JP6942979B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒に関するものである。
デジタルカメラ等の撮影装置には撮影レンズ等の光学系を保持するレンズ鏡筒が交換可能に備えられている。この種のレンズ鏡筒の具体的構成が例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載のレンズ鏡筒1は、鏡筒本体10と、鏡筒本体10に対して光軸方向に移動可能に保持された可動レンズ31と、可動レンズ31に連結された可動部材8と、鏡筒本体10に回転自在に設けられた駆動環4と、可動部材8を駆動環4に連結する一対の接続部材9を備えている。駆動環4が、手動又はモータによって回転すると、接続部材9を介して可動部材8が回転する。この可動部材8の回転により、可動レンズ31が光軸方向に移動する。なお、特許文献1に記載のレンズ鏡筒1に関する前記説明において、説明の便宜上、各部材の名称が特許文献1に記載の内容から変更されている。
特開2014−197240号公報
特許文献1に例示されるレンズ鏡筒1では、一対の接続部材9はいずれも、一端が可動部材8に固定され、他端が駆動環4に向かって突出した形状を有している。そして、各接続部材9の他端は、駆動環4に形成された突起43の溝と係合する。これにより、連結部材9は、光軸方向に対する周方向と径方向の両方向において突起43に固定される。そのため、駆動環4と可動部材8との間に軸ずれが生じている場合や、製造誤差や組み立て誤差により、駆動環4又は可動部材8が光軸から偏芯している場合に、駆動環4と可動部材8を接続部材9によって連結し難くなるという問題や、駆動環4から可動部材8へ駆動力が円滑に伝達されないという問題が生じる虞があった。また、駆動環4の回転中心軸に対して可動部材8の回転中心軸が傾いている場合、駆動環4を回転させると、接続部材9に対して圧縮する力や張力がかかり、接続部材9や接続部材9と駆動環4との係合箇所、接続部材9の可動部材8への固定箇所等が破損してしまう虞があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、組み立てが容易で可動レンズへの駆動力の伝達を円滑に行うことが可能なレンズ鏡筒を提供することである。
本発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒は、本体部と、本体部に対し、光軸の周りで回転可能に設けられた駆動部材と、光軸方向において駆動部材と間隔を空けて配置され、光軸の周りで回転可能な可動部材と、を備える。また、駆動部材は、光軸方向における一端が駆動部材に固定され、一端から可動部材に向かって伸びた第1接続部材を有し、可動部材は、第1接続部材の他端と当接する第1当接部を有し、可動部材は、光軸方向における一端が可動部材に固定され、一端から駆動部材に向かって伸びた第2接続部材を有し、駆動部材は、第2接続部材の他端と当接する第2当接部を有する。
本発明の一実施形態によれば、組み立てが容易で可動レンズへの駆動力の伝達を円滑に行うことが可能なレンズ鏡筒が提供される。
図1は、本発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒の斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒の分解斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る可動部材と第1接続部材の係合箇所付近の構造を示す図、及び、駆動環と第2接続部材の係合箇所付近の構造を示す図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒のうち、駆動環、可動部材、第1接続部材及び第2接続部材のみを示した図である。 図6は、本発明の一実施形態の変形例に係る第1接続部材と可動部の接続方法を示すである。 図7は、本発明の一実施形態の別の変形例に係る第1接続部材と可動部の接続方法を示すである。 図8は、本発明の一実施形態の別の変形例に係る第2接続部材と駆動環の接続方法を示すである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒1の断面図である。本実施形態に係るレンズ鏡筒1は、例えば、撮影装置の一形態であるデジタル一眼レフカメラの撮影光学系において使用されるレンズ鏡筒である。なお、レンズ鏡筒1は、デジタル一眼レフカメラ用鏡筒に限らず、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラ、カムコーダ、デスクトップPC、ノートPC、タブレット端末、PHS(Personal Handy phone System)、スマートフォン、フィーチャフォン、ゲーム機等の、他の撮影装置で使用されるレンズ鏡筒や、プロジェクタ等の投影光学系において使用される鏡筒であってもよい。
[レンズ鏡筒1の構成]
レンズ鏡筒1は、本体部10、光軸AXの周りで回転可能な環状の駆動環20、光軸AXの周りで回転可能な筒状の可動部材30、直進案内部材40、撮影レンズLを備えている。撮影レンズLは、本体部10に固定された固定レンズL1と、本体部10に対して光軸方向に移動可能な可動レンズL2を含んでいる。撮影レンズLは,固定レンズL1及び可動レンズL2以外の固定レンズや可動レンズを含んでいてもよい。以下では、光軸方向と平行で、撮影レンズLのうち固定レンズL1が設けられている方向を前方、可動レンズL2が設けられている方向を後方と定義する。
レンズ鏡筒1の前方には、筒状の外装部100が配置されている。外装部100の前方には、光学部材101が取り付けられている。光学部材101は、例えば、撮影レンズLを保護するためのカバーガラスや、撮影レンズLに入射される光のスペクトルを変更する光学フィルタである。レンズ鏡筒1の後方には、筒状の外装部102が配置されている。可動部材30や直進案内部材40は、外装部102の内部に配置されている。
図2(a)及び図2(b)は、レンズ鏡筒1の斜視図を示す。図3は、レンズ鏡筒1の分解斜視図を示す。図2及び図3では、構成の説明を容易にするため、固定レンズL1、外装部100、102、光学部材101、操作部70(後述)等の一部の部材の記載を省略している。また、図3では、カムフォロワ90(後述)や可動レンズL2の記載を省略している。
本体部10と直進案内部材40は何れも筒状を有する。本体部10と直進案内部材40は、光軸方向に並んで配置されて連結されている。本体部10と直進案内部材40との連結は、例えば、ネジ留めや接着固定によって行われる。なお、本体部10と直進案内部材40は一体的に形成されていてもよい。
固定レンズL1は、1枚又は複数のレンズを有するレンズ群である。固定レンズL1は、本体部10の内部に嵌め込まれて固定されている。可動レンズL2は、複数のレンズを有するレンズ群であり、可動レンズL2−1及び可動レンズL2−2を有している。可動レンズL2は、少なくともその一部が直進案内部材40の内部に収容され、直進案内部材40に対して光軸方向に移動可能である。
駆動環20は、本体部10の外周面に沿うように、本体部10と嵌合している。駆動環20は、本体部10に対して光軸AXの周りで回転可能である。駆動環20は、光軸AXに対する径方向(光軸AXに垂直な面と平行で、光軸AXを通る軸方向)を回転中心軸とする1つ以上の転動ローラ21を有している。駆動環20は2つの環状の回転板50A、50Bによって前後方向で挟持されている。2つの回転板50A、50Bは何れも、本体部10の外周面に沿って配置されており、光軸AXの周りで回転可能である。
本体部10には、環状のモータ(駆動手段)60が本体部10の外周面に沿うように嵌合している。モータ60は、回転板50Aの後方に配置されており、回転板50Aを光軸AXの周りで回転駆動する。モータ60には、例えば、環状の超音波モータが使用される。なお、モータ60は、回転板50Aを回転駆動可能であればよく、環状の超音波モータに限定されない。例えば、モータ60には、直進運動可能な超音波モータ、DCモータ、ブラシレスのDCモータ又はステッピングモータ等が使用される。また、モータ60の出力部が回転板50Aに直接接触している必要はなく、モータ60と回転板50Aとの間には、モータ60からの出力を回転板50Aを回転させる駆動力に変換して伝達する機構(例えば、ギアやカム機構等)が設けられていてもよい。
また、本体部10の外周面には、筒状の操作部70が嵌合している。操作部70の内周面は、回転板50Bの外周面に固定されており、操作部70がユーザ操作によって回転操作されると、回転板50Bが光軸AXの周りで回転する。
モータ60の後方には、板バネやコイルバネ等の弾性部材61が配置されている。弾性部材61の弾性力により、モータ60が回転板50Aに押圧される。更に、この弾性力により回転板50Aは駆動環20を回転板50Bに向かって押圧する。これにより、駆動環20の転動ローラ21は、回転板50Aの前方の面及び回転板50Bの後方の面により、押圧された状態で挟持される。回転板50Aがモータ60によって回転駆動される、或いは、回転板50Bが、操作部70を介して手動で回転されると、転動ローラ21は回転板50Aの前方の面及び回転板50Bの後方の面上を転動する。駆動環20は、転動ローラ21の転動に応じて光軸AXの周りで回転する。本実施形態では、転動ローラ21が回転板50A及び回転板50Bに対し、押圧された状態で挟持されているため、転動ローラ21と回転板50A及び回転板50Bとの間の摩擦力が大きくなり、回転板50A又は回転板50Bから駆動環20へ駆動力が円滑に伝達される。
駆動環20は、一対の接続部材80により可動部材30と接続されている。そのため、駆動環20が光軸AXの周りで回転すると、それに応じて可動部材30が光軸AXの周りで回転する。駆動環20と可動部材30との接続方法及び接続部材80の構成については後述する。
可動部材30には、直進案内部材40が可動部材30の内側に入り込むように嵌合している。可動部材30は、直進案内部材40に対して光軸AXの周りで回転可能である。また、可動部材30と直進案内部材40にはそれぞれ、光軸方向において互いに係合する係合部31、41が設けられている。可動部材30の係合部31と直進案内部材40の係合部41が光軸方向において当接することにより、可動部材30が、直進案内部材40に対し、光軸方向に移動することが規制される。可動部材30と直進案内部材40との係合は、例えば、バヨネットが用いられる。
可動部材30の周面には、1つ以上の螺旋状のカム溝32が形成されている。本実施形態では、図3に示すように、3つのカム溝32が設けられている。各カム溝32は、可動部材30の壁面を貫通するように形成されている。また、直進案内部材40の周面には、カム溝32と同数の直進溝42が形成されている。各直進溝42は、光軸方向に長尺な形状を有している。また、各直進溝42は、直進案内部材40の壁面を貫通するように形成されている。
可動レンズL2の外周部には、カム溝32と同数のカムフォロワ90が設けられている。カムフォロワ90は、光軸AXに対する径方向(光軸AXに垂直な面と平行で、光軸AXを通る軸方向)を回転中心軸とするローラである。各カムフォロワ90は、直進案内部材40の直進溝42及び可動部材30のカム溝32内に配置される。
可動部材30が光軸AXの周りで回転すると、カムフォロワ90がカム溝32に沿って移動する。カムフォロワ90は直進溝42の周方向における壁面と当接することにより、周方向の移動は規制されている。これに対し、カム溝32は、周方向及び光軸方向に対して傾いた螺旋状を有している。そのため、カム溝32を有する可動部材30が回転すると、カムフォロワ90は、周方向への移動が直進溝42によって規制された状態で、光軸方向に移動する。このカムフォロワ90の移動に応じて、可動レンズL2が光軸方向に移動する。
このように、本実施形態では、駆動環20がモータ60又は手動によって回転駆動されると、駆動環20に加えられた駆動力が、接続部材80を介して可動部材30に伝達される。可動部材30の回転運動は、カム溝32及びカムフォロワ90によって光軸AXと平行な方向における直進運動に変換される。これにより、可動部材30に加えられた回転方向の駆動力が光軸方向の駆動力として可動レンズL2に伝達され、可動レンズL2が光軸方向に移動する。可動レンズL2を移動させることにより、撮影レンズLの倍率やフォーカス位置等を変更することができる。
[接続部材80の構成]
次に、本実施形態における接続部材80の構成及び駆動環20と可動部材30との接続方法について説明する。
一対の接続部材80のうち、一方(第1接続部材81)は駆動環20に固定され、他方(第2接続部材82)は可動部材30に固定されている。第1接続部材81及び第2接続部材82は何れも、光軸方向に長尺な板状を有している。また、第1接続部材81と第2接続部材82は、光軸AXを挟んで対向して配置される。言い換えると、第1接続部材81と第2接続部材82は、光軸AXの周りで略180度の間隔を空けて配置される。
第1接続部材81は、前方の端部81Aが駆動環20に固定されている。第1接続部材81と駆動環20とは、互いに移動しないように固定されていればよく、固定方法には、例えば、ネジ留めや接着等が使用される。また、第1接続部材81と駆動環20は一体成形されたものであってもよい。第1接続部材81は、駆動環20との固定箇所から後方に向かって伸びた板状を有している。
図4(a)は、可動部材30と第1接続部材81の係合箇所付近の構造を示す図である。可動部材30には、第1接続部材81の後端部(被挟持部)81Bと当接して係合する係合溝33が形成されている。係合溝33は、周方向に直交する面と平行な一対の壁面(当接面)33Bを有している。係合溝33の径方向の深さは、後端部81Bの径方向の厚さよりも大きい。また、係合溝33の周方向の幅は、後端部81Bの周方向の幅よりも僅かに小さく、係合溝33に後端部81Bを挿入可能である。後端部81Bが係合溝33内に挿入されると、後端部81Bの周方向の側端面が係合溝33の当接面33Bによって挟持される。これにより、後端部81Bと係合溝33は、周方向における互いに異なる両方向において当接する。また、後端部81Bが係合溝33に挿入された状態において、係合溝33内の後端部81Bの径方向における両方向には隙間33Aが空けられている。そのため、仮に、後端部81Bが径方向に移動したとしても、この移動量が隙間33Aの大きさよりも小さい限り、後端部81Bと係合溝33との係合が維持される。
第2接続部材82は、後方の端部82Aが可動部材30に固定されている。第2接続部材82と可動部材30とは、互いに移動しないように固定されていればよく、固定方法には、例えば、ネジ留めや接着等が使用される。また、第2接続部材82と可動部材30は一体成形されたものであってもよい。第2接続部材82は、可動部材30との固定箇所から後方に向かって伸びた板状を有している。図4(b)は、駆動環20と第2接続部材82の係合箇所付近の構造を示す図である。第2接続部材82の前端部82Bは、図4(b)に示すように、U字状を有している。U字状には、径方向に貫通した切れ込み部82B1が形成されている。切れ込み部82B1は、周方向に直交する面と平行な一対の壁面(当接面)82Cを有している。
駆動環20には、U字状の前端部82Bと当接して係合する係合突起(被挟持部)23が形成されている。係合突起23は円柱状を有しており、径方向の高さは前端部82Bの径方向の厚さよりも大きい。また、係合突起23の周方向の幅(直径)は、前端部82Bの切れ込み部82B1の周方向の幅よりも僅かに小さく、切れ込み部82B1に係合突起23を挿入可能である。係合突起23が切れ込み部82B1に挿入されると、係合突起23の周方向の側端面が切れ込み部82B1の一対の当接面82Cによって挟持される。これにより、前端部82Bと係合突起23は、周方向における互いに異なる両方向において当接する。また、係合突起23が切れ込み部82B1に挿入された状態において、前端部82Bは係合突起23の径方向における中心付近に配置される。そのため、係合突起23の径方向における両方向には、切れ込み部82B1と係合していない領域23Aがある。従って、仮に、前端部82Bが径方向に移動したとしても、この移動量が、領域23Aの高さよりも小さい限り、前端部82Bと係合突起23との係合が維持される。
このように、第1接続部材81は、前方の端部81Aは駆動環20に固定されているが、後方の端部81Bは可動部材30(係合溝33)と周方向においてのみ当接している。また、第2接続部材82は、後方の端部82Aは可動部材30に固定されているが、前方の端部82Bは駆動環20(係合突起23)と周方向においてのみ当接している。言い換えると、駆動環20と可動部材30は、第1接続部材81及び第2接続部材82を介して周方向における互いに異なる両方向において当接し、径方向においては当接していない。この構成により、本実施形態のレンズ鏡筒1は、従来のレンズ鏡筒に比べて組み立てが容易となる。
[従来のレンズ鏡筒の説明]
従来のレンズ鏡筒では、駆動環と可動部材を容易に接続することができないという問題があった。例えば、特許文献1(特開2014−197240号公報)に記載のレンズ鏡筒では、レンズ鏡筒を組み立てる際に、まず、光軸方向に長尺な接続部材(連結レバー9)の一端(第1片91の係合溝91a)を駆動環(出力リング4)の突起(係合片43)に係合させる。次いで、接続部材が突起に係合した状態で、接続部材の他端(第2片92)が可動部材(レンズ操作環8)にネジ留めにより固定される。そのため、接続部材が可動部材に固定されるまで、接続部材と駆動環は不安定な状態で係合している。組み立て作業者は、接続部材を駆動環に対して位置ずれしないように保持しつつ、接続部材の可動部材への固定を行う必要がある。従って、特許文献1に記載の組み立て手順には、組み立て作業が繁雑になるという問題や、生産性が低いという問題が生じる。
また、特許文献1に記載のレンズ鏡筒の組み立て手順では、接続部材が可動部材に固定されていない状態において、接続部材は駆動環に対して係合箇所を中心に回転可能である。また、特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、接続部材が設計からずれた位置にあったとしても、可動部材を接続部材の位置に合わせることにより、接続部材を可動部材に固定可能である。従って、特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、仮に、各部材の寸法に誤差がなかったとしても、接続部材が位置ずれした状態で固定可能であるため、レンズ鏡筒の組み立てが完了した状態において、各部材間に位置ずれが発生している虞がある。
また、特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、仮に、接続部材を駆動環に係合させる前に可動部材に固定すると、駆動環と可動部材を連結できなくなる虞がある。詳しくは、特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、駆動環の突起(係合片43)の外周面には、図3及び図5に示されるように、接続部材が嵌め込まれるように溝が形成されている。そのため、接続部材を突起と係合させるためには、接続部材の位置と突起の溝の位置が一致している必要がある。従って、仮に、接続部材が設計からずれた位置で可動部材に固定されてしまうと、接続部材の位置と突起の溝の位置を一致させることができなくなり、駆動環と可動部材を連結できなくなる虞がある。
更に、特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、接続部材が駆動環の突起に対し、光軸方向に対する周方向と径方向の両方向において移動できないように係合される。そのため、駆動環と可動部材との間に軸ずれが生じている状態や製造誤差や組み立て誤差により、駆動環又は可動部材が光軸から偏芯している状態で駆動環が回転されると、接続部材に対して圧縮する力や張力がかかり、接続部材や接続部材と駆動環との係合箇所、接続部材の可動部材への固定箇所等が破損してしまう虞がある。
[本実施形態にかかるレンズ鏡筒1の組み立てに関する説明]
図5は、本実施形態のレンズ鏡筒1のうち、駆動環20、可動部材30、第1接続部材81及び第2接続部材82のみを示したものである。本実施形態では、レンズ鏡筒1が組み立てられるとき、図3に示すように、第1接続部材81の前端部81Aが駆動環20に固定され、第2接続部材82の後端部82Aが可動部材30に固定される。そのため、図4及び図5に示すように、第1接続部材81の後端部81Bを可動部材30の係合溝33と係合させ、且つ、第2接続部材82の前端部82Bが駆動環20の係合突起23と係合させることにより、駆動環20と可動部材30を容易に接続することができる。
また、本実施形態では、駆動環20と可動部材30を接続する前に、第1接続部材81が駆動環20に固定され、第2接続部材82が可動部材30に固定されている。これにより、駆動環20と可動部材30を接続する際に、各連結部材81、82を保持しておく必要がなくなり、レンズ鏡筒1の組み立て作業が容易となる。
更に、本実施形態では、駆動環20や可動部材30、接続部材81、82等の寸法や形状に製造誤差が生じている場合や、駆動環20と可動部材30の間で軸ずれが起きている場合、駆動環20や可動部材30が偏芯している場合など、各部材の形状や位置に誤差が生じている場合においても、駆動環20から可動部材30へ駆動力が伝達し難くなることや、各部材の破損を防止しつつ、レンズ鏡筒1を容易に組み立てることができる。
例えば、駆動環20と可動部材30の間で軸ずれが起きている場合、駆動環20や可動部材30が偏芯している場合、駆動環20と可動部材30のうち少なくとも一方の回転中心軸は、光軸AXと一致せず、光軸AXに対する径方向にずれている。しかし、本実施形態における駆動環20と可動部材30は、接続部材81、82を介して周方向では当接しているが、径方向では当接していないため、駆動環20と可動部材30の径方向における相対位置を移動可能である。これにより、駆動環20や可動部材30の中心軸が光軸AXから径方向にずれている場合においても、両者の径方向における相対位置を変えることにより、駆動環20と可動部材30を容易に接続することが可能となる。また、駆動環20と可動部材30の径方向における相対位置は、レンズ鏡筒1が組み上がった状態においても移動可能である。そのため、駆動環20と可動部材30の間で軸ずれが起きている状態で駆動環20が回転したとしても、接続部材81、82が径方向に移動することにより、接続部材81、82や接続部材81、82の固定箇所にかかる負荷が低減され、各部材や各部材の固定箇所が破損してしまうことを抑制することができる。
また、駆動環20と可動部材30の間で軸ずれが起きている場合、例えば、駆動環20は、図5の矢印Aで示される径方向と平行な方向に軸ずれし、可動部材30は矢印Aとは反対向きの矢印A´で示される方向に軸ずれする。第1接続部材81と可動部材30、及び、第2接続部材82と駆動環20は、径方向に軸ずれを起こした状態で係合可能である。そのため、駆動環20及び可動部材30がそれぞれ、矢印A及び矢印A´で示される方向に軸ずれを起こしていたとしても、駆動環20と可動部材30を含むレンズ鏡筒1を容易に組み立てることができる。また、駆動環20と可動部材30は、接続部材81、82を介して周方向において当接しているため、駆動環20を光軸AXの周りで回転させる駆動力を、可動部材30及び可動レンズL2に円滑に伝達させることができる。
また、図5において、駆動環20の回転中心軸Oに対し、可動部材30の回転中心軸O´が矢印Bで示される方向に傾いていたとしても、第1接続部材81と可動部材30、及び、第2接続部材82と駆動環20は係合可能である。また、この場合においても、駆動環20と可動部材30は、接続部材81、82を介して周方向において当接しているため、駆動力を円滑に伝達させることができる。
更に、本実施形態では、図5に示すように、駆動環20の係合突起23は径方向に中心軸を有する円柱状を有している。そのため、係合突起23と第2接続部材82の前端部82Bは、面ではなく、径方向に平行な線で当接し、係合突起23と前端部82Bは、径方向と直交する面内において相対的に回転可能である。この回転方向は、図5において、矢印Cで示される。これにより、駆動環20と可動部材30の間で軸ずれが起きている場合や、駆動環20や可動部材30が偏芯している場合、駆動環20と第2接続部材82を相対的に回転させることにより、駆動環20と可動部材30を容易に接続することが可能となる。
また、本実施形態では、図5中の矢印A、A´、B、Cで示されるような駆動環20と可動部材30との間の位置ずれが発生している場合だけでなく、他の部材に位置ずれが発生している場合においても、レンズ鏡筒1の組み立てが容易になると共に、駆動力を円滑に伝達することができる。例えば、駆動環20に対して第1接続部材81が設計からずれた位置や角度で固定されてしまっている場合、或いは、可動部材30に対して第2接続部材82が設計からずれた位置や角度で固定されてしまっている場合においても、駆動環20と可動部材30を相対的に位置移動又は回転させることにより両者を接続するができる。また、第1接続部材81や第2接続部材82に歪みやねじれが発生している場合においても、駆動環20と可動部材30を容易に接続することができる。
また、本実施形態では、第1接続部材81の後端部81Bは、光軸方向において可動部材30(係合溝33)と当接していない。また、第2接続部材82の前端部82Bは、光軸方向において駆動環20(係合突起23)と当接していない。言い換えると、駆動環20と可動部材30の光軸方向における相対位置は固定されていない。そのため、駆動環20と可動部材30を、容易に相対的に位置移動又は回転させることができる。
また、本実施形態では、駆動環20を回転駆動するモータ60に、環状の超音波モータが使用される。超音波モータは、圧電素子、ステータ、ロータを含んでいる。圧電素子が、電圧が印加されて変形されると、その変形によってステータが変形する。このとき、ステータのロータと接触している面が、楕円軌道を描くように変形する。このステータの変形によってロータが移動する。このように、超音波モータは、圧電素子やステータが変形しながらロータを回転駆動させるものであるため、超音波モータの回転中心軸が偏芯する場合がある。超音波モータは、回転板50Aを介して駆動環20に押圧されて当接しているため、超音波モータの偏芯した回転運動により、駆動環20も偏心して回転運動する可能性がある。しかし、本実施形態では、駆動環20と可動部材30が径方向において当接していないため、駆動環20が偏芯して回転運動したとしても、可動部材30が偏芯してしまうことを抑制することができる。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本発明の実施形態に含まれる。
[変形例]
例えば、上述の実施形態では、後端部81Bが係合溝33に挿入された状態において、係合溝33内の後端部81Bの径方向における両方向には隙間33Aが空けられているが、本発明の実施形態はこの構成に限定されない。隙間33Aは、径方向における何れか一方にのみ設けられていてもよい。例えば、図4(a)に示す構成において、後端部81Bは、径方向における他方において可動部材30(係合溝33の底面)と当接している。このように、隙間33Aが径方向における何れか一方にのみ設けられている場合、後端部81Bと係合溝33の係合が維持された状態で、後端部81Bは可動部材30に対し少なくとも一方向へ移動可能である。
また、上述の実施形態では、係合突起23が切れ込み部82B1に挿入された状態において、係合突起23の径方向における両方向には、切れ込み部82B1と係合していない領域23Aがあるが、本発明の実施形態はこの構成に限定されない。領域23Aは、径方向における何れか一方にのみ存在していてもよい。例えば、図4(b)に示す構成において、前端部82Bは、径方向における他方において駆動環20(係合突起23の基部)と当接している。このように、領域23Aが径方向における何れか一方にのみ存在する場合、前端部82Bと切れ込み部82B1の係合が維持された状態で、前端部82Bは駆動環20に対し少なくとも一方向へ移動可能である。
また、第1接続部材81と可動部材30の接続方法には、第2接続部材82と駆動環20との接続方法と同様の方法が適用されてもよい。この場合、第1接続部材81の後端部81Bは、第2接続部材82の前端部82Bと同様にU字状を有している。また、可動部材30には、U字状の後端部81Bと係合する円柱状の係合突起23が形成される。U字状の後端部81Bが可動部材30の係合突起23と係合することにより、第1接続部材81と可動部材30は、周方向において当接する。
また、第2接続部材82と駆動環20との接続方法には、第1接続部材81と可動部材30の接続方法と同様の方法が適用されてもよい。この場合、第2接続部材82の前端部82Bは、第1接続部材81の後端部81Bと同様に板状を有している。また、駆動環20には、板状の前端部82Bと係合する係合溝33が形成される。板状の前端部82Bが駆動環20の係合溝33と係合することにより、第2接続部材82と駆動環20は、周方向において当接する。
また、第1接続部材81と可動部材30の接続方法、及び、第2接続部材82と駆動環20との接続方法は、図4(a)と図4(b)に示す方法に限定されない。
図6(a)〜図6(c)は、本実施形態の変形例における、第1接続部材81と可動部材30の接続方法を示す。なお、図6(a)〜図6(c)に示す接続方法は、第2接続部材82と駆動環20の接続方法に適用されてもよい。図6(a)〜図6(c)に示す構成は、第1接続部材81の板状の後端部81Bが、可動部材30の係合溝33と係合するという点で、図4(a)に示す接続方法と共通している。ただし、図6(a)に示す構成では、後端部81Bの周方向の側端面のうち、係合溝33内に挿入されている箇所が凸曲面に形成されている。この凸曲面は、径方向と平行な方向から見たときに周方向に突出するように形成されている。後端部81Bが係合溝33に挿入されると、後端部81Bの凸曲面と係合溝33の周方向の壁面が、径方向に平行な線で当接する。そのため、第1接続部材81と可動部材30は、径方向と直交する面内において、相対的に回転可能である。第1接続部材81と可動部材30が相対的に回転することにより、第1接続部材81と可動部材30を容易に接続することができると共に、駆動環20から可動部材30へ駆動力を円滑に電圧させることができる。
図6(b)に示す構成では、図6(a)に示す構成と異なり、係合溝33の周方向の壁面(当接面33B)が凸曲面に形成されている。この構成においても、第1接続部材81と可動部材30は、径方向と直交する面内において、相対的に回転可能となる。
図6(c)に示す構成では、図6(a)に示す構成と同様、後端部81Bの側端面が凸曲面に形成されている。この凸曲面は、光軸AXと平行な方向から見たときに周方向に突出するように形成されている。後端部81Bが係合溝33に挿入されると、後端部81Bの凸曲面と係合溝33の周方向の壁面が、光軸方向に平行な線で当接する。そのため、第1接続部材81と可動部材30は、光軸AXと直交する面内において、相対的に回転可能となる。
図7(a)、図7(b)は、本実施形態の別の変形例における、第1接続部材81と可動部材30の接続方法を示す。なお、図7(a)、図7(b)に示す接続方法は、第2接続部材82と駆動環20の接続方法に適用されてもよい。図7(a)、図7(b)に示す構成は、第1接続部材81の後端部81Bが、可動部材30の係合溝33と係合するという点で、図4(a)に示す接続方法と共通している。ただし、図7(a)に示す構成では、後端部81Bは、図4(a)に示すような板状ではなく、光軸AXと平行な中心軸を有する円柱状を有している。そのため、後端部81Bが係合溝33に挿入されると、後端部81Bの外周面と係合溝33の周方向の壁面が、光軸方向に平行な線で当接する。これにより、第1接続部材81と可動部材30は、光軸AXと直交する面内において、相対的に回転可能となる。
図7(b)に示す構成では、図7(a)に示す構成とは異なり、後端部81Bの外周面のうち、係合溝33内に挿入されている箇所が球面に形成されている。そのため、後端部81Bが係合溝33に挿入されると、後端部81Bの球面と係合溝33の周方向の壁面が、点で当接する。これにより、第1接続部材81と可動部材30は、光軸AXと直交する面内及び径方向と直交する面内において、相対的に回転可能となる。
図8は、本実施形態の別の変形例における、第2接続部材82と駆動環20の接続方法を示す。なお、図8に示す接続方法は、第1接続部材81と可動部材30の接続方法に適用されてもよい。図8に示す構成は、第2接続部材82の前端部82Bが、駆動環20の係合突起23と係合するという点で、図4(b)に示す接続方法と共通している。ただし、本変形例では、第2接続部材82の前端部82Bは、U字状ではなく、O字状を有している。O字状の前端部82Bには、径方向に貫通した貫通孔82B2が形成されている。この貫通孔2B2に係合突起23が挿入されることにより、係合突起23の外周面と貫通孔82B2の内壁面(当接面)が、径方向に平行な線で当接する。これにより、係合突起23と前端部82Bは、径方向と直交する面内において相対的に回転可能である。
1 レンズ鏡筒
10 本体部
20 駆動環
30 可動部材
40 直進案内部材
50A、50B 回転板
60 モータ
61 弾性部材
70 操作部
80 接続部材
81 第1接続部材
82 第2接続部材
90 カムフォロワ
100 外装部
101 光学部材
102 外装部
L 撮影レンズ
L1 固定レンズ
L2 可動レンズ

Claims (8)

  1. 本体部と、
    前記本体部に対し、光軸の周りで回転可能に設けられた駆動部材と、
    前記光軸方向において前記駆動部材と間隔を空けて配置され、前記光軸の周りで回転可能な可動部材と、
    前記可動部材の回転運動によって前記光軸方向に移動可能な光学部材と、
    を備え、
    前記駆動部材は、前記光軸方向における一端が前記駆動部材に固定され、前記一端から前記可動部材に向かって伸びた第1接続部材を有し、
    前記可動部材は、前記第1接続部材の他端と当接する第1当接部を有し、
    前記可動部材は、前記光軸方向における一端が前記可動部材に固定され、前記一端から前記駆動部材に向かって伸びた第2接続部材を有し、
    前記駆動部材は、前記第2接続部材の他端と当接する第2当接部を有し、
    前記第1当接部は、前記光軸に対する周方向における互いに異なる両方向において前記第1接続部材の他端と当接し、かつ前記光軸に対する径方向における少なくとも一方向において前記第1接続部材の他端と当接しておらず、
    前記第2当接部は、前記光軸に対する周方向における互いに異なる両方向において前記第2接続部材の他端と当接し、かつ前記光軸に対する径方向における少なくとも一方向において前記第2接続部材の他端と当接していない、
    レンズ鏡筒。
  2. 前記第1接続部材と前記第2接続部材は、前記光軸を挟んで対向して配置されている、
    請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第1接続部材の他端は、前記径方向における互いに異なる両方向において、前記可動部材と当接しておらず、
    前記第2接続部材の他端は、前記径方向における互いに異なる両方向において、前記駆動部材と当接していない、
    請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第1接続部材の他端と前記第1当接部のうち、一方は一対の第1当接面を有する第1挟持部であり、他方が前記第1挟持部によって挟持される第1被挟持部である、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記第2接続部材の他端と前記第2当接部のうち、一方は一対の第2当接面を有する第2挟持部であり、他方が前記第2挟持部によって挟持される第2被挟持部である、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記駆動部材を回転させる駆動手段を更に備え、
    前記第1接続部材と前記第2接続部材はそれぞれ、前記光軸に対して前記駆動手段よりも径方向における外側の位置で前記駆動部材と前記可動部材を接続する、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記駆動手段は環状の超音波モータである、
    請求項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記駆動手段によって前記光軸の周りで回転可能な第1回転体と、
    手動操作によって前記光軸の周りで回転可能な第2回転体と、
    を更に備え、
    前記駆動部材は、前記光軸と平行な方向において前記第1回転体と前記第2回転体とに転動可能に挟持された転動ローラを有し、
    前記第1回転体又は前記第2回転体が回転することによって前記転動ローラが転動し、前記転動ローラの転動によって前記駆動部材が光軸の周りで回転する、
    請求項又は請求項に記載のレンズ鏡筒。
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