上を旋回および走行可能な車輪15aを備えている。
この本体ケース15の内部には、集塵部17、電動送風機(図示せず)、この電動送風機に給電するためのコードリール装置(図示せず)や電源部(図示せず)、電動送風機などの動作を制御する本体制御部(図示せず)などが収容されている。
電動送風機は、本体12の内部に負圧を生じさせ、本体12に接続する風路形成体13から集塵部17に至る空間に、被掃除面から塵挨を吸引する為の気流を形成する。
集塵部17は、電動送風機により生み出される気流に混ざって風路形成体13を流下してきた塵挨を捕集するものである。集塵部17は、塵埃が混ざる気流から塵挨のみを濾しとる紙パックや、遠心力により塵挨を分離するサイクロン分離装置等が用いられる。尚、集塵部17は、捕集した塵挨を捨てる為に、本体12に対して着脱可能である。
そして、この本体12には、集塵部17に連通するとともに風路形成体13の基端側が接続される本体吸込口19が形成されている。
風路形成体13は、ホース体21と、このホース体21の先端に接続する延長管22と、延長管22の先端に接続する吸込口体である床ブラシ23からなり、電動送風機の吸込み側と連通する風路を内部に形成する。
つまり、風路形成体13は、電動送風機により生み出される気流の風路となり、吸引した塵挨を本体12へと導く部位である。
延長管22は、合成樹脂により構成された管体であり、ホース体21に対して着脱可能である。床ブラシ23は、内部にモーターにより駆動する回転ブラシを備え、被清掃面から塵挨を吸い込む部位であり、延長管22に対して着脱可能である。
尚、以下、風路形成体13の軸方向(気流の流れる方向)に沿って、床ブラシ23側を前側、ホース体21側を後側とし、これら前後方向に対して直交する方向に左右方向および上下方向を定義するものとする。
次に、ホース体21は、可撓性を有するホース25と、このホース25の基端側に設けられた接続管部26と、ホース25の先端側に設けられる手元操作部Hとを有している。 接続管部26は、本体吸込口19と接続して本体12の内部の電動送風機の吸込み側とホース25を連通して風路を形成する。
図2〜図4を参照すると、手元操作部Hは、使用者が手で握るハンドルHaを有し、床面ブラシ23を被清掃面上において移動させたり、ハンドルHaの前側に位置する操作部Sを操作したりする部位である。
この手元操作部Hは、風路となる手元操作管部50(以下、管部50)と、管部50の上面を覆う上カバー60と、ホース25と管部50の接続部を覆う接続部カバー80から外殻を構成する。また、手元操作部Hは、内部に操作部Sを構成する操作基板70を備える。
管部50は、前端に延長管22が接続する前開口51と、後端にホース25が接続する後開口52が開口する。また、管部50には、管部50の上面から後斜め上方に向けて分岐して立ち上がり、管部50側に近づくように湾曲したアーチ部53が形成されている。
このアーチ部53は、上面に操作基板70を設ける領域となる凹状の操作基板取付部54が形成されている。また、アーチ部53の下面は、後述する上カバー60と共に使用者が握るハンドルHaを形成するハンドル下面部58が形成されている。
また、管部50の前開口51の近傍であって上面には、管部50に取付けた延長管22を取り外す際に、管部50と延長管22の係合状態を解除する着脱ボタン56が設けられる。
次に、上カバー60は、管部50の前端からアーチ部53の後端に至る管部50の上面を覆うカバーであり、管部50の上面に沿った形状である。
また、上カバー60には、着脱ボタン56が位置する着脱ボタン開口61と、操作部Sを構成する操作ボタン62と、この操作ボタン62の後側にハンドル下面部58と共にハンドルHaを形成するハンドル上面部63が形成されている。
操作ボタン62は、操作基板70に設けられる操作スイッチ72に対応した位置に設けられ、上方より押されることで弾性変形し、操作基板取付部54に設けられた操作基板70の操作スイッチ72を押すように構成されている。
また、操作ボタン62の上面には、電動送風機の動作・停止を行うボタンであることを示す「入」「切」や、電動送風機の出力調整をするボタンであることを示す「強」「弱」等の記載がなされた操作表記シート62aが設けられる。尚、操作表記シート62aは、操作部Sを構成する。
次に、接続部カバー80は、右側接続部カバー81と左側接続部カバー82からなる。
右側接続部カバー81は、管部50の後端にホース25が接続した状態において、管部50とホース25の接続位置を、右側から覆うように管部50に設けられる。また、左側接続部カバー82は、管部50の後端にホース25が接続した状態において、管部50とホース25の接続位置を、左側から覆うように管部50に設けられる。
つまり、左側接続部カバー82と右側接続部カバー81は、管部50の後端にホース25が接続した状態において、管部50とホース25の接続位置を、それぞれ左右方向から挟み込むように、左側接続部カバー82と右側接続部カバー81は互いに係合すると共に、管部50に取付けられる。
尚、左側接続部カバー82と右側接続部カバー81が係合する位置は、両部材が接続した状態である接続部カバー80の上側及び下側の位置となる。このように接続部カバー80の係合位置を上側及び下側とすることで、側面から手元操作部Hを見たときに、係合位置を目立たなくすることができる。
そして、右側接続部カバー81の後端には、ネジ83を受ける円筒形状のネジボス81aが設けられている。左側接続部カバー82の後端には、ネジ83を通すネジ開口82aが設けられている。また、上カバー60の後端には、取付け開口64が設けられている。
右接続カバー81と左側接続部カバー82が管体50に取付けられる状態において、上カバー60の取付け開口64はネジボス81aに嵌り込み、ネジ開口82aにネジ83を通してネジボス81aに止めることで、接続部カバー80に対して上カバー60が固定される。
以上のように接続カバー80が管部50に取付けられることで、接続部カバー80に使用者が握ることができる第2のハンドルとなる下ハンドルHbが形成される。
接続部カバー80と管部50は、異なる材料で構成されている。例えば、接続部カバー80は結晶性プラスチック(例えばPP樹脂)で構成され、管部50は非結晶性プラスチック(例えばABS樹脂)で構成されている。尚、接続部カバー80と管部50は、同じ材料で構成してもよい。
また、接続部カバー80は非結晶性プラスチック(例えばABS樹脂)で構成して、管部50を結晶性プラスチック(例えばPP樹脂)で構成してもよい。
(操作基板の構成)
次に、図5〜図6を参照すると、操作基板70は、印刷配線基板71の上面に、操作スイッチ72やその他の電子部品が実装されたものである。本実施の形態では、4つの操作スイッチ72が縦に一列となるように配置されて実装されている。
これらの操作スイッチ72は、それぞれ電動送風機の動作や出力の変更や停止、また、床ブラシ23に設けられたブラシを回転駆動する為のモーターの動作や停止を行う為のスイッチである。操作スイッチ72の出力は、制御手段に入力され、この入力に基づき制御手段が電動送風機等を制御する。
また、印刷配線基板71は、前後方向に長い矩形状を成しており、前端には前方より凹み左右方向の幅がΔW1の前凹部71aが形成されている。更に、後端には後方より凹み左右方向の幅がΔW2の後凹部71bが形成されている。
この前凹部71aと後凹部71bは、印刷配線基板71の左右の中心となる位置に形成されている。
次に、図5〜図10を参照して、操作基板取付部54及び当該部位における操作基板70の固定方法について説明する。
固定する操作基板取付部54は、アーチ部53に形成された上方向に向けて開口する凹状の部分である。操作基板取付部54には、操作基板70を保持する為の複数の保持リブ55と、操作基板70の下面を支える受部57が設けられている。
受部57は、操作基板取付部54の底部に一体に設けられた部位であり、操作基板70が設けられた際に、操作基板70の下面を支える部位である。
保持リブ55は、操作基板取付部54の内壁に一体に設けられた突出した部位であり、操作基板70を右側又は左側から保持する側方保持リブ55aと、操作基板70の上面から保持する上面保持リブ55bと、操作基板70を前方から保持する前端保持リブ55cと、操作基板70を後方から保持する後端保持リブ55dからなる。
ここで言う、保持リブ55が操作基板70を保持するとは、操作基板70の動きを規制して操作基板取付部54の内部に操作基板70を留めることである。
側方保持リブ55aは、操作基板取付部54の側面から内側に向けて突出した部位であり、操作基板取付部54の左側側面と右側側面に、それぞれ2つずつ設けられている。側方保持リブ55aは、操作基板取付部54の内部に左右対象に配置されている。
左右に向かい合った側方保持リブ55aの間隔は、操作基板70の左右の幅を基準に設定されており、操作基板70が左右に向かい合った側方保持リブ55aの間に挿入可能であり、操作基板70の左右方向の動きを規制できる程度となっている。
次に、上面保持リブ55bは、操作基板取付部54の前側の位置で、側面から内側に向けて突出した部位であり、操作基板取付部54の左側側面と右側側面に、それぞれ1つずつ設けられている。
また、上面保持リブ55bは、下方に空間が形成されている。この空間に操作基板70を挿入することで、上面保持リブ55bは操作基板70の上側に位置し、操作基板70の上方向の動きを規制する。
次に、前端保持リブ55cは、操作基板取付部54の前端の位置であって、左右の中心となる位置に設けられる。前端保持リブ55cは、操作基板取付部54の底から上方に向けて突出した部位である。
この前端保持リブ55cの左右方向の幅は、操作基板70の前凹部71aの左右方向の幅W1と同じか若干小さい程度である。つまり、前凹部71aの内部に、前端保持リブ55cが嵌る程度の大きさに構成されている。
次に、後端保持リブ55dは、操作基板取付部54の底から上方に向けて突出した部位であり、操作基板取付部54の後端の位置であって、左右の中心となる位置の右側と左側からそれぞれ突出する一対のリブ(後端保持右リブ55d1,後端保持左リブ55d2)から構成される。つまり、後端保持リブ55は、隙間を空けて設けられた一対のリブにより構成されている。
この後端保持リブ55dの左右方向の幅は、操作基板70の後凹部71bの左右方向の幅W2と同じ程度、又は、後端保持リブ55dの上端側の幅はW2と同じ程度か小さく、そして、下端側に行くにつれてW2と同じ程度か若干大きくなる大きさ(例えば、テーパー形状)である。つまり、後凹部71bの内部に、後端保持リブ55dが嵌る程度の大きさに構成されている。
尚、それぞれの保持リブ55の厚さは、管部50の意匠面を構成する部位の厚さより、薄くなるように構成されている。このように構成することで、管部50の保持リブ55が設けられた位置において、樹脂成型時において意匠面に生じるヒケを抑止することができる。
図5〜図10を参照すると、以上のように構成された操作基板取付部54には、次のように操作基板70が設けられる。
まず、操作基板取付部54の上方より、操作基板70の先端を上面保持リブ55bの下側に挿入する。この時、操作基板70の先端側は、上面保持リブ55bの下側に入り込むと共に、前凹部71aが前端保持リブ55cに嵌り込んだ状態となる。
この状態では、操作基板取付部54において、操作基板70の前端の位置が決まる。 また、この段階では、操作基板70は、前凹部71a側を下に斜めの状態となっている。
そして、操作基板70が前端保持リブ55cに嵌り込んだ状態で、操作基板70の後端を操作基板取付部54に挿入することで、操作基板70の後凹部71bが後端保持リブ55dに嵌り込む。
このように、操作基板70の前端側の上面が上面保持リブ55bにより保持され、後凹部71bが後端保持リブ55dに嵌り込むことで、操作基板70が操作基板取付部54の内部に固定される。
ここで、操作基板70の後凹部71bと後端保持リブ55dについて説明する。
後凹部71bの左右の幅はΔW2である。これに対して、この後端保持リブ55dの左右方向の幅は、操作基板70の後凹部71bの左右方向の幅ΔW2と同じ程度、又は、後端保持リブ55dの上端側の幅はΔW2と同じ程度か小さく、そして、下端側に行くにつれてΔW2と同じ程度か若干大きくなる大きさ(例えば、テーパー形状)である。
つまり、後凹部71bの内部に、後端保持リブ55dが嵌る程度の大きさに構成されている。尚、テーパー形状とする場合のテーパーの角度であるが、樹脂成型後、成型品から金型を抜くための抜きテーパー程度の角度で良い。
この様に各部が構成されているので、操作基板70の後凹部71b内に、後端保持リブ55dが入り込み、後端保持リブ55dが操作基板70を保持する。
特に、後端保持リブ55dは、隙間を空けて向かい合う一対のリブ(55d1,55d2)から構成されているので、後凹部71bの内壁に押されて、互いのリブが近づく方向にたわみやすく構成されている。
従って、操作基板70を操作基板取付部54に取り付ける際に、後端保持リブ55dがたわんで後凹部71bの内部に入り込み、後凹部71bの内部では、後端保持リブ55dは弾性力により広がり、後保持リブ55dがしっかりと後凹部71bの内部で係止し、操作基板70を保持する。
つまり、後凹部71bの内部に、後端保持リブ55dが圧入した状態となる。尚、この後凹部71bの内部に後端保持リブ55dが圧入した状態は、組み立て作業者が容易に、後端保持リブ55dに係止された操作基板70を取り外せる程度の力で保持されるものである。以上の状態は、操作基板70は、操作基板取付部54に仮保持された状態である。
次に、管部50に上カバー60が上方向より取り付けられる。これにより、操作基板70が操作基板取付部54に仮保持された状態において、管部50の前端から操作基板取付部54、そして、アーチ部53の後端に至る管部50の上面を上カバー60が覆う。
ここで図9を参照すると、上カバー60の下面には、押えリブ65が設けられている。押えリブ65は、操作基板取付部54に保持された操作基板70を上方より押えるリブである。押えリブ61には、操作基板70を上方より押える第1の面65aと、操作基板の側面を押える第2の面65bが形成されている。
以上のように上カバー60が構成されているので、上カバー60を管部50に取り付ける際に、操作基板取付部54に仮保持された操作基板70が、正しい取り付け位置より浮き上がった状態であっても、押えリブ65の第1の面65aが操作基板70の上面を押して、正しい固定位置に移動することができる。
また、同様に、操作基板取付部54に仮保持された操作基板70が、正しい取り付け位置より右側又は左側にずれた状態であっても、押えリブ65の第2の面65bが操作基板70の側面を押して、正しい固定位置に移動することができる。
尚、上カバー60は、管部50に対して係合した上、ネジにより固定される。
以上のように、操作基板取付部54に操作基板70を仮固定して取り付けるように構成しているので、操作基板70を操作基板取付部54に対してネジなどにより取り付ける必要が無い。
また、操作基板70を仮固定後、上カバー60を管部50に取り付けるだけで、操作基板70を確実に操作基板取付部70に固定でき、手元操作部Hを組み立てるときの組み立て作業性が良い。
更に、操作基板70を操作基板取付部54内部で保持する為のリブは、操作基板70を仮保持する程度の構造でよい。つまり、意匠面を構成する部位の厚さより、薄くリブを構成することができるので、意匠面を構成する管部50と共に一体成型により形成しても、意匠面に影響を及ぼす樹脂成型時のヒケ等の現象を抑えることができる。
更に、操作基板70を仮固定する為の後端保持リブ55dは、操作基板取付部54の底から上方に向けて突出した部位であるので、強度を上げるなど為に、管部50の厚さと同等か厚く構成することで、樹脂成型時のヒケが生じても、当該ヒケが管部50の下面に位置するので、意匠面への影響を小さくすることができる。
尚、本実施の形態では、後端保持リブ55dで操作基板70を上方向に外れないように仮に固定する構成であるが、前端保持リブ55cを後端保持リブ55dのように弾性変形可能に構成して、操作基板70を仮保持することができるように構成しても良い
11 電気掃除機
12 掃除機本体(本体)
13 風路形成体
15 本体ケース
15a 車輪
17 集塵部
19 本体吸込口
21 ホース体
22 延長管
23 床ブラシ
25 ホース
26 接続管部
H 手元操作部
Ha ハンドル
S 操作部
50 管部
51 前開口
52 後開口
53 アーチ部
54 操作基板取付部
55 保持リブ
55a 側方保持リブ
55b 上面保持リブ
55c 前端保持リブ
55d 後端保持リブ
55d1 後端保持右リブ
55d2 後端保持左リブ
58 ハンドル下面部
56 着脱ボタン
60 上カバー
61 着脱ボタン開口
62 操作ボタン
62a 操作表記シート
63 ハンドル上面部
64 取付け開口
65 押えリブ
65a 第1の面
65b 第2の面
70 操作基板
71 印刷配線基板
71a 前凹部
71b 後凹部
72 操作スイッチ
80 接続部カバー
81 右接続部カバー
81a ネジボス
82 左接続部カバー
82a ネジ開口
83 ネジ

Claims (4)

  1. 電動送風機と集塵部を備えた掃除機本体と、
    前記掃除機本体に接続する風路形成体と、
    前記風路形成体の一部を形成する手元操作部と、
    を備え、
    前記手元操作部は、管部と、前記管部から分岐するアーチ部と、前記管部と前記アーチ部の上面を覆う上カバーと、操作スイッチを備えた操作基板を有し、
    前記アーチ部の上面には、前記操作基板を設ける操作基板取付部が形成され、
    前記操作基板取付部には、前記操作基板を保持する保持リブを有し、
    前記操作基板は凹部を有し、
    前記保持リブは、
    前記操作基板取付部の前側の位置で、側面から内側に向けて突出した上面保持リブと、
    前記操作基板取付部の後端の位置で、底から上方に向けて突出した、向かい合う一対の後端保持リブと、を有し
    前記操作基板の先端側が前記上面保持リブの下側に入り込み、1つの前記凹部に前記一対の後端保持リブが入り込むことで、前記後端保持リブの弾性力により前記操作基板が前記保持リブに保持されることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記一対の後端保持リブは、上端側から下端側にいくにつれて幅が大きくなるテーパー形状であることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 電動送風機と集塵部を備えた掃除機本体と、前記掃除機本体に接続する風路形成体と、前記風路形成体の一部を形成する手元操作部とを備え、前記手元操作部は、管部と、前記管部から分岐するアーチ部と、前記管部と前記アーチ部の上面を覆う上カバーと、操作スイッチを備えた操作基板とを有する電気掃除機を製造する方法であって、
    前記アーチ部の上面に、前記操作基板を設ける操作基板取付部を形成し、
    前記操作基板取付部に、前記操作基板を保持する保持リブを設け、
    前記操作基板に凹部を形成し、
    前記保持リブを、
    前記操作基板取付部の前側の位置で、側面から内側に向けて突出した上面保持リブと、
    前記操作基板取付部の後端の位置で、底から上方に向けて突出した、向かい合う一対の後端保持リブと、から構成し、
    前記操作基板の先端側を前記上面保持リブの下側に入り込ませ、1つの前記凹部に前記一対の後端保持リブを入り込ませることで、前記後端保持リブの弾性力により前記操作基板を前記保持リブに保持させて仮固定し、
    前記上カバーを前記管部と前記アーチ部の上面を覆うように取り付けることにより、前記操作基板を正しい位置にして前記操作基板取付部に設けることを特徴とする電気掃除機の製造方法。
  4. 前記一対の後端保持リブは、上端側から下端側にいくにつれて幅が大きくなるテーパー形状であることを特徴とする請求項3に記載の電気掃除機の製造方法。
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